[広告]

キサラギの支援会話†
マイユニット(女性)†
フェリシア(親子)†
支援C†
- [キサラギ]
- よし、今日も狩りに出かけるぞ~!
山にしようかな…▼
あっ、でもこの前見つけた平原にも、
良い獲物がいそうだな!▼
- [フェリシア]
- 待ってください、キサラギ!▼
- [キサラギ]
- うわっ! …は、母上。▼
- [フェリシア]
- なんですか、「うわっ!」って!
母さんを化け物かなにかみたいに!▼
- [キサラギ]
- だ、だって…!
母上こそ凄い剣幕じゃないか…!▼
- [フェリシア]
- 母さんが何を言いたいのか
あなたはわかってますよね?▼
それなのにこっそり逃げだそうとするなんて…
全く、仕方のない子ですね。▼
- [キサラギ]
- う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼
- [フェリシア]
- ダメです! だって狩りから帰ってきたら
ご飯を食べてすぐに寝ちゃうじゃないですか!▼
- [キサラギ]
- で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼
- [フェリシア]
- だから勉強するんじゃないですか。▼
大丈夫、母さんが付きっきりで
手取り足取り教えてあげますよ〜。▼
- [キサラギ]
- 別にいいじゃないか…
苦手な学問が少しくらいあったって…▼
- [フェリシア]
- キサラギ…あなたは他にも色々
知らないことが多すぎると思うんです…▼
勿論あなたの面倒をあまりみてあげられなかった
私たちにも責任があるんですが…▼
でも、だからこそ時間のある今は
あなたの手助けがしたいと思っているんです…▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [フェリシア]
- これからは狩りは少し控えてくれませんか?
そして、一緒にお勉強しましょうよ。▼
私がちゃ〜んと教えてあげますから。▼
- [キサラギ]
- い、嫌だよ!
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ!▼
いくら母上だからって
それを止めるだなんて納得いかないよ!▼
僕は…僕は、もう行くよっ!!▼
(キサラギ退場)
- [フェリシア]
- あっ! キサラギ、待ってください!
キサラギー!!▼
…………▼
行ってしまいましたか…▼
支援B†
- [キサラギ]
- ふふ~ん、今日も獲物が沢山獲れたな~!▼
でも、あの鳥を捕まえるのは、
すごく大変だったな。▼
今度あの辺りはよく調べておかないとな。
罠もそろそろ新調しておこうかな?▼
(暗転)
- [キサラギ]
- そーっと、そーっと…▼
母上の部屋を通り過ぎる時は
静かにしないと…▼
狩りに行ってたことを知られると、
またどやされちゃうもんね…▼
「勉強しろー勉強しろー」って、
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼
- [フェリシア]
- ええっと…これは…▼
- [キサラギ]
- 母上…紙に何か書いてるけど、
何をやってるんだろう?▼
- [フェリシア]
- こっちの計算式はこうしたほうが、
あの子にわかりやすいかもしれませんね…▼
- [キサラギ]
- えっ…?▼
- [フェリシア]
- いけない、もっと見やすい年表が載っている
歴史書を探しておこうと思ったのに!▼
後から探しに行きましょう…▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [フェリシア]
- キサラギは一つ一つ覚えていけば
いつか、かならず出来るようになる子です。▼
だから、最初のきっかけを作ってあげられれば…▼
- [キサラギ]
- 母上…▼
- [フェリシア]
- あ、キサラギ…お帰りなさい。
どうしたんですか? そんな所で。▼
- [キサラギ]
- ご、ごめんなさい…母上。▼
母上が僕のために尽くしてくれているのに、
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼
- [フェリシア]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼
- [フェリシア]
- いいんです。キサラギ。▼
そうしてあなたが少しでも母さんのことで、
悩んでくれたのなら、もうそれで十分です。▼
あとは狩りの時間をもう少し勉強に割いて
くれたら…私はとっても嬉しいです。▼
- [キサラギ]
- う、うんっ!
もちろんそうするよ!▼
これからは算術と歴史を
もっと理解できるようがんばるよ!▼
だから母上に…教えてもらいたい…!▼
- [フェリシア]
- キサラギ…
じゃあ今から少しやりましょうか?▼
- [キサラギ]
- うん、わかったよ!▼
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、
着替えてすぐに戻ってくるね!▼
少し待ってて、母上!▼
(キサラギ退場)
- [フェリシア]
- うふふ…
キサラギ、ありがとうございます。▼
支援A†
- [キサラギ]
- よしっ、解けた~っ!!
