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会話集/支援会話
ギルベルトの支援会話†
ハンネマン†
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マヌエラ†
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アロイス†
支援C†
- [アロイス]
- ……今だ!▼
駄目か! 手応えはあったのだが……。
いや、ここで引き下がるわけには!▼
- [ギルベルト]
- アロイス殿?
叫び声が聞こえましたが、何か……▼
- [アロイス]
- おお、ギルベルト殿!
このとおり、釣りをしているのだ。▼
- [ギルベルト]
- ……そうでしたか。それにしては、随分と
大きな声を出していたように思いましたが。▼
- [アロイス]
- いやあ、魚に逃げられてしまってな!
食いつきはするが、引くのが遅いのか……▼
- (暗転)
- [アロイス]
- ……はっ! 来た!▼
くっ……また駄目だったか!
なぜだ? なぜ釣れん!▼
昨日から何度も何度も釣り糸を垂れては
逃げられてばかり……!▼
- [ギルベルト]
- 失礼、アロイス殿。先程、魚が食いついて
すぐに竿を引き上げていましたね。▼
- [アロイス]
- ん? ……ああ、そうだな。とにかく
すぐに引いたほうが、魚が逃げないだろう。▼
- [ギルベルト]
- 恐らくそれが、
魚に逃げられてしまう原因でしょう。▼
この釣り堀の魚は、いったん餌を吸い込んで
確かめてから、改めて食いつくのです。▼
ですから引いている感触の後、
少し待ってから引き上げねばなりません。▼
- [アロイス]
- そ、そうだったのか! なるほど、
いくらやっても釣れないわけだ……。▼
しかし詳しいな、ギルベルト殿。
もしかして、貴殿も釣りを?▼
- [ギルベルト]
- ええ……といっても、嗜む程度です。
たまたま、ここの事情を知っていただけで。▼
- [アロイス]
- おお、そうだったのか!
釣り仲間が増えるのは嬉しいことだ。▼
実は私もよく釣りをするのだが、ここの
魚の食いつき方にはまるで気づかなかった。▼
いやしかし、ギルベルト殿は、
武芸だけでなく釣りにまで長けていたとは!▼
- [ギルベルト]
- ……光栄です。ですがアロイス殿も、
要領を掴めば釣れるようになりますよ。▼
もしアロイス殿がよろしければ、
私もご一緒させていただきたい。▼
もう少し詳しく、お教えしましょう。▼
- [アロイス]
- おお、それはありがたい!▼
よし、ギルベルト殿という第二の師を得た
今ならば、必ず釣果を上げられるはずだ!▼
支援B†
- [ギルベルト]
- ………………。▼
- [アロイス]
- ギルベルト殿、釣れますかな。▼
- [ギルベルト]
- ……アロイス殿、あなたも釣りに?
お邪魔でしたら、私は引き揚げましょうか。▼
- [アロイス]
- いやいや、私はただ通りがかっただけだ。
そのまま続けてくれ。▼
おや? 今日は不調なのか、ギルベルト殿。
まだ1匹も釣れていないとは……。▼
- [ギルベルト]
- ……いえ、そういうわけでは。▼
今日は、魚を釣るために、
釣りをしているわけではありませんので。▼
- [アロイス]
- 他に目的でもあると?
釣り上げる瞬間に勝る興奮はなかろうに。▼
はっ、もしや何か人には言えぬ事情でも……
私で役に立つならば協力するが?▼
- [ギルベルト]
- ……お気持ちだけ、
ありがたく受け取っておきます。▼
私は……自らの過去と向き合うために
こうして釣り糸を垂らしているのです。▼
釣りをしている間は、周囲を気にせず
自分の内面と向き合えますから。▼
- [アロイス]
- な、なんと……そうだったのか。▼
- [ギルベルト]
- アロイス殿のように、釣りを楽しむのが
釣り人としての正しい在り方なのでしょう。▼
……あなたの望むような
釣り仲間になれず、申し訳ありません。▼
- [アロイス]
- ああ、いや、いいのだ……
私も思い出したぞ、ギルベルト殿。▼
- [ギルベルト]
- 思い出した、とは……?▼
- [アロイス]
- 最初、私に釣りを教えてくれたのは、
ジェラルト殿だった。▼
遠征先で、時間を持て余していた私に、
暇潰しにはもってこいだ、と言ってなあ。▼
- [ギルベルト]
- ……そうだったのですか。▼
- [アロイス]
- 思い返してみればジェラルト殿も、いつも
水面を眺めて何か思案しているようだった。▼
もしかするとあの方も、釣りをしながら
何かと向き合っていたのかもしれん。▼
私や皆に気づかせんようにしながら、
独りで思い悩んでいたのだろうか……。▼
- [ギルベルト]
- ……故人の考えは、もうわかりません。
だから、我々はこうして思い悩む。▼
- [アロイス]
- そうか……そうかもしれんな……。▼
……よし! やはり私も、
