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リンカの支援会話

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ツバキ

支援C

[リンカ]
おい、ツバキ。▼
[ツバキ]
あれ? リンカー。
俺に何か用ー?▼
[リンカ]
この前の戦いのことで話がある。▼
[ツバキ]
どうしたのー?▼
[リンカ]
お前、敵兵が後退し始めた時、
かなり深くまで追撃してたな。▼
[ツバキ]
うーん、そこまで深追いしたとは
思わないけどなー。▼
[リンカ]
そんなことはない。▼
あたしたちが追ってもすぐには
追いつけないところまで行っていた。▼
[ツバキ]
それはまあ、そうかもねー。▼
[リンカ]
危険ではないか?
弓兵などの伏兵がいたらどうするんだ?▼
[ツバキ]
それは心配ないよー。
ちゃんと確認して追撃してるから。▼
[リンカ]
そうは言ってもだな…▼
[ツバキ]
大丈夫大丈夫。
俺は完璧だから見落としたりしないよー。▼
リンカからだと
そこまで見えないかもしれないけどさー。▼
[リンカ]
なんだと!
人が心配しているのに…勝手にしろ!!▼
[ツバキ]
あれ? 怒らせちゃったかなー。
そんなつもりはなかったのに。▼
せっかく心配してくれているのに
悪いことしたなー。今度謝っとこー。▼

支援B

[ツバキ]
あ、リンカー。▼
[リンカ]
ツバキか。なんだ?▼
[ツバキ]
うん。謝りに来たんだ。
この間はごめんねー。▼
せっかく心配してくれたのに
なんだか怒らせちゃったみたいで。▼
[リンカ]
ああ、あのことか。
いや、いい。あたしも大人げなかった。▼
[ツバキ]
あの時は、俺の場合は空から確認してるから
見落とさないって言いたかったんだよー。▼
[リンカ]
…地上からでも、注意していれば
見落とすことは少ないが。▼
[ツバキ]
あ、それはそうだねー。
なんだかまた怒らせちゃった?▼
[リンカ]
…いや、そこまででもない。▼
[ツバキ]
それはよかったよー。▼
会話の言葉遣いに引っかかっていたら
冷静な判断は難しいだろうからねー。▼
リンカは特に注意したほうが
いいかもしれないよー。▼
[リンカ]
!! あたしが怒りっぽいというのか!?▼
お前、それで謝りに来たつもりか?
冗談ではないぞ!!▼
[ツバキ]
あ、また怒って行っちゃった…
なんだかうまくいかないなー。▼

支援A

[リンカ]
ツバキ。▼
[ツバキ]
あ、リンカ。
この間はごめんねー。▼
[リンカ]
…先に言われてしまうと
何も言えなくなる。▼
[ツバキ]
え?▼
[リンカ]
いや、この間の事を
詫びようと思って声をかけたのだ。▼
怒り出してすまなかった。▼
[ツバキ]
いやー、リンカが怒るのも仕方ないよー。
俺も、もっと言葉を選ぶべきだったのに…▼
[リンカ]
いや、お前は正しい。▼
[ツバキ]
え?▼
[リンカ]
正直、痛いところを突かれたのだ。▼
あたしは、本当に怒りっぽい。
冷静な判断ができないことも多い。▼
自分でもわかっているのだが
なかなか性格は直せない。▼
そんなあたしが、人の判断に
意見するなんてお笑い草だな。▼
[ツバキ]
そんなことないよ。
俺も結構反省してるんだー。▼
別に怒らせるつもりはなかったのに
なんであんなこと言ったんだろうって。▼
俺も痛いところを突かれたのかもー。
いつも完璧なつもりなんだけどなー。▼
自分のとった行動について
色々考えてみるよー。▼
[リンカ]
…今一つあたしには理解できない点も
あるが、お相子ってことか?▼
[ツバキ]
そういうことだよー。
また気づいたことがあったら言ってねー。▼
[リンカ]
ああ。お前もな!▼

支援S

[ツバキ]
あ、リンカー。
今いいかなー?▼
[リンカ]
ツバキか。なんだ?▼
[ツバキ]
この前さー、自分の行動について
色々考えてみるって言ったの覚えてるー?▼
[リンカ]
ああ。結局お相子だなって
話をした件だな。▼
[ツバキ]
そうだよー。
で、分かったんだー。▼
どうしていつも完璧な俺が
リンカを怒らせるようなことを言ったのか。▼
[リンカ]
ほう。なぜだ?▼
[ツバキ]
どうやら俺はリンカの事が
好きみたいなんだよなー。▼
[リンカ]
なるほど、好き…
…って、▼
な、なな、なにーーーっ!!!▼
[ツバキ]
あれー、どうしたのー?
ずいぶんビックリしてるけど…▼
[リンカ]
当たり前だ!!
好きっていうのは、なんというか、その…▼
[ツバキ]
そうだよー。
惚れたはれたの好き。▼
[リンカ]
…どうしてそういう結論になった?▼
[ツバキ]
うん。あれから色々考えたんだー。▼
で、結局、俺はリンカの事が
すごく気になるみたいなんだよねー。▼
だから、つい言わなくてもいい事まで
言ってしまうみたいなんだよねー。▼
リンカはどうなのー?▼
[リンカ]
どう、とは?▼
[ツバキ]
俺の事、嫌いー?▼
[リンカ]
…いや、そんなことは…ない。▼
考えてみれば、お前の戦い方について
意見を言い出したのは…あたしの方だ。▼
あたしも…なんとなく…お前のことが…
気になっていたのだろう。そのころから。▼
[ツバキ]
じゃあ…▼
[リンカ]
ああ、どうやら、あたしも
お前の事が…▼
[ツバキ]
よかったー。じゃあ
俺のお嫁さんになってくれるんだねー。▼
[リンカ]
なっ!なぜ急に
嫁の話まで行ってしまうのだ?▼
[ツバキ]
だって、お互いに好きなら
そうなるのが完璧な形でしょう?▼
[リンカ]
それは、まあ、そうかもしれないが…▼
[ツバキ]
いやなのー?▼
[リンカ]
い、いやとは、言っていない。▼
[ツバキ]
じゃあいいんだね!
よかったー。これからよろしくねー。▼
[リンカ]
ああ…
って、こんな軽い雰囲気でいいのか?▼
[ツバキ]
問題は雰囲気じゃないよー。
これからの中身だよ。▼
絶対大切にするからねー。
約束するよー。▼
[リンカ]
…あたしも、だ。▼

サイゾウ

支援C

[サイゾウ]
おい、リンカ。▼
[リンカ]
…サイゾウか。なんだ?▼
[サイゾウ]
この前の戦闘のこと、
忘れたとは言わせんぞ。▼
なぜあの時、撤退の指示を出した?▼
[リンカ]
軍の消耗を考えれば、
あの時点での撤退は当然の采配だろう。▼
[サイゾウ]
あれはもっと闘えた。
闘えば敵に逃げられることも無かったのだ。▼
[リンカ]
頭に血が昇っているな…サイゾウ。▼
仮にそうだとしても、そうして
こちらの犠牲が無かったと断言できるのか?▼
[サイゾウ]
多少の犠牲はあったとしても、
あの時は絶対に敵を叩いておくべきだった。▼
それが今後の戦況にも関わるというのに…!▼
[リンカ]
…………▼
炎の部族での闘いは基本的に規模が小さかった。
犠牲を出していいという判断は…一切無い。▼
[サイゾウ]
なに?▼
[リンカ]
戦況は見極めが大事だと教わった。▼
死線をくぐり抜け、ここぞという時には
撤退する勇気ある判断なのだと…▼
[サイゾウ]
バカな…
撤退に勇気などあるものか。▼
…ふん、炎の部族とは言うが名前負けだな。
聞いて呆れる、この臆病者め。▼
[リンカ]
…………▼

支援B

[サイゾウ]
…リンカ。▼
[リンカ]
サイゾウか。▼
[サイゾウ]
この間は済まなかった。
俺は本当に頭に血が昇っていたようだ。▼
冷静に考えれば、仲間の命を
優先することが当然だな。▼
[リンカ]
…………▼
[サイゾウ]
仮にあの場にリョウマ様がいれば、
お前と同じ判断をしていたことは明白だ…▼
[リンカ]
いや、あたしは別に気にしてはいない。
戦士としてお前の気持ちがわからないでもない。▼
[サイゾウ]
リンカ…▼
[リンカ]
あたしも闘いで熱くなることはある。
強さや勝利を求めてしまうこともある。▼
[サイゾウ]
お前も…そうなのか?▼
[リンカ]
ああ。昔はよくバカの一つ覚えのように
相手に単身突っ込んで手ひどい仕打ちを受けた。▼
族長にも何度もどやされたものだ…▼
[サイゾウ]
…ということは俺は、
その頃のお前と同じか…情けない話だ。▼
[リンカ]
いや、別にそう言うつもりじゃない。
結果を求める判断が正しい時もあるだろう。▼
…戦士としてか、仲間のためか。▼
それも状況次第、優先すべきものを
見極めるべきということだ。▼
[サイゾウ]
それが炎の部族の教えか…
うむ、教訓としてありがたく受け取っておくぞ。▼
[リンカ]
ああ。そうしてくれ。▼

