[広告]

オロチの支援会話

マイユニット(男性)

マイユニット(女性)

ジョーカー

ジョーカー(白夜)のページへ

スズカゼ

スズカゼ(白夜)のページへ

サイラス

サイラスのページへ

リンカ

リンカのページへ

ツバキ

ツバキのページへ

サイゾウ

サイゾウのページへ

アサマ

支援C

[オロチ]
むむっ。▼
[アサマ]
おやおや…▼
[オロチ]
うぬぬっ…▼
これこれ、アサマよ。▼
人がせっかく出合いがしらに
にらめっこを始めたというに…▼
勝敗もつかぬうちに
早々に立ち去ろうとするでない。▼
[アサマ]
はあ?
何がにらめっこですか、いい歳こいて。▼
私はあなたに用はないのです。▼
[オロチ]
これは奇遇じゃのう。
わらわもそなたに用はない。▼
[アサマ]
なら呼び止めないでくださいよ…▼
[オロチ]
ただ、そなたとはあまり交流することが
無かったと思うてな。▼
他の仲間たちと同様に、
付き合いは短くないというのに。▼
[アサマ]
そうでしたか?
あまり意識したことはないですか…▼
[オロチ]
お。そうじゃ、そなたはわらわにまじないを
依頼したことが無いのではないか?▼
[アサマ]
ああ、確かに言われてみれば。▼
[オロチ]
他の仲間たちは定期的にわらわに
まじないを願い出るというのに…▼
一体どういうことじゃ?
何か占って欲しいことはないのかえ?▼
[アサマ]
あなたが駄賃代わりに薬草を取ってこいと
言うので、単純に面倒だっただけですよ。▼
特に知りたいこともありませんしねぇ。▼
[オロチ]
くっ…この罰当たりが!▼
[アサマ]
僧侶にそういうことを言い放つあなたの方が
よっぽど罰当たりですよ。▼
あとは…そうですね。▼
お互い癖のある性格なのは周知ですし、
他人を小馬鹿にしたような口を利きますからね。▼
両者のソリが合わないと、無意識の内に
感じ取っていたのかもしれませんね。▼
[オロチ]
べっ、別にわらわは
人を小馬鹿になどしておらんぞ!▼
[アサマ]
おやおや…そうですか?▼
私は私で実のところ、常にあなたを
からかう機会を伺っているのですが、▼
なかなかあなたが隙を見せないので、
困っているという状況なんですよね…▼
[オロチ]
相変わらず小憎たらしい坊主よのう…▼
[アサマ]
ふふっ…お互い様というやつですよ。▼

支援B

[アサマ]
あっ、いましたね。
オロチさん。▼
[オロチ]
アサマか。
一体何をしに来たのじゃ?▼
まさかわらわにまじないをしてほしいなどと
言うつもりではあるまいな?▼
[アサマ]
ええ、占ってほしいことがあるんです。▼
[オロチ]
そうじゃろう、そうじゃろう、そなたが
わらわに占いなど頼むはずが……▼
……なぬっ!!!?▼
いま、占いを頼むと申したか!?
そなたがわらわに占って欲しいじゃと!?▼
ば、バカなっ!!▼
[アサマ]
はいはい。仰々しい反応は結構なので、
さっさと占ってください。▼
どうしても知りたいことがあるのです。▼
もちろん、ただでとは申しませんよ。
この薬草を対価として差し上げます。▼
[オロチ]
ぬぬっ…この薬草は限られた
山間部にしか生えぬ貴重な品種…▼
た、確かにこの薬草は受け取ったぞ。
返せと言われても、もう返さんからな。▼
[アサマ]
言いませんよ。
ああ、浅ましいですねぇ…▼
[オロチ]
ぐぬぬ…このくそ坊主め…▼
…コホン。
それで、知りたいこととはなんじゃ?▼
[アサマ]
実はですねぇ。
とてもからかいたい相手がいるのですが、▼
その人がなかなか隙を見せないので、
からかいどころが見つからないのです。▼
[オロチ]
…………▼
[アサマ]
その人の苦手な物や嫌いな物をまじないの力で
教えて欲しいんですけど、できますか?▼
[オロチ]
アサマよ…その相手とやらは
もしかせんでも、わらわのことではないかえ?▼
[アサマ]
あら? よくわかりましたね。▼
[オロチ]
わかるに決まっておろうが!
この前、散々言っていたことではないか!!▼
もはやそれは占いでもまじないでもないわ!
わらわが自分の弱点を告白するだけじゃ!▼
[アサマ]
まあ、そうとも言うかもしれませんね。▼
…で、どうするんですか?▼
教えてくれないのなら、
その薬草は返してもらいますよ?▼
[オロチ]
な、なにぃ…!? こ、この薬草は
なかなか手に入れることのできない貴重品…▼
アサマ…そなたはわらわがこうして悩むことを
承知でこれを持ってきたんじゃな!?▼
[アサマ]
はっはっは。
いいですねぇ、いいですねぇ。▼
既に若干…
あなたをからかって楽しめている気分です。▼
[オロチ]
こ、この性悪男が! じゃがしかし…
この機会を逃すわけにはいかぬ!▼
それにわらわは卑怯者ではない!▼
ええい、ままよ! 教えようぞ!
わらわの弱点は…!!▼
米俵を狙い、白夜の秋の豊穣を貪ろうとする
悪の獣、ネズミじゃあーーっ!!!▼
[アサマ]
おやおや…▼
天下のまじない師オロチ様ともあろう御方が、
ネズミ如きがお嫌いだったとは…▼
[オロチ]
くっ…!▼
[アサマ]
ふむふむ…なるほど…了解しました。
それでは近々試してみることにしましょう。▼
楽しみにしていてくださいね…オロチさん。
ふふふふ…▼
[オロチ]
いやな予感しかせんが…
背に腹は替えられんかったのう…▼

支援A

[オロチ]
ぎゃっ!!
なんじゃ、今の物音は!!?▼
な、なんじゃ…ただの小鳥か?▼
それにしても…ううっ…▼
最近物音がするたびにネズミではないかと
怯えるようになってしまった…▼
それもこれも全部
あの性悪坊主のせいじゃ…▼
あいつがわらわを笑い飛ばすために
どこかでネズミを仕掛けているのかと思うと…▼
ううっ、背筋がぞわぞわするのう…▼
…ん? 食糧蔵の梁に
何か札のようなものが…?▼
[アサマ]
ああ、それはネズミや害虫を
退散させるための呪符ですよ。▼
[オロチ]
アサマ…▼
えっ? なんじゃと?
まさかこれは、そなたが…?▼
[アサマ]
ええ。▼
[オロチ]
な、何故ネズミを近づけさせないような
ことを…?▼
[アサマ]
だって我々の食糧を奪われるわけには
いかないでしょう? 当たり前ですよ。▼
[オロチ]
いや、じゃが…そなたはわらわの弱点が
ネズミだと知ったばかりで…▼
[アサマ]
あはは。確かにあれ以来…▼
ちょっとしたことでビクビクする
オロチさんは見ていて楽しかったですよ。▼
とても間抜けでお馬鹿さんでした。▼
[オロチ]
な、なんじゃとおお~~っ!!!?▼
[アサマ]
まあまあ。
でも私はあなたに何もしていませんよ?▼
いくら私がこんな性格とはいえ、▼
味方のあなたにネズミをけしかけるような
陰湿なことするわけないじゃないですか?▼
[オロチ]
くっ…本当にそうなのか…?▼
[アサマ]
はい。御仏に誓って。▼
これまでもこれからも、
あなたに何かしようなんて気はありません。▼
[オロチ]
なら…信じてやろう。▼
[アサマ]
ふふっ。嫌ですねえ、オロチさん。
私のことをそんな非道い奴だと思っていたなんて。▼
まったく…心外ですよ。
うふふふ…▼
[オロチ]
ふっ…ふふふ。これは一杯食わされたのう…▼
そなたほどの食わせ者は見たことがないぞい。
まったく…▼
[アサマ]
ふふっ…楽しんでもらえたようで、光栄ですよ。▼
[オロチ]
ふっ…バカを言うでないわ。▼

