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会話集/支援会話
リンハルトの支援会話†
リシテア†
支援C†
- [リンハルト]
- やあ、リシテア。
君の秘密を知ってしまったんだけど。▼
- [リシテア]
- 秘密? どう根も葉もない話でしょう?
そんなの気にするだけ時間の無駄ですよ。▼
- [リンハルト]
- いやー、それはどうかな。▼
何しろこれは、紋章学の常識が
覆されるほどの……▼
- [リシテア]
- ま、待って! 黙って!
ちょっと……場所を変えましょうか。▼
- (暗転)
- [リシテア]
- ……それ、どこで知ったんですか。▼
《通常》
- [リンハルト]
- ハンネマン先生の部屋で、
不慮の事故があってね……。▼
《第二部かつハンネマンが自軍にいない時》
- [リンハルト]
- かつてハンネマン先生が使っていた部屋を
漁っていたら、見つけてしまってね……。▼
《共通》
- [リシテア]
- やっぱり……
だ、誰にも言ってないでしょうね!?▼
- [リンハルト]
- もちろんだよ。君が2つの紋章を
宿してるなんて知れたら実験……▼
- [リシテア]
- わーっ! まーっ!
やめ! やめて!▼
……はあ。
確かにわたしは紋章を2つ持ってます。▼
でも口に出す時は、本当に小声に
してください。お願いします。▼
- [リンハルト]
- ああ、やっぱりそうだったのか。
鎌をかけて良かったよ。▼
- [リシテア]
- なっ……ええっ!?
わたしのこと騙したんですか!?
- [リンハルト]
- 騙したなんて人聞き悪いな。
仮説を述べただけだよ。▼
君の言動と、ハンネマン先生の部屋で
得た情報から推測したのさ。▼
- [リシテア]
- ……まあ、自分で認めちゃった以上、
しょうがないですね。はあ……。▼
- [リンハルト]
- それより、どうして2つ宿してるの?
生まれつき? それとも何かの魔法で?▼
2つの力を同時に使うって、
どんな感じなのかな。教えてよ。▼
- [リシテア]
- いい加減にしてください!▼
わたしにだって、言いたくないことは
あります!▼
あんたになんか、絶対教えませんから!
ふん!▼
- [リンハルト]
- やっぱり秘密にしたいのかな。
僕だけにでも教えてくれないかなあ……。▼
支援B†
- [リンハルト]
- 来たね、リシテア。
君の紋章について僕の立てた仮説を聞い……▼
- [リシテア]
- あんた、この差出人の名前のない手紙は
何ですか!▼
『どうしても君に伝えたいことがある』って
……愛の告白かと思ったじゃありませんか!▼
- [リンハルト]
- いや、そんなつもりなかったけど、
もしそうだったらどうするのかな。▼
- [リシテア]
- えっ? あんた相手にそんな……でも……▼
- [リンハルト]
- 面倒だからこの質問はいいや。
それより、僕の話を聞いてよ。▼
- [リシテア]
- 聞いておいて何ですか!
もう!▼
それにどうしてわたしが、あんたの話を
聞かなきゃいけないんですか……。▼
- [リンハルト]
- 君は自分の紋章を良く思ってないよね?