支援A

[リンカ]
サイゾウ…少しいいか?▼
[サイゾウ]
リンカ。なんだ?▼
[リンカ]
お前が強さを追い求めるようになった
きっかけはあるのか?▼
[サイゾウ]
父の敵を討つため…
というのは大元にはあるが、▼
忍びとしての技や術を学び、
闘いの中で勝ち抜くにしたがって、▼
強さに対して
満ち足りた気分になったことは多かったな。▼
そのせいで好戦的になることが
多くなったのも否めないな。▼
[リンカ]
やはりそれもあたしと同じだな。▼
そしてそれは戦士として大事な感覚だ。
決して忘れてはならない…▼
[サイゾウ]
ああ、刃は常に研ぎ澄ませておかなければ、
いざという時に斬れないからな。▼
[リンカ]
そうだ。そして研ぎ過ぎると
その刃も零れてしまう…▼
[サイゾウ]
…………▼
[リンカ]
あたしは少し今、刃を研いでおきたい。▼
…サイゾウ、どうだ?
一度だけ真剣勝負を受けてもらえないか?▼
[サイゾウ]
…いいだろう。むしろ俺のほうから
口にしようと考えていたところだった。▼
望むところだ。▼
[リンカ]
なるほど、面白い。互いにこの火照った戦意を
ぶつけ合おうじゃないか!▼
[サイゾウ]
…覚悟することだな、リンカ。▼
[リンカ]
それはこちらのセリフだ!!
行くぞ、サイゾウ!!▼

支援S

[サイゾウ]
リンカ、この前の決闘だが…▼
[リンカ]
結局決着はつかなかったな。
だが…ふふふ、面白かったな。▼
[サイゾウ]
ああ、あんなに熱くなれたのは久しぶりだ…
心躍る決闘だった…▼
あの時負った傷がまだ少し痛むが、
心地よさすら感じているぞ。▼
[リンカ]
お互いに闘いながら笑っていたからな。
二人とも…戦士としての血は本物だな。▼
この話を平和主義者の仲間たちが聞いたら、
卒倒するんじゃないか?▼
[サイゾウ]
ははは…そうかもしれないな。▼
だが俺はこの強さをリョウマ様のためにも、
常に高めていかなければならない。▼
[リンカ]
そしてあたしは炎の部族の未来のために
より強くならなくてはならない…▼
[サイゾウ]
リンカ…こんな話の流れの中で切り出すのも
奇妙なものだが…俺と一緒にならないか?▼
[リンカ]
…!!▼
[サイゾウ]
この強さの高みを目指そうとする志は…
二人が一つになればこそ、▼
更に高めていけるのではないかと…思うのだ。▼
[リンカ]
はは…偶然だな。▼
[サイゾウ]
なに?▼
[リンカ]
ちょうどあたしもそう思っていたんだ。
サイゾウと一緒になりたいと。▼
[サイゾウ]
そ、そうなのか…?▼
[リンカ]
ああ、だからもちろん返事も「了解」だ。▼
これから戦士として…そして大事な者として、
二人で強さを高め合っていこう、サイゾウ。▼
[サイゾウ]
ああ、もちろんだ。▼

オロチ

支援C

[オロチ]
おお、リンカよ。ここにおったか。▼
[リンカ]
なんだ、オロチか。
何か用か?▼
…ん、なんだ? 何か怪しげな匂いがするぞ。
これはもしや…▼
[オロチ]
そう、これはまじないの薬じゃ。▼
これからそなたのことを
占ってやろうと思ってのう。▼
[リンカ]
なに?
そんなことを頼んだ覚えはないぞ。▼
[オロチ]
じゃが、そなたはこれまでわらわの占いを
体験したことがないじゃろう?▼
お近づきのしるしに見返り無しで
占ってやろうというのに、拒むつもりか?▼
[リンカ]
ああ、あんたの占いなど不要だ。▼
炎の部族には、
炎の神を奉っていることからもわかるように…▼
火を使ったまじないがある。
あたしはそれで十分だ。▼
[オロチ]
火を使ったまじないじゃと…?▼
[リンカ]
ああ。皿の上に油を滴らせ、
その上で紙を燃やし…▼
その燃え盛る形や様子から、
次の闘いの吉凶を占うのだ。▼
[オロチ]
闘い…ということは
それ以外のことは占えんということじゃな?▼
[リンカ]
そうだが…それがどうした?▼
[オロチ]
ならばそれ以外のことを
わらわが占ってやろうではないか。▼
[リンカ]
だから不要だと言っている。
闘い以外に一体何を占う?▼
そんなものは必要ないだろう。▼
[オロチ]
えっ? な、なんじゃと?
闘い以外は必要ない…?▼
[リンカ]
ああ、そうだ。
ふん…あたしはもう行くぞ。▼
[オロチ]
お、おい。待て、リンカ…!▼
…むうう。
わらわが折角声をかけてやったというのに…▼

支援B

[オロチ]
大地に眠りし豊穣の神々よ…
恩地に生まれし子等へ僥倖を与えたもう…▼
[リンカ]
ん…▼
[オロチ]
ぬぬっ…まじないの途中に
わらわを覗き込む無粋者は誰ぞ…▼
なんじゃ、リンカか…▼
[リンカ]
これが前に言っていた、
お前のまじないか。▼
[オロチ]
む? もしやわらわのまじないに
興味を抱いたか…?▼
[リンカ]
興味というか…
少し気になっていた。▼
前に闘い以外のことも占えると言っていたが…
実際には何を占うんだ?▼
[オロチ]
そうじゃな…たとえば明日の天候や、
遠出前の安全祈願、▼
健康に関する占いや恋愛運まで、
何でもできるぞ。▼
[リンカ]
なるほどな。
確かに面白そうだ…▼
[オロチ]
おお、では占ってもらう気になったか?▼
[リンカ]
いや、今言った内容なら別にいらない。▼
[オロチ]
な、なんじゃ…?▼
ではそなたは一体どんな占いを
して欲しいと言うんじゃ?▼
[リンカ]
そうだな…メシ…
いや食事の占いはできるか?▼
[オロチ]
しょ、食事…?▼
…………▼
う、うむ…
も、もちろん…できるぞ…▼
[リンカ]
そうか、じゃあそれで頼む!▼
[オロチ]
わ、わかったぞ。
ならば準備もあるのでな。▼
今度また声をかけるから、
それまで楽しみにしているがよい。▼
[リンカ]
ああ、任せたぞ。▼
[オロチ]
…………▼
とは言ってみたものの…食事?
食事の運勢…?▼
なんじゃろう、食事の占いって…?▼

支援A

[リンカ]
オロチ!▼
[オロチ]
お、おう…リンカか。▼
[リンカ]
この間の食事占いのことで、
お前に礼が言いたかった!▼
[オロチ]
はて…どういう意味じゃ?▼
[リンカ]
お前が食事占いで言ってくれた食べ物を
中心に食べるようにしてたらな…▼
最近だるかった身体が
あっという間に回復したんだ!▼
[オロチ]
ほ、ほう…そうなのか。▼
[リンカ]
ああ、お前に言われたとおり、
肉や魚の酢漬けに赤めの野菜、▼
酸味の効いた果物などの
酸っぱい食事を多めに摂るようにしていた。▼
そうしていただけで、数日後には
身体中の疲労が一気に吹き飛んだんだ!▼
[オロチ]
それは良かったのう。▼
[リンカ]
これでもうあたしは万全の状態だ。▼
次の闘いでは必ず皆の前衛として、
一騎当千の力を見せつけてやるぞ!▼
[オロチ]
うむ。期待しておるぞ。▼
[リンカ]
オロチ…この前は悪かったな。
あたしはお前のまじないを甘く見ていた。▼
これからは何かあったら
オロチに占ってもらうことにする。▼
頼りにしているからな!▼
[オロチ]
ああ。いつでも来るが良い。▼
[リンカ]
礼を言うぞ!
じゃあな、オロチ!▼
[オロチ]
…………▼
ううむ…リンカの奴。▼
最近だるいというから、まじないと称して
疲れを取る料理を教えてやっただけなんじゃが…▼
疑いもせぞあんなに喜んでくれるとは
思わなかったぞ。▼
まあリンカがあんなに
心を開いてくれたのじゃから、これで良いか。▼
これからは仲良くやっていけそうな気がするわい。▼

アサマ

支援C

[リンカ]
おい、破戒僧!▼
[アサマ]
リンカさん。
破戒僧とは随分なご挨拶です。▼
[リンカ]
そうか? その通りだと思うがな。▼
[アサマ]
よく考えてごらんなさい。破戒僧とは、
戒めを破った僧侶のことを言うのです。▼
修行を怠ったり怠惰な暮らしをしたり、
欲に負けてしまった僧のことを言うのですよ。▼
[リンカ]
だからそれがお前のことだろう?▼
[アサマ]
この私のどこを指して
そのようなことを仰るのですか?▼
[リンカ]
全部だ。▼
[アサマ]
理解できません。▼
[リンカ]
もうどっちでもいいから、
傷の手当てをしてくれ。▼
[アサマ]
はぁ…悪口を言われた後で
そんな依頼をされても、▼
やる気が全く起きませんね。▼
なぜわざわざ悪口を言うあなたに対して、
私が手当てをしなければならないのでしょう?▼
[リンカ]
仲間だからだろう?▼
[アサマ]
悪口言う人を仲間とは呼びませんよ。
せめて見返りくらいほしいところです。▼
[リンカ]
いいからさっさとやれ。▼
[アサマ]
ああ…ますますやる気が削がれます。▼
あなたの依頼を聞けば聞くほど、
私は働く気が薄れるというものです。▼
[リンカ]
ふん…ならもういい。
こんな程度の傷、ツバをつけておけば治る!▼
[アサマ]
おや…ご機嫌を損ねてしまったようですね。▼