支援S

[アサマ]
ああ、オロチさん。オロチさん。▼
[オロチ]
アサマか、何用じゃ?▼
[アサマ]
あなたにぜひ聞きたいことがあるんです。▼
[オロチ]
なんじゃ、まじないなら対価をいただくぞ?▼
[アサマ]
う~ん、やっぱりそうですよねぇ。
あいにく今日は薬草は持ってないんですよ。▼
[オロチ]
じゃが…そなたには、
先日我らの米蔵にネズミが近づかぬよう▼
呪符を張ってくれた貸しがあるからのう…
まぁ聞くだけならただじゃ。言うてみい。▼
[アサマ]
はい。では早速。▼
あなたをからかうために、
何か面白い他の話題はないでしょうか?▼
[オロチ]
…………▼
アサマよ…前にも思うたが、そういうのは
本人に聞くものではないと思うが?▼
[アサマ]
そうですか?
でも私はあなたのことが好きなんですよ。▼
[オロチ]
…………▼
…はぁ!?▼
[アサマ]
そして私は好きな人ほど、
ちょっかいをかけたい性分のようでしてね。▼
あなたが好きで、そして何かしたくて、
もう衝動が止まらないのです!▼
だからどうか教えてくれませんか?▼
[オロチ]
ば、ば、ばっ…バカバカしい!!!
そんな愛の告白があるか!?▼
[アサマ]
いいじゃないですか、私らしくて。ここ最近
あなたが可愛らしくて仕方ないのですよ。▼
だからどうか…考えてみてもらえないですか?
オロチさん…▼
[オロチ]
アサマ…
ほ、本気のようじゃのう…?▼
[アサマ]
もちろんですよ。▼
[オロチ]
ふ、ふん…ならばわらわをからかいたくなる
話のネタを一つだけ教えてやろう。▼
[アサマ]
おっ、それは助かります。▼
[オロチ]
それはな…自分のことをからかおうとして
ばかりの妙な男のことを、▼
わらわも好きになってしまったという話じゃよ。
どうじゃ、笑えるじゃろう?▼
[アサマ]
ふふふっ…あはははっ…
ええ、最高に笑えますね。▼
そして最高に嬉しいですよ。オロチさん。▼
[オロチ]
ああ、そうじゃのう。からかわれておるのに、
わらわもなぜか満ち足りた気分じゃ。▼
のう、アサマ。▼
これから…わらわを
からかえるのは、そなただけの特権じゃ。▼
[アサマ]
ええ。その特権を守り抜くためにも、
あなたを全力で守ってみせますよ。▼
[オロチ]
ふふっ、なんじゃそれは…あべこべな気が
するが、まぁそなたらしいのかもしれんのう。▼

ツクヨミ

支援C

[オロチ]
おおっ、ここにおったのか!
ツクヨミよ!▼
[ツクヨミ]
ん…?
オロチか。私に何か用か?▼
[オロチ]
ああ。同じまじないを生業にする者同士、
それぞれの薬草を交換してみんか?▼
[ツクヨミ]
薬草の…交換だと?▼
[オロチ]
そうじゃ。そなたもまじない用に
色々と集めておるじゃろう?▼
お互い有用な薬を作るためにも、
貴重な薬草は分け合うべきと思ったのじゃ。▼
[ツクヨミ]
なるほど…
それは確かに一理あるな。▼
[オロチ]
と言ってもじゃ。
わらわの持っておる品種の豊富さ…▼
ツクヨミは驚くであろうのう。▼
[ツクヨミ]
むっ。それは実際に
見てみないとわからぬぞ。▼
まあ、私のほうがオロチより
貴重な薬草を多く持っているだろうがな。▼
[オロチ]
むむっ! …それは、わらわの
持ち札が弱いとでも言いたいのか?▼
[ツクヨミ]
ふふん、そう言ったつもりだったが
伝わらなかったのか?▼
量を自慢するようでは、
質が疑われると思ったまでだ!▼
[オロチ]
なんじゃと!?
ならば実際に見て確かめてみよ!▼
わらわの方が種類・品質を踏まえた
総合力は上に決まっておる!!▼
[ツクヨミ]
ならば勝負だ!▼
[オロチ]
望むところじゃ!▼
では早速…これならどうじゃ!?▼
暗夜と白夜の狭間でしか取れぬという
貴重な薬草ウシミツソウじゃ!▼
[ツクヨミ]
くっ…確かにそれは
価値のある薬草…!▼
だが、私の方がすごいぞ!▼
これは風の部族のはずれにある崖でしか
取れぬという薬草…ツムジグサだ!!▼
[オロチ]
な、なんじゃと…!?▼
[ツクヨミ]
そちらのウシミツソウは見たところ
傷薬にしか煎じられないものであろう?▼
対してツムジグサは傷や打撲だけにとどまらず、
解熱作用もある優れものだ!▼
[オロチ]
な、なんと!?!?
くっ…! それは負けを認めざるをえん…▼
[ツクヨミ]
はははっ!! 私の勝利だな!▼
[オロチ]
じゃが…これで自分の方が優れているとは
思わぬことじゃ!▼
次の機会を覚えておれよ、ツクヨミ!▼
[ツクヨミ]
いつでもかかってくるがいい。▼

支援B

[オロチ]
ツクヨミよ…先日の薬草対決では
遅れを取ったが…次はそうは行かぬぞ。▼
[ツクヨミ]
性懲りもなくまた挑みにきたのか。
オロチよ。▼
[オロチ]
貴重な薬草を持っていたくらいで、
そのように威張るとはお子様じゃのう。▼
[ツクヨミ]
な、何を言う! そっちが先に
薬草自慢をしてきたのであろう!?▼
[オロチ]
ふんっ、過ぎたことはもう良い!
今日は…調合対決をするのじゃ!▼
[ツクヨミ]
調合対決だと?▼
[オロチ]
ふっふっふ…そうじゃ。▼
両者が調合したものに、この札を浸して
どちらの薬の方が効果が高いのか勝負する。▼
この札は、今は白いが、効果の高いものに
触れるほど濃い赤に染まるのじゃ!▼
[ツクヨミ]
そ、そんな胡散臭いもので判断する勝負など
受けられるわけがなかろう!▼
[オロチ]
ふむ…ツクヨミよ。
もしや自信がないのかのう?▼
[ツクヨミ]
なに…?▼
[オロチ]
安心せい。
この札は王城御用達の札。▼
王族の者たちに処方する薬の効果や
安全性を確かめる時に使用する札なのじゃ。▼
その札の判断が間違うことなど
万に一つもないのだ!▼
[ツクヨミ]
ふん……そこまで言うなら付き合ってやる。
私の調合の腕を甘くみるでない!▼
[オロチ]
ふふん! そう来なくては!
では、まずは風邪薬対決じゃ!▼
むむむむ……、ほれっ!
これで調合完了じゃ!▼
[ツクヨミ]
ふん! そんなもの簡単だ!▼
むにゃむにゃむにゃ……、それっ!
こちらも調合が済んだぞ。▼
この札を浸せばいいのか…?
なっ!! オロチの札の方が…!!▼
[オロチ]
ほほう…これはわらわの勝ちのようじゃ!▼
[ツクヨミ]
くっ、ならばもう一勝負だ!▼
[オロチ]
経験豊富なわらわに勝てるかのう?▼
[ツクヨミ]
次は…傷薬の調合だ!
これなら負けぬぞ…!▼
むにゃむにゃむにゃ……、それっ!▼
[オロチ]
ふふん! わらわも負けてはおれんのう!
むむむむ……、ほれっ!▼
[ツクヨミ]
よしっ、次は私の勝ちのようだぞ?▼
[オロチ]
な、なんじゃと!? くっ!
ならば次は虫歯の薬対決じゃ!▼
[ツクヨミ]
ふっ、望むところだ!
むにゃむにゃむにゃ……▼
[オロチ]
むむむむ……▼

支援A

[ツクヨミ]
…オロチか。▼
[オロチ]
おお、ツクヨミではないか。
先日の調合対決は楽しかったのう。▼
[ツクヨミ]
あれは私も白熱しすぎた。
まさか日が変わるまで続けてしまうとは…▼
[オロチ]
ふふふっ、
じゃがわらわは楽しかったぞ?▼
最初は意地になっておったが、
途中からは普通に楽しんでしまっておった。▼
[ツクヨミ]
そうか。
実は…私も少し楽しかった。▼
[オロチ]
そうかそうか。
ならば結果的には良かったのかもしれんのう。▼
あの勝負のおかげで、大量に薬ができて、
皆にもとても感謝されたのじゃから。▼
今ならどんなけがや病気になっても、
たちどころに治ってしまうほど▼
在庫ができてしまったのう。▼
[ツクヨミ]
ふふっ、確かに…▼
[オロチ]
のう、ツクヨミよ…▼
最初は喧嘩のようになってしもうたが、
わらわは今、そなたの力を尊敬しておるぞ?▼
[ツクヨミ]
え…?▼
[オロチ]
わらわがあんなに本気になったのも、
本当に久しぶりだったのじゃ。▼
それほど拮抗した勝負となり、
お互い成長させる良いきっかけとなったはず…▼
だから、これからも互いの情報を共有し、
より良い薬を作ろうではないか。▼
[ツクヨミ]
そうだな。互いの力を認め合い、
協力していくことができれば、▼
薬はさらに発展していくはず…
私も今回のことで、それがよくわかったぞ。▼
[オロチ]
ふふふっ。ならばこれからは
共に協力していこうではないか!▼
ほれ! 誓いの握手じゃ!▼
[ツクヨミ]
ああ、これからもよろしく頼む。▼
[オロチ]
うむ!▼

