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会話集/支援会話

メルセデスの支援会話

アロイス

支援C

[アロイス]
メルセデス殿!
あなたに頼みがあるのだ!▼
[メルセデス]
あらあら~、アロイスさん。
こんな時間に、いったいどうしたんです?▼
[アロイス]
実は、噂を小耳に挟んでな。
メルセデス殿は怪談が得意だと……▼
[メルセデス]
怪談……そうですね~。怖い話は、
聞くのもするのも好きですけど~……▼
[アロイス]
おお、やはり! メルセデス殿、どうか
私に自慢の怪談を聞かせてくれまいか!▼
[メルセデス]
あら、まあ! 私の怪談を~?
ふふ、それはもう是非、ご披露したいです。▼
普段は、なかなか人に聞かせることも
ありませんから~。▼
どのお話がいいかしら~。
最近では、司祭様が仰っていた話が……▼
[アロイス]
ちょ、ちょっと待ってくれ!▼
[メルセデス]
えっ、はい、何でしょう?▼
[アロイス]
今日のところは頼みに来ただけでな、
実際に聞くのはまたの機会に、と……▼
[メルセデス]
あらまあ、どうしてですか? 私でしたら
今からでも構いませんのに~……。▼
[アロイス]
いやその、まだ私の心の準備が……、
ではなく、私にも所用があるゆえ、な!▼
[メルセデス]
そうなのですか。残念ですけれど、
それでしたら仕方ありませんね……。▼
……ところで、アロイスさん。
なぜ、急に怪談なんて?▼
[アロイス]
いや実は、私は、その、幽霊の類いが……
本当に……苦手でなあ。▼
しかし私も騎士の端くれ。
いつどこで何と戦うか……わからぬ。▼
[メルセデス]
まあ、そうでしたのね。
幽霊が苦手な騎士様なんて……うふふ。▼
[アロイス]
……面目ない。▼
[メルセデス]
いえいえ、ごめんなさい。
騎士様にも、苦手なものがあって当然です。▼
それを克服しようとなさる姿勢は、
とてもご立派だと思います。▼
[アロイス]
いやはや、何とも……。▼
[メルセデス]
アロイスさん、次の機会までに
選りすぐりの怪談を用意しておきますね。▼
[アロイス]
べ、別に選りすぐりでなくとも……!
……と、とにかくよろしく頼んだぞ。▼

支援B

[メルセデス]
ついに会談をご披露する日が来ましたね。
ふふっ……この日を待ちわびました~。▼
[アロイス]
……そ、そうだな。
このアロイス、逃げも隠れもせんぞ……!▼
[メルセデス]
では、早速始めさせていただきますね~。▼
これは私の知人が、ファーガス東部にある、
小さな街の墓地へと赴いた時の……▼
[アロイス]
ちょ、ちょっと待ったー!▼
[メルセデス]
……あら? どうしたんです。
まだ始まったばかりですよ、アロイスさん。▼
[アロイス]
いや、その……いきなり墓地というのは、
いささか性急に過ぎるのでは……と。▼
ああ、いや、面目ない。続けてくれ。
私が何を言おうと構わずに、な!▼
[メルセデス]
まあ、ご立派です! アロイスさんのため、
何が起ころうと話し続けますね~。▼
……その知人はお墓参りを済ませた後、
教会に宿を取り、一夜を過ごしました。▼
[アロイス]
………………。▼
[メルセデス]
ですが夜中、不審な物音に目を覚ますと、
墓を一心不乱に掘り起こす司祭様の姿が……▼
[アロイス]
ひっ……!!▼
[メルセデス]
……彼は慌てて部屋に戻って朝を待ち、
司祭様に挨拶もせず教会を発ちました。▼
後から聞けばその街は、300年前に起きた
戦争の跡地に築かれていたそうで……▼
無念を残して死んだ騎士たちの魂が、
街の人々に取り憑いてしまうとか……▼
司祭様は取り憑かれていたのでしょうね。
自分の体を探し求める騎士の亡霊に……▼
……私の知人も、その教会を訪れた日から
体が重いと、常々ぼやいていました。▼
もしかすると彼もまた、
あの日、亡霊たちに憑りつかれて……▼
……けれど、その話が定かであったのか
確かめる術はもうありません。▼
彼もまた、数年前に亡くなりました。
晩年の彼は、導かれるようにあの街へ……▼
……あの、アロイスさん?▼
[アロイス]
出たあああああーーーー!?▼
……はっ!
な、何だ? お、終わったのか!?▼
司祭の話のあたりから、まったく
記憶がないのだ……くっ、情けない!▼
私は騎士、戦場がどこであろうと、戦わねば
ならん。……それが夜の墓場であっても。▼
[メルセデス]
う、う~ん……夜のお墓で戦うなんて、
滅多にない気もしますけれど……。▼
でも、もしもの事態に備えておくのは
大事なことですよね~。▼
[アロイス]
そのとおり。ということでメルセデス殿、
今後も、私に力を貸してくれないだろうか。▼
[メルセデス]
ええ、もちろん。次の機会までに、
怖い話をたくさん仕入れておきますから~。▼