母上、できたよ。算術の問題!▼
- [フェリシア]
- どれどれ?▼
…………▼
はい。答えはあってますね…
でも、これって…▼
- [キサラギ]
- あ、うん。▼
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。
応用ってやつだよ。▼
- [フェリシア]
- な、なるほど…もちろん正解です。
キサラギすごいですね!▼
- [キサラギ]
- えへへっ!▼
- [フェリシア]
- さっきやった歴史の問題も
本当にお見事でした。▼
年号とその時起きた出来事と中心人物まで、
完璧に正解なんて…凄すぎです!▼
- [キサラギ]
- 覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ!▼
全部母上の教え方が上手だったからだよ!
ありがとう、母上!▼
- [フェリシア]
- いいえ、キサラギ…
これは全部あなたの努力の成果です。▼
よくここまでがんばりましたね。▼
- [キサラギ]
- へへっ、そこまで褒められると
何だかくすぐったいね。▼
- [フェリシア]
- 私が教えられることはもうありません…
さあ、狩りに行っていいですよ!▼
- [キサラギ]
- ええと…ううん…いいや。▼
- [フェリシア]
- えっ?▼
- [キサラギ]
- あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼
でも僕はこれからも母上とこうして、
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼
- [フェリシア]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 母上のおかげで
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼
ね、いいでしょう? 母上。▼
- [フェリシア]
- うふふ…もちろんです、キサラギ。▼
これからもこうしてあなたと過ごせるなんて…
こんなに幸せなことはありません!▼
- [キサラギ]
- うん、僕も同じだよ!
これからもよろしくね、母上!▼
アクア(親子)†
支援C†
- [キサラギ]
- よし、今日も狩りに出かけるぞ~!
山にしようかな…▼
あっ、でもこの前見つけた平原にも、
良い獲物がいそうだな!▼
- [アクア]
- 待ちなさい、キサラギ。▼
- [キサラギ]
- うわっ! …は、母上。▼
- [アクア]
- 何なの、その露骨に嫌そうな顔は…
母親に向かってする表情ではないわよ?▼
- [キサラギ]
- だ、だって…!
母上こそ凄い剣幕じゃないか…!▼
- [アクア]
- ということは、私がこれから
何を言おうとしているのか、▼
わかっているということなのね…?
全く、仕方のない子だわ…▼
- [キサラギ]
- う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼
- [アクア]
- ダメです。あなたはいつも狩りから帰ると
食事をしてすぐに寝てしまうでしょう?▼
- [キサラギ]
- で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼
- [アクア]
- ええ、そうね。▼
だからこそこうして、私が付きっきりで
教えてあげると言っているんでしょう?▼
- [キサラギ]
- 別にいいじゃないか…
苦手な学問が少しくらいあったって…▼
- [アクア]
- でもね、あなたは最低限のことすら
知らなさすぎるの。▼
これまであなたのことを構ってあげられなかった
私たちにも責任があるのだけれど…▼
でもだからこそ今後は時間があるときくらいは、
あなたの手助けがしたいと思っているのよ…?▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [アクア]
- だからこれからは狩りは少し控えて、
勉強する時間に回しましょう?▼
私がちゃんと教えてあげるから。▼
- [キサラギ]
- い、嫌だよ!
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ!▼
いくら母上だからって
それを止めるだなんて納得いかないよ!▼
僕は…僕は、もう行くよっ!!▼
- [アクア]
- あっ! キサラギ、待ちなさい!!▼
…………▼
行ってしまったわ…▼
支援B†
- [キサラギ]
- ふふ~ん、今日も獲物が沢山獲れたな~!▼
でも、あの鳥を捕まえるのは、
すごく大変だったな。▼
今度あの辺りはよく調べておかないとな。
罠もそろそろ新調しておこうかな?▼
(暗転)
- [キサラギ]
- そーっと、そーっと…▼
母上の部屋を通り過ぎる時は
静かにしないと…▼
狩りに行ってたことを知られると、
またどやされちゃうもんね…▼
「勉強しろー勉強しろー」って、
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼
- [アクア]
- ええと…これは…▼
- [キサラギ]
- 母上…紙に何か書いてるけど、
何をやってるんだろう?▼
- [アクア]
- この計算式はこうしたほうが、
あの子はわかってくれるかしら…▼
- [キサラギ]
- えっ…?▼
- [アクア]
- ああ、そういえばもっとわかりやすい
年表の載っている歴史書を▼
探しておくのを忘れていたわ…
後から探しに行かなくちゃ。▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [アクア]
- キサラギは覚えることに慣れていないだけで、
ちゃんと一つずつ教えていけば…▼
きっとわかってくれる子だもの…
最初のきっかけさえ与えてあげれば…▼
- [キサラギ]
- 母上…▼
- [アクア]
- あ、キサラギ…お帰りなさい。
どうしたの、そんな所で突っ立って…▼
- [キサラギ]
- ご、ごめんなさい…母上。▼
母上が僕のために尽くしてくれているのに、
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼
- [アクア]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼
- [アクア]
- キサラギ、いいのよ。▼
あなたが少しでも私のことを
考えてくれたのなら、それでいいの。▼
あとは狩りの時間をもう少し、
勉強に割いてくれたら…とても嬉しいわ。▼
- [キサラギ]
- う、うんっ!