支援S

[ツクヨミ]
ふむ…やはりオロチの知識は凄まじい。
私の知らぬことが沢山あるな。▼
[オロチ]
ふっふっふ…だてにそなたより長く
呪い師をやっておったわけではないからのう。▼
じゃが、ツクヨミもすごいと思うぞ?▼
風の部族に伝わる技術は、
白夜王国の中で得られるものとは全く違う…▼
とても興味深いものじゃ。▼
共に勉強する意義が
あるということだな。▼
[ツクヨミ]
そうだな。互いの知識を共有し
協力していくという意味では順調だ。▼
[オロチ]
…ん、ツクヨミ?▼
今の発言は何か含みがあったような
気がするのじゃが…▼
[ツクヨミ]
…オロチよ。
実は一つ相談があるのだが。▼
[オロチ]
どうしたんじゃ?▼
[ツクヨミ]
私は…オロチとは呪い師という絆ではなく、
別の絆で結ばれたい。▼
[オロチ]
…?▼
[ツクヨミ]
どうやら私は、オロチのことを
好きになってしまったみたいだ。▼
[オロチ]
!?
ど、どういうことじゃ?▼
[ツクヨミ]
最初は同じまじないを生業とする者として、
親近感を覚えていただけだったが…▼
先日の対決に、新たに聞く知識…
オロチの素晴らしい部分をたくさん知って、▼
私はお前に惹かれていった…▼
[オロチ]
ツクヨミ…▼
[ツクヨミ]
世間を知らぬ私には…
尊敬し合い、互いに高めあえる者が必要だ。▼
そして…それはオロチだと思っている。
どうか私の、妻になってくれぬか。▼
[オロチ]
そうか…まさか、ツクヨミも
同じことを考えていたとは…▼
[ツクヨミ]
な、なんだと!?▼
[オロチ]
わらわもツクヨミのことを尊敬しておる。
そして、いつまでも共にいたいと思うのじゃ。▼
ツクヨミから先に言われてしもうたが…▼
わらわもツクヨミとは、
恋人という絆で結ばれたい。▼
その申し出…喜んで受けよう。▼
[ツクヨミ]
そ、そうか…!
ありがとう、嬉しいぞ…!▼
[オロチ]
ツクヨミ…わらわも嬉しいぞ!▼
[ツクヨミ]
わあっ! きゅ、急に抱きつくでない!▼
[オロチ]
あははは!
ずまぬ、じゃが感動してしもうてのう!▼
これからは恋人同士か…▼
共にまじないを極めていけば、
わらわたちは最強ということじゃな!▼
[ツクヨミ]
それもそうだな。▼
[オロチ]
ふふっ、よろしく頼むぞ、ツクヨミよ!▼
[ツクヨミ]
ああ、こちらこそ頼むぞ、オロチよ。▼

オボロ

支援C

[オボロ]
はぁ…▼
[オロチ]
ふかーいため息なんぞついて、
どうしたのじゃ? オボロ。▼
[オボロ]
おわっ!?
急に後ろから声をかけないでよ、オロチ!▼
[オロチ]
すまんすまん!▼
じゃが、気配を消していたわけでもないし、
気づかぬほど気落ちしていたのはそなたじゃぞ?▼
[オボロ]
えっ? ああ…そうね…▼
はぁ…▼
[オロチ]
なんじゃ、いつもの元気はどこへいったのじゃ?
良ければこのオロチが相談に乗ってやるぞ?▼
[オボロ]
でも、オロチに話したら笑われそうだし。▼
[オロチ]
何を言うか! 人から相談を受けて
笑ったことなど、ただの一度もないぞ。▼
[オボロ]
本当に?
かなり疑わしいけど…▼
[オロチ]
ほれ、遠慮せずに言うてみるがよい!▼
[オボロ]
…わかったわ。▼
…この間、町の武器屋の前を通った時、
暗夜兵の鎧に似たものが店先に飾ってあって…▼
私、それをみた瞬間に暗夜のことを思い出して
思わずしかめっ面になっちゃったの。▼
[オロチ]
おお、そのしかめっ面とは
あの魔王のような恐ろしい顔のことか。▼
[オボロ]
うっ…そ、そうそれ。▼
それで…その顔を偶然通りかかった子供が
見た途端、泣き出しちゃったの。▼
ううっ…思い出しただけでも落ち込むわ!
あんなに大泣きされたのは初めてよ…▼
[オロチ]
…ぷっ。ぷぷぷ。▼
あっはっはっは!
それは笑えるのう!▼
[オボロ]
ああっ! もう、オロチ!
笑わないって言ったのに!▼
…やっぱり話すんじゃなかったわ。▼
[オロチ]
ぷぷ、そう怒るでない!▼
じゃが、わらわとしては、
オボロらしいその顔は大好きじゃがのう。▼
[オボロ]
…私は、あまり好きじゃないわ。
いつも怖がられちゃうし。▼
でも、癖になってるから
なかなか直らなくて…▼
[オロチ]
ふむ…
では、わらわが何とかしてやるかのう。▼
[オボロ]
え…? で、できるの!?▼
[オロチ]
笑ってしまった詫びじゃ。
その悩み、きっと解決してみせるぞ!▼
[オボロ]
そう…それじゃあ頼んでみようかしら。
よろしくね、オロチ。▼
[オロチ]
ふっふっふ。任せておくがよい!▼

支援B

[オロチ]
さあ、オボロ!▼
先日話しておった、そなたの恐ろしい顔を
見せぬ秘策を考えてきたぞ!▼
[オボロ]
それ、本当なの?
見せない方法って…?▼
[オロチ]
ああ。あの顔になる癖を直すのは至難の業。
まずは見せぬ方法から試してみようと思うてな。▼
これを見るがいい!▼
[オボロ]
…? これって…お面?
こんなにたくさん…▼
[オロチ]
面をつければ、恐ろしい顔が隠れて
子供にも怖がられずにすむ!▼
しかも! この面はわらわ一押しの
可愛らしい顔! べっぴんさんばかりじゃ!▼
たくさん用意してやったから、オボロの
好きな物を選ぶがよい!▼
[オボロ]
う、うーん…▼
[オロチ]
…なんじゃ?
何故そのような困った顔をしておる?▼
[オボロ]
だって…このお面、顔が変よ。▼
これは、眉が太すぎてなんだか顔がいかついし、
あれは、頬紅が真っ赤でちんちくりんだし…▼
[オロチ]
い、いかつい…
ちんちくりん…!▼
[オボロ]
あ、こっちは歯が金色に光ってるじゃない!
こんなお面つけられないわよ!▼
[オロチ]
なっ!? せっかくわらわが三日三晩かけて
作った面に文句を言うのか!?▼
[オボロ]
え? 三日三晩…?▼
[オロチ]
そうじゃ! オボロが大喜びする様子を
思い描きながら夜な夜な作った面じゃぞ!▼
[オボロ]
…ぷぷっ!▼
[オロチ]
…!?
もしや…笑っておるのか、オボロ!▼
[オボロ]
ご、ごめんね…でも作ってる姿とか
想像したらなんだかおかしくなっちゃって…▼
[オロチ]
なんと!
わ、笑うとはとんでもない奴!▼
[オボロ]
あ、でも、気持ちは本当に嬉しいわ。
ありがとう、オロチ。▼
[オロチ]
…おお! その顔じゃ!▼
[オボロ]
え? 急に大声出してどうしたの?▼
[オロチ]
先日の一件は魔王のような顔しか見せんかった
から大泣きされてしまったのじゃ!▼
ならば、次からはその顔を見せてしまった時に
その笑顔を見せてやればよい!▼
[オボロ]
ええ? でも…そんなことで
泣き止んでくれるかしら?▼
[オロチ]
大丈夫じゃ! そなたの笑顔は可愛らしい。
もっと自信を持ってもよいぞ。▼
[オボロ]
…そう。▼
オロチにそこまで言われたら
なんだか気持ちが軽くなった気がするわ。▼
[オロチ]
ふっ、そうであろう! 大いに感謝してくれ!▼
とは言え、この面はオボロの為のものじゃ。
是非、どこかの場面で活用してくれ!▼
[オボロ]
えっ?
あ、うん…ありがとう、オロチ…▼

支援A

[オボロ]
あ! ねえ、オロチ!
ちょっと聞いて!▼
[オロチ]
ん? なんじゃ、オボロ。
嬉しそうな顔をしておるのう。▼
[オボロ]
この間言っていた私の顔のことだけど…
オロチが言った通りだったみたい。▼
[オロチ]
ほう? どういうことじゃ?▼
[オボロ]
実は偶然、
泣かせちゃった子とまた出会ってね。▼
その時に笑顔を見せたら、
笑い返してくれたの。▼
[オロチ]
それは良かったのう!▼
[オボロ]
しかもその後、
『色んな顔ができるなんてすごい!』って、▼
にらめっこが始まっちゃって…▼
ふふっ、とっても楽しかったわ!▼
[オロチ]
ほう、にらめっことは
なかなか面白そうじゃ!▼
[オボロ]
そうね。
なんだか拍子抜けしちゃった。▼
あ、そうそう! その時にオロチのお面も
見せたら、大爆笑してたわよ。▼
[オロチ]
な!
あの面はべっぴんじゃぞ!?▼
見惚れるならともかく、
何故笑われるのじゃ!▼~
[オボロ]
それだけ愛嬌があったんじゃない?▼
でも、オロチの助言とお面のおかげで
悩みなんか吹っ飛んじゃった。▼
[オロチ]
面については少し不本意じゃが…
オボロに笑顔が戻ったのならばよしとするか。▼
そのくらい気楽に構えておる方が
楽しく過ごせるしのう!▼
[オボロ]
そうね。
本当にありがとう、オロチ。▼
[オロチ]
このくらいお安いご用じゃ!▼
面もいつでも作ってやるから
気軽に声をかけてくれて構わぬぞ?▼
[オボロ]
あ、あはは…
うん、考えとくわね…▼

