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会話集/支援会話

ディミトリの支援会話

ハピ

支援C

[ハピ]
うーん……。▼
[ディミトリ]
ハピ……その、そうまじまじと見られると、
流石に、少しばかり居心地が悪いんだが。▼
[ハピ]
もーちょっとだけごめんね。
思い出せそうなんだけどなー……▼
[ディミトリ]
いや、さっぱり話が掴めないんだが……
とにかく事情を話してくれないか……?▼
[ハピ]
昔、どこかで会った気がして。
どこだろな……。▼
ハピが王子に会う機会なんて、
なかったと思うんだけどさ。▼
[ディミトリ]
ああ……俺も、これまで
お前に会った記憶はないが……▼
昔は、父に随って王国内を巡行することも
あったから、その時ならばあるいは……?▼
[ハピ]
昔っていつ? ハピ、昔は山ん中にいて、
里の仲間以外とは誰とも会ってないし……▼
里を出てからは、ほとんどずっと同じ
建物の中に閉じ込められてたよ?▼
ファーガス王?がそこに来た
記憶はないけど。▼
[ディミトリ]
……閉じ込められていた?
それはいったいどういうことだ?▼
[ハピ]
里を出たハピを、助けるとか言いながら
さらったおばさんがいてさ。▼
そいつの実験台になってたんだ、ハピ。
いろんな儀式とか魔法とか試されて。▼
ご飯と寝床にだけは不満はなかったけど、
なかなかサイテーな経験だったね。▼
[ディミトリ]
………………。▼
……他人の俺が言うのもおかしな話だが、
お前は、自分の境遇に憤ってもいいと思う。▼
お前を苦しめた者に、どのような
理由があったのかはわからないが……▼
少なくとも不幸を被った張本人である
お前には、憤る権利くらいあるはずだ。▼
[ハピ]
あ、今の言葉!
うーん……いや、違う……?▼
[ディミトリ]
……ええと……何だ?▼
[ハピ]
昔、まったく同じ言葉を聞いた気が……。
やっぱりキミと会ってる?▼
でも違う気がしてきた。
そもそも男じゃなかったよーな。▼
まーまた今度でいいや。
じゃね。▼
[ディミトリ]
あ、ああ……まあ、俺で役に立てるなら、
お前の気の済むまで付き合うが……。▼

支援B

[ディミトリ]
どうしたハピ、珍しいな。
訓練に来た……ようには見えないが……。▼
[ハピ]
思い出したから、忘れる前に聞いてよ。▼
[ディミトリ]
思い出した? ……ああ、もしかして以前、
俺の顔を見て唸っていたあの件か?▼
[ハピ]
え? よくわかったね、キミ。
まーいいや、アンゼルマさんって知ってる?▼
[ディミトリ]
アンゼルマ……ああ、もちろん。
だが、どうしてお前がその名を知っている?▼
それは、俺の継母が帝国にいた頃の名だ。
王国ではパトリシアと名乗っていた。▼
[ハピ]
あー、なるほどね。
そういうわけか。納得じゃん。▼
すっきりしたし、ハピ、寝よっと。▼
[ディミトリ]
いや待て、勝手に納得して勝手に帰るな。
……お前、継母上を知っているのか?▼
[ハピ]
ハピを閉じ込めてたおばさんの、
古い友達だって。何度か会ったよ。▼
[ディミトリ]
友達……?▼
[ハピ]
おばさんがあの人を王国に連れてきた、
って言ってたけど……詳しくは知らない。▼
その人が怒ってくれたんだよね。
ディミみたいに、ハピの代わりにさ。▼
それだけじゃなくて、いろんな言動が似てる
気がするよ。キミとキミのお継母さん。▼
[ディミトリ]
今まで、そう意識したことはなかったが……
それほど似ているのだろうか。▼
[ハピ]
うんうん、よく考えれば……挨拶とか、
本のめくり方とか、そっくりじゃん。▼
同じように怒って、同じこと言って。
ホント驚いたし。▼
[ディミトリ]
継母とは血も繋がっていないんだが、
そう言われると……少し嬉しいな。▼
あの人は、俺を育ててくれた人だから、
言動が似るというのも、あり得る話か。▼
だが、お前が顔を合わせたという相手が
継母だとするならば……少し、不可解だな。▼
[ハピ]
何で? フツーに来てたけど。▼
[ディミトリ]
立場上、俺の継母は外部との関係を
完全に……と言っていいほど絶っていた。▼
父が継母を後妻として迎えたことを
把握していたのも、ごく限られた者だけだ。▼
[ハピ]
ふーん、よくわかんないけど、
ハピも黙っといたほうがいいのかな。▼
[ディミトリ]
……そうだな。
そうしてもらえると助かる。▼
今になって考えれば、父と継母の婚姻は
多くの者の思惑を孕んでいたわけだが……▼
俺が不可解に思ったのは、お前の言う
「おばさん」とやらの存在だ。▼
かつて政争で国を追われた継母を、王国に
迎え入れた人間がいるとすれば、それは……▼
……いや。今はやめておこうか。
この件については憶測で語るべきじゃない。▼
[ハピ]
えー? せっかくスッキリしたのに
思わせぶりなことだけ言うの?▼
気になって眠れなかったら困るじゃん。▼
[ディミトリ]
はは、眠れなければ、ここに来るといい。
俺はしばらく、稽古を続けるつもりだから。▼
彼女を捕らえていたというのは、
やはり……あの女、なのだろうか。▼

