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ゼロの支援会話

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ニュクス

支援C

[ニュクス]
ゼロ…話があるの。▼
[ゼロ]
なんだ、感じさせてくれる話なら
いくらでも聞くぜ。▼
[ニュクス]
話っていうのは、
貴方のそういう話し方のことよ。▼
それ、なんとかならないの?▼
[ゼロ]
そういう話し方って、どういう話し方だ?
具体的に例を挙げてくれないとな。▼
[ニュクス]
自覚してるんでしょ。
だから例を挙げるまでもないわ。▼
[ゼロ]
なんだよ…ガッカリだねぇ…▼
その桃色の唇から漏れ出す
濡れた言葉に期待したんだが…▼
[ニュクス]
そういう子供じみた嫌がらせはやめてって
言っているの。▼
[ゼロ]
ふっ…子供じみたって…
子供のお前に言われたくないね。▼
[ニュクス]
…何もわかっていないのね。▼
[ゼロ]
ナニがだ?
ナニもわかっていないのはお前のほうだろ。▼
[ニュクス]
どういうことよ。▼
[ゼロ]
俺はナニもわかっていないような
ヘラヘラした連中をどうも好きになれなくてね。▼
つい見たくなってしまうんだ。
そういう奴らの歪んだ…引きつった表情を…▼
[ニュクス]
それでそんなしゃべり方をしてるわけ?
ほんと、困った人ね。▼
とにかくひどい目に
遭いたくなければやめること。▼
今回は忠告にとどめておくけど、
次は黙らせてやるわ。▼
[ゼロ]
ああ、そうかい。
勝手にしな。▼

支援B

[ニュクス]
ゼロ、忠告を無視したらしいわね。
方々で苦情を聞いたわ。▼
[ゼロ]
俺は脅しには屈しないタイプでね。
残念だったな。▼
[ニュクス]
私は言ったわよね。
忠告を聞かなければ、次は黙らせるって。▼
[ゼロ]
ああ、言ったな。
小さくて未成熟な唇が淫らに呟いた…▼
[ニュクス]
悪いけど、実行するわ。▼
[ゼロ]
ナニを実行するっていうんだ?▼
[ニュクス]
……えい。▼
[ゼロ]
??
なんだ、今のは…▼
[ニュクス]
私の呪術よ。
貴方から少し言葉を奪ったの。▼
[ゼロ]
ナニ!?▼
…………▼
は、ははは。
嘘はよくないぜ、お嬢ちゃん。▼
俺は普通にしゃべれている。
この通りな。▼
嘘つきにはおしおきとして、
…………を…………してやるからな…▼
ん!?
なんだこれは!?▼
[ニュクス]
だから言ったでしょう。
言葉を少し奪ったの。▼
[ゼロ]
そんな…▼
[ニュクス]
どう、これでわかった?
私は本気よ。▼
[ゼロ]
おい、ニュクス!
元に戻せ!▼
戻さないとお前のその…………に
…………して…………するぞ!▼
くっ…!!▼
[ニュクス]
懲りてないみたいね。
じゃあもう知らない。▼
言葉をみんな奪うしかないわ…▼
…はあっ!!▼
[ゼロ]
!?▼
…………!
…………!?▼
[ニュクス]
これでやっと隊が平和になるわね。
自業自得よ。さよなら。▼
[ゼロ]
…………!
…………!?▼

支援A

[ニュクス]
ゼロ、どうだった。
言葉を失った感想は?▼
あまりに落ち込んでいるようだったから
あの後すぐ戻してあげたけど。▼
[ゼロ]
ニュクス、申し訳ない。
俺としたことが…気付かなかったんだ。▼
[ニュクス]
やけに素直じゃない。
そんなに淫らな言葉を取り戻したいの?▼
[ゼロ]
違う。
そういうことじゃない。▼
俺のやったことが
ポリシーに反していたんだ。▼
[ニュクス]
えっ?▼
[ゼロ]
禁忌のダークマージ…
ニュクスの噂はガキのころから聞いていた。▼
そいつは幼少期から
呪術の才能がずば抜けて高く、▼
まがまがしい術を
無数に生み出していたという…▼
誰もそいつを止めることができず、
とうとう大勢の命を奪うことになった。▼
その代償として、そいつの体の成長は…▼
[ニュクス]
…………▼
[ゼロ]
まさか…
お前がニュクスだったなんてな…▼
[ニュクス]
そう。
私があの悪名高きニュクスよ。▼
でも、それが貴方の
ポリシーとどう関係あるの?▼
[ゼロ]
…俺は生まれに恵まれなくてね。▼
だから自分より幸せそうな奴とか
苦労を知らなそうな奴を見ると…▼
どうしても嫌な想いをさせたり、
地獄を見せてやりたくなるんだ。▼
でも、お前は幼少期に既に地獄を見ている。
しかも、自分で作ったおぞましい地獄をな…▼
[ニュクス]
なるほど…そういうこと。
で、謝りたい事柄はそれだけ?▼
私にはもうしなくても、
他の子には今まで通りってこと?▼
[ゼロ]
…お前はどうしてほしい?
お詫びとしてお前の望み通りにするぜ。▼
[ニュクス]
そう…
だったら少し控えてほしいわね。▼
[ゼロ]
わかった。
少し控える程度ならできそうな気がする。▼
[ニュクス]
完全にやめさせてしまうのもかわいそうだし、
それくらいで許してあげる。▼
その喋り方が好きだなんてホント、
子供なんだから。▼
[ゼロ]
お前に言われたくない…
と言いたいところだが、▼
計算すると、お前は俺より年上なのか?▼
[ニュクス]
そういうことになるわね。▼
[ゼロ]
年上ね…
お前の真の姿も見てみたいところだな。▼
そして、豊満な身体に
俺の言葉を浴びせかけて…▼
[ニュクス]
…控えてほしいって言ったはずよ。▼
[ゼロ]
い、今のは違うぜ。
許されるかどうか試しただけだ…▼
見逃してくれよな。▼

支援S

[ゼロ]
ニュクス。
待っていたぞ。▼
[ニュクス]
なんの用かしら。▼
…ちょっと、何よ。
いきなりひざまずいちゃって…▼
[ゼロ]
受け取ってくれ。
結婚指輪だ。▼
[ニュクス]
…えっ?▼
[ゼロ]
今日お前をここに呼んだのは他でもない。
お前と…▼
[ニュクス]
待って!▼
…えい!!▼
[ゼロ]
なんだ?▼
お、おい…
もしかして、言葉を封じたのか!?▼
[ニュクス]
…私は占いもできるの。▼
だから薄々感づいていたのよ。
今日ここで貴方が何を言おうとしているか…▼
[ゼロ]
だったら、なぜ封じた?▼
[ニュクス]
…私なんかと結婚しても
どうしようもないじゃない…▼
大量殺戮の過去を持つ、呪いにかかった女…
そんなのと結婚したっていいことないわ。▼
[ゼロ]
ニュクス…
そんなに自分を卑下するな。▼
私なんかって言うなら俺も同じだ。▼
呪いがかかっていないだけで、
誇れるものなど何もない。▼
[ニュクス]
でも…▼
[ゼロ]
呪いのことなら気にするな。
実は裏ルートである情報を入手してな。▼
その情報が本当なら、
呪いを解くブツが手に入るかもしれない。▼
[ニュクス]
えっ? 本当?▼
[ゼロ]
世界が平和になったら一緒に探しに行こう。▼
まあ、お前は今のままの姿でも
充分に魅力的だけどな。▼
だから頼む。言葉を戻してくれ。▼
[ニュクス]
…………▼
…わかった。解くわ。▼
[ゼロ]
…………▼
け、けっこ…▼
…よし。言えそうだ。▼
ニュクス、結婚してくれ。
これが誓いの指輪だ。▼
[ニュクス]
…………▼
ありがとう、ゼロ。
本当に幸せよ…▼
[ゼロ]
俺のほうこそ…▼
[ニュクス]
…ねえ、ゼロ。
私にはあのしゃべり方をしないつもりなの?▼
[ゼロ]
ああ、俺のポリシーに反する。
その手の失礼は嫌いだからねぇ。▼
[ニュクス]
結婚するなら、そのポリシーを
捨ててもらえないかしら。▼
[ゼロ]
えっ?▼
[ニュクス]
だって、貴方が他の女の子たちに
あの喋り方で話すことを考えると…▼
なんだか嫉妬してしまいそうで…▼
だから、私にも同じ風にしてくれない?
楽しめるようになってみるから…▼
[ゼロ]
イイねぇ…そう来たか…
そう言われちゃあ仕方ない…▼
その小さな耳に
いやらしく教えてやるしかないな…▼

