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会話集/支援会話
リンハルトの支援会話†
フレン†
支援C†
- [フレン]
- ……えーと。
舞踊の本はどこかしら?▼
- [リンハルト]
- ねえ、フレン。
ちょっといい?▼
- [フレン]
- まあ、リンハルトさん。
何でしょう。▼
- [リンハルト]
- 聖セスリーンって知ってるよね?▼
- [フレン]
- ええ、まあ。
それがわたくしと何の関係が?▼
- [リンハルト]
- あれ、やっぱり君と何か関係してるの?
そうなんだ。▼
- [フレン]
- さ、さあ……?
何も関係ないと思いますけど。▼
- [リンハルト]
- 君って、料理とか園芸とか、
そういう細かな作業が苦手だよね。▼
実は、聖セスリーンの資料を探してたら、
すごく古いものが見つかってさ。▼
ほら、見て。明示的な記述ではないけど、
意味するところを統合して推察すると……▼
どうやら彼女、家庭的な面については、
壊滅的だったらしいんだよね。▼
それで、彼女の人物像を考察していたら、
何となく君のことが思い浮かんでさ。▼
- [フレン]
- ちょっと、さりげなく
失礼じゃありませんこと?▼
- [リンハルト]
- 聖セスリーンは偉大な聖人だよ?
似てるとしたら光栄なことでしょ?▼
- [フレン]
- そ、それは……そうかもしれませんけど、
そもそも聖セスリーンに失礼ですわ!▼
- [リンハルト]
- あと、もう一つあってさ。▼
- [フレン]
- まだあるんですの?▼
- [リンハルト]
- 君は白魔法が得意だよね。
それも、かなり高い適性を持っている。▼
- [フレン]
- それは、そうですわね。
わたくしも、そこは自信がありますのよ。▼
皆さまのお役に立てて、
常から嬉しく思っておりますの。▼
- [リンハルト]
- うんうん。そこもやっぱり、
聖セスリーンと同じなんだよなあ。▼
まさか、紋章が……いや、血統?
それとも、何らかの偶発的な……▼
- [フレン]
- え、ええと、わたくし、本を探しているので
失礼いたしますわ。▼
そーっと、そーっと……▼
支援B†
- [リンハルト]
- フレン、フレン。
また質問に答えてよ。▼
- [フレン]
- リンハルトさん、またですか?
もう何度となくお答えしましたわよ?▼
- [リンハルト]
- いや、大発見があってね。
君のセスリーンの紋章は、大紋章だったね。▼
- [フレン]
- あまり知られないようにしていましたのに、
どこでそれを……。▼
- [リンハルト]
- それで、知ってるだろうけど、
僕もセスリーンの小紋章を宿してる。▼
- [フレン]
- ええ、それは存じておりますわ。▼
- [リンハルト]
- 別に珍しい話じゃない。僕以外にも、
小紋章を宿している人は結構いるからね。▼
ところが、セスリーンの大紋章となると、
稀少性が全然違ってくるんだ。▼
- [フレン]
- あら、そうですの?▼
- [リンハルト]
- それで、なぜ君が稀少な大紋章を持って
生まれてきたのか、気になってさ。▼
同種の小紋章を持つ僕との関係も気になる。
実は遠縁である可能性もあるよね。▼
- [フレン]
- あなたと、血が繋がって……?
それはないんじゃありませんの?▼
- [リンハルト]
- 何で?
自分の先祖のことを全部知ってるの?▼
- [フレン]
- 知りませんけれど……。▼
- [リンハルト]
- じゃあ可能性は否定できないはずだよ。
もちろん違う可能性もあるけどね。▼
だけど、いくら大紋章を宿していても、
聖セスリーンの直系である可能性は低いか。▼
彼女は、未婚のまま亡くなった……
というのが通説だからね。▼
- [フレン]
- ええ、未婚ですわ。
あ、いや、未婚だったはずですわ。▼
わたくしが聖セスリーンの子孫でないのは、
確実だと断言できますとも。▼
- [リンハルト]
- ふーん……。
随分、はっきりと言うんだね。▼
君と聖セスリーンの関係、か……。▼
- [フレン]
- えっ……な、何ですの、それは。▼
- [リンハルト]
- ああ、いや……
話し疲れたから、続きはまた今度にしよう。▼
- [フレン]
- もう、何なんですの、あの方は!