もちろんそうするよ!▼
これからは算術と歴史を
もっと理解できるようがんばるよ!▼
だから母上に…教えてもらいたい…!▼
- [アクア]
- キサラギ…ありがとう。
じゃあ今から少しやりましょうか?▼
- [キサラギ]
- うん、わかったよ!▼
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、
着替えてすぐに戻ってくるね!▼
少し待ってて、母上!▼
(キサラギ退場)
- [アクア]
- キサラギ…ありがとう。▼
支援A†
- [キサラギ]
- よしっ、解けた~っ!!
母上、できたよ。算術の問題!▼
- [アクア]
- どれどれ?▼
…………▼
答えはあってるけど…これって…▼
- [キサラギ]
- あ、うん。▼
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。
応用ってやつだよ。▼
- [アクア]
- な、なるほどね…もちろん正解よ。
…キサラギすごいじゃない。▼
- [キサラギ]
- えへへっ!▼
- [アクア]
- さっきやってみた歴史の問題だって、
本当にすごかったわ。▼
年号とその時起きた出来事と中心人物まで、
一字一句漏らすことなく正解だったもの。▼
- [キサラギ]
- 覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ!▼
全部母上の教え方が上手だったからだよ!
ありがとう、母上!▼
- [アクア]
- キサラギ…▼
いいえ、これは全部あなたの努力の賜物よ。
本当によくここまでがんばったわね。▼
- [キサラギ]
- へへっ、そこまで褒められると
何だかくすぐったいね。▼
- [アクア]
- これで…もう狩りに行ってもいいわね。▼
私があなたに教えられることは無いもの。▼
- [キサラギ]
- ええと…ううん…いいや。▼
- [アクア]
- えっ?▼
- [キサラギ]
- あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼
でも僕はこれからも母上とこうして、
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼
- [アクア]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 母上のおかげで
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼
ね、いいでしょう? 母上。▼
- [アクア]
- ええ…もちろんよ、キサラギ。▼
これからもこうして過ごせたら、
私は幸せだわ。▼
- [キサラギ]
- うん、僕も同じだよ!
これからもよろしくね、母上!▼
モズメ(親子)†
支援C†
- [キサラギ]
- よし、今日も狩りに出かけるぞ~!
山にしようかな…▼
あっ、でもこの前見つけた平原にも、
良い獲物がいそうだな!▼
- [モズメ]
- ちょっと待ちぃ! キサラギ!▼
- [キサラギ]
- うわっ! …は、母上。▼
- [モズメ]
- 何? そんな露骨に嫌そうな顔して。
まるで鬼にでも会ったみたいやないの!▼
- [キサラギ]
- だ、だって…!
母上こそ凄い剣幕じゃないか…!▼
- [モズメ]
- あんた、あたいに今から
何を言われるんか解ってるんやろ?▼
全く、しょうがない子やな…▼
- [キサラギ]
- う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼
- [モズメ]
- あかん! あんたはいつも狩りから戻って
ご飯食べたらすぐに寝てしまうやないの。▼
- [キサラギ]
- で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼
- [モズメ]
- そんなん知ってるわ。▼
だからこそ、こうして、母さんが付きっきりで
教えてあげるって言ってるんや。▼
- [キサラギ]
- 別にいいじゃないか…
苦手な学問が少しくらいあったって…▼
- [モズメ]
- あんたの場合、そんだけと違うやん。
最低限のことだって知らへんやないの。▼
これまであんたに構ってあげられへんかった
あたいたちにも責任あるけど…▼
だからこそ、これから時間があるときには
あんたに色々教えたいって思ってるんよ。▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [モズメ]
- だからな、これからは狩りは控えて、
勉強する時間に回してくれへん?▼
あたいがきちんと教えたるから。▼
- [キサラギ]
- い、嫌だよ!
