会話集/章別会話
16章 薔薇色の大河†
オープニング†
ナレーション1†
煉獄の谷アリルにてダフネル家からの援軍提
供を受けた新生軍は、いよいよ帝国領への侵
攻に向けて動き出す……。
進軍開始†
(大広間 昼)
- [セテス]
- クロードに送った使いが帰って来た。
すぐにも取りかかるそうだ。▼
リーガン家の軍勢が動く時機に合わせ、
我々も一気に進軍する。▼
最小限の犠牲でミルディン大橋を落とし、
帝国との全面戦争に踏み切るのだ。▼
ベレト、
準備を進めてくれ。▼
予定内容†
《ミルディン大橋の奪取》
帝国領進攻の足掛かりを得るため、
アミッド大河に架かる戦略上の要地
ミルディン大橋を制圧しよう。
《ミルディン大橋の戦い》
帝国の侵攻を食い止め、逆に進軍することを
決意した一行。そのためには同盟領と帝国領
を繋ぐ要衝、アミッド大河に架かるミルディ
ン大橋を落とす必要があった。
帝国と同盟に架かる橋†
- [セテス]
- これがミルディン大橋だ。帝国と同盟を
分かつアミッド大河に架かる橋の一つ……▼
ううむ……以前訪れた時よりも、
かなり防備が固くなっているな。▼
敵もそれなりの備えをしている、
ということだろう。▼
《選択》
- 「迅速に落とそう」を選択(マヌエラの好感度アップ)
《マヌエラが自軍にいる時》
- [マヌエラ]
- あたくしも同意見よ、センセイ。▼
痛みを感じさせる間もなく、
終わらせてあげなくちゃ、ね。▼
- 「手堅く行こう」を選択(ハンネマンの好感度アップ)《ハンネマンが自軍にいる時》
- [ハンネマン]
- 敵に備えがあるということは、
不測の事態も起こりやすい。▼
柔軟に対応できるよう、
しっかり警戒して進まなければならん。▼
《共通》
- [セテス]
- ああ、そうだな。▼
クロードを信用していないわけではないが、
他の同盟諸侯が動かないとも限らない。▼
迅速かつ手堅く軍を進めていこう。▼
- [フェルディナント]
- ミルディン大橋を渡ると、
フォドラ最大の平原が広がる。▼
先生も覚えているだろう?
鷲獅子戦の場となったグロンダーズ平原だ。▼
- [カスパル]
- ミルディンを守ってるのは、
オレの親父や兄貴じゃねえよな?▼
特に親父とは、顔を合わせねえままで
戦争を終わらせてえな。▼
- [リンハルト]
- ああ……君の父親は
素手で熊をかち割るんだったね。▼
出会った時は、君を生贄に
捧げることにするよ。▼
- [カスパル]
- 本気でやめてくれええ!▼
- [ペトラ]
- 反撃の狼煙、上げます、ですよね?
燃やすもの……用意しません、ですか?▼
- [ドロテア]
- ペトラちゃん……いいのよ。
煙が立たなくても、上げたことになるの。▼
この橋を奪うこと自体が、
反撃の狼煙なのよねえ。▼
《ベルナデッタが自軍にいる時》
- [ベルナデッタ]
- ひええええ……
いよいよ侵攻するんですね!▼
ぶるぶる……これで、これで、
エーデルガルトさんが怒って……!▼
全軍で修道院をぶっ潰すなんてことに
なったらああ! 死んじゃいますよおおお!▼
- [セテス]
- 今更な話ではあるが……心配せずとも、
5年前と同じようにはならない。▼
帝国が大軍をガルグ=マクに集中できた
あの時と異なり……▼
帝国の戦線は、王国や同盟との
境界すべてにまで拡大している。▼
帝国は味方も増えたが敵も多い。
我々に割ける兵はそれほどでもないはずだ。▼
《ベルナデッタが自軍にいない時》
《選択》
- 「出陣の時だ」を選択(共通へ)
- 帝国の反撃が心配」を選択
- [セテス]
《ベルナデッタの有無共通》
- [セテス]
- さあ、行くぞ!
これが乱世を終わらせる、第一歩となる!▼
ナレーション2†
帝都アンヴァルを目指す新生軍は、オグマ山
脈東方を迂回し、同盟領を通過して南下する
進軍路を選択する。
親帝国派の同盟諸侯グロスタール家領を通過
するため、反帝国派の筆頭、リーガン家の当
主クロードに協力を要請。
クロードにグロスタール家の兵力を引きつけ
てもらう約束を取りつけると、同盟領と帝国
領を分かつアミッド大河を越えるべく、ミル
ディン大橋へと軍を進めた。
戦闘マップ†
戦闘開始前†
- [ラディスラヴァ]
- あの軍旗は……! 敵襲です!
落ち着いて、敵を迎え撃ちなさい!▼
アケロンにも急使を! 間に合えば、
敵を挟撃できるかもしれません……!▼
- [セテス]
- 敵将は、ラディスラヴァのようだな……。
最近、名を上げている将軍だ。油断するな。▼
南東砦増援開始時†
- [帝国兵]
- この橋を奪われてなるものか!▼
- [セテス]
- む……砦内に兵が詰めているようだな。
まだ出てきそうだ、警戒を怠るな!▼
南東砦近くに到達した時†
- [セテス]
- 砦内の敵をすべて排除すれば、
砦の制圧が成るだろう。▼
- [帝国兵]
- 敵が侵入してきたぞ!
待機中の兵に加勢を要請しろ!▼
弓砲台の準備も急ぐ必要があるか……
侵入者どもから砦を守るのだ!▼
北東増援アケロン部隊到達時†
- [ラディスラヴァ]
- アケロン! 今こそ帝国への忠誠を示す時!
