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会話集/支援会話

アネットの支援会話

ハンネマン

支援C

[ハンネマン]
……というわけだ。
理解したかね、アネット君?▼
[アネット]
はい! ありがとうございました!
あと、ここもちょっと疑問なんですけど……▼
[ハンネマン]
ほう、この記述に疑問を抱くとは
君の理解力はなかなかに進んでいるようだ。▼
ではアネット君、そこに座りたまえ。
板書するから書記しておくように。▼
[アネット]
はい、ハンネマン先生!
よろしくお願いします!▼
(暗転)
[ハンネマン]
……というわけだ。
こちらも問題ないかね、アネット君?▼
[アネット]
はい! ありがとうございました!
あー、何だかすっきりしました!▼
ハンネマン先生、わざわざ時間を
割いていただいて、申し訳ありません。▼
[ハンネマン]
気にすることはない。
君の知的好奇心は、格別に素晴らしい。▼
その上、君には十分な素質もある。
このまま努めれば必ず栄達するであろう。▼

《第一部》

[ハンネマン]
君の成長する姿を間近で見ることができ、
教師冥利に尽きるというものだよ。▼

《共通》

[アネット]
本当ですか?
ありがとうございます、頑張ります!▼
あたしもハンネマン先生に
教えていただけて光栄です!▼
[ハンネマン]
うむ。他の諸兄らも君を見習って
励んでほしいものだが……。▼
まずは君という優秀な弟子を
得られたことを主に感謝しよう。▼
これからも疑問が生じた時には、
遠慮なく相談に来たまえ、アネット君。▼
[アネット]
はいっ、ハンネマン先生!
それでは、失礼します!▼
[ハンネマン]
待ちたまえ。
そのまま進むと、3歩後につまづくぞ?▼
[アネット]
! あ、あはははは……すみません。
ありがとうございます、先生。▼

支援B

[ハンネマン]
すまないな、アネット君。
この部屋の掃除まで買って出てもらって。▼
[アネット]
いえいえ、気にしないでください。
いつもいろいろ教えていただいてますし……▼
これくらいの恩返し、当然のことですっ。
いえ、むしろ是非させてください!▼
[ハンネマン]
そうかね。ではお言葉に甘えよう。
では、書棚を掃除してくれたまえ。▼
[アネット]
この棚……ですか?
埃一つないように見えるんですけど……。▼
[ハンネマン]
汚れは見えないところにこそあるものだよ、
アネット君。では取りかかるのだ。▼
[アネット]
は、はい! 任せてください!▼
(暗転)
[アネット]
よいしょっと……
うわあ、珍しい書物ばかりですね!▼
[ハンネマン]
こ、これ、アネット君。踏み台の上で
そのように飛び跳ねては……。▼
[アネット]
えっ? あ、わわわわ……
きゃーーーーっ!!!!▼
[ハンネマン]
大丈夫か、アネット君!?
ほら、立てるかね?▼
[アネット]
は、はい……。大丈夫です……。
す、すみません……。▼
(暗転)
[ハンネマン]
ふう……幸い、君も書物も無事なようだ。
それでは散らばった物を戻すとしよう。▼
さて……む!?
本棚の内側が汚れているな……▼
[アネット]
汚れは見えないところにこそある、
ハンネマン先生の言ったとおりでしたね。▼
[ハンネマン]
君が本をすべてぶちまけたおかげだ。
災い転じて福となす、か。▼
[アネット]
……ハンネマン先生。
あたし、この汚れ、すごく気になります!▼
[ハンネマン]
同感だ、アネット君。ここは二人で協力し、
この汚れを根絶やしにしようではないか。▼
[アネット]
はいっ!
今度こそ、あたしに任せてください!▼
[ハンネマン]
こ、これ、アネット君。
その勢いでまた飛びはねてはいかんぞ?▼

