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エリーゼの支援会話

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ハロルド

支援C

[ハロルド]
よーし、
今日も元気に、ハロルド参上!▼
…エリーゼ様、お待たせしました。
例によって遅れてすみません。▼
[エリーゼ]
ううん。
来てくれてありがとう、ハロルド!▼
あのね、呼んだのにはわけがあるの。
一つ、質問がしたくて。▼
[ハロルド]
はい。このハロルドにわかることであれば、
なんでもお聞きください!▼
[エリーゼ]
あなたは困っている人がいれば助ける、
正義の人なのよね?▼
[ハロルド]
ええ!
その通りです!▼
迷子と聞けば東西南北、
草の根を分けてでも探し出し…▼
ご老人が足が痛いと聞けば、
背負ってその足となる。▼
[エリーゼ]
ふんふん…▼
[ハロルド]
泣き声を聞けば、駆けつけて
笑顔になるまで一緒に泣き…▼
ケンカと聞けば、間に入って
両者の拳を握手に変える。▼
改めてご説明するまでもなく、
私はそのような男…▼
悪を挫き弱きを守る…
正義のヒーロー、ハロルドなのです!!▼
[エリーゼ]
わー! いつ聞いても頼もしいー!▼
じゃあじゃあ、ハロルドに
解決できないものってあるの?▼
[ハロルド]
いいえ、皆無です!▼
[エリーゼ]
あはは、すごーい!▼
[ハロルド]
ですが、何故私にそのような質問を?
もしや何かお悩みでも?▼
エリーゼ様のお悩みとあれば最優先事項。
真っ先に対処しますが…▼
[エリーゼ]
ほんと?
それじゃハロルド、あたしね…!▼
…………▼
あ…ううん。
やっぱり、いい。▼
[ハロルド]
えっ?▼
[エリーゼ]
あはは…ごめんね。
今のは聞かなかったことにして。▼
いくらハロルドでも、
無理なことがあると思うの…▼
それじゃあね。▼
[ハロルド]
エリーゼ様…?▼

支援B

[ハロルド]
エリーゼ様。▼
[エリーゼ]
あっ、ハロルド!
どうしたのー?▼
[ハロルド]
この間のお話ですが…
最後まで話してはもらえないでしょうか。▼
私はあなたの臣下なのです。
あなたのためとあらば、
私は火の中沼の中…▼
[エリーゼ]
うーん…
…でも、大変だよ?▼
[ハロルド]
エリーゼ様のご様子からして、
それは察しております。▼
今日は覚悟を決めて参上しました。▼
[エリーゼ]
…………▼
じゃあ言っちゃうとね…▼
あたしがお願いしたいのは、
マークスおにいちゃんのことなの。▼
[ハロルド]
マークス様のこと…ですか?▼
[エリーゼ]
そう。
あの、マークスおにいちゃんをね…▼
[ハロルド]
は、はい。▼
[エリーゼ]
明るく楽しく、笑顔の絶えない
おにいちゃんにしてほしいの!▼
[ハロルド]
…………▼
[エリーゼ]
ね、やっぱり大変でしょ!?
こればっかりは、いくらハロルドでも…▼
[ハロルド]
だ、だ、だ、大丈夫です…▼
このハロルドの辞書に
大変などという文字は存在しません!▼
[エリーゼ]
…無理しなくてもいいのよ?▼
[ハロルド]
無理などしていません!
すぐに行ってまいります!▼
とうっ!▼
[エリーゼ]
えっ、今すぐ!?▼
[ハロルド]
エリーゼ様。
ただいま戻りました…▼
[エリーゼ]
ハロルド!
は、早かったね…▼
それで、どうだったの?▼
[ハロルド]
ご安心ください。▼
マークスさまは私といる間、
終始明るくお笑いになっておりました▼
[エリーゼ]
ほ、ほんとに!?▼
[ハロルド]
はい。マークス様の居場所が
わからずおろおろしていた私は、▼
小高い丘の上にマークス様を発見し、
丘を一気に駆け上がりました。▼
ところが肝心なところでつまずいてしまい、
そのまま転げ落ちてしまったのです。▼
それを見ておられたマークス様は、
けっこうな形相で笑っておられました。▼
[エリーゼ]
…………▼
駄目だよ、そんなんじゃ…
それはあたしの言ってる笑顔じゃないもん…▼
[ハロルド]
で、ですよね…▼
[エリーゼ]
うぅーん…
やっぱり無理なのよ。▼
いくら正義の味方でも、
できないことはあるから…▼
でも…ありがとね、ハロルド。▼
[ハロルド]
エリーゼ様…▼

支援A

[ハロルド]
エリーゼ様、行ってまいりました。▼
今度はちゃんと、真正面から
マークスさまとお話をして参りました。▼
[エリーゼ]
ほんとに!?▼
[ハロルド]
ええ。
そしてきっぱりと申し上げました。▼
あなたは次期国王となる御方…
なのにいつも表情が硬いのではと。▼
暗夜の未来のためにも、もっと明るく楽しく、
笑顔に満ちた人物になっては如何かと…!▼
[エリーゼ]
すごーい!
すごいよハロルド…!▼
で、どうだったの?▼
[ハロルド]
笑っていただきました。▼
[エリーゼ]
えっ?▼
[ハロルド]
鼻で笑っていただきました。▼
[エリーゼ]
…………▼
[ハロルド]
…と言いますのも、お話の最中に
私、急にお腹が痛くなってきまして…▼
結果、体をよじりながら申し上げ…
それが原因だったかもしれませんが…▼
[エリーゼ]
ハ、ハロルド…
お大事にね…▼
でも…やっぱり、そうだよね。
それくらいしか無理なのよ。▼
[ハロルド]
エ、エリーゼ様…▼
[エリーゼ]
昔はね…マークスおにいちゃんも、
もっと明るく笑ったり、▼
楽しそうに遊んでくれたりしたんだけど、
戦争が始まってからはあんまり…▼
もちろん笑顔は見せてくれるけど、
前みたいにパッとしないっていうか…▼
だからたまには、昔みたいに
なーんにも気にせず、▼
明るく楽しく過ごしてくれないかなーって
思ったんだけど…▼
[ハロルド]
エリーゼ様…▼
…………▼
わかりました。
なんとかしましょう。▼
[エリーゼ]
ううん、やっぱり無理よ。▼
マークスおにいちゃんは次の王様だもん。
きっと、色々考えることがあるんだと思うの。▼
あたしの考えもつかないようなことが、
たぶん、いっぱい…▼
[ハロルド]
無理ではありません。▼
私はハロルド。
正義の使者です。▼
そして…あなたの忠実な臣下です。
私はあなたのためなら、どんなことでもできる。▼
今すぐは無理かもしれません。
でもきっといつか…絶対に…▼
[エリーゼ]
ハロルド…▼
…ありがとう!
なんだか元気が出てきちゃったよ!▼
あなたにこのことをお願いして、
ほんとうに良かった…▼
あたし、ハロルドのその言葉が
聞けただけでも…とっても嬉しい!▼
[ハロルド]
エリーゼ様…!
…身に余るお言葉です。▼

支援S

[ハロルド]
エリーゼ様。
お越しくださってありがとうございます。▼
[エリーゼ]
いきなり呼び出して、どうしたの?
マークスおにいちゃんのこと?▼
[ハロルド]
…まあ、そうではありませんが、
でも関係ないこともなく…▼
[エリーゼ]
そうなの?
あのことなら、もういいよ。▼
マークスおにいちゃんのことは…
あたしがいけないのかもしれないから。▼
[ハロルド]
えっ?▼
[エリーゼ]
あたしね、マークスおにいちゃんのことを
お父さんみたいに思っていたの。▼
ほら、あたしのお父様って
普通のお父さんとはちょっと違うから…▼
何かあった時に頼っていたのは、
いつもマークスおにいちゃんだった。▼
昔のおにいちゃんはあたしといっぱい
遊んでくれて、笑って、楽しそうだったの。▼
でも、ずっとそのままでいられるわけないのよ。
最初から大人の「お父さん」と違って、▼
「おにいちゃん」は成長して、大人になって、
前とは変わっていくものだから。▼
[ハロルド]
エリーゼ様…▼
[エリーゼ]
きっと、あたしが昔を懐かしみすぎなのね。▼
あたしが昔みたいにおにいちゃんと遊べなくなって拗ねてるだけ。▼
だから、あたしの側の問題なの。▼
おにいちゃんはおにいちゃんで、
お父様じゃないもの…▼
[ハロルド]
ふむ…父君、ですか。▼
ちなみにエリーゼ様は、
どのような父君が理想なんですか?▼
[エリーゼ]
えっ?▼
[ハロルド]
マークス様でもガロン様でもない、
理想の父君がいたとしたら…▼
それは、どんな方ですか?▼
[エリーゼ]
理想のお父さんか…
難しいなぁ。▼
…………▼
でもちょっと、
ハロルドみたいな人もいいな。▼
[ハロルド]
えっ?▼
[エリーゼ]
ハロルドは優しいし、誠実だし。
いい人だと思うの。▼
だから、ハロルドは
いいお父さんになりそう!▼
奥さんを守ったり、
子供を肩車したりする姿が目に浮かぶもん。▼
あなたの奥さんとか子供になる人は、
きっと幸せなんじゃない?▼
[ハロルド]
…………▼
なんというアクシデントだ…▼
おぉ…
あまりに嬉しくて涙が…▼
[エリーゼ]
ど、どうしたの!?▼
[ハロルド]
いや。
しっかりするのだ、ハロルド。▼
今日こそ、ちゃんと伝える。
そう覚悟を決めて来たのではないか。▼
…よし。
言うぞ。▼
[エリーゼ]
なにを?▼
[ハロルド]
エリーゼ様…▼
あなたは明るくて奔放で
とても魅力的な方です。▼
仕事や正義だけでなく、
もっと近くであなたをお守りしたい。▼
そう思った次第です。▼
もしよろしければ…
この指輪を受け獲っていただければと…▼
[エリーゼ]
えっ、えーっ!?▼
[ハロルド]
結婚してください。
エリーゼ様。▼
[エリーゼ]
う、うれしいけど…
あたしはどう答えればいいの…▼
[ハロルド]
…そのような反応、
ごもっともだと思います。▼
私たちの関係や、
年齢のこともありますから…▼
ですから、私はいきなりお返事をお願いする
つもりはありません。▼
ゆっくり時間をかけてください。▼
[エリーゼ]
…………▼
大丈夫かなぁ…▼
それこそマークスおにいちゃん、
怒るんじゃないかなぁ。▼
[ハロルド]
ご心配なく。
これから日々、努力し…▼
マークス様を笑顔にするご報告ができる…
そんな男になりますから。▼
[エリーゼ]
…………▼
うん。
わかった。▼
あたしたちの結婚でマークスおにいちゃんを
明るい気分にできれば最高ね。▼
…ハロルド。
末永くよろしくお願いします!▼

