会話集/章別会話
外伝 呪われし遺産†
帝国の外務卿ゲルズ公が持つという「謎の遺
産」。その回収を拝命したコンスタンツェと
共に、一行は彼の元を訪れるが……
オープニング1†
(玄関ホール 昼)
- [コンスタンツェ]
- ふふっ……んっふふふふふ……!!▼
- [ユーリス]
- おい……どうしたんだ、コンスタンツェ。
研究のし過ぎでとうとうおかしくなったか?▼
- [コンスタンツェ]
- おーっほっほ! 今ばかりは貴方の暴言も、
まーーったく気になりませんわね!▼
なぜなら私は今!
これまでにないほど気分が良いのですから!▼
《選択》
- [コンスタンツェ]
- あら、理由を聞かないのかしら?
聞きなさい。ぜひ聞きなさいな。▼
《共通》
- [コンスタンツェ]
- 先日、教団から私に依頼があったのですわ。
騎士団と共にゲルズ家へ赴くようにと……。▼
かつて、ダグザ・ブリギット戦役で、
ヌーヴェルとゲルズは肩を並べて戦った。▼
だというのに片や取り潰しの憂き目に遭い、
片や外務卿の座に収まったまま。▼
すでに過去のことと、
私は割り切っておりますけれど……▼
機会があれば、ゲルズ公に悪態の一つでも
ついてやりたいと思っていましたのよ!▼
- [ユーリス]
- で、その機会が回ってきて嬉しいってか。
……にしても教団がゲルズ家に用、ねえ。▼
《選択》
- [コンスタンツェ]
- ゲルズ公爵家は、帝国の外務卿を務める
六大貴族の一角ですのよ。▼
- [ユーリス]
- 外務卿ってのは、要するに他国や諸地域との
渉外を取り仕切ってる奴のことだな。▼
- [コンスタンツェ]
- ゲルズ家と言えば、帝国の外務卿を務める
六大貴族の一角……▼
《共通》
- [コンスタンツェ]
- 教団は、そのゲルズ家が保有しているという
英雄の遺産を接収したいようなのです。▼
そこで、ゲルズ公の知己である私が、
交渉の大任を拝したのですわ!▼
《選択》
- [ユーリス]
- ……遺産ってのは、大昔に教団から
十傑の末裔に返還されたものなんだろ?▼
ゲルズ家は十傑の血を引いてねえよな。
現当主は紋章を持ってるって話さえねえ。▼
そんな家が遺産を抱え込んでるってのは、
なんとも不思議な話だよなあ。▼
- [コンスタンツェ]
- あの方はダグザ・ブリギット戦役に乗じて、
遺産を入手したという噂がありましたわ。▼
けれど、セイロス聖教会が
それを見逃してくれるはずもない……▼
教団も、遺産の保有が判明してからは、
引き渡すよう要請していたみたいですのよ。▼
《選択》
- [ユーリス]
- その遺産、たぶん元々は異国の地に伝わる
秘宝みたいな扱いをされてたんだと思う。▼
それを戦後、ゲルズ家が講和を主導する際に
献上させたとかじゃねえかな。▼
まあ、そもそもどうして異国の地に
英雄の遺産が眠ってるんだって話だが……。▼
- [コンスタンツェ]
- あら……?
貴方、随分と詳しいのですわね?▼
《選択》
- [ユーリス]
- ……いや、俺もゲルズ家が手に入れた
遺産の話を、小耳に挟んだことがあってね。▼
気にかかって、前に少し調べたんだ。
今のは、そこからの推測に過ぎねえよ。▼
……で、コンスタンツェ。お前がゲルズ家に
行くなら、俺も同行させてくれねえか?▼
- [コンスタンツェ]
- ……貴方、何か企んでいますの?▼
- [ユーリス]
- いいや、ゲルズ家にある遺産ってのを
この目で一度拝んでみたいだけさ。▼
- [コンスタンツェ]
- 私に止める権限はありませんけれど……、
それなら先生もついてきてくださらない?▼
この男が何を企んでいるかわかりませんし、
人手は多いほうがいいですわ。▼
- [ユーリス]
- ……だってよ。
どうする?▼
《選択》
- 頼んでみよう(外伝戦闘へ)
- 今はいい(準備に戻る)
- [コンスタンツェ]
- おーっほっほ! 頼もしいですわね。
では私、さっそく支度してまいりますわ。▼
公爵のあの渋い顔を、更に渋めて
差し上げますわよ! おーっほっほっほ!▼
- [ユーリス]
- ……交渉役にあいつを選んだ教団の目が
節穴でないことを祈るばかりだよ。▼
- [ユーリス]
- ま、随分と急な話だったからなあ……。
気が変わったら、また声をかけてくれよ。▼
戦闘マップ†
戦闘開始前†
- [ゲルズ公]
- くっ……盗賊風情に不覚を取った。
この遺産を奪われるわけには……!▼
- [ミュソン]
- フン、生き汚い鼠め……。
その指輪だけでも、置いていってもらおう。▼
さあ、獣の末裔どもよ。
その本性を曝け出すがよい……!▼
- [盗賊]
- 何だ……ひいっ!
