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会話集/支援会話
アネットの支援会話†
クロード†
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リシテア†
支援C†
- [アネット]
- あ、ねえリシテア! ちょっと
魔法のこと、教えてほしいんだけど。▼
- [リシテア]
- 何で、わたしに?▼
- [アネット]
- 何でって……リシテアのほうが、
あたしより魔法に詳しいかなー、って。▼
- [リシテア]
- そうでしょうか。アネットって、王都の
魔道学院では優等生だったんでしょう?▼
- [アネット]
- そうだけど……あたしは元々特別な
才能があったってわけじゃないし。▼
たくさん努力しないと、リシテアみたいに
かっこよく魔法を使いこなすのは難しいよ。▼
- [リシテア]
- ……少し引っかかる言い方ね。わたしは
努力の必要がないから楽でいい、ってこと?▼
わたしが才能に甘えて何も努力してないと
思っているなら、大間違いですからね。▼
- [アネット]
- そ、そんなことは言ってないよー!
リシテアだって、いつも頑張ってるでしょ。▼
あたしがリシテアに並ぶには、リシテアより
努力しなきゃーって言いたかったんだよ。▼
- [リシテア]
- ふうん……。
それで、聞きたいことっていうのは?▼
- [アネット]
- あ、教えてくれるの? ありがとう!
実は、ここなんだけど……▼
(暗転)
- [アネット]
- なるほど! すっきりしたー、
そういうふうに考えればいいんだね!▼
- [リシテア]
- これだけの説明で理解できるなんて、
やっぱり、優秀じゃないですか。▼
- [アネット]
- そんなことないよ!
リシテアの教え方が上手なの。▼
やっぱりリシテアはすごいよ……あたしとは
物事の理解の仕方が違うっていうか……▼
- [リシテア]
- あんた……また、さっきの話を
蒸し返したいみたいですね。▼
- [アネット]
- あ、ごめんごめん、今のなし!
あたし、ひがみっぽかったよね。▼
- [リシテア]
- ……いいえ、別に気にしてませんけど。▼
あんた、もっと自分に自信持っても
いいんじゃないですか?▼
- [アネット]
- え?▼
- [リシテア]
- 何でもありせん。
それじゃ、わたしは忙しいので。▼
- [アネット]
- あ、時間取らせてごめんね!
教えてくれてありがとう!▼
支援B†
- [リシテア]
- あ、アネット。まだいたんですか。▼
- [アネット]
- あれ、リシテア。
どうしたの? 忘れ物でもした?▼
- [リシテア]
- ええ、まあ。
……アネットは、何か調べ物?▼
- [アネット]
- うん。ちょっとこの本、
わからないところがあって。▼
- [リシテア]
- ……その本って、ひょっとして
『光と闇のすべて』ですか?▼
- [アネット]
- あ、大正解!
すごいね、表紙をちらっと見ただけなのに。▼
- [リシテア]
- わたしも何度か読んだので。
だいたいの内容は頭に入ってます。▼
幾つか間違った記述もあったはず。
内容を疑って読んだほうがいいですよ。▼
- [アネット]
- ええーっ! そうだったの?
教えてくれてありがとう、リシテア!▼
- [リシテア]
- だけど、1つの疑問に、
これだけの本を並べて調べるなんて。▼
やっぱり努力家なんですね、アネットは。▼
- [アネット]
- うーん、努力家っていうより……あっ、
ごめん、また前と同じ話になっちゃうね。▼
- [リシテア]
- そうですね。……だけどわたしも、
アネットを見て、少し反省しました。▼
わたし、努力の量なら誰にも負けないと、
自負していたんですけど……。▼
アネットにも負けないとは言い切れません。
わたしも、もっと努力しないと……。▼
- [アネット]
- なら、あたしはもっともっと努力しないと
リシテアに追いつけないじゃない。▼
- [リシテア]
- アネットがもっともっと努力するなら
わたしはもっともっともっと努力します。▼
- [アネット]
- ええー、何それ!
じゃあ、もっともっともっともっと!▼
- [リシテア]
- はい、おしまい。子供じゃないんですから、
不毛な勝負はやめましょう。▼
- [アネット]
- えへへ、ごめんごめん。珍しく
リシテアが乗ってきたから、つい……。▼
- [リシテア]
- ……アネット。あんたのおかげで、
わたしはもっと努力しようと思えました。▼
身近にあんたみたいな人がいるのって、
わたしにとっては幸運なのかもしれません。▼
- [アネット]
- えへへ……うん、あたしも
リシテアに負けないように頑張るよ!▼
- [リシテア]
- ……嬉しそうな顔して。
何かわたし、変なこと言いました?▼
- [アネット]
- ううん、違うよ。ただ、お互いに
高め合える関係って、いいなあって思って。▼
- [リシテア]
- そうですね。けどわたし、
あんたに負ける気はありませんけどね。▼
- [アネット]
- うん、あたしも! あ、早速なんだけど
ここの記述、教えてほしくって……▼
- [リシテア]
- アネット、こんなのもわからないんですか?
仕方ないですね、これは……▼
ヒルダ†
支援C†
- [アネット]
- ヒルダ、入るよー。▼
- [ヒルダ]
- いらっしゃい、アネットちゃん。
散らかってるけど、気にしないでー。▼
- [アネット]
- あはは……ほ、本当に散らかってるね。
足の踏み場もないって言うのかな……。▼
- [ヒルダ]
- 最近、片づけるの怠けてたからねー。
忙しくなると後回しになっちゃうからー。▼
- [アネット]
- うーん、それにしても……
ねえ、あたしが片づけてあげよっか?▼
- [ヒルダ]
- え、本当? 助かるー!