支援B

[リンカ]
おい、破戒僧!▼
[アサマ]
またあなたですか…▼
私は別に破戒しているわけではないと、
以前にも申し上げましたよね?▼
[リンカ]
いや、お前は破戒僧だ。
証拠も掴んでいる。▼
[アサマ]
ええっ?▼
[リンカ]
お前は…僧のくせに、心から神のことを
信奉しているわけではないのだろう?▼
以前お前が「神仏など胡散臭い」と
言っていたのを聞いた者がいるそうだぞ。▼
[アサマ]
ええ、まあ言いましたけど。▼
[リンカ]
うおっ…
取り繕おうとしないのは予想外だ…▼
だが、ならばそれを「戒めを破る」と言わずして、
何だと言うのだ!?▼
[アサマ]
…信仰というのも
様々な形があるのですよ。▼
それに私は、神仏であろうと王であろうと、
愚かな者は「愚か者」と言う性格なので。▼
[リンカ]
ならどうして、僧をやってるんだ…▼
[アサマ]
神社の息子に生まれたから、
何となくですよ。▼
[リンカ]
呆れかえる返答だな。▼
それではお前は…我々炎の部族が
信奉する、炎の神についても、▼
心から信じてはいないと言うのか?▼
[アサマ]
炎の神…?▼
ああ、炎の部族が崇める
神祖竜ですね。▼
僧としての最低限の知識はありますが、
確かにあまり興味はないですねぇ…▼
[リンカ]
くぞっ!
ならばあたしが叩き込んでやる!!▼
我々が崇拝する炎の神の偉大さをな!▼
[アサマ]
ええー…そんなもの聞かされても、
退屈なだけなのですが。▼
[リンカ]
良いから聞け!!▼
[アサマ]
はいはい…▼

支援A

[リンカ]
おい、破戒僧。▼
[アサマ]
あーもう。
「破戒僧」で良いですよ…▼
あなたには、何を言っても
無駄な気がしますからね…▼
[リンカ]
お前は僧を辞めようと思ったことはないのか?▼
[アサマ]
はい。▼
[リンカ]
神を信じていないくせに、何故だ?▼
[アサマ]
自身の信仰の深さはどうあれ、
私でも信仰心を人々に説くことはできます。▼
人々の私を見る目がどんどん輝いていく…
そういう風に人心を掌握するのが楽しいんです。▼
[リンカ]
なんだその理由は…
悪徳商人かお前は…?▼
[アサマ]
それに山間での修行は
とても厳しいですからね。▼
見事耐えきった時や、霊山を踏破した時は、
かなりの満足感があるわけです。▼
平たく言うと、こんな苦行に耐えきった
自分はすごいという優越感を得られるわけですね。▼
[リンカ]
目的がメチャクチャだぞ…▼
[アサマ]
私は自分が楽しければ、
それで良いのですよ。▼
[リンカ]
まぁでも…なんだかんだで、お前のやっている
ことは、ちゃんと人の役に立っているのか。▼
修行をさぼったりしているわけでも
ないようだし…▼
決して悪い奴というわけでは
ないのかもしれないな…▼
[アサマ]
ん?何か言いましたか?▼
[リンカ]
いや、何でもない。▼
そういえば今、
お前は霊山を踏破したと言ったな。▼
ならば、炎の神を祭る霊山についても
何か知っているのか?▼
[アサマ]
ええ、有名どころは何ヶ所か。▼
[リンカ]
よし、ならば今度連れていけ!▼
そうすれば、あたしはもうお前のことを
破戒僧とは言わんと約束しよう。▼
[アサマ]
ええ?
そんな、面倒くさいですよ…▼
[リンカ]
つべこべ言うな!
連れて行ってくれたら、何かいい物をやるから!▼
[アサマ]
いい物をやるって、何ですかそれ。
私は子供じゃないのですが…▼
まぁでもいつか…気が向いたら、
連れて行ってあげないこともないですけど…▼
[リンカ]
よし、約束だぞ!▼
楽しみにしているからな、アサマ!▼
[アサマ]
はいはい。▼

支援S

[アサマ]
リンカさん、今よろしいですか?▼
[リンカ]
ん、どうしたアサマ?
これは…この周辺の地図か?▼
[アサマ]
はい。この近くの山では、
炎の神を祭っている社があるようです。▼
一度巡礼してみてはいかがですか?▼
[リンカ]
そうなのか!それは良い情報をもらった。
早速行ってみることにしよう…!▼
[アサマ]
良ければご案内しますよ。▼
[リンカ]
おお、それは助かるな!▼
だが…どういう風の吹き回しだ?
お前にしては随分と協力的だな?▼
[アサマ]
まぁ…そうですね。▼
私はその…霊山に行脚することを
好むような人間性ですから。▼
[リンカ]
どういう意味だ?
もっとわかりやすく言ってくれ。▼
[アサマ]
苦行の果てにある満足感を好むという
意味ですよ。▼
あなたを散々イライラさせて
突っかかられることも楽しかったですが、▼
その後であなたに協力して褒めてもらうのも、
また一興ということです。▼
[リンカ]
わかったような、わからんような…▼
[アサマ]
要するにせっかくだから、
この流れで結婚しませんか、という意味です。▼
[リンカ]
へっ…な、なんだと?
どういう理屈でそうなるんだ!?▼
[アサマ]
あはは…リンカさん、顔が真っ赤ですね。▼
[リンカ]
うっ…うるさいうるさい!
お、お前も真っ赤だぞ!?▼
[アサマ]
ははは…回りくどく言ったのは
私も恥ずかしかったからですし…▼
まぁ照れ隠しというやつだったわけです。▼
[リンカ]
ふん…まぁいい。あたしもお前…
いや、アサマのことは嫌いじゃない。▼
ただ結婚してやるからには、お前はもっと
炎の神の勉強をして布教でもしてくれ。▼
炎の部族と結ばれるというのは、
そういうことなんだぞ、いいな!▼
[アサマ]
はい、わかりましたよ。▼

ツクヨミ

支援C

[ツクヨミ]
うーん…▼
[リンカ]
ん? あれはツクヨミ…▼
おい、そんなところで何をしている?▼
[ツクヨミ]
リッ、リンカ!?
べ、別になにもしておらぬぞ!▼
[リンカ]
…む! その手に持っているのは
先ほどの食事で出た野菜炒めだろう?▼
何故そのようなものを持って
うろうろしているんだ。▼
まさか…捨てるつもりか。▼
[ツクヨミ]
えっ!? ち…違うぞ。
どうやって食べてやろうかと考えているだけで…▼
[リンカ]
「どうやって」とは食べる方法か…?
そのまま食べればいいだろう?▼
味はついてるんだし…
なんだ、嫌いなものでも入っているのか?▼
[ツクヨミ]
くっ…こ、この緑の葉っぱが
苦くて食べられないのだ。▼
[リンカ]
ふん…そのような理由で
食べられんとはお前は子供なんだな。▼
[ツクヨミ]
な、なにぃ!?▼
[リンカ]
今は戦争中でいかなる物資も貴重だぞ。
そんな中、食糧を残すなど信じられん!▼
[ツクヨミ]
う、うるさい! しょうがないであろう!
嫌いなものは嫌いなのだ!▼
それに…くっ!
リンカには関係ない!▼
[リンカ]
ま、待てっ!▼
…持っていた皿をあたしに押し付けて
去っていくとは…ふざけた奴だ。▼
それに、モグモグ…こんなにうまいのに…
好き嫌いするとは許せん…!▼
食べ物を粗末にするとは…
許すまじ…ツクヨミ…!!▼

支援B

[ツクヨミ]
…………▼
[リンカ]
あいつ…また野菜炒めを持って、
そわそわしている。残すつもりか…!▼
おい、ツクヨミ…!▼
[ツクヨミ]
リンカ…!▼
[リンカ]
お前は好き嫌いを克服しようとは思わんのか?▼
[ツクヨミ]
わ、私だって克服したい気持ちはある…
だが、今までうまくいったためしがないのだ。▼
何か克服方法を
知っているなら教えてくれ。▼
お前にしかこのことはバレていない…
頼れるのも今はお前しかいないのだ。▼
[リンカ]
軍の連中とはあまり関わりは持たないと
決めていたが…今回は仕方がないな。▼
それで、その葉物の何が嫌いなんだ?▼
[ツクヨミ]
…苦いから嫌いなのだ。▼
[リンカ]
…ぷっ。▼
[ツクヨミ]
貴様…今、笑っただろう!▼
[リンカ]
くくくっ…笑わずにいられるか!!
あははははっ!▼
[ツクヨミ]
だから隠していたのに…!▼
[リンカ]
まぁ、味がダメというなら
その味を誤摩化せばいいだろ?▼
たとえば…鼻をつまむとか。▼
[ツクヨミ]
どうして鼻をつままねばならん。▼
[リンカ]
鼻をつまめば味を感じにくくなる
という話を聞いたことがある。▼
まずはその辺から試してみろ。▼
[ツクヨミ]
な!? そんなことで克服できるわけが…▼
[リンカ]
男なら四の五の言わずやれ!
ほらっ!▼
[ツクヨミ]
むぐーー!!
むぐーーーーっ!!▼
むぐむぐ…!!!▼
[リンカ]
どうだ?
苦味は感じないだろう?▼
[ツクヨミ]
ぷはーーーっ!!!
げほっ! げほっ!!▼
こんなことで克服できるわけがなかろう!▼
[リンカ]
でもちゃんと飲み込んだじゃないか。▼
[ツクヨミ]
こんなのは食べられるように
なったとは言わん!▼
[リンカ]
ちっ…ダメか…
ならば他の方法は…!▼
そうだ。あれを使えば…▼
[ツクヨミ]
な、なんだ…どうしたリンカ。▼
[リンカ]
ひとつ思いついたことがある。
今度この葉物で料理を作るから食べに来い。▼
[ツクヨミ]
なに?
しかしお前、料理など…▼
[リンカ]
ふっ、あれならば確実に治るぞ。
楽しみにしていろ。▼
[ツクヨミ]
…不安だ。▼