変なそぶりばっかり!▼
支援A†
- [リンハルト]
- あれ?
フレン、何か調べもの?▼
- [フレン]
- リンハルトさん、ご機嫌よう。
史書を眺めているだけですわ。▼
こうして読んでいると、過ぎ去った
時の長さを実感できますの。▼
- [リンハルト]
- フォドラには千年以上もの歴史があるし、
興味深い史料も数多く残っているからね。▼
人の営みの記録も、戦いの記録も、
実際に見たかのように想像できる。▼
でも、君って変わってるね。自分が生きた
時間でもないのに「実感できる」だなんて。▼
- [フレン]
- あら、言葉の綾ですわ。▼
- [リンハルト]
- それより、僕たちの紋章についての
話なんだけど……▼
- [フレン]
- まあ、またですの?▼
- [リンハルト]
- ちょっと試したい実験があるんだけど、
これがまた厄介なものでさ。▼
- [フレン]
- 厄介な実験……わたくし、
痛いのは嫌ですわ。▼
- [リンハルト]
- いや、痛くは……うん? そこはちょっと
自信がないけど、痛みよりも問題があって。▼
僕と君が結婚しなきゃできない
実験なんだよね。▼
- [フレン]
- ふむふむ、わたくしとあなたが結婚……
……け、け、結婚!?▼
- [リンハルト]
- うん、大紋章と小紋章、しかも同じ
セスリーンの紋章を持つ2人が結婚して……▼
子供を作った場合、紋章がどうなるのか
検証したいんだよ。▼
- [フレン]
- そそそそれって、わたくしとあなたの
子供の話をしてらっしゃるのかしら?▼
- [リンハルト]
- うん、同種の大紋章と小紋章を宿す者同士が
結婚した例は記録上ないんだ、驚くことに。▼
だから、実に価値のある実験になるよ。
子供は多いほどいいよね……。▼
- [フレン]
- ちょっと、いったん、
話を戻してくださる!?▼
- [リンハルト]
- ん? どこまで戻るの?▼
- [フレン]
- 子供を作るところから、
結婚するところまで、ですわ!▼
わたくし詳しくはありませんが、結婚とは、
愛し合う二人がするものでしょう?▼
- [リンハルト]
- うん、僕は君のこと、好きだよ。
後は君の気持ち次第かな。▼
- [フレン]
- なっ!? 好きなのですか!?
わたくしのことが? 初耳ですわよ!?▼
- [リンハルト]
- そうじゃなきゃ、こんなに君と
話したりしないよ。▼
ああ、でもそろそろ疲れてきたから、
話の続きはまた今度ってことで。▼
- [フレン]
- また! わたくしと話すのって、
そんなに疲れるんですの??▼
- [リンハルト]
- 誰と話しても同じだよ。考えを言葉にして、
口を開いて声にして……疲れるでしょ?▼
あ、子供を作る話は、前向きに
考えておいてほしいな。それじゃ。▼
- [フレン]
- 結婚が実験で子供を検証……?
わたくしのことは、好き……?▼
腑に落ちませんわ。
どうにも、腑に落ちませんわ……。▼
ハンネマン†
支援C†
- [リンハルト]
- ………………。▼
- [ハンネマン]
- リンハルト君。熱心に読んでいるようだが、
紋章関係の本かね?▼
- [リンハルト]
- ああ、ハンネマン先生。
これは釣りについての本ですよ。▼
- [ハンネマン]
- ほほう、君は釣りにも興味があったか。
これは意外な発見だな。▼
いやなに、君は紋章学にしか興味がない
などと耳にしたことすらあったゆえ……▼
我輩の後を継ぐ者として、君との
親交を深めたいと思ったのだよ。▼
- [リンハルト]
- うーん……期待を裏切って
非常に申し訳ないですが。▼
僕、紋章学を修めるの諦めようかなと
思ってまして……。▼
- [ハンネマン]
- な、何とっ1? ……それは何故だね?
