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フェリシアの支援会話†
カザハナ†
支援C†
- [カザハナ]
- ん?
そこにいるのはフェリシア?▼
- [フェリシア]
- あっ…カザハナさん。▼
- [カザハナ]
- どうしたの?
なんか元気なさそうだけど。▼
- [フェリシア]
- あの…その…
私、少し悩みがあって…▼
- [カザハナ]
- フェリシアが悩み…?
あはは、珍しいね!▼
- [フェリシア]
- ひ、酷いです~!
私だってそんな時くらいあります~!▼
- [カザハナ]
- ごめんごめん!
…それで何に悩んでるの?▼
- [フェリシア]
- ええと…その…▼
私はカムイ様に仕える
臣下の一人です…▼
- [カザハナ]
- うん、そうだよね。▼
- [フェリシア]
- ですが私…ちゃんと臣下として、
振る舞えているか不安になっちゃって…▼
- [カザハナ]
- えっ?
そんなことで悩んでるの?▼
- [フェリシア]
- はい、だってカムイ様は私にとって、
ずっと一緒に暮らしてきた家族も同然ですから。▼
その上で主従関係があるわけで、
私は本当に主君のために尽くせているのか…▼
考え出したら止まらなくなっちゃいまして…▼
- [カザハナ]
- そっかあ…▼
でも、それを言うならあたしも同じだよ。
サクラ様は親友だけど、主君でもあるわけだし。▼
- [フェリシア]
- あっ!そう言えばそうですね。
カザハナさんは不安になったりしないんですか?▼
- [カザハナ]
- 不安になったことはないけど
距離感に悩むことはあるかもね。▼
言われてみると、
これって微妙な関係なのかも。▼
親友っていう近しい関係でありつつ、
自分が使える目上の相手でもある…▼
うーん…▼
- [フェリシア]
- カザハナさんでも答えは出ませんか?▼
- [カザハナ]
- うん。なかなか難しい問題だよ。
…主君と部下かぁ。▼
一体どういうのが正解なんだろう?
こりゃ確かに悩ましいね…▼
- [フェリシア]
- は、はい…▼
支援B†
- [フェリシア]
- あっ、カザハナさん。▼
この間のお話、
答えは出ましたか?▼
- [カザハナ]
- 主君について…だよね。
うーん。正直、変わらずだよ。▼
- [フェリシア]
- そうですか…▼
- [カザハナ]
- 家族やただの仲間とも違う…
生まれ持った地位の違いがあって、▼
あたしたち臣下は主君のために、
尽くさなければならない…▼
- [フェリシア]
- そうです…▼
- [カザハナ]
- この関係が逆転することはない…▼
でも、あたしたちは別に主君に
そうするように強要されてるわけじゃないし。▼
- [フェリシア]
- 人によってはそういう義務的な関係性で
成り立っている間柄もあるみたいですけど…▼
- [カザハナ]
- でもあたしたちの関係は違うんでしょう?▼
- [フェリシア]
- は、はい…もちろん。▼
- [カザハナ]
- いざ考えてみると、
これっていう答えが出てこないねぇ…▼
- [フェリシア]
- す、すみません…
カザハナさんまで悩ませてしまって…▼
- [カザハナ]
- ううん!▼
こんな風に誰かに言われないと、
なかなか考えることじゃないからね。▼
きっかけをくれて嬉しいよ。▼
- [フェリシア]
- でも…答えは簡単に出てきそうにない
わけですよね…▼
- [カザハナ]
- あはは…そうだね。
主従関係とは何なのか…▼
その真理へ至る道は険しいなぁ~。▼
- [フェリシア]
- は、はい~。▼
支援A†
- [カザハナ]
- あっ、フェリシア!
いたいた!▼
- [フェリシア]
- カザハナさん…▼
その晴れやかなお顔はもしかして、
主従関係の真理に辿りつけたのですか~!?▼
- [カザハナ]
- あはは…いや~。▼
考え抜いて至った結論なんだけど、
正直に言っちゃうとね…▼
- [フェリシア]
- は、はい…▼
- [カザハナ]
- 正直、何でもいいんじゃない?▼
- [フェリシア]
- ええっ…!?▼
- [カザハナ]
- あはは。あたし、あんまり頭良くないから…
結局悩んでもこれっていう答えが出なくて。▼
それで途中から、もう考えても無駄だーって
思うようになっちゃったんだ。▼
- [フェリシア]
- 考えに考え抜いた末の結論が
それですか~?▼
- [カザハナ]
- うん、だってね…▼
あたしたちの主君は家族で友達で、仲間で…
それはどれも間違いじゃないでしょ。▼
だからそれを全部受け止めるしかないんだよ。▼
- [フェリシア]
- カザハナさん…▼
- [カザハナ]
- でもだからって別に変に意識する必要もない。
だってあたしたちにとって主君っていうのは…▼
信じるに足る存在…
自分が信じる道を先導してくれる存在…▼
頼らせてくれる人なわけでしょう?▼
- [フェリシア]
- 信じる道を…ですか?▼
- [カザハナ]
- うん、フェリシアは
自分の主君のことを信用できる人、▼
そして信頼できる人だって思ってるでしょう?▼
- [フェリシア]
- は、はい…もちろんです!▼
私はカムイ様に
全幅の信頼を寄せていますから!▼
- [カザハナ]
- うんうん、それでいいと思うよ。▼
信頼して、あたしたちの命尽きる
最期の刻まで信じ続ける。▼
それがこの主従関係の全てだと思うよ。▼
- [フェリシア]
- 信頼できる相手…それが主従の関係の全て。
なるほど…そうですね。▼
私も少し、スッキリしました…▼
家族や親友…
そういう限定したものではなく、▼
全てを兼ね備えた上で信頼する相手…
そう考えればいいということなんですね!▼
- [カザハナ]
- うん、だからこそあたしたちは
主君のために命を捧げられるわけでしょ?▼
- [フェリシア]
- ええ、その通りです!▼
- [カザハナ]
- だからお互いこれからも主君を信じ、
闘い抜いていこうと誓おうよ!▼
臣下として…
最後まで主を信じ続けるって!▼
- [フェリシア]
- ええ、もちろんです!
カザハナさん、ありがとうございました!▼
- [カザハナ]
- ううん。こっちこそ、大事なことに
気づかせてくれてありがとう、フェリシア!▼
ツバキ†
支援C†
- [フェリシア]
- あっ、ツバキさ~ん。▼
- [ツバキ]
- あー…▼
- [フェリシア]
- あ、あれ…? どうして私を見て、
固まっちゃったんですか?▼
- [ツバキ]
- あ、えと…ごめんー…▼
そのー…▼
- [フェリシア]
- ツバキさん…?▼
- [ツバキ]
- 君ってさー…
すごくドジな人らしいじゃないかー。▼
君のドジな失敗で、城が一つ全壊したって
噂もあるみたいだしさー。▼
君の近くにいると巻き込まれて
俺もひどい目にあっちゃうんじゃないかって…▼
ちょっと怖くなっちゃったんだよー…▼
- [フェリシア]
- そ、そんなぁっ…!
いくら何でもそれは酷すぎますぅーーっ!!▼
うわーーん!!▼
- [ツバキ]
- ご、ごめん…でも…!
わっ!!▼
持ってた洗濯物のシーツを
いきなり投げないでよ!▼
これ、まだ洗い立てなんでしょー!?
ま、前が見えないっ…!!▼
うわあ~っ!!▼
- [フェリシア]
- はわわ!?
ツバキさん、大丈夫ですか!?▼
- [ツバキ]
- ううっ…
こういう風になるのが嫌だったんだ…▼
結局嫌な予感が的中しちゃったよ…▼
- [フェリシア]
- ご、ごめんなさい…▼
- [ツバキ]
- ほら、せっかくの洗い立てなんだからさ…
放り出したりしちゃダメだよー。▼
- [フェリシア]
- は、はい~。▼
支援B†
- [フェリシア]
- あ~あ。▼
普段は鼻歌でも歌いながらするお料理の時間も、
今日はなんだか憂鬱ですぅ…▼
それもこれも、この間ツバキさんに
言われたことが原因に決まってますー!▼
- [ツバキ]
- ………………▼
- [フェリシア]
- 私の近くにいるとドジに巻き込まれるだなんて、
さすがに酷いですー!▼
デリカシーの欠片もありません!▼
ま、まあ…その後で洗い立てのシーツを
投げつけたのは私が悪いですけど…▼
あ~あ…やっぱり私は、
ドジで間抜けなのでしょうか…?▼
- [ツバキ]
- フェリシアー!
それ塩じゃなくて砂糖だよー!!▼
- [フェリシア]
- えっ…? あっ…ああっ!
考え事をしてて間違えるところでした!!▼
ふ、ふぅ~危なかったです…
でも今の声って…?▼
- [ツバキ]
- ホッ…助かった。▼
- [フェリシア]
- ツバキさん?▼
ど、どうして台所の入り口で
身を隠しながら立ってるんですか?▼
- [ツバキ]
- ええとー、
こ…これは…その…▼
この前、酷いことを言って、
君を傷つけちゃったんじゃないかと思って…▼
少し心配だったから様子を見に来たんだ…▼
- [フェリシア]
- じゃあなんでそんな離れた場所から、
こちらを覗いていたんですか…?▼
- [ツバキ]
- そ、それはその…
やっぱりドジに巻き込まれるんじゃないかと…▼
- [フェリシア]
- そ、それじゃあ結局この前と
何も変わらないじゃないですかーっ!▼
私のことを大災害の
元凶みたいな扱いにしないでくださいー!▼
ツバキさんの分のお料理にだけ
砂糖入れますよ~!!▼
- [ツバキ]
- う、うわわっ!