支援A

[ツクヨミ]
リンカ、言われたとおり来てみたが…
何をする気だ?▼
[リンカ]
ふっ、ツクヨミの嫌いな葉物を
煮込んだ料理を作った。▼
これで好き嫌いは克服できる。▼
何せ…味付けには
この調味料を使っているからな。▼
[ツクヨミ]
な、何だ…その調味料は。▼
[リンカ]
これは炎の部族だけに伝わる、
特殊な調味料だ。▼
独特の旨味が入っているから、
苦味などはあまり感じなくなる。▼
…あと、どんなに料理が下手でも
これさえ入れれば美味くなる。▼
[ツクヨミ]
だからお前はいつまでも料理が下手なのだな。▼
[リンカ]
うるさい!!▼
ほら、つべこべ言わず食べてみろ。▼
[ツクヨミ]
…わ、わかった。▼
モグモグ…▼
!!!!▼
[リンカ]
どうだ…?▼
[ツクヨミ]
う、美味い…!
全く苦みを感じぬぞ!?▼
[リンカ]
ふふん、そうだろう?▼
[ツクヨミ]
これなら全く問題なく食べられる…!
炎の部族の秘密の調味料…侮れんな。▼
[リンカ]
ははっ、実はな…この調味料は昔あたしが、
好き嫌いを克服した時にも使ったんだ。▼
[ツクヨミ]
なに? そうなのか?▼
[リンカ]
ああ。この調味料を使う量を
徐々に減らしていけば…▼
野菜の苦みに少しづつ慣れ、
いつかは食べられるようになるという寸法だ。▼
ほれ、ひと瓶だけ分けてやろう。▼
[ツクヨミ]
…リンカ。
お前、案外良い奴なのだな。▼
[リンカ]
先程から失礼だぞお前!▼
[ツクヨミ]
いや…最初は話をしたこともなかったし、
近寄りがたい雰囲気だったからな…▼
こんなに親身になってくれるなんて…
意外だったのだ。▼
[リンカ]
ふん…部族は違えど、
仲間であれば多少の気遣いくらいする。▼
それに食べ物を粗末にする奴は、
あたしは…嫌いだ。▼
[ツクヨミ]
そうだったのだな…▼
それならまた頼まれてくれぬか?▼
[リンカ]
何をだ?▼
[ツクヨミ]
実はまだ…沢山嫌いな食べ物があるのだ。▼
[リンカ]
な、なんだと!?▼
[ツクヨミ]
それらを克服するためにも、リンカよ!
これからも助力を頼むぞ!▼
[リンカ]
これ以上は自力で何とかしろ!!▼

支援S

[ツクヨミ]
もぐもぐ…やはりあの調味料で
作る料理は美味いな…▼
[リンカ]
おい…これで何度目だ?
あたしに料理をさせるのは…?▼
調味料は渡したんだ。
自分で料理をすればいいだろう?▼
[ツクヨミ]
だが加減がいまいちわからぬのだ。
お前を頼るしかあるまい?▼
[リンカ]
くっ…!▼
[ツクヨミ]
…やはり、迷惑であろうか?▼
[リンカ]
ふぅ…いや、乗りかかった船だ…
あたしが言い出したのも事実だしな。▼
どこまでも付き合うさ。▼
[ツクヨミ]
…ならばリンカ、一つ頼みがあるのだが。▼
[リンカ]
どうした、急に改まって。▼
[ツクヨミ]
…この料理を毎日食べたいと言っては駄目か?▼
[リンカ]
それはどういう…?▼
[ツクヨミ]
最初はあまり話さなかった故わからなかったが、
今回のことでリンカの優しさを知った…▼
そして、文句を言いながらも、
私に付き合ってくれる姿に惚れてしまった。▼
今では…毎日リンカの顔を見て、
食事を共にしたいと思っている。▼
[リンカ]
ツクヨミ…?▼
[ツクヨミ]
お前が良ければ…これからは恋人として
私の隣にいてくれないだろうか?▼
[リンカ]
…………▼
それは…あたしも同じ気持ちだ。▼
[ツクヨミ]
なに!?▼
[リンカ]
その…好き嫌いの話を聞いたときは、
子供っぽいと馬鹿にしてしまったが…▼
普段の姿は大人以上にしっかりしていた。
その部分についてはとても尊敬している。▼
そんなツクヨミの好き嫌いを
あたしだけが知っている…▼
それを嬉しく思っている自分に気づいた時、
あたしもツクヨミのことが好きだとわかった。▼
[ツクヨミ]
ならば、私の恋人になってくれるのか?▼^
[リンカ]
ああ…お前を支えられるなら、
喜んで隣にいよう。▼
[ツクヨミ]
ああ…!ありがとう、リンカ。
これからもよろしく頼むぞ。▼
[リンカ]
ああ、こちらこそよろしくな。▼
あたしが恋人になったからには
好き嫌いも全て克服させてやるからな!▼
[ツクヨミ]
ううっ!
お、お手柔らかに頼むぞ…!▼

オボロ

支援C

[オボロ]
さて…残るは
ここの後片付けだけ…ね。▼
[リンカ]
ん…オボロか。
何をこちらをジロジロ見ている?▼
ああ、今日はお前が
食事の後片付けの当番なのか。▼
すまなかった、どくぞ。▼
[オボロ]
ちょっとリンカ…
待ってくれる?▼
[リンカ]
な、なんだ…?▼
[オボロ]
あなたが食べた…
もとい食い散らかした後はね、▼
いつも後片付けするのにすごく大変なの。▼
これからはもうちょっとだけ、
綺麗に食べてもらえないかしら?▼
[リンカ]
綺麗に…?
何のことだ?▼
[オボロ]
この肉汁が飛びまくった食卓布や、
食べカスが飛び散った床のことを言ってるの!▼
[リンカ]
む…そうは言われてもな。▼
炎の部族での食事は基本手づかみで、
豪快に食べることが善しとされていた。▼
お前たちと食事を取るようになって
この…箸とやらを勧められたのだが、▼
どうにも扱いに慣れない。▼
[オボロ]
なるほど…民族によって
食事をするときの作法は異なるのね。▼
でも、毎回食べ散らかされたら
片付けが大変だし…▼
あなたにこれから、
最低限のお箸の使い方を教えてあげる。▼
[リンカ]
な、なに!?▼
いや…そんなものは不要だが…▼
[オボロ]
じゃ、手づかみのままでいいから
綺麗に食べてくれる?▼
[リンカ]
それは無理だな。
私の美意識に反する。▼
[オボロ]
じゃあ駄目よ…
ここは炎の部族の村じゃないの。▼
集団に属せば、そこの規則に従うのが
筋ってものでしょう?▼
今度みっちり教えてあげるから、
楽しみにしてなさい。▼
[リンカ]
楽しみにしろだと…?
ううっ…すごく面倒そうだ…▼

支援B

[オボロ]
そうそう、
お箸は五本指で握っちゃだめ。▼
人差し指、中指、薬指の間で
箸を軽く挟むようにするの。▼
[リンカ]
うぐぐっ…!▼
[オボロ]
大事なのは中指の力の入れ具合よ。
そんな風に力まないで。▼
[リンカ]
し、しかし…
そんな器用なこと、できな…▼
…あ、折れた。▼
[オボロ]
ああ…
これで五本目よ…お箸を折るの。▼
[リンカ]
だからあたしには無理だと、
何度も言っているだろう!▼
[オボロ]
諦めちゃ駄目よ。
お箸を使えると、いいことがいっぱいあるわ。▼
リンカの大好きな魚だって、
すごく綺麗に食べられるんだから。▼
[リンカ]
魚など箸を使わずに丸ごとむしゃぶりついて、
後から骨を口の中から取り出せばいいだろ。▼
何なら骨ごと噛み砕いて食べて
しまえばいい!▼
[オボロ]
うん…
それは食い散らかすこと必至よね…▼
リンカ、いい?
魚を綺麗に食べるということは、▼
身を残さず食べるということなのよ?▼
[リンカ]
ん…?▼
[オボロ]
あなたはこれまで、
身を全部食べ切れていないの。▼
豪快な食べ方をしているせいで、
まだ食べられるところを残してしまっているの。▼
それは食べ残しをしているということよ。
リンカにとっても嫌じゃない?▼
[リンカ]
あ…あたしが食べ残しをしているだと!?▼
ぐぬぬっ…確かに…▼
あたしが食事を残すという事実は…
認めがたい…!▼
[オボロ]
ちょうど今夜の夕食は焼き魚だったわね。
私の食べる様子を見ていて。▼
[リンカ]
あ、ああ…▼
おおお…!▼
こ、これは…何ということだ。
魚が骨と皮だけの状態に…!▼
オボロが食べ尽くした魚の姿は、
まるで芸術作品のようだぞ…!▼
[オボロ]
お箸を使えるようになると、
こんな風に綺麗に食べられるの。▼
しかも身を残さず、骨も飛ばず、
お皿や食卓布も綺麗なまま。▼
[リンカ]
なるほど…
箸を使う良さがわかった気がするぞ。▼
よし、オボロ。
もう一度教えてくれ!▼
[オボロ]
ええ、喜んで。▼