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ!▼
いくら母上だからって
それを止めるだなんて納得いかないよ!▼
僕は…僕は、もう行くよっ!!▼
(キサラギ退場)
- [モズメ]
- あっ! キサラギ、待って!!▼
…………▼
行ってしもたか…▼
支援B†
- [キサラギ]
- ふふ~ん、今日も獲物が沢山獲れたな~!▼
でも、あの鳥を捕まえるのは、
すごく大変だったな。▼
今度あの辺りはよく調べておかないとな。
罠もそろそろ新調しておこうかな?▼
(暗転)
- [キサラギ]
- そーっと、そーっと…▼
母上の部屋を通り過ぎる時は
静かにしないと…▼
狩りに行ってたことを知られると、
またどやされちゃうもんね…▼
「勉強しろー勉強しろー」って、
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼
- [モズメ]
- えっと…これは…▼
- [キサラギ]
- 母上…紙に何か書いてるけど、
何をやってるんだろう?▼
- [モズメ]
- この計算式はこうやったほうが
あの子はわかってくれるかもな…▼
- [キサラギ]
- えっ…?▼
- [モズメ]
- そうやった! もっとわかりやすい
年表の載っている歴史書を▼
用意しとかなあかんのやった…
後から探しに行かな。▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [モズメ]
- キサラギは勉強に慣れてへんだけなんや…
あわてずに一個一個覚えていけば…▼
ちゃんとできるようになる子や。
だからあたいがきっかけを作ったらんと…▼
- [キサラギ]
- 母上…▼
- [モズメ]
- あ、キサラギ…お帰り。
どうしたん、そんな所でボーっとして…▼
- [キサラギ]
- ご、ごめんなさい…母上。▼
母上が僕のために尽くしてくれているのに、
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼
- [モズメ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼
- [モズメ]
- キサラギ、ええんよ。▼
そうやってあんたが言ってくれただけで
あたいは満足やわ。▼
あとは狩りの時間をもうちょっと勉強に
割いてくれたら…とっても嬉しいわ。▼
- [キサラギ]
- う、うんっ!
もちろんそうするよ!▼
これからは算術と歴史を
もっと理解できるようがんばるよ!▼
だから母上に…教えてもらいたい…!▼
- [モズメ]
- キサラギ…そんなら善は急げや!
今からやってみようか?▼
- [キサラギ]
- うん、わかったよ!▼
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、
着替えてすぐに戻ってくるね!▼
少し待ってて、母上!▼
(キサラギ退場)
- [モズメ]
- キサラギ…おおきに。▼
支援A†
- [キサラギ]
- よしっ、解けた~っ!!
母上、できたよ。算術の問題!▼
- [モズメ]
- どれどれ?▼
…………▼
答えはあってるな…けど、これって…▼
- [キサラギ]
- あ、うん。▼
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。
応用ってやつだよ。▼
- [モズメ]
- な、なるほど…もちろん正解や。▼
- [キサラギ]
- えへへっ!▼
- [モズメ]
- あんた本当にすごいな…
さっきの歴史の問題なんて▼
年号とその時起きた出来事と中心人物の名前まで
完璧に正解やったやないの。▼
- [キサラギ]
- 覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ!▼
全部母上の教え方が上手だったからだよ!
ありがとう、母上!▼
- [モズメ]
- キサラギ…それはちゃうわ。▼
これは全部あんたの努力の賜物や。
本当にようここまでがんばったな。▼
- [キサラギ]
- へへっ、そこまで褒められると
何だかくすぐったいね。▼
- [モズメ]
- あんたに教えられることはもうあらへん。
…狩りに行ってもええで。▼
- [キサラギ]
- ええと…ううん…いいや。▼
- [モズメ]
- えっ?▼
- [キサラギ]
- あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼
でも僕はこれからも母上とこうして、
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼
- [モズメ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 母上のおかげで
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼
ね、いいでしょう? 母上。▼
- [モズメ]
- もちろんや、キサラギ。▼
これからもこうして過ごせたら、
あたいは幸せやわ。▼
- [キサラギ]
- うん、僕も同じだよ!
これからもよろしくね、母上!▼
リンカ(親子)†
支援C†
- [キサラギ]
- よし、今日も狩りに出かけるぞ~!
山にしようかな…▼
あっ、でもこの前見つけた平原にも、
良い獲物がいそうだな!▼
- [リンカ]
- 待て、キサラギ。▼
- [キサラギ]
- うわっ! …は、母上。▼
- [リンカ]
- 何だ、そのあからさまに嫌そうな顔は…
それが母親にとる態度か?▼
- [キサラギ]
- だ、だって…!
