会話集/支援会話/ブノワ

ブノワの支援会話†

↑

支援C†

[ブノワ]: おい、シャーロッテ…▼
[シャーロッテ]: はぁい。
どなたか私をお呼びになりましたかぁ？▼
[ブノワ]: ふっ…
俺だ…▼
[シャーロッテ]: ！？▼
…なーんだ。ブノワか。▼
それなら先に言ってよ。
可愛く笑って損したわ。▼
[ブノワ]: ふふ…
相変わらず見事な変わりようだな…▼
[シャーロッテ]: 褒めてくれてありがと。
男って、あんな女の子が好きなんでしょ？▼
か弱くて、守ってあげたくなるような…▼
あーっ！
ほんと、くだらない！▼
女に夢を見すぎだっつーの！▼
[ブノワ]: お前の本性をみんなが知ったら…
さぞ驚くことだろうな…▼
[シャーロッテ]: ブノワ…
わかってると思うけど釘を刺しとくわね。▼
私の素顔をバラしたら…
あんたは体がバラバラになるわ。▼
[ブノワ]: 安心しろ…
そんなつもりはない…▼
[シャーロッテ]: そう。
ならいいわ。▼
か弱い女と思わせといた方が
いろいろと有利にことが運ぶんだから。▼
じゃ、面倒くさいけど、
男たちに愛想でも振りまいてくるわね。▼
テヘッ！　みなさん、こんにちはぁ～！
お元気ですか～？▼
[ブノワ]: ふっ…
たくましい奴だ…▼

↑

支援B†

[シャーロッテ]: あっ、ブノワさ～ん！▼
[ブノワ]: ブノワさん…だと？▼
[シャーロッテ]: 今、周りには
ブノワさん以外、誰もいませんか～？▼
[ブノワ]: そういうことか…▼
ああ。
俺以外、誰もいないぞ…▼
[シャーロッテ]: 本当ですか～？
そこの岩陰とかにもいませんか～？▼
[ブノワ]: 安心しろ…
本当に誰もいない…▼
[シャーロッテ]: そうですか、それなら…▼
はあああああああっ！
つっかれたあああああああ！▼
[ブノワ]: ふっ…▼
[シャーロッテ]: か弱い女子を演じるの、
面倒くさいったらありゃしないわ！▼
[ブノワ]: そんなに疲れるのなら…
素でいればいいじゃないか…▼
[シャーロッテ]: 私がそうしたくても、
男たちがそれを許してくれないのよ！▼
ブノワ、わかってる？▼
私だって好きで演じてるわけじゃないのよ？▼
[ブノワ]: ほう…▼
[シャーロッテ]: 世の男たちがみーんな、素の私のような
女の子を求めていたのなら…▼
私だってか弱い女なんて演じてないわ。▼
[ブノワ]: そうか…
大変なんだな…▼
[シャーロッテ]: だから、たまにはこうやって
ブノワの前で素を出さないとね。▼
[ブノワ]: 前から聞こうと思っていたんだが…
なぜ、俺の前では演じないんだ？▼
[シャーロッテ]: だって、ブノワはあたしと長い付き合いだし。▼
それに…相手によって
態度を変えるような人じゃないでしょ？▼
それなら、最初から素の方が楽ちんだもの。
わざわざ演じる必要なんてないじゃない。▼
はぁー…あんたといると、ほんっとラクだわ。
あんたは私の癒しよ、癒し！▼
癒しの岩だわ！▼
[ブノワ]: そうか…▼
[シャーロッテ]: よし、充分に休めたかな。
それじゃ、愛想を振りまいてくるわね！▼
[ブノワ]: ああ…
あまり無理をしないようにな…▼
[シャーロッテ]: ええ！
それじゃシャーロッテ、出動よ！▼
…………▼
みなさぁ～ん！
私、お茶菓子を焼いてみたんですぅ～！▼
テヘヘッ！▼
[ブノワ]: ふっ…▼

