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会話集/支援会話

アッシュの支援会話

ギルベルト

支援C

[ギルベルト]
よし……上達したな、アッシュ。
この調子で励めば、きっとものになろう。▼
[アッシュ]
本当ですか?
ありがとうございます、ギルベルトさん。▼
でも、ギルベルトさんは流石ですね。
槍だけでなく、弓まで上手だなんて……。▼
[ギルベルト]
……経験の賜物だろう。
騎士となって、もう40年近い身だからな。▼
[アッシュ]
40年も……すごい、憧れます!▼
それだけ訓練すれば、
私も強くなれるでしょうか?▼
[ギルベルト]
ああ、私が保証しよう。お前は筋が良い。
……しかし、憧れ、か。▼
私のような者が、
そんな目を向けられるとはな……。▼
……アッシュ。
お前はそれほど騎士に憧れているのか?▼
[アッシュ]
はい!
騎士になるのは昔からの夢で……▼
だから、騎士として長く務められてきた
ギルベルトさんには、憧れてしまいます。▼
[ギルベルト]
……そう持ち上げるな。
私はそこまでの騎士かどうか……。▼
[アッシュ]
いえ、謙遜しないでください!
ギルベルトさんは立派な騎士だと思います。▼
これからも是非、
いろいろ教えてもらえれば嬉しいです。▼
[ギルベルト]
……そうか。▼
ならば騎士の先達として、1つだけ問おう。
アッシュ、お前には守りたいものがあるか。▼
[アッシュ]
守りたいもの……ですか?▼
[ギルベルト]
騎士になるのなら、それを見つけることだ。
見つけたのなら、決して手放すな。▼
[アッシュ]
……わかりました。
胸に刻みます。▼
ところで、ギルベルトさんにとっての
守りたいものとは、いったい……?▼
[ギルベルト]
うむ、まず1つは……己の仕える主君だな。
騎士とは当然、かくあるべきだろう。▼
もう1つは……みだりに吹聴して
回れるほど、立派なものではない。▼
[アッシュ]
ええっ……?▼
[ギルベルト]
その存在によって己を戒め、律する……
それができれば、十分だ。▼
[アッシュ]
己を戒め、律する……▼
守りたいもの、か……。
……私なりに、考えてみます。▼

支援B

[ギルベルト]
む……どうした、アッシュ。
今日は訓練に身が入っていないようだが。▼
[アッシュ]
す、すみません……。
どうしても気にかかることがあって。▼
[ギルベルト]
雑念は訓練の妨げとなる。
……私で答えられる話であれば、答えよう。▼
[アッシュ]
……ギルベルトさんの守るべき主君は、
王家の方々……だったんですよね?▼
けれど5年前、ギルベルトさんは
ガルグ=マクにいた……。▼
あなたほどの騎士が、なぜ自らの戒めを
破ったのか……理由が知りたいんです。▼
[ギルベルト]
……痛いところを突いてくる。▼
「ダスカーの悲劇」を知っているだろう。
9年前、国王の一行が惨殺された事件だ。▼
[アッシュ]
……はい。
自分も、無関係ではありませんから。▼
私の義兄は、襲撃犯を手引きした
嫌疑をかけられて、教団に……▼
[ギルベルト]
……お前はつらい思いをしただろう。
……すまなかったな。▼
[アッシュ]
どうしてあなたが謝るんです?
悪いのはギルベルトさんじゃ……▼
[ギルベルト]
私にも責任の一端がある。
あの日、私が陛下のお側に控えていれば……▼
あの事件も大事にはならず、陛下も
命を落とさずに済んだかもしれない……。▼
[アッシュ]
そう思ったから……
ファーガスを去った、と?▼
[ギルベルト]
ああ……笑ってくれ、私は耐えかねたのだ。
何もかもが私を責めているように思えた。▼
[アッシュ]
ギルベルトさん……笑ったりはしませんよ。
……笑うなんて、できるわけがない。▼
だけど……だけど、あなたは最後まで
筋を通すべきだったと思うんです。▼
一時の汚名を甘受しようとも、いつか
必ず名誉を回復する機会が来たはずです!▼
あ……す、すみません。▼
つい、自分のことのように
思えてしまって……出過ぎたことを。▼
[ギルベルト]
いや……そうか。そう言えば、お前は
あのロナート卿の養子だったか……。▼
以前、私にはもう一つ、守りたいものが
あったと言ったな、アッシュ。▼
それは、家族だ。
……私が、国に置き去りにした妻と娘。▼
ロナート卿は息子のために剣を取った。
それが主に背く道であったとしても……▼
私は……一人の父親として兵を挙げた
ロナート卿を、責められはしない。▼
[アッシュ]
…………。▼
[ギルベルト]
だが……あの方も私と同じく、本当に
守るべきものを見失っていたのかもしれん。▼
[アッシュ]
ロナート様が、
本当に守るべきだったもの、ですか……?▼
[ギルベルト]
ああ。……それはお前だ、アッシュ。
お前もまた、ロナート卿の息子なのだろう。▼
[アッシュ]
僕が、ロナート様の……。▼
……あのっ、ギルベルトさん。
私には……守るべきものが、ありました。▼
最初から目の前にあったのに、
どうして気づかなかったんだろう。▼
私は……ロナート様の息子として、その
誇りと遺志を継ぎ……守っていきたい。▼
[ギルベルト]
……そうか。▼
……アッシュ。お前はきっと、
良い騎士になるだろう。▼
[アッシュ]
い、いえ! 私などまだまだで……。
これからも、ご指導いただきたいです!▼
[ギルベルト]
ああ、無論、構わんとも。
後進の成長を見るのは嬉しいものだな……。▼

