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会話集/支援会話
フェルディナントの支援会話†
フレン†
支援C†
- [フレン]
- あら? ……くん、くん。
良い香りがしますわ。▼
訓練場のほうからですわね。
何の香りかしら?▼
(暗転)
- [フェルディナント]
- ぬっ、ふっ、なかなかしつこい錆だ。
だがこの私の敵では……▼
- [フレン]
- ご機嫌よう、フェルディナントさん。
とても素敵な香りですわね。▼
- [フェルディナント]
- おや、フレンか。ご機嫌よう。
香りとは、この油のことかね?▼
- [フレン]
- ……! そう、それですわ!
その油で、何をしてらっしゃるの?▼
- [フェルディナント]
- 武具の手入れをしているのだよ。▼
こうして油を塗って、錆を抑えたり、
引っ掛かりなく動くように調整するのだ。▼
- [フレン]
- まあ、そうでしたの。わたくし、てっきり
お料理でもしているのかと思いましたわ。▼
- [フェルディナント]
- ははっ、訓練場で料理はしないだろう。
空腹なのか?▼
- [フレン]
- まあっ、そんなことありませんわ!
油はお料理にも使いますでしょう?▼
お肉を焼いたり、お野菜にかけたり……、
そうではなくて?▼
わたくし、油を塗った鎧を着たら、
戦いながらお腹が空いてしまいそうですわ。▼
- [フェルディナント]
- 鎧から漂う油の香りでお腹が空く?
ふっ、流石にそれはどうかな。▼
敵を探したり武器を振るったりするのに
精一杯で、空腹を感じる余裕もないさ。▼
- [フレン]
- 確かに……
そういうものなのかもしれませんわね。▼
……あら? お料理の話をしていたら、
何だかお腹が空いてきましたわ。▼
- [フェルディナント]
- やはり空腹だったのではないか?
もう少しで私も手入れが終わるから……▼
- [フレン]
- フェルディナントさん、ごめんなさい。
あなたをお待ちしたいのですけれど……▼
わたくし、空腹に耐えられませんわ。
食堂で、何か油を使ったお料理を~。▼
- [フェルディナント]
- ……素早いな。しかし言われてみれば、
お腹の空く香りがしないでもない……。▼
支援B†
- [フェルディナント]
- ………………。▼
- [フレン]
- ご機嫌よう、フェルディナントさん。
今日も武具のお手入れですの?▼
- [フェルディナント]
- ああ、ご機嫌よう。
このところ酷使しているからね。▼
万が一があっては困るのだよ。
ところで、また空腹なのかね?▼
- [フレン]
- あら! いつもお腹を空かしているわけでは
ありませんわ! それに……ん、コホン。▼
わたくし、少々武具に興味がありますの。
お側で見ていても構いませんこと?▼
- [フェルディナント]
- ほう。
意外ではあるが……好きに見たまえ。▼
- [フレン]
- 感謝しますわ。
……まあ! たくさん種類がありますのね。▼
兜に、鎧に、籠手……。
防具だけでも数え切れませんわ。▼
……あら? これは少々他と違いますわね。
籠手……のようですけど……▼
- [フェルディナント]
- ……! フレン、危ないっ!▼
- [フレン]
- え? きゃあ!▼
(暗転)
- [フェルディナント]
- ……大丈夫か、フレン!?
怪我は、ないかね……!?▼
- [フレン]
- え? ……は、はい。ありませんわ。
いったい何でしたの……?▼
- [フェルディナント]
- ……間一髪だったな。
すまない、先に教えておくべきだった。▼
これは新型の籠手でね。手甲部分に隠れた
刃がバネ仕掛けで飛び出すのだよ。▼
だから不用意に手に取るのは危険なのだが、
言い忘れていた。迂闊だったよ。▼
- [フレン]
- い、いいえ。わたくしこそ勝手に
触ってしまい、ご心配をおかけして……。▼
それより、その、助けられた時に、
あなたに抱きすくめられたのが、あの……▼
- [フェルディナント]
- それは咄嗟のことで……。
失礼した。本当に、すまない……!▼
- [フレン]
- 違いますわ! でも、殿方にあんなに強く
抱きしめられたのが……初めてで……▼
- [フェルディナント]
- まさか、痛かったか?
とにかく気に障ったのなら許してくれ。▼
- [フレン]
- 違いますから、大丈夫です。
今日のところは、失礼いたしますわ。▼
- [フェルディナント]
- フレン……華奢な体だったな。
はっ、いかんいかん。▼
支援A†
- [フェルディナント]
- フレン……謝罪させてくれないかね?▼
- [フレン]
- フェルディナントさん?