↑

支援A†

[シャーロッテ]: …………▼
[ブノワ]: シャーロッテ…
何かあったのか？▼
[シャーロッテ]: 私…
ブノワが羨ましいかも…▼
[ブノワ]: 突然だな…
どういうことだ？▼
[シャーロッテ]: だって、ブノワってさ…
いつだって素の自分でしょ？▼
誰に対しても、どんなときでも
ありのままの自分を出せてるじゃない？▼
[ブノワ]: そうだな…▼
だが、そのおかげで…
恐れられてしまうことも多いがな…▼
[シャーロッテ]: あはは。
確かにそれはあるかも。▼
[ブノワ]: 最初から俺を恐れずに話しかけてきたのは…
お前だけだと思うぞ…▼
[シャーロッテ]: ふふふ。
私にはブノワの本性が見えたからね。▼
強面に隠された
臆病で優しい、ブノワの本性がね。▼
[ブノワ]: ふっ…▼
[シャーロッテ]: 私、少し疲れちゃってるかも…
か弱い女の子を演じることに…▼
[ブノワ]: そうか…
それなら素の自分でいけばいいさ…▼
[シャーロッテ]: ずいぶんと簡単に言ってくれるわね。▼
[ブノワ]: 素のお前も…
充分、魅力のある人間だと思うがな…▼
[シャーロッテ]: …何よ。
嬉しいこと言ってくれるのね。▼
[ブノワ]: 素のお前であろうと…
演じているお前であろうと…▼
俺のお前に対する扱いは…
何も変わりはしない…▼
だから、好きにすればいいさ…▼
[シャーロッテ]: …………▼
ありがとう。
少し、元気が出てきた気がする。▼
[ブノワ]: そうか…
それならよかった…▼
[シャーロッテ]: 今更、路線変更するのも面倒くさいし…
もうちょっとか弱い系を演じてみようかな。▼
その方が男の人たちは、
私に対して優しいしね！▼
[ブノワ]: ふっ…▼
[シャーロッテ]: 疲れちゃったらまたくるから。
そのときはちゃんと相手してよね。▼
[ブノワ]: ああ…
いくらでも相手をしてやろう…▼
[シャーロッテ]: ありがとう、ブノワ。
あなたがいてくれて本当に助かるわ。▼
[ブノワ]: 気にするな。
助かっているのはお互い様だ…▼

↑

支援S†

[ブノワ]: シャーロッテ…
まだ結婚相手は見つからないのか？▼
[シャーロッテ]: うるさいわね。
妥協できないだけよ。▼
私の夢は玉の輿なのよ？▼
そこらにいる普通の男で
満足するわけにはいかないの。▼
[ブノワ]: ふっ…
それは大変だな…▼
[シャーロッテ]: でもさ…
最近、少し不安なのよね…▼
[ブノワ]: …何がだ？▼
[シャーロッテ]: いい相手が見つかっても、
演じていることがバレちゃったら…▼
その瞬間に捨てられちゃうんじゃないかな…▼
[ブノワ]: なるほどな…▼
[シャーロッテ]: かといって、
結婚した後もずっと演じ続けるなんて…▼
絶対、絶対、絶対に無理だから！▼
そんなことしたら、
確実に過労で倒れちゃうもの！▼
[ブノワ]: それならば…▼
素のお前を知っている者と…
結婚をすればいい…▼
[シャーロッテ]: それは無理でしょ。▼
素の私を知ってる男の人なんて、
数えるくらいしかいないもの。▼
軍にいる大勢の中の一部よ、一部！▼
[ブノワ]: その中の一人に…
俺もいるわけだが…▼
[シャーロッテ]: …え？▼
[ブノワ]: シャーロッテ…
俺と結婚するというのはどうだろうか？▼
まぁ…
俺では玉の輿にはならない、か…▼
[シャーロッテ]: あ、あのね…
そういう冗談はよくないと思う…▼
[ブノワ]: 冗談ではない…
指輪も用意している…▼
[シャーロッテ]: ウソ…
本気なの？▼
[ブノワ]: ああ…
俺は本気だ…▼
シャーロッテ…
俺と結婚をして欲しい…▼
俺には潤沢な財産などないが…
それでもお前を幸せにしてみせる…▼
[シャーロッテ]: ブノワ…▼
…本当に幸せにしてくれるの？▼
[ブノワ]: ああ…
約束する…▼
[シャーロッテ]: それなら…
その指輪を受け取ってもいいかな…▼
[ブノワ]: シャーロッテ…▼
[シャーロッテ]: 私、考えてみたら…▼
ブノワといるときの自分が…
一番、気持ちが安らいでいたと思うし…▼
あんな気持ちになれるのなら…
ブノワとずっと一緒にいたいな…▼
[ブノワ]: ああ…
ずっと一緒にいよう…▼
[シャーロッテ]: うん。
約束だからね。▼