やめろおっ、体が勝手にいっ……!▼
戦闘開始時†
- [コンスタンツェ]
- ゲルズ公爵閣下が襲われておられる模様……
微力ながら救援に参りましょう。▼
- [ユーリス]
- クソッ、何でこんな状況に……!
とにかく、さっさとゲルズ公と合流するぞ!▼
- [ゲルズ公]
- あれは……まさか教団の手の者か?
やむを得まい、今は救援を求めるか……!▼
vs 盗賊†
- [盗賊]
- うああぁ……あああぁ……!
邪魔……するなああっ!▼
- [ユーリス]
- うおっ、何だこいつら!
正気じゃねえぞ……! 気をつけろ!▼
ゲルズ公 vs 盗賊†
- [ゲルズ公]
- くっ! 遺産に触れるな!
これは奪わせんぞ!▼
- [盗賊]
- ゆび……わ……
置いて……うあ……お、おおおおお!▼
ゲルズ公が盗賊撃破†
(盗賊が魔獣に変身)
- [ゲルズ公]
- な、何だ、この化け物は……!?▼
- [コンスタンツェ]
- 公爵閣下に近づいた賊徒が異形の獣に……!
いったい何が……?▼
- [ミュソン]
- ふむ、邪魔は入ったが、
実験の首尾は上々といったところか……。▼
魔獣化2人目†
- [盗賊]
- あああ……ぐああっ……
ギャアオオーーーーッ!▼
(盗賊が魔獣に変身)
- [ゲルズ公]
- くうっ……!
こんなところで、死んでたまるものか……!▼
魔獣化3人目†
- [盗賊]
- うぐ……おぉっ……
グガアアアーーーーッ!▼
(盗賊が魔獣に変身)
- [ゲルズ公]
- また……!
こ、ここが死に場所か……!▼
コンスタンツェ⇔ゲルズ公†
- [ゲルズ公]
- 君は……コンスタンツェか!?
あのヌーヴェル子爵家の……▼
- [コンスタンツェ]
- お懐かしゅうございますわ。
たいそう危ない状況のようですわね。▼
- [ゲルズ公]
- 君に私を助ける義理はないだろうが……
手を貸してもらえぬか?▼
- [コンスタンツェ]
- どうぞご命令なさってください。従えぬは
ヌーヴェル家の名折れでございます。▼
vs 魔獣†
ユーリス vs 魔獣†
- [ユーリス]
- ったく……どこの誰に騙されたんだか。
……今、楽にしてやるよ。▼
コンスタンツェ vs 魔獣†
- [コンスタンツェ]
- ゲルズ公が亡くなられては困りますわ。
死者とはお話しできませんので。▼
魔獣撃破†
- [魔獣]
- グオオオ……グウウ……▼
- [ユーリス]
- 生きた人間を化け物にしちまうとは……
クソッ……本っ当に趣味悪ぃな……!▼
- [コンスタンツェ]
- あれは……紋章石の欠片、でしょうか?
もしかして原因は……▼
- [ユーリス]
- こんなとこで研究を始めるんじゃねえぞ?
とにかく盗賊を公爵に近づけさせるな!▼
自軍ユニットとゲルズ公の距離が2マス以内†
- [ゲルズ公]
- すまない……助けてくれ!
私の力だけではどうにもならない……!▼
- [ユーリス]
- 下がっててくださいよ、公爵。
ここは、私たちが引き受けましょう!▼
(増援イベントが発生していない場合、増援が出現)
ミュソン撃破後†
- [ミュソン]
- 遺産の回収はならず、か。……まあ良い。
実験の成果があれば問題なかろう……。▼
増援出現†
- [ミュソン]
- 出でよ、獣どもよ。
あの男の持つ指輪を奪うのだ……。▼
- [コンスタンツェ]
- 増援のご到来ですの?
申し訳ありませんが、邪魔なさらないで。▼
勝利条件達成時†
- [ゲルズ公]
- 助かった、か……?▼
- [ユーリス]
- はあ……クソッ、散々な目に遭ったな。
何だったんだよあいつら……▼
- [コンスタンツェ]
- 私めのような不詳の身では、疑問に
お答えすることなど到底できませんわ。▼
戦闘勝利後†
外伝に勝利したため、騎士団を獲得しました!