まさか、紋章学より釣りが良いと!?▼
- [リンハルト]
- いや、釣りは関係ないです。
紋章学自体は面白いんですけど……▼
調べる時に、紋章を持つ誰かと必ず
関わらなきゃいけないですよね?▼
もうそのやり取りが面倒くさくて……。▼
- [ハンネマン]
- 紋章は人の身に宿るものだからな。
それは避けようのない苦労であろう。▼
だが、目的を成し遂げた瞬間の喜びは、
何にも代えがたい、格別なものなのだぞ。▼
- [リンハルト]
- まあ、魚を釣った喜びで
代えちゃおうかなって……▼
- [ハンネマン]
- は、早まってはならん!
リンハルト君!▼
水中に隠れた魚より、
紋章に隠されし謎のほうがっ……!▼
- [リンハルト]
- お、落ち着いてください。
わかってます、わかってますから。▼
- [ハンネマン]
- ……いや、わかっておらん!
君は、何か目的を見つけるべきだな。▼
魚を釣る目的は、突き詰めれば食べるため。▼
紋章の謎を解明する目的は、何なのだ?▼
もしすべてを理解する時が来たら、
君は何を望む?▼
- [リンハルト]
- ……なるほど。目的ですか。
考えたことなかったですね。▼
確かにそれがあれば、貴方みたいに
情熱を持てるかもしれません。▼
支援B†
- [リンハルト]
- ハンネマン先生、少しいいですか?▼
- [ハンネマン]
- リンハルト君か。
いいとも、大歓迎だ。▼
- [リンハルト]
- 前に貴方から聞いた、
何か目的を見つけるべきだって話。▼
考えてみたんですけど、
やっぱり僕には見つかりませんでした。▼
- [ハンネマン]
- うむう……焦る必要はないぞ。
生きていくうちに突然、現れることもある。▼
- [リンハルト]
- そうですねえ。
ちなみに先生の目的は何なんです?▼
- [ハンネマン]
- 我輩の目的かね?▼
無論、紋章の力を皆が宿せる世を作り、
力の有無に苦しむ者をなくすことだ。▼
- [リンハルト]
- 皆が?
それは……壮大な夢ですね。▼
あれ、でもそうしたら、研究の対象が
全員になっちゃいません?▼
この世に生きる人、皆を調査するなんて、
心も骨もばきばきに折れますよ……。▼
- [ハンネマン]
- まあ、そうなるかもしれん。だがその時、
骨を折るのは我々だけではない。▼
多くの者が紋章を持てば、
それだけ研究する者も増えるだろう。▼
学者が増えれば、研究もはかどる。
今までとは比べものになるまい。▼
そうなれば、君にとっても喜ばしいことに
「面倒臭い」やり取りが減りそうだが……。▼
- [リンハルト]
- そうかもしれませんね。▼
- [ハンネマン]
- おや、あまり気乗りしないかね?▼
- [リンハルト]
- 有り体に言えば、まあ。▼
面倒臭さもなくなりそうですけど、
その分、喜びも減っちゃいそうで。▼
それって自分で引き上げなくても
魚が釣れるってことですよね?▼
- [ハンネマン]
- うむ、そこまでわかっておるか。
なればこそ我輩は研究するのだよ。▼
いつか誰かが辿り着くのであれば、
それは我輩でありたい。▼
その思いを胸に、走り続けるのだ……!▼
- [リンハルト]
- それを情熱と言うのでしょうね。
僕にはないものだなあ。▼
けど、貴方と一緒だったら、
まとめて燃え上がれたりしないですかね。▼
- [ハンネマン]
- つまり……我輩と共に、
紋章学を究めんとすると?▼
- [リンハルト]
- 少なくとも独りで釣りをするよりは、
面白そうな気がするので。▼
大きな魚を釣り上げたって、
見せる相手もいないんじゃね。▼
- [ハンネマン]
- はっはっは、我輩は今まさに大魚を
釣り上げた気分だが……▼
それを超える格別の未来が待っていること、
我輩が約束しよう。▼
カトリーヌ†
支援C†
- [リンハルト]
- やあ、カトリーヌさん。
ちょっと雷霆を見せてくれませんか。▼
- [カトリーヌ]
- おい、何だよ?
