期待値でカンストするものは太字で示す。
シルヴィア | HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | 個人スキル | 武器レベル |
初期値(Lv.1) | 28 | 3 | 0 | 4 | 12 | 6 | 1 | 5 | 連続/祈り | 剣C |
期待値(Lv.30) | 42.5 | 5.9 | 8.7 | 6.9 | 14.9 | 14.7 | 3.9 | 16.6 | ||
成長率 | 50% | 10% | 30% | 10% | 10% | 30% | 10% | 40% |
シルヴィアは魔力・魔防の成長率が密かに母親キャラの中で最も高く、本人は活かし難いがコープルは物理系のカップリングでもそれなりの魔力を確保できる。
一方、物理戦闘関連のステータスは徹底的に低く設定されている。
子供はプリーストのコープルとダンサーのリーン。
コープルはブラギの神族補正によりプリーストの段階から杖Aを使用できる。
二人とも戦闘はあまり得意ではなく、後方支援が中心で戦闘に参加しなくても攻略に貢献することができるユニットのため、「追撃」の付与を含め戦闘能力を度外視したカップリングが許されるキャラクター=ほかのキャラと違い「追撃」を引き継くことにこだわらなくていいといえる。
カップリングの傾向としては、コープルの杖適性や育成効率を補助するか、リーンの耐久力を確保して前線に踊りを届けるか、敢えて攻撃力を補うかの大まかに3つの方向性に分けられる。
リーンは最初から踊り続けることで、レベルアップしやすいし、コープルは値切りの腕輪を継承させることで、登場が遅くとも高価な杖を使いやすくなる=経験値を大量獲得しやすいので、成長がはかどりやすい。
闘技場ではシルヴィアと同じく「祈り」を駆使すれば2人とも勝ち抜くことができる。
代替キャラクターのシャルロー・レイリアに非常に優秀なスキルと専用アイテムがあるため、独身を採用する選択肢があるのも特徴。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 110% | 45% | 25% | 35% | 25% | 40% | 45% | 35% | 連続/祈り/必殺/突撃 | |
リーン | 90% | 30% | 32% | 25% | 20% | 40% | 30% | 42% | 連続/祈り/必殺/突撃/踊る | 剣C |
リーンの武器を必殺化せずにまとまったダメージを奪えるカップリングの一つ。
ホリンの「月光剣」と違いコープルにも恩恵があるのがポイント。
闘技場では高めの耐久力で「祈り」の調整がしやすく、命中率0%に落とせなかった時にも「必殺」で早期撃破ができるため勝ち抜きやすい。
問題はリーンに「突撃」が入ってしまうことで、発動時に敵の攻撃順が来る前に倒すことが困難なため、余計なダメージを受けてしまう結果に繋がるのが役割上、大きな懸念材料になる。
守備は高めだが、マップ上での生存能力はどちらかというと不安を抱える形になるだろう。戦闘はなるべく避けたいところ。
或いはリング系でバチバチに補強して敵の再攻撃前に倒す火力を身に付ける手もあるかもしれない。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 100% | 35% | 25% | 45% | 35% | 50% | 35% | 35% | 追撃/連続/見切り/祈り | |
リーン | 85% | 25% | 32% | 30% | 25% | 45% | 25% | 42% | 追撃/連続/見切り/祈り/踊る | 剣C |
「追撃」を付与するという意味ではバランスの良いカップリング。
二章の会話で恋愛値が大きく上昇し、シルヴィアにレッグリングを持たせても足並みを合わせやすいため、カップル成立させやすい点は他の「追撃」持ちよりも優れている。
同じく「追撃」持ちで魔力の伸びの良いアゼルと比べて、このカップリングはリーン寄りの選択と言える。
とはいえリーンは「追撃」が加わるだけでできることはあまりなく、火力を発揮するためには武器の必殺化やリングでの補強が必要になるだろう。
他の攻撃型リーンと比べ、守りの剣が主武装になるため安全面を犠牲にすることなく戦闘参加ができるのが特徴。
コープルはアレクの「見切り」を付与できるキャラクターとしては最も高い魔防を持つため、数は少ないものの魔法系の特殊スキル持ちにぶつける運用が考えられる。
但し、終盤の強敵を相手取るにはスペック的に辛い部分があるので、こちらもリング系で補強したい。
