会話集/章別会話
EP.8 赤狼の節 炎と闇の蠢動†
オープニング†
生けるものが姿を隠し始め、
フォドラに長い冬が訪れる。
霧氷がじんわり降りていくように、
ファーガスの北から寒さが覆っていく。
山際に沈みゆく夕陽が、
狼の生え変わった冬毛を赤く照らすと、
それを見た狩人は言う。
赤狼が出た、と。
新たな異変 †
(医務室 昼)
- [シャミア]
- ……といったところだな。
本当に疫病の類いではないのか?▼
- [マヌエラ]
- ええ。医学に絶対はないけれど、
可能性は限りなく低いんじゃないかしら。▼
落ち着きなく動き回る、攻撃的になる、
逆に寝込んでしまう、眠ったまま起きない。▼
これだけちぐはぐな症状が見られるなら、
考えられる原因は……▼
複数の毒物か、魔道……しかも闇の魔道か、
呪術の類か……その辺りじゃないかしらね。▼
(ベレトとジェラルトが現れる)
- [ジェラルト]
- マヌエラ、ルミール村の件か?
今の話、本当だろうな。▼
- [マヌエラ]
- あら、ジェラルトさん。
どこから聞いていたの?▼
- [ジェラルト]
- 疫病の類いではないってところからだな。▼
俺もこいつも、ルミール村の連中には
世話になったことがある。▼
あの村で何かが起こってるっつうなら、
俺たちでどうにかしてやらねえとな……。▼
- [シャミア]
- 現地の状況を確認してきた。
詳しい話は騎士の間で聞いてくれ。▼
私はこれで。
マヌエラ、協力感謝する。▼
(シャミアが立ち去る)
- [マヌエラ]
- センセイには助けられた恩もあるし、ルミー
ル村に行く時には付き合ってあげるわ。▼
ふふ、何だったら2人きりでも、
い・い・の・よ?▼
《選択》
- [マヌエラ]
- まあ……!
センセイったら……▼
- [マヌエラ]
- あら、そう。
つまらない人ねえ。▼
《共通》
- [ジェラルト]
- 悪いが、村に行く時は俺も一緒だろう。
さて、俺たちも行くぞ。▼
- [マヌエラ]
- ええ、またね。
ジェラルトさん、センセイ。▼
(暗転)
- [ジェラルト]
- 俺はいったん部屋に戻るが、
お前はどうする?▼
時間があるなら、先に騎士の間へ行って
話を聞いておいてくれると助かるが……。▼
- [ベレト]
- ………………!▼
(暗転、ベレトが倒れる)
- [ジェラルト]
- お、おい!
どうした!?▼
《選択》
- 「大丈夫だ」を選択/
「少しめまいが」を選択(ジェラルトの好感度アップ)
- [ジェラルト]
- 変だと思ったら医務室に戻れ。
お前は平気な顔で無理をするからな。▼
わかったか?▼
- [ソティス]
- くう……何じゃ、今のめまいは……。
わしまで気持ち悪うなったわ。▼
いや……初めてではない……。
わしもかつてこのような……▼
沸き上がる謎・金鹿の学級†
(書庫 昼)
- [クロード]
- トマシュさんは……いないようだな。
まあいいか。▼
あれから英雄の遺産についていろいろ
調べていてね、面白いことがわかったんだ。▼
《選択》
- [クロード]
- なぜって……言わずともわかるだろ?
