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オーディン

支援C

[エルフィ]
852…
853…▼
[オーディン]
おい、エルフィ。▼
[エルフィ]
…何?▼
[オーディン]
人づてに聞いたのだが、
貴様…俺の悪口を言っていたらしいな。▼
[エルフィ]
854…
855…▼
[オーディン]
おい、聞いているのか。
腕立て伏せを止めて話を聞け。▼
[エルフィ]
わたし…
あなたの文句なんて言っていないわ…▼
[オーディン]
いいや、嘘だ。▼
俺の話は理解し難いと
仲間に吹聴していたそうではないか…▼
この深淵より導かれし言霊に難癖をつけるとは、
貴様、相応の覚悟があるのだろうな…?▼
[エルフィ]
856…
857…▼
[オーディン]
おーーーーい!
腕立て伏せをやめーーい!!▼
[エルフィ]
ごめんなさい、聞いてなかった…
もう一度、言って…▼
[オーディン]
だからー、俺の喋り方がわけわかんないって
誰かに言ってたんだろー!?▼
[エルフィ]
ああ…▼
でもそれは文句ではないわ。
本当にそう思ったから言っただけ…▼
わかったら、向こう行って。
わたしは大事な訓練中なの…▼
わたしはみんなを守るため、
強くならなきゃいけないの…▼
これ以上邪魔すると、あなたの主君…
レオン様に言いつけるから。▼
[オーディン]
うっ。
…悔しいが反論する余地がない。▼
…まあいい。▼
訓練効率を倍増させる秘術をマスターしたが、
お前には教えてやらないからな。▼
[エルフィ]
…え? 秘術…?▼
[オーディン]
そいじゃ、さよならー。▼

支援B

[エルフィ]
オーディン…
ちょっといいかしら。▼
この間の話だけど
もっと聞かせてほしい…▼
[オーディン]
この間の話?▼
[エルフィ]
そう。
訓練の効率を倍増させる秘術の話よ…▼
[オーディン]
…………▼
くくく…
知りたいのか…▼
訓練効率が倍増する秘術のことを…▼
その名も…そう…▼
超必殺怪力覚醒の術…
クレコリバゾーンの全貌をっ!▼
[エルフィ]
そうよ。それを教えて。▼
[オーディン]
いいだろう、教えてやろう。
ただし、条件がある。▼
[エルフィ]
…条件?▼
[オーディン]
二度と俺の陰口は叩かないことだ。▼
[エルフィ]
ええ。約束するわ。▼
[オーディン]
や、やけにあっさり飲むんだな…▼
[エルフィ]
だって、わたしは訓練が命だから…▼
訓練の効率が上がるというのなら、
なんだってするわ…▼
[オーディン]
そうか。
ではさっそくそこに立て。▼
気持ちを集中して、俺を見るのだ。▼
[エルフィ]
わかった…▼
[オーディン]
これからお前に秘術をかける。
準備はいいか…?▼
[エルフィ]
ええ…▼
[オーディン]
さあ…出でよ…
クレコリバゾーンの精霊たちよ…▼
我が名のもとに降臨し…
この者に授けるのだ…▼
訓練効率倍増の神髄を…!▼
ク…レ…コ…リ…
バゾーーーーーーーーーーーーーンっ!!▼
[エルフィ]
…………▼
[オーディン]
…ふぅっ。
これで秘術は完了だ!▼
[エルフィ]
…?▼
別に何も起きなかったわ。
あなたが叫んだだけで…▼
[オーディン]
…ふん、哀しい奴め。▼
貴様は、その目に見えるものしか
信じられないのか…?▼
[エルフィ]
えっ…▼
[オーディン]
だとしたら器として不適格だ…
これから秘術を解除する。▼
[エルフィ]
…わかった。信じるわ。
だから解除なんかしないで…▼
[オーディン]
そうか…
これは信じる心ありきの秘術だ。▼
信じる者にしか効果は出ない。
そこを忘れてもらっては困るぞ…▼
[エルフィ]
わかったわ。
これから訓練に戻って、さっそく試してみる…▼

支援A

[エルフィ]
オーディン…▼
[オーディン]
ん? エルフィ。
深刻な顔してどうしたんだよ。▼
も、もしかしてクレコリバゾーンの件か?
だとしたらあれは…▼
[エルフィ]
見て…
この手の中の岩を。▼
これをね…▼
…ふんっ!!!!▼
[オーディン]
な、何っ!?
岩を素手で割っただと!?▼
[エルフィ]
あなたに秘術を授けてもらったら、
この通り…▼
クレコリバゾーンの精霊が
わたしを導いてくれたの…▼
オーディン、あなたは素晴らしいわ。▼
[オーディン]
…………▼
ちょ、ちょっと待ってくれ。
何があった。▼
どういうことなのか具体的に教えてくれ。▼
[エルフィ]
いつもは時間があれば
腕立て伏せを千回していたの…▼
でも、クレコリバゾーンを受けてから
それが千二百回になったわ。▼
本当は二千回を目指したかったけど…
わたしの信じる心がまだ弱いから…▼
[オーディン]
に、にせんかい…▼
[エルフィ]
どうしてそんなに驚いているの…?▼
[オーディン]
い、いや…
驚いてなどいない。▼
なぜならクレコリバゾーンの力は…
発明した俺が一番よく知っているからだ。▼
うん…その効果で合っている…
決して気のせいなどではないぞ…▼
[エルフィ]
わたし…これからも秘術の力で
訓練の量をどんどん増やしていくわ。▼
でも、それはわたしがすごいわけではない。
すごいのはクレコリバゾーンの力…▼
つまりはオーディン…
あなたの力よ。▼
[オーディン]
…だ、だな。▼
[エルフィ]
わたし、この力を
他の人たちにも教えてあげたい…▼
[オーディン]
へっ?▼
あわわ…駄目だ、エルフィ!
それだけはやめたほうがいい…!▼
[エルフィ]
どうして?▼
[オーディン]
く、クレコリバゾーンは
お前だけに授けた秘術だ。▼
だから、他の者には渡せない…
断じてだ。▼
もし渡せば精霊との契約違反となり、
秘術の効果は露となり消えるだろう…▼
[エルフィ]
そう…▼
じゃあこの力は広めずに、
ありがたく使わせてもらうわね。▼
ありがとう、オーディン…▼
[オーディン]
あ、ああ。
喜んでもらえて、何よりだ…▼

支援S

[オーディン]
エルフィ…
よく来てくれたな。▼
[エルフィ]
どうしたの…▼
クレコリバゾーンのことなら…
今日は腕立て伏せを千五百回やったわ。▼
きっと、信じる力が増してきたのね。
最近は精霊まで見えるようになってきたわ。▼
[オーディン]
…そ、そうか。
それは素晴らしいことだ…▼
でも、今日はクレコリバゾーンの話じゃない。▼
…………▼
…お前に結婚を申し込みたいと思ってな。▼
[エルフィ]
えっ…▼
[オーディン]
お前はとても純粋な心を持っている。▼
クレコリバゾーンが効きに効きまくっているのも、
ひとえにその清らかな心の影響だ。▼
俺は、そんなお前の心に…▼
いや、お前の心という海原に落ちて、
無様にもがく哀れな鳥なんだよ…▼
[エルフィ]
…?▼
[オーディン]
あー…平たく言うと、
俺はお前に惚れたってことだ。▼
[エルフィ]
…………▼
そう。それなら…
わたしも同じ気持ちよ。▼
だってわたしも…
あなたという天才に惚れ込んでいるから。▼
[オーディン]
ありがとう、エルフィ。▼
だがな…結婚を申し込む前に
お前には真実を告げなくてはならない。▼
[エルフィ]
真実…?▼
[オーディン]
ああ。
お前にかけたクレコリバゾーン…▼
…あれは秘術でも何でもない。▼
ただ、俺がそれっぽい呪文をかけただけの、
ただの真似事だ。▼
[エルフィ]
…………▼
[オーディン]
本当にすまない。
幻滅してくれても構わない。▼
だが、この気持ちを明かすのなら、
どうしてもそのことだけは言っておくべきだと…▼
[エルフィ]
…知ってたわ。▼
[オーディン]
…え?▼
[エルフィ]
クレコリバゾーンが存在しないなんて、
そんなこと最初からわかっていたわ。▼
[オーディン]
ええええええっ!?▼
[エルフィ]
だって、普通はわかるでしょう。
あんなのがただのお遊びだってことぐらい…▼
でも、あなたは言ったわ…▼
「貴様は目に見えるものしか信じないのか」と。
…わたしはその言葉に感銘を受けたの。▼
[オーディン]
感銘?▼
[エルフィ]
ええ。目に見えないものを信じること…
それは自分の力を信じること。▼
自分に特別な力があるって信じさえすれば、
いつか本当にそうなれるかもしれない。▼
わたしはあなたの言葉を聞いて、
そう思ったのよ。▼
[オーディン]
…………▼
…そうだな。
俺も最初は、そう思って…▼
誰かを守れるような力が欲しくて、
こんな振舞いをするようになったんだ。▼
[エルフィ]
あの秘術は、結果として
自分を信じるきっかけになった。▼
クレコリバゾーンが存在しなくても、
わたしが力を手に入れたことは現実だわ。▼
見えなくても、形は無くても…
信じさえすれば現実になる。▼
あなたはそれを、わたしに教えてくれた。▼
…わたしは、そんなあなたが好きよ。▼
[オーディン]
エルフィ…▼
…ありがとうな。▼
ふっ…やはり貴様は俺が見込んだ通りの
純一無雑たる心を持つ選ばれし者らしい…▼
[エルフィ]
ふふふ。
あなたの言う事はやっぱり訳が分からない…▼
でも…これからはわたしが、
あなたの言葉を真実にしてあげる。▼
どんな秘術だって、信じてみせるわ。▼
[オーディン]
そうか。じゃあ俺は、お前といれば
世界一の呪術師になれそうだな。▼
[エルフィ]
ええ。その代わり…
ずっと一緒にいてね。▼
[オーディン]
もちろんだ。▼
…では今度は、
形のある秘術をお前に授けよう。▼
これが、永遠の幸せを約束する秘術を込めた、
俺からお前への…愛の証だ。▼
[エルフィ]
…綺麗な指輪ね。▼
ありがとう、オーディン…
わたし、とても…しあわせだわ。▼