《ユーリスが仲間にいる場合》
騎士団「私兵団“狼の牙”」が加わりました
《コンスタンツェが仲間にいる場合》
騎士団「ヌーヴェル天魔隊」が加わりました
クリア後†
- [コンスタンツェ]
- ああ、公爵閣下がご無事で何よりで
ございます。遺産も盗られませんでしたし。▼
- [ゲルズ公]
- ああ……君たちのおかげだ。
今日ほど肝が冷えた日はなかったよ。▼
- [コンスタンツェ]
- ええ、スレンの冬よりも冷えましたわ。
私どもには荷が重たい相手でございました。▼
《選択》
- 盗賊たちを助けられなかった……
- 怪しい魔道士を取り逃がした……
- [ユーリス]
- ……そうだな。
奴らだって、利用されただけだろうに。▼
- [コンスタンツェ]
- 首魁らしき方を取り逃してしまったのは、
すべて私の責、私が無能だったゆえ……。▼
《共通》
- [コンスタンツェ]
- 公爵閣下と遺産を守り切れたことのみが
まさに奇跡と言えましょう。▼
- [ゲルズ公]
- コンスタンツェ……見る影もないな。
過去の出来事が、君をそこまで……▼
だが、君は私を救ってくれた。
その恩には必ず報いたいと思う。▼
いや、今日の恩だけではないな。
私は君の両親にも大きな借りがある。▼
教団が君を派遣したのも、
それを見越してのことだったろう……。▼
- [コンスタンツェ]
- 両親はともかく、私に恩を感じることなど
無用ですわ。報いていただく必要も……▼
- [ユーリス]
- いや、そこは素直に報いてもらえよ。
遺産が必要だろ?▼
- [ゲルズ公]
- ああ……これを持っていってくれ。
受け取れなければ君の仲間に渡そう。▼
“ドローミの鎖環”という。
オーバンの紋章に対応する英雄の遺産だ。▼
ダグザに伝わっていた宝物でね、講和の際、
彼らが友好の証として差し出してきた。▼
《選択》
- [ゲルズ公]
- 古の時代、聖セイロスは十傑やそれに与する
氏族たちを討伐していったという。▼
氏族の長の中には、討伐の手から逃れ、海の
向こうを目指した者がいたのかもしれない。▼
《選択》
- なぜ教団の要請に応じなかった?
- 遺産を何に使うつもりだった?
- [ゲルズ公]
- 私は帝国の外務卿だ。
手札は何枚あっても困ることはない。▼
特に教団に対しては切り札にもなる。近年、
帝国と教団の関係は冷え込んでいるしな。▼
だが……私は外務卿失格だな。
私情を優先してしまった。▼
- [ゲルズ公]
- 私は帝国の外務卿だ。
手札は何枚あっても困ることはない。▼
だが……私は外務卿失格だな。
私情を優先してしまった。▼
《選択》
- [ゲルズ公]
- 今は亡き友人と、その娘への恩返しに……
手札を手放そうとしているのだから。▼
- [コンスタンツェ]
- 公爵閣下……。▼
- (暗転)
(玄関ホール 昼)
- [コンスタンツェ]
- さあ、大修道院に戻ってきましたわ!
回収した遺産を届けなければ。▼
- [ユーリス]
- ああっと、そのことなんだが……
悪い、ちょっとその遺産、貸してくれるか。▼
- [コンスタンツェ]
- ちょっと!?
何を勝手に……▼
! そ、それは……適合反応?
貴方まさか、オーバンの紋章を……▼
- [ユーリス]
- そういうこった。
……先生、頼みがある。▼
この遺産を貸し出してもらえるように、
教団に掛け合ってもらえねえかな。▼
- [コンスタンツェ]
- 貴方、何を言い出しますの!?
遺産を借り受けるだなんて!▼
- [ユーリス]
- オーバンの紋章は、フォドラから消えた。
紋章を継ぐ血筋なんてものも存在しない。▼
教団で把握している限りでは、俺が、
フォドラで唯一これを扱えるってことだ。▼
大修道院の宝物庫で眠らせておくよりは、
よほど実用的で、よほど安全だと思うがな。▼
《選択》
- [ユーリス]
- 安心してくれ、悪用なんてしねえよ。
ゲルズ公にも申し訳が立たねえだろう。▼
借り受けている間の管理は先生に任せる。
そのほうが教団にも話を通しやすいだろ?▼
- [コンスタンツェ]
- ……貴方、最初からこれを狙って
同行を申し出ましたわね!?▼
- [ユーリス]
- ただ、ゲルズ公がこれを持て余すくらいなら
使ってやるほうがマシだと思っただけさ。▼
せいぜい、人のためになるような
使い道を考えてみるつもりだよ。▼
ベレトが
ドローミの鎖環を獲得しました!
コメント†
- ペトラとゲルズ公に何かしらの掛け合いは無いのかな。 --
- 盗賊たちの様子がおかしかったから、ミュソンに実験されたのだろうか・・・。悲しい・・・。 --
- シナリオ開始時のユーリスとコンスタンツェとの会話において、最後の会話選択肢「頼んでみよう」「今はいい」は、前後の会話とかみあってないので、開発側の何らかのミスが存在していると思われる。 --
- ザ黒幕見たいな立ち回りしといて正体を明かすことも無く死んでいくんだよな --
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