それより面白いことってのはな……▼
- 「面白いこと?」を選択
(クロードの好感度アップ、共通へ)
《共通》
- [クロード]
- 英雄の遺産と紋章の関係についてさ。▼
英雄の遺産には、それを正しく使える
紋章が刻まれてる。紋章石の部分にな。▼
とすると、紋章は英雄の遺産を安全に
使うために必要な鍵みたいなもんなんだろ。▼
じゃあ“天帝の剣”には紋章を示す
紋章石がついてないのは、なぜだ?▼
《選択》
- 「女神様の気まぐれ」を選択
(クロードの好感度ダウン)
- [クロード]
- おいおい、俺の鮮やかな推理を女の移り気
みたいな一言で片づけないでくれよ。
- [クロード]
- そう、俺の予想では、そうなんだ。▼
《共通》
- [クロード]
- 紋章石こそが、人間離れした力の
根源なんだって俺は考えてる。▼
マイクランが黒き獣と化した時、奴を覆って
いった謎のシロモノは紋章石から現れた。▼
そして紋章石は奴の体表に……
そこで、書庫にあったこの絵を見てくれ。▼
こいつは女神に遣わされ、セイロス教徒を
救ったといわれる“白きもの”らしい。▼
額に描かれた模様、そしてうっすらと見える
丸い境界線……これは紋章石じゃないか?▼
つまり紋章石は本来、“白きもの”みたいな
巨大な姿を取るための核のようなもので……▼
英雄の遺産は、その変身の力を武具としての
力に転用したもの、ってのが……▼
- [セテス]
- ……君たちか。
トマシュを見かけなかったか?▼
- [クロード]
- いえ、俺も会いたかったんですけど、
留守のようですよ。▼
- [セテス]
- そうか。
……!? その絵は……?▼
- [クロード]
- 書庫にあったんです。
何かまずいことでも描かれてますかね?▼
- [セテス]
- いや……だが、それはここの蔵書ではなく
トマシュが私物を持ち込んだものだろう。▼
他の書物と紛れては困る。
いったん、私が預かっておく。▼
- [クロード]
- そして、闇に葬る……▼
- [セテス]
- なに?▼
- [クロード]
- 以前、トマシュさんが言ってたんですよ。
修道院では都合の悪い記録は消される、と。▼
- [セテス]
- トマシュが? 何を馬鹿なことを……
私は忙しい、もう行くぞ。▼
- [クロード]
- 随分、慌ただしい様子だったな。
トマシュさんに何か用でもあるのかねえ。▼
さて……絵も取られちまったし、
今日はここまでにしとくか、先生。▼
やっぱり教団は、何かを隠してる。それも
遺産や紋章に関わる、馬鹿でかい秘密をな。▼
その秘密は……先生、
あんたの正体に関わるんだぜ。▼
予定内容†
《ルミール村の調査》
級長たちと出会った地、ルミール村
で何やら異変が起きているらしい。
原因を突き止めるため調査しよう。
《ルミール狂乱戦》
ルミール村をゆるやかに襲っていた異変は、
突如として牙をむいた。燃え上がる炎、飛び
交う怒号と悲鳴。そんな混乱に包まれる村を
怪しい影が見つめていた……
村を襲う悲劇・金鹿の学級†
(玄関ホール 昼)
- [ジェラルト]
- おい! ベレト!
急いで出る準備をしろ!▼
《選択》
- [ジェラルト]
- ルミール村の様子が一変したらしいんだが、
情報が錯綜しててよくわからねえ。▼
村の連中が殺し合ってるとか、
家が燃えてるとか……とにかく急げ!▼
(暗転)
(帝国領・ルミール村)
- [暴れる村人]
- コロス! コロス!
ウアアアアア!▼
- [暴れる村人]
- フフフフフフフフフ……!
アア……ヴァア……!▼
- [村の子供]
- 助けてえ! 助けてよおー!▼
- [ジェラルト]
- 何だこりゃ……何がどうなってやがる……▼
- [クロード]
- うは……まさに地獄の様相だな。
誰が正気を保ってるかもわかりゃしない。▼
- [ヒルダ]
- これ、すぐに何か手を打たないと
どんどん悪い状況になりそー……。▼
《選択》
- 「確かに酷すぎる」を選択
(ヒルダの好感度アップ)
- [ヒルダ]
- 正直、関わりたくないけど。
放っとくわけにもいかないですよねー。▼
《共通》
- [ラファエル]
- じゃあさあ、死なない程度にぶん殴って
片っ端から気絶させるってのはどうだあ?▼
- [イグナーツ]
- そんな、無茶な! あれ……でも、
もしかして他に選択肢はないのかな……。▼
- [マリアンヌ]
- 仮に命を落とす人がいても……
それが主の定めし運命なら……▼
- [レオニー]
- 駄目だ、マリアンヌ! 全員、助けないと!
こんなの女神様が望んでるわけないだろ!?▼
- [ローレンツ]
- 平民を助けるのは貴族の務め……。
グロスタールの家名に懸けて、皆を救う!▼
《リシテアをロストしていない場合》
- [リシテア]
- ……クロード、妙な人たちがいますね。▼
- [クロード]
- ああ、お前も気づいたか。▼
《共通》
- [クロード]
- 見ろ……村人に紛れて、
怪しげな連中がうろついてやがる。▼
もしかして、元凶はあいつらか?
だとすれば……。▼
《選択》
- [クロード]
- よし、方針は立ったな。俺たちがやるべきは
怪しい連中の排除と、村人の救出だ。▼
戦闘マップ†
戦闘開始時†
- [ジェラルト]
- どうやら不穏な連中がいるようだが、
まずは村人の救援が最優先だ! いいな?▼
俺がここで正気を失った奴らを引きつける!
