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会話集/章別会話

EP.1 大樹の節 三つの学級

オープニング

初めての生徒・青獅子の学級

(青獅子の教室 昼)

[アネット]
えっ、新しい先生って、まさか……あわわ、
あたし、友達みたいに話しかけちゃって……▼
同い年くらいに見えたから、つい……!
すみません、気をつけますっ!!▼


《選択》

[アネット]
そ、そんなこと言われても……。▼
[ディミトリ]
ええ、こちらの気が済みません。▼
[シルヴァン]
先生が言うんだし、いいんじゃないですか?
つーか、それを言ったらですよ、殿下……▼
そもそも、俺たちがあんたにこんな口を
利いてるのだって、不敬もいいとこでしょ。▼
[ディミトリ]
いや、ここは王国ではないんだし、
それとこれとはまた別の話で……▼
……だがまあ、先生がそれでいいなら
ありがたくその厚意に甘えるとしようか。▼
[イングリット]
あの、ですが私には……
染みついた癖というのは、どうにも……。▼
[メルセデス]
難しいなら、無理することないわよ~。
ね、先生もそれでいいでしょう?▼


《主人公が女性の時》

[シルヴァン]
先生は器がでかいなあ、素敵だ!
あっ、結婚を前提に、俺とお茶でも……
[フェリクス]
……待て、シルヴァン。
こいつには用がある。▼


《探索でフェリクスに話しかけている時》

[フェリクス]
……そういえば、先ほどお前に言ったな。
剣を交える日を楽しみにしている、と。▼


《共通》

[フェリクス]
後で訓練場に来い。
まずはお前の腕を見せてもらいたい。▼
[ディミトリ]
抜け駆けとは感心しないな、フェリクス。
その試合、是非俺も交ぜてくれ。▼
[フェリクス]
……チッ。▼
[アッシュ]
あ、あのっ! 後学のため、
僕も見学させていただきたいんですが!▼
[ディミトリ]
アッシュ。見るだけと言わず、
お前も加わればいいだろう。▼
[メルセデス]
ふふっ、怪我した時は私に言ってね~。
ちょっとした傷なら、すぐに看てあげるわ。▼
[ドゥドゥー]
……殿下。
あまり羽目を外され過ぎぬよう。▼
[ディミトリ]
お前は心配性だな、ドゥドゥー。
大丈夫、自重はするさ。▼
[シルヴァン]
なあ……親睦を深めるのに剣を交えるって、
何か根本的に間違ってると思うんだけど?▼
[イングリット]
あら、そうかしら。そういうことなら、
あなただけ教室で留守番してる?▼
[シルヴァン]
イングリット……お前さあ、
ほんっと俺に対して手厳しいよなあ……。▼
[ディミトリ]
……先生。青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)は、
見てのとおりの騒がしい学級だ。▼
いろいろと苦労をかけるかもしれないが、
これから1年、よろしく頼む。▼

紋章学者の部屋

(紋章学者の部屋 昼)

[ハンネマン]
来て早々だが、この装置を使って
君に紋章の力があるかを確かめさせてくれ。▼
なに、紋章を知らない?
少し長くなるが、我輩が説明するとしよう。▼
さて、まずは紋章とは何か、であるな。
……紋章とは、力だ。▼
遙か昔、女神より人に授けられたと言われ、
人の体に宿り、血によって受け継がれる。▼
紋章を宿した者は、魔道に優れたり、
強靭な肉体を有したり、等々……▼
それぞれの紋章に対応した、
人智を超える力を持つのだ。▼


《選択》

[ハンネマン]
どうかな、調べてみなければわからぬよ。▼
言ったとおり、紋章は血によって
受け継がれるが……▼
たとえ先祖に紋章を宿した者がいたとて、
その子孫が必ず紋章を宿すとは限らない。▼
子孫の中の限られた者だけが、
紋章の力を受け継ぐことができるのだ。▼
君の先祖に紋章を宿した者がいて、
たまたま君がそれを受け継いでいれば……▼
ということなのだよ。▼


《選択》

[ハンネマン]
うむ、もちろんだ。
すぐにでも調べるとも。▼
[ハンネマン]
いや、そうもいかない。
我輩は教団で紋章の研究をしていてね。▼
君も教師となったからには、我輩の研究に
付き合ってもらわねばならない。▼
まあ、セテス君のように、研究への協力を
断り続ける者もいるが……例外中の例外だ。▼