カミラ

支援C

[ゼロ]
カミラ様。
ごきげんよう。▼
[カミラ]
まあ、ゼロ。
どうしたのかしら。▼
[ゼロ]
いや、ちょっと疑問に思ったことが
ありましてね。▼
[カミラ]
疑問?▼
[ゼロ]
なぜカミラ様はカムイ様に対して、
執拗なまでに愛情を注ごうとするのか…です。▼
[カミラ]
カムイへの愛情…?
私にもよくわからないわ。▼
だって、私があの子を愛おしいと思うのに
理由なんて無いもの。▼
ただ、カムイが決して幸せとは言えない
子ども時代を過ごしたのは事実…▼
だから優しくしたくなるのかもしれないわね。▼
[ゼロ]
では、あくまでカミラ様の愛情は…
無償の愛ということですか。▼
[カミラ]
そういうことになるかしら。▼
[ゼロ]
そうですか…▼
…ふっ。
くくくくくくくくく…▼
[カミラ]
…どうしたの?▼
[ゼロ]
俺はそうは思いませんね。▼
[カミラ]
じゃあ、何だと思うのかしら。▼
[ゼロ]
言っていいんですか?▼
[カミラ]
ええ。▼
[ゼロ]
理由は簡単。
きっと、あなた自身が憐れな存在だからです。▼
[カミラ]
! 憐れって…
どういうこと?▼
[ゼロ]
詳しく聞きたければまた今度。
昇天してしまうほどの話を聞かせてあげますよ…▼
[カミラ]
…………▼

支援B

[カミラ]
ゼロ、あなたは言ったわね。▼
私が憐れな存在だから、
カムイに愛情を注ぐんだって…▼
その説明を聞きにきたわ。▼
[ゼロ]
ふふふ。いいですね。
実にいい。▼
その潤んだ瞳に潜む、
熟れた桃色の感情…▼
見ているだけでアツくなってしまいますが…▼
今は代わりに俺の説明をその身に
浴びせることで我慢しておきましょう。▼
[カミラ]
前置きはいいの。早く始めて。▼
[ゼロ]
…カミラ様。あなたは人間が動物を
愛でる理由を知っていますか?▼
[カミラ]
可愛いからでしょう?▼
[ゼロ]
違うんですよ。
自分が愛されたいからなんです。▼
[カミラ]
意味がわからないわ。▼
[ゼロ]
本当は自分が愛されたい。
でも望んでいるような状況は存在しない。▼
だから動物を愛することで、
自らを慰めているのですよ。▼
それはカミラ様と
カムイ様との関係と同じ。▼
あなたは自分という存在が憐れで、
望み通りの愛を受け取れていないと思っている。▼
だから自分よりも憐れな存在…
つまりカムイ様を標的とし、▼
徹底的に愛情を注ぎたくなるのです。
自らをいやらしく慰めるためにね…▼
[カミラ]
…だとしたら、何?
どうしてそんなことを言うの?▼
[ゼロ]
いい表情ですね。
ゾクゾクきますよ、カミラ様。▼
その表情を見られたお礼にお話ししましょう。
なぜ俺があなたにこんなことを言うのか。▼
[カミラ]
…………▼
[ゼロ]
俺は暗夜王国でも最下層の、
貧民街の出身です。▼
両親に捨てられた俺は盗賊団に身をやつし、
幼少の頃からあらゆる犯罪に手を染めました。▼
売れるものは何でも売ったし、
生きるためなら、どんな奴の言う事でも聞いた。▼
…だから、妬ましいんですよ。▼
自分より幸せそうな人や、
苦労を知らなさそうな人を見ると。▼
とことんまで地獄を味わわせてやりたくなる。▼
そして、苦痛に歪むその顔を見て…
俺はひと時の快楽を得るのです。▼
[カミラ]
そう…▼
ゼロ…
あなたって、哀しい人なのね。▼
[ゼロ]
そうでしょうか?
俺は十分に楽しんでいますけどね。▼

支援A

[ゼロ]
カミラ様。
お話とはなんでしょうか。▼
[カミラ]
この間、あなたは言ったわよね。▼
自分より幸せそうな人や、
苦労を知らなさそうな人を見ると…▼
とことんまで地獄を味わわせてやりたくなる、って。▼
[ゼロ]
はい。▼
[カミラ]
それなら、私を標的にするのは
間違ってるわ。▼
[ゼロ]
…どういうことですか。▼
[カミラ]
王族だから幸せ。
王族だから苦労を知らない。▼
その決めつけは間違っていると言いたいの。▼
私には…恵まれた
子ども時代なんてなかったわ。▼
[ゼロ]
え?▼
[カミラ]
あなた、知ってる?▼
暗夜王国の王族の中で、
正当な王妃の子はマークスお兄様だけ。▼
私もレオンもエリーゼも、
みんなお妾さんの子なのよ。▼
しかも、みんな別々のお妾さん。▼
[ゼロ]
それは…知りませんでした。▼
[カミラ]
やっぱりね。
…お妾さんは立場が弱いわ。▼
だから、暇さえあれば、
いがみ合って貶め合うの。▼
少しでも自分の立ち位置をよくするためにね。▼
お妾さん同士がいがみあうならまだしも、
火花はもちろん子どもたちにも飛び散るわ。▼
子どもたちをダシにして、
いろんな諍いが起きたのよ。▼
[ゼロ]
そんなご苦労があったなんて…▼
[カミラ]
だから、あなたが私を憐れな存在だと言ったのは、
あながち間違いではなかったというわけね。▼
私の存在は、お母様がお父様を
繋ぎとめておくためのもの…▼
お母様は私を愛してくれたけど、
それはお父様への愛に過ぎなかったのかも。▼
[ゼロ]
カミラ様…もういいです。
俺が間違っていました。▼
あなたは憐れな存在などではありません。
立場に甘んじず、強く生きる女性だ…▼
俺には眩しすぎるほどにね…▼
[カミラ]
ゼロ…。▼
[ゼロ]
俺は恥ずかしいです。
裸で詫びたい気分ですよ。▼
[カミラ]
いえ、いいのよ。
わかってくれれば。▼
[ゼロ]
いや…ダメです。▼
今から裸になるんで…
俺を引きずり回してください。
[カミラ]
…………▼
それは遠慮しておくわ。▼
やりたければ、自分で這い回るのね。▼