支援A

[リンカ]
どうだ、オボロ!
この骨と皮だけになった魚の姿を見ろ!▼
そしてこの食卓布も!
シミの一つもついていないぞ!▼
[オボロ]
やったじゃない、リンカ!▼
周りを汚していないのは、
箸をちゃんと扱えている証拠よ。▼
これであなたも、
綺麗に食べられるようになったわね。▼
[リンカ]
ああ、全てオボロのおかげだ。▼
[オボロ]
そんなことはないわ。
リンカがちゃんと努力したからよ。▼
[リンカ]
しかしこうして残さず
食べられるというのは、▼
満腹になることとはまた別の、
良い充足感を得られるものなのだな。▼
[オボロ]
ええ、そうよ。
残さずに食べることは…▼
料理を作ってくれた人への感謝、
引いては大地の恵みへの感謝にも繋がる。▼
私はそう思っているわ。▼
[リンカ]
なるほどな…
それが白夜王国の作法なのか。▼
とても勉強になった。▼
オボロ、これからあたしは壁を作らずに、
相手の作法を理解していこうと思う。▼
[オボロ]
ええ、その意気よ。▼
これからはもっとお互いの距離を
縮められるようにしましょうね。▼
[リンカ]
ああ!▼
ではお返しに、今度は炎の部族流の
食事の仕方も教えてやろう。▼
ここでやると散らかってしまうから…
山奥で狩りが成功した時にでもな。▼
[オボロ]
そうね。ありがとう。▼
[リンカ]
我々の伝統の食べ方はすごいぞ?
獲物の肉に豪快にかじりつき、▼
新鮮な血肉を飛び散らせながら
命に感謝していただくんだ。▼
[オボロ]
うん…その時は、
汚れてもいい服を着ていくことにするわね。▼
[リンカ]
ああ、楽しみにしていろ!▼

ヒナタ

支援C

[ヒナタ]
やああああ!
はああーーっ!!▼
[リンカ]
…………▼
[ヒナタ]
……ん?▼
[リンカ]
…………▼
[ヒナタ]
おう、リンカ。何か用か?▼
[リンカ]
別に用などない。▼
[ヒナタ]
でも俺のこと見てただろ。▼
[リンカ]
お前を見ていたんじゃない。
お前の刀の動きを見ていたんだ。▼
[ヒナタ]
おお?
つまり俺の刀術がすげえってことか!▼
[リンカ]
いや、変わった刀さばきのくせに、これまで
よく生き残ってきたなと感心してただけだ。▼
[ヒナタ]
なんだよ、その言い方…
それって褒めてくれてるのか?▼
[リンカ]
好きに解釈しておけ。▼
[ヒナタ]
あーそうかよ。
褒められて嬉しいな!▼
[リンカ]
おめでたい奴め…▼
[ヒナタ]
なあリンカ、俺と一緒に稽古しないか?▼
[リンカ]
なに?▼
[ヒナタ]
俺の刀が気になるんだろ?▼
それなら見てるだけじゃなくて、
実際に斬り合ってみようぜ。▼
[リンカ]
…あたしはお前たちと
必要以上に慣れ合うつもりはない。▼
[ヒナタ]
ちぇっ…せっかくいい稽古相手が
見つかったと思ったのによ…▼
[リンカ]
だからこそ…
その勝負、受けて立つ!▼
[ヒナタ]
えええええ!?▼
わけわかんねー!
炎の部族、わけわかんねーよ!▼
でも、やる気になったんなら望むところだ!▼
[リンカ]
まあ、すぐにボコボコにしてやるさ。▼
[ヒナタ]
へえ、言ってくれるな。
それじゃあ…行くぜ!▼
[リンカ]
ああ、来い!!▼

支援B

[ヒナタ]
はぁ…はぁ…▼
リンカの刀は…速いな。
防ぐだけで腕がしびれる。▼
さすが毎日鍛錬をしているだけあるぜ。▼
[リンカ]
お前の斬撃も意外に重いぞ。▼
あの攻撃ならば
硬い鎧も難なく壊せそうだ。▼
[ヒナタ]
けど俺の攻撃、
全然リンカに当たんねーんだよな。▼
俺の刀さばきを見てたのって、
動きを盗み見てたってことだったのか?▼
[リンカ]
人聞きの悪い言い方をするな。
あれは単に珍しかったからだ。▼
[ヒナタ]
俺の流派は別に珍しくないんだけどな…▼
[リンカ]
それは白夜王国内での話だろう。▼
あたしたち炎の部族には
馴染みがないということだ。▼
[ヒナタ]
ああ、なるほどな。▼
[リンカ]
今までに見た刀さばきの中でも、
追撃方法が合理的だったように感じた。▼
あれを会得すれば、
あたしももっと強くなれる気がする…▼
[ヒナタ]
それは今度こそ褒め言葉だよな?▼
[リンカ]
好きに解釈しろと言ったはずだ。▼
[ヒナタ]
よーし、リンカ。こうなったら
俺がとことん付き合ってやるぜ!▼
[リンカ]
付き合ってやっているのはあたしだ!
続けて二戦目、行くぞ!▼

支援A

[ヒナタ]
くっそー、今日の俺の攻撃、
リンカに防がれてばっかりだったな。▼
[リンカ]
何度も闘えば、
慣れてくるのは当たり前だ。▼
[ヒナタ]
ちぇっ…でもそこからの反撃に関しては、
まだ許してないだろ?▼
つまり…勝負はまだついてないってことだ!▼
[リンカ]
そうだな。ヒナタの刀さばきには
まだ学べるところがあった。▼
あたしの攻撃がなかなか届かないのは、
守りが硬いということに他ならないからな。▼
[ヒナタ]
そうか。でもまぁ…そろそろ刀同士って
いうのも、進歩が無くなってきたかもな。▼
今度はリンカが得意な武器で
勝負しようぜ!▼
[リンカ]
なに?▼
[ヒナタ]
リンカは金棒が得意なんだろ?
じゃあそれを使ってみろよ。▼
俺も同じやつにするからさ。▼
[リンカ]
ふっ、別に構わないが…
武器のせいで負けたなどと言うなよ?▼
[ヒナタ]
言わねーよ!▼
[リンカ]
怪我しても知らんぞ?▼
[ヒナタ]
ははは、むしろ望むところさ!
俺は今、すっごく楽しいんだからな!▼
[リンカ]
楽しい?▼
[ヒナタ]
ああ。やっぱり一人で稽古するには
強くなるのも限界があると思うんだよ。▼
でも、リンカと打ち合えば、
刀術の力がどんどん高まるのを感じる…!▼
お前みたいな強いヤツがいれば
俺はもっともっと強くなれるんだ!▼
[リンカ]
なるほど…それはあたしも同感だ。▼
こうやってお互いに強くなれる関係というのも、
悪くない。▼
[ヒナタ]
そうだな!▼
余裕かまして負けるなんてことは
止めてくれよ?▼
[リンカ]
その台詞、そのままお前に反してやろう!▼

支援S

[ヒナタ]
なあ、リンカ。
ちょっと頼みごとがあるんだけど…▼
[リンカ]
ヒナタか…急に改まって何の話だ?
また実践稽古か?▼
[ヒナタ]
い、いや違う。▼
俺を…リンカのいた炎の部族の村…
そこに連れて行って欲しいんだ。▼
[リンカ]
どういうことだ?▼
もしや、刀術馬鹿のお前は
村中の者たちと試合がしたいと!?▼
[ヒナタ]
ちげーよ!
今日は稽古の話じゃないんだって。▼
その…挨拶に行きたくてな。▼
[リンカ]
何の挨拶だ?▼
[ヒナタ]
俺が行きたいのは、
リンカを俺の嫁に貰いたいからなんだ…▼
それなら村へ挨拶に行かないとダメだろ?▼
[リンカ]
…はぁ!?
な、何を急に言い出すんだ!▼
[ヒナタ]
急にじゃねえよ。俺はリンカのこと、
少し前から…好きになってたんだ。▼
強くてかっこ良くて…
それから、すげぇ可愛いお前が好きだ。▼
リンカ…俺と一緒になってくれないか?▼
[リンカ]
…………▼
[ヒナタ]
お願いだ。本気なんだよ。
俺…お前とずっと一緒にいたい。▼
[リンカ]
はぁ…▼
お前はあたしの答えを聞く前から、
村に行こうとしていたのか?▼
[ヒナタ]
い、いやぁ…
話の順番を間違えただけだって。▼
それに、リンカなら俺の気持ちに
応えてくれるって思ってた…▼
そうだろ、リンカ?▼
[リンカ]
…ああ、あたしもヒナタが好きだ。
闘志に燃える熱い瞳をいつまでも見ていたい。▼
[ヒナタ]
はははっ、やっぱり!
そうこなくちゃな!▼
リンカの熱い視線を感じたと思ったのは
間違いじゃなかったわけだ。▼
[リンカ]
なっ!
そんな視線は送っていないぞ!▼
[ヒナタ]
いーや、確かに感じたぜ。▼
だからさ。これからもずっと
その目で俺を見守っててくれよ。▼
[リンカ]
…ふん、そこまで言うならそうしてやる。
惚れた相手の頼みだしな。▼
[ヒナタ]
ああ、ありがとな!▼
ぜってー幸せにするぜ、リンカ!▼

タクミ

支援C

[タクミ]
おい、リンカ。▼
[リンカ]
…なんだ。▼
[タクミ]
…機嫌が悪そうな顔をしてるな。▼
[リンカ]
喧嘩でも売っているのか?
白夜の王子だからって、かしずく気はないぞ。▼
[タクミ]
ふん、僕にはあんたの態度の方が
喧嘩を売っているように見えたんだけどな。▼
[リンカ]
…いいから用件を言え。▼
[タクミ]
念のため聞いておきたかったんだ。
炎の部族は白夜に味方してくれているが、▼
両者の同盟は生きているという事で
いいんだな?▼
[リンカ]
…いいんじゃないか。▼
[タクミ]
なんだ、その投げやりな言い方は?▼
[リンカ]
一族の方針を決めるのはあたしじゃない。▼
あたしはただ、
族長である親父が決めたことに従っただけだ。▼
[タクミ]
あんた自身はどう思ってるんだ。▼
[リンカ]
…………▼
今は白夜に協力してるんだから、
文句を言われる筋合いはない…だが…▼
[タクミ]
だが?▼
[リンカ]
元来、炎の部族は他の一族との関わりを拒む。
その方針がまったくなくなったわけじゃない。▼
それをゆめゆめ忘れないでおくことだ。▼
[タクミ]
…今の話は捉え方によっては、いつ同盟が
破棄されてもおかしくないように聞こえるぞ。▼
[リンカ]
…好きに考えろ。▼
[タクミ]
あ、おい!
リンカ、待て!!▼
…行ってしまった。▼

