会話集/章別会話
序章 必然の出会い†
オープニング†
ムービー「復讐」†
帝国歴91年 タルティーン平原
(戦場で兵士たちが進軍する)
- [兵士]
- ぬ!?
(空から降ってきた燃える剣に焼かれる兵士たち)
(敵将らしき男が剣のもとに着地し、剣を手に取ったところでズームアウト、
戦場に複数の赤い光が灯る様子が映される)
(ふたたび戦場の様子)
(薄い緑髪の女戦士を、襲いかかってきた敵から兵士が庇う)
(兵士が敗れ、女戦士の横で倒れていく)
- [兵士]
- セイロス様……!
(セイロスと敵将が対峙し、交戦する)
(セイロスが敵将の鞭打つ剣を絡め取り、手元から奪う)
(セイロスが蹴りを放ち、倒れた敵将に馬乗りになる)
- [セイロス]
- 『赤き谷』を覚えているか?
ネメシス!
(セイロスがネメシスの首に幾度となく短剣を突き立てる)
- [セイロス]
- 死ね……! 死ねッ! 死ねええッ!
貴様が! 私から! すべてを……!
(ネメシスが果て、勝利に湧いた戦場に日が昇りはじめる)
(セイロスがネメシスより奪った血濡れた剣を手に取り、ほおずりする)
- [セイロス]
- お母様……
(時間の巻き戻りを思わせるアニメーション)
(玉座に座った緑髪の少女が、眠そうにしながら語りかけてくる)
- [???]
- おぬし……
そこで何をしておる?
玉座の夢†
- [???]
- ふあぁ……。いかにしてここに
入り込んだのか知らぬが……▼
わしの寝顔を盗み見るとは、な。
はあ……まったく。▼
もそっと近う寄れ。
おぬしの姿をよく見せよ。▼
(キャラクター選択。性別を選ぶ)
- [???]
- ほう……知らぬ顔のようじゃのう。
いったい何者じゃ?▼
《選択》
- [???]
- 空言を吐くでない。
わしをからかうのも大概にするのじゃ。▼(選択に戻される)
- [???]
- おぬし、人間と言うたな?
ならば名を名乗れ。ほれ、疾くせんか。▼
(名前入力)
- [???]
- なるほど。
流石は人の子、耳慣れぬ名じゃのう。▼
人間なれば、これにも答えられよう。
何の節の何の日の生まれじゃ?▼
(誕生日入力)
- [???]
- なに!? わしと同じとは……!
ううむ、おかしな偶然もあったものじゃ。▼
何やら懐かしい心地がするが……。
わしはもう一眠りするかな……ふわぁ……▼
むにゃ……はじ……かい……
すぅ……▼
夜明けの異変†
(帝国領・ルミール村)
(大樹の節 夜明け前)
- [ジェラルト]
- おい、そろそろ起きろ。▼
(視界が映し出される)
- [ジェラルト]
- またあの夢でも見てたか?▼
《選択》
- [ジェラルト]
- 大平原を埋め尽くす大軍の激突、か。
ついぞ300年は起きてねえがな……。▼
- [ジェラルト]
- お前の話を聞く限り、そんな奴には
会ったことはねえんだがな……。▼
《共通》
- [ジェラルト]
- まあいい、そんなもん忘れちまえ!
戦いに雑念は要らん。▼
俺たち傭兵の仕事は命懸けなんだ。
余計なことを考えてると早死にするぞ。▼
さ、とっとと支度しな。
次は王国での仕事だ。▼
少し距離があるから、
夜が明けたら出ると言っといたろ。▼
《選択》
- 「そうだっけ?」を選択
(ジェラルトの好感度ダウン)
- [ジェラルト]
- ……まったく。
お前以外はもう外で待ってるぞ。▼
- 「そういえば……」を選択
(ジェラルトの好感度アップ)
- [ジェラルト]
- ……まったく。
お前以外はもう外で待ってるぞ。▼
《共通》
- [傭兵]
- ジェラルトさん!
すまんが、来てもらっていいか?▼
- [ジェラルト]
- どうした?▼
(暗転)
- [ディミトリ]
- 突然、申し訳ありません!▼
- [ジェラルト]
- こんな時間に、ガキどもが揃って何の用だ?▼
- [ディミトリ]
- 実は私たち、盗賊団に追われているんです。
どうか力を貸していただけませんか?▼
- [ジェラルト]
- 盗賊、だと……?▼
- [エーデルガルト]
- ええ、野営中に襲撃されたのです。▼
- [クロード]
- 上手いこと仲間と分断されて多勢に無勢、
金どころか命まで盗られるところでしたよ。▼
- [ジェラルト]
- その割には随分とのん気な……。
ん? その制服……。▼
- [傭兵]
- 村の外に人影!