そのままでも無難な能力ではあるものの、独自の強みをしっかり活かすためには入念な下準備と計画的な運用が必要になる奥行きのあるカップリング。
恋人成立前後に会話あり(二章、五章)。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 120% | 55% | 25% | 15% | 25% | 30% | 45% | 35% | 連続/祈り/待ち伏せ | |
リーン | 95% | 35% | 32% | 15% | 20% | 35% | 30% | 42% | 連続/祈り/待ち伏せ/踊る | 剣C |
高いHP・守備が頼もしい耐久型。
先制攻撃で倒すのは難しいため「待ち伏せ」が活きてくることはあまりないが、リーンにはスリープの剣を使ったイチかバチかの睡眠狙いがある。
闘技場では一度敗退した後HP1で再入場すると最初のターンだけ「待ち伏せ」が発動するため、攻速で負けている相手に睡眠をねじ込むことができる。「祈り」が通じない相手への奥の手に。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 120% | 45% | 25% | 25% | 25% | 40% | 55% | 35% | 連続/祈り/待ち伏せ/エリート | |
リーン | 105% | 30% | 32% | 20% | 20% | 40% | 50% | 42% | 連続/祈り/待ち伏せ/エリート/踊る | 剣C |
登場が遅くレベル1で参戦するプリーストのコープルと戦闘力に乏しいダンサーのリーンにとって、杖や踊りの経験値も2倍になる「エリート」は非常に嬉しいスキル。
姉弟の共通点として、ネールとブラギの血のおかげでHP・守備・魔防の成長率が非常に高くなる。
この特性は個人スキルの「祈り」と相性が良く、闘技場で「祈り」を狙いやすくなり勝ち上がりやすい。
コープル的には攻撃スキルがない点がネックとなるが、彼は後衛職であり登場時期の関係で杖を振っているだけで役目を終える事が多く、クラスチェンジしなければ攻撃スキルを活かせないなど、攻略中においては個人スキル「エリート」のおかげで闘技場で戦わずとも杖を振るだけですくすく育つ為、攻撃スキルが無くてもさほど気にならない。
リーンは個人スキルの「待ち伏せ」がスリープの剣と非常に相性が良く、闘技場において「祈り」だけではなく、「待ち伏せ」スリープの剣もできるので、スリープの剣さえ決まればどんな敵にも勝てる。
踊り子にとって最重要な生存能力、敵の攻撃を耐えきるHP・守備・魔防の成長率の高さは非常に魅力的。エリートによるレベルアップの早さがそれに拍車をかける。
バルキリーの杖の継承やコープルの最終的な戦闘力を気にしないのであれば、リーンが強くなり育成の手間が緩和される有力なカップリング候補となる。楽に育成したい、オールA等の評価狙いをしたいと言った時におすすめのカップリング。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 100% | 15% | 60% | 25% | 55% | 40% | 25% | 40% | 追撃/連続/祈り | |
リーン | 95% | 15% | 65% | 20% | 35% | 40% | 20% | 45% | 追撃/連続/祈り/踊る | 剣C |
高い魔力・速さと「追撃」によるアタッカーコープル。
ファラの神族補正でコープルの炎レベルが上昇してエルファイアーを使えるようになる。
炎魔法は重く「追撃」「連続」と相性が悪いので、打点や攻速を見てウインドと使い分けよう。
杖の効力も高くなるため、本来の役割とも合致する有力なカップリングの一つ。
リーンの魔力も上限到達が期待できるため、魔法剣を使った攻撃力は「追撃」「連続」も相まって侮れないものになる。
敵の間接攻撃の射程先端に誘い込もう。
2人とも高い攻撃力を獲得する反面、防御には不安があるのでしっかり守ってあげたい。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 100% | 35% | 25% | 45% | 35% | 70% | 35% | 35% | 追撃/連続/祈り | |
リーン | 85% | 25% | 32% | 30% | 25% | 55% | 25% | 42% | 追撃/連続/祈り/踊る | 剣C |
「祈り」が被って「追撃」のみ追加。比較的安定した火力と高い運による回避率の高さが特徴。
リーンを軸に「追撃」を持たせることを考えた時に、「見切り」「突撃」が不要だと判断した場合に浮上する選択肢の一つ。
