会話集/章別会話
19章 交差の結末†
オープニング†
ナレーション1†
迎撃に現れた帝国軍を粉砕し、帝都市街を突
破した新生軍は、アンヴァルの宮城を包囲。▼
帝国の打倒とレアの救出を目指し、ついに皇
帝エーデルガルトとの決戦に挑む。
いざ宮城へ†
- [セテス]
- 皆、聞いてくれ。
レアが城内にいる可能性が高くなった。▼
この一戦でエーデルガルトを討ち、
必ずレアを救い出す。▼
《選択》
- エーデルガルトを殺したくはない
- エーデルガルトと共に歩む道は……
- 「エーデルガルトを殺したくはない」「エーデルガルトと共に歩む道は……」を選択
- [セテス]
- 君にとって、彼女は生徒の1人だ。
共に歩む道を模索したいのはわかる。▼
だが、エーデルガルトが我々に対して
折れることはないだろう。▼
それは君も、理解しているのではないか?
彼女を、討つしかないと。▼
- [フェルディナント]
- 我々はすでにヒューベルトらを、
この手で討った。今更、逡巡はない。▼
《カスパルが自軍にいる時》
- [カスパル]
- あいつだって、わかってるさ!
わかって、戦争を始めたんだ!▼
- [ベルナデッタ]
- 誰かが止めなきゃならないなら……
あたしたちが、やりましょう!▼
- [リンハルト]
- ま、級友の誼だし……無駄になっても、
もう一度くらい説得してもいいですけど。▼
- [ペトラ]
- 戦い、決着、つける、それこそ、
彼女の望み、わたし、そう、思います。▼
《ドロテアが自軍にいる時》
- [ドロテア]
- エーデルちゃん……。
……私は、先生についていきますから。▼
- [ツィリル]
- ボクは……レアさまを助け出すために、
全力で戦うだけだ。▼
《アロイスが自軍にいる時》
- [アロイス]
- うむ、セイロス騎士の名に懸けて、
憎き帝国軍に鉄槌を下してくれよう!▼
《共通》
- [フレン]
- わたくしにとっては、皆さんとレア様の命が
何よりも大切……覚悟を決めますわ。▼
- [セテス]
- さあ、頼んだぞ。
皆に戦闘開始の号令を……!▼
戦闘マップ†
《アンヴァル宮城戦》*1
アンヴァルの市街を突破した一行は、止まる
ことなく宮城に軍を進める。エーデルガルト
を討ち、この戦争に幕を下ろすため。そして
行方不明のレアを見つけ出すために。
戦闘開始前†
- [エーデルガルト]
- ……宮城にまで入り込まれたわね。
けれど、これは逆転の好機でもある。▼
彼らをまとめて討てば、戦局は一気に覆る。
起死回生の一手に賭けるわ。▼
……皆、奮戦なさい!
アドラステア帝国に……勝利を!▼
戦闘開始時†
- [セテス]
- 玉座の間は固く閉ざされてしまったようだ。
どこかで鍵を入手する必要があるな……。▼
玉座の間に自軍ユニットが侵入†
- [エーデルガルト]
- 私が、ここまで追い詰められるなんて……
正直に言って、想像もしていなかったわ。▼
師の力を侮ったつもりはない。けれど、
貴方たちは私の想定を遥かに超えて……▼
《階段を封鎖していない場合》
- [エーデルガルト]
- 全軍に告ぐ! 一兵残らず……
玉座の間に侵入する敵を圧殺せよ!▼
ドゥドゥーが登場†
- [ドゥドゥー]
- ……これ以上、近づくのは難しいか。
む……!▼
ドゥドゥー登場後†
- [帝国兵]
- 侵入者だ! 討ち取れ!▼
- [セテス]
- あの階段を封鎖しろ!
