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会話集/支援会話

ディミトリの支援会話

ラファエル

支援C

[ラファエル]
なあなあ。
聞いたぞ、ディミトリくん。▼
[ディミトリ]
……?
何だ、ラファエル。▼
[ラファエル]
この間、荷馬車を持ち上げたんだろ!
それも一人で、ひょいっと、簡単に!▼
[ディミトリ]
ああ……確か、そんなこともあったな。
馬車の事故に出くわした時に……▼
……だが、それがどうした?▼
[ラファエル]
……ディミトリくん!
筋肉を育てる極意を教えてほしいんだ!▼
[ディミトリ]
……は?
筋肉を、育てる、極意……?▼
いや……悪いが、恐らく、
お前の期待するようなことは答えられない。▼
王家は代々、怪力の持ち主で……
紋章の影響や、体質もあるだろうし……▼
[ラファエル]
そんなもったいぶらなくてもいいだろお!?
オデ、お前見てえになりてえんだよ!▼
[ディミトリ]
いや、もったいぶっているわけではなく……
そもそも、なぜそんなことを知りたいんだ?▼
[ラファエル]
オデは、強くなりてえ!
いや、強くならなきゃいけねえんだ!▼
父ちゃんと母ちゃんが死んじまってから、
妹には苦労をかけてばっかりで……▼
だからオデ、鍛えて、立派な騎士になって、
妹に楽させてやりてえんだよ!▼
[ディミトリ]
ラファエル……。▼
そういうことなら、まあ。
力になれるかは別として、協力しよう。▼
[ラファエル]
おおっ、ほんとか!▼
[ディミトリ]
だがな……筋肉を育てる極意、と言われても
何と答えればいいのか……。▼
槍や剣の稽古を怠らないとか……いや、
お前が聞きたいのはそんな話ではないよな。▼
そうだな……子供の頃、重い甲冑を着けて
山を夜通し走り回らされたのは、堪えたな。▼
[ラファエル]
おお、甲冑で夜通し走り回んのか!
なかなかきつそうだな! それから?▼
[ディミトリ]
あとは……大岩を持ち上げたり……
石を詰めた大樽を幾つも担いだり、とか……▼
[ラファエル]
なるほどな! わかった!
オデもやってみるぞ! 早速……▼
[ディミトリ]
ああ、待て、いきなり無茶はするなよ。
体を慣らさなければ痛い目を見る。▼
[ラファエル]
ディミトリくんは心配性だなあ。
オデだってそんなことわかってるぞ!▼
もっと筋肉デカくして、強くなる!
筋肉は絶対に裏切らねえからなあ!▼
[ディミトリ]
あれは……本当に、大丈夫……なのか?▼

支援B

[ラファエル]
ディミトリくん……。▼
[ディミトリ]
……ラファエル?
どうした、そんな青い顔をして。▼
[ラファエル]
オデ……オデ……
死んじまうかもしれねえ……!▼
[ディミトリ]
……何があった。▼
[ラファエル]
体中が……痛くて痛くて仕方ねえ……
こんなの、初めてだ……。▼
力も出ねえし……何をする気力も出ねえ。
今まで一度もこんなことなかったのに……。▼
[ディミトリ]
……なら、こんなところで
油を売っていないで、今すぐ医務室に行け!▼
歩けないなら俺が担いで運んでやる。
何か悪い病だったらどうする!▼
[ラファエル]
それがよお……もう行ったんだが、
修道士の人もマヌエラ先生もいなくて……▼
ディミトリくん……オデに
もしものことがあったら、妹のこと……▼
[ディミトリ]
馬鹿を言うな。
妹君はお前が守るのだろう?▼
だからこそ、
お前は騎士になるのではなかったのか!▼

