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会話集/支援会話
フェルディナントの支援会話†
メルセデス†
支援C†
- [メルセデス]
- ………………。▼
- [フェルディナント]
- おお、メルセデス。
奇遇ではないか。▼
- [メルセデス]
- あら、フェルディナント。
あなたもお祈りに~?▼
- [フェルディナント]
- ああ、そうだ。
それに大聖堂の空気が好きでね。▼
この神聖で荘厳な雰囲気……
ふっ、貴族に相応しいと思わないかね?▼
- [メルセデス]
- う~ん……?
そう、かも……?▼
- [フェルディナント]
- そうだろう?
やはり、わかる者にはわかるのだな。▼
そもそも信徒である貴族は、
祈りの務めを果たさなくてはならん。▼
《紅花の章》
- [フェルディナント]
- エーデルガルトも教団の手法は否定するが、
主への祈りを否定することはない。▼
《共通》
- [フェルディナント]
- 信仰の面でも貴族が平民の模範となる。
これも貴族の大事な役割だと思わないかね?▼
- [メルセデス]
- そう、ねえ。
そういうことも、あるわよねえ。▼
- [フェルディナント]
- にもかかわらずだ。
ほとんど祈りをしない貴族も少なくない。▼
今も、この大聖堂にいるのは君と私だけ。
何と嘆かわしい状況か。▼
- [メルセデス]
- う~ん、私は……厳密に言うと、
今は貴族じゃないんだけど~……。▼
- [フェルディナント]
- 貴族たちの誇りが失われかけている……。
君はよく独りで祈っているのかね?▼
- [メルセデス]
- ……そう、ねえ。
よく、あるわねえ。▼
- [フェルディナント]
- やはりそうか。
しかし、無理強いはできんな。▼
真の貴族ならば、いかに祈りを捧げ、いかに
信仰に対するかを自ら決めねばならん。▼
他人に与えられる信仰など、
本当の信仰ではないと思わないかね?▼
- [メルセデス]
- ……そう、ねえ。
……うん、そうよ……ねえ。▼
- [フェルディナント]
- だからといって、
手をこまねいているわけには……▼
- [メルセデス]
- ……なんだか眠くなってきちゃったわ。
じゃあね~。▼
(メルセデスが立ち去る)
- [フェルディナント]
- 君は何か考えはないか……うん?
メルセデス、どこだ?▼
まさか何か行動を起こしに行ったのか。
私も負けていられんな。▼
支援B†
- [教団兵*1A*2]
- へっへっへっ……。
いいだろ、売れよ!▼
(メルセデスが現れる)
- [メルセデス]
- あら? あれは……。▼
ちょっと、あなた。
駄目ですよ~、嫌がってるじゃない。▼
- [教団兵 A]
- はあ?
俺たちは商売の話をしてるんだよ、商売の。▼
- [メルセデス]
- あら、そうだったんですか?
やだ、私ったらてっきり……。▼
あの~……
もし、よろしければ……▼
どんな商売なのか、
私に聞かせてもらえませんか?▼
これでも、物を見る目は確かだ~って、
よく言われるんですから~。
- [教団兵 A]
- はっ、俺がこいつから剣を買うだけだ。
あんたの出る幕はねえぜ。▼
いくらでも言い値で買うっつってんだから、
後はこいつがうなずくだけでいいんだよ!▼
- [メルセデス]
- まあ! いくらでも、だなんて~。
甘いお菓子もお化粧道具も買い放題ね~。▼
……だけど、それでも売りたくないなんて
きっと何か、理由があるんじゃありません?▼
例えば、誰かの形見とか、
思い出の品だとか~……▼
- [教団兵 A]
- はあ? うるせえよ!
てめえ、痛い目に遭いたいのかっ!▼
(フェルディナントが現れる)
- [フェルディナント]
- そこまでだ!▼
女性に手を上げようとは、
紳士の風上にも置けんな。▼
- [メルセデス]
- あら~、フェルディナント。
ねえ、あなたはどう思う~?▼
- [フェルディナント]
- な、何の話かね?
とにかく私の背に隠れたまえ。▼
(暗転)
- [教団兵 A]
- なっ、何だてめえ。
やろうってのか?▼
- [フェルディナント]
- おっと、それ以上近づかないほうがいい。
私の剣の錆にはなりたくないだろう?▼
さあ、おとなしくここから立ち去れ。
今すぐにだ!▼
- [教団兵 A]
- ちっ、覚えてろよ!
(教団兵Aが立ち去る)
- [教団兵 B]
- あ、ありがとうございます。
おかげで助かりました。▼
(教団兵Bが立ち去る)
- [フェルディナント]
- ……さて、これで一件落着だな。
怪我はないかね? メルセデス。▼
- [メルセデス]
- 怪我? ええ、大丈夫よ~。
話をしていただけだし……▼
- [フェルディナント]
- 無事で良かった。いや、礼には及ばないぞ。
貴族として当然のことをしたまでだからな。▼
支援B+†
- [フェルディナント]
- それにしても恐喝を止めるとは、
随分と大胆な行動だったよ、メルセデス。
- [メルセデス]
- ……? ああ、あの時の……。
あれは話を聞いてあげていただけよ~?▼
- [フェルディナント]
- 謙遜するな。弱者を救い、
立派に貴族の務めを果たしたのだろう。▼
- [メルセデス]
- う~ん、それはなんだか……。
ちょっと違うような。▼
- [フェルディナント]
- ほう、それはどういう意味かね?▼
- [メルセデス]
- 世の中には、お金じゃ買えないものが
あるって、わかってほしかっただけよ~。▼
……だけど、今になって考えれば、
ちょっと、むきになってしまっていたかも。▼
自分のことを思い出して、つい……▼
- [フェルディナント]
- ふむ、自分のこと……か。▼
元々、君は帝国の小貴族だった
バルテルス家の令嬢だと聞いていた。▼
だが、今はその肩書きを捨て、
平民の身分に甘んじている。▼
もしや、その辺りの話なのではないか?