そ、それだけは勘弁して~!!▼
- [フェリシア]
- じゃあ罰としてこっちに来て、
私の手伝いをしてください!▼
- [ツバキ]
- え、ええ~っ!?▼
- [フェリシア]
- そうすれば許してあげます!▼
- [ツバキ]
- わ、わかったよー…
手伝いますよぉ…▼
支援A†
- [フェリシア]
- ふんふ~ん!
うふふふっ!▼
あっ、ツバキさん~!▼
- [ツバキ]
- フェリシア…随分とご機嫌だね…▼
- [フェリシア]
- あ、やっぱりわかっちゃいます?
うふふふっ…▼
- [ツバキ]
- どうしたんだい…?▼
- [フェリシア]
- 先日あの後ツバキさんにも
手伝ってもらったじゃないですか?▼
そのときのお料理、
皆さんからの評判がすごく良くって!▼
フェリシアお料理上手になったねって、
沢山言われたんですよ~!▼
- [ツバキ]
- そ、そう…▼
- [フェリシア]
- 私、あんなにお料理を褒められたのって、
生まれて初めてかもしれません!▼
- [ツバキ]
- ま、まあ…あの料理って結局は
俺が作ったみたいなものだからねぇ…▼
手伝いの途中も、君が転んで放り投げた
小麦粉を俺が頭からかぶったり、▼
飛んできた油から君を守って火傷したり…
俺が散々な目に遭ったけどね…▼
- [フェリシア]
- ツバキさん、何か言いました?▼
- [ツバキ]
- い、いや…何でも。▼
料理を褒められて良かったね、フェリシア…▼
- [フェリシア]
- はい~、ありがとうございます~!▼
また私の料理当番のときに
手伝ってくださいね、ツバキさん!▼
- [ツバキ]
- ええっ?
も、もうそれだけは勘弁して~!!▼
- [フェリシア]
- あれ?
なんで逃げちゃったんでしょう…ツバキさん。▼
支援S†
- [フェリシア]
- うふふふ、
今日もツバキさんとお買い物~!▼
このあと一緒に、
お料理もしましょうね~!▼
- [ツバキ]
- うん、なんだか最近、
よく二人で行動してるねー…▼
- [フェリシア]
- はい、ツバキさんの手助けのおかげで、
私は最近お料理だけじゃなくて、▼
家事全般でミスなく
うまくできている気がします~!▼
- [ツバキ]
- ははは、良かったねー。▼
…………▼
うん、そういうことなのかもしれないなぁ…▼
- [フェリシア]
- ツバキさん…?
どうしたんですか?▼
- [ツバキ]
- 俺、フェリシアのことが
好きになってたみたいー。▼
- [フェリシア]
- へぇ~、そうなんですか~。▼
…えっ!?
ツバキさんが…わ、私をっ…!!!?▼
きゃ、きゃあーーっ!
ど、どういうことですか!?▼
- [ツバキ]
- そんなに驚かなくてもいいじゃないー。
俺が君を愛してるってことだよ。▼
- [フェリシア]
- あ、あ、愛してるって…!
と、突然すぎますーっ!▼
- [ツバキ]
- 最近ずっと一緒にいたじゃない?▼
最初は君のドジっぷりに巻き込まれて
完璧な俺がひどい目にあうんじゃ…って、▼
本気で怖がったりもしたけど…▼
何度も君に振り回されてるうちに、何だか
それがどんどん楽しく思えちゃってねー…▼
- [フェリシア]
- ツバキさん…▼
- [ツバキ]
- どうやら君の純粋すぎる笑顔に、
俺はやられちゃったみたいなんだー。▼
- [フェリシア]
- わ、私も…もちろんツバキさんのこと…
大好きです!▼
ツバキさんがいれば、
私それだけでとっても幸せになれます!▼
- [ツバキ]
- ありがとう…▼
俺がこれまで自分自身の様々な技量を
高めてきたのは、▼
もしかしたら全部…
君を助けるためだったのかもしれないなー。▼
- [フェリシア]
- うふふっ、何だか照れちゃいますー!
私、うれしいです…ツバキさん!▼
- [ツバキ]
- うん、俺もだよー。▼
サイゾウ†
支援C†
- [フェリシア]
- あの〜サイゾウさん〜。
お部屋に入っちゃってもいいですか〜?▼
- [サイゾウ]
- 誰だ…?▼
むっ。お前は…
暗夜の…フェリシア。▼
- [フェリシア]
- はいっ。▼
今日の夕食にお顔を見せられなかったので、
お食事をお持ちしましたよ。▼
- [サイゾウ]
- …要らぬ。▼
- [フェリシア]
- ええっ? ど、どうしてですか?
食べないと病気になっちゃいますよ?▼
闘う時に力も出ませんよ?▼
- [サイゾウ]
- 一食抜いたくらいでなるか。
それに俺は、お前の飯など食わん。▼
- [フェリシア]
- そ、そんなぁ〜、酷いですぅ!▼
- [サイゾウ]
- 聞いているぞ。お前は召使いの分際で、
家事炊事一切が壊滅的にダメだとな。▼
どうせそのメシも壊滅的な味なのだろう?▼
- [フェリシア]
- ううっ…い、いくらサイゾウさんでも
そこまで言うのは酷いですー!!!▼
- [サイゾウ]
- 酷いものか…酷いメシを食わされる
こちらの身にもなってみろ。▼
大体そんなに家事がダメなのに、
どうしてお前は召使いをしてるんだ?▼
カムイもどうしてこんな女を
引き連れているのか全く理解できぬわ…▼
- [フェリシア]
- うわーんっ!!!▼
さっきからサイゾウさん!
言うことが酷過ぎです! こ、こ、この…!!▼
人でなし忍者ーーっ!!!▼
- [サイゾウ]
- うわっ!!
な、なんだこの急激な寒さは!!!▼
はっ…!? こ、これか!
これがお前がこの軍にいられる理由か…!!▼
なっ…なるほど。確かにこの力は凄まじいな…
納得せざるをえぬ…▼
- [フェリシア]
- 変なところで納得しないでくださいー!!▼
支援B†
- [サイゾウ]
- おい、フェリシア。
お前はなぜ召使いなどやっているんだ?▼
- [フェリシア]
- それは…カムイ様たちの
お世話をするために決まっています。▼
- [サイゾウ]
- …そんなものはさっさと辞めてしまえ。▼
- [フェリシア]
- ええっ!?▼
- [サイゾウ]
- お前には冷気を操るという
類稀な戦闘能力があるではないか。▼
そんな出来もしない家事手伝いなどは
さっさと辞めて、▼
戦士として闘うことに専念したらどうだ?▼
- [フェリシア]
- そ、そんなの…い、嫌ですぅ!!▼
- [サイゾウ]
- 何故だ? そちらのほうが
お前は絶対に力を発揮できるはずだ。▼
あの力は忍も持たぬもの…
俺がきちんと伸ばしていけば、▼
お前は有能な戦士や忍びとして
育っていくことができるかもしれん。▼
どうだ…?
召使いなどやめ、普段から忍びとして…!▼
- [フェリシア]
- なんで! なんでなんでサイゾウさんは…
そんな意地悪ばっかり…▼
言うんですかーーっ!!!!▼
- [サイゾウ]
- ぐ、ぐああっ!!▼
…そ、そうだ! この寒さ!
お前はこの力で軍の役に立つべきだ!!▼
- [フェリシア]
- うわああんっ!
サイゾウさんがイジメます~っ!!▼
- [サイゾウ]
- くっ…フェリシア、待て…!!▼
…………▼
…まだだ。
俺はまだ諦めんぞ…!▼
支援A†
- [サイゾウ]
- フェリシア、一つ考えたのだが…▼
- [フェリシア]
- またですか…▼
メイドを辞めて忍になれというなら、
お断りです…▼
- [サイゾウ]
- お前…実は召使いとして
何か強要されているのではないか?▼
何か弱みを握られて…
嫌々召使いをさせられているとか…▼
- [フェリシア]
- そ、そんなことは全くないです!
なんでそんな飛躍した考えになるんですか!▼
もう~サイゾウさんは
本当に意地悪です!▼
- [サイゾウ]
- す、すまなかった…▼
- [フェリシア]
- サイゾウさんがどう考えてるかは知りませんが、
主従関係というのは▼
サイゾウさんが想像するようなものだけでは
ないんですよ?▼
…私とカムイ様たちは、
前からずっと家族のように生きてきました。▼
だから私が…ちょっぴりおっちょこちょいでも、
認めて下さいます。▼
ずっと近くに置いてくださるんです。
そういう関係なんですよ…▼
- [サイゾウ]
- そうか。いや、わかった…▼
確かにそういう信頼で結ばれた絆も、
正しい主従関係かもしれないな。▼
俺もリョウマ様とそうなれるように、
努力してみるとするか…▼
フェリシア、ありがとう。
一つ発見になったぞ。▼
- [フェリシア]
- いえいえ、わかっていただけて、
私も嬉しいです!▼
支援S†
- [フェリシア]
- 失礼しまーす。
サイゾウさん、いらっしゃいますか?▼
- [サイゾウ]
- …………▼
- [フェリシア]
- 今日も夕食にいらっしゃいませんでしたね…?