母上こそ凄い剣幕じゃないか…!▼
- [リンカ]
- それはお前が今から何を言われるか
わかってるからそう思うんだ。▼
全く、しょうがない奴だな…▼
- [キサラギ]
- う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼
- [リンカ]
- ダメだ。お前は狩りから帰ると
飯を食ってすぐ寝てしまうだろう?▼
- [キサラギ]
- で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼
- [リンカ]
- バカ。だから勉強するんだ。
大体あたしだって得意じゃないんだぞ。▼
それなのにお前につきあって一緒に
勉強してやろうっていうんだ。感謝しろ。▼
- [キサラギ]
- 別にいいじゃないか…
苦手な学問が少しくらいあったって…▼
- [リンカ]
- お前が知らないのは
それだけじゃないだろう。▼
生きていく上で必要な最低限のことを
おまえはまだ学んでいない。▼
まあ、それはお前が小さいときに構って
やれなかったあたしたちにも責任があるが…▼
だが、だからこそ時間がある今は
お前の為になることをしてやりたいんだ。▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [リンカ]
- だからこれからは狩りは控えろ。
もっと勉強をするんだ。▼
あたしが付き合ってやるから。▼
- [キサラギ]
- い、嫌だよ!
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ!▼
いくら母上だからって
それを止めるだなんて納得いかないよ!▼
僕は…僕は、もう行くよっ!!▼
(キサラギ退場)
- [リンカ]
- こらっ! キサラギ、待て!!▼
…………▼
行っちまったか…▼
支援B†
- [キサラギ]
- ふふ~ん、今日も獲物が沢山獲れたな~!▼
でも、あの鳥を捕まえるのは、
すごく大変だったな。▼
今度あの辺りはよく調べておかないとな。
罠もそろそろ新調しておこうかな?▼
(暗転)
- [キサラギ]
- そーっと、そーっと…▼
母上の部屋を通り過ぎる時は
静かにしないと…▼
狩りに行ってたことを知られると、
またどやされちゃうもんね…▼
「勉強しろー勉強しろー」って、
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼
- [リンカ]
- ええと…こいつは…▼
- [キサラギ]
- 母上…紙に何か書いてるけど、
何をやってるんだろう?▼
- [リンカ]
- この計算は難しいな…
あいつにはもう少し易しいのがいいだろう…▼
- [キサラギ]
- えっ…?▼
- [リンカ]
- おっと、そういえばもっとわかりやすい
年表の載っている歴史書を▼
探してくるのを忘れてたな…
後で探しに行かないと…▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [リンカ]
- キサラギはあたしなんかよりずっと賢い奴だ。
きっちり一つずつ学んでいけば…▼
勉強なんてすぐにできるようになる。
最初のきっかけさえ与えてやれば…▼
- [キサラギ]
- 母上…▼
- [リンカ]
- ああ、お帰りキサラギ。
どうしたんだ、そんな所に突っ立って?▼
- [キサラギ]
- ご、ごめんなさい…母上。▼
母上が僕のために尽くしてくれているのに、
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼
- [リンカ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼
- [リンカ]
- いいんだ、キサラギ。▼
お前がそんな風に思ってくれただけで
あたしは満足だ。▼
あとは…そうだな。狩りの時間をもっと勉強に
割いてくれると嬉しいぞ。▼
- [キサラギ]
- う、うんっ!
もちろんそうするよ!▼
これからは算術と歴史を
もっと理解できるようがんばるよ!▼
だから母上に…教えてもらいたい…!▼
- [リンカ]
- 本当か? よし、じゃあ
さっそく今からはじめてもいいか?▼
- [キサラギ]
- うん、わかったよ!▼
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、
着替えてすぐに戻ってくるね!▼
少し待ってて、母上!▼
(キサラギ退場)
- [リンカ]
- キサラギ…ありがとう。▼
支援A†
- [キサラギ]
- よしっ、解けた~っ!!
母上、できたよ。算術の問題!▼
- [リンカ]
- どれどれ?▼
…………▼
答えはあっている…だが、これは…?▼
- [キサラギ]
- あ、うん。▼
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。
応用ってやつだよ。▼
- [リンカ]
- な、なるほど…そういうことか。
もちろん正解だ。▼
- [キサラギ]
- えへへっ!▼
- [リンカ]
- やるな、お前…さっきやった
歴史の問題もすごかったぞ。▼
年号とその時起きた出来事と中心人物まで
全部正解…完璧な回答だった。▼
- [キサラギ]
- 覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ!▼
全部母上の教え方が上手だったからだよ!
