会話集/章別会話
外伝 金鹿の守る地†
ローレンツの元に父から手紙が届く。自領で
起こった小競り合いを、グロスタール伯は我
が子に解決させようというのだが……
オープニング†
(食堂 昼)
- [ローレンツ]
- ……ふむ、流石は僕だな。
見立てに狂いなし、実に上質な茶葉だ。▼
- [ツィリル]
- ……ローレンツ、ここにいたんだ。▼
- [ローレンツ]
- やあ、ツィリル。芳しい紅茶の香りに
誘われて来たのかね?▼
- [ツィリル]
- 違うし。
……これ、ローレンツに手紙。▼
確かに渡したからね。▼
- [ローレンツ]
- ……僕に手紙か、誰からだろう。▼
早速、見てみるか……。▼
………………。▼
(ベレトが現れる)
《選択》
- [ローレンツ]
- ……ん? ああ、先生か。
先ほど、父から珍しく手紙が届いてね。▼
- [ローレンツ]
- ……ん? ああ、先生か。
残念ながら恋文じゃない。父からの手紙だ。▼
《共通》
- [ローレンツ]
- アケロンと小競り合いが起きてるから、
領地に戻って対処するように、と。▼
《選択》
- [ローレンツ]
- グロスタール家に隣接する若い領主だよ。
先生はミルディン大橋を知っているか?▼
アミッド大河をまたぐ古い橋でね、
帝国領と同盟領を繋ぐ要地なんだが……▼
その橋の北側を支配地にしているのが、
アケロンだ。▼
要地を押さえている強みで、周辺諸侯とは
よく諍いを起こしていてね。▼
今回も散々話し合ったはずの領界問題を
蒸し返して、兵まで出しているらしい。▼
近隣の村に被害が出る前に、
さっさと追い返さねばならんな……。▼
《選択》
- [ローレンツ]
- 父にとってアケロンなど些事。もっと大きな
諸侯との駆け引きで忙しいのだろうよ。▼
ゴネリル家、コーデリア家、エドマンド家、
それに盟主のリーガン家……。▼
同盟の円卓会議で自身の意見を通すため、
いつも事前の根回しに余念がない。▼
レスター諸侯同盟というのは、
そういうところなのだよ、先生。▼
元々が王国から分離して成立した同盟だ。
自立心を尊ぶ一方で協調性を欠く。▼
相互扶助を謳ってはいるが、
その実、利己的で身勝手な諸侯の集合体だ。▼
今の盟主、リーガン公爵家には、
それをまとめるだけの力量もない。▼
だから、表向きは不戦を約していても、
こんな小競り合いは日常茶飯事でね。▼
おかげで、
ゆっくり紅茶を楽しむ暇もない……。▼
《選択》
- [ローレンツ]
- ……そうだ、先生。
良かったら一緒に来てくれないか?▼
無能なアケロンなどを恐れる僕ではないが、
先生にも同盟の実情を見てもらいたくてね。▼
- [ローレンツ]
- いずれ同盟の未来を担う僕としては、
理解者を増やしておきたいのだ。▼
- [ローレンツ]
- 金鹿の学級を抜けたとはいえ、
いずれ同盟の未来を担うのはこの僕だ。▼
その時に備えて、
理解者は増やしておきたいのでね。▼
《共通》
- [ローレンツ]
- 先生にとっても、見聞を広めることに
損はないはずだろう?▼
《選択》
- 一緒に行く(外伝戦闘へ)
- どうしようかな(準備に戻る)
- [ローレンツ]
- よし、じゃあ決まりだ!
すぐに出発するから支度を頼むよ。▼
- [ローレンツ]
- まあ、先生も忙しい身だろうから、
無理にとは言わない。▼
あまり長くは待てないが、
もし気が向いたら声をかけてくれたまえ。▼
戦闘マップ†
戦闘開始時†
- [ローレンツ]
- う……思ったよりも敵が多いな……。
先生が一緒にいてくれて良かった……。▼
- [アケロン]
- ああん? グロスタール伯は忙しくて
こっちに兵を回せないと思ってたのに……▼
まあ、いいか。ぼくちゃんの邪魔する奴は
お仕置きしてあげないとねえ……!▼
1ターン目開始時†
- [ローレンツ]
- あそこに見えるのがアケロンだ。
奴を倒せば、他の連中も逃げ出すだろう。▼
まあ、無理に倒さずとも、ここを抜かせさえ
しなければ、いずれ兵を引くと思うがな。▼
アケロンの軍勢がいちゃもんをつけにきました。
防衛地点が陥落しないよう注意しましょう。
- [ローレンツ]
- ちなみに、あの川には跳ね橋がある。
一方の岸からのみ橋を架けられる仕組みだ。▼
跳ね橋を活用できるなら、してくれたまえ。▼
3ターン目敵軍フェイズ†
- [アケロン]
- おっ、何か良いモノを見つけたかあ?