だからだよ。▼
- [リシテア]
- ……!▼
- [リンハルト]
- どう考えても、人の体は2つの紋章を
宿して生まれてくるようにはできていない。▼
そうなると、2つ目の紋章の出どころは
自ずと限られてくるんだ。▼
生まれてから、無理やり植えつけられた、
とかね?▼
- [リシテア]
- それが、あんたの仮説ですか?▼
- [リンハルト]
- うん、そうだよ。▼
そして植えつけられた力なら、
消せるんじゃないかっていうのが……▼
今日の本題というわけさ。▼
- [リシテア]
- え? 紋章を消せる!?▼
《通常》
- [リンハルト]
- ハンネマン先生が研究を続けててね。
僕もそれに協力してるんだよ。▼
《第二部かつハンネマンが自軍にいない時》
- [リンハルト]
- ハンネマン先生が研究してたみたいでね。
僕が勝手にそれを引き継いだんだよ。▼
《共通》
- [リシテア]
- ハンネマン先生が……。▼
- [リンハルト]
- それで、君の答えはどうなのかな。
紋章を消したいわけ?▼
宿した2つの紋章を捨てるなんて、
僕なら絶対にしないけどなあ。▼
- [リシテア]
- ……それを得るために、おぞましい実験を
繰り返されたとしても?▼
……紋章のせいで、長く生きられない
かもしれなくても?▼
あんたみたいな紋章バカには、わたしの
気持ちなんて一生わからないと思います。▼
支援A†
- [リシテア]
- ……リンハルト。
お菓子を並べて、何してるんです?▼
- [リンハルト]
- ああ、リシテア。
人生の選択だよ。▼
- [リシテア]
- はあ?
何です、それ。▼
- [リンハルト]
- これは、軍で一番お菓子作りが得意な人に、
戦時中にも拘わらずかなりの無理を言い……▼
至高の材料と究極の調理法を揃えて、
作ってもらった、二つの小さなお菓子だ。▼
- [リシテア]
- え……すごく気になるんですけど。
わたしにも食べさせなさいよ。▼
- [リンハルト]
- いいよ。ただし一つだけね。
それぞれ味は違うけど。▼
元々、僕と君で分けようと思って、
作らせたものだからさ。▼
- [リシテア]
- ふーん……ありがとう。
で、それのどこが人生の選択なんですか?▼
あんたが選べないって言うなら、
わたしが両方とも食べてあげますけど。▼
- [リンハルト]
- 駄目だよ。片方を食べたら、
もう片方は絶対に口にしちゃいけない。▼
混ざると毒になるような材料が
それぞれに入ってるから。▼
- [リシテア]
- げっ……。
一つなら大丈夫なんでしょうね。▼
- [リンハルト]
- もちろんだよ。これは、片方を食べると、
もう片方は味わえないという選択なんだ。▼
相手がどんな感想を言おうと、
どっちが美味しいかは永遠にわからない。▼
もし自分の食べたほうをいまいちに
感じたら、きっと選択を後悔する。▼
- [リシテア]
- それでも思い切って、
どちらか選ぶしかないでしょう?▼
- [リンハルト]
- ……君はもう選択してるからね。▼
2つの紋章を失ってでも、長生きできる
可能性に賭けたいんだろう?▼
だからこれは、僕の選択なんだよ。▼
- [リシテア]
- あんたの……選択?▼
- [リンハルト]
- もしかしたら2つの紋章があっても、
長生きできるかもしれない。▼
君という存在があれば、紋章学は
間違いなく新たな段階へと進む。▼
一方で、すぐに紋章の力を捨てさせれば、
僕にとって大切な人が……▼
助かるかもしれない。
もちろん助からない可能性さえある。▼
食べるまではわからない。そして食べたら
もう片方は、絶対に食べられないんだ……。▼
- [リシテア]
- リンハルト……。
って、ちょっと待ってください。▼
わたし、いつの間に、
あんたの大切な人になったんですか。▼
- [リンハルト]
- いつだっけ。まあでも君は僕にとって
大切な人だよ。家族にしたいくらい。▼
- [リシテア]
- 家族……!?
それって……ええっ!?▼
その、どうしてもって言うなら、
考えてやってもいいですけど……▼
- [リンハルト]
- あ、そうだ。
このお菓子は二つとも食べていいよ。▼
毒が入ってるってのは真っ赤な嘘だし。▼
君の言ったように、選べないなら両方とも
食べるって選択もありだと思うんだ。▼
戦争が終わるまでには、
僕がどうにかしてみせるさ。▼
- (リンハルトが去る)
- [リシテア]
- ちょっ、え、あの……リンハルト!?