チッ……かなりの大所帯だ。▼
- [ジェラルト]
- 来やがったか。ったく、ガキどもはともかく
この村を見捨てるわけにはいかねえ……。▼
おい、行くぞ。
用意はいいな?▼
戦闘マップ†
戦闘前†
- [ジェラルト]
- 村が巻き添え食わねえように、さっさと
片づけちまうぞ、ベレト!▼
まずは手前にいる連中を始末して、
敵の出鼻をくじいてやれ!▼
2ターン目開始時†
- [ジェラルト]
- 敵の攻撃に備えながら進むぞ。
森の中にでも陣取っておけ。▼
3体の敵と戦った次のターン開始時?†
- [ジェラルト]
- ベレト、良い機会だ。
俺が教えてやった戦技、ここで使ってみろ!▼
味方の近くで戦闘を行った次のターン開始時?†
- [ジェラルト]
- 近くに味方がいる時に攻撃すると、
敵が威圧されて攻撃を当てやすくなるぞ!▼
森にユニットを配置した時†
- [ジェラルト]
- よし、それでいい。森にいれば敵からの
攻撃を、有利な状態で受けられるからな。▼
前線の敵を全員倒した後、敵ターン開始時†
- [コスタス]
- くそ……何で村に傭兵がいやがる……!
こうなりゃ、まとめてぶちのめすぞ!▼
ジェラルトが倒された時†
- [ジェラルト]
- やっちまったぜ……
俺も焼きが回ったか……?▼
(会話すると好感度アップ)
主人公⇔エーデルガルト†
- [エーデルガルト]
- 貴方、変わった雰囲気の人ね。▼
傭兵だというなら、腕を見せてくれる?
報酬については心配しないで。▼
主人公⇔ディミトリ†
- [ディミトリ]
- ありがとう、おかげで助かった。
こんなところでは死ねないからな……。▼
すまないが、力を貸してほしい。
協力して、賊を打ち払おう。▼
主人公⇔クロード†
- [クロード]
- いやあ、悪い悪い。
あんたらのおかげで命拾いしそうだ。▼
こんな辺鄙な村に、腕利きの傭兵が……
まさに天の配剤、日頃の行いのおかげだな!▼
vs コスタス†
- [コスタス]
- クソッ!
てめえさえ、ここで殺せば……!▼
主人公 vs コスタス†
- [コスタス]
- けっ! 無表情に剣を振りやがって!
俺の邪魔をするんじゃねえ!▼
ジェラルト vs コスタス†
- [コスタス]
- て、てめえ……まさか、
“壊刃”のジェラルトか!?▼
何でそんな凄腕の傭兵が、
ここにいやがるんだ!▼
- [ジェラルト]
- 文句を言いてえのは、
巻き込まれたこっちだ……。▼
ムービー「玉座の少女」†
(横たわったコスタスが起き上がり、エーデルガルトめがけて斧を振るう)
- [コスタス]
- どけええッ!!
(短剣で対峙しようとするエーデルガルトをベレトが庇い、
背で斧を受け止めると時間が止まる)
(動けるようになったことにベレトが気づくと、
玉座の少女が話しかけてくる)
- [???]
- おぬしおぬしおぬし!
気をつけよ!
わしを殺める気か、痴れ者め!
いや、良い
おぬしごときには、
己が命のまことの値打ちなぞわからぬじゃろう
まったく……
わしがおぬしを導いてやらねば、な!
わしの名はソティス
“はじまりのもの”と呼ばれておる
玉座の少女†
- [ソティス]
- ……ううむ。▼
ソティス……ソティス。
確かにわしは、ソティスじゃ。▼
それに、はじまりのもの、か。
いったい誰にそう呼ばれておったのか……▼
《選択》
- [ソティス]
- なに、わしは今まで名前すら
思い出せなんだのじゃ。▼
それが先刻は、するりと口をついて出た。
おかしなこともあるものじゃ……。▼
何じゃ、その顔は。
己が名前すらわからぬ童と思うたか?▼
ふん、ならばその童に命を助けられた
おぬしはどうなんじゃ、まったく!▼
《選択》
- [ソティス]
- ほう、偉そうに。
見た目ばかり育っておるようじゃな!▼
- 「童以下だ……」を選択
(ソティスの好感度アップ)
- [ソティス]
- そうじゃ!