支援B

[タクミ]
今日の会議は長引いてしまったな…▼
小腹が空いたけど…
もう疲れたし寝るか。▼
…!?▼
なんだ、あれは…?
外の木々の奥でユラユラ動く炎?▼
もしや敵の斥候か…!?▼
そこにいるのは誰だ!?▼
[リンカ]
!!!▼
[タクミ]
…な、なな…リンカ?
リンカなのか!?▼
[リンカ]
タ、タクミ…!?
なんだ…何か用か?▼
[タクミ]
「何か用か」じゃないだろ。
こんな夜中に森の中で何をやってるんだ?▼
その火の中にくべてるのは?▼
[リンカ]
わっ…▼
み、みみ…見るなーーーっ!!▼
[タクミ]
見るなと言われても…▼
ええと、山菜にキノコに…焼き魚!?
これは一体…▼
[リンカ]
その…日中かなり疲れてしまったんだ…
長い行軍や難しい軍議があったからな。▼
この時間になって腹が減ってきてしまって…
その…採集と狩りを少々…▼
[タクミ]
腹が減ったのなら食糧庫に行けばいいだろ?▼
担当班に依頼して正規の手順を踏めば、
夜食くらい作ってくれるはずだぞ。▼
[リンカ]
いや…それはその…
毎日そんな要望を言うのも悪いだろうし…▼
[タクミ]
腹が減るのは今日だけじゃないのか?▼
[リンカ]
ええい、言うな!
あたしは必要以上に軍の世話にはならん!▼
[タクミ]
…なんだ、あんた。▼
もしかして腹が減ったというのが、
恥ずかしいのか?▼
[リンカ]
そ、それを言うなっ!!▼
[タクミ]
別にいいじゃないか。
お前が少し大食らいでも誰も文句は言わないぞ。▼
[リンカ]
うるさいうるさい!
あたしにもプライドというものがあるんだ!▼
[タクミ]
まぁ、周りに迷惑をかけたくないという
気持ちはわかるけど…▼
あんたがそんなにムキになるなんて意外だな。▼
[リンカ]
もう…知らん!
あたしは行くぞ!▼
[タクミ]
あっ、ちゃんと火の始末は付けておけよな。▼
[リンカ]
そんなことわかってる!!▼

支援A

[リンカ]
また腹が減って深夜の狩りに来てしまった。
軍の仲間たちはよくあの量で足りるものだ…▼
むっ…!!▼
…あそこにシカがいるな。▼
よし、ギリギリまで気づかれないように
近づいて…▼
…うりゃあっ!!▼
あっ!!に、逃げられた…▼
くそっ…あと一息だったのに…▼
えっ…!?▼
[タクミ]
あんたさ、この獲物を狙ってたんだろ?▼
[リンカ]
それは…さっき逃げられてしまったシカ…?
お前が仕留めたのか?▼
[タクミ]
ああ、弓は得意だからな。▼
ほら、やるよ。
夜食にでもするつもりだったんだろ?▼
[リンカ]
あ、ああ。でも…どうして?▼
[タクミ]
軍に迷惑かけられないという理由で
夜食を食べたいって言えない奴が…▼
僕たちとの同盟を
簡単に解除するとは思えないからな。▼
その礼みたいなものかな。▼
[リンカ]
くっ…▼
[タクミ]
別に恥ずかしがらなくてもいいさ。もちろん
誰かに言うつもりもないから、安心してくれ。▼
それよりもこの間はあんたを疑うような
ことを言って済まなかったな。▼
これからも腹が減ったら…
狩りを手伝ってやらないこともないぞ。▼
[リンカ]
そ、そんな手助けは不要だ…!▼
だが…まぁあたしも気が向いたら、
お前を狩りに誘わないこともない。▼
[タクミ]
はいはい、期待しないで待ってるよ。▼

支援S

[タクミ]
リンカ!!
そっちにイノシシを二頭追いつめたぞ!!▼
[リンカ]
ああ!!わかってる!!
狙いどおりだ!!▼
うおおおーーーっ!!!▼
そりゃあっ!!!▼
ふぅ…片付いた。▼
夜食にするつもりの狩猟だったのに…
意外に大量の獲物になってしまったな。▼
[タクミ]
後で保存が利くようにして、
干し肉にでもしよう。皆も喜ぶしな。▼
[リンカ]
タクミ…ありがとう。▼
お前のおかげであたしは軍の皆に
迷惑をかけずにいられている。▼
[タクミ]
だから別に夜食をねだっても
迷惑をかけることにはならないって。▼
何度も言ってるだろ?▼
それに、僕は嬉しいんだ。
リンカが僕を頼ってくれて…▼
[リンカ]
ん?
何か言ったか?▼
[タクミ]
あ、いや…▼
…………▼
リンカ、話があるんだ。▼
[リンカ]
…?▼
[タクミ]
この赤い宝石は、知っているだろう?▼
[リンカ]
これは…▼
炎の部族に伝わる宝石の一つじゃないか!
どうしてお前がこれを!?▼
[タクミ]
これは僕が母上から譲り受けた物だ。▼
元々は大昔に炎の部族が白夜王家に
親交の証として献上した物らしいんだけど…▼
[リンカ]
そんなものがあったのか。
だが…これがどうした?▼
[タクミ]
これをあんたにやる。▼
[リンカ]
えっ?▼
[タクミ]
この石は僕に大事な女性ができたら
渡すように…と言われていた。▼
僕はリンカが好きだ…
だからこうして渡そうと心に決めたんだ。▼
[リンカ]
な、な、なにっ…!?
いや、しかし…気持ちはありがたいが…▼
ど、どうして…?▼
[タクミ]
これが炎の部族にとって大事なら、▼
告白の証として
この上ないだろうって思ったんだ。▼
[リンカ]
…い、いいのか。
あたしなんかで。▼
[タクミ]
当たり前だ。▼
[リンカ]
そうか…ありがとう。
あたしも嬉しいよ。▼
[タクミ]
じ、じゃあっ…!▼
[リンカ]
ああ。この石は受け取らせてもらう。▼
白夜王家と、炎の部族の親交の証として…
そしてタクミとあたしの親愛の証として…▼
お前と共に生きていくと、この石に誓うよ。▼
[タクミ]
ありがとう…リンカ。
これからはずっと一緒だ。▼
[リンカ]
ああ!▼

カゲロウ

支援C

[カゲロウ]
リンカ。
あの話、お前は聞いていたか?▼
[リンカ]
突然、何だ?▼
[カゲロウ]
今、軍の中で女性兵士で誰が最も強いか、
話題になっているらしい。▼
[リンカ]
ふん…噂話なんて興味がないな。▼
[カゲロウ]
そう言うな。その中でもお前と私が
話題の的になっているらしいのだ。▼
[リンカ]
あたしとお前が…?
どういう風に?▼
[カゲロウ]
女性兵士の中でも炎の部族の女戦士リンカと、
白夜のくノ一カゲロウは、▼
特筆すべき強さを備えている…▼
リンカの力、カゲロウの技、
共に目を見張るものがある。▼
二人はどちらかが強いのか…
そのように皆が噂しているらしい。▼
[リンカ]
…なるほどな。▼
自分のいない所で色々と言われるのは、
正直あまり良い気分じゃないが、▼
鍛錬してきた力のことを評価されていると
考えれば、悪い気はしないな。▼
[カゲロウ]
うむ、私も噂されるというのは
あまり得意ではないのだが…▼
この場合は例外だと言えるだろう。
皆に認められているということなのだからな。▼
[リンカ]
…カゲロウ。どうだ?
せっかくなら腕試しをしてみないか?▼
[カゲロウ]
なに?
決闘でもするつもりか…?▼
[リンカ]
ああ。▼
[カゲロウ]
確かにお前と私、どちらが強いのか
試してみたい気持ちはある…▼
だが私はリョウマ様の臣下。
興味本位の私闘は好ましくない…▼
[リンカ]
ならば相撲で雌雄を決するのならどうだ?▼
[カゲロウ]
相撲?▼
[リンカ]
ああ、武器や防具を装着せずに、
腕っぷしと技のみで闘う。▼
相手と自分の身体を組ませ、
先に相手の身体を地面に付けたら勝ちになる。▼
[カゲロウ]
なるほど…
いいだろう、その決闘受けてたとう。▼
場所と時間は私が指定する。
しばし待たれよ。▼
[リンカ]
ふふふ、腕が鳴るぞ…!
お前こそ、首を洗って待っていろ!▼

