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ツバキの支援会話

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フェリシア

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アクア

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リンカ

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サクラ

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カザハナ

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サイゾウ

支援C

[ツバキ]
やあ、サイゾウ。
こんにちはー、元気かい?▼
[サイゾウ]
相変わらず力の抜けるような
話し方をしているな、ツバキ。▼
[ツバキ]
えー? そうかなー?
これは普通だと思うけどー?▼
[サイゾウ]
お前はその態度と裏腹に、
掴み処の無い奴だと思っている。▼
[ツバキ]
えー? いきなり何―?
完璧な俺に対して、それは酷い話だなぁ…▼
[サイゾウ]
だが…実力は認めている。▼
白夜王家の部下の連中の中でも、
その力は随一だろう。▼
[ツバキ]
いったい、なんなんだいー…?
人をけなしたり持ち上げたり…▼
[サイゾウ]
俺は真実を言っているだけだ…▼
[ツバキ]
まぁでも、俺も君を認めているよー。
君は少し怒りっぽいところが玉にキズだけど、▼
実力だけで言うなら、
家臣たちの中で一番だろうねー?▼
[サイゾウ]
それはお前を除いた
家臣の中で…という意味か?▼
[ツバキ]
そ、そんなこと言ってないじゃないー。▼
[サイゾウ]
だが、思ってはいるのだろう?▼
[ツバキ]
そ、それは…▼
[サイゾウ]
お前の考えそうなことなど、お見通しだ。
まったく、腹の中では何を考えているかわからん。▼
お前とは一度…
実力を競い合わんと気が済まん。▼
[ツバキ]
え…どういう意味…?▼
[サイゾウ]
一戦交えてみえるかと言っているのだ。
もちろん、真剣でな。▼
[ツバキ]
ええっ…真剣でー!?▼
う、うーん…
分かった。受けて立つよー。▼
[サイゾウ]
ふっ…見ていろ。
その軽はずみな言動を後悔させてやる。▼
[ツバキ]
うーん、どうだろうー?
君が後悔するんじゃないかなぁ?▼
[サイゾウ]
いずれにせよ結果だけが
真実を教えてくれるだろう…▼
決闘は数日後に行うぞ。いいな!▼
[ツバキ]
うん、わかったよー。▼

支援B

[サイゾウ]
ついに勝負の時が来たな…
俺は忍の装備、手裏剣で勝負する。▼
[ツバキ]
そんな小さな武器で大丈夫ー?
俺はせっかくだから槍で闘わせてもらうよー。▼
[サイゾウ]
好きにしろ。真剣なのだから
お互いに得意な武器で闘えばいい。▼
[ツバキ]
よし…じゃあ始めようかー?▼
[サイゾウ]
ああ。では…▼
…行くぞっ!!▼
[ツバキ]
ふふっ…
やっぱり開始と同時に急襲してきたね。▼
君の連撃には
攻撃できる隙が見当たらないけど…▼
…こっちだって負けないよー!▼
[サイゾウ]
ぐっ…! 間一髪逃れたが…
なんと素早い…!!▼
やはりお前は実力だけは凄まじい!▼
[ツバキ]
実力「だけ」って傷つくなあ…▼
でもそんな軽口叩けるのも今のうちだよ!
せいっ!▼
[サイゾウ]
ぐっ…!!▼
はあああっ!!!▼
[ツバキ]
ううっ!!!▼
な、なかなかやるねー…▼
[サイゾウ]
…お前こそ。▼
……む!?
なんだ、この周囲の聴衆たちは…?▼
[ツバキ]
あ、本当だ…
みんな、いつの間に来たんだろねー?▼
ま、俺たちの闘いが
それだけ見応えがあるってことかなー。▼
[サイゾウ]
そんなことを言っている場合か!▼
このままでは下手をすると…
勝敗がつく前に止められてしまうぞ!?▼
[ツバキ]
あーそうか。俺たち真剣でやり合ってるから、
気づかれるとマズイねー。▼
[サイゾウ]
どちらにしろ早めに決着はつける必要がある…
次でケリをつけるか、ツバキ…!▼
[ツバキ]
うん。そろそろ疲れてきたし、
お互い最後の一撃といこうか!▼
[サイゾウ]
それでは…ゆくぞ、ツバキ!!▼
[ツバキ]
うん、こっちも行くよ!▼
[サイゾウ]
うおおおおおーーーっ!!!▼
[ツバキ]
はああああーーーー!!!▼

支援A

[ツバキ]
やあーサイゾウ、元気かいー?▼
この間の決闘の傷は、
もう癒えたー?▼
[サイゾウ]
…まあな。▼
結局この間は、
カムイに止められてしまったな。▼
[ツバキ]
すごいよねー。
すぐに真剣だって見破っちゃうんだからさー。▼
[サイゾウ]
ああ。決着が付けられず、
お互い消化不良になったな…▼
[ツバキ]
まぁ結局最後は意地の張り合いみたいな
感じになってたしー。▼
実力は拮抗しているということで
いいんじゃないかなー?▼
[サイゾウ]
そうだな…どちらにしろお前が
強者だということは理解できた。▼
[ツバキ]
うん、そうだねー。
俺もサイゾウが強いってわかって安心したよー。▼
[サイゾウ]
お前はこれからもその強さで
サクラ様を守ってくれ。▼
俺もこの力でリョウマ様を守り続けよう。▼
[ツバキ]
うん、そうだねー。
これからもよろしくねー、サイゾウ。▼
[サイゾウ]
ああ、よろしくな。ツバキ。▼

オロチ

支援C

[オロチ]
ツバキ…!
こんなところにおったのか!▼
[ツバキ]
オロチ、どうしたのー?▼
[オロチ]
そんな呑気な顔をしとる場合ではない!
恐ろしいまじないの結果が出たのじゃ!▼
[ツバキ]
まじないー?
えっ…まさか俺に対して?▼
[オロチ]
ああ、そうじゃ!
こんな凶兆は…わらわも生まれて初めてじゃ…▼
そなたにはこれからちょっとした不幸が
連続して起こるであろう…!▼
[ツバキ]
…へ?
ちょっとした不幸ー…?▼
[オロチ]
ああ…箪笥の角に小指をぶつけるとか、
木陰にいたら毛虫が落ちてくるとか…▼
白めの着物を着ておる時に限って
料理のタレが飛び散るとか…▼
そいった「まぁそんな事もあるよね」程度の
不幸が、止めどなくそなたを襲うのじゃ!▼
[ツバキ]
そ、それは大変だー!!
俺にとって大問題だよー!!▼
ど、どどどうしよう…!!▼
[オロチ]
そなたは完璧主義じゃからのう…
こうして急いで教えに来たのじゃ。▼
少し嫌かもしれんが、まぁ諦めて、
苦笑しながら過ごすしかないと思うぞ。▼
[ツバキ]
い、嫌だよー!
俺、何が何でもその不幸を未然に防ぐー!▼
[オロチ]
どうする気じゃ?▼
[ツバキ]
いつも以上に周囲に注意するんだよ!
常に油断せずにいるんだー!▼
そうすればそれくらいの些細な出来事くらい、
回避できるはずでしょー?▼
俺の完璧っぷりを、
今こそ最大限に発揮するときだよ…!▼
[オロチ]
ふむ。意気込みは素晴らしいが…
そう簡単にいくかのう?▼

支援B

[ツバキ]
あっ、オロチ!▼
[オロチ]
おお、ツバキよ。▼
その満面の笑顔を見るかぎり、
ちょっとした不幸は起きておらんようじゃのう…▼
[ツバキ]
何とか未然に回避できてるよー。▼
さっきも街中で泥だらけの子供が
俺の前で転びそうになったから、▼
汚れてもいい手ぬぐいを取り出して、
自分を防御しながら助けてあげたんだー。▼
[オロチ]
な、なるほど…
やはり発生はしておるようじゃのう…▼
[ツバキ]
うん。
でも今のところは実害は皆無だよー。▼
[オロチ]
そうか…じゃが、
それはそれで少々残念じゃ。▼
[ツバキ]
えー、なんで?▼
[オロチ]
完璧主義のそなたが不幸な目に遭って、
情けない顔をする姿を見られんからのう。▼
[ツバキ]
あははーひどいなー。
でもこんなの俺にかかれば、朝飯前さー。▼
ん…ところでオロチ、腕に抱えてる
毒々しい液体は一体なんだいー?▼
[オロチ]
これか? わらわが新しく生成した、
まじない用の薬液じゃ。▼
色々な薬草などを煎じておってな…▼
…わっ?
いきなり身体がぐらついて…!!▼
[ツバキ]
オロチー あ、危ないー!!▼
わわっ…!!▼
[オロチ]
…あ。▼
[ツバキ]
…………▼
[オロチ]
…………▼
ツバキよ…大丈夫か…?
いや…大丈夫なわけないのう…▼
わらわの持っておった液体を
頭から全身でかぶってしまったんじゃから…▼
[ツバキ]
うっ…うううっ…
なんなんだよーこれー!!!▼
気持ち悪いよー!!
ドロドロして粘ついてるし、やな臭いするし!▼
それにこれ何!?このプヨプヨしたやつ!!
虫とか動物の死骸じゃないの!?▼
う、うわあ~~!!!!
お風呂に行って身体洗ってくるーーー!!!▼
[オロチ]
な、なんということじゃ…▼
…と思いながらも、
少し笑えてくる自分がおるのも事実じゃのう…▼
ぷっ…うくくっ…!▼