お食事、お持ちしましたよ。▼
- [サイゾウ]
- …フェリシアか。▼
- [フェリシア]
- むむむ…何やらご機嫌斜めのご様子。▼
まさか今日も召し上がらないと言って、
また私をイジメるつもりじゃあ…▼
- [サイゾウ]
- そんなことは言ってないだろう?
食べる…食べればいいんだろう…▼
- [フェリシア]
- …やっぱりどこか気分が優れないんですか?▼
- [サイゾウ]
- それは…お前のカムイとの信頼関係に
少し…妬いているだけだ。▼
- [フェリシア]
- えっ…?▼
- [サイゾウ]
- お前にとってカムイは家族で、
全てなのだろう…?▼
- [フェリシア]
- でもそれを言うならサイゾウさんにとっても
リョウマ様が全てじゃないんですか?▼
- [サイゾウ]
- それはそうだが…
俺は…その…男として…▼
振り向いてくれないお前に対して、
嫉妬をしているのだ。▼
- [フェリシア]
- ええっ!?▼
そ、それは…愛の告白…というもの
なのでしょうか…?▼
- [サイゾウ]
- ああ、そう受け取ってもらっても構わない。
俺はどうやらお前のことが好きなようだ…▼
- [フェリシア]
- でも…私はサイゾウさんがおっしゃられるように
家事とか下手っぴですよ…?▼
- [サイゾウ]
- 構うものか。俺はお前の人柄に惚れたのだ。▼
だから…メイドを止めろとは言わないから、
これからは俺の傍に居てくれ。▼
- [フェリシア]
- うふふっ…わかりました。▼
私もサイゾウさんのことが
好きになっていたみたいです。▼
- [サイゾウ]
- 「みたい」とはまた曖昧だな…▼
- [フェリシア]
- さっきサイゾウさんが言った言葉と
同じようなものですよ?▼
- [サイゾウ]
- お、俺のはその言葉のあや…照れ隠しだ。▼
- [フェリシア]
- じゃあ私も照れ隠しです。▼
- [サイゾウ]
- まぁいいか。これからはずっと…
俺の傍にいるんだぞ、フェリシア。▼
- [フェリシア]
- うふふふ…
はい、わかりました!▼
アサマ†
支援C†
- [アサマ]
- おお、ついに見つけましたよ。
フェリシアさん。▼
- [フェリシア]
- あら、アサマさん。
どうしたんですか?▼
- [アサマ]
- あなたは召使い…つまり暗夜王国で言うところの
メイドという職業なのですよね?▼
- [フェリシア]
- はい、そうですよー?▼
- [アサマ]
- メイドというのは主のために
身を粉にして従事する部下のこと…▼
奉仕の心を持たなければとてもできない、
過酷な仕事を抱えた職業だと聞きました。▼
- [フェリシア]
- ま、間違ってはいませんけど…
ちょっと言い過ぎのような…▼
- [アサマ]
- まぁあなたが本当にこなせているかどうかは、
別の話のようですが。▼
- [フェリシア]
- よ、余計なお世話です〜!▼
- [アサマ]
- とにかくその他人に奉仕するということが、
一体どのような感覚なのか教えて頂けませんか?▼
- [フェリシア]
- 感覚…ですか?▼
- [アサマ]
- ええ、つまり他人のために生きるという
その理解不能な精神のことです。▼
- [フェリシア]
- そ、そんなこと言われても…
私はただ、大事な人たちのために、▼
何かできることがあるなら何でもしたい…
あの人たちのために生きていきたい…▼
それだけなんですよ?▼
- [アサマ]
- むむっ…余計わからなくなりそうです。
正直、まったくピンと来ません。▼
何が悲しくて他人のために
生きなければならないのでしょうか?▼
- [フェリシア]
- い、いえいえ…人が大事な誰かのために
生きるのは、むしろ普通のことだと思いますよ。▼
- [アサマ]
- 「普通」と来ましたか…
私の普通は普通ではないということでしょうか…▼
- [フェリシア]
- あの…じゃあ…▼
アサマさんもメイドのお仕事を
体験されてみたら如何ですか?▼
- [アサマ]
- はっ?
嫌ですよ、そんな面倒臭い。▼
- [フェリシア]
- でもそうすればメイドの気持ちが、少しくらい
理解できるようになるかもしれませんよ。▼
- [アサマ]
- そ、それはそうですが…▼
私が他人のために奉仕するなんて、
できると思いますか?▼
- [フェリシア]
- うーん…
確かに難しいかもしれませんが、▼
興味があるなら一度くらい試してみても
いいんじゃないでしょうか?▼
- [アサマ]
- まあ、あなたの言い分はもっともですね。▼
正直、胸が張り裂けそうなほど
面倒臭いのですが…▼
少しだけ、お手伝いを
してみることに致しましょう。▼
- [フェリシア]
- はい、じゃあ今度お願いしますね。▼
支援B†
- [フェリシア]
- アサマさん、おはようございます~。▼
- [アサマ]
- ううっ…こんな朝早く起こされるとは
予想外です。▼
まだ陽も上がりきっていないじゃないですか…
ね、眠いです…▼
- [フェリシア]
- メイドが早起きするのは当然ですよ!
さぁ、今日のお仕事開始です!▼
- [アサマ]
- ふあぁ…▼
- [フェリシア]
- まず最初は朝食の準備です!
食事の後片付けが終わったら次はお洗濯。▼
その後はお部屋のお掃除に、
備品在庫のチェック、▼
そして昼食の用意のために、
お買い物に行きますよ~!▼
- [アサマ]
- はぁ…午前中から
やること盛りだくさんじゃないですか?▼
とりかかる前から、
既にやる気が失われてきました…▼
- [フェリシア]
- 何を言ってるんですか!▼
皆さんにご奉仕できる、
とっても有意義な一日の始まりですよ~!▼
- [アサマ]
- やれやれ…フェリシアさんの
やる気には恐れ入りますよ…本当に。▼
(暗転)
…と思っていた時期がありました。▼
- [フェリシア]
- ふぇぇん…!
また失敗です~!▼
- [アサマ]
- フェリシアさん!
あなた何なんですか?▼
朝食のパンを焦がすわ、
皿洗いの最中に皿を粉々に割るわ、▼
洗濯したら衣装が色落ちするわ、
買い物で買った食材を地面にぶちまけるわで…▼
あなたのやってることはメイド稼業として
全然成立しておりませんよ!▼
- [フェリシア]
- ううっ…わかってますよ…
わざわざ言わなくたっていいじゃないですかぁ…▼
- [アサマ]
- いいえ、敢えて言わせていただきます。▼
普段は嫌味を言うことの多い私ですが、
これは本心…▼
あなたがメイドとして素晴らしいのは、
…その志だけですっ!▼
- [フェリシア]
- ガーーーーーンッ!!▼
ショ…ショックです…
言葉に出されると、なおさらショックです…▼
- [アサマ]
- 全く…これからはもう少し失態を減らし、
他人に迷惑をかけないようにしてください。▼
しっかいとその志を行動へ反映できるように、
なっていって欲しいものですね。▼
- [フェリシア]
- は、はぁい…気をつけますぅ…▼
支援A†
- [アサマ]
- フェリシアさん、お鍋が噴きこぼれていますよ!
早く火を消してください。▼
- [フェリシア]
- は、はい~!▼
- [アサマ]
- あとお膳が足りないようです。
奥の棚から予備分を取り出しておいてください。▼
- [フェリシア]
- わ、わかりました~!▼
- [アサマ]
- あと時間が空いたらで良いので、
倉庫の備品の点検もお願い致します。▼
今日は主に雑貨類を!▼
- [フェリシア]
- は、はい~!
私、目が回りそうですぅ~。▼
- [アサマ]
- 何をこれくらいで弱音を吐いているのですか?▼
これくらいテキパキこなせなければ、
優秀なメイドとは言えませんよ。▼
- [フェリシア]
- ああ…!
