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会話集/支援会話
ヒューベルトの支援会話†
ハンネマン†
支援C†
- [ハンネマン]
- おや、君と二人きりとは、
珍しいこともあるものだね。▼
- [ヒューベルト]
- これはハンネマン殿。まあ、あまり見ない
取り合わせかもしれませんな。▼
- [ハンネマン]
- ふふ……実は我輩は、かつて君の父君とも
親交があってね。妙な縁を感じるよ。▼
もっとも、父君とは、我輩が帝国を出て
ここに来る時に断交してしまったが。▼
- [ヒューベルト]
- 断交して、正解でしたよ。
あのような屑、塵、芥のような存在とはね。▼
- [ハンネマン]
- そこまで言うかね。
腐っても君の肉親であろう。▼
- [ヒューベルト]
- いいえ、この程度、生易しいものですよ。
私は未来永劫、あの者を許すことはない。▼
それに、貴殿とて『腐っても』と、
口にしているではありませんか。▼
私の父がどんな人物なのか、
知っているのでは?▼
- [ハンネマン]
- ……それは、“七貴族の変”のことを
言っているのかね。▼
我輩は当時、すでにガルグ=マクにいた。
すべて人づてに聞いたに過ぎんよ。▼
だが、それでも……あのベストラ家の当主が
陛下に仇なすとは、信じられなかったな。▼
- [ヒューベルト]
- ええ、そうでしょうとも。
アドラステア帝国の建国より1100年……▼
フレスベルグ家を陰から支え、皇帝の
手足となり、目耳となってきたベストラ家。▼
その一度も裏切られることのなかった
忠義の継承を、父は断った。▼
宰相らと謀って皇帝から権力を奪い、
幽閉し、エーデルガルト様をも……▼
- [ハンネマン]
- 当時の陛下は、“七貴族”と呼ばれる
大貴族や外戚の特権を徐々に廃止し……▼
皇帝に権力を集中させるべく、
改革を進めていた。▼
貴族たちは……それを止めた。
イオニアス陛下は負けたのだ、権力争いに。▼
《白雲の章》
- [ヒューベルト]
- そして次は、貴族どもの負ける番です。
エーデルガルト様が、皇帝になる。▼
《紅花の章》
- [ヒューベルト]
- そして今度は、貴族どもが負けた。
エーデルガルト様の前に……。▼
《共通》
- [ハンネマン]
- 彼女には……このような連鎖を
断ち切ってもらいたいものだね。▼
支援B†
- [ヒューベルト]
- ……貴殿には感謝していますよ。
こうして我が主に力を貸してくれて。▼
- [ハンネマン]
- なに、気にすることはない。
我輩は、我輩のためにこの道を選んだのだ。▼
どこであっても研究はできるだろうが、
それがすべて、ではないからな。▼
- [ヒューベルト]
- 左様ですか……。▼
- [ハンネマン]
- そういえば、ヒューベルト君。
我輩は君に伝えたいことがあったのだ。▼
- [ヒューベルト]
- ほう、どのようなことで?▼
- [ハンネマン]
- 君の……父君のことだ。▼
- [ヒューベルト]
- あの男の話など、
今更聞きたくはありませんが……▼
- [ハンネマン]
- 聞き流したければ聞き流してくれ。
だが、言っておかねばならぬと思ってね。▼
ベストラ侯……もう「前」ベストラ侯か。
彼は無欲だった。▼
理性的で、権勢を欲したりはしない、
どことなく君に似た男だった。▼
そんな男が、先の宰相に唆されたといって、
容易く皇帝を裏切るであろうか。▼
- [ヒューベルト]
- 無欲というのが、見せかけだったのでは?