本当に毒、入ってないでしょうね!▼
マリアンヌ†
支援C†
- [リンハルト]
- ……ああ、やっぱりなあ。
あの紋章だったか。▼
でも、何で隠してるんだろ、彼女……。▼
- [マリアンヌ]
- ……あ、リンハルトさん。
すみません、お邪魔してしまって……。▼
- [リンハルト]
- マリアンヌか。
むしろ、ちょうど良かったよ。▼
- [マリアンヌ]
- え……?
な、何が……ですか?▼
- [リンハルト]
- 君、紋章を持ってるよね?
調べてみたんだけどさ。▼
- [マリアンヌ]
- な、何でそんなことを……。▼
- [リンハルト]
- 隠されると逆に気になるっていうか。
持ってるでしょ?▼
- [マリアンヌ]
- あ、あの……言わないでくれますか?▼
紋章のこと、誰にも言わないでくれますか?
でないと、私……。▼
- [リンハルト]
- 何で?▼
- [マリアンヌ]
- お願いします……! 義父から、絶対に
明かさないよう言われているので……。▼
私としても、
皆さんに知られたくはありませんし……▼
- [リンハルト]
- ……ふーん、そうなんだ。
まあ別に言うつもりはないけど。▼
それほど隠すことなの?
君の紋章、抹消され……▼
- [マリアンヌ]
- 駄目です!
それ以上は、言わないでください……!▼
私の紋章は、世間では……口にするのも
憚れる……そんな紋章なんです……。▼
両親が失踪したのも、
私の紋章が原因でしたし……。▼
その紋章を持つ者に関わるだけでも、
不幸になるとまで言われているんですよ?▼
あなたも……
私になんて関わらないほうが……。▼
- [リンハルト]
- 関わるだけで不幸になるって?
そんな力、紋章にあったら大発見だよ。▼
それこそじっくり研究して、どんな不幸が
起こるのかしっかり観測しないとね。▼
- [マリアンヌ]
- やめてください……! あなたは不幸を
知らないから、そんなことが言えるんです。▼
……失礼します。▼
- [リンハルト]
- ……うーん。
わかってない。わかってないなあ。▼
支援B†
- [マリアンヌ]
- ……これが良さそう。
でも……私が収穫していいのかしら……。▼
- [リンハルト]
- やあ、マリアンヌ。
作物を収穫してるんだね。▼
- [マリアンヌ]
- あ、はい……リンハルトさん。
あの……。▼
収穫するお野菜、選び終わっているので、
私の代わりに収穫してもらっても……?▼
- [リンハルト]
- え? 何で僕が?▼
- [マリアンヌ]
- お野菜、私が触っちゃうと……▼
- [リンハルト]
- まさか、自分が触った野菜を食べた人は
不幸になるかもとか、そういう話?▼
- [マリアンヌ]
- はい……。
私、誰かを不幸にしたくはないので……。▼
- [リンハルト]
- そんなのあるわけ……まあ、いいや。
どれを収穫するのか教えてよ。▼
- (暗転)
- [マリアンヌ]
- ……ありがとうございました。▼
- [リンハルト]
- はあ、疲れた。運ぶのは自分でやってね。
直接持たなきゃいいんでしょ?▼
- [マリアンヌ]
- えっと……はい。▼
- [リンハルト]
- ところで、働いた分、
君に質問してもいいかな。▼
前に話を聞いてから思ってたんだけど、君の
紋章、関わる人を幸福にするんじゃない?▼
- [マリアンヌ]
- 幸福に……?▼
- [リンハルト]
- うん、そうだよ。
君の紋章は希少だからねえ。▼
みんな隠したがっちゃうし、
少なくとも僕は初めて出会ったよ。▼
それだけで僕は割と幸せなんだけど、
君の紋章のおかげじゃない?▼
- [マリアンヌ]
- そ、そうですか……。
でも……そんなの、あなただけじゃ……。▼
- [リンハルト]
- いやいや、関わる人を幸福にするなら、
それは不幸どころじゃない大発見さ。▼
これはもう本腰を入れて、
じっくり調べるしかないよ。▼
さあ、君の体を僕の自由にさせてれ。▼
きっと君にも幸運が訪れる。▼
- [マリアンヌ]
- ……し、信じられません。
お断り、します……。▼
- [リンハルト]
- 駄目かなあ。なら、せめて君が収穫した
不幸になる野菜を一つちょうだい。▼
- [マリアンヌ]
- ……そのくらいなら。▼
- [リンハルト]
- ありがとう。
僕は幸運になる野菜だと思うけどね。▼
支援A†
- [リンハルト]
- やあ、マリアンヌ。
これからちょっと、いいかな?▼
- [マリアンヌ]
- ……リンハルトさん。
あの……これからお祈りがあるので。▼
- [リンハルト]
- ふうん……じゃあ、その後でも。▼
- [マリアンヌ]
- でも、今日はもう遅いので……失礼します。▼
- (暗転)
- [マリアンヌ]
- ……ふう。▼
- [リンハルト]
- あ、終わった?▼
- [マリアンヌ]
- ……リンハルトさん!?