アネットちゃん、掃除は得意なのー?▼
- [アネット]
- これでもお掃除は大好きなんだ!
むしろ散らかってるほど闘志が湧くよ!▼
- [ヒルダ]
- わー、頼もしいー! それじゃ、あたしは
邪魔しないように外にいようかなー。▼
- [アネット]
- はーい、任せてー!▼
(暗転)
- [アネット]
- きゃーーっ!!▼
- [ヒルダ]
- ア、アネットちゃん!?
ぎゃーっ、あたしの花瓶!▼
- [アネット]
- ご、ごめん!
すぐに片づ……きゃーーーーっ!▼
- [ヒルダ]
- なになに、今度はどうしたのっ!?▼
- [アネット]
- そ、そそ、そこに大きい虫が……▼
- [ヒルダ]
- 嘘!? 無理無理無理、
アネットちゃん、何とかしてー!▼
……って、ここで魔法遣うのはやめてー!
火事になっちゃうからー!!▼
(暗転)
- [アネット]
- ……本当にごめん、ヒルダ。
片づけるどころか、こんな大惨事に……▼
- [ヒルダ]
- そうだねー……まあ、散らかしてた上に
お掃除頼んじゃったあたしも悪いしー……。▼
まあ、自分の部屋の片づけに向き合う
良い機会になったっていうかー。▼
- [アネット]
- そ、そっか……。▼
- [ヒルダ]
- ……でもアネットちゃん、
何でも頑張るのはいいけどさー。▼
頑張ろうとする気持ちが強すぎて、
ちょーっと無理してない。▼
しっかりしようとしすぎっていうか
疲れちゃいそうっていうかー……▼
- [アネット]
- えへへ、心配しなくても大丈夫だよ。
今までも、ずっとこんな感じだったから。▼
父さんや母さんに心配かけないように、
伯父さんを失望させないように……▼
しっかりしなきゃって思ってたからこそ、
今までやってこられたわけだし、ね!▼
- [ヒルダ]
- ふーん……。▼
しっかりするのが誰かのためだなんて、
変わってるんだねー、アネットちゃんは。▼
支援B†
- [アネット]
- 何だか最近、ヒルダの部屋、
いつも綺麗に片づいてるね。▼
- [ヒルダ]
- 実はあたしも片づけは得意なほうなんだー。
前は怠けてただけでー。▼
それに、誰かさんに頼んで、
また花瓶割られちゃったら困るしねー。▼
- [アネット]
- えへへ……あの時はごめんね。
あの後も何回かやっちゃったし……。▼
- [ヒルダ]
- うんうん、机とか椅子とか、
服とかお化粧道具とかー……▼
- [アネット]
- わわわ、ご、ごめんってばー!
ちゃんと全部直したじゃないー!▼
- [ヒルダ]
- あはは、冗談、冗談。▼
でもアネットちゃんってさー。
自分のためにとか、考えないんだねー。▼
- [アネット]
- え?
いきなり何の話?▼
- [ヒルダ]
- アネットちゃんが今まで頑張ってきたのって
お父さんとかお母さんのためなんでしょ?▼
あたしの部屋を掃除してくれたのは、
あたしが困ってたからでー……▼
アネットちゃんって、いつも誰かのために
面倒を背負い込んで頑張ってるじゃないー?▼
- [アネット]
- むむ……確かにそうなのかも。いつかは、
自分のために何かやれたらって思うけど。▼
でも、誰かのために、何かのために
頑張らなきゃって考えなかったら……▼
あたし、ここまで頑張れなかったと思うな。
だからあたし、全然後悔してないよ。▼
むしろ、そうやって頑張ってきたからこそ
今のあたしがいるって言うか……。▼
- [ヒルダ]
- ……アネットちゃんって、
ほんっと、根っからのお人好しなのねー。▼
- [アネット]
- えへへ、あんまり気にしたことないけど、
実はそうなのかも……。▼
- [ヒルダ]
- 別に褒めてないけどー。
そしたらさ、今日はあたしのために寝よ?▼
- [アネット]
- ね、寝る?
って、どういうこと?▼
- [ヒルダ]
- あたし、お昼寝したいんだけど、
誰かに添い寝してほしい気分っていうかー。▼
ほら、アネットちゃん。
一緒に休もうよ。▼
- [アネット]
- ……えっ、待って? 一緒に寝るの?
まだ先生に頼まれてた仕事が……▼
- [ヒルダ]
- あー大丈夫、大丈夫。
後で一緒にやれば、すぐ終わるってー。▼
- [アネット]
- そ、そうかなあ……あ、でもこの部屋、
日差しが入ってきて気持ち良いかも……。▼
- [ヒルダ]
- でしょ? ほらほら。
アネットちゃん、柔らかいねー。▼
- [アネット]
- もう、ちょっとくすぐったいよ……。
でもあったかい……むにゃ……。▼
………………。▼
- [ヒルダ]
- 寝るの早っ……。
可愛い顔しちゃって、まあ。▼
あたしも寝ちゃおうっと……
……おやすみ、アネットちゃん。▼
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Last-modified: 2019-11-04 (月) 16:39:12