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フェリシアの支援会話†
ハロルド†
支援C†
- [フェリシア]
- …………▼
- [ハロルド]
- …フェリシアくん。
何か落ち込んでいるようだが…▼
- [フェリシア]
- ハロルドさん…▼
- [ハロルド]
- 私でよければ話を聞くぞ。▼
- [フェリシア]
- いえ、そんな…
ハロルドさんのご迷惑になりたくないので…▼
- [ハロルド]
- はははっ。何を言うのだ。▼
元気のない仲間がいるときは
解決するまで付き合うのが私だ。▼
迷惑だなんてとんでもないぞ。▼
- [フェリシア]
- …そうですか…
では、お言葉に甘えて…▼
……………▼
私、メイドのお仕事が好きです。
大好きなんです。▼
でも…才能がなくて。
全然、向いてないんです…▼
- [ハロルド]
- 君がメイドに向いてない?
まさか。▼
- [フェリシア]
- いえ、本当なんです。
だって、ついこの間も…▼
カムイ様にお茶をお出ししようとしたら転んでしまって…▼
思い切りカムイ様に
熱いお茶をかけてしまいました。▼
カムイ様は優しい方ですから
苦笑いして許してくださいましたけど…▼
- [ハロルド]
- …………▼
なんだろう。
この共感…ほとばしる親近感は…▼
- [フェリシア]
- ハロルドさん?
どうしたのですか?▼
- [ハロルド]
- い、いや。なんでもない。
それより、もっと話を聞かせてくれ。▼
じっくりと聞いてみたいのだ。▼
支援B†
- [ハロルド]
- フェリシアくん。
何をしているのだ?▼
- [フェリシア]
- ハロルドさん。
この間はありがとうございました~。▼
私なんかの話を長々と聞いてくださって…▼
きゃあ!!▼
- [ハロルド]
- だ、大丈夫か。▼
- [フェリシア]
- …ごめんなさい、つまずいちゃって。▼
水をこぼさずに運ぶ
練習をしてたんですが…▼
なかなかうまくできないんです。▼
- [ハロルド]
- そうか。
わかった。私も手伝おう。▼
- [フェリシア]
- えっ、いいんですか?▼
- [ハロルド]
- もちろんだ。▼
私は暗夜王国一のお節介焼き。
徹底的に手伝うぞ。▼
- [フェリシア]
- ありがとうございます!▼
- [ハロルド]
- こういうのは面白いもので、
こぼしては駄目だと思ったらこぼすものだ。▼
だからあくまで気持ちは軽くしておくのが望ましい。▼
私も何度となく人に飲み物をかけてきた。
だからとてもよくわかるのだよ。▼
- [フェリシア]
- えっ、ハロルドさんもですか!?
全然、そんな風に見えませんけど…▼
- [ハロルド]
- ははは。
少しタイプが違うが実はそうなのだ。▼
では、私が実演してみせよう。
少し離れて見ててくれたまえ。▼
私が向こうまでこの水を運んでみせる。
行くぞ。▼
…………▼
- [フェリシア]
- あっ、ハロルドさんの足下にバナナの皮が…▼
- [ハロルド]
- うむ、目視しているから大丈夫だ。
バナナの皮は無事に回避したぞ。▼
こんなものがどうしてここに…
と思ったところで仕方ない。▼
スッと目の前に不運が訪れるのが私なのだ。▼
- [フェリシア]
- あっ!
蚊の大群がハロルドさんのところに!▼
- [ハロルド]
- そうだ。▼
どこから現れたのかと心底疑問だが、
存在しているのだから仕方ない。▼
私は蚊に刺されまくり、
かゆくて水を手放したくなるが…▼
…私は負けないっ!
負けずに水を運び続けるのだ!▼
さらに進むと今度は…▼
- [フェリシア]
- す、すごいです。
ハロルドさん。▼
支援A†
- [ハロルド]
- おお、フェリシアくん。▼
- [フェリシア]
- ハロルドさん。
この間はありがとうございました!▼
- [ハロルド]
- いや、あの程度のこと…
私はまだまだ満足していないぞ。▼
- [フェリシア]
- ハロルドさんってすごいですよね。
私みたいなただのドジとは違って…▼
なんというか…▼
世界中から嫌がらせを受けているのかもって
思えるくらいの逆境の中でもくじけなくて…▼
- [ハロルド]
- そ、そのような表現は初めて聞いたな。▼
- [フェリシア]
- ハロルドさんの不屈の精神を目の当たりにして、
私、思ったんです。▼
とにかく、負けちゃいけないって。▼
でもそう思っただけで
状況は改善されてないので…▼
カムイ様にはまだしばらくご迷惑を
おかけすることになると思うのですが…▼
- [ハロルド]
- いや、それで十分だ。▼
- [フェリシア]
- そうでしょうか…▼
- [ハロルド]
- …一つ、話をさせてもらおう。▼
先日、川に流されている人を発見し、
私は救出すべく水へと飛び込んだのだ。▼
しかし、そこに運悪く船が通りかかってな。▼
- [フェリシア]
- えっ?▼
- [ハロルド]
- 私は船体に頭を打ってフラフラになり、
人を救い出すどころではなくなってしまった。▼
- [フェリシア]
- ええっ?
それじゃあ溺れていた人は?▼
- [ハロルド]
- 通りかかった船が助けてくれた。▼
- [フェリシア]
- ハロルドさん…報われないですね。▼
- [ハロルド]
- しかし、その溺れていた人に言われたよ。▼
君はこの街のヒーローだ。
だからヘマをしても気にするな。▼
君がこの街にいてくれるだけで心が和む。
前向きな君を見ていると元気が出る、と。▼
- [フェリシア]
- …………▼
- [ハロルド]
- 私は君もそういう言葉をかけられるべき
人物だと思っている。▼
- [フェリシア]
- そうでしょうか…▼
- [ハロルド]
- そうだとも。
事実、私は君に対してそう思っている。▼
君はいつも前向きで隣にいてくれるだけで和む人…▼
カムイ様もきっと同じ気持ちのはずだ。▼
- [フェリシア]
- ハロルドさん…▼
ありがとうございます。
私、これからもがんばりますっ。▼
- [ハロルド]
- その意気だ。
私も陰ながら応援しているからな。▼
また困ったら、いつでも相談するといい。▼
- [フェリシア]
- はいっ!▼
支援S†
- [フェリシア]
- ハロルドさん、こんなところに呼び出して
どうされたんですか?▼
- [ハロルド]
- …………▼
- [フェリシア]
- ええ!?
お顔が真っ赤ですよ!?▼
お熱でもあるんじゃないでしょうか…
ちょっとおでこを触ってみてもいいですか?▼
…きゃっ!!▼
- [ハロルド]
- フェリシアくん、大丈夫か。▼
- [フェリシア]
- ごめんなさい、またつまづいちゃいました…▼
私ったらほんとドジ…▼
- [ハロルド]
- ほら…つかまるのだ。▼
- [フェリシア]
- ありがとうございます…▼
- [ハロルド]
- うわわわわっ!!▼
- [フェリシア]
- きゃーっ!!▼
- [ハロルド]
- くっ…
なぜこんなところに落とし穴が…▼
- [フェリシア]
- 二人揃って落ちちゃいましたね…▼
- [ハロルド]
- すまない。
私が手を差し伸べたばかりに…▼
私だけ穴に落ちればよかったものを
君まで道連れにしてしまった…▼
- [フェリシア]
- いえ…大丈夫です…
でも…穴から出られそうにないですね…▼
- [ハロルド]
- ああ…▼
仕方ない。
ここで伝えよう。▼
- [フェリシア]
- 伝える?▼
- [ハロルド]
- 今日、君を呼んだのは…
結婚を申し込みたいと思ったからだ。▼
- [フェリシア]
- …………▼
…えっ?▼
け、け、結婚…ですか?▼
- [ハロルド]
- …そうだ。▼
- [フェリシア]
- …………▼
そんな…▼
うううっ!▼
- [ハロルド]
- な、なんだ!?
急に穴の中が寒くなってきたぞ!▼
!?▼
フ、フェリシアくん!君から冷気が
噴き出しているように見えるのだが!?▼
- [フェリシア]
- ごめんなさい…
私は氷の部族で…▼
感激のあまりこのような状態に…▼
- [ハロルド]
- 感激って…▼
ということは…
OKしてくるのかね?▼
冷気は私から命を奪う勢いで発生しているが、
それとは逆の意味だととらえていいのだね!?▼
- [フェリシア]
- その通りです!▼
- [ハロルド]
- やった…よかった…
ありがとう!▼
フェリシアくん…
今日はこれを持ってきた…▼
- [フェリシア]
- これは?▼
- [ハロルド]
- 指輪だ。
これを君に渡したい…▼
冷気で指がかじかんで…
うまくつかめないが…▼
しかし、私はくじけぬぞ!▼
例えこの指が凍り付こうとも…
君に指輪をはめるのだ!▼
- [フェリシア]
- ハ、ハロルドさ~ん!!▼
- [ハロルド]
- よし…でき…た…
私の…愛の証が…君の指に!▼
- [フェリシア]
- ありがとうございます!