ヒナタ

支援C

[オロチ]
ヒナタよ。少し待つのじゃ。▼
[ヒナタ]
んあ?
オロチじゃねぇか。なんか用か?▼
[オロチ]
その手に持っておるもの…
それは薬草じゃな?▼
[ヒナタ]
ああ。さっき山で見つけたから
採ってきたんだ。▼
[オロチ]
その薬草…わらわに譲ってくれぬか?
ちょうど占いの素材を切らしておってのう。▼
[ヒナタ]
へっ?
これって占いに使えんのか?▼
俺、この草は薬になるかなと思って
採ってきたんだけど。▼
[オロチ]
薬としてももちろん使える。
じゃが使い勝手はあまり良くない。▼
むしろ占いをする時のお香代わりに
使用することのほうが多いのじゃ。▼
[ヒナタ]
へぇ…そうなんだな。▼
あ、それならさ。
今後俺がもっと強くなれるか占ってくれよ!▼
[オロチ]
ほう、強くなれるかか…
まぁ良いじゃろう。占ってやろう。▼
では……こほん。
むにゃむにゃむにゃむにゃ…▼
[ヒナタ]
うお…!?
なんか怪しい雰囲気だけど大丈夫かよ!?▼
[オロチ]
…ぬっ!!!▼
[ヒナタ]
な、なんだ!?
結果が出たのか? 神の啓示か!?▼
[オロチ]
…ヒナタよ、残念なお知らせじゃ。▼
先ほどの強くなれるかという占いじゃが…
このままでは願いが叶うのは難しい。▼
[ヒナタ]
な、なんだよそれ!?
どうにかならないのか!?▼
[オロチ]
ふむ…まあ、わらわに任せてくれれば
何とかできんこともないがのう…▼
[ヒナタ]
それなら頼む、何とかしてくれ!▼
[オロチ]
うむ、もちろんじゃ。力を貸そう。▼
じゃが色々と準備があるでのう…
また声をかけるから待っておれ。▼
[ヒナタ]
お、おう。わかった!
それじゃあ頼んだぜ!▼
[オロチ]
任せておくがよい。▼

支援B

[オロチ]
さて、ヒナタ。先日の占い結果から
逃れる方法じゃが…▼
[ヒナタ]
ああ。強くなれないなんて御免だからな。
何でもやってやるぜ!▼
[オロチ]
ふむ。よい心がけじゃな。▼
そもそも、そなたは剣術のことばかり
考えておるのがいかんのかもしれん。▼
もっと他のことにも目を向ける余裕を持て、
というのが天からの声な訳じゃな。▼
[ヒナタ]
余裕か…▼
[オロチ]
というわけで、そなたには
わらわの手伝いをしてもらうぞ。▼
[ヒナタ]
あ? どうしてオロチの手伝いが、
余裕を持つことに繋がるんだよ?▼
[オロチ]
他のものにも目を向ける…つまり
自分のことばかりではなく、▼
仲間や友人といった他人が何を望んでおるのか、
気配りをして察していくことも…▼
人間としての余裕に繋がるのじゃ。▼
[ヒナタ]
ふむふむ…▼
[オロチ]
じゃから、目の前にいる仲間が
いったい何を必要としているのか…▼
それを察することができれば
合格ということじゃな。▼
[ヒナタ]
なるほどな!
それじゃあ、ちょっとやってみるか。▼
んー…、オロチがしてほしいこと…
してほしいこと…▼
[オロチ]
わらわの傍には空の湯呑みがあるのう。▼
[ヒナタ]
うーん、それじゃあ
茶が飲みたいとかか?▼
[オロチ]
その通りじゃ。
では、茶を煎れてくれ。▼
[ヒナタ]
ええ!? なんだよそれ!
ただの丁稚奉公じゃないか!▼
[オロチ]
すまぬのう…
これも神の啓示なのじゃ。▼
まあ、従わぬというのならそれはそれで
わらわは一向に構わぬが。▼
[ヒナタ]
ったく…わかったよ。
望み通り、茶を煎れてきてやる。▼
[オロチ]
ふむ、素直でよろしい。
ではこんな感じで、どんどん参るぞ。▼
あっ、そういえば先程から
肩が重いような気が…?▼
[ヒナタ]
へいへい…
あとで揉ませていただきますよ…▼
[オロチ]
悪いのう、ヒナタ。
恩に着るぞえ。▼

支援A

[ヒナタ]
なぁ、オロチ。▼
[オロチ]
おお、ヒナタか。▼
[ヒナタ]
この間のことなんだけど、
あれってやっぱりお前、遊んでただけだろ!▼
[オロチ]
ああ、あの日はお茶やら肩揉みやら、
随分奉仕してくれて最高じゃった…▼
[ヒナタ]
やっぱり…▼
[オロチ]
まあ、良いではないか。▼
あれ以来、仲間のして欲しいことを
少しは察せるようになったじゃろう?▼
[ヒナタ]
ま、まあな。▼
何かして喜んでもらえるのは嬉しかったし、
して欲しい事がないか探すようにはなったぜ。▼
[オロチ]
それは視野が広がった証拠じゃ。▼
そなたに足りぬものを補うという意味では、
ちゃんと成功したようじゃの。▼
[ヒナタ]
どういうことだ?▼
[オロチ]
そなたは一つのこと…例えば剣術じゃのう…
それに集中する力は素晴らしいのじゃが、▼
つられて周りが見えなくなるきらいがある。
それではいつか足元をすくわれかねん。▼
つまり、もう少し視野を広げ、周りの状況や
人の気持ちを考えて行動せよということじゃ。▼
そうすれば、ヒナタの求める強さは
おのずと手に入るであろう。▼
[ヒナタ]
うーん、わかったような
わかんなかったような…▼
[オロチ]
まあそのうちわかるじゃろう。▼
先日の丁稚奉公も、
決して無意味なことではなかったのじゃよ。▼
[ヒナタ]
ほんとかー?▼
[オロチ]
何じゃ、わらわを疑うのか?▼
[ヒナタ]
まぁでも、オロチのおかげで
俺の足りないところはわかったわけだし…▼
一応礼を言っておくぜ、オロチ!▼
[オロチ]
ふふん…どういたしまして。▼
では、感謝の気持ちを込めて
わらわの肩を揉んでも良いのじゃぞ?▼
[ヒナタ]
それは占いの結果とは関係ねぇよな…▼
[オロチ]
おや、ばれてしまったかのう。
ふふふ…▼

支援S

[オロチ]
はあ~、ヒナタの肩揉みの腕は
超一級じゃのう…気持ちがいいわい。▼
[ヒナタ]
…………▼
[オロチ]
ん…?
どうした、ヒナタ。▼
また肩を揉ませておるのが、
そんなに不服なのかえ?▼
[ヒナタ]
あ! いや…
考え事をしてただけだって。▼
[オロチ]
考え事?▼
[ヒナタ]
ああ。この前までオロチと俺って、
あんまり話したことなかっただろ?▼
俺、オロチのこと、色気がある姉ちゃんだなー
ぐらいにしか思わなかったけど、▼
結局全然印象違ったなぁって…▼
[オロチ]
なんじゃと? それは、わらわには今、
色気を感じないと言いたいのかの?▼
[ヒナタ]
まあそれは置いておいて。▼
昔はオロチってよくわかんない奴で
話しかけ辛かったけど、今は違うってこと。▼
話した時に雰囲気がガラッと変わるのって、
何だか可愛いなって…思ったんだよ。▼
[オロチ]
か、可愛いじゃと?
ヒナタ、急に何を言い出すのじゃ!▼
[ヒナタ]
だって本当のことだぜ?
俺は…オロチのことが好きなんだ。▼
色気もあるって今でも思ってるよ…▼
[オロチ]
ひ、ヒナタ…!▼
[ヒナタ]
オロチはどうなんだ?
俺のことはどう思ってるんだよ。▼
[オロチ]
そ、それは…▼
[ヒナタ]
言わないと肩を強く揉むぞ。▼
[オロチ]
わあ! いたたたーー!!
それは止めい!!▼
そうじゃな……わらわも…
ヒナタのことは好いておるぞ?▼
[ヒナタ]
ほ、本当か!?▼
[オロチ]
でなければ、
こうやって呼び出したりはせぬ。▼
ヒナタの闘う姿も、意外に優しいところも、
わらわにとってはまぶしいものじゃ。▼
[ヒナタ]
ふーん…▼
[オロチ]
なんじゃその反応は。
せっかくわらわも応えたと言うに…▼
[ヒナタ]
いや、顔を真っ赤にしながら言ってくれて
めちゃくちゃ可愛いなあって思ってさ。▼
[オロチ]
そういう恥ずかしいことは
口に出すでない!▼
[ヒナタ]
いいじゃねえか! すごく女の子らしくて、
そんなところも大好きって言ってんだからさ!▼
…じゃあオロチ。
これからは恋人としてよろしくな!▼
[オロチ]
ふん…しょうがないのう。
こちらこそ、よろしく頼むぞ。▼