支援S

[カミラ]
ゼロ、用ってなにかしら?▼
[ゼロ]
カミラ様…
来てくれてありがとうございます。▼
改めて謝りたくてお呼びしました。▼
[カミラ]
そのことなら、もういいわ。
一度、謝ってもらったし。▼
[ゼロ]
いえ、今日の謝罪はまた別の理由です。▼
[カミラ]
えっ?▼
[ゼロ]
俺は嫉妬していたのです。▼
俺もカムイ様のようになりたい。▼
あなたのような女性から
揺るぎない愛情を受けてみたいって…▼
…俺は情けなくて小さな男です。▼
[カミラ]
…………▼
いいわよ、別に。▼
[ゼロ]
えっ?▼
[カミラ]
私、あなたにも愛情をあげてもいいわ。▼
[ゼロ]
でも俺は…あなたをあんなに
いやらしく虐めてしまったのに…▼
[カミラ]
…………▼
不思議よね。▼
あなたにひどいことを言われて
けっこう悲しかったはずなのに…▼
でも、かわいそうなあなたの
幼少期を想像してみたのよ。▼
そうしたらなんだか
かわいくなってきちゃって…▼
まるでカムイみたいにね…▼
[ゼロ]
…………▼
カミラ様、結婚してください。▼
[カミラ]
えっ!?▼
[ゼロ]
いや、すみません。
今のは聞かなかったことにしてください。▼
…まったく。
俺は何を言ってるんだ。▼
[カミラ]
ゼロ…▼
…………▼
あなた、盗みはやめたって聞いたけど
嘘ばっかりね。▼
[ゼロ]
いいえ、盗みは
本当にもうやっていません。▼
[カミラ]
やってるわ。▼
だってあなた…
私の気持ちを持って行ってしまったのだもの。▼
[ゼロ]
えっ?▼
それって、もしかして…▼
[カミラ]
これ以上は言わなくてもわかるでしょ。▼
私…あなたの
結婚の申し込みを受けるわ。▼
[ゼロ]
…あ、ありがとうございます!▼
[カミラ]
その代わり、条件があるの。▼
毎朝、あのいやらしい話し方で
私を起こして。▼
なんだか、だんだんあれがないと
物足りなくなってきちゃって…▼
[ゼロ]
では…
いきなりですが、いいですか…▼
[カミラ]
ええ、来て。
耳元でささやいて。▼
[ゼロ]
昇天させてください。
その豊満な愛で俺を包んで…▼
[カミラ]
あぁ…
最高よ…▼

ルーナ

支援C

[ルーナ]
あら、ゼロじゃない。
ここで何してるの?▼
[ゼロ]
ルーナ、か。
お前こそここで何をしている?▼
[ルーナ]
あたしはただ…
買い物に出かけようとしてただけよ?▼
[ゼロ]
…………▼
[ルーナ]
ちょっと、
なんでそんな目であたしを見るのよ!?▼
まるで…
敵でも見てるような目つきね…▼
[ゼロ]
敵、とは思っていない。▼
ただ…完璧に
信用しているわけでもないがな。▼
[ルーナ]
どういうことよ、それ?▼
[ゼロ]
お前の素性を調べたが…
出身や経歴が掴めなかった。▼
[ルーナ]
そ、それは…▼
[ゼロ]
この世界で生まれたのならば、
必ずその痕跡が残っているはずだからな。▼
しかし、お前にはそれがない。▼
まるで、突如として…
この世界に現れたかのようにな…▼
[ルーナ]
そ、そんなこと…
あるわけないじゃない!▼
[ゼロ]
最初に言ったが…
お前を敵と思っているわけではない。▼
だが、下手な真似はするなよ?
俺は…お前を見ているからな。▼
[ルーナ]
…………▼

支援B

[ルーナ]
えーっと…
これとこれとこれをちょうだい!▼
[ゼロ]
買い過ぎだ…▼
[ルーナ]
ぜ、ゼロ!?
いつの間にそこにいたのよ!?▼
[ゼロ]
言ったはずだ…
俺はお前を見ている、とな。▼
[ルーナ]
だ、だからと言って…▼
買い物してるとこを
監視しなくてもいいじゃない!▼
[ゼロ]
俺の勝手だな。
好きにさせてもらう。▼
[ルーナ]
っていうか、
勝手に口出ししないでくれる!?▼
買い物してるときが、
あたしの至福のときなんだから!▼
[ゼロ]
買い過ぎだ。
そんなに大量のランプがいるのか?▼
[ルーナ]
な、何かに使えるかもしれないでしょ?
いいから、あたしのことは放っておいてよ!▼
[ゼロ]
さては、お前…▼
目に付いた物を
片っ端から買っているだけだな?▼
[ルーナ]
ぎ、ぎくっ!▼
[ゼロ]
いわゆる、買い物中毒というやつだ。
気を晴らすために買い物を続けるという…▼
[ルーナ]
い、いちいち人を分析しないで!▼
[ゼロ]
世の中には、必要な物さえ買えない人が…
たくさんいるというのにな…▼
[ルーナ]
そ、それはそうだけど…
ううう…▼
わ、わかったわよ!
返品すればいいんでしょ!?▼
[ゼロ]
聞き分けはいいようだな。
喜べ、好感度が上がったぞ。▼
[ルーナ]
あんたにどう思われてるかなんて、
あたしには微塵も興味ないわよ!▼
さっさとどっか行って!
目障りよ!▼
[ゼロ]
言われなくても立ち去るさ…
これ以上いたら荷物持ちにされちまう。▼
[ルーナ]
ほんっと、やなやつ!▼

支援A

[ゼロ]
ルーナ。
ようやくお前の正体がわかったぞ。▼
[ルーナ]
いきなり何を言い出すのよ!?
あ、あたしの正体ってなんのこと!?▼
[ゼロ]
お前の素性も出自も不明だったが…
これでようやく問題が解決しそうだ。▼
[ルーナ]
な、何がわかったっていうの!?▼
[ゼロ]
ルーナ、お前は…
わがままで生意気な女だ。▼
[ルーナ]
え、えええっ!?▼
[ゼロ]
それに負けず嫌いでもある。
何でも一番でないと気が済まない。▼
[ルーナ]
ず、ずいぶんと
好き勝手に言ってくれるじゃない!▼
[ゼロ]
だが、お前は同時に
努力家でもある。▼
そして口ではどう言おうと…
とても仲間想いだ。▼
[ルーナ]
…え?▼
[ゼロ]
人を褒めるのは得意ではないが…
特別に褒めてやろう。ありがたく思え。▼
[ルーナ]
な、何よそれ!▼
そんな風に言われても
全然、嬉しくないんだけど!▼
[ゼロ]
悪かったな。
お前を警戒して。▼
[ルーナ]
な、何よ急に…▼
[ゼロ]
お前は信用できる人間だ。
監視していた俺が保証してやる。▼
素性も出自もわからないが…
それでも、俺たちの仲間だ。▼
[ルーナ]
ゼロ…▼
[ゼロ]
だから、これからはより一層…
親密な関係を築いてやってもいい。▼
[ルーナ]
ふ、ふんっ!
誰があんたなんかと!▼
で、でも、仕方ないから…
あたしも仲間として接してあげるわ!▼
だから…
あたしに感謝しなさいよね!▼
[ゼロ]
…気が向いたらな。▼