エルフィ

支援C

[エリーゼ]
エルフィ!
お散歩に行こうよ!▼
[エルフィ]
もぐもぐ…
もぐもぐもぐ…▼
[エリーゼ]
もう!
いつまでご飯を食べてるの?▼
[エルフィ]
いくら食べても…
お腹がいっぱいにならなくて…▼
[エリーゼ]
エルフィは訓練のし過ぎよ。
だから、そんなにお腹が空くんだよ。▼
[エルフィ]
ですが、訓練をしないと…
強くなれませんから…▼
[エリーゼ]
エルフィはもう充分、強いと思うけどな。▼
[エルフィ]
まだまだ油断はできません。▼
わたしはエリーゼ様を守るために
誰にも負けない力を身に付けなくては…▼
[エリーゼ]
ありがとう、エルフィ。▼
でも、そんなに食べちゃってたら、
いざというときに体が重くて動かないよ?▼
[エルフィ]
…確かにそうですね。
もう、動けそうにありません。▼
[エリーゼ]
ええ~!?
じゃあ、お散歩には行けないの?▼
[エルフィ]
大丈夫です。
転がっていけばなんとかなりますから。▼
[エリーゼ]
はぁ…
お散歩は中止だね…▼

支援B

[エルフィ]
ふんっ! ふんっ!
ふんふんふんふんっ!▼
[エリーゼ]
も、もう、やめようよ!
あたしを持ち上げて訓練しないで!▼
[エルフィ]
そうですか…
ちょうどいい重さなんですが…▼
では、下ろしますね…
足元にお気をつけください…▼
[エリーゼ]
というか、今は二人きりなんだから…
敬語じゃなくてもいいんだよ?▼
[エルフィ]
…わかったわ。▼
[エリーゼ]
えへへ。▼
ねえ、あたしたちが
出会ったときのことを憶えてる?▼
[エルフィ]
ええ、もちろん…▼
[エリーゼ]
あたしはお城を抜け出して…▼
[エルフィ]
わたしが住む地下街に
お忍びで遊びにきたのよね。▼
[エリーゼ]
そうそう。
あたし、普通のお友達が欲しかったから。▼
[エルフィ]
全然、気づかなかったわ…▼
泥だらけになって走り回ってた子が
王女様だったなんてね…▼
[エリーゼ]
二人で地上の王都に出なかったら、
きっと最後まで気づかなかったでしょ?▼
[エルフィ]
そうね…
気づかなかったと思うわ…▼
あの時、ガラの悪い衛兵が絡んできて
エリーゼを守ろうとしたんだけど…▼
やっぱり子供の力では無理で…
二人とも連れ去られそうになって…▼
でも、そのとき
エリーゼが自分の身分を明かしてくれた…▼
[エリーゼ]
うふふ。あの悪い衛兵さん、
顔が真っ青になってたね。▼
[エルフィ]
もう、エリーゼをあんな目には遭わせない。
わたしが絶対に守るから…▼
[エリーゼ]
ありがとう。
エルフィ。▼

支援A

[エリーゼ]
…不思議だよね。▼
[エルフィ]
? 何が不思議なの?▼
[エリーゼ]
こうして、また、
二人で一緒にいられることが!▼
あたし、自分の身分を明かしたとき、
すごく悲しくなったもん。▼
もう、これでエルフィとは
遊べなくなるかもって。▼
[エルフィ]
そうね…王女様とわたしでは
身分が違いすぎるから…▼
[エリーゼ]
でも、エルフィは
あたしに会いにきてくれた。▼
数年後に王城兵として
また、あたしに会いにきてくれた。▼
[エルフィ]
だって、どうしても会いたかったから…▼
[エリーゼ]
でも、そのために王城兵に志願するなんて…
普通、考えないわ。▼
[エルフィ]
王城兵に採用されるために猛特訓したわ。▼
滝に打たれながら岩を持ち上げたり…
川の流れに逆らって走ったり…▼
[エリーゼ]
そ、そんなことまでしたんだ…▼
[エルフィ]
でも、そのおかげで
こうしてエリーゼの臣下になれた…▼
[エリーゼ]
うん…▼
ありがとう、エルフィ…
あたし、すごく嬉しかったよ。▼
[エルフィ]
ふふふ。
お礼なんか言わないで…▼
[エリーゼ]
ねえ、エルフィ。
これからもずーっと一緒にいようね!▼
[エルフィ]
もちろんよ…
ずっと側にいさせてね…▼
エリーゼは…
わたしが絶対に守るから…▼

オーディン

支援C

[オーディン]
…………▼
…………ぐぅ…………▼
[エリーゼ]
あ、オーディン!▼
[オーディン]
……へ?▼
こ、これはこれはエリーゼ様…▼
[エリーゼ]
あ、もしかして
オーディン寝てた?▼
[オーディン]
ふっ、エリーゼ様。
それは違います。▼
これは夜魔との甘美なる禁呪との
永劫に繰り返し聖戦の果てに…▼
[エリーゼ]
…やまのかんびなるきんじゅ…?▼
やまのかんびなるきんじゅって何?▼
[オーディン]
ふっ…それは人という柔き供物が
死にも似たその隔絶を欲するがゆえの…▼
[エリーゼ]
ひとというやわきくもつって何?▼
[オーディン]
…それはつまり、絢爛たる闇の帳が
汝が瞼と心に降り立ちたるその垣間に…▼
[エリーゼ]
けんらんたるやみのとばりって何?▼
[オーディン]
…………
えーとですね…▼
まあ、寝てたってことです。▼

支援B

[オーディン]
この気配…そうか。
奴がついに動く、ということか…▼
ならば、俺も真の力を覚
醒させねばならないようだな…▼
くっ…だが、静まれ…!
今はまだ最終封印を解く時では…!▼
[エリーゼ]
オーディン、
誰とお話してるの?▼
[オーディン]
おわっ!エリーゼ様…!?▼
[エリーゼ]
あれ?誰もいない?▼
[オーディン]
え、ええ。俺一人です。▼
[エリーゼ]
そうなの?誰もいないのに
お話しするなんてお父様みたい…▼
あ、大丈夫?
その腕、痛そうにしてたけど…▼
[オーディン]
いえ、ご安心を。▼
我が身に秘められし常闇の烙印は
偽の命題によって幻痛を響かせしもの…▼
[エリーゼ]
わがみにひめられしとこやみのらくいんって?▼
[オーディン]
えーとですね…▼
つまり、
痛いふりってことです。▼
[エリーゼ]
なーんだ、じゃあ安心ね。▼
じゃあ、さっきのも
誰かとお話してるふりだったのね?▼
[オーディン]
いえ、さっきのは、
闇の気配に気づいたふりです。▼
[エリーゼ]
今日はオーディンの言ってること
わかりやすいわ。▼
ねえオーディン、いつも
そんな風にわかりやすく喋って。▼
[オーディン]
え!?▼
[エリーゼ]
だって、オーディンの言葉って
難しくてよくわかんないんだもん。▼
最初から、もっとかんたんに
言ってくれた方が楽しいでしょ?▼
[オーディン]
そ、それだけはお許しを…
俺の存在意義に関わる大問題です。▼
あれをなくすと俺が
俺でなくなってしまうというか…▼
[エリーゼ]
じゃあ、あたしともっとお話して!▼
[オーディン]
もっとお話…ですか?▼
[エリーゼ]
うん。オーディンとあたしが
もっともっといっぱいお話するの。▼
そしたら、オーディンの言葉もあたし、
わかるようになると思うの。▼
だから、
いっぱいお話しましょ!▼