タクミ

支援C

[オロチ]
タクミ様、タクミ様よ。▼
[タクミ]
ん…オロチか、なんだ?▼
[オロチ]
そなたが好きそうな
愛らしい人形を持ってきてやったぞ。▼
先日、ある縁でもらったものなのじゃが、
タクミ様に譲ってやろう。▼
[タクミ]
な、ななっ…!
あんた一体いつの頃の話をしてるんだよ!▼
そんな人形を好きだったのは…
僕が子供の頃の話だろ!?▼
[オロチ]
そうじゃったか…? そなたはこういうのを
抱いていないと眠れないのじゃろう?▼
[タクミ]
だからー!
それは僕が小さかった頃の話だろ!?▼
[オロチ]
ふむ…そんな昔のことじゃったかの?▼
サクラ様と一緒に人形で
ごっこ遊びをしておった光景を…▼
わらわは昨日のことのように
思い出せるがのう?▼
[タクミ]
や、止めてくれ…そんな話!
仲間たちに聞かれでもしたら困る!▼
[オロチ]
ふふふ…
可愛げがあって良いではないか。▼
今の天邪鬼なタクミ様からは想像できぬ、
微笑ましい幼少期の逸話じゃろう?▼
[タクミ]
くっ…くうっ! あんたとぼけた振りして、
わざと言ってるだろ!!▼
[オロチ]
バレてしもうたか。▼
[タクミ]
あんたみたいな奴が昔からの
顔なじみだなんて、本当に天を呪いたいよ…▼
[オロチ]
わらわは幼き頃より
王城に出入りしておったのじゃ。▼
幼少期のタクミ様を
知っておるのは道理…▼
そう怒るでない。
幼き日の良い思い出ではないか。▼
では、わらわはこれで。
さらばじゃ、タクミ様~。▼
[タクミ]
オロチの奴め…
人で遊ぶのは勘弁してくれ…▼

支援B

[オロチ]
タクミ様。
ご機嫌はいかがじゃ?▼
[タクミ]
あんたの顔を見たら、
機嫌の良さが半減しそうだよ。▼
[オロチ]
む? それはわらわが、
そなたの幼少期の話を知るからかの?▼
悲しきことよの…幼いわらわは、そなたの
おしめを替えたこともあるというのに…▼
[タクミ]
だから…それが嫌だって言ってるんだ。
あんた、わかってて言ってるんだよな!?▼
[オロチ]
いや…じゃがしかし、昔馴染みが
こうして過去の話を語らい合うことで、▼
新たなる仲間意識や絆も生まれると
思うのじゃがのう?▼
[タクミ]
そんな理屈は初耳だ。▼
[オロチ]
いやいや、たとえばじゃがな。▼
好きな物だけでなく、
嫌いな物を思い出すこともあるじゃろ?▼
そこから弱点克服をすれば戦闘にも役立つし、
お互いの事をより理解できると思うんじゃ。▼
[タクミ]
嫌いな物…?▼
[オロチ]
そなたは怖い物が苦手じゃったじゃろう?▼
[タクミ]
あっ…▼
[オロチ]
城の地下倉庫に出るという
白い影に怯え…▼
夜に厠に行けなくなったりもしておったな。▼
「オロチー、厠についてきてよう。
僕一人じゃ怖いよう」と泣き付くタクミ様…▼
今思い出しても愛らしかったのう…▼
[タクミ]
や、止めろー!!
中途半端な物真似を挟むな!▼
[オロチ]
ふふふふふっ…!
そなたをからかうのは全く飽きんわい!▼
[タクミ]
くっ…!
もう知るかっ!!▼
[オロチ]
あ、タクミ様よ!
逃げるほどのことではないじゃろうー!?▼

支援A

[オロチ]
これこれ、タクミ様よ。▼
[タクミ]
…………▼
[オロチ]
こら、無視をするでない。
わらわたちは仲間じゃろうて。▼
[タクミ]
…………▼
あんたの言動からは仲間としての意識は
とても感じられないな。▼
顔を合わせれば人の恥ずかしい話をしながら
いちいち笑いものにして…▼
あんた…僕をなんだと思ってるんだよ。▼
[オロチ]
ま、まぁ…そう怒るではない。
可愛く慎ましやかな、ただの冗談ではないか…▼
[タクミ]
そんなことで済まされると思うなよ!
あんたは王族の血筋をバカにしてるんだぞ!!▼
あ…いや、
王族だからとかはどうでもいいな。▼
あんたがやってることは、
仲間をバカにしてるだけだ!▼
[オロチ]
す、すまなかった…タクミ様よ。▼
それほどわらわの言葉を嫌がっていたとは、
気付かなかったのじゃ…▼
[タクミ]
…………▼
[オロチ]
そう、憎々しい顔をするでない…
いや…本当にわらわも反省しておる…▼
[タクミ]
僕はもう成長したんだ…
ちゃんと大人として見て欲しいんだ…▼
[オロチ]
タクミ様…▼
…………▼
…ん?▼
[タクミ]
なんだよ?▼
[オロチ]
タクミ様…
背が随分と伸びたのじゃな。▼
[タクミ]
そうかな?
自分では何も思わないけど。▼
[オロチ]
いや、確実に伸びておる。▼
以前はわらわよりもずっと低かったのに…
もうこんなに追い越されてしまった。▼
ふふ…今までからかってばかりで、
気付いておらんかったのう。▼
やはりそなたは、
大人になっていたんじゃな…▼
[タクミ]
そ、そうか…そうか。▼
ふふん、ようやく実感が湧いたか?
僕はもう立派な大人だって。▼
[オロチ]
ああ。
今まで、すまなかったな。▼
タクミ様と昔話をしている時は…▼
まるで本当の弟と戯れているようで
楽しかったのじゃ。▼
じゃが、こんなに大きくなってしまわれては、
もう弟などとは呼べんのう。▼
そなたの成長は嬉しい反面、
寂しくもあるのじゃよ。▼
[タクミ]
オロチ…▼
[オロチ]
安心せい。もうそなたの事を
からかったりはせんからな。▼
これからは大人のタクミ様として
頼らせてもらうとしようかのう。▼
[タクミ]
あ…当たり前だ!
絶対にそうするんだぞ!▼
[オロチ]
ふふふっ…承知した。▼

支援S

[オロチ]
ふんふん…
今日は良い薬草が採れたのう…▼
[タクミ]
オ、オロチ!!!▼
[オロチ]
ひえっ!!▼
…な、なんじゃ?
タクミ様か、突然声をかけるでない!▼
心臓が飛び出すかと思ったではないか…▼
[タクミ]
す、すまない。▼
でも今日は大事な話があって。
この間の話の続きを言いに来たんだ…▼
[オロチ]
この間の話の続き…じゃと?▼
[タクミ]
僕はこの前あんたに、
大人として扱って欲しいと言ったと思うんだけど。▼
[オロチ]
ああ…!
じゃが、あの話はもう終わったはずでは…▼
[タクミ]
いや…あの話には、
続きがあったんだ。▼
[オロチ]
続き…?▼
[タクミ]
僕があんたに大人として
扱って欲しかったのは…▼
弟みたいな存在じゃなくて、
大人の男として見て欲しかったからなんだよ。▼
[オロチ]
なんじゃと…▼
[タクミ]
僕は…あんたが好きだ。▼
だから一人前の男として、
オロチの隣にいたい。▼
[オロチ]
タ、タクミ様…!?
よ、良いのか?▼
だってわらわは…タクミ様があんなに嫌がる
幼少期の話を、山ほど知っておるのじゃぞ?▼
[タクミ]
ああ…それでも、構わない。▼
昔からずっと僕のことを見ていてくれた
オロチだからこそ…好きなんだ。▼
この気持ちに嘘偽りはない…▼
[オロチ]
そ、そうか…
それは嬉しい言葉よのう…▼
こんな事はわらわのまじないにも
出ておらなんだ…▼
その申し出、喜んで受けようぞ。▼
幼かったタクミ様がこんな立派になって、
わらわのことを迎えに来てくれるなど…▼
本当にわらわは幸せ者じゃ。▼
[タクミ]
…良い笑顔だ。オロチ。▼
いつもみたいにケタケタ笑い転げるあんたより、
そういう風に穏やかに笑うあんだの方が…▼
僕は何倍も好きだよ。▼
[オロチ]
こ、コラッ!
年上をからかうでない!▼
[タクミ]
あははっ、いつもと立場が逆転だな。
僕が全然これでもいいけどね。▼
これからはずっとあんたの傍で、
その顔を見続けたいな。▼
[オロチ]
ああ、そうじゃのう…タクミ様よ。▼
わらわもそれが
永遠に続くように努力するとしよう。▼