支援B

[カゲロウ]
…リンカ。
先日の相撲の勝負だが。▼
[リンカ]
ああ…思い出すだけで腹立たしい!▼
結局決着はつかず、
あの場も収集がつかなくなってしまった!▼
[カゲロウ]
全く…皆は一体どこから
決闘の話を聞きつけてきたのだ。▼
[リンカ]
あいつら…
ただの興味本位で見に来ていたな。▼
全く…祭りか何かと勘違いしたみたいに
ギャアギャア騒ぎやがって…▼
[カゲロウ]
それで私たちは途中から、
相撲に集中できなくなってしまった…▼
だが…それも仕方あるまい。▼
皆が我ら二人のことを評価していたからこそ、
この決闘を見てみたくなったのであろう。▼
[リンカ]
まぁ…確かにな。
途中までは面白かったのも事実だ。▼
あんな楽しい相撲ができたのは久しぶりだ。▼
[カゲロウ]
リンカは故郷でよく
やっていたのではないか?▼
[リンカ]
元々相撲は男同士がするものだ。
あたしも時々は混ぜてもらっていたが…▼
[カゲロウ]
そうか、時々しか
楽しめなかったということか。▼
[リンカ]
いや…あたしが男どもを
簡単に蹴散らしてしまったんだ。▼
男たちはだんだん萎縮してしまい、
しまいに相手がいなくなってしまった。▼
[カゲロウ]
ふっ…なるほど。お前の相手が務まる者が
いなかったということか。▼
[リンカ]
ああ、だからこそお前のような強者と
出会えて良かったと思っているぞ。▼
[カゲロウ]
それは光栄だ。
これからもお互い高め合っていくとしよう。▼
[リンカ]
そうだな、よろしく頼むぞ!
カゲロウ!▼

支援A

[リンカ]
ふぅ…一息つくぞ。▼
[カゲロウ]
はぁ…はぁ…ああ。
相変わらずお前の力は凄まじいな。見事だ。▼
[リンカ]
お前の技量こそ精度を増すばかりだ。▼
[カゲロウ]
しかし…気づけばこの相撲の特訓も、
随分と数をこなしてきたものだ。▼
[リンカ]
そうだな。▼
[カゲロウ]
私は技に磨きがかかるだけでなく、
以前よりも筋力がましてきたように思う。▼
[リンカ]
あたしも前に比べて技能が向上してきたと、
皆に言われたぞ。▼
[カゲロウ]
そうなのか…?▼
相撲をすることで、
お互い強くなってきているということか。▼
私はリンカの筋力に負けぬ力を、
リンカは私の体術に負けぬ技を…▼
それぞれ会得した結果かもしれんな。▼
[リンカ]
はははっ!なるほどな…
最初は相手に勝ために始めた勝負だったが、▼
結果として相手の強さの秘訣を
盗みながらより強くなっていたということか!▼
[カゲロウ]
ふっ…なかなか妙な話だが、
結果として強くなれているのなら、▼
もはや何も言うことはあるまい。
観客が時々押し寄せてくるのが玉にキズだが…▼
[リンカ]
ははは、そうだな。▼
…カゲロウ。強くなるため、
これからもこの訓練を続けるぞ!▼
[カゲロウ]
そうだな、相手の強みを
我がものとできるよう、続けていこう。▼

ニシキ

支援C

[ニシキ]
あ、リンカ!▼
[リンカ]
ん? ニシキか…▼
[ニシキ]
ねえ、何か困ったことはないかい?
ボクが相談に乗ってあげよう。▼
[リンカ]
は? いきなり来て何を言い出す?
あたしは別に困ってなどいない。▼
馴れ馴れしく話しかけるな!▼
[ニシキ]
ええー、
そんなこと言わずに!▼
ボクってさ、炎の部族にはあまり
会ったことがなかったから興味があるんだ。▼
白夜とも暗夜とも違うヒトだなんて、
色んな話が聞けそうだと思ってね。▼
[リンカ]
…だからと言って、あたしが
お前に付き合う理由にはならないだろう。▼
あたしは馴れ合うつもりはない。
今すぐに立ち去れ。▼
[ニシキ]
うーん、手強いヒトだ。
こんなことは初めてだよ。▼
[リンカ]
ふん…▼
[ニシキ]
あ、それならさ!
これだけでも受け取ってくれないかい?▼
[リンカ]
これは…菓子か?▼
[ニシキ]
そうだよ!
これはお近づきの印だ。▼
リンカともいつか仲良くしたいから、
せめてそれくらいは食べてくれると嬉しいよ。▼
[リンカ]
…………▼
[ニシキ]
それじゃあリンカ、またね。
次はもう少し話させておくれ!▼
[リンカ]
だから、あたしは嫌だと…▼
くっ! 行ってしまったか…
この菓子は…どうしたらいいんだ。▼

支援B

[リンカ]
おい、ニシキ!▼
[ニシキ]
あ、リンカ。
どうして仁王立ちしているんだい?▼
[リンカ]
お前に聞きたいことがある。▼
何故、この前あたしに菓子を渡した?
あたしはお前と仲良くする気はないと言ったぞ。▼
[ニシキ]
あのお菓子どうだった?
おいしかっただろう?▼
[リンカ]
…まあ、確かに美味かったが。▼
[ニシキ]
良かった、食べてくれたんだね!▼
[リンカ]
くっ…乗せられてしまった!▼
菓子は悪くなかった…が、
そういうことを言ってるんじゃない!▼
[ニシキ]
ボクがリンカに話しかけたのは、
リンカが寂しくないのか心配だったからなんだ。▼
[リンカ]
な、何?▼
[ニシキ]
キミは炎の部族の人なんだろう?
だから…仲間と離れているリンカは、▼
人知れず寂しく泣いているんじゃないのかな…
と思ったんだよ。▼
[リンカ]
ば、バカな!そんなことであたしが
寂しさを感じることなどあるものか!!▼
…遠く離れた地にいても、
部族の皆とは心で繋がっているのだ。▼
[ニシキ]
あれ、そうなのかい?▼
[リンカ]
と、当然だ。あたしを馬鹿にするな。▼
それに…今共にいる奴らも…
一応仲間だと思っているしな。▼
今回のお前の気遣いも理由がわかったことだし、
一応礼は言っておくとす…▼
[ニシキ]
なーんだ、そうだったのか!▼
良かった。
リンカにも仲間意識はあったんだね?▼
本当はもっと皆と
仲良くしたいんだろう?▼
わかる、わかるよその気持ち。▼
ボクも妖狐で仲間がいないからね!
だから他人事とは思えなくて…▼
[リンカ]
いや、その…
それはお前の勝手な理屈でな…▼
[ニシキ]
そうだ!それなら今度リンカも
一緒にお出かけしてみるかい?▼
皆ともっと仲良くなれることうけあいだ!▼
[リンカ]
いいから人の話を聞け!!▼

支援A

[ニシキ]
あ、リンカ!
また一人でいるのかい?▼
[リンカ]
ニシキか…別にいいだろ。▼
あたしはこのくらいの距離感が
ちょうどいいと思っているんだ。▼
[ニシキ]
ふーん。でもさ…やっぱり、
距離があると寂しくないかい?▼
妖狐と炎の部族…
少数派同士、仲良くしていこうよ!▼
[リンカ]
ふっ…頼んでもいないのに
そんなことを言い出すとは…▼
お前は本当はお人良しなんだな。▼
[ニシキ]
えへへ…ありがとう!▼
[リンカ]
別に褒めてはいない。▼
だが、そうだな。ならば…今度、
あたしの稽古に付き合ってもらおうか?▼
[ニシキ]
お安い御用さ!▼
[リンカ]
ちょうど動く標的がほしかったんだ。▼
[ニシキ]
ちょ、ちょっと!!
ボクを標的にする気なのかい!?▼
[リンカ]
ふふっ、冗談だ。▼
[ニシキ]
うう…目が本気だったような…▼
[リンカ]
どうだかな…▼
[ニシキ]
じゃあ稽古は怖いから止めにして、
町に買い物にでも行かないかい?▼
気分転換もできて楽しいと思うんだ!▼
[リンカ]
はぁ…そんなのんきなことでは、
お前はこの闘いで生き残れないぞ?▼
[ニシキ]
そうかい?
たまには息抜きも必要だよ!▼
それじゃあ今度、
買い物に行きたくなったら声をかけておくれ!▼
[リンカ]
相変わらず自分が言いたいことだけ言って
去っていくなんて…勝手な奴。▼
でもまぁ、悪い気はしないな。▼

支援S

[ニシキ]
それで、その時にカムイは
なんて言ったと思う?▼
[リンカ]
…………▼
[ニシキ]
『この鉱石だったら、ニシキは狐じゃなくて
狼になっちゃうの?』って言うんだ!▼
あははは~!
そんなわけないのにね!▼
[リンカ]
…………▼
[ニシキ]
…あ、こめんよリンカ。
またボクばっかり話してしまったよ。▼
[リンカ]
別にいい。ニシキのおしゃべりにも
もう慣れたからな。▼
[ニシキ]
うーん、何だかトゲがあるような…▼
[リンカ]
怒っているわけじゃないから安心しろ。
じゃなきゃ、お前の話なんて聞かない。▼
ただ…▼
[ニシキ]
ん?どうしたんだい?▼
[リンカ]
あたしの方が不思議に思っているんだ。▼
共通点もあまりないあたしと話していて、
ニシキはなぜそんなに楽しそうなんだ?▼
[ニシキ]
リンカと一緒にいると
楽しいからに決まっているだろう?▼
[リンカ]
な、なに?▼
[ニシキ]
リンカはボクにはない魅力を
たくさん持っている。▼
凛とした佇まいや、落ち着いて
人の話を聞いてくれるところとかね。▼
そんなリンカと仲良くなれて、
ボクはとっても嬉しく思うんだよ。▼
[リンカ]
ニシキ…▼
[ニシキ]
だから…ボクはリンカのことが大好きなんだ。
それこそ、恋人になりたいくらい。▼
[リンカ]
ななっ!?お、お前…!▼
[ニシキ]
リンカはボクのこと好きかい?▼
[リンカ]
…………▼
最初はわずらわしいと思っていたが…
そんな気持ちはいつしか消えていた。▼
ニシキの話をつい聞いてしまうのは…
きっとお前のことが…す、好きだからだと思う。▼
[ニシキ]
ほ、本当かい?
わぁ…!!嬉しいよ、リンカ!!▼
じゃあリンカ、
ボクの恋人になっておくれよ!▼
[リンカ]
あ、ああ…これからは恋人として
あたしがお前を守ってやるぞ。▼
[ニシキ]
やったあ!ボクの恋人は強くてかっこいいね!
頼もしい~!!▼
[リンカ]
た、但しこれからは、
お前もあたしのことを守ってくれよ?▼
[ニシキ]
もちろんだよ!
美しいキミのこと、生涯守ってみせるとも!▼