謝罪とは、何のことですの?▼
- [フェルディナント]
- 前に武具の手入れをしていた時、
君に怪我を負わせそうになっただろう?▼
あれ以来、君に避けられている気がしてね。
改めて謝りたいと思ったのだ。▼
- [フレン]
- まあ!避けているだなんて……
その、少しはあるかもしれませんけれど。▼
- [フェルディナント]
- や、やはりそうか。
ならば私に……▼
- [フレン]
- 違うのです!避けてしまったのは、
恥ずかしさゆえ……ですの。▼
あなたって、割と細身だと思っていたのに、
とても強い力で抱きしめられて……▼
それ以来、ドキドキしてしまって、
まともに顔が見られませんでしたのよ!▼
- [フェルディナント]
- そうだったのか……
まあ、日頃から鍛えているからね。▼
戦場では怪我人が後を絶たないから、
人を抱きかかえるなど日常茶飯事だし……▼
そんな時は男も女もお構いなしだからね。
君など相当軽い部類に入る。▼
だからまあ、その、何というか……▼
- [フレン]
- そうでしたの、人を抱きかかえ慣れている
ということなのですね!▼
- [フェルディナント]
- ……いや、それは語弊があるな。
抱えるのは人を助ける時。緊急時のみだよ。▼
- [フレン]
- ふふっ、わかりましたわ。▼
わたくしを抱きかかえたのも人助け、
ドキドキする必要もないということですね?▼
それでしたら、人助けではなく
抱きかかえてみてもらますか?▼
- [フェルディナント]
- ……は?
なぜなのだね。▼
- [フレン]
- わたくし、あの胸のドキドキを
もう一度体験してみたいんですの。▼
どうかしら、フェルディナントさん。
あなたの腕は、人助け専用なのかしら?▼
- [フェルディナント]
- ……なるほど。
私は勘違いしていたようだ。▼
君がこれほどに純真無垢だったとは、
私は認識を改めねばなるまい。▼
よかろう。
君の望むまま、抱きかかえてみせるとも。▼
- [フレン]
- まあ、ありがとうございますわ。
では早速、お願いしてもよろしいかしら?▼
- [フェルディナント]
- ああ、もちろんだとも。
お安い御用さ、お姫様。▼
《セテス生存時》
- [フェルディナント]
- ……だが、セテス様にだけは、
秘密にしておいてくれ。▼
- [フレン]
- 当然ですわ。
あなたを失いたくありませんもの。▼
マヌエラ†
支援C†
- [フェルディナント]
- ああ、我が麗しき姫君よ。
貴方はまるで、真夏の蝉のようだ。▼
- [マヌエラ]
- 真夏の蝉?
それって、うるさくて喧しいってこと?▼
- [フェルディナント]
- あ、いや、そんなつもりは……。
訂正させてもらえますか?▼
……我が麗しき姫君。
貴方はそう、真冬の渡り鳥のようだ。▼
- [マヌエラ]
- 渡り鳥……。
群れからはぐれ、独り寂しく冬を越すのね。▼
- [フェルディナント]
- い、いえ。
私が言いたいのは、つまり……▼
- [マヌエラ]
- はあ、フェルディナント。
いつものあなたらしくないんじゃない?▼
気障な台詞も空回っているし……、
調子が悪いなら、休んできたら?▼
- [フェルディナント]
- 折角の機会に休むなんて、できませんよ。▼
- [マヌエラ]
- 折角の機会?
どういうことかしら、それ。▼
- [フェルディナント]
- それは……こうして、
貴方と二人きりで話す機会です。▼
- [マヌエラ]
- あらあら、あたくしと話すことが
そんなに貴重?▼
- [フェルディナント]
- 実は私……以前から、
マヌエラ様が憧れの存在でした。▼
- [マヌエラ]
- 憧れ……?▼
- [フェルディナント]
- はい。貴方が歌劇団で活躍していた頃、
幾度となく舞台を拝見しました。▼
- [マヌエラ]
- あ、そういうこと。
でも嬉しいわ。ふふっ。▼
- [フェルディナント]
- 凛々しい立ち姿、心に響き渡る歌声、
貴方のすべてに魅了され、夢中でした。▼
それで、二人きりだと少し緊張して……
空回ってしまいましたが。▼
- [マヌエラ]
- もう昔のことよ?
あの頃の歌姫はもういないわ。▼
緊張されると、こっちも話しにくいし、
普通に接してくれないかしら。▼
- [フェルディナント]
- は、はい。
善処します。▼
- [マヌエラ]
- それにしてもあなたがねえ……
意外だったわ。▼
だって、芸術より武術が好きそうだもの。▼
これからはもっと、気安く話しかけて?
思い出話でもしましょ?▼
支援B†
- [マヌエラ]
- ええと……。
使えそうなのは……。▼
- [フェルディナント]
- おお、これは麗しの姫君。
何か、本をお探しですか?▼
- [マヌエラ]
- ええ、ちょっとね。
それよりフェルディナント。▼
普通に気安くってお願いしたでしょ?