支援A

[ツバキ]
あっ…オロチ。▼
[オロチ]
おお、ツバキか。
この間は本当にすまなかったのう…▼
ぷっ…! くくくっ…!▼
[ツバキ]
ひ、酷いなー、オロチー!
全然すまないと思ってないじゃないかー!▼
君が持ってた液体のせいで、
俺は酷い目に遭ったんだよー!?▼
[オロチ]
す、すまぬ…ツバキよ。
つい思い出し笑いをしてしまってのう…▼
[ツバキ]
あの液体…洗っても全然取れないし、
綺麗になるまですごく時間がかかったんだよー!▼
一番酷かったのは匂いだよー!
三、四日間、全く取れなかったんだからねー!▼
[オロチ]
うくくっ…! ふははは…!
い、いや…! すまんすまん!▼
普段は完璧すぎるそなただからこそ、
こういう事態がとても面白くてのう!▼
[ツバキ]
まったくー!▼
[オロチ]
じゃが…わらわのせいではあるが、
わらわのせいではないのじゃぞ?▼
そなたの凶兆に出た不幸の連続…
あれは、必ず起こることなのじゃよ。▼
[ツバキ]
どういうこと…?▼
[オロチ]
そなたはこれまで持ち前の実力で、
全てそれを回避し続けてきたじゃろう?▼
つまりそれは…起こり得なかった厄が、
どんどん蓄積されてしまったということじゃ。▼
[ツバキ]
蓄積…? 不幸は一度回避できたら、
それで終わりじゃなかったのー?▼
[オロチ]
ああ、そうじゃ。本来起こるべき不幸が起きず、
どんどん溜まってしまった結果として、▼
わらわのあの液体を被ってしまうという、
大きめの不幸に繋がってしまった…▼
そういうことじゃ。▼
[ツバキ]
な、なんだよ、それー!
じゃあどちらにしろ防げなかったってことー?▼
[オロチ]
…まぁそういうことじゃ。▼
だがこれで不幸の波は去ったようじゃし、
結果としてはこれで良かったじゃろう?▼
[ツバキ]
そんなことないよー!
あの液体を浴びて死ぬほど辛かったのにー!▼
[オロチ]
いやいや、ツバキよ。▼
あのままそなたが
不幸を回避し続けていたら、▼
それこそ本当に死に至るという大厄にまで
発展しかねんかったのじゃ。▼
そういう意味では、
今回は軽い程度で済んだと思うが良い。▼
[ツバキ]
そ、そんなぁ…▼
でも、まあ死ぬよりはマシかあ。▼
そう思えばオロチは一応…
俺の命の恩人ってことになるのかなー?▼
[オロチ]
ふふふっ、そうかもしれんのう?▼
[ツバキ]
うぅー、なんだか癪だけど…
…ありがとー。▼
[オロチ]
礼には及ばぬぞ、
ツバキよ。▼

支援S

[ツバキ]
あ、オロチー。▼
[オロチ]
ん、ツバキか。
何か用か…?▼
[ツバキ]
良かったらさ、
俺にもまじないを教えてくれないー?▼
[オロチ]
なんじゃと?
どうしてまた急に…▼
[ツバキ]
この間の俺に不幸が連続して
訪れるって言われてた話なんだけどさー。▼
あれってもしかしたら、
他の人にも起こるかもしれないでしょー?▼
だったらちゃんと教えてあげたいと思ってー。▼
[オロチ]
なるほど、そういうことか…▼
じゃが、まじないはわらわの役目…
ツバキが気にすることではない。▼
それに、先のような微妙な厄であれば、
回避せぬ方が軽く済むことがわかっておる。▼
それなら、
わざわざ告げぬ方が却って良かろう。▼
[ツバキ]
そっか。確かにー。▼
でも…仲間も増えてきてるし、
俺も手伝えたらいいなと思うんだ。▼
オロチ一人じゃ、
毎日みんなを占うの大変じゃない?▼
[オロチ]
いや…わらわは毎日
全員を占っておるわけではない…▼
もちろん、軍全体を占っておるから
はっきりとした凶兆が出れば告げに行くが…▼
あんな微妙な厄災に関してまで
毎日占っておるのは、ツバキ…▼
…そなたのことだけじゃ。▼
[ツバキ]
え…?▼
[オロチ]
そなたを好いていたからこそ、
欠かさず吉凶を占っておったのじゃよ。▼
[ツバキ]
えええっ!?▼
[オロチ]
すまぬ、ツバキ…
まじないの力を、こんなことに使ってしもうて。▼
しかし、わらわは…
不安だったのじゃ。▼
いつか戦でそなたを
失ってしまうのではないかと。▼
だから…▼
[ツバキ]
そ、そうだったんだ…▼
でも…そっか…
俺、嬉しいよー。▼
[オロチ]
!?
嬉しい、じゃと…?▼
[ツバキ]
うん。心配してくれてただけじゃなくて…
そういう風に想ってもらえてたなんて…▼
こんなに嬉しいのは、きっと俺も
オロチのことが好きなんだからだと思うよ…▼
[オロチ]
ふふっ…そ、そうか。▼
ならば勇気を出して告白してみて、
正解じゃったかのう…?▼
[ツバキ]
うん、これから俺たちは恋人同士になる、
ってことでいいかなー?▼
[オロチ]
うむ、よろしく頼む…▼
[ツバキ]
じゃ、やっぱりまじないは
教えてもらわなくちゃね。▼
これからは俺がオロチのこと完璧に占って、
どんな厄災からも守ってあげるー!▼
[オロチ]
いやいや、わらわこそツバキを
全ての不幸から救い出して見せようぞ!▼

ヒノカ

支援C

[ツバキ]
ヒノカ様ー。▼
[ヒノカ]
ツバキか。
どうだ、最近は?▼
[ツバキ]
はい、いつも通り完璧ですよー。▼
[ヒノカ]
そうか…なら良かった。▼
そういえばこうしてお前と話をするのは、
随分久しぶりな気がする。▼
天馬武者見習いだった頃は、
よく二人で話をしたものだが…▼
[ツバキ]
確かにそうですねー。▼
[ヒノカ]
まぁ話をすると言っても、
私が色々教わっていた…という感じだったが。▼
[ツバキ]
そんなことありませんよー。▼
俺は天馬と心を通わせるための
助言を少しさせていただいただけです。▼
[ヒノカ]
あの頃の私はただ暗夜を憎むだけの心しか
持ち合わせていなかったからな…▼
天馬たちにもその負の感情を
見透かされていたのだろう。▼
そんなときお前がよく、
心を落ち着かせる術を教えてくれた…▼
[ツバキ]
あははー、そうでしたっけー?
俺って…どんなことを言いましたかね…?▼
[ヒノカ]
そうだな…▼
天馬を操ろうとするのではなく、
心を通わせようとすれば意識が変わるだとか、▼
木々が風になびく音や小鳥のさえずりに
耳を貸してみるといったことも言われたな。▼
それ以外にも、寝る前には白湯を飲むとか…
そんなことも教わったぞ。▼
[ツバキ]
なるほど、なるほどー
今度俺も使ってみようかなー?▼
[ヒノカ]
おいおい、元はお前の知識だぞ?▼
[ツバキ]
ははは、そうでしたねー。▼

