会話集/章別会話
外伝 湖水の伝説†
紋章も金もないが、志は高いレオニー。話を
聞いたリンハルトは、ただで手に入り、誰も
が使える聖なる武器の存在をほのめかす。
オープニング†
(騎士の間 昼)
- [レオニー]
- よし!
我ながら上手くできたな。▼
(リンハルトと主人公登場)
- [リンハルト]
- やあ、レオニー。
何してるの?▼
- [レオニー]
- 道具袋に穴が開いちまったから、
当て布をな。ほら、上手いもんだろ?▼
- [リンハルト]
- ……穴を塞ぐという目的について言えば、
達成できているように見えなくもないかな。▼
《選択》
- 新しいのを買えば……
- 裁縫が苦手なら誰かに頼めば……
- [レオニー]
- まだ使えるもんを捨てる道理はないだろ。
わたしには無駄遣いする金もないしね。▼
- [レオニー]
- 穴を塞ぐという目的がすべてなんだから
いいんだよ、これで。▼
《共通》
- [リンハルト]
- それにしても継ぎはぎだらけだね。
汚れてるし臭うし、流石にどうかと思うよ。▼
- [レオニー]
- 臭う?
そうかな……くんくん。▼
- [リンハルト]
- 耐久性の面から考えても……いや、いいや。
実家からの仕送りはないの?▼
- [レオニー]
- ないよ、そんなの。それどころか、
こちとら村に借金のある身だからね。▼
なんせ、村じゅうの金を掻き集めなきゃ、
士官学校には入れなかったからな。▼
《選択》
- [レオニー]
- 同盟領じゃ、学校だけじゃなくて貴族にも
金を払わないと推薦してもらえないんだよ。▼
平民に生まれちまえば、借金でもしなきゃ
自由に学ぶこともできない。馬鹿げた話さ。▼
貴族様がどんだけ偉いんだか知らないが……
あ、リンハルトも貴族か。悪い、悪い。▼
- [リンハルト]
- 残念ながら、紋章を宿す血筋であれば、
偉いという扱いなんだよ。▼
文句は紋章を貴族に配った女神様にどうぞ。▼
- [レオニー]
- 配ったって……あんたも貴族だろ?
散々な物言いだな……。▼
- [リンハルト]
- あ……ところで、生粋の平民である君に
お勧めの武器があるんだけど。▼
- [レオニー]
- ん? 何だよ急に。
高いもんは買わないぞ。▼
- [リンハルト]
- 商人から買うわけじゃないよ。
君が見つければ、ただで君のものになる。▼
- [レオニー]
- ただって……金は要らないってことか!?
よし、教えてくれ。▼
- [リンハルト]
- うん。セイロス教の四聖人の一人、
聖インデッハにまつわる伝承なんだけど……▼
………………。▼
- [レオニー]
- どうした? 早く続きを話せよ。▼
- [リンハルト]
- 急に眠気が……。▼
- [レオニー]
- おい、しっかりしろ! 気になるだろ!
もうちょい情報を吐いてから寝ろ!▼
- [リンハルト]
- 紋章持ちじゃなくても使える聖なる武器が、
トータテス湖に……ああ、もう限界。▼
(リンハルト寝る)
- [レオニー]
- トータテス湖だな? よし!