そういえばアサマさん。▼
- [アサマ]
- はい?▼
- [フェリシア]
- 昨日、私皆さんに褒められたんです!▼
- [アサマ]
- えっ?▼
- [フェリシア]
- 最近フェリシアの家事…主にメイドとしての
仕事っぷりが前よりも向上してきたって!▼
ミスも少ないしスムーズに見えるって
言われたんです!▼
これも全部アサマさんが
手伝ってくれてるおかげですね~!▼
- [アサマ]
- えっ…▼
…………▼
う、うわああああーーーっ!!▼
- [フェリシア]
- えっ!?どうしたんですか?▼
- [アサマ]
- わ、私としたことが一体何を…?▼
あなたのメイド仕事を試してみて…
あなたのダメダメな仕事っぷりにダメ出しして…▼
気づいたらあなたのことを
手伝いまくってるじゃないですか?▼
- [フェリシア]
- はい、ありがとうございます~。
でも、手伝ってるというよりむしろ、▼
私がアサマさんの助手な感じに
なっちゃってますけどね~!▼
- [アサマ]
- あああ…
こんなのは私らしくありません…▼
何ということでしょう…今まで作り上げてきた
私の印象が脆く崩れ去っていってしまった…▼
- [フェリシア]
- いいじゃないですか。アサマさんはとっても
優しいと評判になりますよ、きっと。▼
- [アサマ]
- …………▼
…ははは。まぁ…そうかもしれませんね。
実際に手伝っていて悪い気はしませんでした。▼
大変だけどやりがいのある仕事…
それがメイドのお仕事なのかもしれませんね。▼
- [フェリシア]
- はいっ!そうなんです!▼
支援S†
- [アサマ]
- フェリシアさん…▼
- [フェリシア]
- あ、アサマさん!もしかして
今日もお手伝いをしてくれるんですか?▼
- [アサマ]
- あ…いえ、今日はそうではないんです。▼
- [フェリシア]
- そ、そうですか…残念です。
あっ、ごめんなさい!▼
私、アサマさんに手伝ってもらうことが、
さも当然のように言っちゃって…▼
本当は独りでもうまくできるようにならなきゃ
ダメですよね…▼
- [アサマ]
- あなたのお仕事に付き合っているうちに…▼
- [フェリシア]
- えっ…?▼
- [アサマ]
- 私はあなたの事ばかり考えるようになりました。
自分とは真逆の人間性…▼
誰かのために奉仕することが全てだという
あなたの考え方…▼
それは私にはまったく真似できないものですが…
とても魅力的に映りました…▼
- [フェリシア]
- アサマさん…▼
- [アサマ]
- フェリシアさん…私は自分を変えることは
できませんが、あなたを手伝うくらいなら、▼
できると思っています。
これからも傍にいさせてもらえますか?▼
あなたのことが…好きだから。▼
- [フェリシア]
- は…はい!もちろんです!
私もアサマさんに手伝ってもらえて…▼
いいえ、一緒にお仕事ができて
とても楽しかったんです…!▼
ずっと一緒にいて欲しいって
思っていたんです…▼
だから私もアサマさんのことが、
大好きなんです!▼
- [アサマ]
- フェリシアさん、ありがとうございます。
これからはずっと一緒にいましょうね。▼
- [フェリシア]
- はい、もちろんです~!▼
ツクヨミ†
支援C†
- [ツクヨミ]
- うう…あいつらめ。
何故寝る前に怪談話などするのだ!▼
おかげでなかなか寝付けぬではないか!▼
とは言え…気分転換に外へ出てみたが
真っ暗で余計に、こ、こ、怖くなってきた…!▼
- [フェリシア]
- あ、ツクヨミさん。
こんな遅い時間にどうされたんですか?▼
- [ツクヨミ]
- わああああーーーーっ!!!▼
- [フェリシア]
- きゃああああーーーっ!!!▼
- [ツクヨミ]
- な、なんだフェリシアか…
後ろから急に声をかけるでないっ!▼
- [フェリシア]
- ご、ごめんなさい…▼
でもツクヨミさんが大声出すから、
こっちもビックリしちゃいました!▼
ところで、一体何をしていたんですか?▼
- [ツクヨミ]
- ん?
いや…別に何もしていない。▼
- [フェリシア]
- そうなんですか?▼
…あ。もしかして、
眠れないとか…ですか?▼
- [ツクヨミ]
- そ、そんな訳ないだろう!?▼
- [フェリシア]
- うふふっ、隠さなくてもいいですよ!
私にはお見通しなんですからっ!▼
- [ツクヨミ]
- だ、だから違うと…▼
- [フェリシア]
- ちょうど私、自分の部屋で飲もうと思って、
安眠用の茶葉を持っているんです~!▼
ツクヨミさんにも少しお分けしましょうか?▼
- [ツクヨミ]
- …な、何?
そんなものを持っているのか?▼
それなら…
もらってやらんこともないぞ?▼
- [フェリシア]
- はい、ではどうぞ~!
ちょっぴり苦いので、気をつけてくださいね~。▼
- [ツクヨミ]
- そうか…
あ、ありがとう、フェリシア。▼
- [フェリシア]
- いえいえ、ぐっすり眠れると良いですね~!▼
それでは、おやすみなさい。▼
- [ツクヨミ]
- ああ、おやすみ…▼
支援B†
- [フェリシア]
- あっ…ツクヨミさん!▼
- [ツクヨミ]
- ん?ああ、フェリシアか。▼
- [フェリシア]
- この間お渡しした安眠用のお茶は
お役に立ちましたか?▼
あれから、ツクヨミさんが寝られたか
気になっていたんです。▼
- [ツクヨミ]
- あ、あれか…▼
- [フェリシア]
- あれ?その反応は…
もしかして効果なかったですか…?▼
- [ツクヨミ]
- ああ…結局効果はなかった。▼
まあ、私は普段から薬草の効果を
自分で試しているから、▼
それで効果が出なかったのかもしれないな。▼
- [フェリシア]
- そうだったんですか…
うう…私はぐっすりだったのに残念です…▼
- [ツクヨミ]
- フェリシアが悪いわけではない。
そこまで落ち込む必要はないと思うぞ。▼
- [フェリシア]
- でもでもっ、やっぱりツクヨミさんにも
安眠してもらいだいですっ!▼
…あ!そうだツクヨミさん!▼
もう一つ、ツクヨミさんが寝られるよう
お渡ししたいものがあります。▼
- [ツクヨミ]
- …なんだ?▼
- [フェリシア]
- ふふふっ、私この間、
素敵な毛布を入手しちゃったんです~!▼
もう、手触りがふわふわのサラサラで…
これで寝たら本当に気持ちがいいんですよ~!▼
だから試してもらいたいんです!
どうですか、ツクヨミさんっ!▼
- [ツクヨミ]
- う、うむ…それも試してやらんこともない…▼
- [フェリシア]
- 了解です!
じゃあすぐにご用意しますね~!▼
これでツクヨミさんもぐっすりですよ~。▼
- [ツクヨミ]
- …あいつは何故あんなに上機嫌なのだ?
全く…変な奴だな。▼
支援A†
- [フェリシア]
- ツクヨミさん!
この間の毛布、寝心地はどうでしたか~?▼
- [ツクヨミ]
- ああ、フェリシア。▼
あの毛布…すごかった。▼
- [フェリシア]
- す、すごかったとは…?▼
- [ツクヨミ]
- 身体にかけた瞬間、熟睡だった…!▼
- [フェリシア]
- わあっ!本当ですか?
それは良かったです~!▼
- [ツクヨミ]
- あれさえあれば快眠確実だな。
軍内でも支給できればいいと思うほどだった。▼
- [フェリシア]
- そうですね。でも、貴重品みたいで
私もあんまり数は持っていないんです…▼
- [ツクヨミ]
- そのような貴重なものを…
感謝するぞ、フェリシア。▼
- [フェリシア]
- いいんですよ~!
私がやりたくて勝手にしたことですし…▼
仲間が困っていれば助けたいと
思うのは当然のことですっ!▼
でも、今回はそれだけが
理由じゃありませんでしたけど…▼
- [ツクヨミ]
- …どういうことだ?▼
- [フェリシア]
- 実は私…
ずっと弟か妹が欲しかったんです。▼
だから、ツクヨミさんのお世話をしていた時…▼
お姉さんみたいに振舞えたのが
とってもとっても嬉しかったんですよ!▼
- [ツクヨミ]
- お、弟だと…!?▼
- [フェリシア]
- はい。とっても楽しかったですっ!▼
ですから、これからも
何でも私に相談してくださいね~!▼
- [ツクヨミ]
- い、いや…これからは自分で何とかする。
何度も弟扱いされてたまるものか!▼
- [フェリシア]
- そんなぁ!
いいじゃないですか~!▼
私はお姉さん気分に浸れて、
なおかつツクヨミさんが楽になるんですよ~?▼
- [ツクヨミ]
- お得かどうかは関係ない!▼
- [フェリシア]
- うう…そ、そんなぁ…▼
- [ツクヨミ]
- ま、まぁ…今回の件は助かった。
それは感謝しているぞ。▼
- [フェリシア]
- はいっ、どういたしまして~!▼
支援S†
- [フェリシア]
- ツクヨミさ~ん!今日は珍しい茶葉が
手に入ったので、お裾分けに来ました~。▼
- [ツクヨミ]
- フェリシアか。▼
毎度のこととは言え…
私の世話を焼いて楽しそうだな…▼
- [フェリシア]
- はいっ!ツクヨミさんと一緒にいるのは
楽しいですし、お世話できて嬉しいです!▼
- [ツクヨミ]
- …………▼
- [フェリシア]
- あれ?でもツクヨミさんは
お気に召さない感じですか…?▼
- [ツクヨミ]
- そうだな。気に入らないことは一つ…
私はお前に弟扱いされていることだ。▼
- [フェリシア]
- えっ?▼
- [ツクヨミ]
- お前は以前、姉のように面倒がみられて
嬉しいと言っていたが、私は嫌だ。▼
フェリシア…お前には私を
一人の男として見てもらいたい。▼
- [フェリシア]
- ええっ!?▼
- [ツクヨミ]
- それほど驚くことでもないだろう?▼
フェリシアに世話を焼いてもらううちに、
その…女性として気になってしまった。▼
私はフェリシアのことが好きなのだ。▼
- [フェリシア]
- はわわっ、そんな…ツクヨミさんに
告白されるなんて…恥ずかしいですっ!▼
- [ツクヨミ]
- 恥ずかしい?▼
- [フェリシア]
- ううっ…なんだか私、おかしいですっ!▼
ツクヨミさんの告白を聞いて
ドキドキが止まらないんです~!▼
弟みたいに思っていたはずなのに…▼
私…いつの間にかツクヨミさんのことが
とっても好きになっていたみたいです…▼
- [ツクヨミ]
- ならば、私の恋人になってくれるのか?▼
- [フェリシア]
- はい…!ツクヨミさんがよければ
これからは恋人として傍にいたいですっ!▼
- [ツクヨミ]
- そうか…嬉しいぞ、フェリシア。
これからは共に支え合って生きていこう。▼
- [フェリシア]
- うふふっ、じゃあこれからお世話も
今まで以上にがんばっちゃいますよ~。
あっ!じゃあ今度から眠るときは、
添い寝に子守唄もつけましょうか?▼
- [ツクヨミ]
- なっ、急に何を言い出すのだ!▼
フェリシア…もしやまだ私を弟扱いして
いるのではないだろうな…!▼
- [フェリシア]
- とんでもないですっ!