支援B

[ツバキ]
あ、ヒノカ様。
最近よく会いますねー。▼
[ヒノカ]
ツバキか、そうだな。▼
お前と話しているからだと思うが、
最近は見習い時代のことをよく思い出すのだ。▼
[ツバキ]
俺が一番思い出に残っているのは…
あの嵐の日ですねー。▼
[ヒノカ]
…!▼
そ、それは…私にとっては、
あまり思い出したくない記憶だな…▼
[ツバキ]
…あのときは大変でしたからねー。▼
嵐の夜にサクラ様が
森の中で行方不明になり…▼
ヒノカ様と俺で捜索をしていたあの日…▼
[ヒノカ]
なかなか見つけられず私は苛立ち、
捜索隊の大量投入を命じた。▼
だがお前は二次被害を抑えようとそれを拒み、
私たちは衝突したんだったな…▼
私は頭に血が上っていた…
お前には本当に迷惑をかけたな。▼
[ツバキ]
いえ、そんな…仕方ないですよー。
ヒノカ様も疲労困憊でしたから。▼
あのあと、ヒノカ様は単独で
探しに行くとも仰いましたよねー。▼
ですが既に、天馬も飛べないくらいの
暴風雨でした。▼
[ヒノカ]
結局私を止めた後にお前が徒歩で森に向かい、
サクラを助け出してくれたんだったな…▼
[ツバキ]
ええ、サクラ様ならこの辺りで
隠れているかなと思いましてー。▼
あのときは無事で良かったですよー。▼
[ヒノカ]
姉妹揃ってお前には
何かと面倒をかけているな。▼
こうして思い出として話せるのも、
ツバキのおかげだ…▼
これからもよろしく頼むぞ。▼
[ツバキ]
ええ、もちろん!
お任せくださいー。▼

支援A

[ヒノカ]
ツバキ、先ほど天馬に乗って
新兵と飛行しているのを見かけたが…▼
あれは訓練に付き合っていたのか?▼
[ツバキ]
はい、そうですよー。▼
白夜出身の新兵は、
天馬武者に憧れるものが多いですからねー。▼
[ヒノカ]
天馬武者は空を駆ける勇猛な戦士…
まさに白夜王国を象徴する兵種だからな。▼
[ツバキ]
そうですね…▼
中でも、ヒノカ様に憧れている者は
とても多いそうですよー。▼
[ヒノカ]
!!
そうなのか?▼
[ツバキ]
ええ、さっき新兵たちが
熱っぽく語っていましたよー。▼
ヒノカ様の闘いぶりや天馬との信頼関係は
素晴らしい、ってー。▼
でもまあ、当然のことですよね。
俺もヒノカ様はすごいと思いますー。▼
[ヒノカ]
だがツバキ…新兵の中には
お前に憧れている者も多いと聞くぞ。▼
[ツバキ]
え…?▼
[ヒノカ]
お前の、天馬武者としての立ち居振る舞いや
主君への忠誠はまさに完璧だと…▼
お前のようになりたいと話している者が
言っていたぞ。▼
[ツバキ]
あはは…
それは嬉しいですねー…▼
[ヒノカ]
私たちにも同じような時代があり、
お互いに苦労もしたものだが、▼
こうして時間が経ち、憧れの視線を浴びると
いうのはどうも照れくさいな…▼
[ツバキ]
はい。でもその期待に応えるためにも、
これからも新兵たち…いえ、▼
白夜王国の民の代表として
頑張らないとって思いますねー。▼
[ヒノカ]
そうだな。▼
そうして、私たちの背を追った者たちが
また次の世代にその背を見せるのだ…▼
私たちの責任は、大きいぞ。▼
[ツバキ]
はい。未来のために…
誠心誠意、尽力させていただきますよー。▼

支援S

[ツバキ]
ヒノカ様。
少しお時間よろしいですかー?▼
[ヒノカ]
なんだ、ツバキ。▼
[ツバキ]
実は俺…
ヒノカ様に相談に来たんですー。▼
[ヒノカ]
お前が相談とは、珍しいな…
何なりと言ってくれ。▼
いつもお前には世話になっているからな。▼
私にできることなら何でもするぞ。▼
[ツバキ]
ありがとうございますー。▼
実は俺…
好きな人ができたんです。▼
[ヒノカ]
な、なに!?
色恋の相談か!?▼
[ツバキ]
だめですか…?▼
[ヒノカ]
い、いや…駄目ではないがその、
私は色恋には疎い方だからな。▼
相談がしたいのなら、
他にもっと適任者がいると思うが?▼
[ツバキ]
ヒノカ様、色恋に疎いんですか?▼
[ヒノカ]
あ、ああ…▼
[ツバキ]
じゃあ、恋人もいないんですか?
許嫁もー?▼
[ヒノカ]
ああ、残念ながらおらぬ…▼
…って、
惨めな事情を話させるな!!▼
[ツバキ]
いえ、惨めだなんて。
むしろ好都合ですー。▼
[ヒノカ]
なに?▼
[ツバキ]
あなたに恋人がいないってわかっただけで
良かったですよー。▼
…ヒノカ様。
無理を承知でご相談します。▼
どうか…
俺の恋人になって下さいませんか…?▼
[ヒノカ]
!? ツバキ…!▼
[ツバキ]
えへへ…すみません。
俺、ヒノカ様のことが好きなんですー。▼
この前未来の話をしましたよね?
俺たちの背を追う者が、また次の世代に…って。▼
その時、次の世代に見せるのは…
あなたの隣にいる俺がいいなって思ったんです。▼
この役目は、誰にも渡したくない。▼
[ヒノカ]
…………▼
[ツバキ]
身分が違う事は重々承知しています。
でも、どうか…▼
[ヒノカ]
…いや、ツバキ。
大丈夫だ…▼
私も、お前のことが好きだぞ。▼
[ツバキ]
ヒノカ様…!?▼
[ヒノカ]
お前はサクラの臣下だからな…
任務に支障が出てはと黙っていたのだが、▼
どうやら、その必要はなかったようだ。▼
私も、ずっとお前の隣にいたい。
ツバキ…私をお前の恋人にしてくれ。▼
[ツバキ]
!!
はい、ありがとうございますー!▼
[ヒノカ]
私たち二人の背中を、
新兵たち…▼
そしていつか生まれる
私たちの子に見せてやろう。▼
[ツバキ]
はい…!▼

アサマ

支援C

[アサマ]
おやおや、ツバキさん。▼
[ツバキ]
おやおやー、アサマじゃないかー。▼
[アサマ]
真似しないでください。そんな感じだから、
私らはあんな風に噂されてしまうんです。▼
[ツバキ]
噂? 何の事ー?▼
[アサマ]
あなたと私はいつも笑みを絶やさず、
穏やかで似た印象があると。▼
きっと仲が良いに違いない…と
皆が噂しているらしいんですよ。▼
[ツバキ]
そんな噂があるのー?
聞いたことないなー。▼
[アサマ]
どちらにしろお互い勘違いされるような
言動は避けましょうということです。▼
私は「軍随一の天才兵士と似ている」なんて、
言われるのは困りますよ。▼
変に期待されるのは、
心底面倒臭いですからね。▼
それにあなたも私と似ているなんて、
言われるのは心外でしょう?▼
[ツバキ]
いやいや、そんなことないよー。▼
アサマみたいな立派な修験者様と
似てるなら、光栄だなー。▼
[アサマ]
はぁ…別に無理に褒めて
下さらなくて結構ですよ。▼
それに実際のところ、
私とあなたは似てませんからね。▼
全てにおいて完璧なあなたと、
性悪な僧兵なんて似ても似つきません。▼
[ツバキ]
んー、
そうでもないと思うよー。▼
[アサマ]
え…?▼
[ツバキ]
俺も意外とさー。▼
…あ、いや。まぁいいやー。
わざわざ話すほどの事じゃないからねー。▼
じゃあねー、アサマ。▼
[アサマ]
ツバキさん…?▼

支援B

[アサマ]
ふぅ…早朝の高山踏破、完了ですね。▼
きつい修行ではありますが…
終えた後の解放感はまた格別です。▼
…ん? おや?▼
[ツバキ]
はぁ…はぁ…▼
[アサマ]
ツバキさん?
ど、どうしてこんな山の中に…?▼
[ツバキ]
あっ…!▼
アサマかー。
い、いやぁ…あははは…▼
[アサマ]
まさかあなたも修行の一環で、
この山を登っていたのですか?▼
[ツバキ]
あーええと…う、うん。そうだよー。
いやいやー参ったなー。▼
こういう姿はあんまり他人には
見られたくなかったんだけどな…▼
[アサマ]
なるほど…努力している姿を衆目には
晒したくないというわけですか。▼
私はあなたが生まれながらにしての
天才肌の人間だと思っていましたが…▼
それは違っていたというわけですね。▼
[ツバキ]
ああ、うん。そうだねー。▼
見られたからには認めざるをえないけど…
できれば隠しておいてもらえると助かるかなー。▼
[アサマ]
ふふっ…いいでしょう。しかしまぁ…▼
陰で努力し続けるとは、あなたにも
程良い人間臭さがあったんですねぇ。▼
[ツバキ]
前に言ったじゃない?
俺は別に、君とそう違わないってさー。▼
つまりはそういうことなんだよー。▼
[アサマ]
ははは、なるほど。
ようやく納得ですよ。▼
[ツバキ]
さて…そろそろみんな起きる頃だし、
一緒に戻ろうか。▼
[アサマ]
ええ、そうですね。▼

