会話集/支援会話/イングリット(レスター諸侯同盟)

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イングリットの支援会話†

イングリットの支援会話
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ラファエル†

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支援C†

[ラファエル]: この肉、うんめええ。
妹にも食わせてやりてえなあ。▼
[イングリット]: ラファエル。
そこで何をしているのですか。▼
[ラファエル]: んあ？　肉、食べてるんだ。
オデ、野菜より肉が好きなんだ。▼
[イングリット]: そんなことを聞いているのではありません。
ここは食堂ではないのですよ。▼
[ラファエル]: 面白えこと言うなあ。そんなことくれえ、
教えてくれなくたって、わかってるぞ？▼
[イングリット]: 食事は、食堂でするものです。
それに立ったまま食べるなど、見苦しい。▼
[ラファエル]: そうかあ？
じゃあ座るか。よっこら……▼
[イングリット]: くっ……！　話が通じません！
ならばせめて皿くらいは使って食べなさい。▼
[ラファエル]: いやあ、皿なんて今、持ってねえし。
几帳面だなあ、イングリットさんは。▼
[イングリット]: あなたがだらしなさすぎるのです。
ラファエルは、騎士になりたいのでしょう？▼
あなたは騎士というものをなめている。
騎士とは幼少から早々の教育と教養を……▼
[ラファエル]: なあ、ちょっと待ってくれよお。
とにかく食っちまわねえと話もしづれえし。▼
[イングリット]: ああっ、そんなに汁を垂らして……！
食べた後、きちんと掃除してくださいね。▼
[ラファエル]: ……イングリットさんは、
「きちんと」するのが好きなんだなあ。▼
[イングリット]: 別に……私だけではありません。
騎士とは、そういうものです。▼
[ラファエル]: そうかあ、きちんとすりゃあ、
騎士になれるんだな？▼
それなら、オデ、
きちんとすることにする。▼
[イングリット]: ……すみません、言葉足らずでした。
それだけでは、騎士にはなれません。▼
[ラファエル]: そうなのかあ？　じゃあ、オデ、
きちんとは、やめる。▼
[イングリット]: ど……どうしてそうなるのです。
くっ……本当に、話が通じないっ……！▼

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支援B†

[ラファエル]: んあ？　あれはイングリットさんだ。
また怒られる前にあっちへ……。▼
……なんか落ち込んでるみたいだな。
逃げるの、やめるか。▼
おーい、イングリットさん。
元気ねえな、腹でも減ったのか？▼

（暗転）

[イングリット]: ……ラファエル。
いいえ、お腹が減ったわけではありません。▼
[ラファエル]: ええっ！？　満腹なのに元気ねえのか？
病気なんじゃねえのか？▼
[イングリット]: ……いえ、病気というわけでも。▼
[ラファエル]: ええーと、じゃあ、何なんだ？
あ、何か悩みがあるんだな？　そうだろ。▼
[イングリット]: たいしたことではありません。
あなたに話しても、仕方ないことですし。▼
[ラファエル]: そうか？　悩みってのは誰かに話すだけで
気分が楽になるって爺ちゃん言ってたぞ。▼
[イングリット]: ……まあ、それもそうですね。
ならば、聞くだけ聞いてもらえますか。▼
[ラファエル]: うん、任せろ。▼

《白雲・蒼月の章》

[イングリット]: 父から、手紙が届いたのです。
ある王国貴族との縁談が進んでいると。▼

《紅花・翠風・銀雪の章》

[イングリット]: ……士官学校時代の、父の手紙を見つけて、
挨拶もそこそこに縁談の話ばかり。▼

《共通》

[ラファエル]: うん、そうか。▼
[イングリット]: 今のガラテア家には、紋章を……すなわち
家を継ぐ資格を持つのは、私だけです。▼
[ラファエル]: うん、そうか。▼