支援S

[ゼロ]
ルーナ。やはり俺は
もっとお前を監視していたい。▼
[ルーナ]
はぁ? なんでよ!?▼
あたしのことは
信用できるって言ったじゃない!▼
[ゼロ]
信用は今でもしている。
だが、もっとお前を見ていたいからな。▼
[ルーナ]
な、何よそれ…
どういうことか説明しなさいよ!▼
[ゼロ]
どうやら俺は…
お前に惚れてしまったらしい。▼
[ルーナ]
えっ、ええええ!?
あ、あたしを好きになったってこと!?▼
[ゼロ]
ああ。そうだ。▼
普段はツンツンとしているのに、
たまにデレっとするところなんかが特にな。▼
[ルーナ]
せ、説明なんかしなくていいわよ!▼
[ゼロ]
ルーナ。
俺と結婚してくれ。▼
俺は一生、お前の側で
お前を見守っていたい。▼
[ルーナ]
そ、それは…▼
[ゼロ]
嫌だと言っても無駄だぞ?▼
結婚してくれると言うまで、
おれはお前の側を離れないからな。▼
[ルーナ]
か、勝手に話続けないで!
あ、あたしはまだ何も言ってないでしょ!?▼
[ゼロ]
それもそうだな。
さぁ、好きなだけしゃべれ。▼
[ルーナ]
もうっ!
なんでいつも上から目線なのよ!▼
[ゼロ]
下から覗いてもいいのか?
俺はそっちの方が嬉しいぞ。▼
[ルーナ]
い、いいから少し黙ってて!
話が全然、進まないじゃない!▼
[ゼロ]
………▼
[ルーナ]
あ、あたしは別に…
あんたと結婚してもいいかなって思うけど…▼
でも、いつかは…
故郷に帰ろうと思ってたから…▼
あたしの故郷って…
すごくすごく遠いところだし…▼
[ゼロ]
なら、俺も一緒に帰る。▼
[ルーナ]
えっ?▼
[ゼロ]
俺は自分の故郷のことなど
思い出したくもないからな。▼
お前が側にいるのなら、
どんな遠くへでも行ってやろう。▼
[ルーナ]
ゼロ…▼
[ゼロ]
ルーナ。
俺と結婚してくれるな?▼
[ルーナ]
は、はい…
よろしくお願い…します…▼
[ゼロ]
ふっ。
素直なお前もいいもんだな。▼
[ルーナ]
そ、そうに決まってるじゃない!
だから、あたしの全部を愛しなさいよね!▼
[ゼロ]
ああ。
お前の全部を愛すると誓うさ。▼
指先からその心のナカまで…全部、な。▼

ベルカ

支援C

[ゼロ]
ベルカ。
ちょっといいか?▼
[ベルカ]
…………▼
[ゼロ]
また殺し屋稼業を
お盛んにしようとしているのか?▼
[ベルカ]
いきなり何?▼
[ゼロ]
暗夜の貧民街にいただろ?▼
[ベルカ]
…私をつけたの?▼
[ゼロ]
ああ。▼
俺が窃盗や暗殺だけの男と思うなよ。
尾行もお手の物というわけだ。▼
お前の姿を背後から堪能しつつ、
後をつけさせてもらったぜ。▼
貧民街と言えば殺しの依頼の宝庫…
何かやるつもりなら隠さずに白状しな。▼
[ベルカ]
…おかしいわね。▼
あなた、尾行が得意なんでしょ?
だったら何もかも知っているんじゃないの?▼
[ゼロ]
そ、それは…▼
[ベルカ]
正直に言ったら?
尾行している途中で私に巻かれたって。▼
[ゼロ]
!▼
[ベルカ]
私には背中にも目があるの。
簡単に尾行されるほど間抜けじゃないわ。▼
[ゼロ]
くっ…▼
[ベルカ]
私はやましいことはしていない。
これ以上、つきまとわないで…▼

支援B

[ゼロ]
ベルカ…
また貧民街にいたな。▼
[ベルカ]
また私を尾行したのね…▼
[ゼロ]
ああ。
そして、また巻かれた…▼
…認めよう。
お前の動きは俺より一枚上手だ。▼
だからこうして質問する。
貧民街で何をしていた?▼
[ベルカ]
…どうして知りたいの?▼
[ゼロ]
俺はレオン様に仕え、隊のためにここにいる。
隊の迷惑になることはやめてほしいんだよ。▼
[ベルカ]
…………▼
…ゼロ、あなた変わったわね。▼
[ゼロ]
なんだと?▼
[ベルカ]
貧民街で盗賊をしていたころの
あなたとは別人みたい…▼
[ゼロ]
…………▼
[ベルカ]
でも、変わったというなら私も同じよ。▼
私は物心ついたころに親に捨てられ、
貧民街で殺し屋をしながら生きてきた。▼
でも、ここに来て私は変わった…
そう思っているわ。▼
[ゼロ]
だったら貧民街にいた理由も話せるだろ?
それを聞かなければ信じられないな。▼
[ベルカ]
あなたにとっての貧民街は
忘れたい思い出が詰まった場所かもしれない。▼
…でも、私は違う。▼
[ゼロ]
どういう意味だ?▼
[ベルカ]
さあね。▼
[ゼロ]
…………▼

支援A

[ベルカ]
ゼロ。そこにいるのはわかってるわ…
出てきなさい。▼
[ゼロ]
…………▼
やっとバレずに尾行できたと思っていたが…▼
[ベルカ]
疑われ続けるのも面倒だから
黙って尾行をされていたのよ。▼
[ゼロ]
…ここは貧民街の墓地じゃないか。▼
[ベルカ]
そう。
ここに私の母親のお墓があるの。▼
[ゼロ]
お前…
母親に捨てられたんじゃなかったのか?▼
[ベルカ]
ええ。そうよ。▼
たまたま昔の殺し屋仲間が教えてくれたの。
私の母親のお墓のことを…▼
今更、私を捨てた人の
お墓を知ったところで…▼
…そう思っていたのに…▼
実際にお墓の前に立ってみたら
心の底から不思議な感情がこみ上げてきたの。▼
[ゼロ]
…………▼
なるほどねえ。
そういうことだったのか。▼
[ベルカ]
ゼロ…▼
[ゼロ]
ん?▼
[ベルカ]
ここにあるのは私の親のお墓だけじゃない。▼
あなたのお母さんも眠っているのよ。▼
[ゼロ]
!?▼
[ベルカ]
あなたが物心つく前に、
姿を消したお母さんのお墓が…▼
[ゼロ]
…それは初耳だ。▼
[ベルカ]
強制するつもりはないわ。
でも、気が向いたら会いに行ってあげて…▼
[ゼロ]
…………▼
それじゃ、俺は行くぜ。
とりあえず、お前の疑いは晴れたしな。▼
[ベルカ]
ゼロ…お墓は…▼
[ゼロ]
見えなかったり触れないものに、
俺は興味ないのさ。▼

支援S

[ゼロ]
ベルカ。
ちょっといいか。▼
[ベルカ]
ええ…どうしたの…▼
[ゼロ]
お前の言う通り…
親の墓の前に行ってみた。▼
[ベルカ]
…え、本当に?
…どういう心境の変化なの?▼
[ゼロ]
どうしても
親に話しておきたいことができたからさ。▼
[ベルカ]
…?▼
[ゼロ]
ベルカ、これを受け取ってくれ。▼
結婚してもらいたいんだ。▼
[ベルカ]
…け、結婚?▼
[ゼロ]
墓に向かってたっぷりと話してきた。
ベルカという女がいかにいい女か。▼
そして、最後に言ってきた。
ベルカと一緒になってみせるぜってな。▼
[ベルカ]
…………▼
[ゼロ]
…ベルカ、断るなら断れ。▼
それなら、俺は今まで通り
人と距離を取って孤独に暮らすだけだ。▼
お前以外の女とは
生きていけそうもないからな。▼
[ベルカ]
…………▼
じゃあ、受け取る…▼
[ゼロ]
えっ?▼
[ベルカ]
孤独なあなたは…見ていたくないから…▼
[ゼロ]
…………▼
…感謝するぜ、ベルカ。▼
それじゃ一緒に貧民街に行こう。
互いの親にちゃんと紹介しようじゃないか。▼
[ベルカ]
ええ。
ありがとう、ゼロ…▼