藪から棒に。▼
- [リンハルト]
- いや、使ってみたいんですよね、雷霆を。▼
なんで、貸してほしいなって。▼
- [カトリーヌ]
- はああ? アンタ、正気か?
雷霆を使ってみたいって……冗談じゃない!▼
- [リンハルト]
- 僕は別に冗談なんて言ってませんよ?
真面目に使ってみたいんですけど。▼
- [カトリーヌ]
- 冗談じゃないなら尚更、悪い。
あんた、今まで何を学んできた?▼
英雄の遺産は、適合する紋章を宿してない
奴が使えば、魔獣になっちまうんだ。▼
- [リンハルト]
- もちろん知ってます。
マイクランっていう例も、ありましたね。▼
でも、紋章を宿してると、
それが適合するものじゃなくても……▼
何も持ってないよりは遙かに、魔獣に
なりにくい。そういう研究結果もあります。▼
- [カトリーヌ]
- なりにくいだけだ。
ならないわけじゃない。▼
そんな危険な賭けを、
アンタにさせるわけにはいかない。▼
- [リンハルト]
- いやあ、1回なら大丈夫ですよ。
過去に一度だってそんな例はありませんし。▼
犬に噛まれたと思って、
1回だけ使わせてくれませんか?▼
- [カトリーヌ]
- いいや、駄目だよ。
アタシの目が黒いうちは絶対に駄目だ。▼
- [リンハルト]
- 仮に魔獣になったところで、
困るのは僕だけですよ。▼
何なら、僕を討伐するための用意を
してからだって構いません。▼
- [カトリーヌ]
- いい加減にしろってんだ!
英雄の遺産を軽く見るんじゃないよ!▼
- [リンハルト]
- あー、いや、じゃ、いいです。▼
はあ……怒ったカトリーヌさんを
説得するなんて……▼
面倒なことこの上ないんで。
またそのうち。▼
- [カトリーヌ]
- おい! その言い草は何だ!
またなんてないからな!▼
支援B†
- [リンハルト]
- やあ、カトリーヌさん。
ちょっと雷霆を……▼
- [カトリーヌ]
- またはないと言ったろ。
帰れ帰れ。アンタに雷霆は使わせないよ。▼
- [リンハルト]
- わかってますって。
今日は別のお願いですよ。▼
- [カトリーヌ]
- 別のお願い?
アンタのそれはろくなもんじゃないからな。▼
- [リンハルト]
- 雷霆、ここで使って見せてくれませんか。▼
僕に使わせてくれないなら、間近で
観察するので妥協しようかなあって。▼
- [カトリーヌ]
- あのな、リンハルト。
英雄の遺産は、見せ物じゃないんだ。▼
力が必要になった時に使うだけで、
ほいほいと見せたりはしない。▼
それに……紋章が適合してるからって、
何もアタシに影響がないわけじゃない。▼
使う度に心がすり減るような感触が、
あるんだ。アンタにはわからんだろうけど。▼
- [リンハルト]
- そりゃ、わかりませんよ。
僕なんかには。▼
- [カトリーヌ]
- リンハルト、言い方には気をつけろよ?▼
- [リンハルト]
- 貴方が使わせないって言ったんですよ、
カトリーヌさん。▼
僕は、紋章学者を夢見てます。紋章のことを
調べるのに、英雄の遺産は外せません。▼
使った経験から何かわかるなら、僕の命が
危険に晒されるくらい、どうってことない。▼
それをやらずに学者になる価値が、
あると思います?▼
- [カトリーヌ]
- なに……?▼
- [リンハルト]
- だから観察したいし、できることなら
雷霆だって一度は使っておきたい。▼
でも、貴方を説得するのは、
面倒どころじゃないですね……。▼
いや、諦めます。
他の遺産が手に入るまでどうしようかなあ。▼
天帝の剣が使えれば一番なんだけど、
紋章石がないから反応しないし……。▼
ほんとに何で先生は使えるんだろうな。
やっぱりどこかに……▼
(リンハルト退出)
- [カトリーヌ]
- 命を危険に晒してでも、
紋章学者になりたい……?▼
はは、アンタを誤解してたよ、リンハルト。
思ったより覚悟してるんだね。▼
支援A†
- [カトリーヌ]
- リンハルト……アンタが夢のためなら
命を懸けられるってのはわかったよ。▼
けど何でそこまでするんだ?