《白雲の章》

[ラファエル]
けど、これじゃあオデ、
みんなと一緒に戦えねえ……!▼

《蒼月の章》

[ラファエル]
けど、これじゃみんなと一緒に戦えねえ……
お前の力にもなってやれねえ……!▼

《共通》

[ラファエル]
折角、昨日だって、
夜通し、死ぬほど訓練したのによお……。▼
[ディミトリ]
待て……夜通し、死ぬほど?▼
……ラファエル。
昨晩の訓練内容を言ってみろ。▼
[ラファエル]
でっけえ岩を担いで、山を走って……
何百回か丸太を持ち上げて……▼
甲冑着けて、ガルグ=マクを50周……
大樽に石を詰めて紐をつけて振り回して……▼
[ディミトリ]
よしわかった、もういい。▼
念のために聞くが、
それは、毎日やっていることか?▼
[ラファエル]
毎日そこそこやってたけどよ、昨日は
もう少し工夫してみようと思ったんだ。▼
ディミトリくんに教わったことを参考に、
いろいろ新しい訓練を取り入れて……▼
[ディミトリ]
そうか。
ラファエル、いいか、よく聞け。▼
筋肉痛だ。▼
[ラファエル]
き、筋肉……痛……?
このオデが、筋肉痛だとおおおおう!?▼
[ディミトリ]
それだけやれば、俺だってきっとそうなる。
無茶はするなと言っただろう……。▼
[ラファエル]
……けどよ、筋肉痛になったってことは、
オデの筋肉、今、痛がってんだな?▼
[ディミトリ]
……?
筋肉が痛いから、筋肉痛なのでは……▼
[ラファエル]
筋肉をいじめすぎちまったってことかあ。
いじめた後は、甘やかさねえとなあ。▼
よーし、こうしちゃいられねえ!
食って食って、筋肉に栄養補給だあああ!▼

(ラファエルが走り去る)

[ディミトリ]
お……おい、筋肉痛はどうした?
それに食べ過ぎれば、今度は腹まで痛く……▼
! しまった、その先は階段だ。
その筋肉痛では下りるのも……▼
[ラファエル]
ぎゃああああああっ!?
オデの筋肉がああああああっ!?▼
[ディミトリ]
……筋肉も、裏切ることはある。
覚えておいてくれ、ラファエル。▼

マリアンヌ

支援C

[ディミトリ]
……マリアンヌか。▼
[マリアンヌ]
あ……。
……ディミトリさん。▼
[ディミトリ]
礼拝の最中だったのか。
邪魔をしたな。▼
[マリアンヌ]
いえ……。
ちょうど、済んだところですから……。▼
[ディミトリ]
そうか。
何を祈っていたんだ?▼
[マリアンヌ]
……祈っていた、というよりも。
私は……懺悔を……。▼
[ディミトリ]
懺悔……?▼
[マリアンヌ]
この間の戦いは……私のせいで、兵士の
皆さんに危険な思いをさせたので……。▼
[ディミトリ]
無事に帰還できたんだ。
そう気に病むこともないだろう。▼
[マリアンヌ]
ですが……
助けに来てくれたあなたにも怪我を……。▼
[ディミトリ]
まあ、多少の掠り傷くらい
お前が死ぬよりはずっとましだ。▼
[マリアンヌ]
でも……。▼
[ディミトリ]
仲間を助けられたなら、
たとえ命を落としたところで、悔いはない。▼
[マリアンヌ]
………………。
……それは、駄目です。▼
[ディミトリ]
……駄目?▼
[マリアンヌ]
……とにかく、駄目なんです。▼
ディミトリさん……助けてくれたこと、
本当に……感謝しています。▼
でも……いえ、だからこそ、
私には、あまり近寄らないでください。▼
[ディミトリ]
……そうか。▼
[マリアンヌ]
……はい。▼
[ディミトリ]
……では、俺は行く。
特に用があったわけでもないからな。▼

(ディミトリが立ち去る)

[マリアンヌ]
……すみません。▼

支援B

[ディミトリ]
マリアンヌ。▼
[マリアンヌ]
……はい。▼
[ディミトリ]
座ってもいいか。
ここしか空いていないものだから。▼
[マリアンヌ]
あ……はい……。▼

(暗転)