あの男がやった事実があるのです。▼
皇帝の幽閉を主導し、貴族どもが
宮城を牛耳る大きな助けとなった。▼
エーデルガルト様を捕らえたあの男の腕……
私は忘れることはできないでしょう。▼
- [ハンネマン]
- そうだな……。
事実は、事実だ。▼
だが、事実の裏に真実があるのも、
また宮城ではままあること……。▼
君は真実を見通せるだけの、
目を持っていると思っていたが……▼
父君のこととなると、
それも曇ってしまうのかもしれないな。▼
- [ヒューベルト]
- ……その言葉、心に留めておきましょう。▼
- [ハンネマン]
- いやいや、聞き流してくれて構わんよ。
我輩の目が曇っているということもある。▼
ただ……彼にも守りたいものが
あったと我輩は思うのだ。▼
逆臣の汚名をかぶろうとも、我が子に
粛清されようとも、守りたいものが。▼
それが……守りたいものを守れなかった、
我輩から見えた真実だよ。▼
- [ヒューベルト]
- ……守りたいものを、守るため、ですか。▼
……もしそのような真実があろうとも、
私は私の理性に従うのみです。▼
フレスベルグ家に害を及ぼした父を、
粛清しない選択肢はありません。▼
それが、私の守りたいものを守るべき、
道なのですから。▼
- [ハンネマン]
- ああ、そのとおりなのだろう。
君には、君の道がある。▼
守りたいものを、守り通してくれ。
我輩も心から応援しているよ。▼
シャミア†
支援C†
- [シャミア]
- 何だ、ヒューベルト。▼
- [ヒューベルト]
- いえ、貴殿の弓の腕を確かめる機会が
ありましたのでね。実に見事でしたよ。▼
それこそ、軍中に立つ将の首を、
遙か彼方から射抜くこともできるかと。▼
戦場で主を守る者にとっては、
最も厄介な相手でしょうな、貴殿は。▼
- [シャミア]
- そう警戒するな。
つまらん奴だ。▼
雇い主を……君のお姫様を
狙ったりはしない。▼
- [ヒューベルト]
- だといいのですが……
契約を平気で破る輩は多いですからな。▼
それと、エーデルガルト様は
断じて「お姫様」などではない。▼
シャミア殿、無礼が過ぎるのでは?▼
- [シャミア]
- 様を付けて無礼とは、心外だな。▼
それに心配無用だ。
お姫様との契約はしっかり守る。▼
- [ヒューベルト]
- また「お姫様」と……!▼
- [シャミア]
- 悪い、癖だ。
次は気をつける。▼
- [ヒューベルト]
- ええ、そうしてもらいたい。
私にも堪忍袋の緒というものはあります。▼
いくらエーデルガルト様が
仲間と認めた相手であっても……▼
うっかり殺してしまいかねません。
私は私で判断しているのですから。▼
- [シャミア]
- 物騒だな、ヒューベルト。▼
だが、「殺す」などとは
軽々しく口にしないものだ。▼
私にも私のやり方がある。
契約の邪魔になれば……▼
- [ヒューベルト]
- ……私を消すとでも?▼
- [シャミア]
- フッ……
その先は口にしないと言ったぞ。▼
支援B†
- [ヒューベルト]
- これで全員か。
主の命を狙う者は……。▼
(暗転)
- [暗殺者]
- がはっ!?▼
- [ヒューベルト]
- なに?
