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会話集/章別会話/エピローグ

蒼月の章 単独エピローグ

主人公(男性・女性)

ベレトはディミトリを助け、彼と共に帝国の野望を打ち砕いた。
戦後、大司教の座を降りたレアに代わり、セイロス聖教会を率いることを誓う。
フォドラ統一を成し遂げたファーガス神聖王国の統治を助け、弱者の虐げられることのない泰平の世を創るために。

ディミトリ

ディミトリは戴冠を受けて王位を継ぎ、生涯をフォドラの統治と改革に捧げた。
孤児の保護や異民族との関係改善に尽力する一方で、民の声に耳を傾け、彼らが政治に参加できる仕組みを導入。
民のために、民と共に生きた彼を、人々は“救国王”と讃えたという。

ドゥドゥー

ドゥドゥーは国王ディミトリの従者として、生涯彼の身辺を守護し、その治世を支え続けた。
やがて主君の死を傍らで看取った後は王城を去る。
平和な世を見守りながら、フェルディアの外れに築かれた王の墓所を、命の尽きるその日まで守り続けたという。

フェリクス

フェリクスはフラルダリウス公爵として領地の復興に注力する。
それを成し遂げた後は、王の右腕となって、軍事をはじめ多くの面で彼の力となった。
そんなフェリクスを、亡父ロドリグになぞらえ“ファーガスの新たなる盾”と呼ぶ者もいたという。

アッシュ

戦後、アッシュは騎士の叙任を受け、後継者のいなかったガスパール家の家督相続を認められた。
領民に寄り添う真摯な姿勢は、フォドラ全土で評価され、理想の騎士と讃えられるまでになる。
その功績や人柄は、数多くの物語の中に残されているという。

シルヴァン

シルヴァンは新たなゴーティエ辺境伯としてその生涯をスレン族との関係改善に捧げた。
遺産と紋章を必要としない貴族の在り方を、その弁舌のみで築いた彼は、稀代の名領主として名を残す。
一方で、浮気者を“ゴーティエの放蕩息子”と呼ぶ習慣も後世に残した。

メルセデス

メルセデスは家を飛び出し、ガルグ=マクの修道士となる。
救いを求める人々に真っ直ぐ向き合い続けた彼女は、多くの信徒から愛されたといわれている。
生涯女神と人々のために尽くしたメルセデスは、後世の修道士たちの模範として、長く崇敬の対象となった。

アネット

アネットは故郷フェルディアに戻り、魔道学院の講師として教鞭を執る。のちに彼女は指導者として大成し、後世に名を残すほどの大魔道士を幾人も育て上げた。
彼らの誰もが、アネットの明るい人柄と、才能に驕らぬ姿勢を敬い、その教えに感謝していたという。

イングリット

イングリットはガラテア伯爵家の爵位を継ぐことなく、ブレーダッド家に騎士として仕えた。
精鋭を集めて天馬騎士団を設立すると、王や王妃をはじめとした貴人の身辺警護にあたり、目覚ましい功績を残したという。
彼女は生涯、夫を持つことはなかった。

フェルディナント

フェルディナントはエーギル公爵位を取り戻すと、領内の改革に着手。幾多の困難を全力で乗り越え、エーギル公爵領は徐々に復興を遂げた。
その功績によりフォドラ全土の統治にも携わることになると、そこでも全力を尽くし、フォドラの発展に貢献したという。

リンハルト

リンハルトは爵位の継承権を放棄し、領地を出てガルグ=マク大修道院に居着くと、紋章学の研究を進めたり、釣りをしたり、悠々自適の生活を送った。
彼の部屋には紋章学上の途轍もない大発見が埋もれていたが、彼の存命中に世に出ることは、ついになかった。

カスパル

カスパルは戦後、身一つで放浪の旅に出た。フォドラ各地を巡り、時にはフォドラの外へも足を延ばした。
行く先々で事件を起こしたが、巻き込まれた人々も最後には皆、笑顔で終わるのが常だったという。
そんな彼の数々の逸話は、笑い話として後世に伝えられた。

ベルナデッタ

ベルナデッタは父に代わってヴァーリ伯爵位を継いだものの、領内に引き籠もり、決して国政に関わろうとはしなかった。
好きなことをしながら、のんびりと自領の統治のみを行うその姿勢は代々の当主に受け継がれ、“穴熊ヴァーリ”として名を残すことになる。

ドロテア

戦後すぐにミッテルフランク歌劇団に復帰したドロテアは、その復興に尽力した。
やがて歌劇団が活気を取り戻すと、彼女は再び歌姫の座を後進に譲り表舞台から姿を消してしまう。
名もなき愛しき人と出会い、ひっそりと穏やかに暮らしたのだという。

ペトラ

故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。
以後はフォドラやダグザとの友好的な交流に尽力した。
平和を保ち、繁栄を続けるブリギットを、彼女とその子孫たちは、長きにわたって守り続けたという。

ローレンツ

戦後まもなくしてグロスタール家の当主の座を譲られたローレンツは、旧同盟諸侯の代表としてフォドラ全土の統治にも参画。
やがて、政治家としての才能に目覚めると、革新的な政策を次々と打ち出した。
特に平民に配慮した政策で多くの功績をのこしている。

ラファエル

戦後、故郷に戻ったラファエルは、地元の領主に騎士として仕える傍ら、副業として祖父と妹が開いた宿場を手伝った。
その後、騎士を辞して宿場の経営に専念することを決意。
意外にも料理人としての才能を開花させ、忙しくも充実した毎日を送ったという。