支援A

[エリーゼ]
オーディン!▼
[オーディン]
黄昏の姫君よ、今宵もこの
漆黒のオーディンと語らおうと?▼
ですが、気をつけられるが良い。
戯れに覗き込む無垢なる瞳に…▼
闇は月光を覆い隠す黒砂のごとく、
その獲物を絡め取ろうとする宿命…▼
[エリーゼ]
ええ、そしてさまよえるあおきたましいは
いくえにもつらなるばくさにとらわれ、▼
れいめいたるいただきのみつるそのときまで
しんぎんのやりがそのこころをたもつのよね!▼
[オーディン]
その通りです。▼
しかし…
大丈夫ですか、エリーゼ様。▼
[エリーゼ]
大丈夫って?▼
[オーディン]
あまりその…闇の言葉を多用されては
周囲に誤解を生んでしまうのでは?▼
[エリーゼ]
あ、大丈夫。こういうお話するのは
オーディンにだけだもん。▼
だって他の人に話すと、
みんなきょとんとしちゃうし。▼
[オーディン]
そ、そうですね…確かに。▼
[エリーゼ]
それよりオーディン、もっとお話しましょ!▼
あなたのお話ってとっても素敵!
幻想的で謎めいてて格好良いもの!▼
[オーディン]
で、ですよね!ですよね!
格好良いですよね!▼
さすがは暗夜王国の姫君です!
エリーゼ様!▼
[エリーゼ]
えへへ、ありがとう!▼
今日はあなたが十三番目に手にした魔剣、
アオスシュテルヴェンのこと教えて!▼
[オーディン]
ふっ…アオスシュテルヴェン…
その真名は完全なる滅び…▼
その剣の十三番目の使い手となりし者は、
励起した闇の魔力に魅せられ…▼
[エリーゼ]
うんうん!▼

支援S

[エリーゼ]
オーディン、またお話しましょ!▼
[オーディン]
そのことなんですけど、エリーゼ様。▼
どうも、軍内で俺たちについて
良からぬ噂があるようで…▼
[エリーゼ]
噂って?▼
[オーディン]
俺がエリーゼ様に妙な邪術を
吹き込んでいるとかいないとか…▼
[エリーゼ]
えーー!そんなの変!
楽しくお喋りしてるだけなのに!▼
気になるのなら、みんなもあたしたちの
お話に入ってくればいいのに!▼
[オーディン]
まあでも、みんなが入ってきても
ちんぷんかんぷんでしょうけどね…▼
[エリーゼ]
うーん。どうしたら
人目を気にせずお話できるのかな?▼
[オーディン]
そうですね…▼
いっそ結婚でもしたら
誰にも文句を言われなくなるのかも…▼
[エリーゼ]
…結婚?▼
[オーディン]
だって結婚しちゃえば、
一緒にいるのが当たり前になるわけで…▼
なーんて話は置いておいて、
今日は九十九番目の魔剣の話でも…▼
[エリーゼ]
待って、オーディン…
それいいかも…▼
[オーディン]
…えっ?▼
[エリーゼ]
結婚しちゃうって、いいかも!▼
[オーディン]
いやいやいやいやいや…
ただの冗談ですから…▼
そもそもエリーゼ様…
結婚って何かわかってます?▼
[エリーゼ]
ええ、わかってるわ。
子ども扱いしないで。▼
[オーディン]
で、でも俺と話すために
結婚するっていうのも…▼
[エリーゼ]
もう、そういうことじゃないの。▼
あたし、オーディンと
お話してるうちに、思ったの。▼
オーディンともっとお話したい。
もっと一緒にいたいって。▼
それは話し相手が欲しいとか、
気が合うとかじゃなくて…▼
オーディンのこと、
大好きって気持ちなの。▼
[オーディン]
えーーーーーーーーーっ!?▼
ほ、本気ですか!?▼
[エリーゼ]
うん…▼
[オーディン]
い、いや…俺だって
エリーゼ様は素敵だと思いますよ?▼
でも…▼
[エリーゼ]
でも…?▼
[オーディン]
周りの人たちが許さないですよ…▼
[エリーゼ]
大丈夫。大事なのは
オーディンとあたしの気持ちだもん。▼
[オーディン]
エリーゼ様……▼
…いいんですか?
そんなこと言うと、本気で言いますよ?▼
[エリーゼ]
…ええ。
本気でお願い。▼
[オーディン]
エリーゼ様…
俺と結婚してください。▼
指輪は後日…
一緒に店に足を運びましょう。▼
[エリーゼ]
嬉しい…▼
[オーディン]
まさかこんな展開になるなんて思って
いなかったんで…ちょっとあれですけど…▼
でもみんなに認めてもらえるよう…
死ぬ気でがんばるつもりです。▼
[エリーゼ]
良かった。これで、
闇のお話もいっぱいできるね!▼

ゼロ

支援C

[ゼロ]
あれ? エリーゼ様?
どちらへ?▼
[エリーゼ]
どちらへって…
どういうこと?▼
[ゼロ]
だってこれから軍議ですよ?▼
[エリーゼ]
それは知ってるわ。
でもあたしは行かないの。▼
[ゼロ]
どうしてですか?▼
[エリーゼ]
だってほら…あたしまだ子どもだから…
行ってもみんなの邪魔になるだけだし…▼
[ゼロ]
子どもって…
そうは見えませんが。▼
[エリーゼ]
えっ?▼
[ゼロ]
どこをどう見てももう立派なお体です。▼
[エリーゼ]
そ、そうかなぁ。▼
[ゼロ]
そうですよ。▼
自分のことを子どもだと思うのは
やめたほうがいいんじゃないですか?▼
[エリーゼ]
でも…軍議って
難しいお話をするところじゃない?▼
あたしにはまだ…▼
[ゼロ]
それはイケませんね。▼
レオン様はあなたより幼い頃に
もう軍議に出ていたみたいですよ?▼
[エリーゼ]
え、それ本当?▼
[ゼロ]
さぁ…ただの思いつきですけどね…▼
[エリーゼ]
え、何か言った?▼
[ゼロ]
いえ、何も…▼
[エリーゼ]
…あたしもそろそろ軍議に出て
大人の仲間入りしたほうがいいのかな?▼
[ゼロ]
ええ、あなたが一人前になることが、
暗夜王国のためにもなります。▼
[エリーゼ]
…わ、わかったわ。
あたし、がんばってみる。▼

支援B

[エリーゼ]
ぐすっ…ぐすっ…▼
[ゼロ]
エリーゼ様。
どうなさったのですか?▼
[エリーゼ]
ゼロ…あのね…
…あたし、軍議に行ってみたの。▼
そうしたらね、あたしは来なくてもいいって。
まだ難しすぎるからって…▼
[ゼロ]
本当ですか?▼
[エリーゼ]
ええ。軍議にはみんないたのに…
結局、あたしだけ輪に入れなかったのよ…▼
[ゼロ]
…すみませんでした。
俺が余計なアドバイスをしたばっかりに…▼
[エリーゼ]
ううん。
ちっとも余計なアドバイスじゃなかったわ。▼
問題はあたしなの。
あたしが子ども過ぎるからいけないのよ…▼
あぁ…どうしたら大人になれるんだろう…▼
[ゼロ]
どうしたら大人になれるか…
では、またアドバイスしてもいいですか?▼
[エリーゼ]
ええ、ぜひお願いしたいわ。▼
[ゼロ]
失礼なアドバイスになるかもしれませんが…
エリーゼ様のために言わせてもらいます。▼
俺が思うに問題は心です。▼
[エリーゼ]
心…▼
[ゼロ]
大人になりたいと言いつつも、
子どものままでいたいと思っていませんか?▼
心は姿に表れるもの。▼
甘えた心で軍議に出向いても、
不要だと思われて当然です。▼
その心をどうにかしない限り、
いくつになってもあなたは必要とされません。▼
[エリーゼ]
…………▼
そ、そうよね…本当にそうよ…
ありがとう…ゼロ…▼
ぐすっ…ぐすっ…▼
[ゼロ]
…………▼
…エリーゼ様の涙…
…いいねぇ。▼
[エリーゼ]
…え、何か言った?▼
[ゼロ]
いえ、何も…▼
今はたくさん泣くことです。
涙を流せば流すほど、心が楽になるでしょう。▼

支援A

[エリーゼ]
ゼロ!▼
[ゼロ]
エリーゼ様…
今日はやけに朗らかで…▼
[エリーゼ]
あたしね、あなたに言われて
心を入れ替えてみたの!▼
[ゼロ]
そうですか…
でも人はそう簡単には変われないもので…▼
[エリーゼ]
そしたらね、あたしも軍議に参加して
いいって言われたのよ!▼
[ゼロ]
ほう…▼
しかし、実際に軍議に参加してみたら、
やっぱり子どもは不要と言われたのですか。▼
[エリーゼ]
ううん、そんなことなかったわ。▼
[ゼロ]
なんと!?▼
[エリーゼ]
あたしね、次の出撃をどうすればいいか、
ちゃんと意見を言ったの。▼
そうしたらみんな、
ほめてくれたのよ!▼
みんなあなたのおかげだよ、ゼロ!▼
[ゼロ]
…そ、そうですか。
よかったですね。▼
くっ…残念だ。
結構、快感だったんだがな…▼
[エリーゼ]
ん?
なんか言った?▼
[ゼロ]
いえ、ナニも…▼
[エリーゼ]
ゼロ、これからもたくさんアドバイスしてね。▼
あなたの言うことは鋭くて痛くて
ショックだったけど…▼
でもあたしにはそういう風に言ってくれる人が
必要なんだって思えたわ。▼
あなたのおかげで成長できた気がするの…
本当に感謝してるよ!▼
[ゼロ]
…わかりました。
じゃあこれからも容赦なく責めますよ。▼
[エリーゼ]
うん。あたしが大人になれるかどうかは、
あなたにかかっているんだからね。▼