で、でも…体は大丈夫ですか…?▼
- [ハロルド]
- ふ、ふふ…なんてことない…▼
私の心には熱い愛が燃えている。
君に対する、熱い愛がっ!▼
では早速、初めての共同作業といこうではないか!▼
熱い心でともに祈ろう。
誰かが助けにきてくれることを!▼
- [フェリシア]
- はい!▼
オーディン†
支援C†
- [オーディン]
- ふぅぅぅ…いいぞ…
来たぞ、来た来たぁぁぁぁぁぁぁっ!▼
俺の闇の力が…
闇の力が暴走するぅぅぅぅぅぅぅっ!▼
出でよ…新たなる呪い…
ハイランダー・キュメッタコムっ!▼
ふぅ…▼
- [フェリシア]
- …………▼
- [オーディン]
- ん?フェリシアか。
いつからそこにいたんだ。▼
- [フェリシア]
- ごごご、ごめんなさい…
ずっと見ちゃってました…▼
- [オーディン]
- いや、別に謝る必要はない。▼
きっと俺の卓越した呪術に
引き寄せられてきたんだろうからな。▼
罪があるとしたら、
俺のすごすぎる魔力だ…▼
…で、なんの用だ?▼
- [フェリシア]
- それが…▼
オーディンさんに
お付きするように言われまして…▼
- [オーディン]
- …どういうことだ。
話が見えないが。▼
- [フェリシア]
- …実は…その…
あなたを監視するように言われまして…▼
- [オーディン]
- …俺の監視?
それは誰が言ってるんだ。▼
- [フェリシア]
- ごめんなさい。
誰か一人がというわけではなくて…▼
- [オーディン]
- 何人かが言っているというのか。▼
- [フェリシア]
- 何人かというか…
入ってきた新兵の殆どですね…▼
- [オーディン]
- なぜだ?▼
- [フェリシア]
- あなたの立ち振る舞いが、なんだかその…▼
「得体が知れなくて怖い」と…▼
- [オーディン]
- …………▼
そ、そう…
そうなんだ。▼
- [フェリシア]
- あ、オーディンさーん!
待ってくださーい!▼
支援B†
- [フェリシア]
- オーディンさん…
なぜこんな暗い天幕の隅に…▼
- [オーディン]
- フェリシアか…
帰ってくれ…▼
- [フェリシア]
- でも…▼
- [オーディン]
- 心配いらない…▼
新兵たちの目の届かないところで
こうして三角座りをしていれば、▼
得体の知れない怖さは
感じさせないはずだ…▼
- [フェリシア]
- こ、こんな静かなオーディンさんを
はじめて見ました…▼
相当落ち込んでいるんですね…▼
- [オーディン]
- ああ…▼
まさか未来ある新兵たちに
そんな風に思われていただなんて▼
俺の心の中の暗黒が
その闇を濃くするばかりだ…▼
- [フェリシア]
- そんな…
自暴自棄にならないでください…▼
あっ!そうだ!
今から香りのいい紅茶を入れますね。▼
これを飲めば、
すごーく元気が出るはずです!▼
えっと、こうしてこうして…▼
あーっ!!▼
- [オーディン]
- …………▼
- [フェリシア]
- はわわわわわ!
ごごご、ごめんなさい~!!▼
- [オーディン]
- いいんだ。
熱い紅茶を頭からかぶるのもまた一興。▼
死ぬほど熱いが、それもまたよし。
惨めな俺にはお似合いだ…▼
- [フェリシア]
- す、すみません…▼
- [オーディン]
- でも、どうしてだ…▼
- [フェリシア]
- えっ?▼
- [オーディン]
- 俺って、そこまで変な奴か?
変な奴なんて他にもいっぱいいるだろ?▼
例えばジョーカーなんて…▼
相手がカムイ様か否かで
態度が百八十度変わる。▼
あれ、どう見ても二重人格だろ。▼
サイラスだって、いい人ぶっているが
ああいう奴こそ変な癖とか持ってるもんだ。▼
ハロルドに至っては、
神に嫌われてるレベルの不運だし…▼
ラズワルドは女に振られることに関しては
もはや右に出る者はいないし…▼
ゼロなんてやばいだろ。
変わり者を通り越してもはや変態だぞ?▼
なのに、どうして俺だけ…▼
- [フェリシア]
- …………▼
- [オーディン]
- 淡い希望をもって確認するが…
監視を命じられたのは俺だけだな?▼
- [フェリシア]
- え、ええ…▼
- [オーディン]
- ううううううう…!!▼
もうなんていうか…
自尊心がボロボロだ…▼
- [フェリシア]
- オーディンさん…▼
支援A†
- [オーディン]
- …フェリシア、すまないな。
俺なんかを見張り続けるのは苦痛だろう。▼
- [フェリシア]
- いいえ…▼
ただ落ち込んでしまった
オーディンさんがかわいそうで…▼
- [オーディン]
- 今の俺にはその優しさが沁みるぜ…▼
- [フェリシア]
- ずっと黙っていたんですけど…
私の感想を正直に言ってもいいでしょうか?▼
- [オーディン]
- なんだ?▼
- [フェリシア]
- 確かに他の皆さんも
どこかしら変わっていると思います。▼
でも、他の皆さんは
オーディンさんより目立たない…▼
それはなぜか?▼
- [オーディン]
- なぜなんだ!?▼
- [フェリシア]
- オーディンさんは
レッテルを貼りやすいんです。▼
- [オーディン]
- レッテル?▼
- [フェリシア]
- …ええ。▼
例えば私は小さいころからずっと
何をやってもドジばっかりでした…▼
しっかり者と言われる姉も
実はけっこうなドジなことをしていたのに…▼
…目立つのはなぜか私ばかり。▼
だから、えっと…
私が何を言いたいかと言いますと…▼
- [オーディン]
- 少しわかるような気がする…▼
確かにドジと言えば
お前の代名詞のようになっている。▼
他の人もドジはするのに、だ。▼
レオン様が服を裏返しに着ているのを
俺は何度も見たことがある。▼
でも誰も進んで、レオン様の
ドジをからかおうとはしない。▼
- [フェリシア]
- そう!
そういうことです!▼
- [オーディン]
- …………▼
そういうことだったのか…
俺たちはレッテルを貼られやすい…▼
そんな選ばれし者だったというわけか…▼
- [フェリシア]
- わ、私が選ばれし者かどうかは
わからないですけど…▼
私たちが似た者同士なのは確かです。
もうオーディンさんは孤独じゃないですね。▼
- [オーディン]
- ありがとう、フェリシア…
目の前に希望が…▼
明るい道が開けた気分だ…▼
- [フェリシア]
- オーディンさん…▼
- [オーディン]
- さて、仕切り直しに
呪術の研究でも再開するか。▼
フェリシア。お前は紅茶でも入れて、
思い切り俺に浴びせてくれ。▼
- [フェリシア]
- えっ?▼
- [オーディン]
- 落ち込んでいた俺の目を
鮮やかに覚ましてほしいんだ。▼
- [フェリシア]
- わ、わかりました!
お安いご用です!▼
支援S†
- [オーディン]
- あれ?
今日は紅茶を持ってこないのか?▼
- [フェリシア]
- はい。
見張りのほうは解除されましたから。▼
- [オーディン]
- なに…?▼
- [フェリシア]
- 私のほうから新兵の皆さんに
お話ししてみたんです。▼
皆さんが余計なことを言うから、
オーディンさんの個性が潰れかけましたって。▼
このままでは出撃時にも
影響しますよって言ったんです。▼
そうしたら皆さん、反省して
納得してくださったんです。▼
というか…軍に入って結構経つので
もう慣れたとも仰っていました。▼
- [オーディン]
- そ、そうか…▼
- [フェリシア]
- あれ、嬉しくないんですか?▼
- [オーディン]
- ああ…▼
- [フェリシア]
- はわわわわ…
ごめんなさい…▼
私、またドジしちゃいましたかね…
よかれと思ってやったのに…▼
- [オーディン]
- いや、違うんだ。
そういう意味じゃない。▼
お前の監視が終わってしまうのが
寂しいんだ。▼
- [フェリシア]
- そ、そうなんですか?▼
- [オーディン]
- …………▼
フェリシア、これを受け取ってくれ。▼
- [フェリシア]
- えっ、これは?▼
- [オーディン]
- 結婚指輪だ。
いつ渡そうかと思ってずっと持っていた。▼
- [フェリシア]
- え、ええーっ!?▼
- [オーディン]
- フェリシア…結婚してほしい。▼
そして、俺に毎日、
熱い紅茶を浴びせてもらいたい。▼
- [フェリシア]
- で、でも…▼
- [オーディン]
- お前といると心が安らぐ。
いつも温かな気持ちでいられる。▼
お前のことを考えると胸が切なくなる…
それくらいお前を必要としているんだ。▼
よかったら、一生ずっと…
俺を監視してもらいたい。▼
- [フェリシア]
- …………▼
…わかりました。▼
ドジばっかりしてしまうと思いますが、
よろしくお願いします。▼
- [オーディン]
- 本当にいいのか?▼
- [フェリシア]
- はい。だって…▼
あなたのような繊細な人には、
私が必要そうですから。▼
- [オーディン]
- …ありがとう。▼
今、紅蓮の歓喜が俺の心の臓を飛び出し、
体内を激しく駆け巡っているぞ…▼
- [フェリシア]
- 私こそ、ありがとうございます…
こんな私を選んでくださって…▼
…なんか、照れますね。
紅茶でも入れましょうか?▼
- [オーディン]
- ああ。いいアイデアだ。
今日はまだだったからな。▼
お祝いに盛大に浴びせかけてくれ。▼
- [フェリシア]
- はい、お安いご用です!▼
支援C†
- [フェリシア]
- さて、スープの盛りつけ完了…と。
あとはこれを皆さんのところに運ぶだけ…▼
こわごわ…こわごわ…▼
あ…あ、あ…
わーっ!!▼
- [ゼロ]
- …………▼
- [フェリシア]
- ゼゼゼゼ、ゼロさん…
大丈夫ですか!?▼
ごめんなさい…
すぐに拭きますので…▼
- [ゼロ]
- 聞いていた。▼
- [フェリシア]
- えっ?▼
- [ゼロ]
- お前がとんでもない
ドジだっていう噂だ。▼
しかし、まさか俺が熱々のスープを
ぶっかけられる日が来るとはねぇ…▼
そんなに俺を裸にしたかったのか?▼
- [フェリシア]
- ???▼
- [ゼロ]
- …ちっ。
全く意味がわかってないようだな。▼
…まあいい。
とりあえず服を着替える。▼
- [フェリシア]
- は、はい!