イグナーツ

故郷に戻ったイグナーツは、父と兄を説得して、画家として身を立てるべく修行の旅へ出る。
フォドラの国境をも越えて美しい風景や人々の暮らしを描き続け、ついに独自の画風を確立。
時代を代表する画家の一人として、フォドラの美術史にその名を刻んだという。

リシテア

実家に戻ったリシテアは、両親を助けて領内の復興に努めた。
数年が経ち、復興に目処がついたところでコーデリア家の爵位を返上。
領地を近隣諸侯に割譲すると、両親と共に姿を消した。
その後、彼女がどこでどのように暮らしたのはわかっていない。

マリアンヌ

自領に戻ったマリアンヌは、フォドラの危機を救った英雄として領民から熱烈に迎えられた。
義父も彼女の才能を認めて次期領主として再教育。
武器よりも言葉こそが力となる、という義父の薫陶を受けた彼女は、フォドラ屈指の弁論家へと変貌を遂げることになる。

ヒルダ

戦後、暇を持て余していたヒルダは趣味の装飾品作りに没頭。
独創的な作品を次々と生み出して名を馳せるようになる。
その後、兄の支援を得てフォドラ初となる職人養成学校を設立。
彼女は初代校長に就任すると共に自ら教壇に立ち、職人育成に貢献したという。

レオニー

レオニーは、かつてジェラルトが率いていた傭兵団と合流、一番弟子として傭兵団長の座と“壊刃”の異名を継ぐことになる。
成長したレオニーは大酒飲みとしても名を馳せ、各地の酒場にツケを作り続けた結果、“女ジェラルト”として恐れられるようになった。

セテス

セテスはその後も大修道院に留まり、セイロス聖教会の権威回復に努めた。
かつてのような厳格さは鳴りを潜め、何事においても寛大な措置を取るように運営方針を転換。
異教徒の信仰も尊重するように指導したことで、フォドラの閉鎖的風潮は徐々に解消されていった。

フレン

戦後まもなくフレンは姿を消し、彼女が確かに存在したという証拠も徐々に風化していった。
それから幾星霜を経て、すっかり様変わりしたフォドラの大地に、一人の少女が現れる。
彼女は傍らに立つ男に尋ねた。
「この時代では、お父様と呼んでもよろしくて?」

ハンネマン

フォドラの形が変わっても、ハンネマンのやるべきことは変わらなかった。
紋章の仕組みを解明し、紋章による社会の不平等を解消する。
やがて彼の研究は実を結び、紋章を持たずとも同等の力を使える「魔道具」を発明。
紋章学の父は、魔道具の父になった。

マヌエラ

ガルグ=マクを出たマヌエラは、多大な戦禍を被ったとある街に移り住み、そこで学校を開く。
街の復興に尽力しつつ、子供らが生きる術を得るために教鞭を執り続けた。
彼女は生涯独身を貫いたが、多くの子供に囲まれ、騒がしくも幸せな晩年を過ごしたという。

ギルベルト

ギルベルトは王都に戻ると、国王ディミトリに再び騎士として仕え、その統治をよく助けた。
戦争の終結から数年、王国の安定を見届けたギルベルトは一線を退く。
以降は、幼い王子に武芸や用兵を教えながら、その余生を穏やかに過ごしたという。

アロイス

アロイスはすべての戦いが終わった後、正式にセイロス騎士団の団長へと就任した。
彼の人柄は多くの部下に愛され、セイロス騎士団はこれまでにない強い結束を見せる。
そんなセイロス騎士団の活躍ぶりは、ジェラルトが団長を務めた時代を凌ぐほどだったという。

カトリーヌ

カトリーヌはセイロス騎士を辞めると、レアが大司教の座を降りて隠棲するのに付き従った。
レアを守る、ただそれだけのために生きた。
“雷霆”を手放すことはなかったが、彼女の古い異名は失われ、新たにこう呼ばれるようになる……“赤き谷の守り手”と。

シャミア

戦後ほどなくして、シャミアは軍中から姿を消し、その行方はようとして知れなかった。
時を同じくして、とある義賊が世間を騒がせるようになる。
新しい指導者に従わず私腹を肥やす者、民を虐げる者らのみを狙ったその義賊は、凄腕の射手だったという。

ツィリル

レアを守るという名分を失ったツィリルは教団を去ろうとしたが、周囲の説得を受けて大修道院の再建事業に加わることとなる。
彼の献身的な働きもあり、数年後には士官学校も再開。
大広間に居並ぶ新入生の中には、新たな門出に臨むツィリルの姿もあった。

アンナ

終戦後、アンナはガルグ=マクの街に残り、商売を通じて復興に助力した。
復興を見届けた彼女は街から姿を消したが、謎めいた行商人が各地で残した逸話の数々は数百年にもわたり語り継がれる。
次なる商機を求め、彼女は今日も、旅を続けているのかもしれない。

ユーリス

戦後の混乱が収束した頃、ユーリスは暗黒街へと姿を消した。
数十年後、彼の一派は経済に影響を及ぼす大組織に成長するが、彼の築いた私財の大半は、孤児院や救貧院の設立に費やされていたという。
人々は畏怖と尊敬を込め、彼を “薄闇を統べる者” と呼んだ。

バルタザール

コンスタンツェ

戦後まもなくして、新たな統治体制の下で爵位を授けられた一人の女性がいた。その名もコンスタンツェ=フォン=ヌーヴェル。
戦争での功績と、一風変わった魔道が評価された彼女は、ヌーヴェル家が後世に魔道の大家となるその礎を築き上げたのだという。

ハピ

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Last-modified: 2022-07-10 (日) 20:15:10
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