支援S

[ゼロ]
エリーゼ様…
なんの用でしょうか。▼
[エリーゼ]
ゼロ、きてくれてありがとう!
あなたに伝えたいことがあるの。▼
[ゼロ]
…は、はぁ。▼
[エリーゼ]
あたしね、将来結婚するなら
ゼロみたいな人がいいなって。▼
そんな風に思ってるの。▼
[ゼロ]
なんですって?▼
[エリーゼ]
ほら、あたし…こんな感じの性格だから…▼
ちゃんと言ってくれる人が
旦那さんじゃないとダメだと思うの。▼
[ゼロ]
へぇ…そんなに俺のことを
よく思ってくれているんですか…▼
[エリーゼ]
うん、大好きだよ!▼
あなたはあたしをどんどん成長させて、
大人にしてくれる。▼
それだけじゃないわ。
他にも好きなところはいっぱいあって…▼
[ゼロ]
だったら、エリーゼ様。
俺と結婚しましょうか。▼
[エリーゼ]
えっ、ほんとに?▼
[ゼロ]
ええ、すぐにしましょう。▼
[エリーゼ]
でも…
それはあたしが好きだって言ったから?▼
[ゼロ]
いいえ、そうではないのです。
こいつを見てください。▼
[エリーゼ]
えっ!? 指輪…!?▼
[ゼロ]
はい…
正真正銘、結婚指輪です。▼
実は前々からあなたに渡そうと思って、
ずっと持っていたのです。▼
[エリーゼ]
ゼロもあたしのことが好きだったの?▼
[ゼロ]
はい。▼
[エリーゼ]
そんな…全然、気付かなかったよ…
すごくうれしい…!▼
[ゼロ]
好きだからこそ、いじめたくなる。▼
そんな少年のような心理が働いて、
つい涙が見たくなったこともありますが…
…………▼
エリーゼ様。▼
[エリーゼ]
はい。▼
[ゼロ]
これからもあなたには、
つらい現実が待ち受けているでしょう。▼
でも涙を我慢してはなりません。
俺の前で思い切り泣いてください。▼
おれがその涙を全て受け止めるでしょう。▼
[エリーゼ]
ゼロ…素敵よ…▼
[ゼロ]
これからはもっと素敵になるよう、
努力いたします。▼
そしてエリーゼ様を立派な大人に
して差し上げます…▼
[エリーゼ]
うん…▼
[ゼロ]
さ、ではレオン様たちの元へ。
ご報告に行きましょう。▼
[エリーゼ]
わかったわ!▼

カミラ

支援C

[エリーゼ]
カミラおねえちゃんっ。▼
[カミラ]
エリーゼ。
どうしたのかしら?▼
[エリーゼ]
…つんつんつんつん。▼
[カミラ]
ふふふ。くすぐったいわ。
なんでそんなところを突っつくのかしら?▼
[エリーゼ]
やっぱり…あたしと違う。▼
カミラおねえちゃんの方が…
弾力があって、とっても柔らかい…▼
[カミラ]
あらあら…
そんなことを気にしてるの?▼
[エリーゼ]
あたしも…
カミラおねえちゃんみたいになりたい。▼
[カミラ]
私みたいに?▼
[エリーゼ]
うん。
もっと、大人っぽくなりたいの!▼
外見も中身も…
カミラおねえちゃんみたいに!▼
[カミラ]
焦らなくてもいいのよ。
その内に必ずなれるからね。▼
[エリーゼ]
その内じゃ嫌なの!
あたしは今、なりたいの!▼
[カミラ]
ふふふ。大人は
そんなわがままを言わないものよ?▼
[エリーゼ]
でも…でも…▼
[カミラ]
…仕方ないわね。▼
そこまで言うのなら、
今度、色々と教えてあげるわね。▼
[エリーゼ]
本当に!?
ありがとう、カミラおねえちゃん!▼

支援B

[エリーゼ]
カミラおねえちゃん!
大人の女性のことを色々教えてくれる?▼
あたし、早くカミラおねえちゃんみたいな
大人の女性になりたいの!▼
[カミラ]
わかったわ。
それで、どんなことが聞きたいのかしら?▼
[エリーゼ]
えっとね…じゃあね…▼
大人の女性に、
必要なものを教えて欲しいな。▼
[カミラ]
大人の女性に必要なもの…
やっぱり、包容力かしらね。▼
[エリーゼ]
包容力?▼
[カミラ]
そう。
全てを包み込む優しさね。▼
過ちを許せる広い心を持ち…
他人に対して寛容でいられること…▼
それが大人の女性には
必要かもしれないわね。▼
[エリーゼ]
でも、カミラおねえちゃんは…
敵に対してすごく厳しいよね?▼
[カミラ]
ふふふ。
敵に対しては遠慮しなくていいのよ。▼
[エリーゼ]
そ、そうなの?▼
[カミラ]
でも、エリーゼは優しい子だから…
誰に対しても優しく接してあげなさい。▼
それがあなたの魅力なんだからね。▼
[エリーゼ]
うん、わかった!▼
じゃあ、後はね…▼
大人の女性の体つきになるには
どんなことをしたらいいのかな?▼
[カミラ]
よく食べて、よく眠ればいいのよ。▼
[エリーゼ]
本当に?
それだけでいいの?▼
[カミラ]
私は特別なことをしてないから。
そうとしか答えられないわ。▼
[エリーゼ]
そっか!
それならあたしにもできそう!▼
こうやって大人の女性のことを
これからもいっぱい勉強していけば…▼
いつかはあたしも…
カミラおねえちゃんみたいになれるかな?▼
[カミラ]
ええ。私なんかよりも
もっとずっと素敵な女性になれるわ。▼
いつか、きっとね。▼
[エリーゼ]
ほんとに? うれしい!
あたし、頑張るね!▼

支援A

[エリーゼ]
カミラおねえちゃん!▼
[カミラ]
エリーゼ。▼
[エリーゼ]
今日も大人の女性について
教えて欲しいな!▼
[カミラ]
わかったわ。▼
でも…あなたはどうして、
そんなに背伸びがしたいのかしら?▼
今のあなたのままでも、
私は充分、魅力的だと思うわよ?▼
[エリーゼ]
そんなことないよ…▼
[カミラ]
まあ、どうしてそう思うの?▼
[エリーゼ]
だって、あたしは全然…
カミラおねえちゃんと似てないもん…▼
[カミラ]
例え私と似ていなくても、
あなたは充分に魅力的な女性よ?▼
[エリーゼ]
でも、カミラおねえちゃんは
とっても綺麗で大人って感じだから…▼
少しでも、近づきたいの。▼
[カミラ]
ありがとう、エリーゼ。
そう思ってくれるのは本当に嬉しいわ。▼
[エリーゼ]
えへへ…実はこの髪もね、▼
カミラおねえちゃんと同じ色に、
ちょっとだけ染めてあるんだよ。▼
憧れのおねえちゃんに、
少しでも近づけますようにって。▼
[カミラ]
うふふ…その髪、そういうことだったの。
可愛い子ね。▼
でも、私だって…
あなたに憧れているのよ?▼
[エリーゼ]
えっ!?
カミラおねえちゃんがあたしに?▼
[カミラ]
あなたの持つ優しい心と純粋さに、
私は救われているの。▼
あなたは暗夜王国の小さな光…
その優しさに触れるたびに、▼
私の中にも…
暖かいものを感じることができたわ。▼
[エリーゼ]
ほ、ほんとに…?▼
[カミラ]
ええ、そうよ。▼
私だけじゃない。
みんなもそれを感じていたはずよ。▼
だから、エリーゼ…
あなたはみんなにとっての光なの。▼
暗闇の中でも決して輝きを失わない…
淡くて儚い、小さな光…▼
[エリーゼ]
カミラおねえちゃん…▼
[カミラ]
だから、自分に自信を持ちなさい。
あなたは本当に魅力的な女性よ。▼
今のままでも、この先成長しても…
あなたはじゅうぶんに素敵なレディだわ。▼
[エリーゼ]
ありがとう…
カミラおねえちゃん…▼

ラズワルド

支援C

[エリーゼ]
うーん…
うまくいかないなあ…▼
いったい何が足りないのかな…▼
[ラズワルド]
ルンルンルン!▼
[エリーゼ]
…ん? あれは…▼
[ラズワルド]
ルンルンルン!▼
[エリーゼ]
ラズワルド!
何してるのーっ?▼
[ラズワルド]
わわわっ!
エ、エリーゼさま!?▼
[エリーゼ]
いま…ルンルンルンって言ったわよね?▼
…あっ! もしかしてあなたも
新しい遊びを考えてたとか?▼
[ラズワルド]
新しい遊び…?▼
い、いえ…
僕は遊んでいたわけではありません。▼
[エリーゼ]
え…じゃあ何なの?
一人でくるくる回ってたじゃない?▼
[ラズワルド]
ええと…
僕は踊りの練習をしていたんです。▼
恥ずかしいからあまり人には
言わないでくださいね?▼
[エリーゼ]
…踊り…▼
なるほど…
その手があったわ…!▼
これよ!!
足りないのはこれだったのよ!!▼
[ラズワルド]
エリーゼ様…?▼
[エリーゼ]
ありがとう、ラズワルド!
あなたはあたしの救世主よ!▼
[ラズワルド]
よ、よくわかりませんが…
エリーゼ様が嬉しそうで良かったです。▼
そうだ。
ここでお会いできたのも何かの縁。▼
良ければ一緒にお茶でも…▼
[エリーゼ]
それは遠慮しておくわ!
あたしは今から忙しいの。▼
それじゃあね、ラズワルド!▼
[ラズワルド]
ええー…??▼
な、なんだったんだろ…?▼