カゲロウ

支援C

[オロチ]
ない…ない…どこにもないぞ…!?
一体どこにいってしまったのじゃ!▼
[カゲロウ]
オロチ。慌てた様子だがどうした?▼
しきりに辺りを見回しているようだが、
何か失くしたのか?▼
[オロチ]
カゲロウ…▼
よりにもよってカゲロウに
見つかってしまうとはな…▼
[カゲロウ]
何か問題でもあるのか?▼
[オロチ]
いや、実はな…占い用の絵札を一枚
なくしてしまったのじゃ。▼
[カゲロウ]
占い用の絵札…?▼
[オロチ]
ああ。わらわの絵札は、カゲロウが
描いてくれた絵を使った特別製。▼
大事に使っておったのに
どこを探しても見つからぬのじゃ…▼
[カゲロウ]
なるほど。ならば、
私がもう一度描き直せばいいのか?▼
[オロチ]
なんじゃと?▼
[カゲロウ]
私の絵があれば作り直せるのだろう?▼
それとも、占い用にするには
何か難しい行程を踏むものなのか?▼
[オロチ]
いや、絵札自体はすぐ作れるものじゃ。
特にまじないなど、必要ではない。▼
[カゲロウ]
なら、安心してくれ。
私がすぐに代わりの絵を描こう。▼
失くしたのは、
どんな絵札だったのだ?▼
[オロチ]
確か、小川と魚が描かれておったぞ。▼
[カゲロウ]
そうか。ならば同じものを描こう。
後日、下絵を持ってくるから見てくれるか?▼
[オロチ]
すまぬのう、カゲロウ。▼
[カゲロウ]
謝るな。私たちは幼い頃から
共にいた無二の親友。▼
その友が困っていて助けない道理はない。▼
[オロチ]
カゲロウ…!▼
そなたのような友を持てて、
わらわは幸せ者じゃ。▼
ありがとう、カゲロウ。▼
[カゲロウ]
ああ。任せておけ。
すぐに準備に取り掛かろう。▼
それでは、御免。▼
[オロチ]
…………▼
はあ…どうやらカゲロウは、あの絵札のことを
よく覚えておらぬようじゃな…▼
じゃが、せっかくカゲロウが
再び描いてくれると言ってくれたのじゃ。▼
わらわも元気を出さねばな。▼

支援B

[カゲロウ]
オロチ。先日言っていた、
失くした絵札の件だが…▼
小川と魚の絵だと言っていたから、
いくつか下絵を描いてきた。▼
[オロチ]
…ほう!
小川の隅にも色々描いてくれたのだな。▼
川と山の絵に、川と滝の絵…
おお、大河のような迫力のある絵もあるのう。▼
[カゲロウ]
やはり失くした絵と
構図も同じものが良いか?▼
[オロチ]
そうじゃのう…逆に違う方が
気持ちも吹っ切れるかもしれぬしな…▼
[カゲロウ]
吹っ切れる…? オロチよ、
もしや、まだ何か悩み事があるのか?▼
[オロチ]
…急に何を言い出すのじゃ?▼
[カゲロウ]
私を甘く見るな。
オロチは今日、どこか浮かない顔をしている。▼
友の悩みごとの有無くらいは、
気づけるつもりだ。▼
[オロチ]
カゲロウ…!▼
[カゲロウ]
それとも、私には話せぬことか?▼
[オロチ]
いや、そんなことは断じてないぞ。
むしろ、カゲロウにしか話せぬことじゃ…▼
実はな…なくした絵札の絵には、
他の絵札よりも深い愛着があったのじゃよ。▼
カゲロウは覚えておらぬようじゃが、▼
そこに描かれておった川は、わらわと
カゲロウが初めて会うた川だったのじゃ。▼
[カゲロウ]
…!▼
[オロチ]
真剣な表情で鍛錬をしていた
カゲロウの所に、▼
わらわがうっかり薬草の入った籠を転がして
しまったのが出会いじゃった。▼
[カゲロウ]
…そして、勢い余って籠もろとも
二人で川に落ちたのだったな。▼
[オロチ]
覚えておるのか?▼
[カゲロウ]
当然だ。幼い頃の思い出とは言え、
あれは衝撃的だった。▼
下流に流れていく薬草を必死で拾ったことも
今では良い思い出だ。▼
[オロチ]
出会った後は…
いつも一緒に遊んだものじゃ。▼
カゲロウが覚えてくれていて
わらわは嬉しいぞ。▼
先日の様子からして忘れてしまっていたと
思っておったのじゃが…▼
[カゲロウ]
すまない、オロチ。▼
まさか、失くした絵札がその川を
描いていたとは思わなかった。▼
私は随分と心ないことを言っていたかもしれない。
本当に、悪かった。▼
[オロチ]
カゲロウが謝ることはない!
そもそも、失くしたわらわが悪いのじゃ!▼
絵札を失くしてしまった時は申し訳なくて、
言うのをためらったほどじゃ…▼
[カゲロウ]
いや。あれほど落ち込んでいたのだ。
大切に使ってくれていたことは伝わった。▼
それが分かっただけでも私は嬉しい。▼
[オロチ]
そうか…▼
[カゲロウ]
そうだ、オロチよ。今から外へ出ぬか?▼
実は、この近くにある川が
あの王城近くの川に似ているのだ。▼
[オロチ]
何!? 本当か!?▼
[カゲロウ]
ああ。偶然見つけたときに懐かしく感じた。
これも何かの縁…私は共に行きたい。▼
[オロチ]
そうか…ならばわらわも行ってみたい。
案内してくれ、カゲロウ!▼
[カゲロウ]
承知。
では、改めてそこで絵を描くことにしよう。▼

支援A

[カゲロウ]
オロチよ。先日行った川の絵だが…
遂に完成したぞ。▼
[オロチ]
本当か!?
見せてくれ、カゲロウ!▼
[カゲロウ]
ああ…これだ。▼
[オロチ]
ほう! この禍々しい雰囲気…
川の水面がぐるぐると渦巻いておるのう。▼
泳ぐ魚も鱗がぎらぎらとしておって
色彩が不安定で、とてもわらわ好みじゃ!▼
ありがとう、カゲロウ。
これは良い占い用の絵札になるぞ!▼
[カゲロウ]
そうか…
オロチだけはいつも、私の絵を褒めてくれるな。▼
他の者に見せると決まって
恐れ慄かれるのだが…▼
オロチが気に入ってくれたのなら、
私も嬉しい。▼
[オロチ]
ふふふふ…この絵があれば
わらわの占いも精度が上がる…!▼
これからは、この絵札を大切に使おう。▼
やはり、カゲロウはわらわにとって
一番の親友じゃ!▼
[カゲロウ]
ふふっ、抱きつくほど嬉しいのか?▼
[オロチ]
当然じゃ! この喜びは言葉だけでは足りぬ!
身体全体で表現せねば満足せぬぞ~!▼
[カゲロウ]
ふっ、そうか。
私もオロチを一番の友だと思っている。▼
その底抜けに明るい笑顔を見ていると
私はとてもあたたかな気持ちになれるのだ。▼
そんな顔ができるオロチが羨ましくもあり…
同時にとても好ましく感じる。▼
これからも私の傍で笑っていてくれ。▼
[オロチ]
! そ、そんなに褒められると
こちらの方が照れるではないか!▼
もうそれ以上言うのは禁止じゃ!▼
[カゲロウ]
ははっ、こんなに照れている
オロチを見るのは久しぶりだ。▼
赤い頬が愛らしいな。▼
[オロチ]
なにー!?
今日のカゲロウは少し意地悪じゃ!▼
や、やめるのだ、カゲロウ~!▼
[カゲロウ]
ふっ…こうしているとまるで、
幼い時に戻ったようだ。▼
[オロチ]
ふふっ。そうじゃな。▼
あの時からこれまで…
色々なことがあったが、▼
変わらずに傍にいてくれるカゲロウが
わらわも大好きじゃ。▼
これからもずっと…
わらわの隣にいるのじゃぞ?▼
[カゲロウ]
ああ。約束だ。▼

ニシキ

支援C

[ニシキ]
おーい! どこに行ったんだいー?▼
隠れてないで出ておいでー!▼
[オロチ]
ん? なんじゃニシキ。
町中をうろうろして。▼
[ニシキ]
あ、オロチ!
実は今、町の人に恩返しをしているんだ。▼
[オロチ]
恩返しとな?▼
[ニシキ]
うん。この前食べ物を
分けてもらったお礼なんだよ。▼
それで、迷子になった飼い猫を探してほしい
って言われたんだけど、見つからなくて…▼
[オロチ]
なるほどのう。迷い猫か…▼
よし! そうじゃ、ニシキ。
それなら良い物をやろう。▼
[ニシキ]
んん?
これは…木彫りの…猫かい?▼
[オロチ]
そうじゃ、それは猫をおびき寄せることが
できる木彫りの猫じゃ。▼
手の平に乗る大きさで持ち運びも便利な逸品!
これで迷い猫も一網打尽じゃ!▼
[ニシキ]
へえ、オロチってすごいものを持っているんだね。
…何だか良い匂いもするし!▼
あ! もしかして…この匂いに惹かれて、
猫が寄ってくるってことなのかな?▼
[オロチ]
そうじゃ、そうじゃ!▼
迷い猫は特に空腹だろうからのう、
絶対にすり寄ってくるぞ!▼
[ニシキ]
ありがとう、オロチ!
これで恩返しも果たせそうだよ。▼
[オロチ]
お、おう…素直すぎる礼の言葉を
ありがとうな、ニシキ…▼
[ニシキ]
よーし、オロチに良い物をもらったし
ボクも頑張ってみようかな。▼
じゃあね、オロチ!▼
[オロチ]
…さて、恐らくはすぐ見つかると思うんじゃが、
問題はその後じゃのう。▼