ゼロ

支援C

[ゼロ]
なんだ、エルフィ。▼
[エルフィ]
そこに座って。▼
[ゼロ]
…………▼
いったいどうしたんだ。
その冷たい眼光…なんだかゾクゾクしちまうな。▼
[エルフィ]
何を言っているかわからないわ…▼
でも、あなたを呼んだのは、
まさにその言葉遣いのことなの。▼
[ゼロ]
言葉遣い?▼
[エルフィ]
あなた…エリーゼ様におかしなしゃべり方を
教えているみたいね。▼
[ゼロ]
…いいや。▼
[エルフィ]
とぼけても無駄よ。▼
いろんな人から目撃情報が入っているし…
証拠もあるの。▼
最近、エリーゼ様がわたしの前で
あなたみたいな言葉遣いをすることがあるから。▼
[ゼロ]
俺みたいな言葉遣い?▼
[エルフィ]
そうよ。例えば…▼
「最近ね、あたしいやらしいの」
とか…▼
出撃時なんかも…▼
「あたしがイイことしてあげるからね」
とか…▼
…どう見てもあなたの影響よね。▼
[ゼロ]
…さあな?▼
[エルフィ]
はっきり言っておくわ。
エリーゼ様に、妙な言葉遣いを教えないで。▼
[ゼロ]
…………▼
嫌だと言ったら?▼
[エルフィ]
…こうなるわ。▼
(エルフィ、リンゴを握りつぶす音)
[ゼロ]
!! こいつ…
リンゴを片手で粉々にしやがった…▼
[エルフィ]
次にエリーゼ様の前で
変な言葉を使ってみなさい…▼
あなた、このリンゴのようにぐちゃぐちゃになるわよ…▼

支援B

[エルフィ]
あなた…
約束を守っていないみたいね。▼
[ゼロ]
…………▼
[エルフィ]
…頭を差し出して。▼
[ゼロ]
は?▼
[エルフィ]
残念だけど、あなたの頭には
リンゴになってもらう…▼
[ゼロ]
!!
ま、待て。考え直せ。▼
…というか、別にいいだろ。▼
エリーゼ様がいやらしいとか言ったら
何か問題があるのか?▼
[エルフィ]
あるでしょう。
エリーゼ様は暗夜王国の王女よ。▼
それにまだ幼いの。▼
この大事な時期に、あなたみたいな言葉遣いを
仕込まれたら将来が…▼
[ゼロ]
エリーゼ様にはエリーゼ様の人生がある。
それは彼女が選択することだ。▼
前から気になっていたんだが、
どうしてそんなにエリーゼ様にこだわる?▼
お前からは、
主従関係以上のものを感じるんだが…▼
[エルフィ]
わたしとエリーゼ様は幼少期からの親友よ。
今まで幾度となく助け合ってきた。▼
[ゼロ]
親友ねえ…
じゃ、誕生日に贈り物をし合ったりもするのか?▼
[エルフィ]
当然よ。▼
[ゼロ]
ほう。お前はどうやって
贈るものを決めるんだ。▼
[エルフィ]
エリーゼ様に欲しい物を聞いてみるの。▼
[ゼロ]
何でもいいと言われたらどうするんだ。▼
[エルフィ]
そういう時は…
事前に探りを入れておくのよ。▼
エリーゼ様の持ち物を見て、
好きそうな色や素材を頭に入れておいたり、▼
一緒に買い物に行った時に可愛いと
言っていた物を覚えておいたりするの。▼
そうすれば、大抵は外さないわ。▼
[ゼロ]
…なるほどな。▼
[エルフィ]
なるほどって…何が?▼
[ゼロ]
いや、なんでもない。▼
[エルフィ]
話がずいぶん逸れたけど
とにかく約束は守って。▼
[ゼロ]
ああ、近いうちにな。▼

支援A

[エルフィ]
ゼロ、また約束を破ったようね…
もう我慢できない…▼
今日こそあなたの頭を
リンゴにしてあげる…▼
[ゼロ]
お、おい待て。▼
…その件ならもう大丈夫だ。
だからリンゴは無し。▼
[エルフィ]
…どういうこと?▼
[ゼロ]
エリーゼ様の悩みが解決したんだよ。▼
[エルフィ]
悩み?▼
[ゼロ]
ああ。実はエリーゼ様が、レオン様の
誕生日に何を贈るか悩んでいてな…▼
何が欲しいのか
内緒で調べてきてほしいと、▼
レオン様の部下であり
隠密行動の得意な俺に、相談に来てたんだよ。▼
[エルフィ]
じゃあ、エリーゼ様におかしなことを
吹き込んでいたんじゃなくて…▼
[ゼロ]
贈り物の相談に乗ってただけだ。
そのうちに口調が移ってしまっただけのこと。▼
[エルフィ]
そうだったの…▼
[ゼロ]
だが、レオン様の欲しいモノなんて
そうそうわかるもんじゃない。▼
アレコレ探らせてもらったが…
けっこう苦労したよ。▼
だが、この前あんたの言ってた方法が
随分役に立った。礼を言っておく。▼
[エルフィ]
そう…▼
ごめんなさい…
そんなことがあったなんて知らなくて…▼
あなたにもいいところがあるのね…▼
[ゼロ]
まあ、そのせいで、あんたの大事な
エリーゼ様に俺の口調が移っちまったからな。▼
[エルフィ]
あれは大丈夫。
わたしのほうで完璧に矯正しておいたから。▼
[ゼロ]
そうか。
それなら安心だ。▼
[エルフィ]
ゼロ、来て。
頭を差し出して。▼
[ゼロ]
なんでだよ。
リンゴはごめんだぞ。▼
[エルフィ]
違うわ。感謝とお詫びを兼ねて
いい子いい子してあげるの…▼
[ゼロ]
おかしいだろ。
握手とか抱き合うとかならわかるが…▼
[エルフィ]
握手をしたらあなたの手が…
抱き合ったらあなたの体が…▼
リンゴになってしまうかも。
今、わたしは嬉しくて興奮してるから…▼
[ゼロ]
だったらどれも結構だ。▼
そもそも俺はレオン様のために動いただけ。
礼を言われる筋合いはない。▼
[エルフィ]
わかったわ。
でも、それでも言わせて…▼
ありがとう、ゼロ。
あなたのことを見直したわ。▼