その隙に、お前らは村の連中を救ってやれ!▼
村人を攻撃する暴れる村人を撃破し、
村人を救出しましょう。
暴れる村人初戦†
- [暴れる村人]
- コロス……コロス……!▼
村人を狙う暴れる村人撃破†
- [村人]
- あ、ありがとうございます……!▼
(村人がいなくなる)
交戦後、次の自軍フェイズ†
- [クロード]
- あれ……嘘だろ。怪しげな連中に指示を
出してるの、トマシュさんじゃないのか!?▼
上記後、一定エリア進入後の敵軍フェイズ†
- [クロード]
- トマシュさん!
あんた、こんなところでいったい……▼
- [トマシュ]
- わしはトマシュなどではない……。
我が名はソロン、人の世の救済者だ……!▼
(トマシュがソロンに変身する)
- [ソロン]
- どうだ、驚いて声も出ぬか?
仮の姿にまんまと騙されおって。▼
わしがガルグ=マクに潜んでおったのは、
フレンという小娘の血を手に入れるため……▼
この血があれば、我らはまた一歩、
大望の実現へと近づく……!▼
(勝利条件が『敵将の撃破』に変更)
(死神騎士たちが現れる)
- [死神騎士]
- 俺も愉しませてもらうぞ……。▼
- [ジェラルト]
- あれは、死神騎士……! あいつも、
トマシュ……いや、ソロンの仲間なのか?▼
村人を1人も救出せずにソロンに接近†
- [ソロン]
- ふっ……無策にも突っ込んでくるか。
やはり獣よな……。▼
実験はもう十分だ。
……殺れ。▼
- [村人]
- うわあああ……▼
- [村人]
- ぐあああ……
助けは……来ないか……
- [村人]
- ううっ……もう駄目だ……▼
- [村人]
- 主は……我らを見捨てたもうたか……
- [村人]
- チクショウ……何で……▼
- [村人]
- ああ、母さん……▼
- [クロード]
- おい、おま……クソったれが!*1
……助けられたかもしれないってのに!▼
村人を全員離脱させた時†
- [ジェラルト]
- よし、助けられるだけ助けたな……!
後はソロンだ! あいつをひっ捕らえるぞ!▼
vs 死神騎士†
- [死神騎士]
- 用があるのは貴様ではない……。▼
主人公 vs 死神騎士†
- [死神騎士]
- 我が逸楽よ……。
その剣で、俺を殺してみろ……。▼
死神騎士撃破†
- [死神騎士]
- まだ命に刃が届かぬか……。
甘きは死すぞ……。▼
(死神騎士がいなくなる)
- [クロード]
- チッ……何が目的だ、あいつは。
まあいい、ソロンの奴を押さえなきゃな。▼
vs ソロン†
- [ソロン]
- 矮小で劣悪な獣ごときが、
わしを殺せると思うな……。▼
主人公 vs ソロン†
- [ソロン]
- 不吉なる“凶星”よ……。この機会に、
貴様の力を測らせてもらおうか。▼
戦闘勝利後†
- [ジェラルト]
- 貴様、なぜこの村を狙った?
何を企んでやがる!!▼
- [ソロン]
- フン、実験台など誰でも良かった。
成果は十分……帰らせてもらうぞ。▼
(ソロンがいなくなる)
《死神騎士未撃破》
- [死神騎士]
- ……ここは、退こう。▼
(死神騎士がいなくなる)
《共通》
- [ジェラルト]
- おい、待て!
ちっ、消えちまったか……。▼
- [クロード]
- 終わったな……。
……切り替えなきゃいけないか。▼
俺は村ん中を見回ってくるよ。
まだ助けられる人がいるかもしれない。▼
《村人を全員救出した場合》
すべての村人を救出しました!
巨大な金塊を獲得しました!
上級試験パスを獲得しました!