討ち漏らしが……誰ですかな。▼
- [シャミア]
- 私だ。
……貸し1つ、な。▼
- [ヒューベルト]
- シャミア殿……ここで何を?▼
- [シャミア]
- 君と同じだ。
ただ……相手が限られる。▼
セイロス騎士団の暗部……。
これがなかなかに厄介でね。▼
ま、私も所属していたんだが。▼
- [ヒューベルト]
- なるほど……。
これは不覚でした。▼
このところ、騎士団の手合いが
減っているとは思っていたのですが……▼
貴殿が受け持ってくれていたとは……
感謝しておきましょう。▼
- [シャミア]
- それが私の仕事だ。
気にするな。▼
- [ヒューベルト]
- しかし、かつての仕事仲間の命を奪う……
そのことに思うところはないのですかな。▼
- [シャミア]
- 君はまったく気にしないように見えるが、
私には聞くのか。▼
- [ヒューベルト]
- 貴殿は私ではありませんから。
教えるのは躊躇われますか?▼
- [シャミア]
- ……まあいい。▼
騎士団で働いていたのは、
レアさんに拾われた恩返しだ。▼
恩を返し終えたから、今ここにいる。▼
敬虔な騎士たちからすれば、
不義理極まりないんだろうが……▼
セイロス教も、フォドラのやり方も、
私には無関係だ。▼
- [ヒューベルト]
- くくく……そうでしたな。
貴殿はフォドラの西、ダグザの出でした。▼
確かに心強い味方ですよ、貴殿は。
味方であるうちは、ですが。▼
- [シャミア]
- 心配し過ぎると、早死にするぞ、
ヒューベルト。▼
支援A†
- [ヒューベルト]
- さて、片づきましたな。
戻ると……▼
シャミア殿、気配を消して後ろに立つのは
やめてもらいたい。とっさに……▼
- [シャミア]
- 手が出ても問題ない。
受けられる。▼
- [ヒューベルト]
- だとしても、仲間に攻撃など、
したくはないのですがね。▼
- [シャミア]
- 仲間、か。
まあそうだな。気をつける。▼
それより、始末して良かったのか?
主は君に逃がせと命じたはずだが。▼
- [ヒューベルト]
- 無論、表向きは逃がしたことにしますよ、
シャミア殿。▼
ですが、私は生かしておくべきではないと
判断した。それ故に始末したまでです。▼
- [シャミア]
- そうか……。
君は彼女の崇拝者というわけではない、か。▼
にしても、主の判断が間違いだと考え、
黙って逆を行くのは勇気がある。▼
- [ヒューベルト]
- エーデルガルト様は四六時中、様々なことを
考慮、検討し、決断していかねばならない。▼
このような雑事より、遙かに重大で、
取り返しのつかない判断を常に迫られます。▼
これは私の得意分野。
わざわざ主に異を唱えて議論しては……▼
かえって主の負担を増やすことになる。
それだけの話ですよ。▼
- [シャミア]
- 君は、とことん合理的な奴だな。▼
- [ヒューベルト]
- これが、私のやり方ですから。▼
- [シャミア]
- だが、好きだよ。
何事も徹底できる奴は。▼
- [ヒューベルト]
- 貴殿も、貴殿のやり方を、
徹底していますからな。▼
- [シャミア]
- ああ、そうだ。
わかっているじゃないか。▼
戦争が終わって契約が満了となったら、
故郷、ダグザに戻ろうかと思っていたが……▼
ここに骨を埋めてみるのも
悪くないかもしれん。▼
- [ヒューベルト]
- ここに……
その真意を聞いても構いませんかな。▼
- [シャミア]
- は?
真意も何も、君が好きだからと言ったろ。▼
- [ヒューベルト]
- な……。
私が好きとは、どのような意味で?▼
- [シャミア]
- 君は頭が切れるのに、
そういうところは鈍いのか。▼
ま、君だけでなく、君の主も……
仲間たちも、私は好みだ。▼
そういうわけで、戦後は君の専属として
仕事を続けさせてもらおうか。▼
- [ヒューベルト]
- シャミア殿、申し出はありがたいですが、
そのような話は戦争が終わってからに……▼
- [シャミア]
- ヒューベルト……
貸し1つ、忘れたか?▼
- [ヒューベルト]
- ………………。
やれやれ、仕方ありませんな。▼
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- シャミアとの支援Cは何らかの条件(シャミア外伝?)で冒頭部分が変化する?また、支援Bを第一部の姿で見られるのは回想のみのようです。 --
Last-modified: 2020-05-11 (月) 17:18:09