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会話集/支援会話
イングリットの支援会話†
ユーリス†
支援C†
- [イングリット]
- ん~っ! この宿場の串焼きは最高ですね!
ですが向こうの宿場も、なかなか……▼
- [ユーリス]
- お、イングリットじゃねえか。
どうしたんだ、こんなところで。▼
- [イングリット]
- ………………!▼
……あら、ユーリス。あなたこそ、
こんなところで何をしているのです?▼
- [ユーリス]
- ああ、家族に金を届けてきた帰りだよ。
大した額じゃあねえけどな。▼
《白雲・蒼月の章》
- [イングリット]
- 仕送りですか! それは素晴らしいです。
私もあなたを見習わなくてはなりませんね。▼
《共通》
- [ユーリス]
- それはさておき、お前、さっき慌てて
何か呑み込んでたみたいだが……▼
- [イングリット]
- そ、そうだ、ユーリス! 実は、ええと……
一つ気になっていたことがあるのです。▼
- [ユーリス]
- 何でそんなに慌ててるんだよ……。▼
- [イングリット]
- いいえ、何でも。それよりあなた、以前
ローベ家で働いていたことはありませんか?▼
4年前*1、私がローベ伯の居城を訪れた時
伯爵の傍らに、あなたの姿を見たような……▼
- [ユーリス]
- そんな昔の話をよく覚えてるなあ、お前。▼
そりゃあ、その頃はちょうど養子として
ローベ家の厄介になってた時期だ。▼
- [イングリット]
- ローベ伯の養子、ですか……?
そういえば、噂を耳にしたことがあります。▼
将来有望な遠縁の若者を、養子として
迎えた、と。あなたのことだったのですね。▼
- [ユーリス]
- と言ってもまあ、縁はもう切れてるけどな。
今となっちゃ、俺とあの人はただの他人さ。▼
士官学校に入れてもらった恩はあるが、
あれからいろいろと揉めてなあ……。▼
そういうお前は、いったい何の用があって
ローベ家なんかに行ったんだ?▼
- [イングリット]
- それは、その。何と言うべきか……
そう、友人の尻拭いをしに、ですね……。*2▼
《イングリットとシルヴァンが自軍にいる時》
- [ユーリス]
- なるほど、シルヴァンの話か。察した。
いやあ……苦労してるんだなあ、お前も。▼
《上記以外》
- [ユーリス]
- なるほど、事情はよくわからんが、
お前もいろいろ苦労してきたんだなあ。▼
《共通》
- [ユーリス]
- ……ところでさっき聞きそびれたが、
お前、ここの常連なのか?▼
- [イングリット]
- べ、別に、どうでもいいでしょう? 私も、
たまには外で食事をしたくなる時が……▼
- [ユーリス]
- ああいや、別に文句をつけたいわけじゃ
なくてだな。▼
この宿場の周りは夕方になると物騒だから、
気をつけろって言いたかっただけさ。▼
- [イングリット]
- それは……お気遣いありがとうございます。
ですがいざとなれば自力で返り討ちに……▼
- [ユーリス]
- ああそれと、さっきここの宿場の主人が、
お前にいつもありがとうって言ってたぜ。▼
- [イングリット]
- !?▼
- [ユーリス]
- お前はいつも美味そうな顔で飯を食うから
作ってるこっちが嬉しくなる、ってよ。▼
- [イングリット]
- ………………。
そ……そうでしたか……。▼
で、では……日が暮れる前に……
私はこれで……。▼
- (イングリットが立ち去る)
- [ユーリス]
- もしかして、食い意地張ってるの、
悟られたくなかったのかなあ……。▼
もう遅えと思うんだけどなあ……。▼
支援B†
- [イングリット]
- いったいどうしたのです、ユーリス。
訓練が終わったら食堂に来い、だなんて。▼
- [ユーリス]
- ああ、ちょっとお前に用があってさ。
適当に座って、もう少しそのまま待ってろ。▼
- [イングリット]
- は、はあ……。▼
- (暗転)
- [ユーリス]
- ほい、待たせたな。▼
- [イングリット]
- ……! これは……!!
あなたが作ったのですか?▼
- [ユーリス]
- おう、これでも料理には自信があってね。
高級なもんじゃないが、美味そうだろう?▼
- [イングリット]
- その……ユーリス……これ、頂いても?
私、訓練の後でお腹が減っていて……。▼
- [ユーリス]
- ああ、もちろん。
何しろ、そのために呼んだんだからなあ。▼
- [イングリット]
- ありがとうございます……!
では、遠慮なく! いただきます!▼
ああ……口の中でとろける柔らかいお肉!