「姫君」なんて年じゃないのよ、あたくし。▼
- [フェルディナント]
- そんなことはありませんとも!▼
私にとって貴方は、いつまでも
まばゆいばかりの歌姫。姫君なのです。▼
5歳で初めて歌劇を観てから6年間。
貴方の公演は欠かさず観劇してきました。▼
貴方の舞台は、天上の楽園にも等しいもの。
得も言われぬ至福の時を私に与えてくれた。▼
- [マヌエラ]
- まあ、そこまで言ってくれるなんて。
あらやだ……目にゴミが。▼
- [フェルディナント]
- 中でも、貴方の剣舞と歌が華麗に融合した
あの演目が、一番印象に残っています。▼
剣を片手に舞台上を舞いながら、
勇壮な歌を高らかに歌い上げる。▼
私が初めて剣を握ったのは……鍛錬のためでなく、
その剣舞の真似をするためだったのですよ。▼
- [マヌエラ]
- あら、そうだったの。あなたの武具好きも、
元を正せば*1あたくしの剣舞が始まり?▼
- [フェルディナント]
- そのとおりですよ。
貴方のおかげで、今の私があるのです。▼
- [マヌエラ]
- それはちょっと、
言い過ぎだと思うけれど……▼
でも、あたくしの舞台が貴方の人生に
影響を与えたなんて、光栄ね。▼
- [フェルディナント]
- 光栄なのは私のほうですよ。
貴方という存在に巡り会わせてもらった……▼
私がこの先、誰に恋し、誰と結ばれようと、
貴方の思い出は胸の深くに残っています。▼
- [マヌエラ]
- ………………。▼
- [フェルディナント]
- どうかしましたか?▼
- [マヌエラ]
- ……何でもないわ。
一抹の虚しさを覚えただけよ。▼
支援A†
- [フェルディナント]
- 赤き雨を浴びて……燃える大地越えて……♪
空を割る剣を……呼び戻す天を……♪▼
復讐の時……立ち上がれ……♪
復讐の野に……咲き誇れ血潮の花よ……♪▼
- [マヌエラ]
- あら、フェルディナント。
その歌……▼
- [フェルディナント]
- こ、こ、これはマヌエラ様!
訓練とは珍しいですね!▼
麗しの姫君と共に鍛錬できるなんて、
私は感激です! さあ、剣を……▼
- [マヌエラ]
- ……フェルディナント。
隠さなくてもいいわよ?▼
あなた、口ずさんでいたのでしょ?
一番印象に残っていると言っていた歌を。▼
- [フェルディナント]
- ……聞こえてしまいましたか。
そのとおりですとも。▼
とんだお耳汚しを……はあ……。▼
- [マヌエラ]
- 落ち込む必要なんてないわ。
覚えていてくれて、嬉しいのよ、あたくし。▼
ふふふっ、本当に懐かしいわねえ。
決戦の一幕ね。▼
赤き雨を浴びて、燃える大地越えて……
空を割る剣を、呼び戻す天を……♪▼
復讐の時、立ち上がれ……♪
復讐の野に、咲き誇れ、血潮の花よ……♪▼
……ううん、やはり全盛期には程遠いわ。▼
- [フェルディナント]
- いえ……見事でした!
子供の頃に見た貴方の勇姿そのものです。▼
こうして目の前で歌声を浴びる
栄誉を賜るなんて……感無量ですよ。▼
ああ……まだ全身の震えがやみません。
体中から涙が噴き出してきそうなほどです。▼
- [マヌエラ]
- お、落ち着いて。感動してくれたのは、
痛いほど伝わったから、ね。▼
- [フェルディナント]
- ……ここまで来たら、更なる夢を、
叶えさせてはもらえないでしょうか。▼
- [マヌエラ]
- 更なる夢……何かしら?▼
- [フェルディナント]
- この剣舞の相手、
私に務めさせてほしいのです。▼
舞台では、相手役の男と戦うような
表現の剣舞であったはず。▼
どうか、一曲お相手願えますか?▼
- [マヌエラ]
- あの頃のようにはいかないと思うけど……
そこまで言われたら断れないわね。▼
(暗転、剣戟のSE)
- [フェルディナント]
- ……ありがとうございます。
長年の夢が一つ、叶いました。▼
- [マヌエラ]
- 驚いたわ……。
これほど綺麗に合うなんて。▼
あたくしとあなたの呼吸が、
見事に寄り添ったわね。▼
- [フェルディナント]
- はい。
これも貴方を想う気持ちのなせる業かと。▼
- [マヌエラ]
- それか、あたくしのあなたを想う気持ちの
なせる業かもしれないわ。▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
原文ママ
Last-modified: 2022-09-09 (金) 19:03:41