増援の侵入を阻止するのだ!▼
自軍⇒ドゥドゥー*2†
- [ドゥドゥー]
- ……おれだけでは、あの女を討てん。▼
……今はお前たちに加勢する。
たとえおれが死のうとも、捨て置け。▼
エーデルガルトの首さえ取ってくれれば……
他に望むことは何もない……!▼
ドゥドゥー敗走†
《クラシックモードの場合》
- [ドゥドゥー]
- 殿下……
どうか……あなたは……▼
《カジュアルモードの場合》
- [ドゥドゥー]
- 殿下に与えられた命……
無駄にするわけにはいかん……!▼
vs エーデルガルト†
特殊会話の無いユニットで最初に攻撃†
- [エーデルガルト]
- 貴方もまた女神の尖兵の一人……
自覚はないでしょう。▼
来なさい、叩き潰してあげる!▼
主人公 vs エーデルガルト†
- [エーデルガルト]
- 師……貴方は今、きっと、
私に勝てると思っているでしょうね。▼
けれど、私は絶対に諦めない。
手足をちぎられようとも、前に進む。▼
偽りの女神を、それに従う者を打ち倒し、
世界を取り戻すために戦う!▼
セテス vs エーデルガルト†
(フレンと択一)
- [セテス]
- エーデルガルト!
レアを……フォドラを返してもらう!▼
- [エーデルガルト]
- 私を討てば、きっと返ってくるわ。
でも、そんなことはさせない。▼
貴方もまた女神の眷属……
人の上に立ってはならない者なのだから!▼
フレン vs エーデルガルト†
(セテスと択一)
- [フレン]
- エーデルガルトさん! レア様を……
フォドラを、返していただきますわよ!▼
- [エーデルガルト]
- 私を討てば、きっと返ってくるわ。
でも、そんなことはさせない。▼
貴方もまた女神の眷属……
人の上に立ってはならない者なのだから!▼
リシテア vs エーデルガルト†
- [エーデルガルト]
- リシテア……私と同じ貴方となら、
同じ道を歩めたかもしれない……。▼
- [リシテア]
- わたしがあんたと同じ?
いったい何の……まさか……!?▼
- [エーデルガルト]
- けれど、それは戻ることのできない岐路。
今は互いの信ずるもののため戦いましょう?▼
- [リシテア]
- ええ、そうですね。
……わたしは、あんたを倒します!▼
帝国生徒 vs エーデルガルト†
- [エーデルガルト]
- どこで生まれようと関係ない。ここで
こうして戦うのは、貴方の選択の結果。▼
ならば、私もそれに応え、
全力で貴方を討つわ!▼
コンスタンツェ vs エーデルガルト†
- [コンスタンツェ]
- ここまで来て……
もはや問答などしませんわ!▼
- [エーデルガルト]
- 貴方らしいわね。
私も全力で、応えさせてもらう!▼
ムービー「炎帝の死」†
- [エーデルガルト]
- 私の道は……
ここで……途絶えるか……
師……
勝者の務めを……
討ちなさい、師……!
今も……
各地で多くの人が、殺し合っている……
私を討たねば、
戦いは……終わらないの……
貴方の……
貴方たちの道は……
私の屍を越えた先にしか……ないわ……
だから、せめて……
貴方の手で……!
(主人公が剣を振り下ろす)
- [エーデルガルト]
- 二人で……
歩き、たか……
クリア後†
真の敵†
(帝都アンヴァル・宮城前 昼)
- [セテス]
- ……終わったか。
後は、レアを見つけ出し……▼
- [フレン]
- 先生、お兄様! 手紙を預かりましたわ。
帝国の将が、先生に渡せと……。▼
- [セテス]
- 誰からだ?
ベレト、すぐに読んでくれ。▼
- [フェルディナント]
- それは……ヒューベルト!?
死してなお手紙を寄越したのか……。▼
:[ヒューベルト]|
この手紙を貴殿が受け取ったということは、
私は死に、きっと陛下も……。▼
我が主が他者に降るはずもありません。
貴殿に命があるのが残念でなりませんよ。▼
さて、生き残ったからには、貴殿には
我らに代わって後始末をしてもらいたい。▼
闇に蠢く不穏の者たちを、
討ち滅ぼさねばならないのです。▼
モニカやトマシュを覚えているでしょう。
彼らの仲間は、いまだ残っています。▼
女神の眷属と地上の人間すべてに深い恨みを
抱き、復讐の時を待っています。▼
もしも捨て置けば、いずれ彼らは未曽有の
災いをもたらす……それは確実です。▼
貴殿らがメリセウス要塞を落とした際、
私は彼らが発する魔道を感知しました。▼
そこから割り出した彼らの本拠……
シャンバラの場所を別紙に記してあります。▼
彼らはまごうことなきフォドラの敵。
そのこと、ゆめゆめお忘れなきように。▼
最後に……大司教殿は宮城の隠し部屋にて、
健やかに、とは言えませんがお過ごしです。▼
隠し部屋の入り口は、
この手紙を預けた者に伝えてあります。▼
……私は主の勝利を信じている。だが、
信じた上で敗北した場合の策も講じる。▼
貴様らが世を統べるというのであれば、
この私の予想を超える働きをしてみせろ。▼
それがエーデルガルト様への手向けであり、
勝者の義務だ……!▼
- [セテス]
- ヒューベルト、か……。
この手紙に、書かれていることは……。▼
いや、真実なのだろう。
そうであれば、すべてが繋がる。▼
至急、レアとも話さなければ。
私たちの戦いは、まだ終わらないのだな。▼
闇に蠢く者……その者どもを討たねば、
フォドラに平穏は訪れない。▼
- [フレン]
- モニカさんやトマシュさんの仲間……
ですのよね。▼
わたくしの血を狙ったのも、
彼らだったのでしょう。▼
メリセウス要塞を、謎の光で、
破壊し尽くしたのも……。▼
- [セテス]
- これ以上の話は、レアを救出できてからに
しよう。よいな?▼
蠢く野望†
(帝都アンヴァル・宮城 昼)
- [レア]
- ああ……ベレト……!