ありがとう、母上!▼
- [リンカ]
- キサラギ…▼
いや、これは全部お前の努力の賜物だ。
本当によくがんばったな。▼
- [キサラギ]
- へへっ、そこまで褒められると
何だかくすぐったいね。▼
- [リンカ]
- あたしに教えられることはこれで無くなった…
もう…狩りに行ってもかまわないぞ。▼
- [キサラギ]
- ええと…ううん…いいや。▼
- [リンカ]
- 何っ?▼
- [キサラギ]
- あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼
でも僕はこれからも母上とこうして、
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼
- [リンカ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 母上のおかげで
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼
ね、いいでしょう? 母上。▼
- [リンカ]
- ああ…もちろんだ。▼
あたしもお前とこうしてずっと過ごしていたい。
これからもよろしくな。キサラギ…▼
- [キサラギ]
- うん、僕も同じだよ!
これからもよろしくね、母上!▼
カザハナ(親子)†
支援C†
- [キサラギ]
- よし、今日も狩りに出かけるぞ~!
山にしようかな…▼
あっ、でもこの前見つけた平原にも、
良い獲物がいそうだな!▼
- [カザハナ]
- ちょっと待ちなさい、キサラギ!▼
- [キサラギ]
- うわっ! …は、母上。▼
- [カザハナ]
- 何? その、すごく嫌そうな顔!
それが母親に向かってする態度なの?▼
- [キサラギ]
- だ、だって…!
母上こそ凄い剣幕じゃないか…!▼
- [カザハナ]
- あなた、あたしが何を言いたいのか
わかってるでしょう?▼
全く、仕方のない子ね…▼
- [キサラギ]
- う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼
- [カザハナ]
- ダメよ! だっていつも狩りから帰ったら
ご飯食べてすぐ寝ちゃうじゃない!▼
- [キサラギ]
- で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼
- [カザハナ]
- 苦手だから勉強するんでしょう?▼
大丈夫よ、あたしが付きっきりで
教えてあげるんだから。▼
- [キサラギ]
- 別にいいじゃないか…
苦手な学問が少しくらいあったって…▼
- [カザハナ]
- 何言ってるの? 大体あなたは
色々なことを知らなさすぎるのよ。▼
これまであなたのことを構ってあげられなかった
私たちにも責任はあるけど…▼
でもね。これからはその分まで
あなたの手助けをしてあげたいって思ってるの。▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [カザハナ]
- だからこれからは狩りは少し控えて欲しいの。
そしてあたしと勉強する時間を…▼
- [キサラギ]
- い、嫌だよ!
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ!▼
いくら母上だからって
それを止めるだなんて納得いかないよ!▼
僕は…僕は、もう行くよっ!!▼
(キサラギ退場)
- [カザハナ]
- まっ、まって! キサラギ!!▼
…………▼
行っちゃったか…▼
支援B†
- [キサラギ]
- ふふ~ん、今日も獲物が沢山獲れたな~!▼
でも、あの鳥を捕まえるのは、
すごく大変だったな。▼
今度あの辺りはよく調べておかないとな。
罠もそろそろ新調しておこうかな?▼
(暗転)
- [キサラギ]
- そーっと、そーっと…▼
母上の部屋を通り過ぎる時は
静かにしないと…▼
狩りに行ってたことを知られると、
またどやされちゃうもんね…▼
「勉強しろー勉強しろー」って、
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼
- [カザハナ]
- えっと…これは…▼
- [キサラギ]
- 母上…紙に何か書いてるけど、
何をやってるんだろう?▼
- [カザハナ]
- この計算式はこうしたほうが、
あの子、わかってくれるかな…▼
- [キサラギ]
- えっ…?▼
- [カザハナ]
- あ! いっけない…もっと見やすい
年表が載ってる歴史書を探しておくの忘れてた…
後から探しに行かなくちゃ。▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [カザハナ]
- キサラギは覚えるのが苦手なだけで、
一つずつていねいに学んでいけば…▼
ちゃんと理解できるようになるはずだわ…
ちょっと背中さえ押してあげられれば…▼
- [キサラギ]
- 母上…▼
- [カザハナ]
- あ、キサラギ…お帰り~。
どうしたの、そんな所に突っ立って…?▼
- [キサラギ]
- ご、ごめんなさい…母上。▼
母上が僕のために尽くしてくれているのに、
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼
- [カザハナ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼
- [カザハナ]
- キサラギ、もういいよ。▼
そんな風に思ってくれただけで
あたしは満足だわ。▼
そうね…あとは狩りの時間をもう少し、
勉強に割いてくれたら、とっても嬉しいけど…▼
- [キサラギ]
- う、うんっ!