2人が共存するのは第二章〜三章と短く、カップリング成立のためにはクリアターンの引き伸ばしがほぼ必須になる。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 90% | 35% | 25% | 35% | 45% | 30% | 35% | 35% | 追撃/連続/祈り/突撃 | |
リーン | 80% | 25% | 32% | 25% | 30% | 35% | 25% | 42% | 追撃/連続/祈り/突撃/踊る | 剣C |
「追撃」「突撃」が加わる、攻撃回数に特化したカップリング。
アゼルと比べてリーン寄りの成長率になるが、スキルは間接攻撃が可能なコープル向きの構成。
姉弟共に攻撃に寄った性質になる反面、「突撃」で必要以上のダメージを受ける可能性があり、耐久面の成長率も低いので慎重な立ち回りが必要になる。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 80% | 45% | 30% | 45% | 45% | 60% | 45% | 40% | 連続/祈り/値切り | |
リーン | 75% | 30% | 35% | 30% | 30% | 50% | 30% | 45% | 連続/祈り/太陽剣/値切り/踊る | 剣C |
HP以外の成長率の高さと「値切り」、リーンの「太陽剣」が特徴。
物理系の父親にしては魔力、魔防が若干高めになる。
「値切り」はコープルへの恩恵が大きく、初動で必要な杖とエリートリングを安く買い揃えることができるため、早期クラスチェンジを目指す場合に大きく負担を減らしてくれる。
以降も高価な杖を積極的に使っていけるため、クロードとは違った形で杖適性を発揮できる。
ネックになるのがリーンの闘技場で、「祈り」のHP調整が「太陽剣」の回復効果で崩れてしまうため、スリープの剣等「祈り」に頼らずに勝つ必要がある場面が少なからず出てくるだろう。
「太陽剣」で纏まった量のHPを吸収するのも難しいため、リーンへの恩恵を活かすのが難しいカップリングになる。
武器の必殺化やパワーリングで有効打を獲得できれば大幅に改善され、「太陽剣」の生存力と「値切り」の恩恵で自由度の高い運用が可能になるため、意識的にケアすればデメリットばかりというわけでもない。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 120% | 55% | 20% | 15% | 35% | 60% | 35% | 35% | 連続/祈り/突撃 | |
リーン | 95% | 35% | 30% | 15% | 25% | 50% | 25% | 42% | 連続/祈り/突撃/踊る | 剣C |
「連続」が被って「突撃」のみ追加。
魔力・技の成長率が非常に低く、HP・運は高いものの「突撃」のケアも必要になる難しい組み合わせ。
スキル面で「突撃」に加えて「必殺」のあるノイッシュ、「追撃」のあるミデェールとベオウルフに完全に劣る。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 140% | 35% | 25% | 85% | 35% | 40% | 35% | 35% | 連続/祈り | |
リーン | 115% | 25% | 32% | 65% | 25% | 40% | 25% | 42% | 連続/祈り/月光剣/踊る | 剣C |
月光リーンで有名な組み合わせ。
オードの神族補正で剣Bまで装備できるようになり、HP・技も高くなるため立派な戦力になれる、最強のリーン。
力・速さは平凡で「追撃」も無いためこれだけでは闘技場に強いという程度だが、武器の必殺化やリング系を使った更なる補強があれば立派な戦力として数えることができるようになる。
戦場で自分から斬りかかることはまず無いだろうが、敵ターンで狙われた際に寄らば斬り返せる。
リーンが孤立しやすいリーフレスキュー部隊ではその攻撃力を活かす機会を作ることも不可能ではないだろう。
ちなみに武器継承はシルヴィアの方が剣Cなので、勇者の剣を直接継承はできない(一応、村訪問で入手する斬鉄の剣か燕返しなら可能)。
コープルは魔力が平凡だが、HPがセリスと同等の成長率を誇り、回復役とは思えないほどの伸びを見せる。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 120% | 15% | 50% | 45% | 95% | 40% | 25% | 40% | 連続/祈り/必殺 | 杖B |