支援B+

[アネット]
あれ? あんなところに埃が積もってる……
誰も掃除してなかったのかな。▼
うう、気になってしょうがないっ……。
……しょうがない、やるかー!▼
(暗転)
[アネット]
よいしょっと……ふんぬっ……。▼
く……微妙に……手が、届かない……。
もうちょっと、で、届く、のに……。▼
うう、あたしの背が……もっと……、
高……かったら、なあ……あっ……。▼
[ハンネマン]
アネット君、その姿勢を続けると、
あと数秒で書棚が倒れるぞ。▼
[アネット]
ハ、ハンネマン先生……!▼
(暗転)
[アネット]
ふ、ふう……助かりました!
実は、この上に埃が溜まってて……。▼
[ハンネマン]
わかっている。先程、我輩も気づいて、
布巾を取りに行ってきたところだ。▼
ここは我輩に任せたまえ。▼
[アネット]
はい、ありがとうございます!
助かります!▼
[ハンネマン]
礼には及ばない。それより君、
あの埃に気づくとは良い目をしている。▼
[アネット]
あはは……ああいう掃除のやり残しって
気になって気になってしょうがなくて。▼
[ハンネマン]
同感だ。我輩もあの手の汚れを
放置できる者の気が知れんのだよ。▼
[アネット]
先生も……あたしたち、同志ですね!
あ、先生に同志は失礼でしょうか……?▼
[ハンネマン]
なに、構わんよ。早速だが……
アネット君、同志から君に提案がある。▼
[アネット]
はい、何でしょう?▼
[ハンネマン]
今度から、高所にある汚れを発見した場合、
直ちに吾輩を呼びたまえ。▼
[アネット]
それは助かりますけど……その程度のことで
忙しい先生をお呼びするわけには。▼
[ハンネマン]
いや、我輩はもう見たくないのだ。
書物が君と共に宙に舞う、あの惨劇を……!▼
[アネット]
あ、あの時はすみません……。じゃあ、
今度からは遠慮なく呼ばせていただきます。▼
[ハンネマン]
うむ。くれぐれも無茶はせんようにな。
君に万一のことがあっては困る。▼
[アネット]
は、はい。ありがとうございます!
気をつけます!▼

支援A

[アネット]
ハンネマン先生、事あるごとに
お時間を取らせてしまって、すみません。▼
[ハンネマン]
いつでも相談に来るように言ったのは
我輩だ。遠慮は要らない。▼
……ところで、アネット君。
他にも疑問があるのではないかね?▼
[アネット]
えっ?
そ、そんなことは、ありませんが……。▼
[ハンネマン]
学問の範疇からは外れるだろうが、
君を悩ませていることがあるはずだ。▼
[アネット]
ハンネマン先生は、お見通しなんですね。
……なら、お言葉に甘えさせてもらいます!▼
実は……この戦争に決着がついたら、
あたし、何をして生きていこうかなって。▼

《蒼月の章》

[ハンネマン]
ふむ。君の父親であるギルベルト殿は、
長年王家に仕えてきた騎士だったし……▼

《共通》

[ハンネマン]
君は魔道学院の優秀な卒業生であり、
士官学校の成績も格別だった……▼
君の前には多くの未来が広がっていよう。
いや、だからこそ迷っているのだね?▼
[アネット]
……そうなんです。
いろいろやりたくて、迷っちゃって。▼
[ハンネマン]
迷い、か。我輩には単に踏ん切りが
ついていないだけに見えるぞ。▼
[アネット]
踏ん切りが、ついていない……?▼
[ハンネマン]
ならば、先に述べるとしよう。
戦争後に我輩がどうしたいか、を。▼
我輩は、ガルグ=マクを出るのも
良いのではと思っている。▼
帝国、そして大修道院で、
紋章の研究を続けてきた我輩だが……▼
フォドラは広い。
他にも見るべき、学ぶべき場所はある。▼
[アネット]
……大修道院を出るんですか?
それなら、どこへ……?▼
[ハンネマン]
そうだな……例えば、
フェルディアの魔道学院はどうだろうか。▼
紋章学とはまた違った物の見方があるし、
思わぬ発見があるかもしれない。▼
しかし、慣れぬ場所ではあるし……
卒業生の弟子でもいれば文句がないのだが。▼
好奇心旺盛で、魔道に優れ、
綺麗好きの同志である弟子が、な。▼
[アネット]
それって、まさか……▼
[ハンネマン]
そういった道もある、という話だ。
すべては君の意思次第であろう。▼
[アネット]
……あたし、ハンネマン先生みたいな
教師になれたらなあって思ってたんです。▼
でも、おっちょこちょいだし、
失敗ばかりで、自信がなくて……。▼
[ハンネマン]
そのようなこと、
君の素晴らしさの前では些細な問題だ。▼
アネット君は学問に対して真摯だし、
人柄も良い。我輩よりよほど向いている。▼
[アネット]
……本当ですか? ……そっか。
あたしには、そういう道もあるんだ。▼
[ハンネマン]
うむ、こうして話していると、
かなり現実味を帯びてきたな。▼
君と共に魔道学院に行く、か。
格別の選択に思えてきたよ。▼
[アネット]
ハンネマン先生と一緒なら、
きっとどこでも頑張れると思います。▼
[ハンネマン]
しかし、まずは戦争を終わらせることだ。
勝利と生存なくして進むべき道は拓けん。▼
[アネット]
はいっ。
あたし、これからも頑張りますから!▼
[ハンネマン]
うむ。期待しているよ、アネット君。
これからもよろしく頼む。▼