支援A

[ツバキ]
うん。それはあっちの倉庫に置いてあったよー。
右から三番目の上から二番目の棚だねー。▼
[白夜兵]
ツバキさん、
何から何までありがとうございます!▼
[アサマ]
…………▼
[ツバキ]
あれ?
アサマじゃないかー、どうしたのー?▼
[アサマ]
相変わらず、誰にでも親切かつ、
完璧な助言でしたね。ツバキさん。▼
[ツバキ]
いやー、でもこの前のことを見られた君の前で、
あんまりカッコ良くしても意味ないよねー。▼
君と同じで、俺は打算的な
ところもある人間なんだって…▼
君にはもう、知られちゃってるからさー。▼
[アサマ]
いいえ、そんなことないでしょう。▼
むしろ私はあの日以来、あなたと私の本質が
あまりにも異なると感じていますね。▼
[ツバキ]
え、そうー?▼
[アサマ]
ええ、あなたは人当たりの良さと
完璧な対応をすることに対して、▼
誇りを感じているということなのでしょう?
対して私は…全く裏表のない人間ですからね。▼
他人にどう思われようと全く構いませんし、
自分の欲望に忠実な人間ですから。▼
[ツバキ]
あははー、なるほど。まぁそうだね。
裏表のある俺と、無い君か…▼
それをちゃんと言えば、周囲の人たちも二人が
似てるだなんて、絶対に思わないだろうねー。▼
[アサマ]
言いましょうか?
私は別に構わないですけど。▼
[ツバキ]
はははー、
君は相変わらず人が悪いねー。▼
このことは…
黙っておいてくれると助かるかな。▼
[アサマ]
ははは、まぁ良いでしょう。
秘密を共有するというのも面白いですからね。▼
その代わり…私という個性を大事にするなら、
その見返りに何か欲しいところですね。▼
ふふふ、何せ裏表がなく、
かつ打算的な人間ですから、私は。▼
[ツバキ]
いいよー。俺にできることなら、
何でもさせてもらうよ。▼
でも、お手柔らかに頼むねー。▼
[アサマ]
ええ、では考えておきますね。▼

セツナ

支援C

[ツバキ]
はぁ…
どうして君なのかなー?▼
[セツナ]
何が…?▼
[ツバキ]
新人兵士の育成係として
選ばれたのが、だよー。▼
俺は選ばれるのはまぁ理解できるとして…
セツナが選ばれた理由がよくわからないよー。▼
[セツナ]
私、どうして選ばれたの…?▼
[ツバキ]
それは俺が訊いてるんだってばー。▼
[セツナ]
私もわからない…▼
でも任務は大事…
任されたからには、きちんとこなす…▼
[ツバキ]
おお…君からそんな言葉を聞くとは
思わなかったよー。▼
まぁとりあえず役割を分担しないと
いけないよねー。▼
[セツナ]
…………▼
[ツバキ]
とはいえ…君が仕切るのは無理そうだから、
俺が考えるねー。▼
[セツナ]
お願いしまーす…▼
[ツバキ]
うーん、君は弓の訓練のときだけ
教鞭を振るってもらえるかなー?▼
セツナは弓矢の技術が確かだからねー。▼
[セツナ]
わかった…▼
[ツバキ]
それ以外の担当は…まぁ…俺がやるよー。
俺しかいないからねー。▼
[セツナ]
すごーい…
がんばって、ツバキ…▼
[ツバキ]
…君もね。▼

支援B

[ツバキ]
セツナさー、さっきのは
どうしてああいう風になっちゃうのー?▼
[セツナ]
えと…さっきのって何?▼
[ツバキ]
山間を行軍した訓練のことだよー。▼
君はどうして獣道でもないのに、
突然姿を消しちゃうのー?▼
[セツナ]
だって野苺とキノコが生えていたから…▼
ほら、これ。とっても美味しそう…
ツバキも一つどう?▼
[ツバキ]
い、今はいいかな…▼
というか、
先輩がそんなことしちゃダメだよー?▼
こんなことじゃ、新兵たちの
お手本にならないじゃないか。▼
そうでなくても君は罠にハマったり、
ぬかるみに落ちたりするんだからさー。▼
[セツナ]
…………▼
[ツバキ]
単独でドジをするのは
この際良いとしても、▼
今は育成係として、
面倒を見ている立場なんだからねー?▼
[セツナ]
…………▼
[ツバキ]
一人のときは自分だけの被害で済むけど、
今回みたいに他人に迷惑はかけちゃダメだよー?▼
自分よりも弱き者を連れているなら、
尚更きちんと意識しないと…▼
[セツナ]
…………▼
[ツバキ]
…セツナ?▼
[セツナ]
こんなに褒められたの、はじめて…▼
[ツバキ]
褒めてない!▼
とにかく、しっかりしてよねー。
育成係は君と俺の二人だけなんだから。▼
ちゃんと協力してよー。
頼んだからね。▼
[セツナ]
わかった…がんばる…▼

支援A

[セツナ]
ツバキ…▼
[ツバキ]
あ、セツナ…▼
[セツナ]
ちょっといい?▼
[ツバキ]
えーと、俺のほうも話があったんだー。▼
[セツナ]
先に…どうぞ。▼
[ツバキ]
い、いや…先に話しかけてきたのは君だし、
君のほうからどうぞー。▼
[セツナ]
どうも…▼
私、新人兵士の育成係、
辞退しようと思って…▼
[ツバキ]
えっ!? な、なんで…?▼
[セツナ]
だって私、また山でフラフラと
花を見に行ってしまった…▼
おかげでツバキにまた迷惑かけたから…▼
[ツバキ]
ええと…そのことなんだけど…▼
この間、新兵の子に言われたんだー。
セツナのことをすごく尊敬してるって…▼
[セツナ]
え…?▼
[ツバキ]
山の中で珍しい植物を見つけたりして、
セツナの観察力はすごいってさー。▼
行軍ってとても堅苦しい任務だけど、
そんな中でもセツナは喜びや楽しさ、▼
新しい発見を見つけて教えてくれる、
良い先輩だって言ってたよ…▼
[セツナ]
そう…▼
[ツバキ]
それを聞いて俺も思い直したんだー。▼
セツナのような面白い先輩が
一人くらいいたっていいんじゃないかなーって。▼
今まで口うるさく言っちゃって…
ごめんね、セツナ。▼
[セツナ]
ツバキ…▼
[ツバキ]
諦めずにもう少しがんばってみよう?
俺もできるだけ協力するからさー。▼
[セツナ]
…………▼
…わかった。
私、もう少しやってみる…▼
あの子たちの模範になれるように…
努力してみる…▼
[ツバキ]
うん、その意気だよー!
これからもよろしくね。セツナ。▼
[セツナ]
うん、よろしく…▼