支援A

※紅花の章では発生しない

[アロイス]
い……今ので、終わりだろうか?▼
[メルセデス]
はい。以上でおしまいです。
よく最後まで聞いてくださいました~。▼
[アロイス]
……こ、これもメルセデス殿の助力の賜物。
耳を塞がず耐えられた。感謝する……。▼
[メルセデス]
いえいえ~、
アロイスさんこそ、ご立派でした。▼
これでもう、どんな戦場に赴いても
怖いものなしですね~。▼
私、戦争が終わったら修道院で働きたいと
思っていたのですが……▼
アロイスさんのような頼もしい方が
いらっしゃるなら、私も騎士団に……。▼
[アロイス]
……ほう、セイロス騎士団に入りたいと?▼
[メルセデス]
女神様のお側で、困っている方に
手を差し伸べる……▼
そんな生き方ができたら、
素晴らしいと思っています。▼
[アロイス]
……セイロス騎士団は、あなたが
思うような場所ではないかもしれんぞ。▼
私はこれまで、騎士団の任務において、
無数の敵をこの手に掛けてきた。▼
己の殺した死体の山を目にするたび、
自らの行いに戦慄するのだ。▼
……だからこそ、
私は死霊の類いを恐れずにはおれん。▼
いつか彼らが私を恨んで死霊となり、
私の目の前に現れるのではないか……▼
……そんな馬鹿げた想像を
嫌でもしてしまうのだ。▼
[メルセデス]
任務の厳しさは承知しています。でも……
今更、恐れることなんてありません。▼
私も……戦場で、敵を手に掛けることは、
もう、何度となく経験してきましたから。▼
[アロイス]
そうか……。将来の希望について、
ご両親に話したことは?▼
[メルセデス]
きっと母は受け入れてくれるはずです。
養父は……説得してみなければ、何とも。▼
[アロイス]
ならば、騎士団がこれまで何を
してきたのかも、知っておいたほうがいい。▼
……今度は私が、
メルセデス殿に話を聞かせる番だな。▼
[メルセデス]
ありがとうございます、アロイスさん。
私もいっそう、怪談の腕を磨く所存です。▼
[アロイス]
……え?▼
[メルセデス]
私、今後もアロイスさんをお助けするため、
もっと怖い話を仕入れてくるつもりです。▼
[アロイス]
そ、それは……か、かたじけないような
なくないような……。▼
[メルセデス]
いえいえ。これからも、
お互い助け合って頑張りましょうね~。▼
[アロイス]
そ、そうだな……。
よろしく頼む、メルセデス殿。▼

ツィリル

支援C

[ツィリル]
くかー……。
くかー……むにゃむにゃ。▼
[メルセデス]
あら?▼
ツィリルじゃない。
こんなところで寝ちゃって……。▼
ここは暖かいから眠くなっちゃったのね~。
うふふ、可愛い寝顔だわ~。▼
[ツィリル]
くかー……。▼
[メルセデス]
さてと、本の続きを読もうかしら……。▼
(暗転)
[ツィリル]
ふああ……。▼
[メルセデス]
おはよう、ツィリル。
よく眠れた?▼
[ツィリル]
……!? あ、えーと。
メ……メル……?▼