リーン | 95% | 15% | 45% | 30% | 55% | 40% | 20% | 45% | 連続/祈り/必殺/踊る | 剣C |
レヴィンのフォルセティがコープルに継承され、クラスチェンジ後に使用可能になる。
コープルの戦闘力は間違いなくこれが最強となる。
加入後可能な限り早くクラスチェンジし、前線に置いていかれないように進軍を工夫したいところ。
杖の効果も高いが、フォルセティの攻撃参加が求められる場面では杖を振っている余裕が無い可能性が高いため、リザーブやレストなど重要度の高い杖は他の杖使いに任せた方が良いかもしれない。
同じくフォルセティを継承できるセティ・アーサーと比較すると、「追撃」と優秀なステータスで一際高い戦闘力を有するセティ、六章で加入して騎兵にクラスチェンジするアーサーに対し、コープル独自の強みは魔防の高さになる。
状態異常杖使いや魔法系のボスに対して高い適性があるのが強みだが、フォルセティ獲得タイミングの遅さや移動力の低さからフォルセティを使用できる場面自体が3人の中で大幅に少なく、フォルセティ使いとしての適性は低い評価になってしまうだろう。(奇しくもセティ加入からコープル加入までに、フォルセティ使いで相手をしたい敵が存在しないのでセティとの差はあまり気にならないかも)
一方、レヴィンとそれ以外のカップリングとの差という視点で見た場合に最大の伸び幅になるのは恐らくコープルであり、戦力強化の焦点をトップではなくボトムに合わせ戦闘要員を増やすことを考える場合は有力な選択肢になる。(安定した戦力とするのに追撃リングを回す必要はあるものの、他のカップリングでは「追撃」を継承させるようにすれば特に大きな問題はない)
また、リーンは十章で専用のイベントがあり、守備が5上昇する。
これにより会話後の守備期待値はレックスに次ぐ高さになり、速さの高さも相まって高い自衛力を獲得するため、リーンにとっても恩恵の大きいカップリングになる。
四章でシルヴィアとフュリーを隣接させると自動的にイベントが発生し、レヴィン-シルヴィア間の恋愛値が上昇する。
これにより殆ど隣接させなくてもカップリングが成立する場合があり、狙っている場合ならありがたいが、そうでない時には注意が必要。
恋人成立後にも専用会話あり(五章)。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 110% | 45% | 20% | 45% | 35% | 40% | 35% | 35% | 追撃/連続/祈り/突撃 | |
リーン | 90% | 30% | 30% | 30% | 25% | 40% | 25% | 42% | 追撃/連続/祈り/突撃/踊る | 剣C |
「追撃」「突撃」が加わる攻撃的な、というよりこれはもう捨て身の構成。
同じスキル構成のミデェールと比べ、HP・力・技・運が高く、魔力・速さが低い。
コープルの杖適性を落としてまでこの構成を選択する意義があるとすれば、リーンに火力を持たせるという一点に尽きる。
守りの剣を必殺化してリングを指いっぱいに嵌め込み、「突撃」による2撃目が来る前に何としても殴り倒そう。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | 武器継承 | |
コープル | 90% | 15% | 50% | 25% | 35% | 60% | 25% | 60% | 連続/祈り | 杖☆ |
リーン | 85% | 15% | 50% | 20% | 25% | 55% | 20% | 65% | 連続/祈り/踊る | 剣C |
クロードの高い魔力・魔防とバルキリーを含む全ての杖を継承できる、コープルの杖適性に特化したカップリング。
プリースト本来の役割とシンプルに合致し、戦闘を考えずに後方支援に徹することだけを考えた場合に有力な選択肢になる。
バルキリーの継承先という意味でも無難なキャラクター。
成長率はシルヴィアが元々持っている素養をそのまま強化する形でスキルも追加されないため、戦闘に関わる能力は殆ど強化されない。
リーンはこの組み合わせでなくても魔防の期待値が上限近くまで届いているため、彼女にとってはあらゆる面において恩恵の乏しいカップリングになる。
後方支援に専念できるようにしっかり守ってあげよう。
作中唯一となる同一神族の直系と傍系によるカップリングになるため、コープルの成長率継承の計算に神族補正(弱)相当のロスが発生する。
魔力・魔防はそれでも十分な高さになるが、HPは100%を切っているため、物理耐久はクロード絡みの中でも特に低くなる。
リーンはブラギ直系扱いになる。
恋人成立前後に会話あり(四章、五章)。