ピエリ

支援C

[ピエリ]
あ、ゼロなの!▼
[ゼロ]
ピエリか。▼
[ピエリ]
ピエリ、ゼロにお願いがあるの。▼
ゼロは話し方がとっても
刺激的だって聞いたのよ。▼
ピエリもそれが聞きたいの!
だからお話ししてほしいの!▼
[ゼロ]
はぁ…
いきなりそんなこと言われてもな。▼
やれと言われてヤることほど
興ざめするものもないだろう…▼
[ピエリ]
むー、よく分かんないの。
ゼロはピエリにお話してくれないの?▼
[ゼロ]
いや、もちろん…
俺をソノ気にさせたらしてやってもいいぜ。▼
上手にできたら
たっぷりと耳にねじ込んでやるよ…▼
お前の望む、熱くて刺激的な言葉をな…▼
[ピエリ]
……?▼
[ゼロ]
…………▼
…ちっ。
今のがわからないなら、諦めろ。▼
お前にこの手の話は通じない。▼
[ピエリ]
あ…待ってなの!
聞きたいことはもう一つあるの!▼
[ゼロ]
…なんだ。▼
[ピエリ]
ゼロ、昔ピエリのお屋敷に
忍び込んで来たことあるの?▼
[ゼロ]
なに…!?▼
[ピエリ]
ゼロは貧民街の盗賊団だったのよね。
昔、その子たちがおうちに忍び込んだって…▼
ピエリ、家族から聞いたのよ。
これってホントの話なの?▼
[ゼロ]
全然、覚えていないな。
そんなこと、あっただろうか…▼
だがお前はそれを聞いて、どうするつもりだ。▼
俺が屋敷に押し入った盗賊団だったら、
始末でもするつもりか?▼
[ピエリ]
そんなことしないの!
面白そうだから聞いてみただけなのよ。▼
昔に会ってたかもしれないだなんて
なんだかすごいの!▼
[ゼロ]
こいつ…
…理解に苦しむ。▼

支援B

[ゼロ]
ピエリ、思いだしたぞ。▼
お前の家は暗夜王国でも有数の貴族だったな。▼
[ピエリ]
そうなの。▼
[ゼロ]
やはりな。
だったら確かに侵入した。▼
[ピエリ]
ほんとに!?
すごいすごーいなの!!▼
ゼロたちは何をしにお屋敷にきたの?▼
[ゼロ]
そりゃ盗賊団だからな…
イイことに決まっているだろ…▼
[ピエリ]
イイこと?▼
[ゼロ]
ああ、盗みだ。▼
[ピエリ]
でもおかしいの…▼
ピエリのお家からは
何も盗まれていなかったっていう話なの…▼
[ゼロ]
そうだ。▼
イイものを盗みに行ったのに、
それがなかったんだよ。▼
[ピエリ]
どういうことなの?▼
[ゼロ]
…あのころの俺たちは
金に興味が失せていた。▼
そして金では買えないような
珍しいものを盗みたいと思っていたんだ。▼
そこで目を付けたのがお前の屋敷だった。▼
[ピエリ]
ピエリのお家にはあったのね!
お金では買えないような珍しいもの!▼
[ゼロ]
ああ。
正直、話を聞いたときは鳥肌が立ったね。▼
お前の家にあるとされたのは…
恐怖の人形だ。▼
[ピエリ]
恐怖の人形なの?▼
[ゼロ]
ああ。▼
夜になると屋敷の闇の中に
突如として現れる恐怖の人形…▼
顔は真っ赤で凶器を手にして、
人のはらわたを食らい尽くすらしい。▼
[ピエリ]
びええええええ怖いの!!
そんな人形、お家にはないの!!▼
ピエリ、見た事も聞いたこともないのよ!▼
[ゼロ]
まあ、そういうことだったんだろうな。▼
情報はガセ。
俺たちは何も盗らずに帰ったというわけだ。▼
[ピエリ]
よ、良かったの…▼
そんなものがあったら
ピエリ今頃ミンチ肉なの…▼
[ゼロ]
…お前なら負けないと思うがな。▼

支援A

[ゼロ]
…ピエリ、わかったぞ。▼
[ピエリ]
わかった?
何がなの?▼
[ゼロ]
やっぱり恐怖の人形は屋敷にあったんだ。▼
[ピエリ]
びええええええええ!!
やばいの! それはやばいの!▼
ピエリいますぐ帰って人形を始末するの!
休暇の申請を出すのーーーーー!!▼
[ゼロ]
落ち着け、ピエリ。
話は最後まで聞け。▼
…俺たちが屋敷に忍び込んだとき、
恐怖の人形は眠っていたんだ。▼
[ピエリ]
眠ってた?
人形なのに眠るの?▼
[ゼロ]
俺の推測が正しければそうなる。▼
[ピエリ]
どういうことなの?
ゼロ、きちんと話してほしいの。▼
[ゼロ]
わかった。▼
だがそのためにはピエリ、
お前にいくつか確認したいことがある。▼
[ピエリ]
わかったの。▼
[ゼロ]
お前は幼いころから、
家の中ではやりたい放題だったらしいな。▼
[ピエリ]
うん。
お父さんに叱られたことはないのよ。▼
ピエリ、とってもいい子なの。▼
[ゼロ]
まあ、そういう解釈でもいいだろう。▼
…で、退屈だったりイライラしたとき、
屋敷の中でイイことをしていたらしいな。▼
[ピエリ]
イイこと?
ピエリ、そんなことしてたかな?▼
[ゼロ]
ほら、思い出せ。▼
キッチンに行って、包丁を手に取り…
従者を何人か呼び出して…▼
[ピエリ]
ああ、そのことなの?▼
イライラしたり眠れなかったりした時に
包丁を持って従者を呼びだすの。▼
そして「えいっ」ってやるのよ。▼
そうすると従者は「うわっ」ってなって、
たくさん血を噴き出すの。▼
それがピエリの顔にかかるのよ。
あれはすごく楽しい遊びだったの。▼
[ゼロ]
それをよくやっていたのは
何時くらいだ?▼
[ピエリ]
うーん…夜中が多かったの。▼
明かりもつけずに、
真っ暗な中でやるのが楽しいのよ。▼
[ゼロ]
ふふふ…▼
[ピエリ]
あっ…
まさか…▼
[ゼロ]
そうだ。▼
恐怖の人形と噂されていたのは
お前のことだったんだ。▼
[ピエリ]
ピエリが…人形なの?▼
[ゼロ]
そうだ。
俺が言った人形の特徴を思い出してみろ。▼
[ピエリ]
確か…顔は真っ赤で
凶器を手にしてたって聞いたの。▼
[ゼロ]
顔は真っ赤というのは
返り血を浴びていたからだろう。▼
凶器を手にしてというのは、
そのまま眠ってしまったからに違いない。▼
[ピエリ]
そういうことだったの!
ならピエリ、全然こわくないの!▼
休暇の申請は取り下げるのよ。▼
[ゼロ]
長年の謎がやっと解けた。▼
まさかここで
あの人形にお目にかかれるとはね…▼
人生というものはわからないもんだ。▼