《白雲・蒼月の章》

[イングリット]: 結婚も、ガラテア家の存続には
必要なことだとはわかっていても……▼

《紅花・翠風・銀雪の章》

[イングリット]: けれど、私は家を……父の期待を裏切って、
この戦いに身を投じましたから……▼

《共通》

[ラファエル]: うん、そうか。▼
[イングリット]: ……あの、ラファエル。
本当に、わかっているのですか？▼
[ラファエル]: うん、わかってるぞ。
そんなことより……。▼

（ラファエルの腹が鳴る）

[イングリット]: ……す、凄まじい音ですね。
雷でも落ちたのかと思いました……。▼
[ラファエル]: ごめんな。オデ、真面目な話を聞いてると
腹が減ることになってんだ。▼
でもよ、オデの経験上、腹いっぱい食うと、
だいたいの悩みは忘れちまうぞ？▼
[イングリット]: 食べれば……ふふっ。
それについては、あなたと同意見です。▼
[ラファエル]: では、食堂へ行きましょう、ラファエル。
悩みを相談するのは、それからです。▼

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支援A†

[イングリット]: ラファエル。
今日は、食堂で食事をしているのですね。▼
[ラファエル]: 何言ってんだ、イングリットさん。
食堂ってのは飯を食うところだぞ。▼
[イングリット]: ……その言葉、以前のあなたに
かけてやってほしいものです。▼
そう言えば、ラファエル……最近は、
身だしなみにも気を遣っているようですね。▼
以前のように、服が肉汁で汚れていたり、
手が油まみれだったりしませんし。▼
[ラファエル]: 何言ってんだ、イングリットさん。
騎士が身だしなみを気にすんのは当然だぞ。▼
[イングリット]: ……その言葉も、是非、先程の言葉と一緒に
以前のあなたにかけてやってください。▼
[ラファエル]: でもなあ、オデがきちんとしてるのは、
お前にいろいろ言われたからなんだ。▼
どうしても立派な騎士になりてえんだ。
今のオデなら、なれると思うか？▼
[イングリット]: む……そうですね。以前よりは、
騎士らしくなったのではないかと。▼
ですが、まだまだです。騎士というのは
態度の良し悪しだけでなく、高い教養も……▼
[ラファエル]: イングリットさんが嫁に来てくれたら、
立派な騎士になれそうなんだけどなあ。▼
[イングリット]: え……よ、め？
ど、どこからそんな話が出てきたのですか。▼
[ラファエル]: イングリットさんは、騎士に必要な
「きちんと」をオデに教えてくれただろお？▼
これからもイングリットさんと一緒にいれば
もっといろんなことを教えてくれるはずだ。▼
[イングリット]: そ、そうですか。少し荷が重い気も
しますが……それは、光栄ですね。▼
ですが、以前も言ったように、
私は結婚がしたいわけではないのです。▼
嫁だ婿だという話は置いておいて、互いに
切磋琢磨して立派な騎士を目指しませんか。▼
[ラファエル]: そうかあ？　じゃあ、そうするか。
イングリットさんとセッサタクマするぞ。▼
そうすりゃ立派な騎士になれるんだもんな。
オデ、これからも頑張るぞ。▼
[イングリット]: ……そうですね。私も、
あなたに負けないような騎士になります。▼
[ラファエル]: ああ、オデに負けねえってのは
ちょっと難しいと思うけど……▼
お前なら立派な騎士になれると思うぞ！
うん、オデが保証してやる！▼
[イングリット]: ……ありがとうございます。
とても……嬉しいです。▼