《共通》

[ハンネマン]
さあ、この装置の上に
手を伸ばしてくれたまえ。▼
こ、これは……!?▼
見たことのない文様……
まさか、未発見の紋章だというのか?▼
この世にまだ我輩の知らぬ紋章が
存在したとは……! 格別の刺激だ!▼
……うむ、興奮してしまった。
さあ、もう出て行ってくれて結構だ。▼
我輩はこれからこの紋章について、
調べねばならん。君の役目は終わった。▼
ふむ、この線……何を意味しているのか。
対称性の欠如とでも言うべきか、む……▼
こちらは、いったい? そうか……
もしやこれは一部で、もっと大きな……▼
[ベレト]
………………。▼

予定内容

《学級対抗戦》
黒鷲、青獅子、金鹿、3つの学級の
代表者が戦う対抗戦が開催される。
戦いに備えて生徒らを指導しよう。

課題

《鷲と獅子と鹿の戦い》
士官学校の新たな教師に抜擢された、傭兵上
がりの若者。学級対抗の模擬戦に臨むその姿
には、生徒のみならず多くの者から熱い視線
が注がれていた。

挑発・青獅子の学級

(訓練場 昼)

[ディミトリ]
いよいよ模擬戦か。はは、腕が鳴るな。
先生はどうだ?▼


《選択》

[ディミトリ]
良かった。先生の采配、期待してるよ。
俺たちも、勝利のために力を尽くそう。▼
[ディミトリ]
心配することはない。あの村で俺たちに
指示をくれた時と、同じようにやればいい。▼


《共通》

[ディミトリ]
大丈夫だ。
手強い相手かもしれないが、きっと勝てる。▼
[クロード]
やあ、お二人さん。
作戦会議かい? 俺たちも交ぜてくれよ。▼
[ディミトリ]
勘弁してくれ、手の内は隠すものだろ。
相手が強敵なら、尚更だ。▼
[クロード]
そりゃあ光栄。ならば期待に応えて、
俺たちも奇策を用意しておかないと、なあ?▼
[エーデルガルト]
ええ、貴方たちがどんな手で来ようとも、
それを上回る戦術で打ち破ってあげる。▼
[ディミトリ]
いや、張り切るのはいいが……。
あまり、無茶をしないようにな。▼
[エーデルガルト]
へえ。敵の心配をするなんて、随分と
余裕があるようね、ディミトリ。▼
[クロード]
おやおや戦いはまだだってのに、そんなに
熱くなって……我が学級は楽をできそうだ。▼
[ディミトリ]
そういうつもりじゃ……いや、悪かったよ。
何はともあれ、実りある戦いにしよう。▼


《選択》

[クロード]
おっと、先生の本心はわかってるんだ。
負ける気はないって顔に書いてある。▼
[エーデルガルト]
そう。貴方がそう言うのなら、
手を抜いてあげる必要はなさそうね。▼


《共通》

[マヌエラ]
あらあら、みんな揃ってお喋りかしら?
すっかり仲良くなったようね。▼
[ハンネマン]
君たちが親睦を深めるのは大変結構だが、
そろそろ作戦会議の時間だ。▼
[クロード]
もうそんな時間か。
それじゃ、お二人さん。また後でな。▼
[エーデルガルト]
貴方たちの力量、
確かめさせてもらうわ。▼

戦闘マップ

戦闘開始前

[ディミトリ]
さて、そろそろ開戦の刻限か……。
勝敗は先生の指揮次第だ、頼んだぞ。▼

戦闘開始時

[ジェラルト]
わかってると思うが、他学級の奴らを
残らず敗走させた学級が勝利だぞ!▼
ちなみに俺は、今回の模擬戦の指南役だ。
勝ちたきゃ俺の言うことをよく聞いときな。▼

1ターン目、敵軍フェイズ

[ローレンツ]
クロード、お前の浅知恵など必要ない。
僕とイグナーツ君で敵の出鼻を挫いてやる。▼
[イグナーツ]
ええっ、ボク!?
まだ心の準備ができてませんよお……▼
[クロード]
やれやれ……向こうの先生を侮ってないか?
油断すると痛い目に遭うと思うがなあ……。▼
[エーデルガルト]
ドロテア、貴方も前に出てくれる?
敵を中央に誘い出したいの。▼
[ドロテア]
了解、エーデルちゃん。
私にお任せあれ。▼
[エーデルガルト]
フェルディナント、ヒューベルト。二人は
敵が来たら足止めを……機を窺うわ。▼
[フェルディナント]
ふっ、任せてくれたまえ。
私一人でも役不足なくらいだとも!▼
[ヒューベルト]
くくく……貴殿一人では力不足ゆえ、
主は私の名も挙げたのですよ。▼

ドロテア撃破

[ドロテア]
あら……新しい先生は、
随分なやり手みたいですねえ。▼

ローレンツ撃破

[ローレンツ]
チッ、この僕が負けるなんて……。
模擬戦とはいえ腹立たしい……!▼

イグナーツ撃破

[イグナーツ]
あはは、やられちゃいました……。
新しい先生の指揮、流石だなあ。▼

エーデルガルト接近(金鹿の学級敗退前)