クリア後†
炎帝現る†
- [ジェラルト]
- どうにか片づいたな……。
犠牲も……最低限に留めた。▼
奴ら、実験台は誰でも良かったと
ぬかしていやがったな。▼
あいつらのせいで、
ルミール村の連中は……。▼
(炎帝が現れる)
- [炎帝]
- ここにいたか、ベレト。▼
- [ジェラルト]
- その姿……お前が、炎帝か。▼
- [炎帝]
- いかにも。
我が配下の死神騎士が世話になったな。▼
- [ジェラルト]
- 世話になったとは随分な挨拶だな。
お前がこの村を滅茶苦茶に……▼
- [炎帝]
- 勘違いするな!▼
- [ジェラルト]
- なに?▼
- [炎帝]
- ソロンは確かに我が協力者だが、
同じ目的で動いているわけではない。▼
このような行い、事前に知っておれば
我が必ず止めた。それは断言しよう。▼
- [ジェラルト]
- 口では何とでも言える。
とりあえず修道院まで来てもらおうか。▼
- [炎帝]
- できぬ相談だ。……が、我と貴様らとで
手を組むというのであれば受けよう。▼
- [ジェラルト]
- 何だと……?▼
- [炎帝]
- 放っておけば、彼奴らはまた凶行を
繰り返す。それを止めたくはないのか?▼
特に天帝の剣を持つ貴様の力があれば、
ソロンなど敵ではない……。▼
《選択》
- [炎帝]
- そう怒りを露わにしていては、
嘘ということが丸わかりだ。▼
- [炎帝]
- 残念だ。貴様ならそう答えるだろうとは
思っていたが……。▼
《共通》
- [炎帝]
- その選択、後悔するでないぞ。▼
(ヒルダが現れる)
- [ヒルダ]
- ジェラルトさーん、先生ー。
うちの級長を見ませんでしたー?▼
- [ジェラルト]
- どうした?
……ちっ! しまった。▼
(炎帝が立ち去る)
- [ジェラルト]
- 逃がしたか……。▼
(暗転)
- [ジェラルト]
- なあ、ベレト。
大修道院に来て、お前は変わったな。▼
《選択》
- [ジェラルト]
- ルミール村に来てから、お前、
怒りっぱなしじゃねえか。▼
ガキどもを指導してる時は、
随分と嬉しそうな顔をするしよ。▼
お前がそれほど感情を表に出すなんて、
大修道院に来るまで一度もなかったんだぞ。▼
《選択》
- 「そうかもしれない」/
「生徒たちのおかげだ」を選択
- [ジェラルト]
- お前のそんな顔が見られるなら、大修道院に
来たことも、良かったのかもしれん。▼
あるいは初めから、大修道院を出る必要さえ
なかったのかもしれねえな……。▼
《選択》
- 出る必要がなかった?
- 自分は大修道院を出てから生まれたのでは?
- 「出る必要がなかった?」/
「自分は大修道院を出てから生まれたのでは?」を選択
- [ジェラルト]
- ……!
しまったな……いや、そろそろ潮時か。▼
今度、暇な時に俺の部屋に来い。
話がある。▼
- [ソティス]
- これはいかなることじゃ? おぬしが
大修道院にいた記憶なぞ、わしにはない。▼
おぬしの生には、いったい何が
隠されておるというのじゃ……?▼
深まる謎・金鹿の学級†
(大広間 昼)
- [クロード]
- やあ、先生!
今回は、本当に大変だったな!▼
……と、勢いだけ出しても意味ないか。
無辜の民の死は、いつだってつらいもんだ。▼
《選択》
- [クロード]
- それでも前を向いて、笑えよ、先生。
それが上に立つ者の役目だ。▼
俺やあんた自身じゃなく、金鹿の学級の
仲間のため……みんなが前を向くために。▼
俺たちが挫けたところを見せなきゃ、
あいつらだって乗り越えていける。▼
悪いな、先生。
頼んだぜ。▼
そういや、ルミール村にも“炎帝”と
名乗る奴が現れたんだってな。▼
ヒルダから聞いて驚いたよ。
奴の目的はいったい何なんだ……?▼
《選択》
- [クロード]
- それはどうだろうな。確かに、聖廟では
奴らは天帝の剣を狙ってきた。▼
だが、その後の奴らは、フレンをさらい、
その血を使って今回の凶行に及んでる。▼
それを踏まえると、奴らの本当の狙いは、
英雄の遺産とは別にあると考えるべきだろ?▼
《続き・選択》
- 「それもそうだ」/
「フレンの血はいったい……?」を選択
- [クロード]
- 奴らは今回の行動を「実験」と呼んでた。
そしてその成果が十分だったとも。▼
とすれば、次は今回の成果を利用して
もっとでかい事をやらかすかもしれない。▼
……これ以上は、残念ながら手詰まりだな。
わからないことが多すぎる。▼
(共通へ)
- [クロード]
- ははは、冗談きついぞ、先生!