↑

フランネル†

↑

支援C†

[フランネル]: よっ、ブノワ！
調子はどうだ？▼
[ブノワ]: …………▼
[フランネル]: 今日はいいものを手に入れたから
持ってきたんだ！▼
ほら、見てくれよ！
このコウモリ！！▼
[ブノワ]: おわっ……
何だそれは…▼
[フランネル]: 俺の宝物だ！
いいよなー。▼
この羽根とか
色ツヤがまたなんとも言えねえ。▼
コウモリは他にもいるけど
これほどのやつはなかなかいないぜ。▼
お前にって思って持って来たんだ！
ほらよ！▼
[ブノワ]: き、気持ちは嬉しいが…
遠慮しておく…▼
[フランネル]: おお…そうか。さすがブノワ…
この程度のものじゃダメってことか！▼
わかった！　また何か手に入れたら
持ってきてやるよ！▼
[ブノワ]: …なぜだ？▼
[フランネル]: なぜって？▼
[ブノワ]: …なぜ俺に親しくしてくれる？
怖くはないのか？▼
[フランネル]: ブノワが？　どうしてだ？▼
[ブノワ]: どうしてだと言われても困るが…
他の連中は俺を怖がる…▼
[フランネル]: そうなのか？　変なの。▼
俺はブノワほど気弱そうで
優しそうなヒトを見たことないけどな。▼
[ブノワ]: き、気弱そう…！？
俺が…！？▼
[フランネル]: ああ。ブノワのそばにいると
なんとなく落ち着くんだ。▼
[ブノワ]: …………▼
[フランネル]: おっと、見回りに行く時間だ。
じゃあ、また来るぜ。ブノワ。▼
[ブノワ]: 気弱そう…優しい……
俺が？▼
わ、わからん……▼

↑

支援B†

[ブノワ]: フランネル…▼
[フランネル]: おお、ブノワ！▼
あんたの方から来てくれるなんて
うれしいぜ！▼
[ブノワ]: 聞きたいことがある…▼
[フランネル]: なんだ？
なんでも聞いてくれよ。▼
[ブノワ]: お前は、俺をからかっているのか？▼
[フランネル]: へ！？▼
[ブノワ]: 人は俺を怖がる…
それが普通の反応なのだろう…▼
なのにお前は優しそうだと言い…
戸惑う俺を見て楽しんでいるのではないか…▼
[フランネル]: そんな風に思ってたのか。
だからそんな弱弱しい顔を…▼
[ブノワ]: よ、弱弱しい！？▼
こんな気分の時の俺を、
人はいつも以上に恐ろしいと言うぞ…▼
[フランネル]: そうかなー。
恐ろしい、ねえ…▼
俺が恐ろしいって思うのはアレだ！
毛皮を狩りに来たヒトと…▼
あとはホコリひとつない部屋ぐらいだな！▼
[ブノワ]: …………▼
[フランネル]: でも、これからはあんまり
ブノワにまとわりつかないようにするぜ！▼
俺、優しそうなヒトには嫌われたくねえからな！▼
けど信じてくれよ。
俺はブノワをからかってなんかいない。▼
気高き狼、ガルーはな、
嘘とか騙しが大嫌いなんだぜ！▼
[ブノワ]: フ、フランネル…！
…………▼
そうか…あいつは…
狼だから……▼