本当にごめんなさい!▼
- [ゼロ]
- 今から…ここで着替えるぞ?▼
- [フェリシア]
- は、はい、どうぞ!▼
- [ゼロ]
- 全部脱ぐぞ?▼
- [フェリシア]
- は、はい!
急いで全部お洗濯しますね!▼
- [ゼロ]
- …………▼
…そこまで真面目に返されると興ざめだ。▼
やっぱり着替えはやめる。
大して濡れてもないしな。▼
- [フェリシア]
- あ、大丈夫でしたか?
良かったです…▼
支援B†
- [フェリシア]
- ゼロさん、少しよろしいですか?▼
- [ゼロ]
- ああ、なんだ?▼
- [フェリシア]
- デザートを持ってきました。▼
ゼロさんにだけですから、
皆さんには内緒ですよ?▼
- [ゼロ]
- どうして俺にだけ?▼
- [フェリシア]
- この間、ゼロさんに
スープをかけてしまったので…▼
そのお詫びです。▼
- [ゼロ]
- ああ、あのことか…
それで俺にだけサービスってわけだな。▼
- [フェリシア]
- はい…こんなもので
許してもらえるかわかりませんが…▼
- [ゼロ]
- まあ、デザートならぶっかけられる恐れもないか。
もらっておこう。▼
- [フェリシア]
- でも今日は…
別のサービスもお持ちしました。▼
- [ゼロ]
- 別のサービス?▼
- [フェリシア]
- はい、これならゼロさんに喜んでいただける
自信があります。▼
ゼロさんが昇天しちゃうような
すごいサービスです!▼
- [ゼロ]
- な、なに!? 昇天!?
お前実は…そういうことができるのか!?▼
何もわからないフリをして…
大した奴だ。▼
- [フェリシア]
- ふふーん。見直しましたか?▼
- [ゼロ]
- ああ、完全に見くびっていた…▼
- [フェリシア]
- では目を閉じてくださいっ!▼
- [ゼロ]
- …こうか?▼
- [フェリシア]
- そのままじっとしててくださいね…▼
…………▼
- [ゼロ]
- ん…?
何か手に握らせたのか?▼
これは…▼
- [フェリシア]
- はい、もういいですよ!
目を開けてください~!▼
- [ゼロ]
- …なんだこれ?
焼き菓子か?▼
- [フェリシア]
- はい! 天国に行っちゃうくらい
おいしいと評判のクッキーです~!▼
その名も、昇天クッキー!▼
- [ゼロ]
- …………▼
…お前、わかっててやってるのか?▼
- [フェリシア]
- ???
何がですか?▼
- [ゼロ]
- とぼけたふりするな。▼
- [フェリシア]
- え?
昇天クッキー、だめでした…?▼
大丈夫ですよ? 昇天と銘打ってはいますが
食べたら死ぬわけではありません…▼
ほ、本当に美味しいんですよ!?
ゼロさんもきっと気に入ります!▼
- [ゼロ]
- ったく…調子狂うぜ…▼
支援A†
- [フェリシア]
- ゼロさん、お茶をお持ちしました。
いかがですか?▼
- [ゼロ]
- いや、いらないぜ。▼
- [フェリシア]
- そうですか…ではまた別の機会に…▼
あ…あ、あ…
わーっ!!▼
- [ゼロ]
- …………▼
- [フェリシア]
- ゼゼゼゼ、ゼロさん…
大丈夫ですか!? 熱くないですか!?▼
- [ゼロ]
- 熱いねぇ…
全身がギンギンだぜ…▼
- [フェリシア]
- すぐに拭きますので…
ごめんなさい…▼
- [ゼロ]
- いいや。
今日という今日は謝っても無駄だ。▼
はっきり言わせてもらうがな、
俺はお前みたいな女を見てるとムカツクんだ。▼
- [フェリシア]
- えっ…▼
- [ゼロ]
- どうせお前は貴族の出かナニかで、
苦労も知らずにヌクヌクと生きてきたんだろ?▼
それでも邪な冗談が通じるならまだ許す。
顔を引きつらせてやる楽しみがあるからな。▼
だが、それも通じないほど鈍いと来た…
最悪の部類だ。▼
- [フェリシア]
- い、いえ…貴族だなんて…誤解ですよ…
私は氷の部族の出ですから…▼
- [ゼロ]
- …ん?
氷の部族と言えば…▼
ガロン様が無理矢理、
暗夜の支配下に入れたフリージアのことか。▼
- [フェリシア]
- はい。
私はフリージアの族長の娘です。▼
- [ゼロ]
- そうか。
お前のことだったのか。▼
人質としてフリージアから
暗夜に連れてこられたのは…▼
- [フェリシア]
- ひ、人質だとは思ってませんが…▼
- [ゼロ]
- そうだったのか…▼
…悪かったな。
さっきの発言は撤回させてくれ…▼
- [フェリシア]
- えっ?▼
- [ゼロ]
- …俺は生まれに恵まれなくてな。▼
だから、苦労知らずに育った奴を見ると、
ついいじめてやりたくなるんだ。▼
…だがすまない。▼
俺は大きな勘違いをしていた。
てっきりお前が温室育ちとばかり…▼
- [フェリシア]
- あはは。
温室どころか氷の世界で育ちました。▼
それに苦労知らずっていうのも
あながち外れでもないですし。▼
だって、ここでの生活はとても楽しいですから。▼
- [ゼロ]
- …そうか。
…それならまあいいんだが。▼
とにかくだ、悪かった。
お茶をぶっかけた件もチャラにする。▼
- [フェリシア]
- ほんとですか…?▼
- [ゼロ]
- だが、その前にちゃんと拭いてくれ。▼
- [フェリシア]
- ですよね、すぐに拭く物を持ってきますね。
あと代わりのお茶も持ってこないと!▼
- [ゼロ]
- 拭く物だけでいいぞ。
お茶はもう結構だ。▼
支援S†
- [フェリシア]
- お呼びでしょうか、ゼロさん?▼
- [ゼロ]
- まあ、とりあえずそこに座れ。▼
- [フェリシア]
- は、はい。
わ、わかりました…▼
- [ゼロ]
- 今日は俺がお茶を入れてやった。▼
- [フェリシア]
- え、ゼロさんがですか~?▼
- [ゼロ]
- そうだ。
ちょっと待ってろよ。▼
- [フェリシア]
- …………▼
- [ゼロ]
- 待たせたな。
お茶とクッキーだ。▼
- [フェリシア]
- わぁ…
なんかすごいですね…▼
- [ゼロ]
- 何がだ?▼
- [フェリシア]
- 落っことさないで持ってくるなんてすごいなー
なんて思っちゃいまして…▼
- [ゼロ]
- はは。
お前と一緒にされても困る。▼
- [フェリシア]
- で、ですよね…▼
- [ゼロ]
- クッキーは例の昇天クッキーだ。
お茶は少し特殊なお茶になっている。▼
- [フェリシア]
- 特殊なお茶…ですか?▼
- [ゼロ]
- 中を見ればわかる。▼
- [フェリシア]
- えっと…▼
…あ!
あははははは~!▼
- [ゼロ]
- どうした?▼
- [フェリシア]
- あ、すみません。
でも、ゼロさんもドジなんだって思って…▼
だって、見てくださいよ~。▼
カップにお茶が入ってないですよ?
かわりにこんな指輪が入ってました。▼
- [ゼロ]
- いや、それでいいんだ。▼
- [フェリシア]
- えっ?▼
- [ゼロ]
- はめてみてくれ。
その指輪はお前への贈り物だ。▼
- [フェリシア]
- …えっ?
ダ、ダメですよ、そんなの…▼
こんな高そうなもの、
気軽にもらえないですから…▼
- [ゼロ]
- 気軽じゃない。
本気の指輪なんだ。▼
フェリシア…俺と結婚してくれ。▼
- [フェリシア]
- …えっ?▼
- [ゼロ]
- お前みたいな女は初めてだ。
いろんな意味でな…▼
気がつくとお前を開拓することが
俺の楽しみになってしまっていた。▼
だから、よかったら受け取ってくれ。▼
- [フェリシア]
- …………▼
…そういうことですか。▼
…わかりました。
では…こんな私でよければ…▼
- [ゼロ]
- よかった…。
…じゃあさっそく指輪をはめてくれ。▼
- [フェリシア]
- はい、よろこんで…▼
- [ゼロ]
- いいぞ。よく似合う。
必ず幸せにするからな。▼
俺が本当に天国に逝っちまうその時まで、
お前を守り続けると誓おう…▼
- [フェリシア]
- はい…▼
ラズワルド†
支援C†
- [ラズワルド]
- はぁ…
今日もだめだったなあ…▼
- [フェリシア]
- あ、ラズワルドさん。
また女の子を口説いてらしたんですか?▼
- [ラズワルド]
- フェリシア。▼
そうなんだけど…
今日も全然、上手くいかなくてさ…▼
- [フェリシア]
- それはかわいそうに▼
- [ラズワルド]
- フェリシア、それ、本心じゃないよね。
顔が笑ってるよ。▼
- [フェリシア]
- はわわ、ばれちゃいましたか!?▼
- [ラズワルド]
- ばれるよ。
わかりやすすぎるもん…▼
- [フェリシア]
- ふふふっ…
ごめんなさい…▼
でも、私はラズワルドさんのことが
ちょっぴりうらやましいです。▼
- [ラズワルド]
- 僕がうらやましい?