ギルベルト

支援C

[アネット]
……父さん。ねえ、父さん!
どうして知らないふりするの……!?▼
[ギルベルト]
……アネット。▼
[アネット]
本当に……本当に探したんだから……!
もう他人みたいに接するのはやめてよ!▼
[ギルベルト]
………………。▼
[アネット]
ま、待ってよ、父さん!
またあたしのこと、そうやって避けるの!?▼
[ギルベルト]
……私には、お前たちと
顔を合わせる資格がない。▼
[アネット]
資格とか、そんなの関係ないよ。
だって親子でしょ、あたしたち。▼
[ギルベルト]
親子、か。……そうだな、お前は私の娘だ。
そして私は妻と娘を見捨てた、愚かな男だ。▼
[アネット]
……あたしや母さんを捨てたこと、
本当に、愚かだと思ってるの?▼
[ギルベルト]
……無論だ。▼
[アネット]
だったら……だったらせめて、謝ってよ。
あたしにはいいから、母さんに謝って!▼

《第一部》

[アネット]
魔道学院も出て、士官学校にも入れて、
あたしは毎日、とっても充実してるよ。▼

《第二部》

[アネット]
魔道学院も出て、士官学校も出て、
あたしは毎日とっても充実してるよ。

《共通》

[アネット]
でも母さんは……あの伯父さんの家で、
ずっと父さんの帰りを待ってるんだよ。▼
[ギルベルト]
……すまない。▼
[アネット]
だから、謝るならあたしじゃなくて
母さんに謝って。直接、顔を合わせて!▼
[ギルベルト]
……それは、できない。
私には、あれに合わせる顔などない。▼
アネット。お前が望むなら、
私はもうお前の前に姿を見せない。▼
……では、私は職務に戻る。▼
[アネット]
……何なのよ、父さん。
こんなの、酷いよ。▼

支援B

[アネット]
……どうしたの、父さん?
父さんがあたしを呼び出すなんて……。▼
[ギルベルト]
……気紛れに彫ったものだ。
受け取れ、アネット。▼
[アネット]
あ……この木彫りの人形……。
よく、父さんが作ってくれたやつだよね。▼
[ギルベルト]
……そうだな。
今でも、気が向けば彫っている。▼
[アネット]
えへへ、かわい……って、違う違うっ。
……ふーん。それで? あたしに何を?▼
[ギルベルト]
……何を、ということはない。
ただ、彫るうちにお前を思い出しただけだ。▼
幼い頃のお前は、
これを渡すと喜んでいたものだった、と。▼
[アネット]
……確かに、そうだったかもね。
でも、あたしだって子供じゃないんだよ。▼
今更、こんなものを貰ったって遅いもの。
……もう、喜んだりできないよ。▼
[ギルベルト]
……アネット。▼
[アネット]
あたし……父さんがいなくなって、
ずっとずっと、寂しかった。▼
でも、どこにいるかもわからなくて。
誰に聞けばいいのかもわからなくて。▼
だから、父さんのくれた人形を見て、
父さんを思い出して、泣くしかなかったの!▼
[ギルベルト]
……お前が要らないと言うのならば、
それは、捨てても構わない。▼
すまなかったな、アネット。
……私ももう少し、考えるべきだった。▼
[アネット]
あ、待ってよ、父さん……!▼
父さん! ……ううん、駄目駄目。
こんな人形、捨てちゃったほうがいいよね!▼
………………。▼
……ずるいよ、父さん。
捨てるなんて、できないよ……。▼