支援S

[セツナ]
ツバキ…▼
[ツバキ]
あっ、セツナー。▼
最近は育成係もがんばってるよねー。
みんなからも評判いいらしいよー。▼
[セツナ]
そう…良かった…▼
[ツバキ]
あっ、ところでどうしたのー?
何か俺に話があって来たのかなー?▼
[セツナ]
ええ…実はその…新米の子たちから…
私も言われた…▼
[ツバキ]
あっ、何か感謝の言葉とかー?▼
[セツナ]
違う…▼
[ツバキ]
あら…じゃあ何かなー?▼
[セツナ]
ツバキと私が…
お似合いだと思われてるって…▼
[ツバキ]
えっ…!
ええーーっ!!?▼
[セツナ]
そういう風に言われて私…
ツバキのことが気になり始めて…▼
そしてわかった…▼
私は…
あなたが好きだって…▼
[ツバキ]
セツナ…▼
[セツナ]
それじゃ…▼
[ツバキ]
ええ!?
ど、どこ行くの!?▼
[セツナ]
帰るの…
話は終わったから…▼
[ツバキ]
えええ…普通はもっと続きが
あるものなんじゃないのー?▼
付き合ってほしいとか、
あなたはどうなのとか…▼
[セツナ]
…ない。▼
両想いになりたいとか…
そういうことじゃない…▼
でもこの気持ちだけは伝えておきたいって…
そう思った…▼
それに…▼
[ツバキ]
それに?▼
[セツナ]
ツバキは私なんか好きにならない…
それぐらい、わかる…▼
[ツバキ]
セツナ…▼
…馬鹿だなー、セツナは。
全然そんなことないのに。▼
…俺もセツナのこと好きだよ…▼
[セツナ]
え…▼
[ツバキ]
最初は正直苦手だったんだけどねー。
でも…いつの間にか目が離せなくなってた。▼
君といると、きっと一生退屈しないよね。
だから…▼
俺からも言わせてほしい。
俺の恋人になってくれるかい?▼
[セツナ]
うん…
うれしい…▼
[ツバキ]
ははは…ありがとう、セツナ。
これで俺たちは晴れて公認の恋人だよー。▼
でもこれで新人たちには
ますます噂されちゃいそうだねー。▼
[セツナ]
別にいい…
ツバキが傍にいるなら…▼

オボロ

支援C

[ツバキ]
あれっ…? 商店街の雑貨屋さんの前に
人だかりができてるー。▼
何かあったのかな…?▼
[オボロ]
さて、皆さーん!▼
今ちょうど入ったこの商品、
実はとても値打ちのある物なんです!▼
ちょっと実演してみますから、
集まってください!▼
[ツバキ]
あれって、オボロ…?▼
[オボロ]
あっ、その商品ですね。
こちらは只今在庫を切らしておりまして…▼
ただこちらの商品であれば
同じような効果を得られます。▼
お値段も少し安くなっておりますので、
おススメですよ。▼
[ツバキ]
おおー…
何だかお手の物という感じだね。▼
[オボロ]
ああっ、お客様。
申し訳ありません。▼
その商品はこのようにすれば、
問題なくご使用いただけるかと思います。▼
説明が不足しており失礼しました。▼
[ツバキ]
苦情を言うお客さんの対応まで
完璧だねー。▼
[オボロ]
あっ!
ツ、ツバキ…!▼
[ツバキ]
やあ、オボロ。
見てたよー。▼
なんでお店の店員さんの格好をして、
手伝ってるのー?▼
[オボロ]
じ、実は…▼
このお店の店主さんが急病を患って、
店番をする人が少なくなってしまって、▼
お店のご夫人が困っていたの…
それで少しだけ手伝ってあげようかと…▼
[ツバキ]
そうか、それは災難だったね。
オボロは優しいねー。▼
[オボロ]
いえ、その…▼
[ツバキ]
むしろ君の完璧な対応を見てて、
舌を巻いちゃったよ。▼
苦情を言ってるお客さんの対応から、
商品の説明まで…何でもそつなくこなしてて、▼
俺ビックリしちゃったよ。
手慣れたものだねー。▼
[オボロ]
ええ…昔はよく両親の手伝いで、
店先に立っていたから。▼
[ツバキ]
そうなんだー。▼
[オボロ]
ツバキ…ごめんなさい。
もう少しだけ手伝っていてもいいかしら?▼
本当はそろそろ陣に戻らなきゃいけない
時間だって、わかってはいるんだけど…▼
[ツバキ]
ああ、大丈夫だよー。
俺が先に戻ってうまくごまかしておくからさー。▼
[オボロ]
ツバキ…ありがとう!▼

支援B

[ツバキ]
あそこはこの間オボロが
手伝いをしてたお店だね。▼
お店のご主人の急病はもう治ったのかなー?▼
[オボロ]
いらっしゃいませー!
どうぞ、ご覧ください~!▼
[ツバキ]
あれー? オボロ?
また手伝いしてるの?▼
[オボロ]
ツ…ツバキ!!▼
[ツバキ]
もしかして…まだご主人の病状が
良くなってないのかい?▼
[オボロ]
え、ええ…▼
[ツバキ]
そうなのかー、それは大変だね。▼
[オボロ]
ご、ごめんなさい…▼
仮にも軍に所属している兵士の私が、
関係ない所で商売の手伝いをするなんて…▼
本当はこんなことしちゃいけないって
わかってるんだけど…▼
お店の夫人がとても大変そうにしているのを見て、
放っておけなくなっちゃって…▼
[ツバキ]
なるほどー。
うん…確かに白夜王国に仕える兵士が、▼
無断で何度も客商売をしてるってのは…
あんまり褒められたものじゃないかもねー。▼
[オボロ]
私…もう辞めるって奥さんに言ってくるわ。
こんなの良くないもの…▼
[ツバキ]
あっ…▼
いや…俺、もう少しだけなら黙っておくよ?▼
[オボロ]
えっ…でも!▼
[ツバキ]
ご主人が復帰するまで、
あとどれくらいなの?▼
[オボロ]
もうだいぶ良くなっているし、
そんなに時間はかからないと思うけど…▼
[ツバキ]
じゃあこの際、
最後まで付き合ってあげなよー。▼
[オボロ]
いいのかしら…?▼
[ツバキ]
平気だよー。俺が黙っていれば
誰もこのことは知らないままだろうからね。▼
[オボロ]
ツバキ…ありがとう!▼
[ツバキ]
うん、店番がんばってねー。▼

支援A

[ツバキ]
あ、オボロー。天幕にいるってことは、
もう店番はしなくてもいいのかい?▼
[オボロ]
ええ、もう大丈夫。▼
お店のご主人も復帰されて、
もう元気いっぱいに働いているわ。▼
この前手伝ってきたお礼を
渡されそうになったんだけど、▼
別に見返りが欲しかったわけじゃないし、
丁重にお断りしたわ。▼
[ツバキ]
そうなんだー。▼
[オボロ]
ツバキ…その節は色々とごめんなさい。
そして気を遣ってくれて、本当にありがとう。▼
[ツバキ]
いやいやー、どういたしまして。▼
[オボロ]
でも…ツバキ、どうして黙ってくれたの?▼
あなたは完璧主義だし、ああいうことは
決して見逃さないと思ってたけど…▼
[ツバキ]
そうだね、俺の性格上…基本的には
決まり事には全部従って生きてきたし、▼
いつ誰かにバレるんじゃないかと
内心ビクビクしてたよー。▼
[オボロ]
ツバキ…▼
[ツバキ]
でもねー、店頭で君を見ていたら、
俺の考えが少し変わっていったんだ。▼
[オボロ]
えっ…?▼
[ツバキ]
君がすごく楽しそうにしていたからねー。▼
手伝ってあげたいという
優しさもあるんだろうけど、▼
それよりもお客さん相手に商売すること自体が
好きなんだろうなって思ったから…▼
君からそれを取り上げるのは、
可哀想だと思ってねー。▼
[オボロ]
そ、そうだったのね…▼
[ツバキ]
オボロは商売とか、
人のお世話が性に合ってるんだろうね。▼
素敵な才能だと思うなー。▼
[オボロ]
ええ、ツバキ。
本当にありがとう…▼
[ツバキ]
ううん。それじゃ今回は、
二人で仲良く秘密を共有ってやつだねー。▼
[オボロ]
うふふふっ…ツバキったら。▼

支援S

[オボロ]
ツバキ、少しいいかしら?▼
[ツバキ]
オボロ?
どうしたのー?▼
[オボロ]
この間のことのお礼を、
改めて言おうと思って…▼
[ツバキ]
別に何度も言わなくてもいいよー。▼
君の意外な一面が見られて
僕も楽しかったからね。▼
[オボロ]
いえ…言わせてほしいの。▼
私…他にもツバキに
聞いてほしいことがあるから…▼
[ツバキ]
え?▼
[オボロ]
私…ツバキはあんな過ちは
絶対に許してくれないって思ってたの…▼
でもあなたは見逃してくれた。▼
すごく嬉しかったし、
あなたの優しさへの感謝の気持ちが…▼
いつの間にか恋心に変わっていることに
気づいたわ…▼
[ツバキ]
!!
オ、オボロ…▼
[オボロ]
だから私…私のことを理解してくれてるあなたに
好きだと伝えたかったの…▼
[ツバキ]
そ…そうだったんだね。▼
うん、ありがとー。
俺もそう言ってもらえてすごく嬉しいよ。▼
君がお店の手伝いをしてるときに
すごく輝いて見えたのは…▼
俺も君を魅力的に感じて、
心惹かれていたということなんだろうね…▼
[オボロ]
ツバキ…!▼
[ツバキ]
俺も、君が好きだよー。▼
そして、できるなら君の将来を
隣で応援したい…▼
君は将来、呉服屋の仕事も
してみたいんだよね?▼
[オボロ]
…ええ。▼
[ツバキ]
じゃあ俺が支えになるよー。▼
ずっと君を助けていくからさー。
オボロの夢を絶対に叶えようねー。▼
[オボロ]
ツバキ…ありがとう! あなたのこと、
これからも愛し続けるって誓うわ。▼
[ツバキ]
うん、俺も同じだよー!▼