これは恋人ならではですよ~!▼
- [ツクヨミ]
- そ、そうか…それならその…頼む。▼
- [フェリシア]
- はいっ!お任せください!▼
ヒナタ†
支援C†
- [フェリシア]
- はあ……▼
- [ヒナタ]
- ため息なんかついて、どうしたんだ?▼
- [フェリシア]
- あ、ヒナタさん。▼
その…お洗濯をしていたんですが、
また失敗してしまって…▼
ちょっと自分のダメさ加減に落ち込んでいたんです…▼
- [ヒナタ]
- 気にすんなよ。
誰にだって失敗することくらいあるだろ?▼
- [フェリシア]
- でも…これだけ毎日失敗してれば
ため息も出ちゃいます…▼
- [ヒナタ]
- うーん…それならさ。
気分転換でもしようぜ!▼
- [フェリシア]
- 気分転換…ですか?▼
- [ヒナタ]
- おう! 楽しいことをして気分を明るくして、
クヨクヨした気持ちを吹っ飛ばすってことさ!▼
- [フェリシア]
- 具体的に何をすればいいんでしょう?▼
- [ヒナタ]
- 俺の場合は素振りをすることかな。▼
心を無にして刀を振っていると、
落ち込んでる時も気分が晴れるんだ。▼
- [フェリシア]
- ふむふむ…では得意なことや好きなことを
すればいいってことでしょうか?▼
- [ヒナタ]
- ああ、そうだな。
フェリシアは何かないのか?▼
誰にも負けないような技…みたいなやつがさ。▼
- [フェリシア]
- うーん、そうですね…▼
あっ! 私、冷気を出せるんです。
その力を応用して氷柱も作れるんですよ。▼
- [ヒナタ]
- おおっ! すごいなフェリシア!
氷柱を作りだせるなんて、すげーよ!▼
カッコいいじゃん!▼
- [フェリシア]
- そ、そうですか?
ふふっ、なんだか照れちゃいますね。▼
あれ…?
落ち込んでた気持ちが少し楽になりましたよ!▼
- [ヒナタ]
- それならまた落ち込んだ時には
氷柱を作ればいいな!▼
- [フェリシア]
- はい!
そうします!▼
支援B†
- [ヒナタ]
- …ん?あれ?
なんだか、ここ一帯だけ妙に寒いな…▼
どうしてだ…?▼
- [フェリシア]
- ヒナタさん。こんにちは!▼
- [ヒナタ]
- おわっ!フェリシア!?
まさかこの冷気は…▼
- [フェリシア]
- はい!私です!▼
この間ヒナタさん、落ち込んでいた時は
氷柱を作ればいいって仰いましたよね?▼
だから、こうやってたくさん出して
気分を晴らしているというわけです!▼
- [ヒナタ]
- な、なるほど…▼
つまりお前、
また何か失敗したんだよな…?▼
- [フェリシア]
- え?ええ…まあ、
いつものことですよ…▼
いじいじ…
いじいじ…▼
ガリガリ…▼
- [ヒナタ]
- ん?
何やってんだ、氷を削ったりして。▼
- [フェリシア]
- どうせなので、何かを作って
この気持ちを紛らわそうと思いまして…▼
- [ヒナタ]
- おお…!よく見たらすげぇよ!
ちゃんと形になってる!▼
これって彫刻ってやつだろ?
こんな綺麗なもの、俺ははじめて見たぜ!▼
- [フェリシア]
- ほ、本当ですか?▼
- [ヒナタ]
- ああ!この四足の動物…これ犬だろ?▼
- [フェリシア]
- むー…それは猫さんです。▼
- [ヒナタ]
- あれ?そうなのか?
じゃあこれは…熊か?▼
- [フェリシア]
- あ、それは当たりです!
それは一番最後に作ったやつですね。▼
- [ヒナタ]
- へえ、上手くなってるじゃねぇか。
なんだか楽しそうだなーこういうの。▼
- [フェリシア]
- 良かったらヒナタさんもやってみますか?▼
- [ヒナタ]
- え?いいのか?▼
- [フェリシア]
- もちろんです!
ヒナタさんの分の氷柱も作っておきますね~!▼
- [ヒナタ]
- ありがとな!フェリシアに負けない
すげー彫刻を作ってやるよ!▼
- [フェリシア]
- それじゃあどちらが上手に
できるか競争ですね!▼
- [ヒナタ]
- おう!のぞむところだ!▼
支援A†
- [フェリシア]
- ヒナタさん、ヒナタさん!▼
- [ヒナタ]
- お、フェリシアか。
何だか嬉しそうだな。▼
- [フェリシア]
- そうなんです!▼
この間、ヒナタさんと一緒に
氷の彫刻をしたじゃないですか。▼
あの時の作品をカムイ様が
褒めてくれたんです!▼
- [ヒナタ]
- そりゃ良かったな。▼
- [フェリシア]
- はい!とても嬉しいです。▼
自分の能力が人に喜んでもらえるだなんて、
今までは思ってもみませんでしたから。▼
- [ヒナタ]
- 俺もフェリシアの能力はすごいと思うぜ。
彫刻の腕もどんどん上がったしな!▼
- [フェリシア]
- えへへ…実は自分一人でも
こっそり練習してるので…▼
次は何を作ろうか考えるのも楽しいです。▼
- [ヒナタ]
- 最初は気分転換のつもりだったのに、
彫刻作りにはまっちまったみたいだな。▼
そうだ、戦争が終わったら、
その技を王城で披露してみたらどうだ?▼
いっぱい人を集めてさ、美術品として、
みんなに見てもらうんだよ。▼
- [フェリシア]
- えっ?で、でもそれは…▼
- [ヒナタ]
- きっとカムイ様だけじゃなくて
みんなに楽しんで貰えるぜ!▼
なんだかワクワクしないか?▼
- [フェリシア]
- …そ、そうですね。▼
そんな日が来たら、私とっても嬉しいです!
ありがとうございます、ヒナタさん。▼
- [ヒナタ]
- 何言ってんだよ。
全部フェリシア自身の力だろ?▼
- [フェリシア]
- でもヒナタさんが一緒に楽しんでくれたからです。▼
- [ヒナタ]
- そうか?なら良かったぜ。
また一緒に彫刻して遊ぼうな!▼
- [フェリシア]
- はい、ぜひ!!▼
支援S†
- [フェリシア]
- ヒナタさん、見てくださーい!
今日の彫刻は大作です!▼
- [ヒナタ]
- へ…?う、うおおおーーっ!!!
氷の竜!!!!?▼
すげー!かっこいい!!▼
- [フェリシア]
- えへへ…この間ヒナタさんに褒められたので、
私、がんばっちゃいました!▼
- [ヒナタ]
- …つ、つっても、でかすぎだろ!
お、俺の身体の倍以上はあるぞ…!!▼
- [フェリシア]
- ふふっ、喜んでくれましたか?▼
- [ヒナタ]
- あ…ああ。▼
- [フェリシア]
- ん?ヒナタさん、どうしました?
何だかボーッとしているような…?▼
- [ヒナタ]
- ええと…今のは、少し見とれてただけで…▼
- [フェリシア]
- 見とれてた?あ、氷の竜にですか?
ありがとうございます!▼
自分でも綺麗にできたと
思ってるんですよね~。▼
- [ヒナタ]
- いや…竜もすごいけど、
俺が見とれていたのは違うものだ…▼
- [フェリシア]
- えっ?▼
- [ヒナタ]
- 俺が見とれてたのは…フェリシアだ。▼
- [フェリシア]
- えええええ!?
…ど、どういうことですか?▼
- [ヒナタ]
- 俺…フェリシアが好きなんだ。▼
一緒にいて、笑った顔を見ると、
こっちまで幸せな気持ちになっちまう…▼
これってもう、
フェリシアに恋してるってことだろ?▼
- [フェリシア]
- ヒ、ヒナタさん…▼
- [ヒナタ]
- 俺はフェリシアががんばっている時、
一緒にいて支えてやりたい。▼
困っていたり危険な目に遭いそうになったら、
俺の手で助けてやりたいんだ…▼
フェリシアは、俺のこと…好きか?▼
- [フェリシア]
- え、ええと…はい。▼
私…ヒナタさんの告白、
とっても嬉しいです…▼
- [ヒナタ]
- じゃあ…!▼
- [フェリシア]
- こんな私でよければ…
私をヒナタさんの恋人にしてください…▼
- [ヒナタ]
- お、おう!もちろんだ!▼
これからは俺が幸せにしてやるからな!▼
- [フェリシア]
- は、はい!嬉しいです…!