どうして?▼
- [フェリシア]
- ラズワルドさんは…はじめて会う方にも
気さくに話しかけることができますよね?▼
私…こう見えて実は人見知りなので
そういうことが苦手なんです。▼
- [ラズワルド]
- そうなの?
なんか意外だな…▼
- [フェリシア]
- はい…私は生まれたときからいつも
姉さんと一緒でしたから…▼
一人きりで新しい場所に行くという経験が
今まで無かったんですよね。▼
- [ラズワルド]
- なるほどね。
じゃあ、僕にいい考えがあるよ。▼
- [フェリシア]
- いい考え…ですか?▼
- [ラズワルド]
- うん、僕にまかせて。
フェリシアを特訓してあげる。▼
僕の言う通りにすれば、初めての人にでも
気さくに話しかけられるようになるよ。▼
- [フェリシア]
- ほ、本当ですか?▼
少し不安ですが…
ぜひお願いします!▼
- [ラズワルド]
- 大丈夫!
大船に乗った気持ちでいてよ!▼
支援B†
- [フェリシア]
- む、無理です無理です無理です…!
私にナンパなんてできるはずないです!▼
- [ラズワルド]
- 大丈夫だよ、フェリシア。
怖いのは最初の一歩だけだから。▼
- [フェリシア]
- 無理です無理です!
絶対に絶対にぜーったいに無理です!▼
人と話せるようになる訓練だとしても
見ず知らずの殿方に話しかけるなんて…▼
私にできるわけありません!▼
- [ラズワルド]
- いいかい、フェリシア。
僕も昔はものすごい人見知りだった。▼
でも、ある人に言われたんだ…▼
度胸をつけたいのなら
異性に話しかけることが一番だ、って。▼
そのおかげで、僕も今では
誰とでも話ができるようになったんだよ。▼
- [フェリシア]
- で、でも…でも…
女性が男性に声をかけるなんて…▼
- [ラズワルド]
- いわゆる逆ナンというやつだね。▼
いやぁ、羨ましいな。
フェリシアに声をかけてもらえる男の人が。▼
- [フェリシア]
- む、無理ですよう…
なんて声をかけたらいいかもわからないですし…▼
- [ラズワルド]
- 一緒にお茶をしませんか?
で、充分だよ。▼
フェリシアはとっても可愛いんだから。
必ず成功すると思うよ。▼
- [フェリシア]
- せ、成功しちゃったら…
もっと困ってしまいます!▼
- [ラズワルド]
- 適当にお茶して
すぐに帰ってくればいいだけだよ。▼
僕がずっと見守ってるし。▼
- [フェリシア]
- ううう…
どうしてこんなことに…▼
- [ラズワルド]
- この特訓だ終わったら、
フェリシアは必ず成長するよ。▼
誰とでも気軽に話せるようになる。
僕を信じて。▼
- [フェリシア]
- ラズワルドさん…▼
- [ラズワルド]
- さ、後は実行するのみだよ。▼
勇気を出して
最初の一歩を踏み出してみて。▼
- [フェリシア]
- …………▼
…………▼
…い、行ってきます。▼
- [ラズワルド]
- がんばってね。▼
…………▼
…よし、フェリシアが
男の人に近づいていった。▼
けど…そのまま通り過ぎちゃった。▼
今度はどうだ?▼
…やっぱり通り過ぎちゃった。▼
そしてそのまま…
遠くの方に走り去った!?▼
あ、フェリシア!?
どこ行くの!?▼
ちょ、ちょっと待って!
フェリシアーーーーーーーーーーーー!▼
支援A†
- [フェリシア]
- ラズワルドさん…
この間はすみませんでした…▼
途中で特訓を放棄しちゃって…▼
- [ラズワルド]
- あ、あはは。
フェリシアって意外と足が速いんだね。▼
- [フェリシア]
- ですが私、どうしても無理です…
私には…ナンパはできません…▼
- [ラズワルド]
- うん…ちょっとフェリシアには向いてなかったかもしれないね。▼
- [フェリシア]
- せっかく、私の為に考えてくれたのに…
本当にすみません…▼
- [ラズワルド]
- ううん。
僕の方こそごめん。▼
もっと、フェリシアにあった特訓を思いつけば良かったんだけど…▼
- [フェリシア]
- でも、やってみてわかりました…
ラズワルドさんって本当にすごいんですね。▼
知らない人に声をかけるなんて、
相当の度胸がないとできることじゃありません。▼
- [ラズワルド]
- あはは。
僕は楽しんでるだけだよ。▼
- [フェリシア]
- 私、ラズワルドさんのことを
見直しました。▼
- [ラズワルド]
- 本当?フェリシアに
褒められるなんて嬉しいな。▼
じゃあ、どう?
これから二人でお茶でも?▼
- [フェリシア]
- ふふふっ…
私をナンパしてるんですか?▼
- [ラズワルド]
- あはは。
そういうことになるね。▼
でも、僕が相手だったら、
フェリシアも安心して話ができるんじゃない?▼
知らない男の人とお茶するより
フェリシアも気が楽だと思うよ?▼
- [フェリシア]
- 確かにそうですね…▼
でも、お茶なら私に任せてください。
メイドたるもの、
お茶は本来飲みにいくものではなく、
自ら入れるものですので。▼
- [ラズワルド]
- おお…なんかかっこいいね。
じゃあお願いするよ。▼
- [フェリシア]
- はい!
まかせてください!▼
今日はいい茶葉を用意したんです。
食器だってぴかぴかなんですよ!▼
見ててくださいこの輝き!
さっき私が磨きに磨いて…▼
わわーーーっ!!▼
- [ラズワルド]
- だ、大丈夫?▼
- [フェリシア]
- はい…!ご、ごめんなさい…!!
お怪我はありませんか!?▼
- [ラズワルド]
- 避けたから平気だよ。
ギリギリだったけど…▼
片付け、僕も手伝うね。▼
- [フェリシア]
- ありがとうございます…▼
- [ラズワルド]
- うわー、カップも粉々。▼
これじゃあお茶は無理そうだね。
また日を改めようか…▼
- [フェリシア]
- ううううううう…!
すみません…!!▼
やっぱり誰かとお茶をするのは
とんでもなく難しいものなんですね…!▼
私、今回で痛いほど思い知りました…!▼
- [ラズワルド]
- そ、そうだね…▼
フェリシアの場合ちょっと意味が違うけど…
その気持ちは、わかるかな…▼
僕たち、なかなか他人と
お茶できない運命なのかも…▼
支援S†
- [フェリシア]
- あ、あの…
ラズワルドさん…▼
- [ラズワルド]
- どうしたのフェリシア?▼
- [フェリシア]
- わ、私と…私と…
お、お茶でも…どうですか?▼
- [ラズワルド]
- …………▼
フェリシア…
今のはもしかして…ナンパかな?▼
- [フェリシア]
- そ、そう思っていただいて…
かまいません…▼
- [ラズワルド]
- 驚いたよ。フェリシアが僕を
誘ってくれるなんてね。▼
- [フェリシア]
- ほ、ほら…ラズワルドさんとは
この前お茶ができなかったので。▼
お詫びに、今日こそきちんと…
ごちそうしたいなって思って…▼
- [ラズワルド]
- そうだったんだ。
その気持ち、すごく嬉しいよ。
僕もフェリシアとお茶したいなーって
ずっと思ってたからね。▼
- [フェリシア]
- ふぅ…
それを聞いて安心しました。▼
断られたらどうしようって
思っていましたから。▼
- [ラズワルド]
- フェリシアからのお誘いを、
僕が断るわけないよ。▼
- [フェリシア]
- …………▼
あ、あの…
ラズワルドさんは、▼
相手が私じゃなくても、女の子から
お茶に誘われたら断らないんですか?▼
- [ラズワルド]
- え…?▼
- [フェリシア]
- 例えば今ここで、もう一人女の子が来て
ラズワルドさんをお茶に誘ったら…▼
ラズワルドさん、どうしますか…?▼
- [ラズワルド]
- それは…▼
- [フェリシア]
- きっとラズワルドさんは
三人でお茶をするって言っちゃいますよね?▼
でも、それじゃ嫌なんです。
私を選んでほしいんです。▼
だって私…
ラズワルドさんのことが、▼
す、す、す…▼
- [ラズワルド]
- ちょっと待った!!▼
- [フェリシア]
- へっ!?▼
- [ラズワルド]
- …女の子から言わせるのは悪いよ。▼
ありがとう…フェリシア。▼
自惚れじゃなかったら、
君は僕を本気で誘ってくれたんだね。▼
- [フェリシア]
- ううううう…
そうです…▼
- [ラズワルド]
- うん…その気持ち、とっても嬉しいよ。
だって僕も…▼
フェリシアが大好きだから。▼
- [フェリシア]
- へ…? そ、それ…
ほんとですか…▼
誰にでも言ってるんじゃないんですか…?▼
- [ラズワルド]
- 誰にでもこんなこと言わないよ。
僕が好きなのはフェリシアだけ。▼
僕のために頑張ってくれたところ、
すごく可愛いなって思う。▼
こんな子と結婚できたら…
きっと幸せなんだろうなあ。▼
- [フェリシア]
- ら、ら、ラズワルドさあああん…!▼
- [ラズワルド]
- えええ!?なんで泣くの!?▼
- [フェリシア]
- う、嬉しくて…!!