アンタは面倒臭がり屋じゃなかったのか。▼
- [リンハルト]
- 面倒臭がりですよ?
むしろ、だからかもしれませんね。▼
知らないまま研究を進めて、それがすごく
無意味だったら、どうするんですか。▼
無知が更なる危険を生むことだって
あるんですよ。▼
そうですね……例えば貴方は、雷霆を誰が
何のために作ったのか、知ってます?▼
- [カトリーヌ]
- そりゃ女神様が……▼
- [リンハルト]
- それです。そうやって、女神様の力だって
思考停止しちゃってますよね。▼
何を材料に、どんな技術を使って、
どういう構造で、作られてるのか……▼
そういうことを知って、遺産の持つ力と、
危険性とに向き合って初めて……▼
新しい知恵を手に入れられるんですよ。
……はあ。ふう……喋り、疲れました。▼
- [カトリーヌ]
- そのくらいで疲れんなよ……。
ま、でも、アンタの考えはわかった。▼
それに命を懸けるってんなら、
アタシが止める理由はないが……▼
一つ覚えておけよ、リンハルト。
好奇心は……▼
- [リンハルト]
- 猫をも殺す、でしょ。
すでに何度も言われてますよ。▼
- [カトリーヌ]
- ははっ、アンタもいい根性してるな。
何が起こっても知らないぞ、アタシは。▼
- [リンハルト]
- 仕方ないんじゃないですか。
知ることに危険は付きものなんですから。▼
毒草を見つけた人も、薬草を見つけた人も、
最初は危険を冒して草をかじったはずです。▼
どうやら僕も、
そういう類いの人間みたいなんですよね。▼
- [カトリーヌ]
- やれやれ、負けたよ、アンタには。▼
一度だけ、貸してやるよ。
全力で、雷霆を使ってみろ。▼
……何かあっても心配するな。
アタシが見ててやるからさ。▼
支援A+†
- [カトリーヌ]
- よ、リンハルト。どうだ?
雷霆を使ってみて何かわかったか?▼
- [リンハルト]
- ………………。▼
- [カトリーヌ]
- おいおい、何だ? その死にそうな顔は?
まさか雷霆の影響か?▼
- [リンハルト]
- ふああ……いえ、眠いだけです。
体はいつもどおり健康的に眠いです。▼
影響も、感じませんねえ。
1回じゃ駄目なのかな。▼
- [カトリーヌ]
- おい、まさかまた使うって……▼
- [リンハルト]
- いや、流石にそれはないですよ。
何度も使うと危険ってことはわかってます。▼
それに、全力で使ってみましたけど、
全然出てなかったですよね、全力。▼
やっぱり適合する紋章じゃないと、
遺産はちゃんと機能しないんでしょう。▼
その枷、というか手応えのなさ?みたいな
ものを感じられただけ、良かったですよ。▼
- [カトリーヌ]
- なるほどな。で、これからどうする気だ?
遺産については諦めるのか?▼
- [リンハルト]
- まさか。
他の取っ掛かりを考えてみますよ。▼
遺産と、その遺産を全力で使える人が一緒に
研究してくれると嬉しいんですけどねえ。▼
- [カトリーヌ]
- ……その目は何だよ。
アタシのことか、そりゃ。▼
- [リンハルト]
- そうは言ってませんけど、いや、偶然にも
貴方はこの条件に当てはまりますね。▼
- [カトリーヌ]
- わざとらしいな、まったく……。▼
……いいさ。
この戦争が終わったら、協力してやるよ。▼
- [リンハルト]
- え? いいんですか?▼
- [カトリーヌ]
- アタシがやらなきゃ、他の奴に迷惑が
かかるだろ?▼
手のかかる猫でも飼ってる気分だよ。
ほんとに好奇心の尽きない奴だ。▼
- [リンハルト]
- 僕、飼われるんですか?
いや、まあ大歓迎ですけど……。▼
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Last-modified: 2022-06-30 (木) 00:55:34