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会話集/修道院会話
2章 地の底に広がる街†
鼠通り†
- [ベレト/ベレス]
- (住人に話を聞いてみようか……)▼
ディミトリ†
- [ディミトリ]
- ああ、先生も街を見回っているんだな。
……良い街だと思わないか、ここは。▼
地上で謂れなき迫害を受けている人々が、
この街では、生き生きと暮らしている。▼
いや、もちろん地上の在り方を変えるのが
俺たちの使命だとはわかっているんだが……▼
ただ……純粋に、良いものだなと思って。▼
クロード†
- [クロード]
- ガルグ=マク大修道院の地下に、
こんな場所があるなんてなあ!▼
しかも、第四の学級が存在したなんて、
流石の俺も想像すらできなかったよ。▼
当然レアさんは知ってたはずだよな。
まったく、どんだけ隠し事があるんだ?▼
ヒルダ、バルタザール†
- [ヒルダ]
- 紹介しとくねー、先生。
ホルスト兄さんの親友の、バル兄でーす!▼
- [バルタザール]
- バルタザールだ。同盟領じゃあ、ちったあ
名の知れた……何だろうな、おれの肩書き。
《選択》
- [バルタザール]
- そうそう、そんな感じだ。
またの名を“レスターの格闘王”ってな!▼
これでも昔は貴族の端くれだったんだが、
まあ、人生何が起こるかわからねえよな!▼
- [ヒルダ]
- 正解。喧嘩したり借金踏み倒したりして
今は賞金稼ぎに追われてるんだってー。▼
- [バルタザール]
- これでも昔は貴族の端くれだったんだが、
まあ、人生何が起こるかわからねえよな!▼
《共通》
- [ヒルダ]
- バル兄のことだから、どうせ自分が蒔いた
種でこういう境遇になってんじゃないのー?▼
老人(男性)†
- [老人]
- おい、わしは何も買わんぞ。怪しい物を
売りつけたきゃ、他を当たることじゃ。▼
……ん? あんた、商人じゃないのか。
すまんすまん、勘違いしてもうた。▼
親切な顔で話しかけてくる地上の人間は
悪徳商人と相場が決まっておるもんでの。▼
ごろつき(男性)†
- [ごろつき]
- なんだか騒がしかったようだが、
何かあったのか? ……って、あんた誰?▼
見ない顔だが、ここは初めてかい?
悪い奴が多いから気をつけて歩きなよ。▼
ここにいるのは、お天道様の下を歩けない
後ろ暗い事情を抱えた連中ばっかだからな。▼
地下書庫†
リンハルト†
- [リンハルト]
- あ、先生。
見ましたか、ここの書庫。▼
大修道院の書庫とはまったく違いますよ。
これはこれで凄い取り揃え方ですね。▼
偽書や禁書、怪しげな学問から、邪教や
伝承、呪術の本まで……眠れなくなりそう。▼
- [番人]
- 本日も異常あり……ですか。
ま、あんたらも当事者なんですよね?▼
灰狼の学級の人たちは、何も揉め事がないと
退屈だの何だのと文句を言いますが……▼
退屈ほど贅沢なことはありませんよ。
波乱万丈の人生なんて、もう真っ平です。▼
異教の祭壇†
男の子†
- [男の子]
- ねえねえ、地上から来たんでしょ?
それじゃあきっと、悪い人なんだね。▼
お母さんがね、地上には悪い人しか
いないって言ってたもん。▼
謎の女†
- [謎の女]
- わたし、神、祈る。
ここしか、場所、ないネ。▼
フォドラの、女神、わたしの神、違う。
この像も、わたしの神、違うネ。▼
それでも、わたし、ここで、祈る。
アビス、出たら、祈る、できないヨ。▼
灰狼の教室†
エーデルガルト、コンスタンツェ†
- [コンスタンツェ]
- もしやと思いましたけれど……貴方、
エーデルガルト殿下本人なのです!?▼
- [エーデルガルト]
- ええ、そうよ。貴方はヌーヴェル家の、
コンスタンツェなのね。▼
行方がわからないと聞いていたけれど、
こんな場所で暮らしていたなんて……。▼
- [コンスタンツェ]
- 殿下こそ、このようなところに
何のご用があるといいますの?▼
まさか、本当にただの好奇心で?▼
- [エーデルガルト]
- あのね、好奇心ではなく怪しい人を
追いかけて……▼
ユーリス†
- [ユーリス]
- 聖騎士でもねえのに、英雄の遺産を振るう
謎の教師……あんたの噂だけは聞いていた。▼
そいつがまさか、ごろつきを追いかけて
こんな地下深くに迷い込んじまうなんてな。▼
《選択》
- [ユーリス]
- “灰狼の学級”の教室さ。……つっても、
俺たちは士官学校の生徒ってわけじゃねえ。▼
《共通》
- [ユーリス]
- 事情があって表に出られなくなった
「元」士官学校生を収容してるだけさ。▼
はみ出し者ばかりなのは否定できねえが、
慣れりゃあなかなか居心地がいいもんだぜ。▼
- [ハピ]
- あんまり歩き回らないほうがいいかもね。▼
ここの人って、詮索嫌いが多いから。
怒られても知らないし。▼
……名乗ってなかったっけ?
ハピはハピだよ。▼
がらくた置き場†
アッシュ†
- [アッシュ]
- ここ、アビスの人たちが要らないものを
置いていっているみたいなんですけど……▼
覗いてみたら、まだまだ使えそうな武器も
いくつか捨てられていたんですよね……。▼
好きに持っていって構わないそうです。
たまに見に来てもいいかもしれませんね。▼
地下酒場†
ごろつき(男性)†
- [ごろつき]
- よう、あんたも飲んでくかい?
不味い酒しか置いてねえけどな。▼
上等な酒は、こんな薄暗い地下酒場にまでは
回ってこねえことになってんのさ。▼
たまには地上の貴族様が飲むような
美味い酒を飲んでみてえもんだよ。▼
女の子†
- [女の子]
- ユーリスにね、わたしもユーリスみたいに
なりたいって言ったら怒られたの。▼
バルタザールにはね、バルタザールみたいに
なりたくないって言ったら怒られたの。▼
ごろつき(女性)†
- [ごろつき]
- あら、いい男じゃない。
ユーリスほどじゃないけれど。▼
- [ごろつき]
- あら、美人さんね。
ユーリスほどじゃないけれど。▼
《共通》
- [ごろつき]
- あの子の綺麗な顔に騙されちゃだめよ?
とんでもない悪党なんだから。▼
ま、私たちアビスの人間からしたら、
頼りがいのある良い子なんだけどね。▼
コメント†
Last-modified: 2021-03-20 (土) 03:15:20