支援S

[エルフィ]
ゼロ、なんの用?▼
もしかして、またエリーゼ様が
何か悩んでいらっしゃるとか…?▼
[ゼロ]
いや、今日はエリーゼ様は関係ない。▼
お前にお願いごとがある。▼
[エルフィ]
お願いごと?▼
[ゼロ]
ああ。俺の中にある熱いものを…
受け入れてほしいと思ってな…▼
[エルフィ]
…………▼
それは、リンゴにして欲しいって
いうことでいいの…?▼
[ゼロ]
違う! リンゴにされたら
俺は死んでしまう。▼
[エルフィ]
じゃあ何…?▼
[ゼロ]
これを見ればわかってくれるか?▼
ほら、結婚指輪だ…▼
受け入れてくれ…
俺の熱い想いを…▼
[エルフィ]
え…▼
[ゼロ]
実は前々から空想していた…▼
お前のその、分厚い鎧の下には
いったいどんなものがあるんだろうと…▼
[エルフィ]
鎧の下?▼
…服を着たわたしがいるけど。▼
[ゼロ]
ち、違う。
そういうことが言いたいんじゃない。▼
その服の下には何があるのかと…▼
[エルフィ]
服の下?▼
…………▼
ちょっとあなた、
何いやらしいことを考えてるのよ…!▼
[ゼロ]
はあ!? いやらしいことを
考えているのはお前の方だろう!▼
俺がいいたいのは…心だ。▼
[エルフィ]
心…?▼
[ゼロ]
そうだ。その分厚い鎧の下にある…
…お前の心が知りたい。▼
俺はお前に気があるが、お前はどうなのか。
それを知りたかった。▼
[エルフィ]
え…▼
[ゼロ]
はっきり言おう。
俺はお前と夫婦になりたい。▼
…これでわかるか?▼
[エルフィ]
…………▼
…わかった。
受けるわ。▼
[ゼロ]
ん?
やけにあっさりだな…▼
[エルフィ]
正直、あなたのことは変な人だと思っていたわ。
言葉遣いも理解できないし…でも…▼
でも、エリーゼ様のことで…
優しいところもあるんだって、見直したから…▼
[ゼロ]
ふっ…変な人…か。▼
まあ、そんな風に言えるのも
今のうちだろう。▼
覚悟しておけよ…そのうちお前の
心のナカを俺でいっぱいにして…▼
俺無しでいられなくなるぐらいに、
躾けてやるよ…▼
[エルフィ]
…………▼
よくわからないけど…
あなたがすることなら、何でもいいわ。▼
でも…ほどほどがいいと思うわよ。▼
あなたの色んなトコロを
リンゴにされたくなかったらね…▼
[ゼロ]
ふぅん…なかなか言うじゃねえか。▼
まあ、
握りつぶされない程度に頑張るぜ。▼

ニュクス

支援C

[ニュクス]
ふぅ…
困ったわね…▼
[エルフィ]
ニュクス。
どうしたの?▼
[ニュクス]
あら、エルフィ。▼
瓶のフタが開かないのよ。
呪術に使う素材が入っているのに。▼
[エルフィ]
大丈夫よ。
瓶のフタ程度ならわたしが開けてあげる。▼
[ニュクス]
本当に?
じゃあ、お願いしようかしら…▼
[エルフィ]
…それじゃ。▼
ふんっ!▼
さあ、開いたわよ。▼
[ニュクス]
ありがとう。エルフィ。▼
でも、フタが開いたんじゃなくて…
フタごと瓶の上部を砕いちゃってるわね…▼
[エルフィ]
…その瓶、もう使えないわね。▼
[ニュクス]
ええ…
そうね…▼
[エルフィ]
大丈夫。
わたしが力ずくでくっつけてみせるわ。▼
[ニュクス]
さ、さすがにそれは無理よ。
この瓶、硝子でできてるのよ?▼
[エルフィ]
…いける気がする。▼
[ニュクス]
それは気のせいよ。
エルフィ。▼
[エルフィ]
…だめだったわ。
ごめんなさい、ニュクス。▼
[ニュクス]
ふふ。
気にしないでいいわよ。▼

支援B

[エルフィ]
ニュクス。
わたしにも占いができるかもしれないわ。▼
[ニュクス]
エルフィが占いを?
それは意外ね。▼
[エルフィ]
試しにニュクスを占ってみてもいい?▼
[ニュクス]
ええ。
ぜひ、お願いするわ。▼
エルフィが
どんな占いをするのか気になるし。▼
[エルフィ]
町で占い師が亀の甲羅を
割って占っているところを見たの。▼
[ニュクス]
ああ…
亀裂で吉凶を占う方法ね…▼
[エルフィ]
そう。
それならわたしにもできそうだから。▼
[ニュクス]
そ、そうかしら?▼
[エルフィ]
ここに大きな岩があるわ。▼
[ニュクス]
ええ。
あるわね。▼
[エルフィ]
これを拳で叩くと、
無数の亀裂が走るわ。▼
[ニュクス]
そ、そうね…
エルフィならできそうね…▼
[エルフィ]
ふんっ!▼
[ニュクス]
見事に大岩に亀裂が入ったわね…
今にも砕けそうなほどに…▼
[エルフィ]
この亀裂を見て、
ニュクスの運勢を占うわ。▼
[ニュクス]
…………▼
[エルフィ]
…………▼
…おかしいわね。
何も見えてこないわ。▼
[ニュクス]
…エルフィ。▼
占いというのはね、
ある程度、勉強しないとできないものよ…▼
[エルフィ]
…割るだけじゃないのね。▼
[ニュクス]
ええ。
そういうことよ。▼
[エルフィ]
もっと大岩を拳で叩いて、
占いのことを勉強しなくちゃ…▼
[ニュクス]
大岩を砕くのは一度、忘れて
占いの本でも読んでみましょうか…▼

支援A

[エルフィ]
ふんっ!
ふんっふんっ!▼
[ニュクス]
エルフィ。
今日もすごい訓練をしてるのね。▼
[エルフィ]
ええ。
みんなを守れるように強くなりたいから。▼
[ニュクス]
羨ましいわ。
エルフィのたくましい体つきが。▼
[エルフィ]
ニュクス…▼
[ニュクス]
私がエルフィみたいな訓練をしても
この体では限界があるものね…▼
[エルフィ]
大丈夫よ。
わたしにまかせて。▼
[ニュクス]
まかせる?
何か考えがあるの?▼
[エルフィ]
ニュクスの体が
もう少し大きくなればいいだけよ。▼
[ニュクス]
それは無理よ。
私の体はこれ以上、
成長しないから…▼
[エルフィ]
ここと…ここを持って…▼
[ニュクス]
え、エルフィ?
どうして私の頭と足を持つのかしら?▼
[エルフィ]
ふぬぬぬぬぬぬぬ!▼
[ニュクス]
い、痛い痛い痛い痛い痛い!
な、何をしてるのよ、エルフィ!?▼
[エルフィ]
ニュクスの体を…
力いっぱいに引っ張れば…▼
その分、大きくなるわ。
その理屈ではあってるはず。▼
ふぬぬぬぬぬぬぬぬ!▼
[ニュクス]
い、痛い痛い痛い痛い痛いわよ!
む、無理だから止めて、エルフィ!▼
[エルフィ]
…ダメみたいね。▼
[ニュクス]
や、やる前にわかって欲しかったわ…▼
[エルフィ]
でも、伸ばせば大きくなるわよね?▼
[ニュクス]
人の体はそんなに単純じゃないの…▼
[エルフィ]
ごめんね、ニュクス。
わたしの力が足りないばっかりに…▼
[ニュクス]
い、いえ…
力は充分過ぎるほどにあると思うわ…▼
でも、ありがとう。▼
エルフィなりに…
私のことを気遣ってくれたものね。▼
[エルフィ]
ニュクス。こんなわたしだけど…
これからも仲良しでいてくれる?▼
[ニュクス]
ふふふ。
もちろんよ、エルフィ。▼

ラズワルド

支援C

[エルフィ]
千二百三…▼
千二百四…▼
[ラズワルド]
やあ、エルフィ。
今日も訓練をがんばってるんだね。▼
[エルフィ]
千二百五…
千二百六…▼
[ラズワルド]
あ、あの…エルフィ?▼
[エルフィ]
なにかしら…?▼
[ラズワルド]
だから、その…
今日も訓練をがんばってるね。▼
何か困っていることはない?
言ってくれれば何でもするよ!▼
[エルフィ]
困っていること…▼
…………▼
あなたが訓練の邪魔と
いうことくらいね…▼
[ラズワルド]
そ、そんなぁ~!?▼
[エルフィ]
今日は最初に二千回、腕立て伏せするの。
だから…そっとしておいて…▼
[ラズワルド]
腕立て伏せ二千回!?
それはすごいなぁ…▼
あっ、そうだ。
じゃあ僕が回数を数えてあげるよ。▼
どう?
なかなかいいアイディアでしょ?▼
[エルフィ]
…それも邪魔だから。▼
[ラズワルド]
ううっ。冷たいな…▼
せっかく仲間なんだから、
もうちょっと歩み寄ってくれたって…▼
[エルフィ]
…………▼
じゃあ、手合わせなんかどうかしら…
わたしの相手になってくれる…?▼
[ラズワルド]
手合わせ?
うん、いいよ。▼
[エルフィ]
そうよ…
よく考えてみれば…▼
あなたはあのマークス様の臣下…
相手に不足は無いはずよ…▼
…ふんっ!▼
[ラズワルド]
うわわっ!?
持ってた重しを握り潰した!?▼
ちょ、ちょっとまさかエルフィ…
その腕力を僕に叩き込む気じゃ…!▼
[エルフィ]
ふふ…
久しぶりに本気で手合わせできそう…▼
腕立て伏せできなかった分は…
あなたに責任を取ってもらうわ…▼
[ラズワルド]
え、えええええっと…▼
ぼ、僕ちょっと
用事を思い出しちゃった…!▼
邪魔してごめんね!
それじゃ!▼
[エルフィ]
あ…
逃げた……▼
…………▼
千二百七…
千二百八…▼