《第一部》

[メルセデス]
メルセデスよ?
そろそろ名前くらいは覚えてほしいわね~。▼

《第二部》

[メルセデス]
メルセデスよ? 知り合ってだいぶ経つのに
まだ名前を覚えてくれてないなんて~。▼

《共通》

[ツィリル]
ご、ごめんなさい。覚えてはいるんだけど、
長い名前は言いづらくて……。▼
[メルセデス]
ああ、あなたパルミラ出身だったわね~。
ここの生活に不自由はないかしら~?▼
[ツィリル]
うん、ないよ。
毎日ちゃんと、ご飯を食べられるし。▼
[メルセデス]
……ここに来る前は、ちゃんと
食べられないような生活をしていたの?▼
[ツィリル]
まあ……パルミラでも、フォドラでも、
修道院に来る前は、いっつもお腹空いてた。▼
[メルセデス]
そうだったのね……。
そうだ、良かったら、これおやつにどうぞ。▼
[ツィリル]
え……でも……。▼
[メルセデス]
これからはたっくさん食べて、
昔の分を取り戻さないと~。▼
[ツィリル]
ありがとう、メルメ……▼
[メルセデス]
メーチェでいいわ。
親しい友達は、私をそう呼ぶの。▼
[ツィリル]
ありがとう、メーチェ。
それじゃ、ボクまだ仕事があるから。▼
[メルセデス]
……あの子、お友達と遊んだりすることは
ないのかしら~。▼
気になるけれど、あの様子じゃ
私が何かしても迷惑がられそうよね~。▼

支援B

[ツィリル]
くかー……。▼
くかー……むにゃむにゃ。▼
[メルセデス]
あら?
ツィリルったらまた寝てるのね~。▼
今日は涼しいから、風邪引かないかしら。
でも掛ける物もないし、困ったわねえ……。▼
……ふふ、こうなったら、仕方ないわ~。
覆いかぶさっちゃえ~。▼
(暗転)
[ツィリル]
ふに? ……うわああ!!
何? 何してるの?▼
[メルセデス]
あなたが風邪を引いたら困るから、
温めてあげようかな~って。 えっと……ごめんなさい、
やりすぎちゃったかしら?▼
[ツィリル]
え……あの、ちょっと驚いただけ。
ありがとう……メーチェ。▼
[メルセデス]
まあ! そう呼んでくれて嬉しいわ。
よくここで見かけるけど、本が好きなの?▼
[ツィリル]
ううん、ボクは字が読めないし。
ここは静かだから、寝に来てるだけ。▼
[メルセデス]
ふうん……お友達とは遊ばないの?
いつもお仕事が忙しそうだけど~。▼
[ツィリル]
もう子供じゃないし。
友達なんて……別にいらないし。▼
[メルセデス]
あら、お友達って良いものよ~?
独りでいるよりも楽しいわよ~?▼
[ツィリル]
いいんだ、こっちのほうが楽だから。
……異物扱いされなくて済むだろ。▼
[メルセデス]
異物? あなたが?
誰もそんなことは……▼
[ツィリル]
思ってないっていうの? じゃあ、ボクが
今までどんな経験をしてきたか言おうか?▼
[メルセデス]
……いいわ、言わなくて。
ごめんなさい。▼
あなたがこれまで、どれだけつらい思いを
してきたのかまでは思い至らなかったわ。▼
でも、ツィリル。▼
ここではみんな、あなたを
仲間の一人だと思っているの。▼
私も。あなたは大切な仲間だし、
お友達だと思っているのよ?▼
[ツィリル]
メーチェ……
ボクのほうこそ、ごめんなさい。▼
わかってるよ、みんなのことも好きだし。
でも……▼
アナタは、友達とは違う気がする……。▼
[メルセデス]
え……どうして? 私のこと嫌い?▼
[ツィリル]
ううん、そうじゃなくて。
よくわからないんだけど……▼
もしもボクいお姉ちゃんがいたら、
アナタみたいな感じなのかなって。▼
[メルセデス]
お姉ちゃん……?▼
……ふふっ、ええ、それもいいわね!
私もね、ツィリルを見ると弟を思い出すの。▼
[ツィリル]
弟、いるんだ?▼
[メルセデス]
今は会えないけれど。私、
お姉ちゃんらしいこと何もできなくて……▼
あなたは、遠慮なく私に甘えてね?
私も遠慮なくあなたをお世話するから~。▼
[ツィリル]
遠慮のないお世話って……
なんか怖い……。▼

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Last-modified: 2020-05-29 (金) 03:30:18
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