[クロード]
2つの学級と同時に戦おうってのか?
へえ、たいした自信だな。▼
[エーデルガルト]
勝機が見えたわ……。
黒鷲の学級(アドラークラッセ)! 一気に畳みかけなさい!▼

金鹿生初撃破後

[クロード]
やってくれるね、先生。
これは本気でかからないとな……!▼

クロード接近後、敵軍フェイズ

[クロード]
この森を利用して敵を迎え撃つぞ。
みんな、援護してくれ!▼

クロード接近後、自軍フェイズ

[ジェラルト]
森で待ち構えられてんなら、迂回するなり
何なり対策をしたほうが上手くいくぜ。▼

クロード接近後、森から迂回した次の敵軍フェイズ

[クロード]
おっと、回り込んできやがったか……。
こりゃ強引に迎え撃つしか手はないな。▼

vs クロード

主人公 vs クロード

[クロード]
俺は戦術はともかく戦闘はからきしなんだ。
だから手加減してくれよ、先生。▼
[ベレト]
………………。▼
[クロード]
真顔で頷かれると困るが……。
冗談ってのは、わかってるよな?▼

ディミトリ vs クロード

[クロード]
……なあ、王子様。お前、実は
エーデルガルトに惚れてるんじゃないか?▼
[ディミトリ]
無駄口を叩くのはやめておけ、クロード。
隙だらけだぞ。▼
[クロード]
おっと、その落ち着きっぷりは外れか。
動揺を誘ったつもりが、残念、残念。▼

クロード撃破(金鹿の学級陣営*1生存時)

[クロード]
あらら、やられちまったか……。
他の奴らの活躍に期待するしかないな。▼

クロード撃破(金鹿の学級陣営全滅時)

[クロード]
おっと……油断しすぎたか。
金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)は、これで敗退だな。▼

ハンネマン撃破

[ハンネマン]
実戦を積んだ者の指揮は、流石に違うな。
我輩が手も足も出なかったよ。▼


《マヌエラ生存時》

[マヌエラ]
去年あたくしの学級が勝った時は、褒めも
しなかったくせに、その態度の違いは何!?▼

エーデルガルト接近後、敵軍フェイズ(金鹿の学級敗退後)

[エーデルガルト]
隙のない見事な用兵ね、先生。
こうなったら、正面から当たるしかない!▼

ヒューベルト撃破

[ヒューベルト]
むう……新任の教師の力の一端を、
見られただけで良しとしましょうか。▼

フェルディナント撃破

[フェルディナント]
エーギル家の嫡子たる私がそんな……
くっ、もっと鍛錬しなければ……!▼

vs エーデルガルト

主人公 vs エーデルガルト

[エーデルガルト]
何においても貴方を倒さないと、
勝利はなさそうね。行くわよ!▼

ディミトリ vs エーデルガルト

[エーデルガルト]
ディミトリ、勝負よ。
ここで優劣を決しておくのも悪くないわ。▼
[ディミトリ]
……いいだろう、受けて立つ。
君が相手であろうと、手加減はしない。▼
[エーデルガルト]
そうこなくてはね!▼

エーデルガルト撃破(黒鷲の学級陣営*2生存時)

[エーデルガルト]
私を撤退に追い込むなんて……。
厳しくなりそうだけど、頑張って。▼

エーデルガルト撃破(黒鷲の学級陣営全滅時)

[エーデルガルト]
そんな…黒鷲の学級(アドラークラッセ)が、
こんなあっさり負けるなんて…▼

マヌエラ撃破

[マヌエラ]
やるじゃない。これ以上、無理をしたら
あたくしが医務室のお世話になっちゃうわ。▼


《ハンネマン生存時》

[ハンネマン]
マヌエラ君を退けたか。
我輩も心してかかるとしよう。▼

戦闘勝利後

[ジェラルト]
よーし、そこまでだ!
今回の模擬戦の勝者は……!▼
青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)だな!▼
[ディミトリ]
この勝利は皆の活躍あってこそだ。
ありがとう、よくやってくれた。▼

クリア後

対抗戦を終えて・青獅子の学級

(大広間 夕方)