支援B

[ニシキ]
うわっ! ちょ、ちょっとやめておくれ!▼
うわああああーっ!!▼
[オロチ]
ん? あれは…ニシキじゃな。▼
[ニシキ]
ああっ!? オッ、オロチ~!!
ボクを助けておくれよーーっ!!▼
[オロチ]
ふぅむ…やっぱり効果てきめん…絶大…
いや、効き過ぎというやつじゃのう。▼
[ニシキ]
冷静に分析してないで、
た、助けて~!▼
[オロチ]
くくくっ…わらわには
猫と戯れているようにしか見えんぞ。▼
迷い猫を探しておったのじゃろう?
その中から探せば良いではないか?▼
[ニシキ]
で、でも…
これはさすがに多すぎるよ!▼
オロチの木彫りの猫…あれを持ってたら、
なぜか猫の大軍に囲まれてしまって…!▼
[オロチ]
ニシキよ、その木彫りの猫を手放せ。
そうすれば猫も離れるぞ?▼
[ニシキ]
えっ…!?
お、おりゃあ!▼
…はぁ…はぁ…助かった。▼
[オロチ]
良かったのう。
それで? 迷い猫は見つかったのかえ?▼
[ニシキ]
あっ、そうだった! ええっと…▼
あ、あそこにいる猫だ!!▼
[オロチ]
ふむ。ヤツはカツオ節に夢中のようじゃし、
しばらくはあのまま動かんじゃろう。▼
[ニシキ]
…ん? カツオ節って何だい?▼
[オロチ]
ニシキはカツオ節を知らんのか?
あの木彫りの猫の材料のことじゃ。▼
[ニシキ]
ええと…それが猫をおびき寄せてたって
ことかい?▼
[オロチ]
ああ。
猫はカツオ節が大好物じゃからのう。▼
[ニシキ]
なんだ…そういうことだったのか。
良い匂いがしたのもカツオ節だったんだね…▼
[オロチ]
加えてニシキのことを仲間だと
思ったんじゃないかのう?▼
あれほど効果てきめんだったのは、
わらわも初めてじゃわい。▼
でもまあ、良いではないか。
探しておった猫が見つかったのじゃから。▼
[ニシキ]
オロチのおかげだね。
ありがとう!▼
[オロチ]
良い良い。
では、得意の恩返しを楽しみにしておるぞ?▼
[ニシキ]
うん、任せておくれ!▼

支援A

[オロチ]
ふむ…そなたの手伝いのおかげで、
わらわの仕事は予想以上に早く片付いた。▼
礼を言うぞ、ニシキ。▼
[ニシキ]
こんなのお安いご用さ、オロチ。▼
これで、猫を探す手伝いの
恩返しになったかい?▼
[オロチ]
ああ。十分すぎるほどじゃ。▼
それにしても、猫に埋もれておったニシキは
見物じゃったのう。くっくっくっ…▼
[ニシキ]
…あれは大変だったよ。▼
まさかオロチ…あの惨状を楽しむために、
わざとカツオ節を渡したわけじゃないだろうね?▼
[オロチ]
そ、そんなわけないじゃろう…?
くくくくっ…▼
[ニシキ]
ホントかい…?▼
でも…あんな木みたいな食べ物、
ボク初めて見たよ。▼
[オロチ]
ニシキの暮らしておった土地には、
馴染みのない物だったか。山の中だからのう。▼
[ニシキ]
うん。それにあんなに猫が
寄ってくるとは思わなかった。▼
埋もれたのは苦しかったけど、
猫と遊ぶのは楽しいものだね。▼
[オロチ]
おおっ。転んでもタダでは起きぬとは、
そなたのような者を言うのじゃな。▼
ではまたカツオ節を貸そうかの?
あれは猫と遊ぶためには最適じゃからのう。▼
[ニシキ]
オロチはそのために、
普段から持ち歩いているのかい?▼
[オロチ]
ああ。わらわは猫好きなのじゃ。▼
猫をおびき寄せるために、
ちょいちょいっと使うのじゃよ。▼
とは言え猫たちも満腹になってしまうからのう…
ほどほどにはしておるが…▼
[ニシキ]
そうだね。▼
ボクも猫まみれになるのは困るから、
カツオ節は使わないでおくよ。▼
一匹ずつ仲良くなって
遊ぶ方が楽しそうじゃないか。▼
[オロチ]
うむ、それもまたよかろう。▼
自らの力で懐かれるように尽力するのも、
一興じゃ!▼
[ニシキ]
うん、がんばってみるよ!▼

支援S

[ニシキ]
うーん、かわいい…
この子たちはなんてかわいいんだ!▼
[オロチ]
ふふん、ニシキもすっかり猫の魅力に
とりつかれてしまったようじゃのう。▼
[ニシキ]
この子たちの毛並み…悔しいけど、
ボクに負けないくらい気持ちいいんだ!▼
肉球もぷにぷにしてて…あなどれない。▼
[オロチ]
そうじゃのう…わらわも同感じゃ。▼
こやつらを見ていると、心の緊張が解けていく…
それが心地良い。▼
[ニシキ]
思わず、ニャーって言いたくなるほど
気持ちがいいね。▼
ニャーニャー。▼
[オロチ]
そうじゃニャア…▼
って口が滑ってしもうたぞ!▼
[ニシキ]
あははは!▼
[オロチ]
ニシキ…罠にはめよったな!▼
[ニシキ]
ふふっ、ごめんごめん。▼
[オロチ]
ふふふ…そういえばニシキは
猫たちと似たような雰囲気を持っておるのう。▼
掴みどころはないのに癒されるというか…
やはり動物として近いからなのかのう?▼
[ニシキ]
え? そうかい?▼
…それなら、ボクと一緒にいても
オロチは安心できるのかい?▼
[オロチ]
ん?
ああ、そうじゃが…▼
[ニシキ]
それならボクが毎日キミの隣にいて、
のんびりできるようにしてあげるよ。▼
[オロチ]
何じゃと?▼
[ニシキ]
ボク…オロチのことが好きなんだ。▼
だからオロチが安心できるなら、
ボクはずっと一緒にいたいと思うんだよ。▼
[オロチ]
ニシキ…!▼
そうか…わらわはそなたを好いておったのか。
言われてわらわもようやく気付いたのう…▼
だからこそ、
こんなにも安らぎを覚えるのじゃな…▼
[ニシキ]
それじゃ…!▼
[オロチ]
ああ…どうやら我らは
両想いということじゃな。▼
ニシキよ…これからはずっと
わらわの隣にいてくれ。▼
[ニシキ]
うん! もちろんだニャー!!▼
[オロチ]
こらこら…恰好をつけるところで
ふざけるのは止さぬか?▼
[ニシキ]
オロチの大好きな猫とボクを
合体させてみたんだけど…ダメだったかい?▼
[オロチ]
だ、ダメではないが…
狐がニャーというのはどうも混乱するぞ。▼
でもまあ…それも面白いから良いか。
ニシキといると、毎日が楽しそうじゃ!▼
[ニシキ]
うん、毎日楽しく過ごそうね!▼

リョウマ

支援C

[オロチ]
…ふうっ。まじないの道具も、
綺麗に片付いてきたのう。▼
[リョウマ]
オロチ、何をしているんだ?▼
[オロチ]
これはこれはリョウマ様。
今はまじないの道具を整理しているのじゃ。▼
[リョウマ]
そうか。まじないの道具にも
色々な種類があるのだな。▼
ん? この札は…▼
[オロチ]
おお。この絵札はな。以前まじない用に
カゲロウに描いてもらったものじゃ。▼
[リョウマ]
ほう…そういえばカゲロウは
絵を描くと、前に言っていたな。▼
見るのは初めてだが…
な、なかなか斬新な出来だな…▼
妖気すら感じるほどの
とても禍々しい絵だ…▼
[オロチ]
はっはっは!
この芸術はリョウマ様にも通じんか!▼
[リョウマ]
ああ…俺には少し難しかったようだ。▼
だが…カゲロウはオロチと
昔から仲が良かったのだったな。▼
我が部下が世話になっていた。
礼を言おう。▼
[オロチ]
いやいや、改めて礼を言われることは
していないのじゃが…▼
リョウマ様は相変わらずじゃな。▼
[リョウマ]
…相変わらず?▼
[オロチ]
相変わらず、真面目だということじゃ。▼
わらわは昔から王城に出入りしておったが、
リョウマ様の失敗談や珍事を聞いた事がない。▼
カゲロウや…それこそミコト様からも、
リョウマ様は実直だという話ばかり聞いておった。▼
[リョウマ]
そうなのか…▼
[オロチ]
わらわとしてはもっと、リョウマ様にまつわる
面白い話も聞きたいところじゃが…▼
まあ、それは難しいじゃろうな。▼
[リョウマ]
はぁ…
俺は面白味のない男ということか…▼
[オロチ]
お、落ち込むでないリョウマ様!
そんなに暗い顔をしてはいかんぞ!▼
…む。そう言えばリョウマ様、
最近笑うことが少なくなったのではないか?▼
[リョウマ]
そうか?▼
[オロチ]
ああ。戦が始まり、そのような
余裕はないのかもしれんが…▼
以前より笑顔が少ないように見受けられる。▼
…よし、決めた。
ここはわらわが一肌脱いで、▼
リョウマ様をかつてないほど
大笑いさせてみせようぞ!▼
[リョウマ]
大笑いだと!?▼
[オロチ]
そうじゃ。大笑いするリョウマ様など
貴重中の貴重…▼
リョウマ様にまつわる面白い話にもなり、
まさに一石二鳥じゃ。▼
よし、待っておれ。
色々と方法を考えて参るぞ!▼
[リョウマ]
あ…おい、オロチ!?▼
…行ってしまった。▼

