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会話集/支援会話
ドロテアの支援会話†
ローレンツ†
支援C†
- [ローレンツ]
- これは、ドロテアさん。
相変わらず花も恥じらう美しさだ。▼
- [ドロテア]
- ふふっ、ローレンツくんも相変わらず、
口が達者ですねえ。▼
- [ローレンツ]
- いや、それほどでもないさ。
それでは、失礼……▼
- [ドロテア]
- ……あら、やっぱり本当なんですね。
あの噂……。▼
- [ローレンツ]
- うん? 噂とは、いったい……
僕に関することかな?▼
- [ドロテア]
- ええ、そうよ。
貴方って、誰彼構わず口説くようでいて……▼
平民が相手になると、時間を惜しんで
言葉少なに去っていくって。▼
まさに今の貴方の行動ですね。
そんなに平民と話すのは嫌かしら。▼
- [ローレンツ]
- これは、真っ直ぐな質問だな。
まあ、言わずもがなの質問なのだが……▼
僕は名門グロスタール家の嫡子だからね、
家柄に相応しい花嫁を捜しているのさ。▼
《黒鷲・青獅子の学級選択時》
- [ローレンツ]
- 家の発展に利する相手でなければならない。
これは名家に生まれた者の責務なのだよ。▼
《金鹿の学級選択時》
- [ローレンツ]
- それに、同盟も一枚岩ではない。だから、
同盟にとっても有益な結婚をしたいのだよ。▼
《共通》
- [ドロテア]
- ふーん、自分の好き嫌いじゃないんですね。
平民でも相応しい人はいる気がしますけど。▼
- [ローレンツ]
- それはどうだろうね。僕の妻になれば、
嫌でも貴族社会に加わることになる。▼
礼節や行儀、しきたりにうるさい世界だ。
平民として育った者には酷だろうね。▼
そもそも平民の家と近しくなっても
グロスタール家に利するところは少ない。▼
- [ドロテア]
- 流石は名家の御曹司、
ご立派なお考えですこと。▼
なら、私、これからは貴方とは
無駄な口をきかないことにするわ。▼
- [ローレンツ]
- な、なに?
いや、流石にそこまでは……▼
- [ドロテア]
- 私も貴方と一緒で、
将来の相手を捜しているの。▼
貴方にとって私が眼中にないのなら、
私にとっても貴方は対象外。▼
まあ、仲間だし無視はしませんけど、
最低限の会話で十分じゃない?▼
支援B†
- [ローレンツ]
- おっと、ドロテアさん、
今日もまた一段と麗しく……▼
- [ドロテア]
- そういうのは貴族の方へどうぞ。
私には不要ですから。▼
- [ローレンツ]
- む……今のはただの挨拶だ。
別に君を口説いたわけでは……▼
- [ドロテア]
- 私、貴方にとっては女じゃないですから。
それじゃ、失礼します。▼
- [ローレンツ]
- 待ちたまえ!