支援B

[ラズワルド]
エルフィ。
この間は訓練の邪魔しちゃってごめんね。▼
だから、今日は君の訓練が
終わるのを待ってたんだ。▼
これから二人でお茶でもしない?
訓練のあとのお茶って最高だよ!▼
[エルフィ]
いいえ…せっかくだけど、
まだ訓練が半分残ってるから。▼
[ラズワルド]
えっ? まだ半分!?
あれだけ訓練したのに?▼
[エルフィ]
あれだけじゃ、ぜんぜん足りないわ…▼
エリーゼ様やみんなを守るためには…
もっと訓練しないと。▼
[ラズワルド]
そっか…でもそんなに訓練したら、
お腹すくんじゃない?▼
[エルフィ]
…そうね。
確かにお腹はすいてるかも。▼
[ラズワルド]
やっぱり、そうだよね。
じゃあ休憩してご飯にしようよ!▼
僕に任せて! おいしいお店を
リストアップしておいたんだ。▼
[エルフィ]
おいしいお店…▼
[ラズワルド]
そうだよ! さ、行こうよ!
おいしいものを食べて、おしゃべりしよ?▼
[エルフィ]
…………▼
…やっぱり、訓練するわ。
休憩してたら訓練が終わらないから…▼
だから、向こうに行って。
わたしをおいしいもので誘惑しないで…▼
[ラズワルド]
うーん、決意は固いみたいだね。▼
わかったよ。
じゃあまた出直すから…▼
[エルフィ]
…待って。▼
[ラズワルド]
ん?▼
[エルフィ]
お茶やご飯には付き合えないけれど…
手合わせになら、付き合ってもいいわ…▼
[ラズワルド]
ええっ!?
それって、まさか…▼
[エルフィ]
ええ。この前できなかった続きよ…▼
今日は何も用事は無いはずよね…?
わたしをお茶に誘うつもりだったんだから…▼
[ラズワルド]
う、うん、もちろん…▼
[エルフィ]
そう…
じゃ、よろしく頼むわね…▼
マークス様の臣下と手合わせ…
腕が鳴るわ…▼
うふふふふ…▼
[ラズワルド]
わ、わああ…
笑ってくれて嬉しいんだけど…▼
お手柔らかに頼むね…?▼

支援A

[エルフィ]
ラズワルド…ありがとう。▼
[ラズワルド]
え、何のこと?▼
[エルフィ]
さっきの戦闘では、あなたに助けられたわ。▼
あなたがいなかったら…
わたしはやられてたと思う。▼
[ラズワルド]
ああ、そのことなら気にしないで。
僕たちは仲間なんだから。▼
でも珍しいね。
エルフィが苦戦するなんて。▼
最近、連戦続きで、ちょっと
疲れがたまってたのかもしれないね。▼
この前、手合わせの後すぐに
訓練を切り上げて正解だったよ。▼
[エルフィ]
確かに…
そうかもしれないわ。▼
…ラズワルド。今まで、
邪険に扱ってごめんなさい。▼
[ラズワルド]
え? どうしたの急に?▼
[エルフィ]
あなたが近づいてきた時、わたしは
ただの下心だけの男の人だと思ってた。▼
[ラズワルド]
あ、あはは…▼
[エルフィ]
でもあなたは、
私が無理な訓練をしないように、▼
気遣ってくれてたのね…▼
ありがとう。
何かお礼をしたいわ。▼
[ラズワルド]
じゃあ、おしゃべりしよう。
僕が君を笑顔にしてあげる!▼
[エルフィ]
…そんなことが、あなたの望みなの?▼
[ラズワルド]
そうだよ。
だって僕は女の子が大好きだから。▼
かわいい女の子と一緒に
楽しい時間を過ごす…▼
それが僕の生きがいなんだ!▼
[エルフィ]
…………▼
そう。
変わっているのね…▼
[ラズワルド]
そ、そうかなぁ。
じゃあ君は?▼
[エルフィ]
わたしの生きがい?
それは…みんなを守ること。▼
中でも親友でもあり主君でもある
エリーゼ様を守ること。▼
それがわたしの生きがいよ。▼
[ラズワルド]
そっか…だからあんなに
訓練してたんだね。▼
[エルフィ]
…そろそろ、
おしゃべりは終わりでいい?▼
[ラズワルド]
えっ? 早すぎない?
もっとおしゃべりしようよ…▼
それとも、これから訓練の予定なの?▼
[エルフィ]
ええ。でも安心して。
無理はしないようにするから…▼
[ラズワルド]
そっか。なら安心だね。▼
終わったら声をかけてよ。▼
今度こそ一緒にご飯でも行って、
さっきのおしゃべりの続きをしよう?▼
[エルフィ]
ふふふ…考えておくわ。▼

支援S

[ラズワルド]
エルフィ!▼
[エルフィ]
ラズワルド…▼
[ラズワルド]
この間は一緒に話せて
楽しかったよ。ありがとう。▼
[エルフィ]
そう…
それならよかったわ。▼
[ラズワルド]
でね、そのお礼じゃないけど…
これを君に渡したいんだ。▼
[エルフィ]
これは…花?▼
[ラズワルド]
えへへ…そうだよ。
でも、ただの花じゃないんだー。▼
これの花言葉はね、
「あなたを永遠に愛します」…▼
[エルフィ]
え…▼
[ラズワルド]
エルフィ…
僕と結婚してくれないかな。▼
[エルフィ]
ラ、ラズワルド…!?▼
[ラズワルド]
君みたいな女の子は初めてで、
最初はびっくりの連続だった…▼
でも気がついたら、
頑張り屋で、一生懸命で優しい君が…▼
大好きになってたんだよ。▼
[エルフィ]
…………▼
[ラズワルド]
僕たちはこれから、
どうなるかわからない。▼
でも、どんな未来が待っていようと…
僕は君を愛し続けたいんだ。▼
受けてくれないかな? エルフィ…▼
[エルフィ]
…………▼
…わかったわ。
わたし、あなたと結婚する…▼
[ラズワルド]
!!
ほんとにいいの?▼
[エルフィ]
ええ。▼
最初は正直、あなたのことが苦手だったわ。
でも今は…▼
あなたが優しくて、素敵な人だって…
わかってるから。▼
わたしも…あなたが好きよ…▼
[ラズワルド]
エルフィ…!
ありがとう…! ▼
[エルフィ]
でも、一つ心配があるわ…▼
[ラズワルド]
心配?▼
[エルフィ]
あなたは女の子が大好きよね…▼
かわいい女の子と
"楽しい時間を過ごすことが生きがいの人…"▼
[ラズワルド]
う、うん…▼
[エルフィ]
別に女の子とおしゃべりするのはいい…
わたしもエリーゼ様との時間は大事にするから。▼
でも、浮気は許さない…
もしも、浮気したら…▼
…ふんっ!▼
[ラズワルド]
!? ま、また…
持ってた重りを握り潰した…!?▼
わ、わかったよ。それだけは大丈夫だから…
そうやって脅すのはやめて?▼
そんな風にされたら…
僕、壊れちゃうから…ね?▼
[エルフィ]
ええ。
壊されないように…頑張って。▼