支援S

[ゼロ]
ピエリ、よく来てくれたな。▼
[ピエリ]
ゼロ、なんの用なの?▼
[ゼロ]
…俺は改めて、挑戦しようと思う。▼
[ピエリ]
挑戦?▼
[ゼロ]
ああ。
達成できなかった過去への再挑戦だ。▼
[ピエリ]
うーん…よくわからないの。▼
[ゼロ]
はっきり言おう…▼
ピエリ、俺に盗まれてくれ。▼
[ピエリ]
え?盗まれるの?▼
[ゼロ]
そうだ。
俺は価値のないものは盗もうとは思わない。▼
恐怖の人形であり、最高の女である
お前を俺のものにしたいと思う。▼
[ピエリ]
…………▼
ピエリ…ちょっと怖いの。▼
[ゼロ]
怖い?▼
[ピエリ]
だってピエリ…
盗まれたらどうなるの?▼
ほんとのお人形さんみたいに、
ガラスの箱に閉じ込められるの?▼
ピエリ、そんなのは嫌なの…▼
[ゼロ]
いや…そんなことはしない。
一生大事にするさ。▼
お前が楽しい毎日を送れるよう、
お望み通りのイイことをしてやる。▼
[ピエリ]
イイこと…?▼
[ゼロ]
ああ。楽しくて暖かくて、
とても気持ちのいいことだ。▼
[ピエリ]
よくわからないけど、
なんか楽しそうなの!▼
[ゼロ]
…だが、その前にこれを
受け取ってもらわないとな。▼
[ピエリ]
これは?▼
[ゼロ]
結婚指輪だ。▼
これを受け取ってもらって式を挙げる。
そして、初めての夜は…▼
真夜中の屋敷のキッチンに
立ってもらいたい。▼
[ピエリ]
楽しそうなの!
従者たちも呼ぶの?▼
[ゼロ]
いいや。従者はいない。
俺とお前の二人きりだ。▼
[ピエリ]
わかったの!
結婚したら、もうキッチンで殺しはしないの。▼
ゼロがイイことしてくれる代わりに…
ピエリはお料理を頑張るの!▼
[ゼロ]
そうか…▼
だったら指輪を受け取ってくれ。
俺と結婚しよう。▼
[ピエリ]
わかったの…
ピエリ、よろこんでゼロに盗まれるのよ。▼

シャーロッテ

支援C

[ゼロ]
やあ、シャーロッテ。▼
今日も男の注目をたっぷり浴びて
潤っているようだな。▼
[シャーロッテ]
あら~、ゼロさ~ん。
なんのことですか~?▼
[ゼロ]
わかってるくせに。
目がそう言ってるぜ。▼
[シャーロッテ]
え? ほんとですよぅ~。
ちっともわかんないです~。▼
[ゼロ]
へえ…いいのか?
そんなこと言って…▼
じゃあ俺がわからせてやるぜ。
俺のほうは準備万端だからな…▼
[シャーロッテ]
いや~ん。
なにが準備万端なんですかぁ?▼
[ゼロ]
…さあな。
そいつは自分で考えな。▼
[シャーロッテ]
もう~ゼロさんったらぁ~。
やめてくださいよぅ~。▼
あっ、向こうで殿方が呼んでるので、
私はこれで失礼しますね~。▼
テヘヘッ!▼
[ゼロ]
…………▼

支援B

[シャーロッテ]
ねえ、ゼロさ~ん。
お話があるんですぅ~。▼
ちょっといいですかぁ~?▼
[ゼロ]
ああ、いいぞ。
なんだ。▼
[シャーロッテ]
ここじゃダメなんです~。▼
あっちに行って…
二人きりでお話ししたいなぁ~。▼

(一時暗転)

[ゼロ]
さて、二人きりになったぞ…
何をしたいっていうんだ?▼
[シャーロッテ]
てめー…
人が大人しくしてりゃつけ上がりやがって!▼
金輪際、私に話しかけるなっつーの!▼
[ゼロ]
!?▼
なんだ?
お前、どうかしたのか?▼
[シャーロッテ]
どうもしてないわ。
これが私の本性よ。▼
しっかり目に焼き付けておきなさい!▼
[ゼロ]
…………▼
[シャーロッテ]
いい? これは忠告よ。
とにかく人前で私に話しかけないで!▼
あんたの話に付き合ってると、
私まで白い目で見られるのよ!▼
しかも調子に乗ってキリがないし!▼
付き合わざるをえない
私の身にもなってみろっつーの!▼
他の男たちの手前、
仕方なく乗ってやってるんだからね!▼
あなたみたいな男、ほんっとサイテー。
関わって損しかないわ!▼
[ゼロ]
…………▼
一気にまくし立てていきやがった…▼
…なるほどねえ。▼
限界ギリギリまで恥じらわせて楽しんでいたが、
まさかこんな裏があったとは…▼
こんな女は初めてだぜ…▼
でも従うつもりはないねぇ…▼
さて…どうしてやろうか…▼

支援A

[シャーロッテ]
そうなんですよ~!
だから私ぃ~…▼
[ゼロ]
…いた。
見つけたぞ。▼
男たちの視線を浴びる場所に陣取り、
会話しながら尻を振り振り…▼
全てが計算された立ち振る舞いというわけだ。
なんていう女だ。▼
くくく…
だが見てろよ…▼
[シャーロッテ]
やだ~そんなことないですよう!
全然可愛くないですってばぁ~!▼
[ゼロ]
よう、シャーロッテ。
会話中にすまないねえ。▼
今日も相変わらず
いやらしいな、お前は。▼
[シャーロッテ]
げっ!!▼
…っとと。ゼロさん~。▼
いやらしいって、
なんの話ですかぁ~?▼
[ゼロ]
お前のその体つきだよ。
たっぷり虐めてやりたくなるぜ。▼
[シャーロッテ]
ゼ、ゼロさん…
二人きりでお話ししません?▼
[ゼロ]
二人きりで?
…そんなに俺がほしいのか?▼
だけど嫌だね。
俺はテコでもここから動かないぜ。▼
この場でお前の本性を晒して…▼
[シャーロッテ]
いいから~。
ちょっと裏に行きましょう~。▼
[ゼロ]
…ぐっ!
なんて力だ!?▼

(一時暗転)

[シャーロッテ]
てめーこの変態野郎!▼
アッサリ忠告無視しやがって…
覚悟しな!▼
[ゼロ]
ぐはっ…!!
お、お前…拳もいけるのか…▼
[シャーロッテ]
当たり前でしょ。
何年国境を守ったと思ってるのよ。▼
いい? あんたは約束を破ったの。
この拳で醜いひき肉にしてやるわ!▼
[ゼロ]
ひ、ひき肉?
くそっ…それだけは勘弁だ!▼
シャーロッテ、話を聞け!
お前は勘違いしているぞ。▼
何を恐れているか知らないが、
俺との会話は男たちに人気らしいぜ。▼
[シャーロッテ]
えっ?▼
[ゼロ]
みんなすました顔をして
俺たちの会話を盗み聞きしているらしい。▼
お前は男たちの注目を浴びまくり。
好感度も上がりまくり。▼
つまりお前にとって、
俺との会話はむしろおいしいんだよ。▼
[シャーロッテ]
そ、そうだったの?
全然、気付かなかった…▼
[ゼロ]
嘘だがな…▼
[シャーロッテ]
え?▼
[ゼロ]
いや。
何も言っていない。▼
[シャーロッテ]
は、あははは…
ゼロさん、ごめんなさいね…▼
私、思い違いをしていたみたい…
どうお詫びをすればいいか…▼
[ゼロ]
詫びなんて要らない…▼
このまま生きて帰してくれれば、
それでじゅうぶんだ。▼
[シャーロッテ]
え、ええ、もちろん。▼
だからさっきの一撃は忘れて…
これからも仲良くしてもらえたらなーって…▼
そして、みんなの見えるところで
おしゃべりしましょうね~。▼
テヘヘッ!▼
[ゼロ]
はぁ…
久しぶりに、ゾクゾク来たぜ…▼