世界征服だって?▼
……いや、待てよ。▼
奴らは今回の行動を「実験」と呼んでた。
そしてその成果が十分だったとも。▼
とすれば、次は今回の成果を利用して
もっとでかい事をやらかすかもしれない。▼
考えたくないが、ルミール村のような異変を
もっと大きな規模で起こせるなら……!▼
下手をすりゃ戦争だ。世界征服だって、
冗談じゃなくなっちまうぞ。▼
(共通へ)
- [クロード]
- そうだな。はっきり言って、
わからないことが多すぎる。▼
奴らは今回の行動を「実験」と呼んでた。
そしてその成果が十分だったとも。▼
とすれば、次は今回の成果を利用して
もっとでかい事をやらかすかもしれない。▼
……これ以上は、残念ながら手詰まりだな。▼
《共通》
(フレンが通りかかる)
- [クロード]
- フレン! ちょうどいいところに……姫、
少し俺たちにお付き合いいただけますか?▼
- [フレン]
- な、何ですの、いったい……?
あーれー……▼
(フレンが立ち去る)
- [クロード]
- チッ……上手くかわされたか……。▼
まあ、深く事情を知ってるってよりは、何か
言えないことがあるような様子だったな。▼
《選択》
- 「次はもう少し厳しくいこう」を選択
(クロードの好感度ダウン)
- [クロード]
- おいおい……。▼
《共通》
- [クロード]
- やはりセテスさんを詰問すべきか……
あるいはその上、レアさんか……。▼
だが、トマシュさんが敵とわかった以上、
教団の秘密を暴けばいいとも言えない。▼
俺の求める答えは、いったい
どこにあるんだ……?▼
報告・赤狼の節†
(謁見の間 昼)
- [レア]
- ルミール村を狙った恐ろしい計画に
よくぞ幕を引いてくれました。▼
この度の惨禍には、天上の女神様も、
強く心を痛めていることでしょう。▼
それに……書庫番のトマシュが
ソロンという闇の魔道士だったとは……▼
私たちの目が節穴であったことも、
猛省しなければなりませんね。▼
- [ソティス]
- まったくじゃ。入り込んだ鼠に気づけぬとは
情けないにも程があるぞ! のう?▼
それにしても奴らは何者なのじゃ。
トマシュはいかにして潜り込んだのじゃ?▼
《選択》
- 「彼らは何者?」/
「トマシュは何のために修道院へ?」を選択
- [セテス]
- トマシュは同盟貴族……コーデリア家の
推薦で、40年ほど前から修道院にいる。▼
8年ほど前にコーデリア家に戻り、
去年からまた復帰していたのだ。▼
何十年とガルグ=マクにいて、なぜ今更……
いったい何を企んでいるのか。▼
それから、イエリッツァは帝国貴族の推薦で
士官学校の教師となっている。▼
仮に彼が死神騎士であれば、敵は2国に
またがる組織ということになる……。▼
- [レア]
- セイロス聖教会の長い歴史の中で……
いえ、それよりも遥か古の時より……▼
フォドラの安寧を脅かさんとする者たちが
現れること、後を絶ちませんでした。▼
闇に蠢く彼らの正体はいまだ不明です。▼
ですが、ソロンや死神騎士は、
その一端に違いないと私は考えています。▼
- [ソティス]
- 安寧を脅かさんとする者たち、か。
なれば征伐してやらねばのう、おぬし。▼
《選択》
- [セテス]
- 敵の狙いがわからない以上、
下手に動くことはできん。▼
もちろん騎士団は調査に当たるが、
君たちは訓練に励んでくれ。▼
- [レア]
- 本当に頼もしくなりましたね。
あなたがいれば修道院は安泰です。▼
今は敵の狙いも所在も掴めていませんから、
来たる時に備えて研鑽してください。▼
《共通》
- [セテス]
- では、今日のところはこれで。▼
(セテスが立ち去る)
(ベレトも立ち去ろうとする)
- [レア]
- お待ちなさい、ベレト。▼
まだ理解できないことも数多あるでしょう。
ですが、あなたは力ある者です。▼
その存在は、やがて皆の希望となり、
必要とされていくことでしょう。▼
何より私自身が、あなたに期待しています。
顔を上げて、歩んでいってください。▼
あなたに……女神ソティスのご加護が、
あらんことを。▼
- [ソティス]
- 女神……ソティスじゃと!?▼
- [レア]
- どうか、しましたか?▼
《選択》
- [レア]
- そうですか。
では、また後ほど……。▼
- 「女神の名前を初めて聞いた」を選択(レアの好感度ダウン)
- [レア]
- そうでしたか。ソティスは女神の真名です。
みだりに口に出さないようになさい。▼
では、また後ほど……。▼
《共通》
- [ソティス]
- おぬし、迂闊なことを口にするでないぞ。
こやつは……わしは……何者なのじゃ?▼
今は疾く退出せよ!
良いな!?▼
コメント†