↑

支援A†

[ブノワ]: フランネル…▼
[フランネル]: ブノワ！
会えて嬉しいぜ…▼
じゃなくて！
な、何しに来たんだよ！▼
俺はもうブノワと無闇に絡まないって
心に決めてるんだからなっ！！▼
嬉しくもなんともないぜ！▼
[ブノワ]: だが、尻尾が高速で揺れているぞ…▼
[フランネル]: こ、これは食後の体操だ！▼
[ブノワ]: …そうか。▼
今日は…
フランネルに謝りに来たんだ。▼
[フランネル]: へ？　俺に？▼
[ブノワ]: ああ…▼
お前が俺を優しそうと言ってくれたこと…
あれは…本心からだったんだと気付いた。▼
お前は狼だから…
人とは感性が違う…▼
そして…
決して嘘をつくことはしない……▼
[フランネル]: あ、ああ、そうだぜ！
俺はいつも自分に正直だ！▼
[ブノワ]: そうだな…
本当にそうだ。▼
思えば…俺が仲良くしていた動物たちも…
よく俺のことを慕ってくれていた…▼
フランネルもきっと…人にはわからない
俺の良さを見つけてくれているんだろうな…▼
ありがとう…▼
[フランネル]: お、おう…
別に礼なんていいんだぜ？▼
この尻尾だって…振ってるわけじゃなくて
さっきの体操の続きなんだからな？▼
[ブノワ]: すまん…俺は…
少し疑心暗鬼になっていた…▼
だから以前のようにしてくれると
ありがたい……▼
[フランネル]: ホントか！
じゃあ、また遊びに行ってもいいんだな！▼
[ブノワ]: …もちろんだ。▼
[フランネル]: 良かったあ。今度はとびっきりの獲物を
つかまえて行くぜ！▼
実は俺、ものすげえ大蜘蛛の隠れ家を
見つけてよ！！▼
[ブノワ]: ふふふ…そうか。▼
それが俺にもとびっきりの宝物と
思えればいいのだが…▼
[フランネル]: うおおお！？　笑ったのか！？
ブノワの笑ったとこ、初めて見たぜ！▼
みんなが怖いって言った意味が
ちょっと分かった…▼
[ブノワ]: なに？▼
[フランネル]: あんた、笑うと
ちょっとおっかねえよな！▼
できればいつもみたいに優しい顔を
してくれれば俺は嬉しいぜ！▼
[ブノワ]: …こうか。▼
[フランネル]: おお！　それそれ！！
すげー優しそう！　最高！！▼
もうずっとその顔でいてくれよ、ブノワ！▼
[ブノワ]: …考えておく。▼

↑

モズメ†

↑

支援C†

[ブノワ]: …………▼
[モズメ]: うわぁ！
大きな熊や！▼
いっちょ仕留めて、
熊鍋でもみんなに振舞っ…▼
[ブノワ]: 俺は…
熊ではない…▼
[モズメ]: うわわっ！？
熊がしゃべった！？▼
…って、なんや。
ブノワさんか。▼
[ブノワ]: モズメ…▼
[モズメ]: あかんよ、ブノワさん。▼
こんなところで
ぼーっと突っ立ってたら。▼
あたいみたいな田舎もんに、
熊と間違えてやられてしまうよ？▼
[ブノワ]: …モズメは熊を食べるのか？▼
[モズメ]: うん。よく獲って食べとったよ。▼
猪も美味しかったけど、
熊鍋は格別やったなー。▼
[ブノワ]: そうか…▼
[モズメ]: じゅるり…▼
あかん。
ブノワさん見てたらお腹へってきたわ。▼
ほなまた！▼
[ブノワ]: 危うく…
熊鍋にされるところだったな…▼

↑

支援B†

[モズメ]: ブノワさん、こんにちは。▼
[ブノワ]: モズメ…▼
[モズメ]: あたい、今から山に
熊を獲りに行こうと思うんよ。▼
[ブノワ]: …熊鍋か？▼
[モズメ]: そうや。▼
あれ以来、
どうしても食べたくなってしもてなあ。▼
ブノワさんも一緒に行かへん？▼
[ブノワ]: 俺は…
行かへん…▼
[モズメ]: あはは！
あたいの言葉遣いがうつっとるやん。▼
[ブノワ]: 俺は…
熊は食べない…▼
[モズメ]: なんや。
ブノワさんは熊、嫌いか？▼
[ブノワ]: いや…
好きだ…▼
[モズメ]: 好きなん？
じゃあ、なんで食べへんの？▼
[ブノワ]: 熊は…
友だちだからだ…▼
[モズメ]: …熊が友だち？▼
[ブノワ]: そうだ…▼
[モズメ]: 熊は獣やで？
獣ってことは…食料やん。▼
[ブノワ]: 子供のころ…▼
俺の遊び相手は…
森や山の動物たちだけだった…▼
だから、俺にとっては…
熊は大切な友だちだ…▼
[モズメ]: そうやったんやね…▼
[ブノワ]: …………▼
[モズメ]: あたい…
熊鍋はあきらめるわ。▼
ブノワさんの大切な友だちを
鍋にして食べるわけにはいかんもんな。▼
[ブノワ]: すまんな…
礼を言うぞ…▼