支援S

[ゼロ]
シャーロッテ。
よく来てくれた。▼
[シャーロッテ]
ふん、珍しいわね。▼
最近はちっとも話しかけてこないから
どうしちゃったのかと思っていたところよ。▼
前はあんなにしつこかったのに…▼
[ゼロ]
俺は人の引きつった表情が好きでねえ…▼
でもあの日以来、
お前は俺との会話を楽しんでいる。▼
それじゃちっとも
俺が楽しめないんだよ。▼
[シャーロッテ]
何よ、それ…▼
てっきり私の玉の輿を
応援してくれていると思ってたのに。▼
[ゼロ]
それはない。▼
お前を他の男たちの花嫁に
させる気はないんでな。▼
[シャーロッテ]
えっ?
どういうこと?▼
[ゼロ]
はっきり言うとな…
俺はお前を縛りたい。▼
[シャーロッテ]
悪いけど、そういう趣味はないわ。▼
[ゼロ]
安心しろ。
そっちじゃない。▼
こっちだ。▼
[シャーロッテ]
これは…▼
[ゼロ]
そう…結婚指輪だ。▼
これでお前を束縛したい。
シャーロッテ…俺と結婚してくれ。▼
[シャーロッテ]
ちょ、ちょっと!
結婚って…バカにすると今度こそ殺すわよ!▼
それに、あなたじゃ玉の輿には…▼
[ゼロ]
ふっ…
玉の輿ねえ…▼
ああ、それなら大丈夫だ。▼
[シャーロッテ]
えっ?
あなたってお金持ちだったの?▼
[ゼロ]
…考えてもみろ。
俺は王子直属の兵だぞ。▼
どの程度の財産を目当てにしてるか知らないが…
給金は一介の国境兵の比ではない。▼
[シャーロッテ]
あ…▼
[ゼロ]
まあ、流石に王族には負けるがな…▼
だが、お前と結婚ができるなら
もっと金が手に入るように尽くすさ。▼
それだけ、俺はお前のことが
好きになっちまったんだ。▼
どうしてなのか、
自分でもワケがわからないくらいにな…▼
[シャーロッテ]
…………▼
[ゼロ]
…やはり、駄目か。▼
[シャーロッテ]
別に…駄目とは言ってないわ。▼
私…あなたがそこまで言うとは思わなかったの。
いつものタチの悪い冗談かと…▼
だから、玉の輿を理由に…
振るつもりで…▼
[ゼロ]
…そうか。
…だが、俺は本気だぜ。▼
[シャーロッテ]
そう…よね。
さすがの私でも、それぐらいわかるわ。▼
[ゼロ]
…………▼
[シャーロッテ]
…………▼
いいわ…あたし、結婚する。
あなたと。▼
[ゼロ]
!!
シャーロッテ…▼
[シャーロッテ]
お金も別に、なくたっていいわ。
それは自分で、どうにかするから。▼
[ゼロ]
そう言うな。
俺たちは家族になるんだ。▼
家族になるからには…
お前の実家に仕送りぐらいさせてくれ。▼
[シャーロッテ]
どうしてそれを…▼
[ゼロ]
俺の情報網を舐めるなよ?
お前の情報は全て把握済みだ。▼
[シャーロッテ]
まったく…
あんた本当に変態ね。▼
でも…ありがとう。
せっかくだし、お言葉に甘えることにするわ。▼
せいぜいたくさん稼いできなさい!
暗夜王城からお給金をむしり取るのよ!▼
[ゼロ]
その卑猥なほどの変わり身の早さ…
いいねぇ…さらに惚れたぜ。▼
これからお前を独り占めできると思うと
ゾクゾクするよ…▼

レオン

支援C

[レオン]
ゼロ。▼
[ゼロ]
レオン様。
何かご命令ですか?▼
[レオン]
いや、お前が珍しく
思いつめたような顔をしていたからな。▼
何か考えごとでもしていたのか?▼
[ゼロ]
少しだけ…
昔のことを思い出していました…▼
[レオン]
昔のこと…▼
[ゼロ]
と言っても…
俺の過去の思い出は…▼
なに一つ、
繋がってはいないんですけどね。▼
[レオン]
繋がってない?▼
[ゼロ]
冷たいレンガ、どぶねずみ、雨…
醜く笑う男、金貨、温かい血…▼
[レオン]
…………▼
[ゼロ]
そんな記憶の断片が…
一枚一枚…▼
好き勝手に頭の中で
うごめいているような感じです。▼
[レオン]
そうか…▼
[ゼロ]
別に過去を思い出して苦しむ…
そこまでの話ではありません。▼
でも、あまり良い気持ちには
ならないものですね。▼
[レオン]
…………▼

支援B

[レオン]
ゼロ。▼
[ゼロ]
レオン様…▼
この間はすみませんでした。
俺の過去の話など…▼
[レオン]
いや…
僕は気にしてないよ。▼
[ゼロ]
そう言っていただけると、
俺の気持ちも楽になります。▼
[レオン]
答えたくなければ、
答えなくてもいいんだけど…▼
ゼロには…
良い思い出はないのか?▼
[ゼロ]
ありますよ。▼
今でも鮮明に思い出せる、
とびきりの良い思い出が。▼
[レオン]
その話を聞かせてくれ。▼
[ゼロ]
レオン様との出会いの瞬間です。▼
[レオン]
僕との出会い…▼
[ゼロ]
俺が暗夜王城に
盗みに忍び込んだときです。▼
あのとき俺は、
一緒に忍び込んだ仲間に裏切られて…▼
[レオン]
ゼロ一人だけ、
囮にされてしまったんだったね。▼
[ゼロ]
そうです。▼
[レオン]
そして、僕は…
魔法でゼロを塵にしようとした。▼
[ゼロ]
ふっ。
懐かしいですね。▼
[レオン]
でも、僕はそうしなかった。▼
なぜなら、ゼロは…
全く抵抗しようとしなかったから。▼
[ゼロ]
自暴自棄になってたんですよ。
仲間に見捨てられた衝動で。▼
[レオン]
命乞いをしない人間なんて見るのは、
そのときが生まれて初めてだったよ。▼
そして、興味を持った僕は…
ゼロを側に置くことにした。▼
[ゼロ]
で、今に至ると。▼
[レオン]
こうやって話してみると、
とても良い思い出には聞こえないけど。▼
[ゼロ]
俺にとっては格別の思い出です。▼
俺の人生で…
初めて居場所ができた瞬間でしたから。▼
[レオン]
ゼロ…▼

支援A

[ゼロ]
…………▼
[レオン]
ゼロ。
また、昔のことを思い出してたのか?▼
[ゼロ]
レオン様…▼
いえ…
今の自分のことを考えていました。▼
[レオン]
今の自分?▼
[ゼロ]
はい。▼
レオン様。
俺は本当に感謝しています。▼
[レオン]
ゼロ。
急にどうしたんだい?▼
[ゼロ]
感謝の気持ちをお伝えしたいんです。▼
最近、過去のことばかり
思い出していたので…▼
今の自分がどんなに幸運なのかを
再認識したんです。▼
[レオン]
なるほどね。▼
[ゼロ]
これも全て…
レオン様のおかげです。▼
[レオン]
…………▼
[ゼロ]
レオン様は…▼
俺に居場所を与えてくれた
この世で唯一の存在です。▼
盗賊あがりの俺を
直属の部下に迎え入れてくれて…▼
こんな俺を…
信用までしてくださっている…▼
本当にありがとうございます。▼
[レオン]
いや。
僕もゼロに出会えて良かったよ。▼
こんなに優秀な臣下を持てて、
僕も幸運だと思っている。▼
[ゼロ]
…勿体ないお言葉です。▼
レオン様と出会う以前の
俺の思い出は…▼
記憶の断片が、
ばらばらに散らばっているだけです。▼
でも、レオン様と出会った以降は、
全てのことを鮮明に思い出せます。▼
その思い出が…
俺に生きる力を与えてくれる…▼
[レオン]
ゼロ…▼
[ゼロ]
俺はあなたを絶対に守り抜きます。
例えこの身に代えようとも。▼
…これからも、
俺の命をかけてお仕えします。▼
[レオン]
…ありがとう。▼
これからも、よろしく頼むよ。▼
[ゼロ]
はい。▼