ブノワ

支援C

[エルフィ]
よいしょ、よいしょ…▼
[ブノワ]
エルフィ…
お前、何をしているんだ?▼
[エルフィ]
…見てわからないの?
岩を持ち上げているのよ。▼
[ブノワ]
噂に違わぬ怪力だな…
しかし、なぜそんなことを?▼
[エルフィ]
鍛えてるの…▼
仲間を守るためには…
もっと強くならないといけないから…▼
[ブノワ]
見上げた根性だ…▼
しかし…
そろそろ限界なのでは?▼
[エルフィ]
い、いいえ…まだまだこれからよ…▼
[ブノワ]
いや…
さすがに危ないと思うが…▼
手を貸そう…
岩を下に置くぞ…▼
[エルフィ]
くっ…
はぁ…はぁ…▼
[ブノワ]
やはり限界だったようだな…▼
鍛錬もけっこうなことだが…
あんまり無茶なことはするな…▼
[エルフィ]
そんなわけにはいかないわ。
無茶をしなければ強くなれないもの。▼
あなたも、わたしと同じ仲間を守る盾として…
そんなことはわかっているでしょう?▼
[ブノワ]
…………▼
[エルフィ]
手を貸してくれてありがとう…
じゃあ、また戦場で。▼
[ブノワ]
ああ…▼

支援B

[ブノワ]
…………▼
[エルフィ]
ブノワ。
どうしたの?▼
[ブノワ]
エルフィ…
お前は戦場に出るべきではない…▼
[エルフィ]
…なぜ、そんなことを言うの?▼
[ブノワ]
お前は…
自分の命を失うことを恐れていない…▼
[エルフィ]
それの何が問題なのかわからない。▼
仲間の盾となれるのなら…
そしてエリーゼ様をお守りできるのなら…▼
わたしの命など、喜んで差し出すわ。▼
[ブノワ]
…本当にそれでいいのか?▼
[エルフィ]
いいも何もない。
それがわたしの戦場での役割だから。▼
[ブノワ]
役割…▼
[エルフィ]
でも、勘違いしないで…▼
誰に命じられたのでもない…
わたしが望んだ役割だから。▼
わたしにとっては、主君や仲間の
身の安全が第一なの。▼
ブノワにだって理解できるはずよ。▼
[ブノワ]
…………▼
仲間のためならば…
俺だってこの命は惜しくない…▼
[エルフィ]
ええ、そうでしょう?▼
[ブノワ]
しかし…▼
[エルフィ]
自分はいいけれど、わたしには、
戦場で命を張るな、ということ?▼
[ブノワ]
…………▼
[エルフィ]
ありがとう…
ブノワって優しいのね。▼
[ブノワ]
お、俺は…▼
[エルフィ]
それからね…
あなた、わたしと似ているわ…▼
自分の身のことは後回しにしてでも、
他人の身を案じている…▼
でも、心配しないで。▼
わたしだって…
無駄に命を擦れようとは思っていないから。▼
[ブノワ]
…わかった。▼

支援A

[ブノワ]
エルフィ…▼
[エルフィ]
ブノワ?▼
[ブノワ]
これを受け取ってくれ。▼
気休め程度にしか…
ならないとは思うが…▼
[エルフィ]
これは…お守りね。
ブノワが作ってくれたの?▼
[ブノワ]
ああ…▼
[エルフィ]
ありがとう…
ブノワはやっぱり…優しいのね。▼
[ブノワ]
俺たちは…▼
[エルフィ]
え?▼
[ブノワ]
俺たちはそれぞれ…
自分の命をかけて仲間を守っている…▼
[エルフィ]
ええ。
そうね。▼
[ブノワ]
だから…
俺はお前に…▼
仲間のために…
命を張るなとは言えない…▼
[エルフィ]
…………▼
[ブノワ]
だが…
どうか死なないでくれ…▼
俺はお前に死なれると…
悲しいからな…▼
[エルフィ]
…わかったわ。▼
でも…ブノワもね。▼
わたしもブノワに死なれたら…
とても悲しいから。▼
[ブノワ]
ああ…▼
[エルフィ]
そうだ。
これから一緒に訓練をしない?▼
今より少しでも強くなれれば…▼
みんなを守りつつも、
自分たちが生き延びられる確率も上がるから。▼
[ブノワ]
ふっ…
いいだろう…▼
だが、無茶はなしだ…▼
訓練で怪我を負ってしまっては…
話にならないからな…▼
[エルフィ]
ふふふ。
そうね。わかったわ。▼

支援S

[ブノワ]
エルフィ…▼
[エルフィ]
あら、ブノワ。
また訓練のお誘い…?▼
[ブノワ]
いや…
今日は訓練をしにきたのではない…▼
[エルフィ]
そう…
なら他に何か用事でも?▼
[ブノワ]
俺は…
お前を好きになってしまった…▼
[エルフィ]
え…!?▼
[ブノワ]
俺と…
結婚をしてくれないだろうか?▼
[エルフィ]
…………▼
[ブノワ]
…エルフィ?▼
[エルフィ]
…………▼
[ブノワ]
エルフィ…
持っていた斧が折れているぞ…▼
[エルフィ]
!ご、ごめんなさい…
緊張して…力が入っちゃった…▼
[ブノワ]
す、すさまじい握力だな…▼
[エルフィ]
そ、それで…
今の話だけど…▼
本当にわたしでいいの?▼
[ブノワ]
ああ…
俺は本気だ…▼
こうして指輪を用意した…
どうか受け取って欲しい…▼
[エルフィ]
わ、わたしも…
ブノワのことを素敵だと思っていたわ…▼
同じ、仲間を守る盾としての使命感や
あなたの優しい心に惹かれていたの…▼
だから…すごく嬉しい…▼
[ブノワ]
エルフィ…▼
では、この指輪を…▼
[エルフィ]
ええ。
はめてもいい?▼
…あれ?
でも、指輪が少し小さいかもしれない…▼
[ブノワ]
…本当か?▼
すまない…
再度、大きさを合わせたものを用意しよう…▼
[エルフィ]
大丈夫よ。
こうして力いっぱいねじ込めば…▼
ふぬぬぬぬ……!▼
[ブノワ]
よ、よしておけ…
指が折れ曲がってしまうぞ…▼
[エルフィ]
でも…
せっかくブノワが用意してくれたのに…▼
[ブノワ]
俺が用意した指輪のせいで…
エルフィに怪我をさせたくない…▼
[エルフィ]
ブノワ…
本当にあなたは優しいのね人ね…▼
ねえ、一つ、お願いがあるの。
あなたにしか、頼めないこと…▼
[ブノワ]
…なんだ?▼
[エルフィ]
思いっきり抱きしめてもいい?▼
[ブノワ]
あ、ああ…
少し恥ずかしいが…▼
[エルフィ]
ありがとう。▼
じゃあ…
ぎゅうううううう!▼
[ブノワ]
ぐ、ぐはっ!?
なんという力だ…▼
だ、だがこれも…
幸せ…だ…!▼
[エルフィ]
ああ…わたし、こんな風に
好きな人を抱き締めてみたかったの…▼
でも…普通の人ではきっと壊れてしまうから…
こんなことできるのは、あなたにだけ…▼
ずっと一緒にいましょうね…
ブノワ。▼
[ブノワ]
あ、ああ…
よろしく頼む…▼

レオン

支援C

[レオン]
ふむ…
ここからどうしたものか…▼
[エルフィ]
レオン様…
何を悩まれているのですか?▼
[レオン]
エルフィか。▼
今、兵法を研究中でね。▼
この敵の布陣を突破するには
どうすればいいのかを考えていたんだ。▼
[エルフィ]
そうでしたか…▼
[レオン]
ちょうどいい。
お前の考えを聞かせてくれないか?▼
[エルフィ]
わかりました…▼
まず、敵の前衛に
真っ向からわたしが突っ込みます。▼
[レオン]
!?▼
[エルフィ]
そうすれば敵は大わらわ…▼
その隙にみんなが敵本陣を
狙うというのはどうでしょうか?▼
[レオン]
…ずいぶんと強引な作戦だな。▼
そんなものは兵法でも何でもない。
お前も確実に死ぬことになるぞ。▼
[エルフィ]
でも…
わたしにはそれしか思い浮かびません…▼
[レオン]
そうか…▼
エルフィは頭よりも、
力を使う方が向いているのかもな…▼
[エルフィ]
わたしもそう思います…▼

支援B

[レオン]
エルフィ。
お前の戦い方は実に勇猛果敢だ。▼
眼前の敵を殲滅し、
自ら進んで仲間の盾となる。▼
本当に頼りになる兵士だと思っているよ。▼
だが、見ていて不安にもなる。▼
[エルフィ]
不安…?▼
[レオン]
そうだ。
お前は自分の命が惜しくないのか?▼
[エルフィ]
惜しくはありません…
仲間の命を守れるのなら…▼
[レオン]
やはりそうか。▼
[エルフィ]
…いけないことでしょうか?▼
[レオン]
いや。
仲間を思う心を否定する気はないよ。▼
[エルフィ]
………▼
[レオン]
だから、
僕がしっかりしなくてはね。▼
[エルフィ]
…レオン様が?▼
[レオン]
ああ。そうだ。
僕はエルフィを無駄死にさせたくないからね。▼
エルフィの意思を尊重した上で、
戦場の適所に配置することにする。▼
[エルフィ]
思いをくんでいただけるのでしたら…
わたしの方から言うことは何もありません。▼
ありがとうございます、レオン様…▼
[レオン]
ああ。▼