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イグナーツ†

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支援C†

[イグナーツ]: ………………。▼
[イングリット]: イグナーツ?
どうしたのです、そんなところで。▼
[イグナーツ]: ………………。▼
[イングリット]: あの、イグナーツ……
あ……絵を描いているのですね。▼
[イグナーツ]: わあ、イングリットさん！？
ど、どうしてここに……！？▼
[イングリット]: どうして、とは……。
私も、大聖堂を訪れることくらいあります。▼
それよりも、イグナーツ。
あなたは絵が上手なのですね。▼
[イグナーツ]: わわわーーー！！！
み、見ないでください！▼
[イングリット]: なぜです？
とてもよく描けていると思いますが。▼
[イグナーツ]: そ、そうでしょうか……？▼
[イングリット]: ええ、ほら、ちゃんと見せてください。
……セイロス様の像を描いているのですね。▼
[イグナーツ]: あの、ボク、絵を描いてばかりで……
イングリットさんの気に障ったなら……▼
[イングリット]: まったく、どうしてそう縮こまるのですか。
そんな理由で怒りなどしませんよ。▼
……あの、イグナーツ。その絵、服の裾を
短くしてみればもっと素敵な絵に……▼
[イグナーツ]: え！？
それはちょっと大胆すぎるんじゃ……。▼
[イングリット]: それから、剣をもっと大きく描けば、
騎士のようで、かっこよくなるのでは？▼
[イグナーツ]: ぼ、ボクが描いているのは、
騎士じゃないんですけど……▼
[イングリット]: いいから一度、私の指示するとおりに、
描いてみてください。ほら早く。▼
[イグナーツ]: は、はあ……。▼

（暗転）

[イングリット]: こ、これは……
騎士というよりも……じゃ、邪神……？▼
[イグナーツ]: ああ……ボクの絵が……。▼
[イングリット]: おかしいですね……想像と違うものに……。
こんなはずではなかったのですが……。▼
[イグナーツ]: ……いいんです。ボクがはっきりと自分の
描きたいものを主張できないから……。▼
[イングリット]: ……すみませんでした、イグナーツ。
邪魔をしないよう、今日は退散します……。▼

↑

支援B†

[イングリット]: こんにちは、イグナーツ。
……また、絵を描いているのですね。▼
[イグナーツ]: あ、イングリットさん。
ええ、またセイロス様の絵を。▼
[イングリット]: その……以前は、本当にすみませんでした。
私のせいで、あなたの絵が台無しに……。▼
[イグナーツ]: あ、いえ、いいんです。イングリットさんの
斬新な意見はとっても参考になりました。▼
[イングリット]: 斬新、と言えば聞こえはいいですが……。
……あまり気を遣われると惨めになります。▼
[イグナーツ]: 本当ですよ。自分の殻に閉じこもりがちな
ボクにはない着想でしたから。▼
[イングリット]: イグナーツ。
あなたの気持ちは嬉しいのですが……。▼
[イグナーツ]: はい……？▼
[イングリット]: 怒るべき時には、きちんと怒るべきです。
怒っているのなら、そう言ってください。▼
[イグナーツ]: そ、そんなことは……。▼
[イングリット]: 私とて、己の所業は理解しています。
私は……神聖な肖像を汚してしまった……。▼
悪いとはっきり言ってくれたほうが、
気持ちの整理もつくというものです。▼
[イグナーツ]: そ、そんな……イングリットさんを
怒るなんてボクには……。▼
……す、すみません。▼
[イングリット]: イグナーツ、なぜ謝るのです。
謝るのは私のほうではありませんか！▼
[イグナーツ]: ご、ごめんなさい……。▼
[イングリット]: ですから！　……い、いえ、すみません。
あなたに謝るつもりが、つい小言を……。▼
[イグナーツ]: い、いいんです。ボクがはっきり、
自分の気持ちを表に出せないから……。▼
[イングリット]: ……あの、私、戻りますね。どうしても
あなたの邪魔をしてしまうようなので……。▼
[イグナーツ]: は、はい……すみません……。▼