行くぞ、先生!▼
《選択》
- [レオニー]
- 何で意外そうな顔をするんだよ。
可愛い生徒を助けたくないのか?▼
《選択》
- [レオニー]
- わたしとリンハルトだよ。
すこぶる可愛いだろうが。▼
- [リンハルト]
- え……僕はいいよ……。▼
- [レオニー]
- あんたがいなきゃ探しようがないだろ。
湖まで、わたしと先生で担いで行ってやる。▼
《選択》
- [レオニー]
- きついか? じゃあ、他にも暇そうな奴を
誘って、交代で担いでもいいぞ。▼
一緒に来てくれるよな、先生?▼
《選択》
- わかった(外伝戦闘へ)
- 今はちょっと……(準備に戻る)
《紅花の章》
- [リンハルト]
- あ……行くなら、エーデルガルトと
ヒューベルトには理由は秘密にして。▼
セイロス教の聖人にまつわる場所だから、
面倒なことになる予感がね……。▼
- [レオニー]
- 仲間に隠し事は好きじゃないけど、
ま、事後報告しとけばいいか。▼
《共通》
- [レオニー]
- よし、じゃあすぐに出発だ! お代不要の
聖なる武器が、わたしを待ってる!▼
- [レオニー]
- ノリが悪いなあ! いいよ、先生が
来ないなら、わたしとこいつだけで……▼
- [リンハルト]
- ぐう……むにゃむにゃ。▼
- [レオニー]
- ……先生、気が変わったら言ってくれ。
しばらくなら待てるから……な?▼
戦闘マップ†
戦闘開始前†
- [レオニー]
- リンハルト、起きろ!
トータテス湖に着いたぞ!▼
- [リンハルト]
- は……?
ええと、何だっけ……。▼
- [レオニー]
- 湖上の神殿とは風流じゃないか。
それに……どうやら番犬がいるようだぞ。▼
- [動かさざる重きもの]
- ……番犬とは、我のことか?▼
- [レオニー]
- うわ、あの魔獣、喋った!▼
- [動かさざる重きもの]
- 騒々しい……。
力無き者は、この地より去るがいい……!▼
戦闘開始時†
- [レオニー]
- あのー!
わたしたち、実は探し物が……▼
- [動かさざる重きもの]
- ……汝らの望みはわかっておる。
叶えたくば、我が試練を乗り越えよ。▼
- [リンハルト]
- やっぱり、そうなるか……。
もう、帰りたい。▼
- [レオニー]
- さあ、進むぞ! 霧でよく見えないが、
魔獣殿を目指して進軍開始だ!▼
幻影兵撃破†
- [リンハルト]
- あの敵、たぶん魔法で生み出された幻影だ。
元を断たないと永遠に出てくるだろうね。▼
増援出現†
新たな敵が出現したようです。
戦闘が長引くほど敵が増えていきます。
迅速に進軍しましょう。
vs 動かさざる重きもの†
- [動かさざる重きもの]
- 我を倒し、汝らの力を示すがよい!▼
レオニー vs 動かさざる重きもの†
- [レオニー]
- 魔獣殿! あんたを倒せば、
望みを叶えてくれるんだよな?▼
- [動かさざる重きもの]
- そうだな。▼
- [レオニー]
- よしっ! 紋章なんかなくたって、
戦えるってところを見せてやる!▼
- [動かさざる重きもの]
- ふふ……面白い娘だ。相手になろう。▼
リンハルト vs 動かさざる重きもの†
- [リンハルト]
- これから戦う相手になんですが、
姿、気配からして貴方は……▼
- [動かさざる重きもの]
- 望みを叶えたくば、無心で戦うがよい。▼
主人公 vs 動かさざる重きもの†
- [動かさざる重きもの]
- 汝……もしや、ソティスの裔か?
面白い、力を測ってやろう……!▼
セテス vs 動かさざる重きもの†
- [セテス]
- 手加減してくれているようだな。
感謝する。▼
- [動かさざる重きもの]
- フン……買い被るな。
我に、かつてほどの力は残っておらぬ。▼
今はせいぜい、ここを訪れる人の子らを
からかうくらいしかできぬわ。▼
- [セテス]
- そうか……力になってもらいたかったが、
それも難しいようだな。▼
フレン vs 動かさざる重きもの†
- [動かさざる重きもの]
- おお、お前も来ていたのか。
会いたかったぞ、セス……▼
- [フレン]
- しーっ!
おじさま、しーっですわよ!▼
- [動かさざる重きもの]
- どうしたのだ? セスリ……▼
- [フレン]
- しーっ!