[ディミトリ]
……先生!
ここにいたのか。捜したんだぞ。▼
今日は、みんなで食事にしようと思って。
反省会を兼ねた、祝勝会だな。▼


《選択》

[ディミトリ]
ああ。ほら、あれだけ戦ったんだし、
腹も減るだろ?▼
[ディミトリ]
当たり前だろ。
今更、何を言ってるんだ。


《共通》

[シルヴァン]
ほら先生、早く来てくださいよ。今日の
殊勲者がいなきゃ、始まりませんって。▼
[アネット]
そうですよ! 私たちが勝てたのは、
先生のおかげじゃないですかっ。▼
[フェリクス]
……そこの、正攻法しか知らん猪よりは、
幾分かまともな用兵だった。▼
[イングリット]
フェリクス。あなたは本当に、
隙あらば殿下に因縁をつけて……。▼
[ディミトリ]
いや、いいんだ、イングリット。
事実、先生の采配は見事だった。▼
[メルセデス]
……それにしても今日は疲れちゃったわね。
私、お腹が減ってもう駄目かも……。▼
[アッシュ]
あはは……実は、僕もです。
そろそろ食堂に行きましょうか。▼
[ディミトリ]
……なあ、先生。
あまり、嬉しくはなさそうだな。▼


《選択》

[ディミトリ]
そう言う割には、眉一つ動かさないから。▼
[ディミトリ]
……まあ、無理もないか。▼

《共通》

[ディミトリ]
先生。俺たちはまだ出会ったばかりだし、
難しいのかもしれないが……▼
俺は、先生とも喜びを分かち合いたい。
折角、こうして一緒にいるんだからな。▼
きっと、それはみんなも同じだと思う。
……ほら、一緒に行こう、先生!▼

報告・大樹の節

(謁見の間)

[レア]
見事な采配でしたね、ベレト。
ジェラルトの薫陶を受けただけはあります。▼
この催しを通じて、生徒たちと
親睦を深められたのではありませんか?▼


《選択》

[レア]
それは何よりです。これからの1年間、
彼らに寄り添ってあげてください。▼
[レア]
そうですか。出会ったばかりですし、
無理もないでしょう。▼


《共通》

[セテス]
ちなみに今回の模擬戦は前哨戦に過ぎない。
本番は飛竜の節に行われる「鷲獅子戦」だ。▼
伝統ある鷲獅子戦に恥じぬ戦いができるよう
生徒たちをきっちり鍛えてもらいたい。▼
[レア]
……さて。今日あなたをここへ呼んだのは
翌節の課題を伝えるためです。▼
あなたたちの学級には、
盗賊の討伐を命じます。▼


《選択》

[セテス]
ガルグ=マク大修道院に所属する者には、
身分を問わず奉仕活動を義務づけている。▼
無論、生徒も例外ではない。節ごとに
奉仕に代わる「課題」に取り組んでもらう。▼
生徒と共に課題に取り組み、期日までに
大司教へ、その成果を報告するように。▼
盗賊討伐の件は、追って子細を伝える。
一度にあれこれ伝えても覚えきれまい。▼
[レア]
ベレト、あなたには特別な何かを
感じます。……期待していますよ。▼


(レアとセテスが立ち去る)

[ソティス]
盗人か……▼
[ベレト]
!?▼
[ソティス]
わしとおぬしの出会いを思い出すのう。
次はあのような不覚をとるでないぞ?▼
[ベレト]
………………。▼
[ソティス]
何を固まって……まさか驚いておるのか?▼
ふん、わしはいつもおぬしと共におる。
話しかけたくらいで驚くでないわ。▼


《選択》

[ベレト]
………………。▼
[ソティス]
やれやれ……詮方ないのう。▼
どうやら、わしはおぬしの心の中に
存在するようなのじゃ。▼
他の者にわしは見えぬが、わしは
おぬしの目と耳を通して見聞きできる。▼
わしとおぬしとは、
こうして心を通じて言葉を交わせる。▼
ま、それ以上のことはわからぬな。▼
[ベレト]
………………。▼


(暗転)

(赤き谷ザナド 昼)

[コスタス]
クソッ!
何が貴族のガキどもを数人殺すだけ、だ!▼
セイロス騎士団が追ってくるなんて、
話が違えじゃねえかよォッ!▼
[???]
貴様らが仕損じたからだ。
つまらぬ陽動にかかりおって。▼
それでも目的は果たせるかと思ったが……
元騎士団長の子、か。なかなかやる。▼
[コスタス]
てめえッ!
聞いてんのか!▼
[???]
だが、傭兵を教師に任じるなど……
あの女の考えが読めぬな。いったい……▼
[コスタス]
無視してんじゃねえッ!
この始末、どうつけて……▼
[???]
死ね。▼
[コスタス]
なっ!?▼
[???]
もはや教団は容赦せぬ。
貴様らは地獄へと旅立つことになろう。▼
せいぜい道連れを増やすことだな……▼
[コスタス]
待ッ! 待ちやがれェッ!
……クソオオオオッ!!▼

コメント



*1 おそらくハンネマンも含まれると思われる。
*2 おそらくマヌエラも含まれると思われる。

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Last-modified: 2021-10-16 (土) 02:00:06
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