私もラズワルドさんが好きです!▼
あなたと結婚したいです…!!▼
- [ラズワルド]
- あはは、ありがとう。
じゃあ二人で指輪を買いに行って…▼
そのあと、お嫁さんになってくれる?▼
- [フェリシア]
- は、はい…!!▼
え、ええと、でもその前にお願いがあるんです!▼
- [ラズワルド]
- ん?▼
- [フェリシア]
- 結婚する前の、
指輪を買いに行く前に…▼
今度こそ二人で、お茶をしませんか…▼
- [ラズワルド]
- あはは、そうだったね…
うん。喜んで。▼
これからはお茶を入れる時、
僕も手伝うから。▼
カップをいくつ割ったとしても、
ポットをいくつだめにしても…▼
最後には二人で、一緒にお茶を飲もう?▼
- [フェリシア]
- はいっ…!▼
ピエリ†
支援C†
- [フェリシア]
- ピエリさん、お待たせしました~!
お茶を入れますね~!▼
- [ピエリ]
- フェリシア!
ありがとうなの!▼
- [フェリシア]
- …あ。
あわわわわわわ~!▼
- [ピエリ]
- どうしたの、フェリシア…
足下とトレイが揺れてるの…▼
- [フェリシア]
- な、なんかバランスが…▼
わーっ!!!!!!!▼
- [ピエリ]
- …………▼
- [フェリシア]
- ごめんんさい、ピエリさん!!▼
- [ピエリ]
- ふええええ…
体中びちゃびちゃなの…▼
- [フェリシア]
- 今すぐ拭きますので…
えっと…拭く物は…▼
ありました!▼
あーっ!!▼
- [ピエリ]
- …………▼
びえええええええええ!
今度はピエリの顔に手拭いが飛んできたのー!▼
- [フェリシア]
- ご、ごめんなさい…▼
- [ピエリ]
- あなたみたいな使用人は初めて見たの。
次やったら、あなたのこと…▼
えいってやるのよ。▼
- [フェリシア]
- えいってなんですか…▼
- [ピエリ]
- ピエリね、家の従者たちがこういう失敗をすると
えいってお仕置きするの。▼
えいってやると、従者の体から血が出て、
ピエリが血まみれになるの。▼
- [フェリシア]
- …え?
なんですか、それは…▼
- [ピエリ]
- 今回は見逃してあげるの。
でも次は覚悟するのよ。▼
支援B†
- [フェリシア]
- あ、あの…ピエリさん…▼
- [ピエリ]
- あ、フェリシア!
ピエリにご用なの?▼
- [フェリシア]
- この間のお話ですけど…
ご冗談ですよね?▼
- [ピエリ]
- 何がなの?▼
- [フェリシア]
- ほら…その…失敗をした従者さんたちに
えいってやるって…▼
私を反省させるために、ちょっと大げさに
言っていただけですよね?▼
- [ピエリ]
- ああ、あれは本当の話なの。
少しも大げさじゃないの。▼
ピエリがえいってやると、
従者たちは血をたくさん出すのよ。▼
- [フェリシア]
- !!▼
- [ピエリ]
- それよりフェリシア。
ピエリ、お茶が飲みたいの。▼
もしヒマなら入れてほしいの。▼
- [フェリシア]
- …………▼
きょ、今日は…クッキーでいかがですか?▼
- [ピエリ]
- クッキーじゃなくてお茶がいいの!▼
- [フェリシア]
- すみません。
今日はお茶を切らしてまして…▼
- [ピエリ]
- え?でも…
そこにお茶の一式が見えるの。▼
- [フェリシア]
- …いえ、これはちょっと…▼
その…▼
…壊れてるんです。▼
- [ピエリ]
- …………▼
そうなの?▼
わかったの。
だったら仕方ないから、我慢するの。▼
- [フェリシア]
- ごめんなさい…
では、クッキーを置いておきますね…▼
支援A†
- [ピエリ]
- あ、フェリシア。
探してたのよ。▼
ピエリ今日こそお茶を飲みたいの!▼
- [フェリシア]
- ピ、ピエリさん…!▼
あの…すみません。
今日はお茶を切らしていて…▼
- [ピエリ]
- 嘘なの。
今、後ろに隠したの知ってるの。▼
ピエリ、嘘は嫌いなの。
嘘つきにもえいってするのよ。▼
- [フェリシア]
- ご、ごめんなさい…
わかりました…▼
では少々、お待ちを…▼
- [ピエリ]
- はーいなの!▼
- [フェリシア]
- それでは、さっそくお茶を入れますね…▼
こわごわ…こわごわ…▼
こぼしたら、えい…
こぼしたら、血しぶき…▼
気をつけないと…
で、でもそう思えば思うほど緊張して…▼
…わ、わわわ…▼
わーっっっっっっ!!!▼
- [ピエリ]
- …………▼
ぶえええええええええええん!!!
またびちゃびちゃなの!!!!▼
もう許さないの!覚悟するの!!▼
- [フェリシア]
- ピ、ピエリさん…
早まらないでください~!▼
- [ピエリ]
- えいなの…
えいなのーーーーーーーーっ!▼
- [フェリシア]
- はっ!▼
- [ピエリ]
- えいえいえいえいえいなのーーーーっ!▼
- [フェリシア]
- はっ!ふっ!▼
- [ピエリ]
- はぁ…はぁ…
あ、あなた…何者なの…▼
お茶を入れているときとは
動きが全然違うの…▼
- [フェリシア]
- そうなんです…
私、なぜか武器を持つと器用になって…▼
ギュンターさんにも言われていたんです。
使用人よりも軍人のほうが千倍は向いてるって。▼
- [ピエリ]
- そうなの…▼
- [フェリシア]
- そ、そうだ。そんなことより
早くお拭きしますねっ!!▼
本当にごめんんさい!▼
- [ピエリ]
- …………▼
すごいの。▼
- [フェリシア]
- え?▼
- [ピエリ]
- あなたみたいな使用人は初めてみたの!
とってもとっても気に入っちゃったの!▼
フェリシア。
今度、ピエリの家に遊びにきてほしいの。▼
- [フェリシア]
- えええっ?▼
- [ピエリ]
- それで、家の従者たちに
戦いの手ほどきをしてほしいの。▼
えいってやって、すぐやられちゃうような
弱い従者は退屈なの。▼
あなたみたいに腕が立てば、
ピエリ、退屈しないで済むと思うの!▼
- [フェリシア]
- そ、そんな理由ですか…
でもわかりました…▼
お詫びの意味も込めて、一度
遊びにいかせていただきますね…▼
- [ピエリ]
- うん!
楽しみにしてるのよ!!▼
ブノワ†
支援C†
- [フェリシア]
- はうあっ!?
ぶ、ブノワさん…▼
- [ブノワ]
- フェリシアか…▼
- [フェリシア]
- あ、あの…
そこを通りたいんですけど…▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- お、お茶を運んでいるんです…
通っても…いいですか?▼
- [ブノワ]
- 別に許可など必要ない…
好きにしろ…▼
- [フェリシア]
- あ、ありがとうございます…
では、失礼しますね…▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- 静かに静かに…
そーっと、そーっと…▼
- [ブノワ]
- …………▼
ヘックッシュ!▼
- [フェリシア]
- きゃあああああ!▼
- [ブノワ]
- …熱い。▼
- [フェリシア]
- ああああああ!
ブノワさんに熱々のお茶が!▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- ご、ご、ご、ご、ごめんなさい!▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- ひぃぃぃぃ!
ブノワさんが怒ってますぅ!▼
い、今すぐに
拭くものを持ってきますから!▼
だ、だからころさないでくださいぃ!
私はまだ死にたくないんですぅ!▼
- [ブノワ]
- …行ってしまったか。
…慌しいやつだ。▼
支援B†
- [フェリシア]
- はわわ!?
ぶ、ブノワさん…▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- こ、この間は申し訳ありませんでした…
熱々のお茶をかけてしまって…▼
- [ブノワ]
- いや…
大丈夫だ…▼
- [フェリシア]
- ううう…
本当にすみません…▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- あうう…
沈黙が怖いです…▼
- [ブノワ]
- フェリシアは…
俺を恐れすぎだ…▼
- [フェリシア]
- そ、そんなことありません!▼
私…
ブノワさんが怖がってなんて…▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- ご、ごめんなさい!▼
正直に言うと…
少しだけ怖がってるかもしれません…▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- ごめんなさいごめんなさい!
本当はものすごく怖がってます!▼
- [ブノワ]
- …なぜだ?▼
- [フェリシア]
- なぜって言われましても…▼
ブノワさんは…
いつも不機嫌そうなお顔をされてますし…▼
お体もとても大きいですよね…▼
だから、私なんか…
ぺろりと食べられちゃうんじゃないかと…▼
- [ブノワ]
- 俺は…
人は食わん…▼
- [フェリシア]
- そ、そうですよね…▼
いくらブノワさんでも…
たまにしか召し上がりませんよね?▼
- [ブノワ]
- たまにも…食わん…▼
- [フェリシア]
- そ、そうなんですか?▼
- [ブノワ]
- ああ…
人を食ったことなどない…▼
- [フェリシア]
- それでしたら…▼
私、もっとブノワさんと
仲良しになれる気がします!▼
- [ブノワ]
- ふっ…
誤解は解けたようだな…▼
- [フェリシア]
- はいっ。
今まですみませんでした。▼
支援A†
- [フェリシア]
- あっ!