ヒナタ

支援C

[ツバキ]
うんうん…
今日も完璧、っとー。▼
[ヒナタ]
お、ツバキ。なんだかご機嫌だな。▼
[ツバキ]
ああ、ヒナタじゃないかー!▼
今日はいつも以上に俺の身だしなみが、
完璧だと思ってね。見惚れてたんだー。▼
[ヒナタ]
はあ!? 自分に見惚れてたのか!?
何やってんだお前は。▼
ったく…身だしなみなんて
そんなに気にすることか?▼
[ツバキ]
身だしなみは重要だよー。▼
自分の外見を美しくすることで、
内面の美しさまでも際立つからねー。▼
考えてもごらんよ。
身だしなみの汚い人と綺麗な人…▼
同じ行動をしたってどうしても
印象には差が出るだろうー?▼
[ヒナタ]
ま、まあ確かにな…▼
[ツバキ]
時にヒナタ、君は身だしなみについて
あまり気にしていないようだねー?▼
[ヒナタ]
そうだな。
汚くなけりゃそれでいいって、思うぜ?▼
[ツバキ]
それじゃあダメだよー!▼
主君であるタクミ様にも
恥をかかせられないでしょうー?▼
それに男性として女性たちの横に
並ぶときだってあるだろうし、▼
自分の見た目も綺麗にしておかないと、
失礼だと思うよー。▼
[ヒナタ]
う、うーん…
そんなもんか?▼
[ツバキ]
そうそう、例えば…▼
「ヒナタさん今日も汚い!」
「見て、服に食べこぼしのシミが!」▼
「不潔よ、不潔だわ!」
「やだー髪も寝癖のままよ!」▼
…とか言われるの嫌だろうー?▼
[ヒナタ]
何だよその小芝居は!!▼
[ツバキ]
剣術馬鹿の君にも
わかりやすく言ってあげようと思ってー。▼
[ヒナタ]
くっ…! 失礼な奴。▼
でも悔しいが、なんとなくわかったぜ。
そんなこと言われたら普通に落ち込む。▼
[ツバキ]
でしょ? 女性にとってはね、
実は男性の顔はあまり関係ないのさー。▼
カッコ良さよりも
清潔感の方が大事なんだよー。▼
[ヒナタ]
そうなのか…ツバキがそこまで言うなら、
きっとそうなんだろうな…!▼
よし! ツバキ!
俺にその身だしなみについて教えてくれ!▼
[ツバキ]
おおー、ヒナタも
ついに乗り気になったかいー?▼
なら俺も協力を惜しまないよー!▼
[ヒナタ]
おう! よろしく頼むぜ!▼

支援B

[ツバキ]
今日は朝出かける前の身だしなみに
ついて教えるよー。▼
準備はいいかなー?▼
[ヒナタ]
おう! いつでもどんと来いだぜ!▼
[ツバキ]
まず、起きたら朝風呂に入りますー。
それで、出てきたら髪をとかすんだけど…▼
その時に少し椿油を付けてとかすと、
髪がツヤツヤになるんだよー。▼
念入りにとかすのが大切だねー。▼
[ヒナタ]
お、おう…椿油?
初っ端から大変だな…▼
[ツバキ]
えー? こんなの序の口だよー?▼
服は洗ったばかりの清潔なものを選んで着ることー。
あと皺一つないものを選んでねー。▼
[ヒナタ]
皺一つない…ってどうすんだよ?
皺って普通に付いてるもんだろ?▼
[ツバキ]
蒸気をあてて皺をのばすんだよー。
それを丁寧に乾かしたら皺が消えるのさー。▼
たたむ時もあんまりギュッとしちゃだめ。
折り目も言うなれば皺のひとつだからねー。▼
[ヒナタ]
…………▼
[ツバキ]
ん? どうしたんだい、ヒナター?
急に黙りこくっちゃってー。▼
[ヒナタ]
…無理だ。▼
[ツバキ]
え?▼
[ヒナタ]
無理だ無理!!
そんな繊細な真似俺にできると思うか!?▼
[ツバキ]
もちろん思わないけど…▼
[ヒナタ]
思ってなかったのかよ!?▼
…まあそれなら話は早い。
ツバキ、悪いけどこの話はなかったことに…▼
[ツバキ]
ふふふ…何を言っているのかなー。▼
どうしようもなくできない人を
できるようにするのが楽しいんじゃないかー。▼
この完璧な俺から教えてもらえるんだから、
逃げるだなんて許さないよー?▼
[ヒナタ]
はあ!?
誰に教わろうが無理なものは無理だって…▼
[ツバキ]
平気、平気ー。
俺に合わせているうちに苦じゃなくなるからさー。▼
[ヒナタ]
おい、こら! そう言いながら
俺をどこへ引っ張っていくんだ!?▼
[ツバキ]
まずはお風呂だって言ったでしょー?
さぁ身体を綺麗にしようねー?▼
俺が完璧に洗ってあげるー。▼
[ヒナタ]
ええええええええ!?
やめろ! 俺にそんな趣味はない!▼
自分で洗う! 自分で洗うから!
う、うわああ~~っ!!▼

支援A

[ツバキ]
あ、ヒナター!▼
[ヒナタ]
げ、ツバキ!
身だしなみの話はもういいからな!▼
[ツバキ]
そう言うと思ったよー。
君はてんで根性なしなんだからー。▼
[ヒナタ]
ぐっ…何も言い返せない…▼
[ツバキ]
「やっぱりヒナタさん汚い!」
「体もちゃんと洗えないなんて最低!」▼
「食べこぼしのシミもべらぼうに多いわ!」
「やだー服も皺だらけよ!」▼
[ヒナタ]
その小芝居はもういい!!▼
[ツバキ]
でも今のままだとそう言われるようになるまで
時間の問題だよー?▼
だからさ、
もっと簡単なことだけやってみないー?▼
[ヒナタ]
簡単なこと…?▼
[ツバキ]
そう。できることだけちょっとずつ
始めようってことー。▼
ヒナタだって、毎日はできないって
言ってたでしょー?▼
一段階ずつ意識を変えていけば、
面倒臭さも無くなっていくと思うんだー。▼
[ヒナタ]
うーん…そういうもんか?▼
[ツバキ]
慣れないことをいきなりするのは
確かに難しいからねー。▼
例えば、数日に一度だけ
ちょっと服の皺を伸ばしておくとか、▼
思い出した時は髪の手入れを
するようにしてみるとか…▼
そういう小さなところから一歩ずつやっていこうよー。▼
[ヒナタ]
なるほど…ツバキ、ありがとな。
俺のために色々考えてくれて。▼
[ツバキ]
いやいや、いいんだよー。▼
君のために俺の時間が無駄になったことなんて、
全然気にしてないからー。▼
[ヒナタ]
くっ…!
お前ホント性格悪いな…▼
[ツバキ]
えへへー。
そこを身だしなみで誤魔化すのさー。▼
[ヒナタ]
ああ、そうか…
すげー納得いったぜ。▼
[ツバキ]
ん?
冗談のつもりだったんだけどな。▼
…まあいいや。
じゃあ早速、町に行こうー。▼
[ヒナタ]
町?▼
[ツバキ]
うん。君の身だしなみ用の道具を
一式揃えに行かなくちゃねー。▼
椿油に櫛に鏡に…
沢山あるから覚悟しておいてー。▼
[ヒナタ]
うおお…
なんかやっぱり面倒になってきた…▼
[ツバキ]
「見て! 寝癖が歩いてるわ!」
「相変わらずの身だしなみね!」▼
[ヒナタ]
あーーーーわかったよ!
行けばいいんだろ行けば!!▼
こうなったら徹底的に極めてやる…!▼
すげー身だしなみになって、
いつかお前を見返してやるから覚悟しとけ!!▼
[ツバキ]
あはは、楽しみー。▼