背後より敵を挟撃なさい!▼
- [アケロン]
- 大手柄を立てて、皇帝陛下にぼくちゃんの
名前を売っとかないとねえ……!▼
- [セテス]
- あれは同盟領の小領主アケロンだ。
帝国に味方するならば倒すほかあるまいな。▼
北西増援部隊到達時†
- [ローレンツ]
- ローレンツ=ヘルマン=グロスタール、
父に代わり参上した!▼
- [ラディスラヴァ]
- よく駆けつけてくれました。
彼らと共に、敵を殲滅します!▼
vs ラディスラヴァ†
- [ラディスラヴァ]
- 陛下のご恩に報いるため……
ここは絶対に通しません!▼
残りHPが半分以下†
- [ラディスラヴァ]
- 退けません……! この命に代えても、
ミルディン大橋を死守しなくては……!▼
ラディスラヴァ撃破†
- [ラディスラヴァ]
- エーデルガルト様……
申し訳……ありません……!▼
vs アケロン†
- [アケロン]
- 長いものには巻かれとかないとさあ、
長生きできないんだよ~?▼
アケロン撃破†
- [アケロン]
- ぐええええ……! て、帝国なんかに……
味方するんじゃ……なかった……▼
vs ローレンツ†
- [ローレンツ]
- この時勢下で帝国に抗うなど無謀だ……!▼
主人公 vs ローレンツ†
- [ローレンツ]
- 久しぶりだな、先生。ここが戦場でなければ
紅茶でもご馳走したいところだが……。▼
当家は帝国に従うほか生き残る術がない。
悪く思わないでくれたまえよ……!▼
ローレンツ撃破†
(スカウトしていなかった場合)
- [ローレンツ]
- 僕の死体は丁重に葬ってくれたまえよ……
貴族に相応しく……な……▼
(スカウトしていた場合)
- [ローレンツ]
- くっ……降参だ。
命乞いなどしないさ、貴族だからな……。▼
ローレンツを説得して
仲間に勧誘できます
説得しますか?
《選択》
説得する
殺す
- [ローレンツ]
- 僕を誘ってくれるのか……!?
だが、我がグロスタール家は……▼
いや、わかった。父は僕が説得する。
共に帝国を倒すと誓おう!▼
- [ローレンツ]
- 僕の死体は丁重に葬ってくれたまえよ……
貴族に相応しく……な……▼
敵将全撃破後†
- [セテス]
- ……主よ、敵将と、彼らに従った
勇敢なる兵士たちの罪を赦したまえ。▼
クリア後†
来訪者†
- [セテス]
- どうにかミルディン大橋を確保できたか。▼
命が尽きるまで一歩も退かぬとは、
帝国軍の結束も思いのほか強いな。▼
エーデルガルトも、ただの暴虐の王では
ないということか……。▼
これからの戦いも生易しいものでは……▼
- [教団兵]
- 失礼します!
ギルベルト殿がお見えです!▼
- [セテス]
- ギルベルト!?
なぜここに……いや、いったい今まで何を?▼
会ってみるほかはないようだな。▼
- (暗転)
- [ギルベルト]
- ミルディン大橋を落とされたとのこと。
あの守りを打ち砕くとは、お見事でした。▼
- [セテス]
- 回りくどい挨拶は無用だ、ギルベルト。
なぜ今になって、君が……▼
- [ギルベルト]
- 私は今、かつての主君……ディミトリ様に、
再びお仕えしております。▼
あの方はフラルダリウス領に身を寄せ、
反攻の準備を進めておられる。▼
- [セテス]
- ……!
ディミトリ殿は、生きていたのだな!▼
- [ギルベルト]
- ええ。王都で処刑されかかったところを、
ドゥドゥーが身を呈して救出したのです。▼
私が本日、ここへ参ったのも、
殿下の命になります。▼
我々は敵を同じくする者同士……
共闘できるものならば、と。▼
- [セテス]
- ……聞くだけ聞くとしよう。▼
- [ギルベルト]
- 我が軍は、
まもなく帝国への進軍を開始します。▼
手を携え、足並みを揃えて
共に帝都を目指せはしませんか。▼
それが難しければ、せめてミルディン大橋の
通過だけでも許可していただきたい。▼
《選択》
- [セテス]
- いや、待ってくれ。
我々の戦力は少なく、激戦を終えたばかり。▼
今、帝国の本軍と真正面から衝突するのは
時期尚早に過ぎる。▼
橋の通行を許可するだけならば問題ないが、
合流は難しいのではないか?▼
- [セテス]
- ああ、そうだな。
我々の戦力は少なく、激戦を終えたばかり。▼
今、帝国の本軍と真正面から衝突するのは
時期尚早に過ぎる。▼
《共通》
- [セテス]
- 数節でも待ってもらえるならば、
こちらの状況も変わるかもしれないが。▼
- [ギルベルト]
- いえ、今の殿下に歩みを止める余裕は……。▼
- [セテス]
- ……であれば、やはり合流はできんな。
ディミトリ殿にはよろしく伝えてくれ。▼
- [ギルベルト]
- ……承知いたしました。セイロス騎士団との
共闘が叶わなかったことは残念ですが……▼
ミルディン大橋を無事に通過できるだけでも
ありがたい。感謝いたします。▼
……恐らく死戦となるでしょう。
これが今生の別れであっても驚きません。▼
お二人とも、どうかご武運を。▼
- [セテス]
- ……君たちにも主の加護があらんことを。▼
コメント†