支援A

[レオン]
くっ…
この作戦では確実に兵を失ってしまう…▼
何か…
何か突破口があるはずだ…▼
[エルフィ]
レオン様…▼
[レオン]
エルフィ。
僕に何か用か?▼
[エルフィ]
…兵法を研究されていたのですか?▼
[レオン]
ああ、そうだ。▼
だが、なかなかいい案が浮かばなくてね。
どうしても、兵に犠牲が出てしまうんだ。▼
[エルフィ]
…………▼
レオン様…
わたしたちは兵士です…▼
[レオン]
エルフィ?▼
[エルフィ]
兵士であるならば…
戦場で死ぬのは普通のこと…▼
[レオン]
…………▼
[エルフィ]
誰も死ななかった戦場など、
今まで経験したことはありません…▼
兵士は主を信じて戦います。
その結果、未来への礎となるのなら…▼
たとえ自分が死んだとしても
後悔はしないと思います。▼
[レオン]
…礼を言うよ、エルフィ。▼
[エルフィ]
いえ…
差し出がましい真似でした。▼
[レオン]
さて、僕は兵法の研究に戻る。
いくらでも頭を悩ませよう。▼
お前みたいな素晴らしい兵士は
絶対に死なせたくはないからね。▼
[エルフィ]
レオン様…▼

支援S

[レオン]
エルフィ。▼
[エルフィ]
はい。
レオン様。▼
[レオン]
お、お前は…
誰か好きな人とかはいるのか?▼
[エルフィ]
!?▼
[レオン]
なっ!?
手に持った槍を握りつぶした!?▼
[エルフィ]
申し訳ありません…
急に変なことを聞かれたので…▼
[レオン]
い、いや…
こちらこそ驚かせてすまなかった。▼
それで…どうなんだ?
いるのか?▼
[エルフィ]
わたしは兵士です…
仲間の盾となるのがわたしの仕事…▼
[レオン]
ああ。そうだな。▼
[エルフィ]
ですが…▼
わたしだって…
女の子です…▼
好きな人くらい…
当然、います…▼
[レオン]
…そうか。
やはりそうだよな。▼
それで…その人は誰だ?▼
[エルフィ]
どうして…
そのようなことをお聞きに?▼
[レオン]
…………▼
すまない。
今の質問は忘れてくれ。▼
[エルフィ]
レオン様?▼
[レオン]
少し男らしくなかったな。▼
今更、何を聞いても…
僕の気持ちは変わらないというのに…▼
[エルフィ]
……?▼
[レオン]
はっきりと言う。
僕はエルフィを愛している。▼
[エルフィ]
え…!?▼
[レオン]
お前の仲間を想う優しさに…
僕の心は虜にされてしまった。▼
だからどうか…
僕と結婚して欲しい。▼
[エルフィ]
…………▼
わたしもレオン様のことを愛しています…▼
[レオン]
エルフィ…▼
[エルフィ]
でも、本当にいいのですか?
わたしなんかで…▼
[レオン]
あまり自分を卑下しないで欲しい。
お前を愛している僕の心まで傷つくから。▼
[エルフィ]
レオン様…▼
[レオン]
僕はお前を愛している。
結婚してくれるね?▼
[エルフィ]
はい…
喜んで…▼

フランネル

支援C

[エルフィ]
ふん…▼
ふん…▼
[フランネル]
エ、エルフィ!?▼
すげえな、お前!
大木を振り回してるのか!?▼
[エルフィ]
ええ…
まあ、軽い訓練よ…▼
[フランネル]
ほ、ほんとにすげえよ…!
何食ったら、そんなに力がつくんだよ?▼
[エルフィ]
…お肉かしら。▼
[フランネル]
肉かー。▼
俺も肉は好きでよく食うけど、
そこまでの力はつかねえけどなー。▼
[エルフィ]
やってみないとわからないわ…
持ってみる?▼
[フランネル]
いやいや、
さすがの俺も無理だって!▼
変身してない姿じゃ
そんな大木は持てねえ…って、▼
おいおいおい!
無理やり持たせようとすんなよ!▼
[エルフィ]
はい…
頑張って…▼
[フランネル]
うおおおお!? 重い!
死んじまうよ、エルフィ!▼
た、助けてくれ!
早くどかしてくれよ!▼
[エルフィ]
仕方ないわね…
はい。▼
[フランネル]
はぁ…死ぬかと思ったぜ…▼
[エルフィ]
訓練が足りないわね…フランネル。
もっと頑張らないと…▼
[フランネル]
いや、エルフィと同じことしてたら
命がいくつあっても足りねえぜ。▼

支援B

[フランネル]
よう、エルフィ!
今日も訓練してるんだな!▼
[エルフィ]
フランネル…
どこかへ出かけるの?▼
[フランネル]
ああ。
狩りにでも行こうかと思ってな。▼
[エルフィ]
狩り…▼
わたしも一緒に行っていいかしら?▼
[フランネル]
ああ、いいぜ。▼
[エルフィ]
ありがとう…▼
獲物を狩る…
それも一つの訓練よね…▼
それに狩りをすれば…
お肉がいっぱい食べられるわ…▼
[フランネル]
ははは!
肉が目当てか!▼
[エルフィ]
行きましょう…
お肉を狩りに…▼
(暗転)
[フランネル]
どわあああ!?▼
エルフィ、やめろって!▼
[エルフィ]
どうして?▼
この木の根元の穴に…
うさぎが隠れてるのよ?▼
だから…
この木を根こそぎ抜いてしまえば…▼
[フランネル]
うさぎ一匹のために、
木ごと抜くやつなんていねーよ!▼
[エルフィ]
…そうなの?▼
[フランネル]
当たり前だろ!▼
別にそんなことをしなくても、
うさぎくらい簡単に捕まえられるっつーの!▼
[エルフィ]
わかったわ…
掘ればいいのね?▼
[フランネル]
掘るって…
このうさぎの穴をか?▼
[エルフィ]
力の限り、深く深く掘れば…
いつかはうさぎに辿り着くはず…▼
[フランネル]
まぁ…
理屈は間違っちゃいねえけどよ…▼
穴から出てくるのを待つとか、
エサで誘き出すとかの方が楽だろ?▼
[エルフィ]
なるほど…
フランネルは博識なのね…▼
[フランネル]
いやいや…
そうでもねえよ…▼
エルフィの解決方法が
力ずく過ぎるんだと思うぜ…▼

支援A

[エルフィ]
ふん…
ふん…▼
[フランネル]
今日は大木をふたつ
持ち上げてるのかよ…▼
[エルフィ]
フランネル…▼
[フランネル]
相変わらず、
とんでもねえ訓練をしてるんだな。▼
[エルフィ]
まだまだ足りない…
もっと力をつけないと…▼
[フランネル]
仲間を守るためか?▼
[エルフィ]
みんなには…
死んで欲しくないから…▼
わたしがもっと…
強くならないと…▼
[フランネル]
すげえな。
仲間のためにそこまでできるなんてよ。▼
[エルフィ]
…褒めてくれたの?▼
[フランネル]
ち、ちげえし!
なんとなく言ってみただけだし!▼
[エルフィ]
そう…▼
[フランネル]
あー、その、何だ…
エルフィ、腹減ってねえか?▼
[エルフィ]
ぺこぺこよ…
お腹と背中がくっつきそう…▼
[フランネル]
ならよ…ほら、これ…
干し肉が余ってたからよ…▼
腹減ってるなら…
別に食ってもいいぜ?▼
[エルフィ]
…………▼
[フランネル]
な、なんだよ?▼
[エルフィ]
ありがとう…
フランネル…▼
わたしを…
気遣ってくれているのね…▼
[フランネル]
だ、だからそんなんじゃねえし!
全部、たまたまだっつーの!▼
[エルフィ]
ふふふ。▼
偶然でもいいわ…
お礼を言わせてね…▼
ありがとう…
フランネル…▼
[フランネル]
き、気にすんなって!▼
こ、こんな肉でよければ…
いくらでも持ってきてやるからな!▼
[エルフィ]
本当に?
じゃあ、もっと欲しいかも…▼
あと、牛一頭分くらい…▼
[フランネル]
ど、どんだけ食う気だよ…
すげえな、エルフィは…▼