カゲロウ

支援C

[カゲロウ]
ツバキ。
少し良いか?▼
[ツバキ]
うん、いいよー。
どうしたのー?▼
[カゲロウ]
ツバキは…その…
絵心はあるほうか?▼
[ツバキ]
絵心…うーん、まぁ…
そこそこはあるかな?▼
軍議のときに地図や地形を描いたりすると、
いつも上手だって褒められるよー。▼
[カゲロウ]
そうか。
では折り入って頼みがあるのだが…▼
私が美的感覚を開花できるよう、
教えを乞うことは可能だろうか?▼
[ツバキ]
それってつまり、
俺に絵を教えてほしいってことー?▼
[カゲロウ]
うむ。最終的にはそうなるが…▼
まずは正しい美的感覚を教授してもらうところ
からだと思っている。▼
[ツバキ]
ん? なんか回りくどいねー。
別にいいけど…▼
なんでさっきから落ち着きなく
キョロキョロしてるのー?▼
[カゲロウ]
こ…このことは誰にも言わず、
黙っていて欲しいからだ。▼
[ツバキ]
別にそんなの隠さなくてもいいじゃないー。▼
絵の才能って、興味のない人にとっては
どんぐりの背比べだと思うけどなー?▼
[カゲロウ]
いや、私の絵は、その…▼
[ツバキ]
ん?▼
[カゲロウ]
まあ、私がこれまでに描いた絵を見てもらえば、
わかることだ…▼
とにかくこのことは他言無用で頼む。▼
[ツバキ]
? うん、わかったよー。
じゃあ今度時間を作るね。▼
[カゲロウ]
かたじけない…!▼

支援B

[カゲロウ]
ど、どうだツバキ。私の絵は…▼
[ツバキ]
…………▼
俺…こうしてカゲロウの絵を見せてもらって、
ようやくわかったよ。▼
この前はさ…
絵を描く技量なんて、▼
絵を描くのが好きな人以外にとっては
みんな似たようなものに見えるって言ったけど…▼
あ、あはは…前言撤回だー。▼
[カゲロウ]
くっ…やはりそうなのか?▼
[ツバキ]
う、うん…山を描いてるのに
血走った瞳がふもとに鎮座していたり…▼
人間の赤ちゃんを描いてるはずなのに、
真っ赤な翼と尻尾が生えてたり…▼
君の絵はなんというか…下手とかじゃなくて、
美的感覚が人と違うって感じだね…▼
[カゲロウ]
やはりそうなのだな…▼
[ツバキ]
だから君はこの前、正しい美的感覚を
教えてほしいって言ってたんだねー。▼
[カゲロウ]
ああ…▼
[ツバキ]
なるほどね。でもこれって
むしろ個性な気がするよー。▼
これを直したいなら、既存の価値観を壊して、
新しい価値観を芽吹かせないとダメだねー。▼
[カゲロウ]
壊す…?▼
[ツバキ]
うん、そうだねー。▼
一般的に見て美しいとされている美術品や
綺麗な風景をたくさん見て、▼
これが美しい物なんだって、
固定観念を変えちゃうんだよー。▼
[カゲロウ]
美しい物か…正直私には何が美しいのか、
よくわからぬのだ…▼
[ツバキ]
風景とか、それこそ綺麗な人とかを見て、
「ああ、美しいなー」って思ったことはないの?▼
[カゲロウ]
もちろんある…あるにはあるが、
それをいざ紙の上で再現しようとしても、▼
全く別のものが出来上がってしまうのだ…
それが自分でもわからぬ…▼
[ツバキ]
カゲロウは己の心の深層を介して、
絵として具現化しているのかもしれないねー。▼
[カゲロウ]
どういう意味だ…?▼
[ツバキ]
単純に模写するんじゃなくて、
その描く対象から感じるものを▼
抽象的に自分の価値観の中で噛み砕いて、
表現しているということだよー。▼
[カゲロウ]
むむっ…難解だ。▼
[ツバキ]
えへへ…
人の心も難解だからねー。▼
カゲロウの心にある混沌を知るのは、
なかなか大変そうだなー。▼
[カゲロウ]
うむ…▼

支援A

[カゲロウ]
ツバキ。今日こそ私に、
正しい美的感覚を養わせてくれ。▼
[ツバキ]
そのことなんだけどさー、
君はもしかして…▼
美的感覚がずれてるというより、
人よりも優秀なんじゃないかなー?▼
[カゲロウ]
どういうことだ?▼
[ツバキ]
あれからね、芸術に関する文献を
色々調べてみたんだけど…▼
芸術に関して天才って呼ばれる人は、
生前に評価されないこともあったらしいよー。▼
あまりにも他の人と違いすぎていたせいで、
異端視されることも多いらしくてねー。▼
[カゲロウ]
…………▼
[ツバキ]
君もきっとそういう星の下に生まれた、
天才って呼ばれる逸材なんじゃないかなー?▼
[カゲロウ]
…逸材だと?
私がそのような特別な存在のはずがない。▼
[ツバキ]
いやー、
でも君の絵を見てるとねー、▼
確かに理解しにくい混沌としたものだけど…
見れば見るほど味が出てくるというか…▼
これが新しい美術品に
なりえるんじゃないかって、▼
そう思うようになってきたんだよー。▼
[カゲロウ]
ツバキほどの男に褒められるのは
確かに悪い気はしないのだが…▼
どうも手放しで喜べる気もしないな。▼
[ツバキ]
でも俺から言わせてもらえれば、
何もせずにこの域に辿り着いた君こそが…▼
生まれながらの逸材というやつだよー。
ああ…羨ましいなあ。▼
[カゲロウ]
何を言っている?
お前こそが生まれながらの天才であろう?▼
[ツバキ]
いや…俺は別に
生まれながらってわけじゃ…▼
[カゲロウ]
ん? 何か言ったか?▼
[ツバキ]
いや、何でもないよー。▼
とにかく君はこの価値観を
大事にしたほうがいいと思う。▼
俺から教えられることはもうないよー。▼
むしろ俺の方がその人並み外れた感覚を
勉強させてほしいくらい。▼
[カゲロウ]
そうなのか…?▼
[ツバキ]
うん、もっと自信を持って
自分の感覚を信じることだよー。▼
[カゲロウ]
そうか…お前が言うのなら、
そうなのかもしれぬな。▼
わかった。善処しよう。▼
[ツバキ]
うんうん。作品ができたら、
ぜひまた見せてほしいなー。▼

支援S

[ツバキ]
カゲロウ。
折り入って頼みがあるんだー。▼
[カゲロウ]
ツバキか。
お前が人に頼みごととは珍しいな…▼
だが、頼りにされてうれしいぞ。
私にできることなら何でもしよう。▼
[ツバキ]
ほんとに?▼
何でもするってその言葉、
ほんとにほんとー?▼
[カゲロウ]
も、もちろんだ。▼
お前は先日、美的感覚の件で
色々と面倒をかけた。▼
だから、お前の頼みであれば
余程のことではない限り善処するぞ。▼
[ツバキ]
そっか。
じゃあ言うね…▼
…実はね、君は俺の憧れなんだー。▼
良かったら…
俺の恋人になってくれないかな?▼
[カゲロウ]
!? な、なんだと…!?
それは…▼
[ツバキ]
だめかな?
これは善処しようがない…?▼
[カゲロウ]
い、いや…
それ以前に疑問が多すぎる。▼
なぜ、ツバキが私を…?
しかも憧れとは…どういう意味だ?▼
[ツバキ]
だって君は俺のなれなかった…
天才だからさー。▼
絵を描くことにしても、あの感覚は
生まれながらにして与えられたものだよー。▼
評価されたくて陰でもがいている
俺と君とでは…質が違うんだ。▼
[カゲロウ]
生まれながらの…天才…
だから私に憧れたというのか…?▼
[ツバキ]
うん。そうだよー。▼
でも、それだけじゃない。
自分が並はずれた才能を持っているのに、▼
それを誇示することなく…
あくまで自分は控えめな、陰の存在でいる。▼
そんなカゲロウのことが
俺は好きなんだよ。▼
[カゲロウ]
ツバキ…▼
[ツバキ]
俺は君が天才だから好きなんじゃない。
もちろん憧れはするけど…▼
俺に見せてくれた普段の君が、
とっても魅力的だから、好きになったんだー。▼
だから、もしカゲロウのその才能が
ある日突然消えちゃったとしても…▼
俺はずっと君を好きでいるよ。▼
だから、良かったら…
俺の恋人になってよ。▼
[カゲロウ]
…………▼
ああ。もちろんだ。▼
私も…もしツバキが完璧でなくとも、
きっとお前に心惹かれただろう…▼
[ツバキ]
!! カゲロウ…▼
[カゲロウ]
私はいつでも相談に乗ってくれる、
お前の優しさが好きだ。▼
それから、天才であろうと
陰で努力しているところもな。▼
喜んで…恋人になろう。▼
[ツバキ]
ありがとう…カゲロウ。
俺、とっても嬉しいよ…!▼
これからは、ずっと一緒にいようねー!▼
[カゲロウ]
ああ。これからよろしく頼む。▼
[ツバキ]
うん!
カゲロウ、大好きだよー!▼