お前は先に戻って、売りさばいとけえ!▼
- [ローレンツ]
- なっ……!? あの盗人を追うのだ!
絶対に逃がしてはならん!▼
4ターン目開始時†
- [ローレンツ]
- 敵が動き出したようだぞ。
突破されないように気をつけてくれ!▼
盗人が脱出地点に到達†
- [ローレンツ]
- くっ、盗人を逃がしたか……!▼
vs アケロン†
- [アケロン]
- 誰だよ、お前?
ぼくちゃんの邪魔しないでほしいなあ!▼
ローレンツ vs アケロン†
- [ローレンツ]
- 退け、アケロン! 大義は我らにある。
これ以上、ここに留まるなら……▼
- [アケロン]
- 殺すって言うの? お前みたいなガキが?
このぼくちゃんを? へえ、面白いなあ。▼
- [ローレンツ]
- ……やはり、貴様のような奴を
野放しにはできん。ここで成敗する!▼
- [アケロン]
- やれるもんなら、やってみなあ。
大怪我しても知らないよお?▼
クロード vs アケロン†
- [クロード]
- 相当駄目な奴がここの領主を継いだって
聞いてたが……お前のことだったか。▼
- [アケロン]
- そういうお前は誰だよ!
ぼくちゃんは駄目じゃないし!▼
- [クロード]
- 駄目じゃないってんなら、
俺の顔くらい見知っておくべきだな……。▼
アケロン撃破†
- [アケロン]
- ヒエエエ! 待って! ぼくちゃんの負け!
降参するから殺さないでえええ!▼
- [ローレンツ]
- ………………。▼
ありがとう、先生。先に戻っていてくれ。
僕は後始末と父への報告があるから。▼
修道院に戻ったら、また話そう。▼
12ターン防衛成功†
- [アケロン]
- なんだ、手ごわいじゃないか……。
やめときゃ良かった……退却しよ……。▼
- [ローレンツ]
- 退いたか……。
くだらない戦いだった。▼
ありがとう、先生。先に戻っていてくれ。
僕は後始末と父への報告があるから。▼
修道院に戻ったら、また話そう。▼
戦闘勝利後†
外伝に勝利したため、騎士団を獲得しました!
騎士団「グロスタール騎兵」が加わりました
クリア後†
(大広間 昼)
- [ローレンツ]
- 先生、アケロンの件では
手を煩わせて済まなかった。▼
おかげで、同盟内の紛争の芽を一つ、
早めに摘むことができた。▼
《選択》
- [ローレンツ]
- もう二度と領界を侵さないと、
父に誓紙を送ってきたそうだ。▼
まあ、そんな紙切れを
律儀に守るような男ではないが……▼
アケロンは他の同盟諸侯や、帝国貴族にも
広く繋がりを持っているのでな。▼
下手に潰せば、また要らぬ紛争を生む。
当面は様子を見るしかなかろう。▼
《選択》
- [ローレンツ]
- ああ。いずれは潰すつもりだがな。
あんな男、同盟にとっては害でしかない。▼
……ところで、今回の一件で
実は得る物もあったのだ。▼
これを見てくれ。▼
(テュルソスの杖)
- [ローレンツ]
- 魔杖テュルソス……
グロスタール家に伝わる英雄の遺産だ。▼
アケロンに手際よく対処できたことで、
父も僕の力量を認めてくれたようだ。▼
まあ、父は前々から、この遺産を
僕に譲ろうと考えていたらしいが。▼
最近は父が自ら戦場に立つような機会は、
ほとんどなかったからな。▼
この遺産を譲る代わりに、
僕をもっと働かせようって腹なんだろう。▼
……だからと言って、僕としては
父の言いなりになるつもりはないがね。▼
《選択》
- 父親とは上手くいっていない?
- 父親の考えは合わない?
- 「父親とは上手くいっていない?」/
「父親の考えは合わない?」を選択
- [ローレンツ]
- そんなことはないが……父はあくまで
グロスタール家の利を考えて動く人だ。▼
だが、僕としては同盟全体、フォドラ全体を
考えて自分の行動を決めたいと思っている。▼
それでこそ僕が理想とする貴族像に
近づけると、信じているのでね。▼
そうだ……この遺産、魔杖テュルソスを
どう使うか、先生に任せてもいいか?▼
先生が最良だと思う使い方であれば、
それがフォドラの利に繋がるはずだ。▼
《選択》
- [ローレンツ]
- ははは、正直に言えば、僕一人で
英雄の遺産を管理するのは、荷が重くてね。▼
頼んだぞ、先生。
礼に、最高の紅茶をご馳走しよう。▼
ベレトが
テュルソスの杖を獲得しました!
コメント†