これからもよろしくお願いしますね。▼
- [ヒナタ]
- おう!よろしくな、フェリシア!▼
タクミ†
支援C†
- [フェリシア]
- ふんふんふ~ん。▼
今日はお天気も良いし、
絶好の洗濯日和です。▼
最近ずっとお天気が悪かったから、
その分もまとめてやっちゃいますよ~。▼
ふんふ~ん!▼
- [タクミ]
- …えっ? わわっ!!▼
- [フェリシア]
- きゃあっ!▼
…あ、痛たたた。
誰ですか…突然ぶつかってきたのは…?▼
あ、タクミ様…▼
- [タクミ]
- なんだ、フェリシア…あんたか。
突然ぶつかってきたのはそっちだろ?▼
こんなにたくさんの洗濯物を干されてたら、
前が見えやしない。▼
数歩先に誰がいるかすらわからなかったぞ。▼
- [フェリシア]
- そ、それは酷いです!▼
…って!
あああああーーっ!!!▼
- [タクミ]
- なんだ、大声で?
…あっ。▼
- [フェリシア]
- 折角綺麗に洗ったばかりの洗濯物たちが、
全部地面に落ちちゃってます…!!▼
これは…洗濯ぜんぶやり直し…です。
ふえええん…▼
- [タクミ]
- こ、小躍りしながら洗濯してた
そっちが悪いんだろ!▼
- [フェリシア]
- 小躍りなんかしてないです!
足取り軽やかだっただけです!▼
- [タクミ]
- とにかくぶつかってきたのは
そっちだ…僕は悪くないからな!▼
- [フェリシア]
- ううっ…ううっ…
せっかく全部綺麗に洗えたと思ってたのに…▼
- [タクミ]
- ……………▼
わかったよ! わかったから!
手伝えばいいんだろ? 手伝えば!!▼
- [フェリシア]
- 手伝ってくださるのですか?▼
- [タクミ]
- 言っておくが僕は悪いと思ってないからな!
あんたがドジなのが悪いんだ!▼
ただ…このままだと後味が悪いだけだ。▼
- [フェリシア]
- あ…ありがとうございます。▼
- [タクミ]
- ほら、こんなのさっさと片付けるぞ。▼
- [フェリシア]
- はっ…はい!
支援B†
- [フェリシア]
- …それでですね、故郷の空は
どんよりと雲に覆われている日が多いんです。▼
だからお日様が顔を出す日は、
とてもありがたいことなんですよ?▼
- [タクミ]
- ……………▼
- [フェリシア]
- 特に冬はとても寒いです。
でもそういう環境だからこそ、▼
暖炉を囲んで食べる子羊のシチューが
本当に美味しいんですよ~。▼
- [タクミ]
- ……………▼
- [フェリシア]
- 故郷のまわりの山々には
鉱石が沢山取れる洞窟がありまして…▼
それはそれは見事な色とりどりの宝石たちが…▼
- [タクミ]
- ……………▼
- [フェリシア]
- タクミ様!▼
- [タクミ]
- なんだよ?▼
- [フェリシア]
- 聞いてます? 私の話。▼
- [タクミ]
- 聞いてる。▼
けど、喋ってる暇があるなら、
さっさと手を動かしたらどうだ?▼
洗濯物を干してる間…
あんたが動かすのは口ばっかりだ。▼
- [フェリシア]
- はぅぅ…そ、それを言われると…▼
- [タクミ]
- 目の前のやるべきことに力を入れず
自分の故郷の話ばかりペラペラと…▼
いったいどんな育てられ方をしたんだ?
ホントお里が知れるってこのことだな。▼
- [フェリシア]
- むう…
た、確かに私は浅はかかもしれませんが…▼
生まれや環境だけで人を判断するのは
如何なものでしょうか。▼
それだと…王家に生まれたというだけで、
タクミ様は偉いのですか?▼
- [タクミ]
- なに?▼
- [フェリシア]
- 王族として生まれれば、
そんな風に威張っていても許されるんですか?▼
- [タクミ]
- この…言わせておけば…!▼
- [フェリシア]
- 私はただタクミ様の理屈で言っただけです…!▼
- [タクミ]
- ぐっ…▼
……………▼
悪かったよ。言いすぎた。▼
あんたがあまりにも
自分の手を動かそうとしないもんだから、▼
ついカッとなってしまって…▼
- [フェリシア]
- そ、それは…弁解のしようもありません…
ごめんなさい…▼
- [タクミ]
- いや…▼
とにかく、この話は一時休戦だ。
さっさとこれを片付けよう。▼
- [フェリシア]
- わかりました!▼
支援A†
- [フェリシア]
- ふぅ…これで洗濯物は無事に取り込めました。
今日は一度も転ばなかったです…▼
- [タクミ]
- ……………▼
- [フェリシア]
- この後で食べ物の買出しに行って…
あ、あとお部屋の掃除もしなくちゃいけません。▼
ああっ! あと昨日の夜に仕込んでおいた
食材も取り出しておかないとダメですね~!▼
うふふ~、忙しい忙しい!▼
- [タクミ]
- おい。▼
- [フェリシア]
- うひゃっ!?▼
あ、ああ…タクミ様。
そんなところで何をしてたんですか?▼
- [タクミ]
- あんたの手際の悪い仕事っぷりを
観察していた。▼
- [フェリシア]
- ひ、酷いです~!
私の独り言も聞いてたんですか?▼
- [タクミ]
- ああ、下手くそな鼻歌も一緒にな。▼
- [フェリシア]
- そ、そんなあ…手際が悪いと思うなら、
いつもみたいに手伝ってくださいよ!▼
- [タクミ]
- 甘えるなよ、あんたメイドなんだろ。▼
- [フェリシア]
- ううっ…タクミ様は手厳しいです…▼
- [タクミ]
- まぁでも…お前が要領悪いなりにがんばって、
軍内の家事をこなしてることは理解できた。▼
- [フェリシア]
- えっ…?▼
- [タクミ]
- 誰よりも遅い時間まで仕事をして、
誰よりも早く起きて食事の支度をして…▼
前に話をしていた故郷のことはともかく
あんたの努力は僕も認めざるをえない。▼
- [フェリシア]
- タ、タクミ様…▼
- [タクミ]
- これからはもう少しフェリシアのことを
ちゃんと仲間として考えることにするよ。▼
- [フェリシア]
- ありがとう…ございます。▼
- [タクミ]
- ふん…これで満足か?▼
- [フェリシア]
- あ、えと…いいえ。次はちゃんと
故郷の良いところも認めさせちゃいます!▼
覚悟しておいてくださいね!▼
- [タクミ]
- ふふっ…
ああ、わかったよ。▼
支援S†
- [フェリシア]
- あ、タクミ様ー!▼
- [タクミ]
- フェリシアか…
な、なんだよ?▼
- [フェリシア]
- この間の約束を果たそうかなと思いまして。▼
- [タクミ]
- この間の約束…?▼
- [フェリシア]
- ええ。タクミ様に
故郷の良いところを認めさせると言う話です!▼
- [タクミ]
- ああ…あれか。▼
- [フェリシア]
- あら…?
タクミ様、なんか元気ないですか?▼
- [タクミ]
- いっ…いや、そんなことはない。▼
でも…フェリシア。
故郷の話はしてくれなくていいよ。▼
- [フェリシア]
- な、何でですか!?
今日はとっておきの故郷の魅力的なお話を…▼
- [タクミ]
- だってわざわざ話なんか聞かなくても…▼
フェリシアにとって大切な故郷なら、
たぶん僕にも魅力的だからね。▼
- [フェリシア]
- えっ?
それってどういう…▼
- [タクミ]
- 僕はその…フェリシアが…
好きになってしまったらしい。▼
なのに僕といるときに話をするのは
自分の故郷の事ばかり……▼
だから僕はイライラしていたんだよ。▼
- [フェリシア]
- タ、タクミ様…そ、そうだったんですね…
私、全然気がつきませんでした…▼
- [タクミ]
- そりゃあ、あれだけ冷たくされたら…▼
フェリシアみたいにとぼけた奴じゃなくても、
普通は気づかないって。▼
- [フェリシア]
- タクミ様!
いちいち失礼な言い方です~!▼
- [タクミ]
- あはは…ごめん。▼
- [フェリシア]
- でも…私、知ってるんです。
タクミ様が本当はお優しい方だってこと。▼
だから…タクミ様の気持ち、
とっても嬉しいです。▼
- [タクミ]
- えっ…?▼
- [フェリシア]
- 私も…タクミ様のこと、好きですよ。
男性として。▼
- [タクミ]
- ほ、本当に…!?▼
- [フェリシア]
- はい。
私…タクミ様と家族になりたいです。▼
私の故郷が…いつか私たち二人の
故郷になればいいなって、そう思います。▼
- [タクミ]
- そ、そうか…ありがとう、フェリシア…
ダメ元で告白してみたけど…嬉しいよ。▼
これからは僕と共に生きてほしい。▼
- [フェリシア]
- はい、もちろんです!