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 | スキル | |
シャルロー | 70% | 10% | 50% | 20% | 20% | 30% | 10% | 30% | エリート |
レイリア | 50% | 50% | 10% | 20% | 40% | 30% | 20% | 20% | カリスマ/踊る |
シルヴィアが独身のまま前半を終えた場合、プリーストのシャルローとダンサーのレイリアが参戦する。
兵種はコープル、リーンと変わらず。
最大の特徴は、この姉弟でしか入手できない武器が存在することだろう。
シャルローは高い魔力と「エリート」が特徴。
コープルと同じく中盤にレベル1で加入するため「エリート」の恩恵は大きく、魔力がグングン伸びていくため、杖の扱いに関しては物理系父親のコープルに勝る。
戦闘力は低く闘技場で勝ち抜くのは難しいため、杖の購入・修理費用が最大の敵。
レイリアは「カリスマ」を持っているので支援ユニットとして超優秀。
リーンには真似できない能力であり、シルヴィア独身の大きな採用理由となる。
最も活かせる場面は、低命中になりがちの城門を守備する動かない敵に対してであろう。
一方で耐久力が低く、アイテム継承ができず闘技場も苦手な分レッグ・ナイトリングを買い揃えるのも大変なため、そのサポート能力を最前線に届けることはリーンより難しい。
ここら辺を数値にすると以下の通り。ステータスで比較すると分かりやすい。比較対象となる親は魔法系安定のクロードと、育成と守備重視のレックス。
Lv | 名前 | 父親 | HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 運 | 守備 | 魔防 |
3 | レイリア | - | 24 | 4 | 0 | 1 | 13 | 4 | 1 | 4 |
3 | リーン | クロード | 28 | 3 | 4 | 2 | 9 | 10 | 2 | 8 |
3 | リーン | レックス | 31 | 4 | 1 | 3 | 9 | 9 | 4 | 5 |
30 | レイリア | - | 37 | 17 | 3 | 6 | 22 | 12 | 6 | 9 |
30 | リーン | クロード | 51 | 7 | 15 | 7 | 16 | 25 | 7 | 18 |
30 | リーン | レックス | 59 | 12 | 10 | 8 | 14 | 20 | 16 | 16 |
上表の通り、レイリアの速さは目を見張る物があるが、耐久性能にかなり難がある。
その為「カリスマ」を持っているからといってリーンの上位互換と簡単に言い切ることはできず、特に攻略評価A狙いなどクリアターンを意識したプレイでは評価を落とすことになる。
初期装備無し、低耐久、闘技場で稼げない、一撃即死の危険性、シーフや恋人の金銭面等のフォロー等々、不安要素は多い。
リーンと違って「祈り」が無い為、闘技場はスリープの剣と祈りの剣の使い分けが必要。祈りの剣は一撃即死の問題から機能しない事も多い。
妙に力の成長率が高いが、精々眠らせた後の闘技場相手の時間短縮に役立つくらいか。
要約すると、レイリアはサポート性能でリーンに勝るが、生存能力やアイテム継承の問題、ユニットとしての実態の運用面でリーンに劣る。
なお、シャルローがバサークの杖を、レイリアがバリアの剣を専用イベントで入手する。
9章で入手できるバサークの杖は耐久が1しかないものの、相手を同士討ちさせられるので要所では役に立つ。(敵の配置等から特に効果的なのはイシュタルや十二魔将などの終章の難敵)
7章で入手できるバリアの剣は装備者の魔防を7上昇させるので、遠距離魔法持ちに近づく場合やスリープ地帯の進行時に装備するのが効果的で、恩恵を受ける機会は多い。
姉弟ともに活躍させるためには大金が必要ではあるが、後方支援においてはコープル・リーンに劣らない能力を持つため、メリットは申し分無い。
またこの2人でしか入手できないバリアの剣、バサークの杖ともにかなり有用なアイテムであるのも大きい。
子世代での金策に自信があるなら挑戦してみてもいいだろう。
二人とも兵種上の役割自体はカップリングによって大きく左右されることがないが、それを遂行する上で何を重視するかによって相手が変わってくる。
前に出て積極的にサポートを行うのであればレックス
安全圏で後方支援に徹するならクロード、あるいはシャルロー&レイリア
攻撃力を求める場合はコープルならレヴィン・アゼル、リーンならホリン・アレクといったところ。
「突撃」はよほど入念にリーンの攻撃力の底上げを図らない限りは、できれば採用を避けたい。