ブノワさん。▼
- [ブノワ]
- フェリシア…▼
- [フェリシア]
- あの…
あのですね…▼
今まで散々、失礼な態度を取ってしまい…
本当に申し訳ありませんでした!▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- 私、ブノワさんを
傷つけてしまっていたと思います…▼
- [ブノワ]
- …別に俺は気にしていない。▼
- [フェリシア]
- ブノワさん…▼
私、ブノワさんのことを…▼
すごく怖い人だと
勝手に勘違いしていました…▼
- [ブノワ]
- …そうか。▼
- [フェリシア]
- でも、私、
この間、見たんです。▼
- [ブノワ]
- 何をだ?▼
- [フェリシア]
- ブノワさんが
小鳥さんたちにエサをあげている姿を…▼
- [ブノワ]
- !?▼
- [フェリシア]
- 動物さんに優しい人が
怖い人なわけありません。▼
だから、ブノワさんは
とっても優しい人なんだと思います。▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- あっ、ごめんなさい。
私、一人でしゃべり過ぎちゃいましたね。▼
- [ブノワ]
- いや、俺は口下手だからな…
その方が助かる…▼
- [フェリシア]
- ふふふ。
それならよかったです。▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- …………▼
- [ブノワ]
- エサ…
フェリシアもあげてみるか?▼
- [フェリシア]
- え?▼
- [ブノワ]
- また、小鳥たちに…
エサをあげようと思っている…▼
- [フェリシア]
- 私もご一緒していいんですか?▼
- [ブノワ]
- お前が望むならな…▼
- [フェリシア]
- 嬉しいです!
ぜひ、ご一緒させてください!▼
- [ブノワ]
- ああ…
わかった…▼
支援S†
- [フェリシア]
- ふんふんふ~ん。▼
- [ブノワ]
- ご機嫌だな…
フェリシア…▼
- [フェリシア]
- あっ!ブノワさん。▼
- [ブノワ]
- …何かいいことでもあったのか?▼
- [フェリシア]
- はいっ。▼
以前一緒に、小鳥さんたちにエサをあげに
行きましたよね?▼
その時のことを思い出していたら、
なんだか気分がよくって。▼
- [ブノワ]
- そうか…
それでそんなに楽しそうなんだな?▼
- [フェリシア]
- え?
私、そんなに楽しそうでしたか?▼
- [ブノワ]
- ああ…
鼻歌も歌っていたぞ…▼
- [フェリシア]
- ええ!?
本当ですか!?▼
- [ブノワ]
- ふっ…
自分では気づいていなかったのか…▼
- [フェリシア]
- ふふふ。
そうみたいですね。▼
- [ブノワ]
- まぁ…楽しそうなのはいいことだ…▼
- [フェリシア]
- 私…ブノワさんや皆さんと
一緒に過ごすようになってから、▼
毎日がとっても楽しいんです。▼
- [ブノワ]
- そうか…▼
- [フェリシア]
- 家族がたくさん増えて、
にぎやかになったって言うんでしょうか?▼
私、そういう雰囲気が好きなので。▼
- [ブノワ]
- そうか…
家族、か…▼
- [フェリシア]
- はい。▼
たとえ血は繋がっていなくても…▼
私は皆さんのことを
家族のように思っています。▼
- [ブノワ]
- …………▼
- [フェリシア]
- …ブノワさん?▼
- [ブノワ]
- 俺と…
本当の家族にならないか?▼
- [フェリシア]
- …え?▼
それは…
どういう意味でしょうか?▼
- [ブノワ]
- 俺と…結婚をして欲しい…▼
- [フェリシア]
- ええ!?▼
で、でも私、
ドジばっかりしてしまいますし…▼
ブノワさんと結婚したら…
ご迷惑をおかけしちゃうと思います…▼
- [ブノワ]
- そんなことは…
大したことではない…▼
俺は…
フェリシアと一緒になりたいんだ…▼
- [フェリシア]
- ブノワさん…▼
私も…
ブノワさんのことが好きです…▼
- [ブノワ]
- フェリシア…▼
- [フェリシア]
- ふつつかものですが…
よろしくお願いいたします。▼
- [ブノワ]
- ああ…
一生、添い遂げると誓おう…▼
- [フェリシア]
- 立派なお嫁さんになれるように…
精一杯、がんばりますね。▼
レオン†
支援C†
- [フェリシア]
- きゃあああああ!▼
- [レオン]
- フェリシア。
また皿を落として割ったのか…▼
- [フェリシア]
- も、申し訳ありません!
レオン様!▼
- [レオン]
- …僕に謝られても困る。▼
- [フェリシア]
- ううう…
す、すみません…▼
- [レオン]
- …………▼
僕は今まで、何度も
お前が失敗する姿を見ている。▼
- [フェリシア]
- は、はい…▼
- [レオン]
- だから、はっきり言うよ。▼
フェリシア。
お前は使用人に向いていない。▼
- [フェリシア]
- そ、そ、そ…
そんなこと言わないでください!▼
- [レオン]
- でも、事実だ。▼
- [フェリシア]
- わ、私、もっとがんばりますから!
お願いですからここにいさせてください!▼
- [レオン]
- 追い出しはしないけど…
困ったね…▼
支援B†
- [フェリシア]
- 顔が映るくらい綺麗に拭いて…
物を運ぶときには慎重に落ち着いて…▼
- [レオン]
- フェリシア。何をしているんだ?▼
- [フェリシア]
- あっ!
レオン様…▼
あの…その…▼
使用人としてのお仕事の
おさらいをしていました。▼
- [レオン]
- 別に、使用人であることに
こだわらなくて良いよ。▼
お前には
どう考えても向いてないから。▼
- [フェリシア]
- あううう…
私、がんばりますから…▼
- [レオン]
- でも、安心するといい。
お前に向いている仕事を見つけた。▼
- [フェリシア]
- えっ?
わ、私に向いている仕事が…▼
- [レオン]
- 調べてみて驚いた。フェリシアには
軍人としての才能があるようだね。▼
普段の姿からは想像できないほど、
戦場での活躍は目を見張るものがある。▼
- [フェリシア]
- は、はい…ギュンターさんにも昔…
そのようなことを言われました…▼
- [レオン]
- なら、何も問題はないな。
今日から使用人はやめて
軍人として皆の力になればいい。▼
- [フェリシア]
- …………▼
- [レオン]
- どうした?
嫌なのか?▼
- [フェリシア]
- 戦場に出て戦うのはかまいません…▼
私もこの闘いには…
自分の意思で参加しているのですから…▼
- [レオン]
- ああ。
そうだね。▼
- [フェリシア]
- でも私は使用人でいたいんです…▼
みなさんのお世話は上手にできないかもしれませんが…▼
それでも私は…
使用人でいたいんです…▼
- [レオン]
- …………▼
そこまで言うなら仕方ないな。
フェリシアの好きにすればいい。▼
- [フェリシア]
- はい!私、一生懸命がんばりますので!▼
支援A†
- [レオン]
- フェリシア。▼
- [フェリシア]
- はい。
レオン様。▼
- [レオン]
- お前は使用人であることに
どうしてそこまでこだわるんだ?▼
軍人としての腕は、
みんなが認めているところなのに。▼
- [フェリシア]
- …………▼
いつか見て欲しいからです…▼
立派な使用人となった姿を…
私がお世話になった方たちに…▼
- [レオン]
- 世話になった人?▼
- [フェリシア]
- はい。暗夜王国の城に来てから
私はいろいろな方にお世話になりました。▼
例えばギュンターさんです。▼
ギュンターさんは私に、
使用人の仕事を一から教えてくれました。▼
とても厳しい方ですけど、
お父さんのように感じています。▼
- [レオン]
- …………▼
- [フェリシア]
- ジョーカーさんもそうです。いつも私を見守ってくれています。▼
意地悪なことを言ったりしますけど、
本当はとっても優しい方です。▼
そういう大切な方たちに
見てもらいたいんです…▼
使用人として立派に成長した…
私の姿を…▼
- [レオン]
- なるほどね。▼
だから、フェリシアは
使用人を辞めたくないということか。▼
- [フェリシア]
- はい…▼
- [レオン]
- お前の気持ちはわかったよ。
もう軍人になれとは言わない。▼
- [フェリシア]
- レオン様…▼
- [レオン]
- 立派な使用人になるために、
もっと頑張らないとね。▼
僕も応援するから。▼
- [フェリシア]
- ありがとうございます。
レオン様。▼
私、がんばりますね。▼
支援S†
- [レオン]
- フェリシア。少しいいかい?▼
- [フェリシア]
- はい。レオン様。▼
ですが、先にこのお皿を
片付けさせていただきますね…▼
- [レオン]
- 危なっかしいな。僕も手伝おう。▼
- [フェリシア]
- だ、大丈夫です!▼
私、一人でできま…▼
…きゃあああ!▼
- [レオン]
- …やっぱりね。▼
- [フェリシア]
- も、申し訳ありません!
お怪我はないですか?▼
- [レオン]
- 僕なら大丈夫だ。
フェリシアは大丈夫か?▼
- [フェリシア]
- は、はい。
怪我はしてないみたいです。▼
- [レオン]
- そうか。
安心したよ。▼
では、この割れた皿を片付けよう。
今度こそ僕も手伝うから。▼
- [フェリシア]
- あ、ありがとうございます…
レオン様…▼
そ、それでレオン様…
私にお話というのは?▼
- [レオン]
- フェリシア。
僕の妻になる気はないか?▼
- [フェリシア]
- れ、れ、れ、レオン様!?▼
と、突然どうされたのですか?
そ、そんなことを言うなんて…▼
- [レオン]
- 好きになってしまったんだ。
お前のひたむきな姿を見てね。▼
どうだろうか?