良ければ聞かせてくれないか。▼
- [メルセデス]
- 私と母は、バルテルス家を逃げ出したのよ。
……つらいことが、たくさんあって。▼
それから何年か、ファーガスの小さな教会に
身を寄せて暮らしていたのだけれど……。▼
そこに一人の男が現れて、私を養女として
引き取りたいと言い出したの。▼
う~ん、きっと私の血が……
私に宿る、紋章が欲しかったのね~。▼
司祭様は断ってくださったけれど、男は……
私の養父は、お金の力で教会に圧力を……。▼
……この間の兵士さんが、なんだか
あの男に重なって見えてしまったのよね。▼
- [フェルディナント]
- ……なるほどな。その男は、君を利用して
貴族に成り上がろうとしているわけか。▼
貴族という身分だけを得ようとも、
何の価値もないというのに……。▼
- [メルセデス]
- あら~?▼
- [フェルディナント]
- 何かおかしかったかね。▼
- [メルセデス]
- ううん、フェルディナントが、貴族という
身分に価値がないなんて言うと思わなくて。▼
- [フェルディナント]
- ああ、そういうことか。
間違いではない。▼
素養もなく、努力も積まず、
他人の力だけで貴族という身分を得る……▼
確かに貴族を自称できるかもしれないが、
本当の意味で貴族にはなれん。▼
- [メルセデス]
- そういうことだったのね~。▼
- [フェルディナント]
- それに引き換え、君の身分は平民だが……
その心身は貴族のままだ。▼
……私はそう思うよ。▼
支援A†
- [フェルディナント]
- メルセデス!
ここにいたか!▼
- [メルセデス]
- あら、フェルディナント。
そんなに息を切らして、どうしたの~?▼
- [フェルディナント]
- ふっ、なに。
君に見せたいものがあってね。▼
- [メルセデス]
- なにかしら~……え? ええ~!?▼
- [フェルディナント]
- わかったようだな。
これは、君の養父の作った取引の書類だ。▼
君を養子にするに当たってかなりの大金が
動いている証拠だな。簡単に入手できたよ。▼
- [メルセデス]
- 入手って……どうやって?▼
- [フェルディナント]
- フェルディアに潜入し、
彼の身の回りを探っただけさ。▼
優秀な貴族たるもの、
この程度のことは朝飯前にこなせないと。▼
- [メルセデス]
- す、すごいわね~。……じゃなくて、
危ない真似はしないで、フェルディナント。▼
私のためなんでしょう?
こんなことしなくても……▼
- [フェルディナント]
- いや、自分のためだとも。
私が我慢ならなかったのさ。▼
それより、この書類が表沙汰になれば、
君の養父の評判は地に落ちる。▼
当然、貴族になる話は立ち消え……領主にも
よるが、普通なら君との養子関係は解消だ。▼
……君は自由の身になれる。▼
これは、君に渡そう。
好きに使ってくれていい。▼
- [メルセデス]
- ……本当に?
これがあれば……私は、自由になれるの?▼
- [フェルディナント]
- ああ、もちろんだとも。▼
君は君の思うまま、
自分の人生を歩むことができる。▼
- [メルセデス]
- 私の……人生……。▼
……ごめんなさい、フェルディナント。
この書類は、あなたが持っていて。▼
- [フェルディナント]
- なっ……!
それはいったいどういうことだ?▼
- [メルセデス]
- ……私はずっと、誰かに流されるまま、
適当に生きてきたわ~。▼
それでもいいって思っていたの。
頑張ったってどうにもならない、って……。▼
でも、こうして自由を与えられてみると、
それも何だか違う気がしちゃって……▼
- [フェルディナント]
- ……君の言葉は、時にとても難解だな。
君は、自由な人生を送りたくはないのか?▼
- [メルセデス]
- ふふ……そうね、フェルディナントらしく
言うなら、こんな感じかしら~。▼
真の貴族ならば、運命を自ら切り拓き、
己の手で自由を掴み取らねばならん!▼
- [フェルディナント]
- ……ふっ。これは一本取られたな。
ならば、この書類は私が預かろう。▼
- [メルセデス]
- ……ふふっ、だけどあなたの気持ちは、
本当に……本当に、嬉しかったわ。▼
あなたが私のために行動してくれた、
それだけで十分よ。▼
- [フェルディナント]
- そうか……ならば私は、君の心からの
笑顔を見られた、それだけで十分かな。▼
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- 支援Aでのフェルディナントの台詞「フェルディアに潜入し、 彼の身の回りを探っただけさ。」は、フェルディア奪還後は「フェルディアに行き、彼の屋敷に忍び込んだだけさ。」になるのを確認しました。 -- さ
- 支援Aでのフェルディナントの台詞「フェルディアに潜入し、 彼の身の回りを探っただけさ。」は、フェルディア奪還後は「フェルディアに行き、彼の屋敷に忍び込んだだけさ。」になるのを確認しました。 -- さ
- 支援Aでのフェルディナントの台詞「フェルディアに潜入し、 彼の身の回りを探っただけさ。」は、フェルディア奪還後は「フェルディアに行き、彼の屋敷に忍び込んだだけさ。」になるのを確認しました。 -- さ
紅花の章では帝国兵。以下同じ。
ゲーム中には無いが、区別のため記載
Last-modified: 2025-01-16 (木) 17:01:16