支援B

[エリーゼ]
来てくれてありがとう!
ラズワルド!▼
[ラズワルド]
エリーゼ様…
いったい何の用でしょうか?▼
[エリーゼ]
実はあたし、みんなで遊べる
新しい遊びを考えてるの。▼
ただ、ずっと何かが足りないと
思ってて…▼
そこで目にしたのが
ラズワルドの踊りってわけよ!▼
あたしはビビッと来たの…
新しい遊びに足りないのこれだ…って!▼
わかった?▼
[ラズワルド]
ええと…すみません。
やっぱりよくわからないのですが…▼
[エリーゼ]
んもう。▼
簡単に言えば、あたしの遊びに
ラズワルドの踊りの要素を加えたいってこと!▼
あたしが考えてるのは追いかけっこを
応用した遊びなんだけど…▼
ただ走るんじゃなくて、
踊りながら走るの!▼
でね、あたしに
踊りの指導をしてほしいのよ。▼
[ラズワルド]
…なるほど。▼
[エリーゼ]
さっそく教えてちょうだい。
ラズワルドの踊りを。▼
[ラズワルド]
でも、僕の踊りはエリーゼ様に
お教えできるようなものでは…▼
踊り子の母からいろいろと教わりましたが、
その後は独学でしたし…▼
[エリーゼ]
それでいいよ!
むしろ独学の部分に興味があるわ。▼
[ラズワルド]
そうですか。
まあそれならなんとか…▼
じゃあさっそく始めますよ。
まずはステップから行きましょうか。▼
(暗転)
これがステップの基本です。
さあ、やってみてください。▼
[エリーゼ]
えーっと、こう…?▼
[ラズワルド]
うーん…少し違いますね…
こうですよ。▼
[エリーゼ]
なるほど…
こうね?▼
[ラズワルド]
いえ、違うんですよね…▼
[エリーゼ]
うう…もういい!
教わるのはもうやめにする!▼
そういえばあたし、お城でも
ダンスはからっきしだったもん!▼
[ラズワルド]
えっ?▼
[エリーゼ]
あたしは踊るのはやめる。▼
追いかけっこの最中、
あたしは審判をするわ。▼
踊りとそれを教えるのは、
ラズワルドに担当してもらっちゃう!▼
[ラズワルド]
ええっ?▼
僕もその追いかけっこに
参加するってことですか?▼
[エリーゼ]
うん。そういうことね。▼
[ラズワルド]
えーっ…
それは恥ずかしいんですが…▼
[エリーゼ]
何言ってるのよ。
これはみんなのためなんだから。▼
恥なんて思わずに、光栄に思うべきよ。▼
[ラズワルド]
そ、そうですね…▼
なるべくそう思うようにします…▼

支援A

[エリーゼ]
よし…
リハーサルも完璧ね…▼
新しい遊び…
「ルンルンモテラブ追いかけっこ」の完成だよ!▼
[ラズワルド]
ルンルン…モテラブ!?▼
すみません…エリーゼ様。
これってどういう追いかけっこなんです?▼
ただ踊りながら走るんじゃないんですか?▼
[エリーゼ]
もー。ラズワルドはまだまだね。▼
あたしがそんなただ走り回るような
幼稚な遊びを考えるわけないじゃない。▼
この遊びはひと言で言えば
「モテるための遊び」だよ。▼
[ラズワルド]
ええっ!?
エリーゼ様が…そんなことをお考えに!?▼
[エリーゼ]
えへへ…あたしだって女の子だもん。
色恋事には興味があるわ。▼
この遊びをすれば、
一緒に遊んだ人を好きになって、▼
軍内にいっぱいカップルが
増えるのを狙ってるの。▼
踊りを見せてモテモテになって、
そのあとラブラブになる追いかけっこよ。▼
[ラズワルド]
だからモテラブなんですね…▼
[エリーゼ]
そう!
だから追いかけるのは男の子、▼
逃げるのは女の子にしようって
思ってるの。▼
[ラズワルド]
はあ…なるほど。▼
確かに恋人の出来る遊びなんかあったら、
みんなやりたがると思います。▼
[エリーゼ]
でも、あたしは男の人と
交流が多いわけじゃないわ。▼
ピンと来ない部分もあったの…▼
でも、そこで見つけたのがラズワルドよ。
いつも女の人と接してるあなたの踊りなら、▼
きっとモテモテの効き目がある…
そう思ったの。▼
さあ、ラズワルド!▼
恋人を欲しがってるみんなに、
あたしたちの遊びを広めましょ!▼
[ラズワルド]
いや、ちょっと待ってください。
これ…モテるための遊びなんですよね?▼
でも言っておきますが…
僕はモテませんよ?▼
[エリーゼ]
…え!?▼
[ラズワルド]
むしろモテない部類に入るというか…▼
[エリーゼ]
あ…あははは…
冗談やめてよー。▼
だってラズワルドはよく、
綺麗な女の人たちとお話してるじゃない!▼
[ラズワルド]
あれは僕が積極的に話しかけているだけで…
モテてるんじゃないんです…▼
[エリーゼ]
ええーーーーっ!?
じゃ、じゃあこの遊びは…▼
ルンルンモテラブ追いかけっこは
どうなるのよー!▼
[ラズワルド]
非モテ…つまり逆に
「モテなくなる遊び」なのかもしれません…▼
[エリーゼ]
そんなぁ…
やっと新しい遊びができたと思ったのに…▼
[ラズワルド]
すみません…
もっと早く言うべきでしたね…▼
でもまあ、僕は踊りながら走らなくてよくなって、
ちょっとホッとしましたけど…▼
[エリーゼ]
…………▼
…ううん、違うわ!
やっぱり何の問題もないよ!▼
[ラズワルド]
ん?▼
[エリーゼ]
…相手を変えたらいいわ!
もう恋人のいる人たちのところに行くの!!▼
「この遊びを一緒にすれば、
相手はモテなくなる…」つまり、▼
「一緒に遊んだら浮気できなくなる」って…
そう言えば大丈夫だよ!▼
名前も改名して…
「ルンルン非モテラブ追いかけっこ」にするの!▼
[ラズワルド]
なるほど…それは名案ですね!▼
って、ちょっと待ってください…
結局、僕は踊りながら走るんですね…▼

支援S

[エリーゼ]
ラズワルド。
この前の遊びは大成功だったね!▼
あなたのおかげよ、ありがとう!▼
[ラズワルド]
いえ。あんな感じの走りっぷりで、
ご満足いただけましたか?▼
[エリーゼ]
もう大満足だよー!▼
見てる人たちも走ってる人たちも
みんな笑ってて、とっても楽しかったわ!▼
[ラズワルド]
僕はちょっと恥ずかしかったですけどね…▼
[エリーゼ]
え、なんで?
いちばん上手に踊って走ってたのに。▼
[ラズワルド]
だって、あれは…
一緒に遊んだら浮気できなくなる遊びです。▼
つまり…誘ったのはみんな、
カップルだったんですよ!?▼
何が悲しくてカップルに混じって
僕だけ独り身で走っていたのか…▼
[エリーゼ]
ああ…なるほどね。▼
でも仕方ないじゃない。
ラズワルドはお手本だったんだもん。▼
あたしは審判だし、
そもそも踊れないし。▼
[ラズワルド]
ではもし踊れるようになったら、
僕と走ってくれますか?▼
[エリーゼ]
うん! もちろんよ!▼
[ラズワルド]
いいんですか?
本当に?▼
[エリーゼ]
えっ。いいよ。
ラズワルドと走るんでしょ?▼
…ん? でもそうか。▼
あの遊びで一緒に走るってことは、
カップルにならないとダメってことで…▼
それって…まさか…▼
[ラズワルド]
はい。
僕は、エリーゼ様が好きなんです…▼
[エリーゼ]
ええーーーー!?
ど、どうしてそうなるの!?▼
[ラズワルド]
ええと…
あの時エリーゼ様だけ、▼
「ルンルン非モテラブラブ追いかけっこ」を
していなかったからかもしれません。▼
[エリーゼ]
も、もう! 真面目に答えてよ!
あたしのどこがいいの!?▼
あたし…女らしくないし、
子供っぽいってて言われるし…▼
ラズワルドがどこを気に入ってくれたのか
ぜんぜんわかんないよ…▼
[ラズワルド]
女らしくないなんてことありません。
エリーゼ様は立派なレディです。▼
みんなが笑顔になれることを考えて
それを実行に移された…▼
とても優しい女性ですよ。▼
[エリーゼ]
!!
ラズワルド…▼
あたしのこと、
そんな風に思ってくれてたの…?▼
…とっても嬉しい。▼
[ラズワルド]
良かった…▼
[エリーゼ]
あのね…あたしも…
ほんとはラズワルドが好きなの…▼
この前遊んだ時だって、
あなたの踊りが…▼
…いちばんかっこ良く見えた。▼
[ラズワルド]
エリーゼ様…!▼
[エリーゼ]
えへへ。
あたしたち、両想いだったんだね!▼
[ラズワルド]
はい…!▼
あの遊びにはやっぱり、
モテ効果があるのかもしれません…▼
[エリーゼ]
そうかもしれないね!▼
じゃあこの遊びの名前は
ルンルンモテラブ追いかけっこに戻しましょ。▼
それで今度は、
未婚のみんなを集めて遊ぶの。▼
もちろんあたしも一緒に走るわ。
この遊びを通じて結婚した…▼
新婚カップルのお手本としてね!▼
[ラズワルド]
それはいい考えですね。
僕も嬉しいです…!▼
[エリーゼ]
だからもう一度ダンスを教えて。
今度は諦めないよ。▼
踊れるようになるまで
付き合ってもらっちゃうから。▼
[ラズワルド]
はい、喜んで。▼
これからの僕たちには
たくさん時間がありますからね。▼
心ゆくまで付き合いますよ。
あなたのためなら…いつでも、どこでもね。▼
[エリーゼ]
ありがとう、ラズワルド!
大好きよ!!▼