僕と結婚してくれないか?▼
- [フェリシア]
- む、無理です!
絶対、無理に決まってます!▼
- [レオン]
- どうして?▼
- [フェリシア]
- ど、どうしてと言われましても…▼
私、使用人としての仕事もできないのに…
レオン様のお嫁さんになんかなれません…▼
それにレオン様だって嫌なはずです…▼
毎日、お皿を
割ってしまうお嫁さんは…▼
- [レオン]
- 皿なら何枚でも用意するよ。
いくらでも割ってかまわないさ。▼
- [フェリシア]
- お、お洗濯をするたびに、
お洋服をダメにしてしまいますし…▼
お掃除をするたびに…
新たな汚れを増やしてしまうんですよ?▼
- [レオン]
- 着る服なら何着でもあるし、
汚したのならば、また掃除をすればいい。▼
- [フェリシア]
- あううう…
そ、そういう問題じゃないんです…▼
私、自信がなんです…
立派なお嫁さんになる…▼
- [レオン]
- 始めから立派な者などいない。
徐々に成長をしていけばいいさ。▼
- [フェリシア]
- でも、私、成長するのに…
人より時間がかかってしまいます…▼
- [レオン]
- 時間ならいくらでもかけてかまわない。▼
ただし、立派になるまで待つ気はない。
僕にフェリシアの成長を見守らせて欲しい。▼
- [フェリシア]
- レオン様…▼
- [レオン]
- フェリシア。
この指輪を受け取ってくれ。▼
そして、僕と結婚してくれるね?▼
- [フェリシア]
- はい…
喜んでお受けします…▼
フランネル†
支援C†
- [フランネル]
- フェリシア!
へっへっへっへー!▼
- [フェリシア]
- あっ!?
ふ、フランネルさん…▼
お、お願いですから!
私に近づかないでください!▼
また、変な虫とか…
私に見せる気ですよね?▼
- [フランネル]
- 大正解!
すっげえの見つけたんだよ!▼
- [フェリシア]
- ひ、ひぃぃぃぃ!
やっぱりそうなんですね!▼
- [フランネル]
- 今回のはすげえぞ!
俺も震えちまうくらいの大物だ!▼
- [フェリシア]
- い、嫌です!
そんな虫、見たくありません!▼
- [フランネル]
- またまた、そんなこと言ってさー!
本当は見たいんだろ?▼
見せたらいつも喜んでるじゃねえか。▼
きゃーとか、ぎゃーとか
反応がすこぶるいいもんな!▼
- [フェリシア]
- よ、喜んでいません!
全力で嫌がっているんです!▼
- [フランネル]
- はっはっは!
ウソばっか言うなって!▼
こんなにかっこよくて変な虫を
なんで嫌がる必要があるんだよ?▼
- [フェリシア]
- フランネルさんはガルーですから、
美的感覚が人と違うんだと思います…▼
- [フランネル]
- そうなのか?
まあとりあえず見てくれよ、な?▼
- [フェリシア]
- ぜ、絶対に嫌です!
ごめんなさーい!▼
- [フランネル]
- あっ!
待てってば、フェリシアー!▼
支援B†
- [フランネル]
- フェリシア!
お、お前…
その手に持っているもんはなんだ!?▼
- [フェリシア]
- あぅぅ!?
ふ、フランネルさん?▼
こ、これは…
さきほど私がわってしまったお皿です…▼
- [フランネル]
- すげえ!
すんげえ尖ってるな!▼
その皿、俺にくれ!▼
- [フェリシア]
- これをですか?
でも、割れているので使えませんよ?▼
- [フランネル]
- なに言ってんだ!
全然、使えるっつーの!▼
隅々まで眺めたり、
尖ってるところをつんつんしたり!▼
- [フェリシア]
- そ、そうですか…▼
そのような使い方が
あるとは知りませんでした…▼
- [フランネル]
- というか、この皿、
フェリシアが割ったって言ったよな?▼
- [フェリシア]
- はい…
私が割ってしまいました…▼
- [フランネル]
- お前、皿を割る才能があると思うぜ!▼
- [フェリシア]
- お、お皿を割る才能ですか?▼
- [フランネル]
- だって、普通のやつじゃ、
こんなにかっこよく割れねえもん!▼
お前、すげえよ!
すげえ才能だよ!▼
- [フェリシア]
- あ、ありがとうございます…
そんなことを言われたのは初めてです…▼
少しだけ…嬉しいかもしれません。▼
- [フランネル]
- 俺、その割れた皿をお宝にする!
だから、くれるよな!?▼
- [フェリシア]
- わ、わかりました…
元々、捨ててしまうつもりでしたし…▼
でも、取扱いには充分、お気をつけくださいね。▼
フランネルさんが
お怪我をされては大変ですから。▼
- [フランネル]
- ああ!
わかってるぜ!▼
ありがとな、フェリシア!▼
この調子で、
これからもどんどん皿を割ってくれよな!▼
- [フェリシア]
- それは嫌です…
いっぱい叱られちゃいますから…▼
支援A†
- [フェリシア]
- あわわっ!
きゃあああああ!▼
- [フランネル]
- な、なんだ!?
どうしたどうした!?▼
- [フェリシア]
- ま、また転んじゃいました…▼
ああ…あわわわ…
食器が全部、割れちゃってます…▼
うぅぅ…
また怒られちゃいますね…▼
- [フランネル]
- うっひょー!
お宝の山ができあがってる!▼
- [フェリシア]
- あ、危ないですから
触っちゃだめですよ!▼
- [フランネル]
- すげえすげえすげえ!
どれもこれもかっこよく割れてる!▼
やっぱりフェリシアはものを割る天才だな!▼
- [フェリシア]
- あ、ありがとうございます…▼
でも、さすがに喜んではいられません。▼
これだけたくさんの
食器を割ってしまったのですから…▼
あぅぅ…しばらくはお食事抜きでしょうね…▼
- [フランネル]
- じゃあ、俺のメシを分けてやるぜ。▼
- [フェリシア]
- えええ!?
ほ、本当ですか!?▼
うぅぅ…
フランネルさんっていい人なんですね…▼
- [フランネル]
- か、勘違いすんなよ!
お前のためなんかじゃねえから!▼
俺はもっとフェリシアに
皿を割ってもらいたいだけだ!▼
だ、だから…▼
こんなことで落ち込まれたら
俺が困るんだよ!▼
- [フェリシア]
- でも、なるべくなら
こういう失敗はしたくありません。▼
- [フランネル]
- そ、そうか。▼
もったいねえな。
こんなに才能があるのによ。▼
- [フェリシア]
- …ふふっ。▼
私の欠点を才能と言ってくれるのは…
フランネルさんだけですよ。▼
ありがとうございます。
フランネルさん。▼
- [フランネル]
- べ、別に俺は
礼を言われるようなことはしてねーし!▼
ま、まぁ…
これからもがんばって皿を割れよな!▼
俺はそっちの方がありがてえし!
お宝がどんどん増えていくからな!▼
- [フェリシア]
- ふふっ…▼
失敗をするのは嫌ですけど…▼
もしお皿を割ってしまったら、
真っ先にフランネルさんにお知らせしますね。▼
- [フランネル]
- おう、頼む!▼
ああ…想像しただけで
しっぽが揺れちまうぜ…!▼
支援S†
- [フランネル]
- フェリシア!▼
- [フェリシア]
- フランネルさん。▼
- [フランネル]
- えっと、今からちょっとだけ…
俺に付き合わねえか?▼
- [フェリシア]
- それはかまいせんが…
何かご用でしょうか?▼
- [フランネル]
- と、とりあえず
俺についてきてくれよ!▼
- [フェリシア]
- わ、わかりました!▼
わー!
綺麗な湖ですね!▼
- [フランネル]
- ヒトはこういう場所が
好きだって聞いたからな。▼
苦労して探したんだ。▼
- [フェリシア]
- ありがとうございます。
とても素敵な場所を教えてくださって。▼
ご用というのは
このことだったのでしょうか?▼
- [フランネル]
- い、いや…
これだけじゃねえ…▼
フェリシア!▼
- [フェリシア]
- は、はい!?▼
- [フランネル]
- ちょっと手を出してくれ!
お前に渡したいもんがある!▼
- [フェリシア]
- うぅぅ…
もしかして、虫でしょうか?▼
- [フランネル]
- ち、違う!
今日は虫じゃねえ!▼
と、とにかく手を出してくれよ!▼
- [フェリシア]
- わ、わかりました…
どきどき…どきどき…▼
- [フランネル]
- ほら…
わ、渡したぞ!▼
- [フェリシア]
- これは…指輪でしょうか?▼
- [フランネル]
- フェリシア!
俺と結婚してくれ!▼
- [フェリシア]
- え…
えええええええ!?▼
あっ!?
あああああああ!▼
- [フランネル]
- う、うおおおおお!?
指輪が湖に飛んでった!?▼
- [フェリシア]
- ご、ご、ご、ごめんなさい!▼
あ、あんまりにもびっくりして、
思わず投げ飛ばしちゃいました!▼
ど、どうしましょう!?▼
- [フランネル]
- ど、どうするもこうするも…▼
ま、まあいい!
とにかく、俺と結婚してくれ!▼
- [フェリシア]
- あぅぅ…
あの…その…私なんかで…▼
- [フランネル]
- 俺はお前に惚れちまった!
だから、お前じゃなきゃダメなんだ!▼
- [フェリシア]
- はぅぅ…▼
そ、そんなこと言われたのは…
初めてなので…▼
- [フランネル]
- だ、ダメならダメって言ってくれ!▼
- [フェリシア]
- あの…私…その…
…潜ってきますね!▼
- [フランネル]
- 潜る!?