モズメ

支援C

[ゼロ]
…モズメ。▼
[モズメ]
ひゃっ!▼
なんや、ゼロさんかぁ…
びっくりしたわぁ…▼
驚かさんといて…▼
[ゼロ]
こんなところで何をしてるんだ?▼
[モズメ]
こんなところって、ひどい言い方せんといて。
ここはあたいの村やないか。▼
まあ今はこんな荒れ放題になってもうて、
村とは言えん状態やけどな…▼
[ゼロ]
ああ、ここがお前の村だったことは知ってるぜ。
だがここで一人で何をしてる?▼
[モズメ]
あたいは探し物をしてたんや。▼
この村をノスフェラトゥが襲ってきた時…▼
大事なものを忘れたもんやから…▼
[ゼロ]
大事なもの?▼
[モズメ]
この村の宝物や。
こう…まーるい玉なんやけどな。▼
ただの玉やなくて、
五穀豊穣の神様が宿る貴重な玉なんや。▼
その神様のおかげで、
うちの村は毎年豊かな作物に恵まれたんや。▼
[ゼロ]
そうか。
それはさぞ幸せだっただろうな。▼
だが結局は…
全員皆殺しにされたわけだ。▼
[モズメ]
…………▼
そうやな。▼
[ゼロ]
…………▼
[モズメ]
今日はもう、やめとくわ。
帰ることにする…▼

支援B

[ゼロ]
モズメ、まだやってるのか。▼
[モズメ]
せや。
全然、見つからんのや…▼
また手伝ってくれへん?▼
[ゼロ]
…………▼
もう諦めたらどうだ?▼
[モズメ]
えっ?▼
[ゼロ]
この村はもう廃墟同然だ。▼
残った金目のものも
盗賊が漁っていったに違いない。▼
その玉が貴重なものなら、
いくら探しても見つからないだろうよ。▼
[モズメ]
そうかも…しれへんね…▼
…………▼
…なんか切ないなぁ。▼
あたい…あたい…なんで…
一人生き残ったんやろ…▼
[ゼロ]
そんなに悲しいのか…
村の連中が死んで。▼
[モズメ]
当たり前や…
あたいの…家族なんやから…▼
[ゼロ]
…………▼
[モズメ]
あんたは、誰かを亡くして
悲しかったこととかないん?▼
失う悲しさがどんなもんか、
あんたはわからへんの…?▼
[ゼロ]
…………
ああ、わからないぜ。▼
俺はただ、お前の嘆き苦しむ顔が
見たかっただけだ。▼
[モズメ]
な…な…なんやて!?▼
[ゼロ]
俺は他人の苦しむ顔が好きなんだ。
もっといじめて、泣かしたくなる…▼
お前に興味を持ったのも、
お前の村の過去を知ってたからだ。▼
[モズメ]
あんた、ひどい人や…▼
[ゼロ]
しかし…つまらないな。▼
俺が何もしなくても、
お前は十分に嘆き苦しんでいる…▼
だから、お前に何かする気も失せた。
安心しろ。▼
[モズメ]
な…なんて勝手な人や…▼

支援A

[ゼロ]
モズメ…
まだ落ち込んでいるのか。▼
[モズメ]
ゼロさん…▼
[ゼロ]
お前が言っていた玉はこれのことか?▼
[モズメ]
!?▼
それや!! すごい!!
どこで見つけたん!?▼
[ゼロ]
盗賊の一味が持っていたんだ。▼
[モズメ]
賊が?▼
やっぱり盗まれとったんやね。
でも、どうやって賊から…▼
[ゼロ]
昔、盗賊団にいたことがあってな。
そのツテでいろいろと調べてみたんだ。▼
偶然、持っていたのが貸しのある連中で…
意外とすんなり返してもらえたぜ。▼
[モズメ]
すごいわぁ…
ほんま感謝や…▼
[ゼロ]
感謝なんかいい。俺はただ、
つまらないと思っただけだ。▼
お前に同情したわけじゃない。▼
[モズメ]
ええよ、理由なんてどうでも…
ほんまありがとう!▼
…………▼
この玉を見てると、
お祭りの日を思い出すわぁ。▼
[ゼロ]
お祭り?▼
[モズメ]
せや。
村の真ん中に立派な台座を立ててな。▼
そこにこの玉を乗せるんや。▼
そんで、みんなで輪を作り
玉のまわりで踊るんや…▼
[ゼロ]
…なんかすごい祭りだな。▼
[モズメ]
あぁ…懐かしい…
村がまだ元気だったころのことを思い出すわ。▼
せや、今からちょっとやらへんか?▼
[ゼロ]
ん?
やるって…何を?▼
[モズメ]
玉が戻った記念に
あたいと一緒に踊らんか?▼
[ゼロ]
いやいやいやいや…▼
[モズメ]
ほら、そんなこと言わんと!▼
あんたはあたいの大事な仲間や。
神様もきっと喜んでくれると思うわ!▼

支援S

[モズメ]
ゼロさん。
こないだはありがとうな。▼
改めてお礼言うわ。▼
[ゼロ]
いや、だから礼なんか
いいって言っただろう。▼
[モズメ]
あと、あんたの踊りは
初めてにしては上出来やったで。▼
[ゼロ]
そうか。
お前もなかなか可愛かったぜ。▼
[モズメ]
…え、ほ…ほんま?▼
[ゼロ]
ああ、お前と踊っている間、
ずっとそう思っていた。▼
[モズメ]
…………▼
…五穀豊穣の神様は、
子宝の神様でもあるんや。▼
だから、年頃の男女が
あの踊りを一緒に踊ると…▼
[ゼロ]
どうなるんだ?▼
[モズメ]
…そんなこと言えんわ。
…恥ずかしゅうて。▼
[ゼロ]
子宝に恵まれるのか?▼
[モズメ]
わわわわっ。
ズバリ言ってどうすんねん。▼
だ、だいたい子宝って、
そんなのちゃんと結婚してへんと…▼
[ゼロ]
ああ、そうだな。
だから、お前に結婚を申し込む。▼
[モズメ]
ええっ!?
な、なんか急やろ。そんな。▼
[ゼロ]
俺の中では急じゃない。
もともと今日はそのつもりだったんだ。▼
[モズメ]
ええっ!?
あんた…あたいのこと好きやったん?▼
[ゼロ]
そうだ。でなければ…
苦労して玉を取り返しなどしない。▼
[モズメ]
やっぱりあの玉…
取り返すの大変やったんやね。▼
あの時は簡単やって言うてたのに…
ゼロさん…▼
[ゼロ]
…………▼
[モズメ]
…わかった。
あたい、ゼロさんと結婚する。▼
いい奥さんになれるように頑張るわ。▼
[ゼロ]
これからは俺がモズメの家族だ。▼
俺は家族というものを知らないが…
お前といたらそれがわかる気がする。▼
辛い時は前にように一人で泣かずに、
俺のところに来い。▼
[モズメ]
…おおきに。▼

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Last-modified: 2020-08-27 (木) 00:54:02
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