カトリーヌ

支援C

[アッシュ]
……カトリーヌさん。
やっぱり、ここにいると思いました。▼
[カトリーヌ]
アッシュか。
どうした、アタシに何か用か。▼
[アッシュ]
……これについて、
知っていることを教えてください。▼
[カトリーヌ]
この手紙……少し古いな。
どこで拾った?▼
[アッシュ]
西方教会への査問の時に、
司教の部屋から見つかったものです。▼
[カトリーヌ]
ああ……なるほど。あの時にアンタが
預かった資料ってのが、それか。▼
[アッシュ]
……この手紙には、クリストフ=アルド=
ガスパールの……義兄さんの名前がある。▼
[カトリーヌ]
………………!▼
[アッシュ]
義兄さんは、「ダスカーの悲劇」への関与を
疑われて、教団に処刑されたんですよね。▼
その時に、義兄さんの身柄を
聖教会に突き出したのは……あなただ。▼
だけど、この手紙に書いてある内容は、
どう見てもレア様の暗殺計画です。▼
義兄さんの名前があるってことは、
これは、最近の手紙じゃないはずで……。▼
まるで、過去にもレア様の暗殺計画があって
それに義兄さんが関与していたような……。▼
[カトリーヌ]
………………。▼
[アッシュ]
……その様子、
やっぱり、何か知ってるんですね?▼
教えてください、カトリーヌさん!
僕は知りたい! 知らなきゃいけない!▼
[カトリーヌ]
……クリストフは良い奴すぎたんだ。
人を疑うことを知らないって言うかさ。▼
だから、女神のためだとか人のためだとか
西方教会の口車に乗せられちまったんだ。▼
[アッシュ]
義兄さんのこと、知ってるんですか……?▼
[カトリーヌ]
アタシとクリストフは友達だった。
士官学校時代、同じ青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)で学んだ。▼
[アッシュ]
友達だったなら、もっと別のやり方が……
義兄さんを殺させない方法が……▼
[カトリーヌ]
黙りな。
それができたらどんなに良かったか。▼
あいつは本物の馬鹿だよ。乗せられるまま
レア様の暗殺計画にまで加担してさ……。▼
別に、あいつが憎くて教団に突き出した
わけじゃない。それだけは、本当だ。▼
[アッシュ]
義兄さんが……本当に、
レア様を暗殺しようとするなんて……▼
……じゃあ「ダスカーの悲劇」に、
義兄さんは関係なかったってことですか。▼
[カトリーヌ]
……そうなるな。▼
大司教の暗殺計画なんて聞いたら、
フォドラ中が混乱でひっくり返っちまう。▼
[アッシュ]
なら、やっぱり……
この手紙に書いてあるのは、本当の……▼
[カトリーヌ]
……さあな。
信じるも信じないもアンタ次第だが……▼
アタシはあいつを死なせた。
それだけは変えようのない事実だ。▼
[アッシュ]
あ……待ってください!
カトリーヌさん!!▼