あなたが私を迎えに来てくれるなんて……!▼
夢では……ないのですね……?
会いたかった……ずっと、あなたに……!▼
セテス、フレン……、あなた方も、
力を貸してくれたのですね。▼
ベレトを支え、
私を救い出してくれたこと、感謝します。▼
- [セテス]
- レア……本当に、本当に無事で良かった。
これ以上、同胞が失われるのは耐えられん。▼
- [レア]
- ええ……こうしてアンヴァルで再会できて、
昔が思い起こされますね……。▼
- [セテス]
- ああ、懐かしいな。久しぶりに、ゆっくりと
思い出話でもしたいところなのだが……。▼
実はな、レア。我々は……帝国の者から
ではあるが、途轍もない情報を得ている。▼
我々に敵対する「闇に蠢く者」の存在を
ついに掴んだのだ。▼
女神の……神祖のことも、我々のことも、
もはや隠すべき時は過ぎた。▼
すべてを伝えるべきではないかと、
私は思う。▼
- [レア]
- 闇に蠢く者……?▼
- [フレン]
- 女神の眷属と地上の人間を憎み、
恐ろしいことを企んでいると……。▼
- [レア]
- ………………。▼
- [セテス]
- 君の口から、この者にすべてを語ってくれ。
君しか知らないこともあるはずだ。▼
- [レア]
- わかりました……。ベレト、
私の知る限りのことをお話しましょう。▼
……古の時代より、闇に蠢きフォドラの
安寧を脅かす者たちがいたことは確かです。▼
昔、ネメシスという男がいたことは
知っていますね……?▼
《選択》
- [セテス]
- “解放王”ネメシス……女神より天帝の剣を
授かった英雄、とされた男だ。しかし……▼
- [レア]
- ネメシスは元々は盗賊の首領……
聖墓を発き、神祖の亡骸を奪いました。▼
しばらくのち、ネメシスがザナドに現れた時
その手には、すでに天帝の剣がありました。▼
《選択》
- [セテス]
- ザナド……赤き谷のことだ。
5年前に行っただろう。▼
- [レア]
- 邪神と戦うために女神様から授かった……
という神話は、後から作られた話です。▼
《共通》
- [レア]
- ネメシスがどうやって剣を手に入れ、
なぜザナドに現れたのかはわかりません。▼
ですが彼は、その剣でザナドの民を……
神祖の眷属たちを虐殺しました。▼
そして、彼らの亡骸によって更なる力を得、
フォドラを戦乱に陥れたのです……。▼
ですが、盗賊風情のネメシスに、
そんな大それたことはできないはず……。▼
- [セテス]
- ネメシスに協力者がいたものと考えられ、
当時も大掛かりな調査が行われたが……▼
結果は芳しくなかった。その協力者こそが、
闇に蠢く者たちだったのだろう。▼
そして今度は、帝国軍を使って、
フォドラを再び戦乱に陥れた……。▼
- [フレン]
- エーデルガルトさんは、己の目的のために、
一時的とはいえ彼らと手を結んだのですね。▼
先生……シャンバラに行き、
闇に蠢く者たちを止めましょう!▼
(主人公が頷く)
- [レア]
- 血塗られた歴史を……赤き谷の惨劇を、
繰り返させてはなりません……。▼
コメント†