支援B

[リョウマ]
…………▼
[オロチ]
リョウマ様。先日の話じゃが…▼
[リョウマ]
先日の話…
俺を大笑いさせるとか言っていた件か?▼
[オロチ]
ああ。
わらわも色々と考えたのじゃが…▼
まずは面白い話でもして
笑ってみるのはどうじゃ?▼
思い出し笑いもできて、
いつでもどこでも笑いたい放題じゃぞ!▼
[リョウマ]
な、なるほど…▼
だが、俺は笑い話などあまり知らないぞ?▼
[オロチ]
安心せい。
わらわがとっておきの笑い話をしてやろう!▼
[リョウマ]
そうか。それはありがたいな。▼
[オロチ]
では話そう…コホン。
まずはミコト様の話からじゃ。▼
[リョウマ]
母上の話?▼
[オロチ]
そうじゃ。ミコト様は意外と
抜けていらっしゃるところがあってのう。▼
見ていて飽きなかったのじゃ。▼
薄着で雪遊びをして風邪を引きかけたり、
お菓子を食べ過ぎてのどに詰まらせたり…▼
[リョウマ]
は、母上が?意外だな…▼
[オロチ]
カゲロウもなかなか良い勝負じゃった。▼
絵札の染料を探しに
山一つ越えて遭難しかけたり、▼
隠密活動中に仲間と間違えて
熊に話しかけたり…▼
[リョウマ]
カゲロウが!?▼
[オロチ]
二人共、わらわにとっては
楽しい話の宝庫じゃ。▼
まあ、カゲロウに関しては…
リョウマ様に仕える様になってから、▼
随分と改善されたようじゃがのう。▼
[リョウマ]
そうなのか…確かにその話は新鮮だ。
それに…とても微笑ましく感じる。▼
母上の話も…生前には知る事がなかったが
オロチから聞けて嬉しく思うぞ。▼
[オロチ]
おお、
今のリョウマ様はバッチリ笑顔じゃぞ。▼
[リョウマ]
そ、そうか…なら良かった。▼
だが、オロチの言う大笑いとは程遠いな。
やはり俺は、面白みのない人間なのか…▼
[オロチ]
ああ、だから落ち込むでない…!
まったく、どこまで真面目なのじゃ…▼
この前よりも楽しげにしてくれただけで、
わらわは十分満足なのじゃ。▼
リョウマ様が心から楽しまれることが
一番大事なのじゃからな。▼
[リョウマ]
ふっ…ありがとう、オロチ。▼
俺も見習って、仲間たちのことにもっと
気を配らねばならないな。▼
[オロチ]
ふふふ。その前にもっと、
自分にも気を配るのじゃぞ、リョウマ様。▼

支援A

[リョウマ]
オロチ、また話を聞いてもいいか?▼
[オロチ]
おお、リョウマ様か。▼
…話と言うのは、
この前のような面白い話のことか?▼
[リョウマ]
ああ。面白い話と言ってはいるが、
オロチからの話はとても勉強になるからな。▼
また聞かせてもらいたい。▼
[オロチ]
勉強勉強…やはり真面目じゃのう。▼
まあ、そこがリョウマ様の良いところ
ということにしておくかのう。▼
[リョウマ]
…やはり面白みがないだろうか?▼
[オロチ]
いやいや、リョウマ様はそのままでも
良いと言うておるのじゃ。▼
大笑いとまではいかぬが…なかなか
表情が明るくなってきておるようじゃし。▼
その変化に少し嬉しくなっておっただけじゃ。▼
[リョウマ]
変化…
俺はどこか変われたのか?▼
[オロチ]
ああ、今のリョウマ様の顔は
以前とは少し違うと思うぞ。▼
今までの仏頂面に比べて、少し柔らかさが
見られるようになっておる。▼
そうやって仲間のことを考えていると
自然と笑顔になるものなのかもしれんのう。▼
[リョウマ]
そうか…自分では自覚がなかったが、
少しずつでも変化しているのなら良かった。▼
[オロチ]
この調子で行けば、リョウマ様の貴重な
大笑いする場面が見られるかもしれんのう。▼
[リョウマ]
ははは、そうかもしれないな。
オロチには感謝している。▼
[オロチ]
うむ、いい顔じゃ。▼
[リョウマ]
オロチの話を聞かなかったら、
俺はずっと変わらなかっただろう。▼
[オロチ]
そう言っていただけると嬉しいのう。▼
幼き頃より王城で、日夜面白いことを
探しておった甲斐があるというものじゃ。▼
[リョウマ]
ふっ…お前は王城に出入りして、
そんなことをしていたのか?▼
[オロチ]
ああ。ヒノカ様やタクミ様の幼き日の
微笑ましい話も、沢山知っておる。▼
それから、その臣下たちの話もな。▼
[リョウマ]
とても興味深いな…
ぜひ聞かせてくれないか。▼
[オロチ]
ああ、もちろんじゃ。▼
リョウマ様の心が癒されるのであれば、
いくらでも話そう。▼
いつかリョウマ様が…心の底から
大笑いできるようになるまでな。▼

支援S

[リョウマ]
オロチ。今日も話がしたい。
時間はあるだろうか?▼
[オロチ]
リョウマ様。
もちろんじゃよ。▼
でも、最近はよくわらわの元に
来てくださるのじゃな。▼
[リョウマ]
そうか?▼
[オロチ]
そうじゃそうじゃ。▼
皆にまつわる話が聞きたいのはわかるが、
そなたは軍議などで忙しい身であろう?▼
わらわとのんびり話しておる暇は
あまりないと思っておったのじゃが…▼
[リョウマ]
…言われてみれば、時間がある時は
いつもここを訪ねてしまっているな。▼
もし迷惑ならしばらく控えよう。▼
[オロチ]
いやいや、平気なのかと思っただけじゃ!
まったく迷惑ではないぞ、むしろ大歓迎じゃ。▼
[リョウマ]
そうか。そう言ってもらえると助かる。▼
だが…そうだな。きっと俺はオロチと
ずっと一緒にいたいんだと思う。▼
[オロチ]
リョウマ様にそう言っていただけるとは
有難いことじゃ。▼
王城抱えの呪い師として、
これ以上ない褒め言葉じゃよ。▼
[リョウマ]
いや…
そういう意味で言っているのではない。▼
俺は、オロチという女性と…
ずっと一緒にいたいんだ。▼
俺に色々と気付かせてくれるオロチは…
とてもありがたい存在だと思っている。▼
だが最近は…
それだけではなくなっていた。▼
[オロチ]
ど、どういうことじゃ?▼
[リョウマ]
オロチ…俺はお前のことが好きだ。▼
[オロチ]
!!
きゅ、急に何を言い出すのじゃ!▼
[リョウマ]
俺にとってオロチは大切な人だ。
時に俺を導き、時に優しく見守ってくれる…▼
そんなオロチが傍にいてくれれば、
俺はもっと強くなれる。▼
[オロチ]
リョウマ様…▼
[リョウマ]
もちろん、オロチの気持ちは大切にしたい。▼
俺と共に歩みたいかどうかは…
オロチ自身が決めてくれ。▼
[オロチ]
…よもやリョウマ様から告白されるとは
夢にも思わなかったのう。▼
じゃが…いつの間にか、わらわも
リョウマ様のことを好いておったようじゃ。▼
[リョウマ]
そ、そうか!▼
[オロチ]
思えばわらわも、リョウマ様と話しておる時は
ついつい話し過ぎておったように思う。▼
それこそ恋をしたばかりの様な
はしゃぎっぷりじゃ。▼
[リョウマ]
そうなのか?
それは気付かなかったな…▼
[オロチ]
あんな姿…
リョウマ様にしか見せられぬ。▼
わらわもリョウマ様が好きじゃ。
これからはそなたの隣で生きていきたい。▼
[リョウマ]
ありがとう、オロチ…
ならば、責任をもって幸せにしよう。▼
[オロチ]
はははっ…わらわの伴侶は、
どこまでも真面目なお方じゃな!▼
じゃが、そこもまた愛おしい…
よろしく頼むぞ、リョウマ様!▼

コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)



トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2020-09-03 (木) 00:36:28
[広告] Amazon.co.jp