よくわかっておるではないか。▼
《共通》
- [ソティス]
- たかが小娘一人救うために、
盗人の斧の前に体を投げ出しおって。▼
わしが咄嗟に時を止めたから良いものの、
あのままでは死んでおったぞ!▼
《選択》
- 「ありがとう」を選択(共通へ)
- 「時を止めた?」を選択
- [ソティス]
- お礼の一つも言えぬとはのう。
ここから追い出されたいか?▼
《共通》
(ベレトがお辞儀する)
- [ソティス]
- そう、素直に感謝すれば良いのじゃ。
わしも助けがいがあるというものよ。▼
しかし咄嗟とはいえ、よう時を
止められたものじゃ。どうやったのか……▼
《選択》
- 「時が動き出したらどうなる?」/「この後どうすれば?」を選択
- [ソティス]
- うむ、再び時を動かせば、あの斧はおぬしの
背に見事に吸い込まれ……死ぬじゃろうな。▼
(ベレトが驚く)
- [ソティス]
- 当たり前じゃ! はあ……おぬしのせいで
わしまでこのような目に……。▼
いったいどうすれば良いのかのう……。▼
《選択》
- 時間を戻してほしい
- 時を止めたまま自分だけ動きたい
- 座して死を待とう
- 「時間を戻してほしい」を選択
(ソティスの好感度アップ)(共通へ)
- [ソティス]
- ええい、そのようなことができてたまるか。
いや、待て……▼
- 「座して死を待とう」を選択
(ソティスの好感度ダウン)
- [ソティス]
- 何を愚にもつかぬことを言うておる!
いや、待て……▼
《共通》
- [ソティス]
- そうか!
止めた時を巻き戻せば良いのじゃな!▼
うむ……できそうじゃ。
まったく世話の焼ける奴め。▼
巻き戻る時は僅かなれど、何が起こるか
知っておれば、命を守るのは容易かろう。▼
では、ゆくぞ。炎をその身に宿せし者よ。
時のよすがを辿りて、己が答えを見出せ!▼
ムービー「巻き戻る時間」†
(ベレトが斧を受け止める前まで時間が巻き戻る)
- [コスタス]
- どけええッ!!
(コスタスより先にベレトがエーデルガルトに駆けつけ、コスタスを弾き飛ばす)
(落ち着いたところで遠くからクロードに声をかけられる)
- [クロード]
- おーい!
(ベレトとエーデルガルトの所にディミトリとクロードが合流し、暗転)
ムービー終了後†
- [ジェラルト]
- ベレト?
お前、今何か……▼
- [アロイス]
- セイロス騎士団、ただ今参った!
生徒を脅かす盗賊ども、覚悟せええ……い?▼
おい、盗賊が逃げていくではないか!
貴殿らは後を追うのだ!▼
さて、級長たちも無事のようだな。
……と、そちらは……?▼
- [ジェラルト]
- おっと……面倒な奴が来ちまった……。▼
クリア後†
思わぬ再会†
- [アロイス]
- やはり、ジェラルト団長ではないですか!
うおおお!! お久しぶりですなあ!!▼
私のこと、覚えておられますか!?
自称“あなたの右腕”、アロイスですぞ!!▼
団長が突然いなくなってから20年、
ずっと生きていると信じておりました!▼
- [ジェラルト]
- 相変わらずうるせえ奴だな、アロイス……。
それにもう団長じゃない。▼
今はただの流れの傭兵……そういうわけで
次の仕事があるから、またな。▼
- [アロイス]
- ええ、ではまたどこかで……▼
って、そうなるわけないでしょうが!
団長には修道院まで来てもらいますからね。▼
- [ジェラルト]
- ガルグ=マク大修道院か。
はあ……そうなるよなあ。▼
- [アロイス]
- おや、もしかしてそちらの若者は、
団長のお子さんですか?▼
《選択》
- 「赤の他人だ」を選択
(ジェラルトの好感度ダウン)
- [アロイス]
- あっはっは! またまたそんな冗談を。
団長と雰囲気がそっくりではないか。▼
- 「逃げ遅れた盗賊の一味だ」を選択
(アロイスの好感度アップ)
- [アロイス]
- あっはっは! またまたそんな冗談を。
団長と雰囲気がそっくりではないか。▼
- [アロイス]
- そうであったか! 見た目はともかく、
雰囲気は団長にそっくりであるなあ。▼
《共通》
- [アロイス]
- 貴殿にも是非、大修道院を
見てもらいたい。同行願えるか?▼
- [ジェラルト]
- ………………。▼
- [アロイス]
- どうかしましたか、団長。
まさか逃げようなんて思ってませんよね?▼
- [ジェラルト]
- かのセイロス騎士団を相手に逃げ出せる
なんて、流石の俺も思ってねえよ。▼
- [ソティス]
- セイロス騎士団、か。
確かに腕が立つ者どものようじゃのう。▼
ほれ、あちらで呼ばれておるぞ。
おぬし、さっさと行ってやれ。▼
王子と皇女と嫡子†
- [エーデルガルト]
- さっきは助かったわ、ありがとう。
それにしても腕が立つのね。▼
貴方は傭兵なのよね?