リョウマ

支援C

[リョウマ]
リンカ、少し話をしたいのだがいいか?▼
[リンカ]
…リョウマか。
あたしに話とは一体何だ?▼
[リョウマ]
炎の部族について聞きたくてな。▼
[リンカ]
部族の話?
…別に話することなど何もない。▼
[リョウマ]
そう言わないでくれ。▼
この闘いで炎の部族が俺たちに協力してくれて
とても助かっているんだ。▼
俺は白夜の王子として、闘いが終わった時に
礼を言いに行きたいと思っている。▼
そして、その時は今まで以上に交流を持って
いきたいとも考えている。▼
だから、リンカから色々と教えてもらいたい。▼
[リンカ]
ふん…なるほど。
白夜王子としての責任という訳か。▼
[リョウマ]
そう堅苦しく考えないでくれなくてもいい。
お互いわかり合えたらいいと思っているだけだ。▼
そうだな…まずはお前に、戦闘における
心構えについて聞いてみたい。▼
[リンカ]
心構えだと?▼
[リョウマ]
ああ。リンカの闘い方は、
激しく燃える炎のようだと感じていた。▼
これは炎の部族に共通することなのか?▼
[リンカ]
…それは一理あるな。▼
我が部族は闘いにおいて、
攻撃に特化した戦法を取ることが多い。▼
『攻撃は最大の防御』と言う者も多いぞ。
この辺りの闘い方がそう感じられたのかもな。▼
[リョウマ]
なるほど。気迫でも敵を圧倒する姿は、
仲間にも頼もしく映っていたように思う。▼
[リンカ]
そうか。▼
[リョウマ]
だが…俺には時々…ひどく危うく映った。▼
[リンカ]
…何?▼
[リョウマ]
リンカは一度闘志がたぎってしまうと、
倒れるまで敵を倒す方を選ぶのではないか?▼
[リンカ]
…冷静に闘うときはそうでもないが、
お前の言いたいことは…わかる。▼
高ぶってしまうと抑えが利かなくなる…
そんな感じだ。▼
[リョウマ]
では今まで、それで危険な目に
遭ったことがあるのではないか?▼
[リンカ]
!▼
[リョウマ]
…やはりあるようだな。▼
[リンカ]
この行軍に参加する前…
あたしは捕虜になったことがある。▼
確かにあの時は冷静さを欠いていたのが
捕虜になってしまった原因だ。▼
[リョウマ]
そうか。
だが既に自覚があるのなら十分だ。▼
己の改めるべき所がわかっていれば、
きっと冷静なお前に戻れる。▼
[リンカ]
ふふ!
言われずともそうするさ!▼
…だがまあ、気にかけてくれた点については
礼を言っておくぞ。▼
[リョウマ]
…ああ。▼

支援B

[リンカ]
おい、リョウマ。▼
先日の話だが、お前は闘志に火がついた後で
冷静に戻るには…どうすればいいと思う?▼
[リョウマ]
…ああ、その話しか。▼
[リンカ]
お前は心がけていれば身につくと言っていたが、
それでは時間がかかる。▼
だからお前に何か
対策を聞いておこうと思ってな。▼
[リョウマ]
頼ってくれたとは嬉しいぞ。▼
[リンカ]
ふ、ふん…▼
[リョウマ]
ならば…ううむ。期待に応えるためにも
何か確実な案を出さねば。▼
…そうだな。
では、瞑想してみるのはどうだ?▼
[リンカ]
瞑想?▼
[リョウマ]
ああ。瞑想には心を落ち着かせ、
集中力を高める効果がある。▼
戦闘中においても
己の心に余裕が生まれるだろう。▼
[リンカ]
わかった。それならやってみよう。▼
[リョウマ]
よし。では、楽な姿勢で座ってみてくれ。▼
[リンカ]
あ、ああ。…こうか?▼
[リョウマ]
そうだ。そのまま頭の中をからっぽにして、
呼吸にだけ集中するんだ。▼
[リンカ]
呼吸に集中…▼
[リョウマ]
心を落ち着けるんだ。▼
もし何か別の考えが浮かんでも…
深く考えるな。▼
[リンカ]
…………▼
…………くっ。▼
[リョウマ]
大丈夫か?▼
[リンカ]
な、何だこれは!?
思った以上に難しいぞっ!▼
[リョウマ]
そうか…確かにコツを掴むには
時間がかかるかもしれないな。▼
[リンカ]
なんだか…リョウマが
百年以上生きている仙人に見えてきたぞ。▼
[リョウマ]
ははは…それはあんまりだな。▼
まぁ、慣れてくれば
一瞬で瞑想状態に入れるようになる。▼
[リンカ]
この仙人め…▼
[リョウマ]
だから違うと言っているだろう。▼
いずれ慣れるさ。
それまで俺が付き合おう。▼
[リンカ]
むぅ…道は険しそうだが、
これも闘いに勝利していくためだな。▼
お前には悪いができるようになるまで、
付き合ってもらうぞ。▼
[リョウマ]
ああ。俺が薦めたことだ、構わない。
また声をかけてくれ。▼

支援A

[リョウマ]
よし。随分長い間、
瞑想できるようになったな。▼
[リンカ]
ま、コツが掴めれば大したことないな!▼
[リョウマ]
ははは、そうだな。これで戦闘中も
冷静さが持続するようになるはずさ。▼
[リンカ]
ああ、少しずつだが…あたし自身、
何か掴めそうな気がしている。▼
[リョウマ]
そうか。▼
[リンカ]
これもリョウマのおかげだな。▼
最初は白夜の王子などと話すことはないと
思っていたが…あたしの勘違いだった。▼
今は話ができて良かったと思っている。
…あ、ありがとう。▼
[リョウマ]
ははっ、リンカから礼を言われるとはな。▼
[リンカ]
な、何だ!あたしが礼を言っては
おかしいと言いたいのか?▼
[リョウマ]
そうじゃない。▼
ここまで心を開いてくれたことが
純粋に嬉しかったんだ。▼
[リンカ]
ふん…素直じゃなくて悪かったな。▼
[リョウマ]
いや、リンカの場合は…気高いが故に
なかなか距離が縮まらない、と言うべきだろう。▼
[リンカ]
気高い?▼
[リョウマ]
炎の部族は孤高を重んじるという話は
聞いていたが、リンカを見ていると▼
本当にその通りだと感じたからな。▼
[リンカ]
面と向かって言われると…て、照れるな。▼
[リョウマ]
ははっ、そうか。▼
だが今後はリンカだけではなく、
部族全体と交流を深めていきたいと思う。▼
それは構わないだろうか?▼
[リンカ]
ふん…そんなもの、共闘している時点で
問題があるわけないだろう。▼
互いのために闘い、
共に平和を願う気持ちに嘘はない。▼
[リョウマ]
ではこれからも共に闘っていこう。▼
[リンカ]
ああ、望むところだ。▼

支援S

[リョウマ]
リンカ、今日も瞑想中か?▼
[リンカ]
…リョウマか。
ああ、先ほどまで瞑想していた。▼
全く…お前のおかげで
瞑想が癖になってしまったじゃないか。▼
[リョウマ]
ははは、それは済まないな。▼
[リンカ]
悪びれていないように見えるのは、
あたしだけか?▼
[リョウマ]
仲間が増えて嬉しいんだ。▼
とは言っても、それ以上にリンカが俺と
たくさん話してくれるようになったことの方が、▼
よっぽど嬉しくあるんだが。▼
[リンカ]
な、何?▼
[リョウマ]
最初の頃に比べて、
態度も随分柔らかくなった。▼
笑顔も見せてくれるようになったしな。▼
[リンカ]
な、ななななにを…っ!!!▼
[リョウマ]
そこまで驚かれることを言っただろうか?▼
だがそれなら…
もっとお前を驚かせたい。▼
[リンカ]
どういうことだ?▼
[リョウマ]
俺はリンカの笑顔を見て思ったんだ。
お前の隣で闘い、そして守っていきたいと…▼
[リンカ]
リョウマ…?
そ、それは…▼
[リョウマ]
共闘関係にあるとはいえ…
炎の部族ではない男から告白されるのは、▼
お前にとっては不本意だろう。▼
だが俺は、己の気持ちに嘘はつけない。
リンカ…お前のことが好きだ。▼
[リンカ]
!▼
そうか…リョウマ、お前もか…▼
[リョウマ]
お前も、とは一体…?▼
[リンカ]
あたしは、偏見をなくしてくれた
リョウマに感謝している。▼
そして闘いにおいても助言をしてくれた
リョウマを…あたしが嫌うはずないだろう。▼
[リョウマ]
リンカ…!▼
[リンカ]
リョウマの想い…伝わった。
あたしはそれに応えたい。▼
あたしの方こそ、リョウマの隣にいたいんだ。▼
[リョウマ]
そうか…互いの想いが通じたということか。▼
ならば俺は…一生お前の隣で生きよう。
愛しているぞ、リンカ。▼
[リンカ]
ありがとう…リョウマ。
これからも、よろしく頼む。▼
[リョウマ]
ああ、もちろんだ。▼

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Last-modified: 2020-08-08 (土) 01:45:00
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