いくら何でも君の態度は無礼だぞ。▼
僕は何も、君が一人の女性として
魅力的でないと言っているのではない。▼
ただ僕は、貴族の責務を果たさんがため、
やむなく君の恋愛の対象外としているのだ。▼
その禁欲的な生き様を、
君は鼻で笑うというのか?▼
- [ドロテア]
- ……ええ、笑うわよ。
女の子を道具みたいな選び方して。▼
歌姫だった私に言い寄ってきた貴族たちと
さして変わらないわね。▼
自分の得になれば、相手の気持ちなんて
考えもしないんですから。▼
- [ローレンツ]
- なっ……。君は僕のことを
そんなふうに見ていたのか!?▼
それは誤解だぞ、ドロテアさん。▼
- [ドロテア]
- あら、何が誤解だって言うのかしら。▼
- [ローレンツ]
- 貴族の令嬢というだけなら、
いくらでも結婚の当てはある。▼
だがそれでは足りないのだ。僕はお飾りの
伴侶を求めているのではないからな。▼
夫婦とは……、互いを認め、尊敬し、
支え合えるような関係であるべきだ。▼
そのような相手が傍らにいるならば、
僕はどんな大事をも成すことができよう。▼
故に僕は、多くの女性に声をかけ、
捜し続けていたのだ。理想の相手を。▼
- [ドロテア]
- つまり……想い合える相手を
捜してるってこと?▼
それじゃあ、私と同じ、なの?▼
- [ローレンツ]
- ああ、その点においては、そうなのだろう。
僕の場合、貴族という条件はあるが……▼
その中でも僕は最良の相手を求めて、
誠意ある行動を、心がけているつもりだ。▼
- [ドロテア]
- ………………。
随分と……真面目なのね。思ったより。▼
ごめんなさい、誤解は謝ります。
ふふっ、貴方は真摯だわ。▼
でも、それなら……もし平民の女性と想い
合ってしまっても、貴方は諦められるの?▼
- [ローレンツ]
- 当然だろう。貴族と平民では
生きる世界が違うのだから……▼
一時の感情に流されて、
大いなる後悔を背負う選択などできない。▼
- [ドロテア]
- そうかしら。私、貴方は自分に
嘘をついてると思いますけど。▼
貴族というのは揃いも揃って、
枠にはまるのが好きなのねえ。▼
支援A†
- [ドロテア]
- ……ふう。
戦い続きで嫌になるわねえ。▼
- [ローレンツ]
- ん? ドロテアさんじゃないか。▼
- [ドロテア]
- まあ、ローレンツくん。
どうしてこちらへ?▼
- [ローレンツ]
- 修道院の見回りさ。
最近、侵入者が多いからな。▼
君のほうは?
ここで何を?▼
- [ドロテア]
- 別に何もしてません。
戦い続きで疲れたから、束の間の休息を。▼
- [ローレンツ]
- そうか。平民の君にまで負担をかけ、
貴族として面目ない。▼
- [ドロテア]
- いいのよ。それよりローレンツくん、
結婚相手は見つかったかしら?▼
- [ローレンツ]
- なぜその話を今?
捜すどころの状況ではないが……▼
- [ドロテア]
- 実は……ねえ、ローレンツくん、
突然だけど、伝えたいことがあるの。▼
- [ローレンツ]
- 伝えたいこと?
いいだろう、聞こうか。▼
- [ドロテア]
- 私、貴方のことがずっと好きだったの。
でも、もう諦めるわ。▼
- [ローレンツ]
- な!? ……いきなりだな。
そして、なぜ諦めるのだ?▼
- [ドロテア]
- 貴方は貴族で、私は平民……
道ならぬ恋は実らない……。▼
貴方に相応しくなろうと努力したけれど、
この想いは、貴方には届かなかった。▼
私はこの想いを胸に、
独りで生きていくことにするわ……。▼
- [ローレンツ]
- そ、そうか。……い、いや、しかし、
そんなに簡単に諦めていいのか? 本当に?▼
この戦争を通じて僕の考えも変わったかも
しれないし、それに……!▼
- [ドロテア]
- ふふふふっ、そんなに慌てて……
冗談よ、ローレンツくん。冗談。▼
- [ローレンツ]
- じ、冗談……だと?▼
- [ドロテア]
- ええ、そうよ。
人の心を動かすのが、私の仕事だったもの。▼
貴方が口説くより、よっぽど上手でしょ?
どうかしら?▼
- [ローレンツ]
- はは……はっははは! 参ったな。
完敗だよ、ドロテアさん。▼
僕の心は、君の言葉に大きく揺さぶられた。
いや、気づかされたと言うべきか。▼
どうやら、僕は知らず知らずのうちに、
君に惹かれていたらしい。▼
- [ドロテア]
- でも、私とは結婚できないのよね。
残念だわ、ローレンツくん。▼
- [ローレンツ]
- ああ……そうだな。今はできない。
僕は僕の信念に対して決着をつけていない。▼
だが、この戦争が終わるまでには、
必ず結論を出してみせよう。▼
- [ドロテア]
- あら……
それまで私が待ってられるかしら。▼
- [ローレンツ]
- ふっ、それは心配ないさ。
僕を超える男が、現れるはずもあるまい!▼
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Last-modified: 2020-06-04 (木) 23:56:16