おじさま、しーっなんですのよ!▼
戦闘勝利後†
- [動かさざる重きもの]
- ぬう……やりおる……。
試練はここまでだ。▼
見事なり、人の子らよ……。
さあ、望みを言うがいい。▼
- [レオニー]
- はい! ここに来れば、
ただで武器が貰えるって……▼
- [リンハルト]
- ちょっと黙って、レオニー。▼
……この神殿のどこかに、聖インデッハの
聖弓“尽きざるもの”があるはずです。▼
それを、この人に譲ってもらえませんか。▼
- [動かさざる重きもの]
- 汝らは我が聖弓に相応しき力を示した。
その望み、叶えてやろう。▼
- [レオニー]
- やったあ!
ありがとう、魔獣殿!▼
クリア後†
(玄関ホール 昼)
- [リンハルト]
- 良かったね、レオニー。
金をかけずにいい武器を手に入れられて。▼
- [レオニー]
- うん……こんなに素晴らしい弓は、
今まで見たことがないよ。▼
だけど、本当にわたしがこれを使っても
いいのかな……。▼
- [リンハルト]
- いいんじゃない?
苦労して手に入れたんだから。▼
- [レオニー]
- そうなんだけど……
先生、いったん預かってくれないかな。▼
《選択》
- [レオニー]
- この弓は半端者が持っちゃいけない弓だ。
わたしは、そう思う。▼
わたしがこれから、もっと成長して、
自分の力に納得できるようになるまでは……▼
これを持つ資格がない気がするんだ。
だから、今は先生に託したい。▼
《選択》
- [レオニー]
- ありがとう、先生。
手伝ってくれたみんなにも感謝、感謝だ。▼
リンハルト、あんたもありがとな。
無理やり連れていって悪かったけどさ。▼
あんたみたいのも*1貴族にいるってだけで、
貴族を嫌いにならずにいられるよ。▼
- [リンハルト]
- ……よく意味はわからないけど、
褒め言葉だね、きっと。礼を言うよ。▼
- [レオニー]
- さてと……早速訓練でもしに行くかな!
半人前は、日々これ精進!▼
- [リンハルト]
- ……もう十分、あの弓に見合った力は
持ってると思うんだけど。▼
折角、聖人と戦ってまで手に入れたのに、
変な人ですねえ、レオニーは。▼
《選択》
- [リンハルト]
- あれ、戦ったのは聖人じゃなくて聖獣か。
いや、どっちでもいいですけど……。▼
《紅花の章》
- [リンハルト]
- 今回の件、エーデルガルトたちには、
先生から適当に話しといてもらえますか。▼
《共通》
- [リンハルト]
- ……あ、僕には使わせてくださいね、
その弓。▼
英雄の遺産とまではいかなくても、
なかなか面白いものでしょ?▼
紋章との関係がどの深度で影響し、
武器の力を発揮させ……ふわあ。▼
疲れたから、後にしようっと……。
おやすみなさい。▼
コメント(誤字脱字等)†
- 原文ママとついているのは、「あんたみたいのも」ではなくて「あんたみたいのなのも」の誤植だと言いたいのでしょうか。ボイスが「あんたみたいのなのも」と言っていたら間違いになるんでしょうけれども、そうでなかったとしても「あんたみたいのも」が言葉としておかしいとは個人的には思いません。 --
- 助動詞「みたいだ」の連体形として「みたいな」に加えて「みたい」を認めるのは、必ずしも一般的とは言い難い、辞書にはない表現ではあるけども、決して誤植じゃないから修正するな、という程度のことかもしれませんよ。地域や年代によっては「みたいの」という言い方もするんでしょうね。 --
- 一度細かい言い回しを修正すると、際限なく修正し続けることになって、書く側も読む側も利用しづらくなるからでは --
- 本編に紋章持ちがいないマクイルはともかく、インデッハはベルナデッタと戦闘会話があると思ってたんだけどな --