支援B

[カトリーヌ]
アッシュ、どうした。
そんなところで突っ立って。▼
[アッシュ]
……ちょっと、考え事を。▼
……僕が何をしたところで、
義兄さんもロナート様も帰ってはこない。▼
[カトリーヌ]
アタシが憎いか。▼
[アッシュ]
……わかりません。▼
あなたは信頼できる仲間で、
尊敬できる騎士で……でも……▼
[カトリーヌ]
……ったく、おい。くすぶってるくらいなら
アタシに一発ぶちかましてみな。▼
[アッシュ]
え?▼
[カトリーヌ]
何腑抜けた顔してるんだよ。アタシを
ぶっ飛ばしてみろって言ってるんだ。▼
[アッシュ]
でも、そんなことをしても……▼
[カトリーヌ]
死んだ奴らが報われるかどうかは別問題さ。
仇討ちってのはな、けじめなんだよ。▼
残された奴が、前を向いて歩くためのな。▼
アンタはどうしたいんだ、アッシュ。
一生下を向いて迷ったまま生き続けんのか?▼
[アッシュ]
………………!▼
[カトリーヌ]
……良い顔だ。▼
(暗転)
[アッシュ]
はああああっ!▼
[カトリーヌ]
まだまだ甘いね!
歯ァ食いしばりなッ!▼
(暗転)
[アッシュ]
はあ、はあ……。
……カトリーヌさん。▼
[カトリーヌ]
何だ。▼
[アッシュ]
僕には……
何が正しいのか、わかりません……。▼
[カトリーヌ]
……馬鹿野郎。
何が正しいかなんて、自分で決めるこった。▼
アタシにとって正しいのはレア様だ。だから
レア様を傷つけようとする奴は許さない。▼
[アッシュ]
……たとえそれが、大事な友達でも?
迷いなく、殺せたって言うんですか……?▼
[カトリーヌ]
そんなわけないだろ。
今だって、あの日のことはよく思い出す。▼
引き立てられていくあいつの背中を
アタシはつっ立って見てるだけだった。▼
……胸の中で、自分に言い聞かせてたよ。
「自分は正しいことをした」ってな。▼
そうしてなきゃ、立ってられなかった。
叫び出しちまいそうだった。▼
今も、アタシは自分に言い聞かせてる。
そして、これからもそうして生きていく。▼
だってそうだろ。今さらアタシが後悔したら、
それこそあいつは無駄死にじゃないか。▼
[アッシュ]
……カトリーヌさん。▼
[カトリーヌ]
いつまでも迷ってちゃ、弱いままさ。
腹をくくれ。アンタはアタシをどうしたい?▼
[アッシュ]
僕は……。▼

支援A

[アッシュ]
はあ、はあ……!▼
[カトリーヌ]
ほう、なかなか腕を上げたじゃないか。
……いや、迷いが消えたって言うべきかな。▼
その心境の変化について、
ちょっとばかり聞いても構わないか?▼
[アッシュ]
……はい。僕も、カトリーヌさんに
今の正直な気持ちを聞いてほしかった。▼
[カトリーヌ]
好きにぶちまけりゃいい。
それで初めて、前に進めるってもんさ。▼
[アッシュ]
……僕は、あなたを信頼しています。
仲間として、騎士として、人として……。▼
だけど、今でも……心のどこかには、
あなたを許せない僕がいるんです。▼
[カトリーヌ]
そりゃあ当たり前だろ。家族を死なせた
相手を、簡単に許せる奴がいてたまるかよ。▼
そんな奴がいるんなら、
むしろアタシがぶん殴ってるところだね。▼
アンタが悩みに悩み抜いて、その結果、
やっぱりアタシを許せなかったとしても……▼
アタシにはそれを受け止める義務がある。
その覚悟だって十分ある。▼
[アッシュ]
……はは、カトリーヌさんはすごいな。
その揺るぎない心、尊敬します。▼
でも僕は、あなたを許せない僕が、いつか
小さくなって、消えたらいいと思います。▼
[カトリーヌ]
……何だそりゃ。
随分、詩的な言い回しだな。▼
[アッシュ]
た、確かにそうかもしれませんけどっ。
僕は至って真面目に……▼
[カトリーヌ]
あっはっは、ごめん、悪かったよ。▼
[アッシュ]
はは……本当はもっと早く、
あなたとこうして話をすべきでした。▼
あなたに出会えたからこそ、
僕はこうして……前を向いて、歩ける。▼
[カトリーヌ]
……それを言うなら、アタシも、
アンタに会えて、良かったのかもしれない。▼
何を大事に思うかは人次第だが、
大事なものは、ひとつだけじゃない。▼
……そんな当たり前のことを、アンタと
話すうちに思い出せた気がするよ。▼
[アッシュ]
あの……カトリーヌさん。
お願いがあるんです。▼
カトリーヌさんのことをもっと知りたい。
あなたの戦友として。▼
[カトリーヌ]
おいおい、アタシにばっかり喋らせる気か?
アンタも話してくれなきゃ、つまらないよ。▼
[アッシュ]
え、僕ですか? ……はい、もちろんです。
あんまり面白い話はできませんけど……。▼
[カトリーヌ]
……よし! じゃあ、飯でも食いながら
喋るとするか。好きなもんおごってやるよ。▼
[アッシュ]
……義兄さん。ロナート様。
……見守っていてくださいね。▼
[カトリーヌ]
何もたもたしてんだ、早く来なよ!▼
[アッシュ]
あ、はい!
待ってください、カトリーヌさん!▼