もちろんそうするよ!▼
これからは算術と歴史を
もっと理解できるようがんばるよ!▼
だから母上に…教えてもらいたい…!▼
- [カザハナ]
- 本当に!?
じゃあ早速今から始めてみる?▼
- [キサラギ]
- うん、わかったよ!▼
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、
着替えてすぐに戻ってくるね!▼
少し待ってて、母上!▼
(キサラギ退場)
- [カザハナ]
- うふふ…ありがとう、キサラギ…▼
支援A†
- [キサラギ]
- よしっ、解けた~っ!!
母上、できたよ。算術の問題!▼
- [カザハナ]
- どれどれ?▼
…………▼
うん。答えはあってるけど…
これって…▼
- [キサラギ]
- あ、うん。▼
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。
応用ってやつだよ。▼
- [カザハナ]
- そ、そうなんだ…すごいわね。
もちろん大正解よ!▼
- [キサラギ]
- えへへっ!▼
- [カザハナ]
- さっきやってみた歴史の問題も
本当にすごかったわ。▼
年号とその時起きた出来事に中心人物まで、
全部完璧に正解だったもの。▼
- [キサラギ]
- 覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ!▼
全部母上の教え方が上手だったからだよ!
ありがとう、母上!▼
- [カザハナ]
- ううん…これはみんな
あなたががんばった結果よ。▼
今日まで本当によくがんばったね。▼
- [キサラギ]
- へへっ、そこまで褒められると
何だかくすぐったいね。▼
- [カザハナ]
- あたしが教えて上げられることは
もうなくなっちゃったな…▼
勉強会はもうおしまいね。
キサラギ、もう好きなだけ狩りに行っていいよ。▼
- [キサラギ]
- ええと…ううん…いいや。▼
- [カザハナ]
- えっ?▼
- [キサラギ]
- あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼
でも僕はこれからも母上とこうして、
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼
- [カザハナ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 母上のおかげで
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼
ね、いいでしょう? 母上。▼
- [カザハナ]
- うん…もちろんよ、キサラギ。▼
これからもこうして一緒に過ごせるなら、
あたし、すっごく幸せだよ。▼
- [キサラギ]
- うん、僕も同じだよ!
これからもよろしくね、母上!▼
オロチ(親子)†
支援C†
- [キサラギ]
- よし、今日も狩りに出かけるぞ~!
山にしようかな…▼
あっ、でもこの前見つけた平原にも、
良い獲物がいそうだな!▼
- [オロチ]
- 待つのじゃ、キサラギ!▼
- [キサラギ]
- うわっ! …は、母上。▼
- [オロチ]
- 何じゃ、その顔は…
まるで悪鬼でも見るようじゃぞ!▼
- [キサラギ]
- だ、だって…!
母上こそ凄い剣幕じゃないか…!▼
- [オロチ]
- ほほう…では、そなたはわらわがこれから
何を言おうとしておるのか、わかるのじゃな?▼
全く、しょうのない子じゃのう…▼
- [キサラギ]
- う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼
- [オロチ]
- そんなことを言って…狩りから戻ると
いつもすぐ寝てしまうではないか!▼
- [キサラギ]
- で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼
- [オロチ]
- わかっておる。▼
じゃからこそ、わらわがつきっきりで
勉強を見てやろうというのじゃ…▼
- [キサラギ]
- 別にいいじゃないか…
苦手な学問が少しくらいあったって…▼
- [オロチ]
- 何を言う! 大体そなたはそれ以外にも
人として最低限のことをまだ知らぬ。▼
まあ、そなたに構ってやれなんだ、
わらわたちにもその責任はあるが…▼
なればなおのこと、こうして時間のあるときに
そなたの手助けをしてやりたいのじゃ。▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [オロチ]
- 良いか? これからは狩りは少し控えるのじゃ。
そしてその時間をわらわとの勉強に…▼
- [キサラギ]
- い、嫌だよ!