あの……ずっと待ってたんですか……?▼
- [リンハルト]
- うん、果報は寝て待てって言うでしょ。
話してもいいかな。▼
- [マリアンヌ]
- はい……お待たせして、すみません。
ずっと待ってるなんて思わなくて……。▼
- [リンハルト]
- だから、寝てたから平気だって。
祈りの邪魔にならないようにはしたけど。▼
- [マリアンヌ]
- そうですか……。
それで……私に何の用が……?▼
- [リンハルト]
- いや、研究成果の報告なんだけど。▼
- [マリアンヌ]
- 研究……?▼
- [リンハルト]
- 君の紋章の力を確認しようと、
こっそり君の側にい始めてから……▼
随分と体の調子が良くてね。
これはまさに幸運をもたらす紋章だよ!▼
- [マリアンヌ]
- え? そんなわけが……▼
- [リンハルト]
- ……と思ったんだけど、どうも好調なのは、
単に運動不足が解消されたってだけかも。▼
- [マリアンヌ]
- は、はあ……。▼
- [リンハルト]
- 君に気づかれないようについて回るのは、
結構な重労働だったからね。▼
でも、一つ言えるのは、僕は君のせいで
不幸になったりはしないってことだ。▼
- [マリアンヌ]
- ………………。▼
- [リンハルト]
- 君の宿す紋章の研究は進んでいないけれど、
他の紋章は、かなり研究されている。▼
紋章の力は、例外なくその血肉に宿り、
他者に影響することはあり得ない。▼
触っただけで不幸になる?
どんな迷信だよ、それは。▼
- [マリアンヌ]
- ……そうなんでしょうか。▼
- [リンハルト]
- いつか君に貰った不幸の野菜だって、
美味しく食べたけど何も起こらなかったよ?▼
まあ、君の血でも飲んだらわからないけど。
うええ……想像したらちょっと吐き気が……▼
- [マリアンヌ]
- り、リンハルトさん……!
しっかり……!▼
- [リンハルト]
- ああ、ごめんごめん。▼
とにかく、学術的な見解から……
紋章と不幸の関連性は、否定させてもらう。▼
- [マリアンヌ]
- ありがとうございます、リンハルトさん。
何だか少し、心が軽くなった気がします。▼
- [リンハルト]
- たぶん、これまでは君や君の周りの人たちの
運が悪かっただけなんじゃないかな。▼
これからは僕がずっと見守ってるよ。
それでもし君や僕に不幸が起こったら……▼
それが偶然か、紋章の力か見定めるさ。
この先の一生を捧げてもいいくらいだ。▼
- [マリアンヌ]
- 一生……!?
私なんかのために、そんな……▼
- [リンハルト]
- 君だからこそ、だって言うのに。
本当に、わかってないなあ……。▼
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Last-modified: 2020-05-16 (土) 13:06:15