絡み合う野菜の風味が絶妙ですね!▼
素材の味が互いを引き立て合っている……
まるで……名将の戦でも見ているよう……!▼
- [ユーリス]
- いや落ち着け落ち着け……感想なんて
要らねえから、ゆっくり味わって食えよ。▼
- [イングリット]
- はい! ではありがたく!▼
- (暗転)
- [イングリット]
- ふう……ご馳走様でした、ユーリス。
私、今、とても幸せです……。▼
- [ユーリス]
- はははっ、そりゃあ良かった。
気合を入れて作った甲斐があったな。▼
- [イングリット]
- あら? ユーリス、あなた……
もしかして何も食べていなかったのですか?▼
- [ユーリス]
- まあ、後で軽く食おうと思ってたから……
自分で食べるために作った料理でもねえし。▼
- [イングリット]
- ……では、私のためだけにこの料理を?▼
- [ユーリス]
- そうだよ。件の宿場の主人がさ、
お前に食わせてやれって肉を寄越してさ。▼
これは責任もって料理しねえとと思って、
厨房を借りて作ってたってわけだ。▼
- [イングリット]
- ……いけません、ユーリス。食事とは
皆で卓を囲み、分け合ってこそのもの。▼
それなのに私としたことが、自分ばかり。
食べ終わってから気づくとは……不覚です。▼
- [ユーリス]
- いいって、何でそんなこと気にするんだよ。
お前が貰った肉じゃねえか。▼
それに……良いもんを見られて満足したよ。
俺様にとっては、それが一番の収穫だ。▼
- [イングリット]
- 良いもの、ですか?▼
- [ユーリス]
- 前に、街で串焼きを頬張ってる
お前の顔を見た時から思ってたんだが……▼
俺は、幸せそうに飯を食う
お前の顔が好きだ。▼
- [イングリット]
- ……はい?▼
- [ユーリス]
- 宿場の主人の言ってることがわかったよ。
お前は本当に良い顔で飯を食ってくれる。▼
- [イングリット]
- それは……ほ、褒められているのか
貶されているのかもわからないのですが。▼
- [ユーリス]
- いや、褒めてるんだよ。本気だぜ?
俺は、そういう女が一番好みだね。▼
- [イングリット]
- ………………。▼
……まったく。そういった軽薄な物言いは、
誤解を招きますよ。程々にしてくださいね。▼
- [ユーリス]
- うーん、本気で言ってるんだが……。
何でこう、上手く伝わらねえんだろうなあ。▼
支援A†
- [イングリット]
- ふふっ、来ましたね、ユーリス。
待ちくたびれましたよ。さあ、座りなさい。▼
- [ユーリス]
- ええと……
いったい何が始まるんだ?▼
- [イングリット]
- 共に食卓を囲んですることは一つです。
一緒に夕餉を楽しみましょう、ユーリス。▼
- [ユーリス]
- ……これは? お前が作ったのか?▼
- [イングリット]
- はい。手の込んだものではありませんが、
私とて、料理の心得くらいありますからね。▼
- [ユーリス]
- おいおい、どういう風の吹き回しだよ。▼
- [イングリット]
- 受けた恩は返さねばなりません。
ですから、厨房を借りて作ってきました。▼
アドレステアやレスターの料理ほど
洗練されたものではありませんが……▼
ファーガスに伝わる伝統料理も
素朴ながら、とても美味しいものですよ。▼
- (暗転)
- [ユーリス]
- ……ご馳走さん。
美味かったよ、イングリット。▼
ガキの頃、母さんと爺さんと3人で
暮らしていた頃を思い出したというか……▼
俺の生まれ故郷はファーガスの貧民街でね。
この味つけは……何だか懐かしい。▼
悪い、俺たちの食うような飯と、ご令嬢の
作る飯を一緒にするのは失礼だったか。▼
- [イングリット]
- いえ……さして、変わらないと思います。
実家は貴族といっても貧しかったですし……▼
自領が飢饉に見舞われた年の食事は、
他家の領民よりずっと粗末なものでしたよ。▼
- [ユーリス]
- ……まあ、その慰めってわけじゃあないが、
俺は、お前の作るような料理が好みだね。▼
料理人が腕によりをかけて作った料理も
もちろん美味いっちゃ美味いんだがなあ。▼
- [イングリット]
- ふふ、ありがとうございます。料理の上手な
人に褒めてもらえるのは、嬉しいですね。▼
- [ユーリス]
- 俺はただ、飯炊きだろうが何だろうが、
やらなきゃ生きられなかったってだけさ。▼
とはいえ、料理が好きだってのは確かだぜ。
ああ、正しくは飯を食ってる奴の笑顔がな。▼
仲間と勝利を祝う宴で、家族と囲む食卓で、
俺の作った飯を食う奴の笑顔を見るのが……▼
俺にとっては、世界で一番の幸せなのさ。▼
- [イングリット]
- ……ふふっ。あなた、ならず者の頭目など
やめて、料理人にでもなったらどうです?▼
- [ユーリス]
- ははっ、なるほど、料理人ね。
そういう将来も、なかなか悪かねえな。▼
- [イングリット]
- そうなったら私、毎日でも通い詰めますよ。
あなたの作る料理を食べるために。▼
- [ユーリス]
- そりゃいい。お前の喜ぶ顔が見られるなら、
作り甲斐もあるってもんだ。▼
- [イングリット]
- ……ふふ、敵いませんね、あなたには。
気づくといつも私ばかり翻弄されている。▼
- [ユーリス]
- ああ?
翻弄って、何がだよ?▼
- [イングリット]
- いいえ、何でも。▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
- イングリット⇔ユーリス支援Cでユーリスがシルヴァンを言及するのは、シルヴァンが自学級に所属している事が条件の可能性が高そう。(全キャラスカウトの金鹿でもシルヴァンの名前を見ました。) --
第二部では「9年前」
イングリットがシルヴァンの代わりにローベ家のグェンダルに謝りに行った話は、シルヴァンとの支援Cで触れられている。
Last-modified: 2020-06-08 (月) 10:50:11