潜るって…湖にか!?▼
- [フェリシア]
- は、はい…
指輪…いただきたいですから…▼
- [フランネル]
- それってつまり…
俺と結婚してくれるってことか!?▼
- [フェリシア]
- …はい。▼
- [フランネル]
- う、うおおおおおん!
やったぜー!▼
- [フェリシア]
- で、では、私…
潜って指輪を探してきます!▼
- [フランネル]
- や、やめろって!
無茶はすんなよ!▼
も、もう指輪なんかどうでもいいって!▼
- [フェリシア]
- いえ、そういうわけにはいきません!
私、指輪、欲しいですから!▼
- [フランネル]
- し、仕方ねえな…
じゃあ、一緒に潜って探すか!▼
- [フェリシア]
- はい!
フランネルさん!▼
マークス†
支援C†
- [フェリシア]
- よし。お盆にお湯を載せました、
茶器も載せました。▼
準備はいいです~!▼
あとは私が真下を向いて…
まっすぐ歩く…▼
せーの…
一歩…二歩…▼
ドキドキ…
三歩…四歩…▼
…やっぱりこれなら全然、転びません。
いい感じかも…大丈夫かも…▼
き、きゃあ!!▼(割れた音)
あいたたたた…▼
- [マークス]
- 大丈夫か、フェリシア。▼
- [フェリシア]
- マ、マークス様!?
どうしてここに!?▼
ここは私の秘密の練習場なんですよ!▼
- [マークス]
- 練習場?▼
そうだったのか。
偶然、通りかかったのだが…▼
しかし、こんなところで
何を練習していたのだ?▼
- [フェリシア]
- …紅茶をこぼさずに持ち運ぶ練習です。▼
- [マークス]
- お盆を持って真下を向きながら歩く…
それが練習なのか?▼
- [フェリシア]
- はい。▼
地面を見ながら歩けば
ドジな私でも絶対に転ばないと思ったのです▼
でも、そうしたら…
正面の柱が見えずにぶつかってしまい…▼
- [マークス]
- で、結局こぼした…と。▼
- [フェリシア]
- …はい。▼
- [マークス]
- それは斬新だ。
お前でなければあり得ない発想と練習だな。▼
- [フェリシア]
- そんな!
笑わないでください~っ!▼
- [マークス]
- いやいや、そうだな。
悪かった。▼
支援B†
- [フェリシア]
- …………▼
もう短所を補うのはやめです~。
これからは新しいことに挑戦します!▼
ということで、
今日は編み物に挑戦してみます~。▼
えっと…▼
姉さんがやっていたのは…
まず毛糸の玉をほどいて…▼
こうやって…
ぐるぐるぐるぐる…って…▼
あれ…▼
な、なんか…
手足の自由が奪われていきます~…▼
(暗転)
- [フェリシア]
- あうー!▼
- [マークス]
- フェリシア、大丈夫か。
体が毛糸でぐるぐる巻きになっているぞ。▼
- [フェリシア]
- マ、マークス様…▼
きょ、今日も…
偶然、通りかかったのですか?▼
- [マークス]
- ああ、そうだ。▼
- [フェリシア]
- では、お願いなんですが…
ほどくのを手伝ってもらえませんか…▼
- [マークス]
- わかった、待ってろ▼
…………▼
フェリシア…
どうやったらこんなふうになるのだ?▼
相当、こんがらかっているぞ。▼
- [フェリシア]
- ごめんなさい…▼
ちょっと待ってくださいね…
私のほうでも動いてみて…▼
- [マークス]
- あ、いや、動くな▼
- [フェリシア]
- えっ?▼
- [マークス]
- 見ろ。お前が動いたせいで
余計にこんがらがったぞ。▼
- [フェリシア]
- うぅ…
すみません…▼
- [マークス]
- よし。
気合いを入れてほどくとしよう。▼
- [フェリシア]
- 本当に申し訳ありません…▼
暗夜王国の第一王子に
やっていただく作業ではないですよね…▼
- [マークス]
- そんなことを気にしている暇があるなら
絶対に動くなよ。▼
ええっと…
この糸がここを通って…と…▼
支援A†
- [フェリシア]
- よし…
今日は料理の練習を…▼
…って、マークス様?▼
- [マークス]
- …ううっ。
見つかってしまったか…▼
- [フェリシア]
- 見つかってしまったかって…
そんなところで何を?▼
- [マークス]
- …こうなったら正直に話すしかないか。
実は、お前の練習風景を覗いていたのだ。▼
- [フェリシア]
- えっ?
なんでまた?▼
- [マークス]
- お前が一生懸命に練習している姿は…
…見ていると心が和むんだ。▼
- [フェリシア]
- 私を見ていると和む?
ちょっと意味がわからないですけど…▼
- [マークス]
- お前は毎日が楽しそうだ。▼
- [フェリシア]
- でも、ドジです。▼
- [マークス]
- 私にはどこに行っても付いて回る。
「第一王子マークス」という肩書きが…▼
- [フェリシア]
- 私もどこに行っても付いて回ります。
「ドジなフェリシア」という肩書きが…▼
- [マークス]
- …………▼
だとしても。▼
私にはお前がとても楽しそうに見える。
だから純粋に見ていて癒やされたのだ。▼
- [フェリシア]
- なるほど…▼
それは…
光栄に思っていいことなんでしょうか…▼
- [マークス]
- 当然だ。▼
- [フェリシア]
- そうですか…▼
…………▼
だったら、マークス様も
私と一緒に練習しませんか?▼
- [マークス]
- …練習? 私が?▼
- [フェリシア]
- はい。メイドの練習です。
もちろん、メイドの服も着て。▼
- [マークス]
- な、なんのために?▼
- [フェリシア]
- 見ていて癒やされるだけよりも、
実際にやった方が楽しいですよ。▼
- [マークス]
- そ、そういうものなのか?▼
- [フェリシア]
- はい。
もちろんです。▼
- [マークス]
- わ、わかった…
ただ、メイド服だけは勘弁してくれ。▼
- [フェリシア]
- んー。仕方ないですねえ。
だったらメイド服は勘弁してあげましょう。▼
さっそくですが、マークス様。
まずはそのお水をこっちの鍋に入れてください。▼
あ、こぼしちゃダメですよ。
私はいつもその辺でこぼすんです。▼
いいですね。
そしたら次は…▼
支援S†
- [フェリシア]
- マークス様、どうされたんですか?▼
- [マークス]
- フェリシア、よく来てくれたな。▼
この間のメイド体験の件は感謝する。
あんな経験は二度とできないだろう。▼
- [フェリシア]
- うふふ。▼
またやりたいということでしたら
いつでもご一緒しますよ。▼
あ、なんでしたら今からやりますか?▼
- [マークス]
- いや、今日は別の用件があるのだ。
とても大事なことがな。▼
- [フェリシア]
- 大事なこと?▼
それでしたら私だけでなく
他の方々もいてくださったほうが…▼
私、おっちょこちょいで忘れっぽいので▼
- [マークス]
- いや、他の者がいたら困る。
お前と二人きりがいいのだ。▼
- [フェリシア]
- は、はあ。
そうですか…▼
- [マークス]
- なぜなら…
お前にこれを受け取ってほしいからだ。▼
- [フェリシア]
- これは…
- [マークス]
- 結婚指輪だ。▼
- [フェリシア]
- …えっ?▼
…………▼
…えっえっえーっ!?
私ですか?▼
本当に私で間違いないのですか?▼
- [マークス]
- そうだ。▼
…このくらいの年になると、
周りも結婚の話ばかりでうるさくてな。▼
しかし、私が結婚したとして…
そもそも夫婦の時間を作れるのだろうか。▼
作れたとして楽しい時間になるのだろうか。
そんな不安が拭えなかったのだ。▼
そんな不安を吹き飛ばしたのがフェリシア…
お前だった。▼
見ているだけで心が癒やされる人…
近くにいるだけで安らぐ人…▼
そして、私にはないものを持っている人…▼
そういう女性とならば、
楽しい結婚生活が送れるのではないか…▼
そんな希望が持てるようになったのだ。▼
- [フェリシア]
- マークス様…▼
- [マークス]
- フェリシア、この指輪を受け取ってほしい。
そして、私と結婚してもらいたい。▼
- [フェリシア]
- …………▼
わ、私なんかで本当にいいのでしたら…
喜んでお受けします。▼
私はいつもただ普通に過ごしているだけです。▼
でもそれがマークス様の癒やしになるのなら、
こんなに光栄なことはありません。▼
- [マークス]
- そう言ってもらえただけで、
心に明かりが灯ったような気分だ。▼
王妃となって、私の生活を…
暗夜王国を明るく照らしてもらいたい。▼
- [フェリシア]
- わかりました!
みんなを明るくすることならできそうです。▼
フローラ†
フローラのページへ
共通ユニット†
フェリシア(共通)のページへ
白夜ユニット†
フェリシア(白夜)のページへ
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
- [ブノワ] い、今すぐに 拭くものを持ってきますから!▼ だ、だからころさないでくださいぃ! 私はまだ死にたくないんですぅ!▼ [フェリシア] …行ってしまったか。 …慌しいやつだ。▼ 逆になってますwwww --
- ブノワとのS -- わーわー
- ↑ミスりました続きを・・・ブノワとのS支援血が繋がってなくてもの(血)が(地)になっていますよ。 -- わーわー
- フランネルとのA支援、最後のセリフしっぽがしっぱになってます。 -- わーわー
Last-modified: 2020-08-06 (木) 21:32:48