支援S

[フランネル]
エルフィ。
ちょっといいか?▼
[エルフィ]
フランネル…
どうしたの?▼
[フランネル]
俺は…
お前が強いのは知ってる。▼
本気で力比べしたら…
変身後の俺でも勝てるかわからねえ。▼
[エルフィ]
そう…▼
[フランネル]
だけどよ…
その…あれだ…▼
いくらお前が強いって言っても…▼
ずっと一人で生きていくのは
厳しいと思わないか?▼
[エルフィ]
大丈夫…ずっと一人で
生きていくつもりはないわ。▼
わたしの力は、
誰かを守るための力だから…▼
[フランネル]
そ、そうだよな!▼
でも、俺が言いたいのは
そういうことじゃなくてさぁ…!▼
[エルフィ]
え…?
じゃあ、何が言いたいの?▼
[フランネル]
つ、つまりだ!▼
その…お、俺と…
け…、▼
…結婚をする気はねえか!?▼
[エルフィ]
!!▼
フランネルとわたしが…
結婚…?▼
[フランネル]
俺は惚れちまったんだよ!
エルフィに!▼
だからよ…
結婚してえなって思ってさ…▼
け、けど別に
無理にとは言わねーし!?▼
嫌なら…
断ってくれてかまわねーぜ…▼
[エルフィ]
ううん…嫌ではないわ…▼
わたしも…
フランネルに好意を持っていたから…▼
[フランネル]
ほ、本当か!?▼
じゃ、じゃあ…
改めて言うぜ…▼
…エルフィ。
俺と結婚してくれ。▼
[エルフィ]
…はい。喜んで…▼
[フランネル]
うおおおおん!
やったぜーーー!▼
[エルフィ]
フランネル…
わたしの大切な人…▼
一生、あなたを守っていくと誓うわ。▼
[フランネル]
ま、待て待て!
エルフィが俺を守ってくれるのか?▼
[エルフィ]
そうよ…
何かおかしいかしら?▼
[フランネル]
いや…
なんか逆じゃね?▼
俺がエルフィを守るって
言わなきゃいけないような気が…▼
[エルフィ]
でも、わたしの方が力は強いし…▼
[フランネル]
そ、それはそうかもしれねえけど!
俺だってお前を守りてえよ!▼
[エルフィ]
じゃあ、お互いに…
守り守られるということね…▼
[フランネル]
ま、まぁ…
それならそれでいっか。▼
[エルフィ]
末永く、よろしくね…
フランネル…▼
[フランネル]
ああ。
よろしくな。▼

マークス

支援C

[マークス]
エルフィ。▼
[エルフィ]
マークス様…
何かご用でしょうか?▼
[マークス]
いや、たいした用はない。▼
ただ、仲間たちと会話する機会を
少しでも持とうと思ってな。▼
日ごろの悩みや不満があれば
ぜひ打ち明けてもらいたい。▼
[エルフィ]
悩み…ですか…▼
[マークス]
エリーゼとの主従関係はどうだ?
うまくいっているか?▼
[エルフィ]
もちろんです。▼
エリーゼ様のことを考え…
エリーゼ様のために悩み…▼
エリーゼ様のためにたくさん食べ…
エリーゼ様のために特訓を重ねる…▼
エリーゼ様をお守りする体勢は
いつも通り、完璧です。▼
[マークス]
そうか。
それはよかった。▼
では、不満などないわけだな?▼
[エルフィ]
不満…▼
ないと言えば嘘になります。▼
[マークス]
ほう…
聞かせてもらおう。▼
[エルフィ]
エリーゼ様に対する不満はありません。
ただ…▼
私の不満は訓練の質です。▼
もっといい訓練をしたいのですが、
それがままならないのです…▼
色々と試しましたが、劇的に効果が
上がるものを見つけるのは難しく…▼
このままでは、現状維持が精一杯。
わたしはもっと強くなりたいのです。▼
[マークス]
なるほど…
わかった。▼
では、君の相棒であるハロルドに
私の方から相談してみよう。▼
エリーゼの臣下という同じ立場ならば、
最適な案を出してくれるだろうからな。▼
[エルフィ]
ありがとうございます。▼

支援B

[マークス]
エルフィ。
ハロルドはどうだった?▼
[エルフィ]
マークス様…
お気遣いありがとうございました。▼
マークス様から指示があったということで、
先日ハロルドがやってきました。▼
それで模擬戦に付き合ってくれたのですが…▼
[マークス]
うむ。▼
[エルフィ]
まったく役に立ちませんでした…▼
[マークス]
なんだと?▼
[エルフィ]
模擬戦を開始して間もなく、
彼のほうが勝手に自滅したのです…▼
[マークス]
どういうことだ。▼
[エルフィ]
まず、武器を構えたところに、
背後から荷馬車が走ってきて彼を轢きました。▼
倒れたところに蛇がいて、
噛まれる寸前に飛び退くと、▼
今度は木にぶつかって
蜂の巣を揺らしてしまい…▼
蜂の大群から逃げていると、
今度は頭から飛竜の糞を浴び…▼
最後にはとうとう雷が彼を直撃しました。▼
わたしは何もしていないのに、
彼は動かなくなってしまったのです…▼
[マークス]
な、なるほど…
いつもの不運が一気に襲いかかってきたのか。▼
あいつも大変だな…▼
[エルフィ]
ええ…▼
マークス様…
もっといい訓練方法はないでしょうか。▼
[マークス]
ふむ…▼
[エルフィ]
敵はどんどん強くなっていきます。▼
エリーゼ様をお守りするため、
わたしはもっと強くなりたいのです。▼
…できれば、規格外のものが希望です。▼
[マークス]
規格外の訓練か…▼
よし、考えてみよう。▼
[エルフィ]
お忙しいところ、すみません…
ありがとうございます。▼

支援A

[マークス]
エルフィ。
お前の訓練方法だが、こういうのはどうだ。▼
私が模擬戦で相手をするのだ。▼
[エルフィ]
!? そんな…
確かに規格外ではありますが…▼
[マークス]
では、武器を構えろ。▼
…いくぞ!▼
[エルフィ]
えっ!?▼
[エルフィ]
くっ…
そんな…いきなり…!?▼
[マークス]
いきなりもなにもない!
行くぞ! はっ!▼
[エルフィ]
っ!?▼
[マークス]
どうした、エルフィ!
お前の力はこんなものなのか?▼
なんのために訓練をしている?
闘志を燃やして本気を出せ!▼
[エルフィ]
ま、マークス様…!▼
[エルフィ]
はぁ…はぁ…▼
[マークス]
エルフィ。失望したぞ。
なぜ手を抜いた?▼
[エルフィ]
すみません…お言葉ですが、
気が乗りませんでした。▼
私の力の源はエリーゼ様…▼
エリーゼ様を守るという大義があるからこそ、
いつも以上の力が出せるのです…▼
[マークス]
それとこれとどういう関係が…▼
[エルフィ]
…想像できないのです。▼
エリーゼ様を守るために、
マークス様と剣をぶつけ合う状況が。▼
マークス様からエリーゼ様を守る状況など、
存在するはずがない…▼
いえ、あってはならないことだと
思っておりますので…▼
[マークス]
だが、模擬戦とはそういうものだ。
私が乱心したと仮定してみればいい。▼
[エルフィ]
マークス様が乱心?
そんなこと…想像もつきません。▼
[マークス]
それでも、想像するんだ。▼
乱心した私がエリーゼを殺そうとしているぞ。
さあ、黙って見ているつもりか?▼
[エルフィ]
…………▼
うっ…▼
[マークス]
!?▼
[エルフィ]
ううっ…
そんな状況、とても想像できません…▼
[マークス]
おい、わかった。
泣くな。▼
お前は本当にまっすぐで純粋なのだな。▼
よし、訓練は終わりだ。
食事にしよう。▼
城で好きなだけ食べるといい。▼
[エルフィ]
好きなだけ?
本当にいいんですか…▼
[マークス]
そうか。
お前はかなりの量を食べるのだったな。▼
ならば、城の食料の在庫と
お前との戦いだ。▼
[エルフィ]
えっ?▼
[マークス]
どっちが先に白旗を揚げるか、
規格外の戦いを見せてもらおう。▼
[エルフィ]
はい…マークス様。
わたし…頑張ります。▼