ブノワ

支援C

[ブノワ]
…………▼
[エリーゼ]
…………▼
[ブノワ]
…エリーゼ様。
俺に何か用か?▼
[エリーゼ]
う、ううん!
何でもないよ!▼
[ブノワ]
…そうか。▼
…………▼
[エリーゼ]
…………▼
[ブノワ]
エリーゼ様…
なぜ、俺の後をついてくるんだ?▼
[エリーゼ]
…あのね、みんなが言ってたの。▼
ブノワはお腹が減ると、
その辺にあるものを何でも食べちゃうって。▼
馬とか、木とかはもちろん…
岩や天幕さえも一呑みだって。▼
[ブノワ]
…それを確かめるために?▼
[エリーゼ]
えへへ。
ちょっと見てみたいな、って。▼
[ブノワ]
…グーッ。▼
[エリーゼ]
あっ!
ブノワのお腹が鳴った!▼
で、でも、この辺には何もないよ?
大きな山しか…▼
はっ!?
ま、まさかあの山を食べちゃうの!?▼
わくわく、わくわく…!▼
[ブノワ]
…エリーゼ様。▼
期待に満ちた顔をしているところ
申し訳ないのだが…▼
俺は、山は食べない…▼

支援B

[エリーゼ]
あっ、ブノワ!▼
[ブノワ]
エリーゼ様…
期待に添えず申し訳ないが、▼
俺は木も岩も食べない…
だから何も面白いものは見られないぞ。▼
[エリーゼ]
…本当に?
でも、ブノワはなんでも食べるんでしょ?▼
[ブノワ]
誤解だ…
俺は普通の食べ物しか食べない…▼
[エリーゼ]
そうなの?▼
おかしいな…
みんなそう言ってたのに…▼
[ブノワ]
他にはどんな噂を聞いたんだ…?▼
[エリーゼ]
えっとね…
たくさんあるよ。▼
ブノワはたった一人で
十万人の軍勢を滅ぼしたとか…▼
ブノワが森を歩くと、
木々が道を空けるとか…▼
あっ!ひとたび海に足を浸けると
海が真っ二つになるってのも聞いたわ!▼
[ブノワ]
…全て誤解だ。▼
[エリーゼ]
そ、そうなんだ…
ざんねん…▼
[ブノワ]
すまないな…▼
[エリーゼ]
ううん!
ブノワが悪いんじゃないもん!▼
でも、どうしてなんだろ?
なんで誤解されちゃうんだろうね?▼
[ブノワ]
俺は口下手だし…
愛想もないからな…▼
みんな…
俺を恐れているのだろう…▼
[エリーゼ]
そうかなあ?▼
あたしはブノワを初めて見たときから、
くまさんみたいで可愛いと思ったけど…▼
[ブノワ]
ありがとう…
だが、他の皆はそうではないらしい。▼
俺としては…
皆ともっと仲良くしたいのだが…▼
[エリーゼ]
わかった!
じゃあ、あたしにまかせて!▼
みんながブノワを
怖がらないようにしてみせるよ!▼
[ブノワ]
…そんなことができるのか?▼
[エリーゼ]
うふふ!
楽しみに待ってね、ブノワ!▼

支援A

[ブノワ]
…………▼
…おかしい。▼
今日はやけに…
仲間が俺に話しかけてくる…▼
今までは俺を恐れて…
距離をとっていたというのに…▼
[エリーゼ]
ふふふん!
作戦は成功したみたいだね!▼
[ブノワ]
…エリーゼ様?▼
[エリーゼ]
みんなブノワに
積極的にはなしかけるようになったでしょ?▼
[ブノワ]
そうだな…▼
以前と比べたら…
そんな機会が増えているように思う…▼
…しかし、何故だ?▼
[エリーゼ]
この間、言ってたでしょ?
みんなとも仲良くなりたいって。▼
だから、あたしが
ブノワに関する新しい噂を広めたの。▼
[ブノワ]
俺の…噂を?▼
[エリーゼ]
ブノワと会話すると…
その日は必ずいいことが起きるってね!▼
[ブノワ]
なるほど…
そうだったのか…▼
[エリーゼ]
これでみんなと
もっと仲良くなれると思うよ!▼
[ブノワ]
エリーゼ様…
ありがとう…▼
一時とはいえ…
仲間と会話する機会が増えて嬉しいぞ。▼
[エリーゼ]
一時?
なんでそう思うの?▼
[ブノワ]
なぜなら…俺と会話しても…
いいことなど起こらない…▼
だから、エリーゼ様が広めてくれた噂も…
いつかはウソだと判明してしまう。▼
そうなってしまえば…
また、みんなは俺を避けるだろう…▼
[エリーゼ]
そんなことにはならないと思うな。▼
だって、
少しでもブノワと話せば…▼
ブノワは怖い人じゃないって
みんなわかってくれると思うから。▼
[ブノワ]
…………▼
エリーゼ様…
あなたは、優しいな…▼
本当に…ありがとう…▼
[エリーゼ]
えへへ、そんなぁ。
褒められることはなんにもしてないよ。▼
早くみんなと仲良くなれるといいね!▼
[ブノワ]
ああ…▼

支援S

[ブノワ]
エリーゼ様…▼
[エリーゼ]
ブノワ。
どうしたの?▼
[ブノワ]
このお守りを…
受け取ってくれないか?▼
日頃の感謝と…
俺の思いを込めて作ったものだ…▼
[エリーゼ]
わーい!
ありがとう、ブノワ!▼
もちろんもらうよ!
大切にするね!▼
[ブノワ]
…………▼
[エリーゼ]
…あれ?このお守り…
中に何か入ってるね?▼
[ブノワ]
な、中身は気にするな…▼
[エリーゼ]
なんだろ、これ?
開けちゃおっと!▼
[ブノワ]
や、やめるんだ!▼
[エリーゼ]
なんで?
中身を見ちゃいけないの?▼
[ブノワ]
お、お守りを開けて中身を見たら…
効力が薄まってしまう…▼
[エリーゼ]
ふーん…
そういうものなんだ?▼
[ブノワ]
ああ…
そういうものだ…▼
[エリーゼ]
でも、開けちゃおっと!▼
[ブノワ]
ああっ!▼
[エリーゼ]
あれ?
これって…指輪?▼
[ブノワ]
…………▼
[エリーゼ]
どうしてお守りに指輪が入ってるの?▼
[ブノワ]
本来ならば…▼
その指輪を直接…
エリーゼ様に渡したかったのだが…▼
なかなか勇気が出ず…
渡せそうになかったので…▼
せめて、お守りという形でと思って…▼
[エリーゼ]
ん?どういうこと?
ちゃんと説明して欲しいな。▼
[ブノワ]
つ、つまり俺は…▼
エリーゼ様に…
結婚を申し込みたかったんだ…▼
[エリーゼ]
えええええ!?▼
あ、あたしと結婚!?▼
[ブノワ]
愚かな考えだということは…
重々、承知している…▼
エリーゼ様が…
俺と結婚をしてくれるはずがないからな…▼
[エリーゼ]
…………▼
[ブノワ]
すまない…▼
この胸の思いは…
隠し通そうと思っていたのだが…▼
[エリーゼ]
つまり…
あたしがお守りの中身を見なかったら、▼
ブノワはあたしに告白しなかったってこと?▼
[ブノワ]
…………▼
[エリーゼ]
じゃあ、開けてよかった!▼
[ブノワ]
…え?▼
[エリーゼ]
だって、あたしも…
ブノワと結婚したいと思っていたから!▼
[ブノワ]
エリーゼ様…!?▼
[エリーゼ]
ふふふ。
ちゃんと幸せにしてね?▼
[ブノワ]
ああ…
必ず。何があろうとも。▼
そう…約束しよう。▼

レオン

支援C

[エリーゼ]
ねーねー!
レオンおにいちゃん!▼
[レオン]
エリーゼ。
そんなに慌ててどうしたんだ?▼
[エリーゼ]
あのね、
すごい不思議なんだよ!▼
[レオン]
不思議?▼
[エリーゼ]
さっきね、空は晴れてるのに、
雨がどしゃーって降ったの!!▼
[レオン]
ああ。
天気雨が降ったんだね。▼
[エリーゼ]
天気雨?
お天気なのに雨が降るの?!▼
[レオン]
うん。
いくつかの原因が考えられるけど…▼
遠くで降った雨が強風に乗って、
ここまで移動してきたのかもしれないね。▼
[エリーゼ]
すごーい!▼
やっぱりレオンおにいちゃんは物知りだね!▼
[レオン]
別に。
こんなことは誰でも知ってるよ。▼
[エリーゼ]
これからも
わからないことがあったら…▼
レオンおにいちゃんに
聞きにきてもいい?▼
[レオン]
ああ。
別にいいよ。▼
[エリーゼ]
ありがとう!
レオンおにいちゃん!▼