ずっとずっと一緒です…▼
ニシキ†
支援C†
- [ニシキ]
- うーん…どうしよう…▼
- [フェリシア]
- ニシキさん。
そんなに難しい顔をしてどうしたんですか?▼
- [ニシキ]
- あ、フェリシア!▼
その…実は怪我した猫を拾ったんだけど、
これってどうすればいいのかな?▼
ボク、動物用の薬とか持ってないし…▼
- [フェリシア]
- はわわっ、それは大変ですっ!▼
ええっと…ああ、腕の怪我なんですね。
これなら私の持っている傷薬で治ります!▼
- [ニシキ]
- 本当?良かったー!▼
- [フェリシア]
- はい、これを塗り付けて…と。
これでもう大丈夫ですよ。▼
- [ニシキ]
- ありがとう、フェリシア。助かったよ!▼
- [フェリシア]
- ふふっ、私のほうこそ
お役に立てて良かったです。▼
- [ニシキ]
- これは是非恩返しをしなくちゃいけないね。
何かボクにして欲しいことはないかい?▼
- [フェリシア]
- 別にそんな…とくには何もないですよ?▼
- [ニシキ]
- それじゃあボクの気がすまないよ!
何か考えておくれ!▼
- [フェリシア]
- ええっ?そ、そんなこと言われましても…
ええと…そうですね…▼
あっ、それなら…この猫さんが回復するまでの
お世話を一緒にやらせてくれませんか?▼
- [ニシキ]
- えっ?でも、それじゃあ
単にフェリシアの仕事が増えるだけじゃ…▼
- [フェリシア]
- だってニシキさん一人で
この子をお世話するのは大変でしょう?▼
それに私も時間を作れば
それくらいできるので大丈夫ですよ!▼
- [ニシキ]
- うーん…確かにボク一人だと、
さっきみたいに慌ててしまうかもしれないし、▼
フェリシアがそう言うならボクはいいけど…▼
- [フェリシア]
- はい、これも何かの縁ですよ。▼
- [ニシキ]
- そっか…それじゃあ、この子の怪我が治るまで
一緒に世話をしようか。▼
- [フェリシア]
- はいっ、そうしましょう!▼
支援B†
- [フェリシア]
- ふふっ、子猫がミルクを飲んでいる姿…
可愛いですね…可愛すぎますね…▼
ああ、クラクラきちゃいます…
まったく猫さんは罪なやつです。▼
- [ニシキ]
- あははっ、そうだね。▼
怪我も良くなってきたからか、
食欲もすごくってさ。見てて飽きないよね!▼
- [フェリシア]
- そうですね。
これならそろそろ完治できそうです。▼
- [ニシキ]
- うん。最初は猫の世話なんてムリだと
思ったけど、フェリシアのおかげで順調だよ。▼
- [フェリシア]
- えへへっ、そんなことないです。▼
私も動物のお世話なんて
ほぼ初めての経験だったんですよ。▼
確かに大変なこともありますが、
思ってた以上に楽しかったです~。▼
- [ニシキ]
- 手伝ってくれてありがとう、フェリシア。▼
- [フェリシア]
- いえいえ、こちらこそ。▼
それにしても…この子の抱き心地は
とっても気持ちいいですね~!▼
- [ニシキ]
- うんうん、毛並も良いし、
何よりすごく暖かいよね~。▼
毛並についてはこだわりがあるボクですら、
嫉妬しちゃうくらいだよ。▼
- [フェリシア]
- 可愛くてモフモフで
思わずにやけちゃいます~!▼
- [ニシキ]
- …………▼
- [フェリシア]
- あれ?ニシキさん、急に静かに
なっちゃいましたがどうしましたか?▼
- [ニシキ]
- えっ…ううん、なんでもないよ!▼
- [フェリシア]
- 本当ですか?なんだか一瞬だけ
ほっぺが膨らんでいたような…▼
- [ニシキ]
- そ、そんなことないってば!▼
- [フェリシア]
- そ、そうですかねぇ…?▼
支援A†
- [フェリシア]
- 良かったですね、ニシキさん。
猫さんの怪我、無事に治って…▼
- [ニシキ]
- うん。フェリシアにもらった傷薬が
良かったんだろうね。▼
- [フェリシア]
- そんなことないです。
がんばった二人の気持ちが…▼
きっと猫さんにも届いたんですよ!▼
- [ニシキ]
- そうだね。あの子の引き取り手も
ちゃんと見つかったし、良かった良かった。▼
これで一件落着ってヤツだね。▼
- [フェリシア]
- あっ、はい…ちょっと寂しく
なっちゃいましたけどね…▼
- [ニシキ]
- …ボクも少し寂しいよ。▼
でも行軍しているボクたちが
飼うわけにはいかないからね。▼
- [フェリシア]
- そうですね…
…あ、そういえばニシキさん。▼
- [ニシキ]
- ん?▼
- [フェリシア]
- 先日、猫さんの世話をしている時に
急に黙っちゃったことがありましたよね?▼
- [ニシキ]
- えっ…?▼
- [フェリシア]
- あれは何があったんですか?
私、ちょっと気になってたんです…▼
- [ニシキ]
- い、いやぁ…覚えてないなぁ…?
そんなことあったっけ…?▼
- [フェリシア]
- ごまかしたってダメです!
あの時明らかに様子がおかしかったですよ!▼
- [ニシキ]
- あ…ええと、それは…
実はボク、焼きもちを焼いていたんだよ。▼
- [フェリシア]
- へっ?焼きもち…ですか?▼
- [ニシキ]
- うん。猫の抱き心地がいいって
フェリシアが言っていただろう?▼
あの言葉を聞いた時、ボクの毛並みが
なんだか負けちゃったような気がして…▼
- [フェリシア]
- ええっ?▼
- [ニシキ]
- ボクだって毎日の手入れも怠らずに、
ツヤツヤにしているもの!▼
だから毛並みを褒めてもらえないことに
焼きもちを焼いたんだ。▼
でも…あの子を愛でてる最中に
そんなことを言うのはカッコ悪いだろう?▼
だから、ふくれっ面のまま、
黙っていたんだよ…▼
- [フェリシア]
- うふふふっ…あははっ!!▼
- [ニシキ]
- ううっ…酷いよ、フェリシア!
何も笑わなくてもいいのに!▼
- [フェリシア]
- だって…うふふっ…
そんな話だなんて思わなくて…!▼
うふふふっ、ニシキさん可愛いです…!!▼
- [ニシキ]
- もう…オトコにそれはないんじゃない?
どうせならカッコいいって言われたいなあ!▼
- [フェリシア]
- ニシキさんのしっぽ可愛いですよ~!
ほらほら、モフモフで可愛いですよ~!▼
- [ニシキ]
- う、うーん、話の流れ上、
それは嬉しいような…悲しいような…▼
でも、ボクの尻尾を褒めてくれるのは
大歓迎だよ!▼
ほらほら、もっと褒めておくれ!▼
支援S†
- [ニシキ]
- ねえ、フェリシア。
ちょっと話があるんだけど…▼
- [フェリシア]
- あ、ニシキさん。何があったんですか?▼
- [ニシキ]
- その…この間言ってた
焼きもちの話なんだけど…▼
- [フェリシア]
- ええと…私が猫さんの毛並みばかり
褒めてたってお話でしたよね?▼
- [ニシキ]
- うん…でも、そのことで
ボクは気づいてたんだよ…▼
ボクは毛並みを褒めてもらえなくて、
焼きもちを焼いてたんじゃない。▼
単にキミがボクに構ってくれなかったから、
焼きもちを焼いたんだって…▼
- [フェリシア]
- えっ?▼
- [ニシキ]
- キミといるとボクは嬉しくなる。
キミに撫でてもらうと気持ちがいい…▼
これって…キミのことが
すきだからだと思うんだよ。▼
- [フェリシア]
- ええ!?ニシキさんが…私を?▼
- [ニシキ]
- うん。キミの優しさが、
ボクはとっても大好きなんだ!▼
だから…これからは
ボクの恋人として一緒にいてくれないかい?▼
- [フェリシア]
- ニ、ニシキさん…!▼
ええっと…急に言われてびっくりしました。
けど、私も…ニシキさんのこと大好きです。▼
- [ニシキ]
- え?本当かい!?▼
- [フェリシア]
- はい。ニシキさんと一緒に猫さんのお世話を
している時…本当に楽しかったんです。▼
その時に、優しいところや面白いところ…
色んなニシキさんを見て、▼
私はニシキさんのことが好きになったんです。▼
- [ニシキ]
- そうか…フェリシアとは両思いだったんだね。▼
- [フェリシア]
- はい!
とっても嬉しいです!▼
ニシキさんと恋人になれたらいいなって、
そう思ってたので…▼
- [ニシキ]
- ふふっ、ボクもとっても嬉しいよ!▼
今日からボクの美しい尻尾は
キミのものだ!▼
あの猫の分まで、いつまでも
ギューってしてくれていいんだよ!▼
- [フェリシア]
- あははっ、ありがとうございます!▼
- [ニシキ]
- もちろん!
これからもずっとキミに撫でてもらいたいな。▼
- [フェリシア]
- わかりました!