ツィリル

支援C

[アッシュ]
あれ? 書庫の本が床に積まれてる……
誰がやったんだろう?▼
……あれ、ツィリル?
そんなところで何してるの?▼
[ツィリル]
書庫の整理と、書棚の掃除だけど。
今日中にやっちゃわないと。▼
[アッシュ]
え、だって書庫の掃除は、当番制でしょ?
何でツィリル一人で……。▼
[ツィリル]
当番の子がやるのは、その先の書棚まで。
こっから先は、ボクの仕事。▼
書庫の中でも特に貴重な文献ばかりだから、
雑に扱われると困るんだ。▼
[アッシュ]
そ、そうなの? でも、量が多すぎるよ。
これを今日中にっていうのは無理じゃ……。▼
[ツィリル]
無理じゃないよ。今日やっちゃわないと、
明日には明日に仕事があるから。▼
[アッシュ]
……ツィリル一人で?▼
[ツィリル]
そうだよ。▼
[アッシュ]
そんなの駄目だ、日が暮れちゃうよ。
僕も手伝う!▼
[ツィリル]
要らない。
これはボクの仕事だから。▼
[アッシュ]
いや……だけど、この量を
一人で片づけるのは絶対無理だって。▼
[ツィリル]
雑に扱われると困るんだってば。
アナタにはアナタのやることがあるでしょ?▼
これは、ボクがやるべきことだから
ボクがやる。本当に、手伝いは要らない。▼
[アッシュ]
……だけど、見てられないよ。
ツィリルの邪魔はしないからさ。▼
よし、僕はこっちの棚を片づけるから、
君はそっちの棚を片づけて。▼
[ツィリル]
ちょ、ちょっと……!
手伝わなくていいってば。▼
[アッシュ]
丁寧に扱えば文句はないんでしょ?
いいから、さっさと片づけちゃおうよ。▼
[ツィリル]
……わかった。
じゃあ、そっちはよろしく。▼
[アッシュ]
任せて。
じゃあ、暗くなる前に終わらせちゃおう。▼
[ツィリル]
………………。▼