貴殿と共に釣りをさせてもらおう。▼
今日は、魚を釣るためではない釣りを
教えてくれまいか、ギルベルト殿。▼
……たまには、水面を眺めながら
団長に思いを馳せたい、そう思ってな。▼
- [ギルベルト]
- ……ええ、もちろん構いません。
今日は、私の釣り道具をお貸ししましょう。▼
カトリーヌ†
支援C†
- [カトリーヌ]
- やあ、ギルベルトさん。
訓練は終わりか?▼
相手を捜してたんだが、間が悪かったか。
残念だね。▼
- [ギルベルト]
- ……カトリーヌ殿。
以前、戦闘で腕を負傷されていたでしょう。▼
しばらくはあまり派手に動かさぬように
言われていたと記憶していますが。▼
- [カトリーヌ]
- はん、いつの傷のことだか。
もう全然気にならないよ。▼
それより腕が鈍っちまいそうでさ。
こうして訓練に来たわけだ。▼
- [ギルベルト]
- しかし、それなりの深手だったはず。
万一動かなくなりでもすれば……▼
- [カトリーヌ]
- あの程度の傷は、今まで何度もあったさ。
心配要らないって。▼
それに、死ぬ覚悟ならとうにできてる。
騎士ってのは、そういうもんだろ?▼
- [ギルベルト]
- ……縁起でもないことを口にしないで
いただきたい、カサンドラ殿。▼
あなたが命を落とせば、国に残した……▼
- [カトリーヌ]
- ……どうした、ギュスタヴおじさま?▼
誰が聞いてるかもしれない場所で、
その名を口にするなんて、らしくないね。▼
- [ギルベルト]
- ……申し訳ございません。▼
- [カトリーヌ]
- まあ、ガルグ=マクで何かしようって
奴はいないだろうさ。▼
けど、お互い隠し事のある身だ。
口には気をつけなきゃ。▼
- [ギルベルト]
- は……失言でした。▼
お詫び、と言ってはなんですが、
訓練には付き合わせていただきましょう。▼
ですが、くれぐれもご無理なさらぬよう。▼
- [カトリーヌ]
- ……やれやれ、相変わらずお堅いことだ。
が、付き合ってくれるのは嬉しいねえ。▼
さ、王を守るために鍛え上げたその槍で、
アタシを楽しませてくれよ!▼
支援B†
- [カトリーヌ]
- 何だい、改まって呼び出しなんて。
愛の告白って雰囲気じゃあないが。▼
- [ギルベルト]
- ……お尋ねしたいことがあります。▼
- [カトリーヌ]
- 珍しいね。
何だ?▼
- [ギルベルト]
- カトリーヌ殿……
帰るつもりはないのですか?▼
- [カトリーヌ]
- ……何かと思えば、そんなことか。▼
- [ギルベルト]
- あなたの家族、友人……多くの者が
いまだあなたを信じて待っているはずです。▼
ロナート卿が亡くなった今、あなたについて
騒ぎ立てる人もいないでしょう。▼
- [カトリーヌ]
- そうだね……
家族や友に未練がないといえば嘘になる。▼
けど、戻るつもりはないよ。
あの頃のアタシは、もういないんだ。▼
貴族としていろんなもんに縛られて
生きるのは、性に合わないし……▼
セイロス騎士として、“雷霆”を
振るってるほうがアタシらしいよ。▼
- [ギルベルト]
- ……なるほど。
カトリーヌ殿らしい答えです。▼
- [カトリーヌ]
- アンタは、何でこんな質問を?▼
5年前、アンタはセイロス騎士団を
抜ける道を選んだけど……▼
その様子じゃ、
自分の選択に後悔はないってことかね。▼
- [ギルベルト]
- ……そう、ですね。▼
カトリーヌ殿を見ているうち、
気づかされた、とでも言いましょうか。▼
故国を捨ててなお、己の使命を果たすべく
剣を振るって戦うあなたの姿に……▼
昔を思い出したのです。
私が、王の騎士となった日のことを。▼
- [カトリーヌ]
- ははっ、使命か。
そんなたいそうなもんじゃないよ。▼
アタシは、戦いたいから戦ってる。
それだけさ。▼
- [ギルベルト]
- ……私も、あたなと同じなのです。
王より剣を賜った日、心の底から思った。▼
この方を守り、この方のために戦うことが、
私にとって代えがたい幸せである、と。▼
……国、家族、守るものが増えてゆくうち
いつしか私は見失っていたのでしょうね。▼
私は祈るために騎士となったのではない……
守り、戦うために、騎士となったのです。▼
- [カトリーヌ]
- ……そうか。
それが、アンタの決意ってわけね。▼
なら、こんなとこでくっちゃべってる
暇はないんじゃないのかい?▼
- [ギルベルト]
- ……ええ。つまらぬ話はここまでにして、
訓練の相手をお願いしましょう。▼
……私はまだ槍を置くわけには
いきませんので。▼
- [カトリーヌ]
- そう来なくちゃね。
……ああ、そうだ。▼
今のアンタ、
昔よりもずっとマシな顔をしてるよ。▼
- [ギルベルト]
- ……ふ。
光栄です。▼
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Last-modified: 2021-05-12 (水) 12:59:39