[ディミトリ]
……悪いな、近寄るなと言われていたのに。▼
[マリアンヌ]
いえ……別に……。▼
この間はただ……あなたが、命を落としても
悔いはない、なんて言うから、つい……。▼
[ディミトリ]
俺の言葉が気に障ったなら、謝罪する。
……だが、理由を聞いてもいいか?▼
[マリアンヌ]
………………。
私に近づく人は、不幸な目に遭うんです。▼
[ディミトリ]
……不幸?▼
[マリアンヌ]
はい……そうなんです。▼
あなたのように、
自分の身を省みない人ほど、特に……。▼
[ディミトリ]
要は自分の身を省みろ、と……?
いやまあ、そこは反省したいところだが……▼
お前が周囲を不幸にする、とは思わない。
むしろ、お前は運が強いんだろう。▼
[マリアンヌ]
運が強い……?
私には……とても、そうは思えません。▼
生まれも境遇も……不幸の連なりで
できているような人生ですから……。▼
[ディミトリ]
だが、お前の周囲で人がいくら死んでも、
お前はこうして、無事で生きている。▼
[マリアンヌ]
それは……▼
[ディミトリ]
……そして、いつも自分だけが残されて。
一緒に死んでやれなかったと悔やむ。▼
[マリアンヌ]
………………。
どうして……わかるんですか……?▼
[ディミトリ]
……わかるさ。
俺もお前と同じだからな。▼
マリアンヌこそ、俺に近寄れば
不幸な目に遭うかもしれないぞ。▼
[マリアンヌ]
………………。
……ふふっ。▼
[ディミトリ]
……どうした、珍しいな。
お前がそうして笑うなど。▼
[マリアンヌ]
いえ……
少し、不思議だと思って。▼
あなたのような人が、
私なんかと同じだなんて……。▼
[ディミトリ]
……嫌だったか?▼
[マリアンヌ]
……いえ、むしろ……嬉しいです。▼
初めて……誰かに、私の素直な気持ちを
理解してもらえた気がします……。▼

支援A

[マリアンヌ]
……生き残ってしまいましたね。▼
[ディミトリ]
……そうだな。
運が強かったのだろう。▼
[マリアンヌ]
私……時々、考えるんです。……どうして、
いつも自分が生き残ってしまうのか、と。▼
人の生死を分けるのが運だとすれば……
主は私に生きよと言っているのでしょうか?▼
私なんかよりも、生き永らえるべき人は
たくさんいるのに……。▼
[ディミトリ]
……俺も、いつもそう思う。
人死にの多い戦いの後は特にな。▼
だが俺は、生きねばならない。
そう簡単に死んでいいはずがない。▼
俺には、犯してきた罪をあがなう義務が、
築いてきた死体の山に向き合う義務がある。▼
女神が俺を殺さずにいるのは、
きっと……そういうことなのだろう。▼
[マリアンヌ]
では……私にも、あるのでしょうか。
主が、私を生かす理由が。▼
[ディミトリ]
さあな、それはお前にしかわからない。
だが……俺は、きっとあるのだと思う。▼
[マリアンヌ]
………………。▼
[ディミトリ]
……なあ、マリアンヌ。
生きるのは、つらいか。▼
[マリアンヌ]
楽しい、とは……思えません。▼
人々の命の上に立っているのが怖い……。
申し訳なくて、消えてしまいたくなります。▼
[ディミトリ]
……それなら、そのままでいい。
無理に明るく振舞うこともない。▼
だが、まだ生きることを諦めないでくれ。▼
[マリアンヌ]
……どういう意味ですか?▼
[ディミトリ]
意味も何も……
……お前が死んだら、俺が悲しい。▼
[マリアンヌ]
……ふふ。
あなたは、不思議な人ですね。▼
[ディミトリ]
俺が?▼
[マリアンヌ]
私……もっと明るくしろと、
よく皆さんに叱られるのですが……▼
あなたのように言ってくれる人は、
珍しくて……。▼
……ディミトリさんも、
生きるのは……つらいですか?▼
[ディミトリ]
そうだな。
……俺は、強い人間ではないから。▼
[マリアンヌ]
……でも、あなたがそんな人だから、
こうして仲良くなれたんだと思います。▼
[ディミトリ]
……そうかな。▼
[マリアンヌ]
……そうです。▼
この戦争が終わるまで……いえ、その後も
死なないでくださいね、ディミトリさん。▼
あなたが死んだら、私も……
本当に……悲しいですから。▼
[ディミトリ]
……お前を残して、死にはしないさ。
生きる理由が、また1つ増えたな。▼
フォドラの女神に誓おう。
……お前を悲しませたりしない、と。▼

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Last-modified: 2025-05-05 (月) 07:13:24
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