支援S

[マークス]
エルフィ。よく来てくれた。
こんな僻地に呼んですまないな。▼
[エルフィ]
いえ。それよりも、
先日はありがとうございました…▼
たくさん食べさせていただき、
全て血となり肉となりました。▼
[マークス]
うむ。▼
城の食材の在庫対エルフィ…
まさか引き分けになるとはな。▼
驚いたぞ。▼
[エルフィ]
この血と肉は皆さんを
お守りするために用います。▼
これからもわたしは
時間が許す限り訓練を積んで…▼
[マークス]
その件だが…
お前にぴったりの訓練を思いついたのだ。▼
[エルフィ]
…なんでしょうか?▼
[マークス]
これだ。▼
[エルフィ]
これは…
かなり巨大な岩石が山のようにありますが…▼
[マークス]
わたしはこの岩で別荘を作ろうと思う。
それをお前にも手伝ってもらいたくてな。▼
[エルフィ]
えっ?▼
[マークス]
別荘の構想は細部までできている。▼
あとはこの岩を
運び、削り、設置して城にしていく。▼
その作業をお前にやってもらいたい。▼
どうだ。
これなら規格外だろう。▼
[エルフィ]
確かに…▼
[マークス]
そして、別荘が完成した暁には…
私たち2人で住もう。▼
[エルフィ]
わたしたちが…住む?▼
[マークス]
ああ、夫婦としてな。▼
[エルフィ]
…え?▼
[マークス]
お前さえよければ
これを受け取ってもらいたい。▼
結婚指輪だ。
わたしと夫婦になってくれ。▼
[エルフィ]
そんな…▼
[マークス]
嫌か?▼
[エルフィ]
いえ、マークス様は
暗夜一の男性だと思っています。▼
ですから喜んでお受けしたいのですが…▼
[マークス]
なぜそんな不安そうな顔をする。▼
[エルフィ]
わたしとエリーゼ様の関係に
支障が出ないかと…▼
[マークス]
ああ、それなら心配は要らない。▼
私が作った城の設計図には、
ちゃんとエリーゼの部屋も描かれている。▼
[エルフィ]
マークス様…▼
その指輪…
喜んでいただきたいと思います。▼
[マークス]
こちらこそありがとう。▼
[エルフィ]
では、さっそく始めましょう。
何から取りかかればいいですか?▼
[マークス]
そうだな。
まずはそこの巨大な岩を運ぶんだ。▼
[エルフィ]
わかりました。
結婚のこともうれしいですが…▼
この作業も今までにない
訓練になりそうで楽しみです。▼
マークス様…
本当にありがとうございます。▼

モズメ

支援C

[エルフィ]
ええと…ここが最後ね。
夜の見回りはお腹がすくから大変だわ…▼
…ん? あれは…モズメ?▼
[モズメ]
…あ、エルフィさん。
こんな夜遅くにどうしたん?▼
[エルフィ]
夜の見回り中なの。
モズメは…果物を干しているの?▼
[モズメ]
うん。果物ってな、干したものは
うまみや栄養がぎゅっと詰まって美味しいんよ。▼
[エルフィ]
そうなの…▼
[モズメ]
それにええ保存食になるから、
売ったら結構な稼ぎにもなるんよ。▼
明日も時間があったら、町に売りに行く予定なんやで。▼
[エルフィ]
そう…モズメはしっかりしてるのね…
自分で作ったものを売るなんて。▼
[モズメ]
せ、せやろか…村での習慣が
抜けてないだけなんやけどな。▼
けど、こうして少しずつ稼ぐのも楽しいんよ。▼
[エルフィ]
そうなのね…でも、もう夜も遅いわ。
そろそろ寝た方が…▼
きゅるぅぅぅ。▼
[モズメ]
え? 今の音なんなん!?▼
[エルフィ]
…ごめんなさい。
今のはわたしのお腹の音よ…▼
[モズメ]
エルフィさん、お腹すいてんの?▼
[エルフィ]
ええ…夜もたくさん食べたんだけど…▼
[モズメ]
それやったら、これ食べる?▼
[エルフィ]
干そうとしてた果物? …いいの?▼
[モズメ]
ええで。いっぱいあるし、
干す前やからそのままガブッと食べれるで。▼
[エルフィ]
そう? ふふ、ありがとう…▼
それなら遠慮なくいただくわ。▼
もぐ……ふふっ、美味しい…▼
[モズメ]
…!
エルフィさんが満面の笑みで食べとる!▼
な、なんや天使みたいにキラキラしとるし…
めっちゃ可愛いんやけど!▼
[エルフィ]
もぐもぐ…むしゃ…
うふふ…とっても美味しいわ…▼
[モズメ]
そんなに嬉しそうに食べるなんて反則や。
めっちゃお腹すいとったんやね…▼
うーん。なんや餌付けしたみたいな
気分になってしもたなぁ。▼

支援B

[エルフィ]
モズメ…
今日も果物を干してるの…?▼
[モズメ]
あ、エルフィさん。
今日も夜の見回りお疲れさんやね。▼
[エルフィ]
いいえ…大丈夫よ。▼
こうしてモズメの所に寄って
お話しする楽しみも増えたし…▼
[モズメ]
あはは。そんなん言うて、
この果物が一番のお楽しみなんやないの?▼
[エルフィ]
そんなことないわ。
モズメと話すのも楽しいもの…▼
[モズメ]
そっか。
それやったらあたいも嬉しいわ。▼
あ、今日は果物干してないんよ。
その代わり、こうしてしぼって…▼
[エルフィ]
果物をしぼるの…?▼
[モズメ]
せや。水分の多い果物から、
果汁をしぼって飲み物にするんよ。▼
こうして果物を袋に入れてねじっていくと
不純物もこしながらしぼれるんやけど…▼
[エルフィ]
へえ…でも、大変そうね。▼
[モズメ]
そうなんよ。村ではみんなでやってたから
気にしてなかったけど、結構力が必要で…▼
むむむー!▼
[エルフィ]
あ、それならわたしに任せて。▼
ぎゅっ。▼
[モズメ]
! うわあ、一気にしぼれたわ!▼
エルフィさんは力持ちやね!▼
[エルフィ]
うふふ…これくらいなら簡単なことよ。
他にもあるなら手伝うけど…▼
[モズメ]
え? ほんまに!?
それなら手伝ってもらってええかな?▼
[エルフィ]
もちろんよ…▼
いつも果物をもらっているし、
そのお返しができて嬉しいわ…▼
[モズメ]
えへへ…そんなら、エルフィさん!
二人でじゃんじゃんしぼっていこうな!▼
[エルフィ]
ええ。わかったわ。▼

支援A

[モズメ]
エルフィさん。この間は一緒に
果物しぼってくれてありがとうな。▼
[エルフィ]
ううん、いいのよ…
わたしも、いい訓練になったから。▼
それより…あの時作った飲み物は
軍内でも評判みたいね。▼
[モズメ]
そうなんよ! エルフィさんの
手伝いのおかげでたくさん作れたから、▼
軍内で配ってみたら大当たり!
みんなたくさん飲んでくれたんよ。▼
[エルフィ]
ふふっ、良かったわ…▼
[モズメ]
それにな。町にも売りに行ったら
めっちゃ良い値で売れたんやで!▼
あんなにいい味が出たんは、エルフィさんの
力加減が良かったからかもしれんなぁ。▼
[エルフィ]
そんなに喜んでもらえたなら
わたしも嬉しい…▼
[モズメ]
あたいもとっても嬉しかった!
ほんま、エルフィさんのおかげやね。▼
[エルフィ]
わたしは果物をしぼっただけだし、
一番がんばったのは…モズメだと思うわ。▼
[モズメ]
いやいや、そんな…!▼
…あ! それじゃあお礼に
また今度、果物を分けたげるわ。▼
生のも、干したのも、しぼったのも…
いーっぱいあるで!▼
[エルフィ]
でも…そんなにもらったら悪いわ。
それならわたしも、もっとお手伝いしたい…▼
町に行くときは荷物が多いわよね…?
良かったらわたし…荷物持ちをするわ。▼
[モズメ]
え? そんならあたいは…って、
なんやお返し合戦みたいになっとるね。▼
どうせやったら二人で協力して
稼ぐっていうのはどうや?▼
[エルフィ]
稼ぐ…?▼
[モズメ]
あたいは果物の仕入れと販売を担当して、
エルフィさんは製造と運搬を担当するんや。▼
うんうん。我ながら良い案やで。
二人の特技が見事に活かされとる…▼
これやったら、みんなに喜んでもらえて
その上軍資金まで稼げるで!▼
[エルフィ]
ええ…わかった。▼
モズメが喜んでくれるんだったら、
わたしもがんばるわ。▼
[モズメ]
よっしゃ!
それなら二人でがんばろー!▼
えいえいおー!▼
[エルフィ]
ふふっ、えいえいおー。▼

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Last-modified: 2020-09-04 (金) 15:43:04
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