↑

支援A†

[イグナーツ]: イングリットさん、どこへ行くんですか？▼
[イングリット]: イ、イグナーツ、気づいていたのですね。
あなたの邪魔をしてはいけないと……。▼
[イグナーツ]: あはは、大丈夫ですよ。ちょうど今、
セイロス様の絵を描き終えたところです。▼
[イングリット]: そ、そうだったのですか。
……見ても、いいでしょうか？▼
[イグナーツ]: もちろんです。どうぞ。▼
[イングリット]: ……以前のものとは、印象が異なりますね。
あれは優しい感じでしたが、今回は……。▼
[イグナーツ]: 躍動感が出ている、でしょう？
……自分で言うのも何ですが。▼
[イングリット]: はい、それです。何だか、
見ている側に活力を与えてくれるような。▼
[イグナーツ]: 最初は、慈愛に溢れるセイロス様を
描くつもりだったんですけど……▼
イングリットさんの言葉を元にして、主題を
民のため戦うセイロス様にしてみたんです。▼
[イングリット]: ……そうなのですか？
言われてみれば、この大きな剣や仕草は……▼
[イグナーツ]: はい。流石に、イングリットさんの
無茶苦茶を全部は採用してませんが。▼
[イングリット]: ……すみません、無茶苦茶で。▼
[イグナーツ]: あー！　いや、ボクがいいたいのは
そういうことではなくて。▼
他の人の意見を拒まずに受け入れてみると、
新しい可能性が生まれるんだなって。▼
だから、そのことに気づかせてくれた
イングリットさんに感謝したいんです！▼
[イングリット]: ……そうなのですか？
それならば、良いのですが。▼
……そうですね。自分の考えに固執せず、
他人の意見を聞き入れる……▼
そうすれば、新しい道が見えてくる。
……何においても、肝要なことですね。▼
[イグナーツ]: はい！▼
[イングリット]: ありがとうございます、イグナーツ。
あなたの言葉は、私に気づきをくれた。▼
私も、他人の意見に対して
素直に耳を傾けるよう、心がけてみます。▼
[イグナーツ]: はい。ボクもまた、
別のものを描きたくなってきました。▼
[イングリット]: 描き上がったのを見るのが、楽しみですね。
頑張ってください、イグナーツ。▼

↑

支援A+†

[イグナーツ]: ………………。▼
[イングリット]: イグナーツ。
また絵を描いているのですか？▼
[イグナーツ]: わわわ！　い、イングリットさん！？
いつからそこに……？▼
[イングリット]: 今来たところです。……ああ、それが
以前言っていた別の絵、ですか。▼
イグナーツが描きたくなった絵とは、
どんなものなのですか？　見せてください。▼
[イグナーツ]: だ、だ、駄目です。
これは他の人に見せるようなものじゃ……。▼
[イングリット]: 『他人の意見を聞くと、良い絵が描ける』、
この間は、そう言っていましたね。▼
……あれは、嘘だったのですか？▼
[イグナーツ]: そ、そういうわけではないですけど……。
恥ずかしいというか、なんというか……。▼
[イングリット]: 恥ずかしいだなんて、そんな仲でも
ないでしょう。見せてください。▼
[イグナーツ]: う……。
それでは、ちょっとだけ……。▼
[イングリット]: ……これは、素敵ですね！
鎧をまとって戦う、騎士の女性……。▼
……む。この武器、私の槍によく似て……。
そう言えば、この鎧も、馬も……？▼
……イグナーツ。
まさかとは思いますが、これは。▼
[イグナーツ]: ……は、はい。イングリットさんです。▼
[イングリット]: な、何を……！
私はこのような美しい女性では……！▼
ほら、見てください。私より大人っぽく、
私などよりもずっと優しそうで……！▼
[イグナーツ]: そ、そんなことはありません。
ボクが見たイングリットさんは、こうです。▼
イングリットさんが戦ってる姿は
セイロス様みたいだって前から思ってて……▼
勇気や正義感、そして情熱を抱えながらも
優しさを併せ持っているところなんか……！▼
って……すみません！　ボクのくせに、
何だか熱く語っちゃって……。▼
[イングリット]: イ……イグナーツ、ありがとうございます。
……う、嬉しいです。嬉しいのですが……。▼
……は、恥ずかしいですね。
ふ、あははは……。▼
[イグナーツ]: だ、だからこれは他の人に
見せるものじゃないって……。▼
[イングリット]: すみません……でも、嬉しいのは本当です。
この絵に負けぬよう、私も頑張りましょう。▼
イグナーツ。
絵が完成したら、見せてくださいね。▼
[イグナーツ]: はい、約束します。
他の人には見せませんけど……。▼