↑

支援A†

[モズメ]: あっ、ブノワさん！▼
[ブノワ]: モズメか…
どうした？▼
[モズメ]: あんな…
一つお願いがあるんやけど…▼
[ブノワ]: …なんだ？▼
[モズメ]: あたい…
ブノワさんと一緒に山へ行きたいんや。▼
[ブノワ]: …山へ？
…何をしに行くのだ？▼
[モズメ]: 熊に会いたいんよ。▼
[ブノワ]: …鍋にする気か？▼
[モズメ]: ちゃうよ！▼
あたい、今までは山の動物たちを、
食料としてしか見てなかった…▼
でも、ブノワさんは
山の動物たちは友だちやって言うやろ？▼
[ブノワ]: ああ…
大切な友だちだ…▼
[モズメ]: まさか山の動物たちと
そんな付き合い方があるなんて…▼
あたい、考えもせえへんかったんや。▼
だから、あたいも山の動物たちと、
友だちになってみたいって思ってなあ。▼
[ブノワ]: なるほどな…▼
[モズメ]: あたい一人じゃ無理やろうけど…
ブノワさんと一緒なら…▼
あたいも動物たちと
友だちになれると思うんや。▼
[ブノワ]: そういうことなら…
喜んで協力する…▼
[モズメ]: ほんまか！？
ありがとう、ブノワさん！▼
正直言うとな、
これからも狩りはすると思う…▼
でも、だからこそ…▼
もっと動物たちのことを
知っておいた方がいいと思うんや。▼
その方が…
感謝して食べられるというか…▼
[ブノワ]: そうだな…▼
俺だって動物は食う…
だが、食うときは必ず感謝する…▼
それは、俺が動物たちのことを…
よく知っているからだ…▼
[モズメ]: やっぱりそうやんな。
知るって大切なことなんやね。▼
[ブノワ]: では…
さっそく行くか…▼
[モズメ]: うん！
よろしゅうな、ブノワさん！▼

↑

支援S†

[モズメ]: はぁ…▼
[ブノワ]: モズメ…
元気がないな…▼
[モズメ]: ブノワさん…▼
[ブノワ]: …どうしたのだ？▼
[モズメ]: 大きい田んぼが恋しいんよ…▼
[ブノワ]: …田んぼ？▼
[モズメ]: あたい、村にいるときは、
農作業しとったんよ…▼
[ブノワ]: そうだったのか…▼
[モズメ]: きらきら光る広大な水面に、
青々と空に向かって伸びる稲…▼
手間をかけた分だけ
美味しく育ってくれたなぁ…▼
[ブノワ]: ふっ…
農作業が好きだったんだな…▼
[モズメ]: うん。▼
何かを育てるいうんは、
大変やけれどとても面白いんや。▼
でも、今は…▼
育てるんやなくて、
敵と闘う毎日やからな…▼
少し…
疲れてしもうたんかもしれんな…▼
[ブノワ]: なるほどな…▼
では…
早くこの闘いを終わらせて…▼
思う存分…
農作業をできる世界にしなくてはな…▼
[モズメ]: そうやね！
明るい未来を想像してがんばらなあかんな！▼
[ブノワ]: しかし…
農作業は大変なのだろう？▼
[モズメ]: うん。
ものすごく大変や。▼
[ブノワ]: 女手一つでは…
苦労すると思うのだが…▼
[モズメ]: 確かにそうやね。
あたい一人じゃ無理かもしれん。▼
[ブノワ]: …俺に手伝わせてくれないか？▼
[モズメ]: ブノワさんが？
そんなのもちろん大歓迎や。▼
[ブノワ]: …………▼
[モズメ]: …ブノワさん？
どうしたん？▼
[ブノワ]: やはりダメだな…
まわりくどいのは苦手だ…▼
[モズメ]: どういう意味やろ？▼
[ブノワ]: モズメ…
俺と結婚してくれ…▼
[モズメ]: け、結婚！？
あたいと！？▼
[ブノワ]: ああ…
俺はお前を愛している…▼
[モズメ]: そ、そんな…
信じられへんよ…▼
あたいなんて…
全然、可愛くないのに…▼
[ブノワ]: 俺にとっては…
お前は世界一可愛い。▼
[モズメ]: ！！
ブノワさん…▼
[ブノワ]: 俺と…
結婚してくれ…▼
[モズメ]: …はい。▼
あたいもブノワさんのことが…
好きやったから…▼
ブノワさんは…
とっても頼りがいがあるしな。▼
[ブノワ]: これからはいくらでも頼ってくれ…▼
[モズメ]: ありがとう…
ブノワさん…▼
あたい…
家族ができて、嬉しいわ…▼