モズメ

支援C

[モズメ]
あっ。あんたは…▼
[ツバキ]
やぁ、君はモズメだよねー。▼
[モズメ]
ああ、そうやよ。▼
あんたがこの軍の中で天才と謳われる
ツバキさんやね?▼
[ツバキ]
あはは…いやーそう言われてるみたいだけど、
俺なんてまだまだだよー。▼
でも何か訊きたいことがあるなら、
俺にわかる範囲でなら答えるよー。▼
[モズメ]
ええと、ほんならね…▼
[白夜兵]
ツバキさん!
ちょっとすみません!▼
[ツバキ]
ん? 何かあったのー?▼
[白夜兵]
同期の奴が流行の風邪にかかっちゃいまして…
何か治す方法はないでしょうか?▼
[ツバキ]
ああー、今流行ってる風邪を治すなら、▼
薬草のオオナツメとツキノアマクサを
煎じて飲めば、すぐに治るよー。▼
[白夜兵]
わ、わかりました!
ありがとうございます!▼
[モズメ]
ツバキさん…
それよりもっとええ方法があるで?▼
[ツバキ]
えっ?▼
[モズメ]
さっきのは確かによく効くと思うけど…
オオナツメはすごく高価やし、▼
ツキノアマクサはそもそもお店に
置いてないから、採りに行くのが大変やよ。▼
今流行ってる風邪なら、焼き梅とネギを
すり潰してお茶に混ぜて飲むのが一番やなぁ。▼
[ツバキ]
そ、そんな方法があるなんて
知らなかったよ…▼
[モズメ]
嫌やわ、別にすごないよ。
村の婆ちゃんに教えてもろうただけや。▼
[ツバキ]
早速さっきの兵に伝えてくるよー。
ありがとう、モズメ。▼
[モズメ]
いやいや、全然やで。▼
[ツバキ]
…あとで書庫にも行って、
モズメに負けないように勉強しないとねー。▼
[モズメ]
ええっ…?
ツバキさん、負けず嫌いなんやね…?▼

支援B

[モズメ]
ああ、ツバキさん!
あの話、聞いた?▼
[ツバキ]
あ、うん。
この前の兵のことだよね?▼
モズメに教わった方法を処方したら、
すぐに風邪が治ったらしいねー。▼
良かったよねー。▼
[モズメ]
そうやね。
あたいも役に立てて、ほんまに良かったわー。▼
[ツバキ]
それにしてもモズメの知識はすごいなぁ…
あんな治療法を知ってるなんて。▼
あの後で色んな本を読んでみたけど、
どこにも載ってなかったよー。▼
あれはモズメの村に伝わる秘密の知恵…
という感じだよねー。▼
[モズメ]
別に大したことじゃないで…▼
あんなんは本に載せるまでもない
ただの生活の知恵みたいなもんや。▼
[ツバキ]
生活の知恵か…
何か他にもあるのかいー?▼
[モズメ]
そうやね…
食べ物を保管するときの知恵とかかな…▼
[ツバキ]
へぇ、どんなのー?▼
[モズメ]
大根とかを保管するときは、ちゃんと葉と根を
切ってから、古紙に包んでおくんやで。▼
[ツバキ]
古紙に…そうなんだー。▼
[モズメ]
あとは野菜を冷たいところに
置いておくときは…▼
炭を一緒に置いといたら長い期間
傷めずに保管することができるんよ。▼
[ツバキ]
うーん、知らないことばかりだよー。▼
勉強しようと思っても、
なかなか得られないことばかりだなー。▼
ねえモズメ、
また色々教えてもらっていいかなー?▼
モズメの知恵は俺たちにとって、
すごく役立つことが多いと思うからさー。▼
[モズメ]
あ、うん…ええよ。
あたいにできることなら何でも協力させてな。
[ツバキ]
ありがとうー。▼

支援A

[モズメ]
は…はぁ~。▼
今日はなんや皆に色々訊かれることが
多かったなぁ…▼
しんどかったけど…
役に立てたのは嬉しいわ。▼
[ツバキ]
あー、モズメ!
ご、ごめんね…!▼
[モズメ]
ツバキさん…なんで謝るん?▼
[ツバキ]
君に相談ごとをする仲間が沢山いて、
列を作っていたって聞いたよ…▼
実はあれ…モズメの知識がすごいって、
俺がみんなに言って回ったからなんだー。▼
いつの間にか噂になって、
広まっちゃったみたいだねー。▼
[モズメ]
そ、そうやったん?
ようやく今日のことが理解できたわ。▼
[ツバキ]
ごめん、大変だった…?▼
[モズメ]
確かに慌ただしかったけど…
役に立てたのは嬉しかったで。▼
[ツバキ]
そうかー。
そう言ってくれてホッとしたよー。▼
[モズメ]
ツバキさん…あんたみたいな人って、
そうやって自分より持てはやされる人がおると…▼
嫉妬したり競争心を燃やしたりとか、
そういうのを感じる人かと思てたけど…▼
意外にそうでもないんやね。▼
[ツバキ]
あはは…まぁ無いこともないけどねー。▼
それより、そういう人材がいることを伝えて、
広めていくほうがみんなのためになるでしょー?▼
[モズメ]
さすがは出来たお人やで。▼
こういうのを含めてあんたは、
完璧な天才って呼ばれてるんやねぇ…▼
[ツバキ]
あはは、それは言いすぎだよー。▼
モズメ、これからもお互いの知識を、
みんなのために活かしていこうねー。▼
[モズメ]
そうやね、あたいもがんばるわ。▼

支援S

[モズメ]
ツ…ツバキさん、
ちょっとええかな…?▼
[ツバキ]
モズメ?
どうしたのー?▼
[モズメ]
あんなぁ…あたい…
ツバキさんに言いたいことがあって…▼
[ツバキ]
何かなー?
何でも言ってよー。▼
でも生活の知恵のついての質問なら、
俺よりもモズメのほうが詳しいかもねー。▼
[モズメ]
そ、そういうことやないんやよ…▼
[ツバキ]
ん…?じゃあ何かなー?▼
[モズメ]
あたい…ツバキさんのこと、好きや…▼
[ツバキ]
…えっ?▼
そ、それはどうも…▼
[モズメ]
な、何なん、それ!?
第一声がそんな返事なん…?▼
[ツバキ]
あ、ご、ごめんねー。
ちょっとびっくりしちゃってさー。▼
だって、突然だったから…▼
[モズメ]
そ、そうやんな…
ごめんな、ツバキさん…▼
でもあたい…ツバキさんを見たときから、
気になってたんよ…▼
天才と謳われて…
何でもできて、優しゅうて。▼
でもツバキさんはどこから見ても、▼
都会の男性って感じやし…
あたいと釣り合いなんて取れてへん…▼
[ツバキ]
モズメ…▼
[モズメ]
でも最近は色々楽しくお話しできる
ようになってきてたし…▼
ダメやったとしても…
告白するくらいは許されるかなって…▼
そう思ったんよ…▼
びっくりさせてしもて、ごめんな…▼
[ツバキ]
…………▼
全く…モズメは本当に
自分を低く見てるんだなぁー。▼
[モズメ]
え…?▼
[ツバキ]
ちゃんとお返事するね…
俺も…モズメのこと好きだよ。▼
[モズメ]
えっ!!?▼
[ツバキ]
だから釣り合うとか釣り合わないとか
そんなの気にしないでほしいなー。▼
モズメが俺の隣に相応しくないなんて
思われたら…悲しくなるよー。▼
[モズメ]
ツバキさん…ありがとう。
そう言ってもらえて、あたい幸せやわ。▼
[ツバキ]
これまで悩ませちゃってごめんね…▼
でもこれからはずっと俺、
君と一緒にいるから…▼
だから君も自分なんかって卑下しないで、
自信を持って俺の隣にいてほしいな…▼
[モズメ]
うん、約束するで…
あたいずっとあんたの傍におるよ。▼

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Last-modified: 2022-02-11 (金) 12:01:43
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