支援B

[エリーゼ]
レオンおにいちゃん。
また教えて欲しいことがあるの。▼
[レオン]
エリーゼ。今日は何だよ?▼
[エリーゼ]
えっとね、昔のお父様のこと!▼
[レオン]
昔の父上…?▼
[エリーゼ]
うん。マークスおにいちゃんからは
ちょっとだけ聞いたことがあるんだけど…▼
若い頃のお父様って、あたしの知ってる
お父様とはかなり違うんでしょう?▼
だから、どんな風だったか
知りたいの。▼
[レオン]
そうだね…少なくとも
シェンメイ王妃が亡くなるまでは、▼
優しい父上だったように思うよ。▼
[エリーゼ]
優しい!?
うそ…想像つかないわ。▼
[レオン]
僕も今となっては信じられないけど、
昔の父上はかなり子煩悩だったんだ。▼
小さい頃はよく肩に乗せてくれたり、
頭を撫でてくれたりしたからね。▼
[エリーゼ]
えーーーっ! いいなあ。
あたしはそんな風にされたことないや。▼
他には他には?▼
[レオン]
戦の前線に自ら乗り込むような、
勇ましい人物だったと聞くよ。▼
こういう一面はさすがに記憶にないけど…
手合わせに付き合ってくれたときは、▼
強い人だなと思ったね。▼
[エリーゼ]
そうなんだ…お父様はお部屋から
なかなか出てこないイメージだけどなあ。▼
あたし、その頃のお父様に
お会いしてみたかったかも!▼
[レオン]
…そうだね。
叶うなら僕もそうしたいよ。▼
ええと…他には、そうだな。▼
若い頃の父上は
色恋の話題にも事欠かなかったらしい。▼
言い寄る女たちも、
後を絶たなかったそうだよ。▼
[エリーゼ]
へぇ…!
お父様、モテモテだったのね!▼
[レオン]
一国の王なら当然だろうね。
それだけ魅力的な人物だったってことさ。▼
…でもその分、父上に目をかけられた
女たちの争いは熾烈なものだった。▼
仲の悪かった妾の子ども同士が
殺し合ったって話もあるくらいだから。▼
[エリーゼ]
そんな…!
きょうだい同士なのに!?▼
[レオン]
まあ仕方ないよ。
妾が自分の地位を上げるために、▼
子どもを利用することなんて
よくあることだったからね。▼
[エリーゼ]
そうなんだ…▼
…………▼
[レオン]
エリーゼ?▼
[エリーゼ]
ううん、なんでもない!
あ、そろそろ食事の時間だね。▼
急がないとご飯なくなっちゃう。
お父様のこと教えてくれてありがとうね。▼
レオンおにいちゃん!▼
[レオン]
ああ。▼

支援A

[エリーゼ]
…レオンおにいちゃん。▼
[レオン]
エリーゼ。
今日も何か聞きに来たのか?▼
[エリーゼ]
うん…▼
[レオン]
…?
どうしたんだよ?▼
[エリーゼ]
あ、あのね…▼
あたしたちきょうだいって、
ずっと仲良しでいられると思う?▼
[レオン]
何だよ、いきなり。▼
[エリーゼ]
この前、レオンおにいちゃんの
話を聞いて思ったの。▼
この先もこのままでいられるのかなって。▼
だってあたしとレオンおにいちゃんも、
違うお母さんから生まれてきたから…▼
[レオン]
まあ、それは…そうだね。▼
僕もエリーゼも、それからカミラ姉さんも、
別々の妾の子だ。▼
それも、あまり仲の良くない…ね。▼
[エリーゼ]
…………▼
[レオン]
今でこそ僕たちはこうして
話ができているけど…▼
エリーゼが生まれる前なんかは
妾同士の争いがひどくて、▼
きょうだいともろくに話せなかったんだ。▼
特に僕は男だったから、
優位に立つ材料としてずいぶん使われたよ。▼
[エリーゼ]
レオンおにいちゃん…▼
[レオン]
…だから僕は、
母親なんて愛しちゃいなかった。▼
こう言っちゃ何だけど…
あの人は最後まで僕のことを、▼
父上を繋ぎとめる道具か何かだと
思っていたからね。▼
[エリーゼ]
…………▼
それ、ちょっとわかる気がする。
あたしはお母様が大好きだったけど…▼
お母様が好きなのは、
いつだってお父様だけだったわ。▼
お母様が重い病気にかかって
亡くなる前に呼んだのも…▼
あたしの名前じゃなくて、
お父様の名前だった…▼
[レオン]
…そうか。▼
[エリーゼ]
だからね、不安なの。▼
あたしの知らないきょうだいたちが
お互い殺し合ったみたいに…▼
あたしたちも、ずっとこのままでは
いられないんじゃないかなって。▼
[レオン]
何言ってるんだよ。
僕たちとそいつらは関係ない。▼
自分の出自でどちらが上か争うなんて、
僕たちにとっては無意味だよ。▼
それに血の繋がりや母親が原因で
今さら僕たちの仲がどうこうなるとは、▼
僕には到底思えないけど。▼
[エリーゼ]
そう?
ほんとに、そう思う?▼
[レオン]
ああ。▼
[エリーゼ]
よかった。
実はあたしもね、そう思うんだ!▼
[レオン]
はあ?
なら何でわざわざ質問しに来たんだよ。▼
[エリーゼ]
だって、あたしが思ってることなんて
間違ってるかもしれないじゃない。▼
でも…レオンおにいちゃんの言うことなら
間違いないもの。▼
[レオン]
ずいぶん信用されたものだね。▼
[エリーゼ]
あったりまえよ! あたし、
レオンおにいちゃんのこと大好きだから。▼
[レオン]
そんな理由で人を信じるなんて、
やっぱりエリーゼは子どもだな。▼
[エリーゼ]
おにいちゃんのこと信じられないなら
喜んで子どものままでいるわ。▼
みんなで仲良くいられないなら、
死んだほうがましだもん。▼
[レオン]
また大げさな。▼
…でも、そう思ってる人がきょうだいの中に
一人でもいるんなら、▼
僕たちは大丈夫だと思うよ。▼
[エリーゼ]
ほんと!?▼
[レオン]
うん。たとえ血の繋がりが半分でも、
全くなかったとしても…▼
お互いがお互いを認めていたら、
その絆は壊れないよ。▼
…僕たちきょうだいは
ずっとこのままでいられるさ。▼
たとえこれからどんな道を選んでも、
変わらずにね。▼
[エリーゼ]
わ…
なんかすごい。▼
レオンおにいちゃんがそう言ってくれたら、
絶対にそうなる気がするよ!▼
[レオン]
けど、今日のことはマークス兄さんたちには
言わないでくれよ?▼
ガラにもないこと言っちゃって
なんか照れくさいからさ。▼
[エリーゼ]
わかった。
二人だけの秘密ね!▼
ありがとう、レオンおにいちゃん!
これからもみんなで…仲良しでいようね!▼
[レオン]
ああ、もちろんだよ。▼

フランネル

支援C

[エリーゼ]
あ、フランネルだ。
一緒に遊びましょ!▼
[フランネル]
げ、エリーゼ!▼
[エリーゼ]
わーい、もふもふ~。▼
[フランネル]
こ、こら、なつくんじゃねえ!
俺は嬉しいとか思ってねーし!▼
[エリーゼ]
よしよし、
もふもふ~もふもふ~。▼
[フランネル]
うぅぅ…▼
おい、こら!
人を犬ころ扱いするんじゃねえ!▼
俺は気高い狼だ!▼
[エリーゼ]
あ、ごめんね。フランネル。▼
あたし、フランネル見てると
ジョセフのこと思い出しちゃって。▼
[フランネル]
誰だよそいつは?▼
[エリーゼ]
街で人気者だったわんちゃんだよ。
とってもかわいいの。▼
[フランネル]
だから俺は狼だっつってんだろ。▼
[エリーゼ]
ジョセフはね、
毛玉で遊ぶのが大好きなの。▼
フランネルも毛玉好きでしょ、
はい、どーぞ。▼
[フランネル]
うっ、薄汚れた毛玉…▼
うぅ…うぅぅ…▼
[エリーゼ]
わくわく。▼
[フランネル]
お、俺は犬ころじゃねーし!
そんなもんいらねーし!▼
うぉぉぉぉぉぉぉん…▼
[エリーゼ]
あ、行っちゃった…▼

支援B

[フランネル]
げっ!?
エリーゼかよ…▼
[エリーゼ]
この間はごめんね。
フランネル。▼
フランネルは狼なのに…
わんちゃん扱いしちゃったから…▼
[フランネル]
けっ!
今更、謝ってもおせーんだよ!▼
[エリーゼ]
あのね、
お詫びに骨付き肉を持ってきたの。▼
[フランネル]
な、何!?
ほ、骨付き肉!?▼
ごくり…▼
[エリーゼ]
これで許してくれる?▼
[フランネル]
そ、そんなもんじゃ…
傷ついた俺の心は癒されねえぜ!▼
[エリーゼ]
そっか…
じゃあ、自分で食べちゃうね。▼
[フランネル]
ま、待て待て待てーい!▼
ど、どうしてもって言うんなら…
その肉、食べてやってもいいぜ?▼
[エリーゼ]
ううん。
大丈夫だよ。▼
フランネルには
何か違うお詫びを持ってくるね。▼
[フランネル]
ち、違わなくてもいい…
その肉…俺にくれ…▼
[エリーゼ]
え?▼
[フランネル]
くれったらくれ!
ください!!▼
さっきからめっちゃいい匂いがして…
もう我慢できねえんだよ!▼
[エリーゼ]
じゃあ…
あたしのこと許してくれるの?▼
[フランネル]
許す許す!
いくらでも許してやるよ!▼
[エリーゼ]
それから…
食べ終わったらあたしと遊んでくれる?▼
[フランネル]
な、なんで条件が増えてんだよ!?▼
その肉はお詫びとして
俺のために持ってきたんだろ!?▼
[エリーゼ]
そうだよ。でも…
食べ終わったらあたしと遊んでくれる?▼
[フランネル]
ううう…▼
わかったよ!
いくらでも一緒に遊んでやる!▼
だからその肉を…俺に食わせろ!▼
[エリーゼ]
うん!
じゃあ、食べていいよ!▼
[フランネル]
ち、ちっきしょう!
でも、いっただきまーす!▼