しかも貴方の父は……▼
セイロス騎士団の元団長、歴代最強の
騎士と謳われる“壊刃”ジェラルト……。▼
《選択》
- [エーデルガルト]
- セイロス騎士団を知らないの? フォドラで
最も有名な騎士団だと思うけれど。▼
- 「元団長とは知らなかった」を選択
(エーデルガルトの好感度アップ)
- [エーデルガルト]
- そんなことがあるの?
何か言えない事情がありそうね……。▼
《共通》
- [クロード]
- なあ、一緒に大修道院に来るんだろ?
道中いろいろ話を聞かせてくれ。▼
ああ、俺たちは大修道院に併設されてる
士官学校の生徒なんだよ。▼
課外活動中に盗賊に襲われてな……。
酷い目に遭ったってわけさ。▼
- [エーデルガルト]
- 貴方が真っ先に逃げ出すからじゃないの。▼
- [クロード]
- そうだった、そうだった。
聞いてくれよ、あんた。▼
こっそり俺だけずらかろうとしたところへ、
こいつらがついてきたせいで……▼
盗賊は揃いも揃って俺たちを追いかけて
きちまった。とんだ笑い話さ。▼
- [ディミトリ]
- クロード、お前はそんなことを考えて……。
皆のために囮になったものと思っていたが。▼
- [エーデルガルト]
- そうに決まってるでしょ。言葉の表しか
見ないようじゃ、名君にはなれないわよ。▼
- [ディミトリ]
- 言葉の裏ばかり読んで猜疑心にまみれても、
名君にはなれない気がするがな。▼
- [クロード]
- おっと、帝王学の議論か?
2人とも、流石だなあ。▼
しかし、猜疑心の塊の俺からしたら、
まだまだ純粋な雛みたいな応酬だぞ。▼
- [エーデルガルト]
- 雛!?
口が減らないわね、貴方は……。▼
- [ディミトリ]
- まあいい。
それより今は、お前のことだ。▼
盗賊団の頭相手に一歩も引かぬ戦いぶり……
俺も、もっと強くならねばと思ったよ。▼
- [エーデルガルト]
- 確かにそうね。
……貴方、帝国で働く気はない?▼
何を隠そう、私はアドラステア帝国の……▼
- [ディミトリ]
- 待て、エーデルガルト。
それなら俺も話がある。▼
今、ファーガス神聖王国は、
お前のように優秀な者を必要としている。▼
是非、俺と共に王国へ……▼
- [クロード]
- そこまでだ。まったく2人とも手が早いな。
会ったその日に口説くなんてさ。▼
俺は大修道院に向かいながら、
しっぽりと親睦を深めたいね。▼
まずはあんたの好みでも聞こうかな。
どの国が好きなんだ?▼
- [ソティス]
- こやつら……出自を異にするようじゃな。
おぬしの好む国を答えてやるがよかろう。▼
《選択》
- 歴史ある大国 アドラステア帝国
- 崇高な騎士の国 ファーガス神聖王国
- 新しい貴族の共同体 レスター諸侯同盟
- 「歴史ある大国 アドラステア帝国」を選択
(エーデルガルトの好感度アップ)
- [エーデルガルト]
- ふふっ、そうでしょうね。衰えたとはいえ、
帝国の培ってきたものは他の比ではないわ。▼
- 「崇高な騎士の国 ファーガス神聖王国」を選択
(ディミトリの好感度アップ)
- [ディミトリ]
- そうか。昔から騎士道に重きを置いてきた、
高潔で立派な国だからな。▼
- 「新しい貴族の共同体 レスター諸侯同盟」を選択
(クロードの好感度アップ)
- [クロード]
- ほう、珍しいな。
俺は同盟領から来てるし、嬉しいよ。▼
《共通》
- [アロイス]
- お喋りはそろそろ終わりにしてくれ。
大修道院へ向け出発するぞ!▼
- [クロード]
- おっと、話の続きはまた後で、だな。▼
- [ソティス]
- やれやれ、慌ただしいのう、まったく。
じゃが、あの小童ども……三者三様よのう。▼
《選択》(全て選択する必要有り)
- エーデルガルトか……
- ディミトリか……
- クロードか……
- [ベレト]
- (気品の高い少女だが……▼
常にこちらを値踏みするような目で
見られているように感じる。)▼
- [ベレト]
- (誠実そうな印象を受けるが……▼
明るさの中にどこか陰りのようなものを
感じる気がする。)▼
- [ベレト]
- (人好きしそうな笑顔が印象的だが……▼
目が笑っていない気がする。
油断できない相手かもしれない。)▼
《共通》
- [ソティス]
- ふん、わしと同じ見立てじゃな。
ふああ……また眠くなってきたのう……。▼
おぬし、わしが……眠っておるからと……
………………。▼
コメント†