支援A

[ディミトリ]
かつてお前を捕らえていた女というのは、
やはり……あのコルネリアだったんだな。▼
[ハピ]
まーそうだけど、もう昔の話じゃん。
死んじゃったし、尚更ね。▼
それよりキミのほうがただならない
感じだったけど。ディミ、大丈夫?▼
お継母さんがどうとか言われて。
ダスカーの事件でさ。▼
[ディミトリ]
……コルネリアの言葉の真偽はどうあれ、
流石に思うところがないとは言えないな。▼
[ハピ]
ちょっと関係ないかもだけどさ、ハピ、
アンゼルマさんのことで思い出したんだ。▼
あの人、娘に会いたいって言ってた。近くに
いたのに、会えないまま去っちゃったって。▼
[ディミトリ]
まあ……父上も俺も、彼女が王都にいるとは
伝えられていなかったからな。▼
[ハピ]
え? 王様が禁じてたんじゃないの? 王の
せいで娘に会えなかったって言ってたけど。▼
その子が王国に来てたの、
王様がずーっと隠してたって。▼
[ディミトリ]
……父上が、隠していた?
そんなことをして、いったい何の得になる。▼
[ハピ]
さー……ハピはわかんないけど。▼
[ディミトリ]
王国に亡命したアランデル公は、帝国から
連れ出した皇女の存在を伏せていたはずだ。▼
もし彼女の所在が公になっていれば、
帝国はすぐに返還を要求しただろうし……▼
王国内でも政治利用されたかもしれない。
彼女を隠していたのは父上ではないんだ。▼
俺だって、あんな出会い方をした相手が義姉
だと知ったのは、後になってからだしな。▼
[ハピ]
じゃあ、何でアンゼルマさんは
王様が隠してたなんて言ってたわけ?▼
[ディミトリ]
あくまで推測ではあるが、父と継母の間で
行き違いが起きていたのだろうな。▼
……王妃とは言うが、その実、父と継母は
二人で会うことさえ許されていなかった。▼
そして、そんな二人の間に入り、側近として
常にその関係を仲介していた者こそが……▼
お前の言う「おばさん」。
あの、コルネリアだ。▼
[ハピ]
アンゼルマさんは
おばさんに騙されてたってこと?▼
[ディミトリ]
恐らくは。……同時に、アランデル公にも
継母の存在を隠していたのかもしれないな。▼
彼らをすれ違わせ、煽り、利用し、そうして
あの惨劇を引き起こしたとすれば……▼
[ハピ]
それが事実ならすごいね。ハピ、
おばさんってけっこー雑だと思ってたよ。▼
ハピもいきなり放り出されたし。
まー迷惑な人だったよね。▼
[ディミトリ]
……そうだな。彼女の振る舞いのために、
どれだけの人間が苦しめられてきたか。▼
なあ、ハピ、手伝ってほしいことがある。
これは……お前にしか頼めないことだ。▼
[ハピ]
ハピにしか頼めないって言われたら、
断れなくない? いーけどさ。▼
[ディミトリ]
……コルネリアについての情報を、
知っているだけ教えてもらいたい。▼
奴の残した痕跡を辿れば、俺は、あの
惨劇の真相にたどり着けるかもしれない。▼
そして、お前の体に宿る力を
取り除く方法にも、あるいは……▼
[ハピ]
宿る力……あ、ため息のこと?▼
まー教団の人たちもお手上げだったし、
期待しないで待ってるから。▼
[ディミトリ]
ああ、そうしてくれ。
俺はこう見えて諦めが悪いほうなんだ。▼
もう二度と、繰り返させてはいけない。
あの惨劇も、お前の受けた苦しみもな。▼
[ハピ]
……大げさだなあ。そこまで言うなら、
ほんの少しだけ期待しとくよ。▼
ハピに付き合って、魔獣に襲われても
知らないからね。▼
[ディミトリ]
ああ、仮に魔獣が何匹襲ってこようと
俺が、まとめて返り討ちにしてやるさ。▼
[ハピ]
そーいう問題じゃないんだけどな。▼
あはっ、でも、力づくで解決できることも
あるかもね。ディミだし。▼

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Last-modified: 2025-06-05 (木) 19:48:36
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