支援A

[エリーゼ]
あっ!
フランネルだ!▼
[フランネル]
エリーゼか。
今日は肉、持ってないのか?▼
[エリーゼ]
ごめんね。
今日は持ってきてないんだ…▼
[フランネル]
そっか。
ま、仕方ねえな。▼
[エリーゼ]
お肉を持ってこないと…
あたしと遊んでくれない?▼
[フランネル]
そんなわけあるか!
俺はそんな小さい男じゃねえ!▼
[エリーゼ]
じゃあ、今日も
あたしといっぱい遊んでくれる?▼
[フランネル]
めんどくせえけど…
他にやることもないしな。▼
どうしてもって言うなら、
付き合ってやってもいいぜ。▼
[エリーゼ]
じゃあ、どうしても!▼
あたし、どうしても
フランネルと一緒に遊びたい!▼
[フランネル]
はっはっは!
そこまで言われたら断れねえな!▼
[エリーゼ]
…あたし、嬉しいの。▼
[フランネル]
ん?
何がだ?▼
[エリーゼ]
戦ってる最中だから仕方ないけど…▼
みんな…
怖い顔してるときの方が多いでしょ?▼
[フランネル]
まぁ、そうかもな。▼
[エリーゼ]
でも、フランネルは
いつもあたしと遊んでくれる。▼
ありがとね。
フランネル。▼
[フランネル]
ふん。▼
それくらいで感謝されるなら、
俺はいつだってエリーゼと遊んでやるぜ。▼
[エリーゼ]
本当に!?
本当に本当にいつでも!?▼
じゃあ、あたし。
フランネルと一日中遊んでいたい!▼
[フランネル]
いや、一日中はさすがに…
俺にもやりたいことあるし…▼
[エリーゼ]
でも、フランネルは
いつでも遊んでくれるって!▼
[フランネル]
それは勢いっつーか…▼
[エリーゼ]
ウソなの!?
フランネル、ウソついたの!?▼
[フランネル]
だーっ!
ウソじゃねえよ!▼
いつでもどこでも
エリーゼが遊びたいときに遊んでやる!▼
[エリーゼ]
わーい!
ありがとう、フランネル!▼
[フランネル]
はぁ…
やばい約束をしちまったかな…▼
でもまあ、いっか!
何して遊びたいんだ、エリーゼ!?▼
[エリーゼ]
えっとね、えっとねー!▼

支援S

[フランネル]
今日はエリーゼに
俺のお宝を特別に見せてやる!▼
[エリーゼ]
本当に!?
わくわく! わくわく!▼
[フランネル]
まずはこれだー!
大コウモリの干物!▼
[エリーゼ]
きゃあああああ!
気持ち悪いー!▼
[フランネル]
さらに…
よくわからない、変な虫!▼
[エリーゼ]
ぎゃあああああ!
まだ動いてるよー!▼
[フランネル]
そして、とっておきがこれだ!▼
[エリーゼ]
もういい!
もうやだ!▼
[フランネル]
ええっ!?
つ、次が重要なんだぜ!?▼
[エリーゼ]
やだっ!
見たくないの!▼
フランネルの宝物って…
全部、気持ち悪いんだもん!▼
[フランネル]
き、気持ち悪くなんかねえだろ?
ほら、もっとよく見てみろよ!▼
[エリーゼ]
いやああああ!
あたしに近づけないで!▼
[フランネル]
わ、わかった!
じゃあ、最後のだけでも見てくれよ!▼
[エリーゼ]
気持ち悪いの見せたら…
フランネルのこと嫌いになるからね…▼
[フランネル]
だ、大丈夫なはずだ!▼
最後のお宝は…これだ。▼
[エリーゼ]
えっ…
これって…指輪?▼
[フランネル]
あ、ああ…▼
[エリーゼ]
すごーい!
綺麗な指輪ね!▼
[フランネル]
…欲しいか?▼
[エリーゼ]
欲しいって…
この指輪をあたしにくれるの?▼
[フランネル]
ああ、欲しいならくれてやる。
でも、タダではあげられねえ。▼
[エリーゼ]
どうすればいいの?▼
[フランネル]
お、俺と…
結婚をするならあげてもいいぜ!▼
[エリーゼ]
わかった!
あたし、フランネルと結婚する!▼
[フランネル]
は、早っ!
決断するの早すぎだろ!▼
[エリーゼ]
でも、あたしも
フランネルのこと好きだし…▼
好きだったら
結婚してもいいと思うんだけど?▼
[フランネル]
そ、それはそうだけどよ…
少しは考えたりするもんじゃねえの?▼
[エリーゼ]
フランネルは
あたしと結婚したくないの?▼
[フランネル]
ば、バカ!
そんなことは言ってねえだろ!▼
俺は本気で…
エリーゼと結婚したいと思ってる…▼
[エリーゼ]
うん。
じゃあ、結婚しよ?▼
[フランネル]
ははは。
そうだな。▼
結婚しようぜ!
エリーゼ!▼
[エリーゼ]
うん!
フランネル!▼
これからずっとずーっと、
一緒に遊ぼうね!▼
[フランネル]
おう! 死ぬまで遊び相手に困らねぇな!▼

マークス

支援C

[マークス]
エリーゼ、
なんの本を読んでいる。▼
[エリーゼ]
これ?
これは平和の本よ。▼
[マークス]
平和の本?▼
[エリーゼ]
そう。▼
世界が平和になる方法が
いっぱい書かれているの。▼
[マークス]
ほう、それはすごいな。
で、どうしたら平和になると?▼
[エリーゼ]
うんとね。▼
大事なのは闘いをやめて相手を思いやり、
優しく温かい手を取り合うことだって。▼
[マークス]
温かい手…か…▼
[エリーゼ]
あっ、
今、バカにしたでしょう。▼
[マークス]
いいや。
そんなことはないぞ。▼
[エリーゼ]
確かにこれはマークスおにいちゃんが
読むような難しい本とは違うよ。▼
でも、あたしは
この本が言っていることは正しいと思うの。▼
[マークス]
そうか。▼
最近、頻発している賊の襲撃も
思いやりで解決できればいいのだがな…▼
[エリーゼ]
…そ、それは…
確かに難しそうだけど…▼
でも、絶対に優しさや思いやりが、
あたしは平和の基本だと思うの!▼
[マークス]
まあな。▼
そんな世界になってくれることを
私も望んでいる。▼

支援B

[エリーゼ]
マークスおにいちゃん…
話って、なに…▼
[マークス]
私が言わなくとも、
自分でわかっているだろう。▼
[エリーゼ]
……………▼
[マークス]
先日、賊がまた街を襲ってきた。▼
兵たちがなんとか撃退し、
あとは捕縛して牢に放り込むだけ…▼
そんなときにお前が現れたらしいな。▼
[エリーゼ]
う、うん…▼
[マークス]
お前は何を思ったのか…
倒れた賊を、一人一人回復してやったそうだな。▼
結果、体力を取り戻した賊は
逃げていってしまった…▼
[エリーゼ]
……………▼
[マークス]
という報告が上がってきているのだが…
それは事実なのか?▼
[エリーゼ]
うん…▼
[マークス]
……………▼
…あの本の仕業か?▼
[エリーゼ]
え…?▼
[マークス]
優しさや思いやりで
平和にするとかいう本だ。▼
[エリーゼ]
……………▼
[マークス]
エリーゼ…▼
そんな本を読んでも構わない。
だが、現実は甘くないのだ。▼
力には力で返す。
これが現実世界の鉄則だ。▼
これでは襲われた街の者にも、
賊を倒した兵にも申し訳が立たない。▼
今度からは気をつけろ。▼
市民や兵には私から話しておく。▼
[エリーゼ]
はい…ごめんなさい…▼

支援A

[マークス]
エリーゼ。
お前に報告しておきたいことがある。▼
お前が回復して、
逃がしてやった賊のその後だ。▼
実は…あの日以来…
賊の襲撃がなくなったのだ。▼
[エリーゼ]
えっ?▼
[マークス]
あんなに頻繁に襲ってきていたのに…
ピタッっと止んだそうだ。▼
[エリーゼ]
そんな…
どういうことなんだろう…▼
[マークス]
私も疑問に思ったので、
賊の本拠地に偵察隊を送り込んでみた。▼
その報告によると、
賊の数がかなり減っていたそうだ。▼
改心して賊から
足を洗った者がいるらしい。▼
[エリーゼ]
そうなんだ…▼
[マークス]
お前の優しさが
実を結んだのかもしれないな。▼
[エリーゼ]
……………▼
[マークス]
力には力で返す。物事の解決法は
それだけではないのかもしれん。▼
[エリーゼ]
…マークスおにいちゃん。▼
[マークス]
…そこでエリーゼ。
相談がある。▼
あの本を貸してくれないか。▼
[エリーゼ]
えーっ?
それ…本気?▼
[マークス]
本気だ。
参考に目を通してみたい。▼
[エリーゼ]
…マークスおにいちゃんが、
敵に優しく接してあげるってこと?▼
[マークス]
そ、それは難しいかもしれないが…▼
[エリーゼ]
うーん…
だったら貸したくないかも…▼
[マークス]
エリーゼ。
いじわるを言わないでくれ。▼
[エリーゼ]
……………▼
[マークス]
…わかった。
努力してみる。▼
[エリーゼ]
ほんと?
すごーい!▼
だったら、他にももっといっぱいあるんだ。
マークスおにいちゃんに読んでほしい本が。▼
例えばね…▼
「剣を捨てよう、一緒に踊ろう」って本とか!
「歌が世界を平和にする」って本もいいよ!▼
[マークス]
…暗夜王国のためだ。
全て読んでみよう。▼
[エリーゼ]
わーい! やったー!
すぐに持ってくるから待っててね!▼

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Last-modified: 2020-08-23 (日) 02:18:38
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