支援B

[ツィリル]
あ……アッシュ。▼
[アッシュ]
やあ、ツィリル。
どうしたの? 何かあった?▼
[ツィリル]
ずっと、お礼を言おうと思ってた。
前は……ありがとう。助かった。▼
[アッシュ]
前……いつの話?▼
[ツィリル]
ここの掃除、手伝ってもらったでしょう?▼
[アッシュ]
……ああ、あの時のか!
すっかり忘れてたよ。▼
結構前の話だし、たいしたことでもないし、
わざわざお礼なんて要らないのに。▼
そうだ、今日は何か手伝えることある?
何かあったら、遠慮しないで言ってよ。▼
[ツィリル]
ボク、任されてる仕事は、
できるだけ自分でやりたいんだ。▼
[アッシュ]
でも、僕がちょっと手伝うくらい、
君の立場には何の影響もないだろ?▼
[ツィリル]
それはそうだけど……
それでも、やっぱり遠慮はするよ。▼
ボクは……雑用係の仕事をしてるから、
パルミラ人でもここにいられるんだし……。▼
[アッシュ]
身分の違い、みたいなこと?
それは、わからないでもないけど。▼
僕だって、貴族の方に頼み事をするのは、
やっぱり気が引けちゃうし……。▼
[ツィリル]
それと同じだよ。
だから、ボクなんか手伝わなくていい。▼
[アッシュ]
だとしても、僕に遠慮は要らないよ。
僕は平民の貧しい家の生まれなんだしさ。▼
運良くここに来れただけっていう点では、
君と変わらないんだから。▼
[ツィリル]
ボクと変わらない……アッシュが?
うーん、そうかなあ……。▼
[アッシュ]
それに今、僕が君を手伝うことについて、
生まれとか身分とかは関係ないと思うな。▼
だって僕たちは仲間だし、友達だろ?▼
[ツィリル]
……友達?▼
[アッシュ]
友達が困ってたら、放っておけない。
助けるのは当然だよ。▼
[ツィリル]
当然なの? 友達っていうのも、
ボクにはよくわからないけど。▼
[アッシュ]
もし僕が困った時には、君に助けてもらう。
そうやって助け合うのが友達なんだよ。▼
[ツィリル]
ふうん……わかった。でも、今日はもう
片づいたから、また今度、手伝ってくれる?▼
[アッシュ]
もちろん。
助けが欲しくなったら、いつでも呼んでね。▼
[ツィリル]
アッシュは、友達で……
友達を助けるのは当然……。▼

支援A

[アッシュ]
まずいな、完全にはぐれちゃったよ……。
まだ魔物がいるかもしれないし……▼
日が暮れる前に、
何とかして修道院に戻らなきゃ……。▼
[ツィリル]
……アッシュ!▼
はあ、はあ……
アッシュ、やっと見つけた。▼
[アッシュ]
えっ、ツィリル……?
どうしてここに?▼
君の持ち場からは、
随分、離れていたはずだけど……。▼
[ツィリル]
アッシュがはぐれたって聞いて、
捜しに来たんだよ。▼
はい、この辺りの地図を持ってきたよ。
これがあれば、帰れるでしょ?▼
[アッシュ]
そのために、一人でここまで?
危なすぎるよ! 何で、そんな……▼
[ツィリル]
……迷惑だった?▼
[アッシュ]
いや、迷惑なんかじゃ……
本当にありがたかったけど……。▼
だけど……僕を助けるために、
君が危ない目に遭ってちゃ元も子もないよ。▼
[ツィリル]
……だって、アッシュは友達でしょ?
アッシュが言ったんだよ。
困ってる友達を助けるのは当然だって。▼
[アッシュ]
ツィリル……。
……そっか。そうだったね。▼
よし、ツィリル、一緒に修道院に戻ろう。
手を貸してくれるよね。▼
[ツィリル]
うん、そのために来たんだもの。▼
あっ……だけど、戻ったらボク、
絶対みんなに怒られるよね……?▼
[アッシュ]
そ、それはそうかも……。
勝手に持ち場を離れるのは命令違反だし……▼
……けど、心配しなくていいよ。
僕も、一緒に叱られに行くからさ。▼
[ツィリル]
え? だけど、アッシュは別に、
悪いことしたわけじゃないし……▼
[アッシュ]
あはは、そうかもしれないけど。
だって僕たち、友達なんだからさ。▼
[ツィリル]
友達は、一緒に叱られたりもするの?▼
[アッシュ]
うん、まあ、そういうこと。
嬉しいことも、悲しいことも……▼
きついお叱りも、二人で分かち合う。
それが友達ってものだと思うから。▼
[ツィリル]
へえ……すごいなあ、友達って。▼
じゃあ、アッシュが叱られるときは言って。
ボクも一緒に叱られてあげるから。▼
[アッシュ]
はは、わかった。その時はお願いするよ。
……これからもずっと友達でいよう。▼
[ツィリル]
うん、ずっと友達。
約束するよ、アッシュ。▼

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Last-modified: 2019-11-28 (木) 21:54:23
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