毎日撫でされてもらいますねー!▼
リョウマ†
支援C†
- [フェリシア]
- あの…リョウマ様。▼
- [リョウマ]
- フェリシアか、どうした?▼
- [フェリシア]
- あのですね…私、リョウマ様と
仲良しになりたいんです。▼
- [リョウマ]
- …どういうことだ?▼
- [フェリシア]
- はい! リョウマ様はカムイ様のお兄様!
メイドとして私も交流しておきたいのです!▼
- [リョウマ]
- なるほど、そういう意味か。▼
- [フェリシア]
- という訳で、お近づきの印に
おむすびを作ってきたんですよ~!▼
食べていただけますか?▼
- [リョウマ]
- もちろんだ。
ありがたくいただこう。▼
…もぐ。▼
……!!▼
- [フェリシア]
- …あの…リョウマ様の顔が険しいのですが…▼
- [リョウマ]
- うぐぐ…▼
- [フェリシア]
- だ、大丈夫ですかリョウマ様!▼
- [リョウマ]
- このおむすびの具なんだが…
なんだか甘い気がするぞ?▼
- [フェリシア]
- え? あ、ええと…
「疲れたときには甘いものを」って言うので、▼
今回のおむすびの具はチョコレート入りに
してみました!▼
- [リョウマ]
- ちょ、チョコレート?
…それは確か暗夜の甘い菓子だったな?▼
残念だがフェリシア…その具は
おむすびの具としては適さないようだ。▼
- [フェリシア]
- ええ!? そ、そうなんですか?▼
ごめんなさいリョウマ様!▼
- [リョウマ]
- いや…初めて作ったのなら失敗もするだろう。
だが…ぐっ! 予想以上に強烈な味だ…!▼
- [フェリシア]
- うう…でもわかりました! 私は負けません!
チョコがダメなら別の具で再挑戦します!▼
- [リョウマ]
- な、なにぃ…!?▼
- [フェリシア]
- 待っていてください、リョウマ様!▼
次こそは美味しいおむすびを
必ず作って見せますから!▼
- [リョウマ]
- ま、待つんだ!! フェリシア…!▼
……………▼
…行ってしまった。
だ、大丈夫だろうか。▼
支援B†
- [フェリシア]
- リョウマ様~!▼
- [リョウマ]
- ん?フェリシアか。▼
- [フェリシア]
- 今日はこの間のリベンジですっ!▼
またおむすびを作ってきたので、
食べていただけませんか?▼
- [リョウマ]
- …そ、そうか。
ちなみに今日は何の具が入っているんだ?▼
- [フェリシア]
- 今日はシンプルに塩おむすびです!
これでバッチリなはずですよ~!▼
- [リョウマ]
- そ、そうか。ほっ…▼
あ、ありがとうフェリシア。
では、いただくとしよう。▼
…もぐ。▼
……!!!!▼
- [フェリシア]
- あわわっ!リョウマ様の顔が
また険しくなっています!▼
な、何故でしょう?
具は入れていないはずなのに…?▼
- [リョウマ]
- ……ぬおおおっ。
とても…しょっぱい。▼
- [フェリシア]
- え?▼
- [リョウマ]
- 何故か中心に塩のかたまりが入っていた…▼
- [フェリシア]
- え?塩おむすびって、お塩を具のように
入れればいいんじゃないんですか?▼
- [リョウマ]
- いや…それは間違った認識だ。▼
正しくは、おむすび全体に塩がついている
状態を指すと思うぞ?▼
- [フェリシア]
- そうなんですね…うう、ごめんなさい。
私また失敗しちゃいました。▼
- [リョウマ]
- い…いや、気にするな
フェリシアの気持ちは十分伝わった。▼
- [フェリシア]
- リョウマ様…▼
- [リョウマ]
- 誰にだって失敗はあるし、そこから学べば
いいんだ。だからそう落ち込まなくていい。▼
- [フェリシア]
- で、でも…私…リョウマ様と交流するつもり
だったのに呆れられてばかりで…▼
- [リョウマ]
- ならば…そ、そうだ。
次は暗夜の食べ物を作ってくれないか?▼
- [フェリシア]
- え?暗夜の食べ物…ですか?▼
- [リョウマ]
- そうだ。おむすびに変わる暗夜の料理…▼
食べなれている物の方が作りやすく、
失敗する可能性も低くなるだろう?▼
- [フェリシア]
- リョウマ様……ありがとうございます!
わかりました!▼
私、次こそは成功してみせますっ!
待っててくださいね!▼
- [リョウマ]
- ああ、楽しみにしている。▼
支援A†
- [フェリシア]
- リョウマ様~!▼
- [リョウマ]
- フェリシアか。▼
- [フェリシア]
- 今日は三度目の正直です!▼
- [リョウマ]
- ということは…ゴクリ。▼
お、おむすびに代わる物は作れたか?▼
- [フェリシア]
- はいっ! ええっとですね…
今回はサンドイッチを作ってきたんです!▼
暗夜では遠出をする時に
作って持って行ったりするんですよ!▼
色んな具を入れたりするところも
おむすびと似てますね~!▼
- [リョウマ]
- なるほど。確かに似ているようだな。▼
- [フェリシア]
- 今回は大丈夫なはずですっ!▼
…リョウマ様、食べていただけますか?▼
- [リョウマ]
- ああ。いただくとしよう。
これは見た目にはとても可愛らしいな。▼
…もぐ。……!!▼
- [フェリシア]
- はわっ! リョウマ様の真剣なお顔…
お、美味しいですか? それとも…▼
- [リョウマ]
- …これは、とても美味いな。▼
- [フェリシア]
- ! ほ、本当ですか!?▼
- [リョウマ]
- ああ。初めて食べるが、中にある
野菜と肉の味がよく合わさっている。▼
ありがとう、フェリシア。
これはとても美味いぞ。▼
- [フェリシア]
- よ、良かったです~!▼
これも…リョウマ様がずっと付き合って
くれたからですね!▼
- [リョウマ]
- いや、これはフェリシアの努力の成果だぞ。▼
- [フェリシア]
- はう~! や、やりました!
私、リョウマ様と仲良くなれて良かったです!▼
- [リョウマ]
- ははっ、俺の方こそ食べ物を通じてお前と
こうやって交流が持てて嬉しかったぞ。▼
この前の二品の食事だって交流が深まった
大事な出来事だと思うしな。▼
- [フェリシア]
- リョウマ様…なんてお優しい!▼
- [リョウマ]
- 国は違うが…これからも仲良くしていこう。▼
- [フェリシア]
- はいっ! よろしくお願いしますねっ!▼
支援S†
- [フェリシア]
- リョウマ様〜!
今日もサンドイッチを作ってみたんです!▼
一緒に食べませんか?▼
- [リョウマ]
- それはありがとう、フェリシア。
ちょうど小腹が空いていたのだ。▼
- [フェリシア]
- えへへ〜、じゃあベストタイミングです!▼
- [リョウマ]
- …だが今日は…俺もお前に
食べて欲しいものがあるんだ。▼
- [フェリシア]
- えっ? なんですか?▼
- [リョウマ]
- …これだ。▼
- [フェリシア]
- わあっ! これ…おむすびですね!▼
- [リョウマ]
- ああ。結局お前は失敗してから
作っていないのだろう?▼
ならば俺が作って本当のおむすびを
食べさせてやろうと思ってな。▼
- [フェリシア]
- リョウマ様が作ったんですか!?▼
- [リョウマ]
- ああ。日頃の感謝の気持ちを込めた。
形は歪かもしれないが、気持ちはこめたぞ。▼
- [フェリシア]
- ありがとうございます、リョウマ様!
すごく嬉しいです!▼
- [リョウマ]
- これほど喜んでくれるとはな。これは…
俺の告白も実るということなのだろうか?▼
- [フェリシア]
- えっ? こ、告白…ですか?▼
- [リョウマ]
- ああ。俺は…フェリシアと恋人同士に
なりたいと思っている。▼
- [フェリシア]
- ええっ!? そ、そうなでんですか?▼
- [リョウマ]
- ああ。俺のために一生懸命食事を作ってくれる
姿はとても愛おしかったぞ。▼
俺はお前のひたむきな所に惹かれたんだ…▼
だから、これからは恋人として、
俺の隣にいてくれないだろうか?▼
- [フェリシア]
- ……はいっ!
私もリョウマ様のこと大好きです!▼
私が失敗してもいつも優しく受け入れてくれる
リョウマ様が大好きです、それは…▼
カムイ様のお兄様としてではなく
一人の男の方として…なんだと思います。▼
- [リョウマ]
- そうか…フェリシアからそんな言葉が
聴けるなんて、嬉しいものだな。▼
- [フェリシア]
- あわわっ! なんだか急に
恥ずかしくなってきました!▼
ああ、そうだ、リョウマ様!
早く食事にしましょうよ。▼
- [リョウマ]
- ははっ、そうだな。
せっかく二人で持ち寄ったわけだしな。▼
そしてこれからも…
こうやって一緒に過ごしていこう。▼
- [フェリシア]
- …はい! そうですねっ!▼
共通ユニット†
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暗夜ユニット†
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コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
- アサマとの支援Bの会話「あたながメイドとして素晴らしいのは、 …その志だけですっ!」 --
- ↑途中送信してすみません。「あなた」の部分が「あたな」になっています。誰か修正をお願いします。 --
Last-modified: 2020-09-04 (金) 15:44:56