支援A

[アネット]
……父さん、お祈り?▼
[ギルベルト]
……そうだ。
私には、こうして祈ることしかできない。▼
あの忌まわしきダスカーの地で、
多くの者が命を落とした……私のせいで。▼
[アネット]
……父さんのせいって言うけどさ。
あたしは、そうじゃないと思う。▼
殿下は、父さんを恨んでない。
ランベール様も、きっとそうだと思う。▼
でも……たぶん、父さんにとっては
そういう問題じゃないんだよね。▼
[ギルベルト]
……私には、王族を守護する使命があった。
命に代えても、守らねばならなかったのだ。▼
たとえ殿下が私を許しても、
騎士の誓いと矜持とが、私を許さない……▼
……騎士とは、そういう生き物だ。▼
[アネット]
それは……父さんを見てれば、わかるよ。
母さんだって、わかってたと思う。▼
だけど国を逃げ出す前に、一度でいいから、
家族のことを思い出してほしかったな。▼
誰が父さんを責めても、あたしたちだけは
父さんの味方でいるつもりだったのに……。▼
[ギルベルト]
……すまなかったな。▼
[アネット]
む……いつかも言ったと思うけど。
別に、謝ってほしいわけじゃないもの。▼
[ギルベルト]
……アネット。▼
[アネット]
……何?▼
[ギルベルト]
……これを。▼
[アネット]
手紙の束……?
こんなにたくさん……。▼
[ギルベルト]
……中を見てもらえればわかる。
気に障ったなら、捨ててくれればいい。▼
[アネット]
も、もう、父さん! また勝手な……!
……あれ。これってまさか。▼
……やっぱり、あたしと母さんへの手紙。
こんなにたくさん、どうして……?▼
……読んでみないと。▼

支援A+

[アネット]
……ねえ、父さん。今、いいかな。▼
[ギルベルト]
……アネット。▼
[アネット]
あのね。手紙は全部、読んだよ。
……ずっと、書いてくれてたんだよね。▼
[ギルベルト]
………………。▼
[アネット]
あたしの誕生日。母さんの誕生日。
節目節目で、いつもいつも……。▼
[ギルベルト]
……ああ。▼
[アネット]
ねえ、どうして出してくれなかったの?
一通でも送ってくれれば……!▼
[ギルベルト]
……出そうとしては、思い留まった。
自分を甘やかしているような気がしたのだ。▼
そうして時が過ぎていくうちに、
お前たちへの罪悪感も増していった。▼
手紙を書いてみても、
どうしても……出せなかった。▼
[アネット]
母さんといつも話してたんだよ。
せめて手紙の一通でもくれたらなって。▼
ずっと……待ってたんだから。▼
[ギルベルト]
……すまない。▼
[アネット]
……それは聞き飽きたから、もういい。
謝られたって、仕方ないし。▼
それより、父さん。あの手紙、
母さんに出してあげてよ。絶対喜ぶよ。▼
[ギルベルト]
……それは。▼
[アネット]
……じゃあ、あたしから母さんに送る。
それはいいよね? ね?▼
[ギルベルト]
……あの手紙の処分は、
お前に任せると言った。▼
[アネット]
じゃ、送っちゃお。
後で何か言っても、知らないからね。▼
……あのね、父さん。
あたし、嬉しかったよ。▼
[ギルベルト]
……嬉しかった?▼
[アネット]
父さん、ずっとあたしたちのことを
考えてくれてたんだ、って。▼
あたしも母さんも、ずっと心配してた。
口には、出さなかったけど……▼
父さんはあたしたちのことを嫌いになって、
忘れちゃいたくなったんじゃないかって……▼
[ギルベルト]
……それだけは、あり得ない。
亡き陛下に、故国に誓ってもいい。▼
[アネット]
……そっか。
じゃ、約束してよ。▼
いつか……ううん、この戦いが終わったら、
あたしたちのところに帰ってきて。▼
[ギルベルト]
………………。
……わかった。必ず帰ろう。▼
[アネット]
……絶対だよ? 約束だからね?
破ったら、もう口きいてあげないからね?▼
[ギルベルト]
……ああ、約束だ。▼
[アネット]
……うん! えへへ……嬉しいな。
また、父さんと一緒に暮らせるなんて!▼
[ギルベルト]
……ああ。私もだ。▼

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Last-modified: 2020-06-05 (金) 02:17:04
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