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ!▼
いくら母上だからって
それを止めるだなんて納得いかないよ!▼
僕は…僕は、もう行くよっ!!▼
(キサラギ退場)
- [オロチ]
- こりゃっ! 待て、キサラギ!!▼
…………▼
行ってしもうたか…▼
支援B†
- [キサラギ]
- ふふ~ん、今日も獲物が沢山獲れたな~!▼
でも、あの鳥を捕まえるのは、
すごく大変だったな。▼
今度あの辺りはよく調べておかないとな。
罠もそろそろ新調しておこうかな?▼
(暗転)
- [キサラギ]
- そーっと、そーっと…▼
母上の部屋を通り過ぎる時は
静かにしないと…▼
狩りに行ってたことを知られると、
またどやされちゃうもんね…▼
「勉強しろー勉強しろー」って、
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼
- [オロチ]
- ふ〜む…これは…▼
- [キサラギ]
- 母上…紙に何か書いてるけど、
何をやってるんだろう?▼
- [オロチ]
- この計算はこのようにすれば
キサラギはわかってくれるやもしれぬな…▼
- [キサラギ]
- えっ…?▼
- [オロチ]
- む、いかん…もっとわかりやすい
年表の歴史書が必要であった…▼
後で書庫まで探しに行かねばのう。▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [オロチ]
- キサラギは勉強が苦手と言うておるが
一度に多くのことを覚えるのが苦手なだけじゃ…▼
一つずつゆっくり教えてやれば大丈夫…
最初のきっかけさえ、わらわが与えてやれば…▼
- [キサラギ]
- 母上…▼
- [オロチ]
- おお、キサラギ…帰ったか。
どうした? そんな所に突っ立って…▼
- [キサラギ]
- ご、ごめんなさい…母上。▼
母上が僕のために尽くしてくれているのに、
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼
- [オロチ]
- キサラギ…そなた…▼
- [キサラギ]
- 本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼
- [オロチ]
- キサラギ、良いのじゃ。▼
そなたが少しでも母の気持ちを
わかってくれたのなら…わらわは満足じゃ。▼
あとは…そう。狩りの時間をもう少し
勉強に割いてくれたら…嬉しいのう。▼
- [キサラギ]
- う、うんっ!
もちろんそうするよ!▼
これからは算術と歴史を
もっと理解できるようがんばるよ!▼
だから母上に…教えてもらいたい…!▼
- [オロチ]
- キサラギよ…よう言うた。
じゃあ今から早速始めるか?▼
- [キサラギ]
- うん、わかったよ!▼
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、
着替えてすぐに戻ってくるね!▼
少し待ってて、母上!▼
(キサラギ退場)
- [オロチ]
- キサラギ…感謝するぞ。▼
支援A†
- [キサラギ]
- よしっ、解けた~っ!!
母上、できたよ。算術の問題!▼
- [オロチ]
- ほほう…どれどれ?▼
…………▼
うむ。答えはあっておるが…これは…▼
- [キサラギ]
- あ、うん。▼
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。
応用ってやつだよ。▼
- [オロチ]
- な、なるほど! …もちろん正解じゃ。
そなた、すごいではないか。▼
- [キサラギ]
- えへへっ!▼
- [オロチ]
- さっきやってみた歴史の問題も
なかなかすごかったのう。▼
年号とその時起きた出来事、その中心人物まで、
一字一句違えず正解とはな。▼
- [キサラギ]
- 覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ!▼
全部母上の教え方が上手だったからだよ!
ありがとう、母上!▼
- [オロチ]
- 何を言う…それは全部、
そなたの努力の賜物じゃ。▼
よくここまでがんばったのう。▼
- [キサラギ]
- へへっ、そこまで褒められると
何だかくすぐったいね。▼
- [オロチ]
- これで…わらわがそなたに教えられることは
何も無い。▼
狩りでもなんでも、好きな所へいくが良い。▼
- [キサラギ]
- ええと…ううん…いいや。▼
- [オロチ]
- なにっ?▼
- [キサラギ]
- あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼
でも僕はこれからも母上とこうして、
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼
- [オロチ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 母上のおかげで
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼
ね、いいでしょう? 母上。▼
- [オロチ]
- おお…もちろん。もちろんじゃ、キサラギ。▼
これからもこうしてそなたと過ごせるとは…
わらわは幸せじゃ。▼
- [キサラギ]
- うん、僕も同じだよ!
これからもよろしくね、母上!▼
セツナ(親子)†
支援C†
- [キサラギ]
- よし、今日も狩りに出かけるぞ~!
山にしようかな…▼
あっ、でもこの前見つけた平原にも、
良い獲物がいそうだな!▼
- [セツナ]
- 待ちなさい…キサラギ。▼
- [キサラギ]
- うわっ! …は、母上。▼
- [セツナ]
- そんなに嫌そうな顔しないで…
母さんちょっと傷ついちゃう…▼
- [キサラギ]
- だ、だって…!
母上こそ凄い剣幕じゃないか…!▼
- [セツナ]
- そりゃあ、怖い顔にもなるわ…▼
もう何べんも言ってるから
母さんが言いたいこと、わかるよね…?▼
- [キサラギ]
- う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼
- [セツナ]
- ダメ。だって狩りから帰ってきたら
ご飯を食べてすぐ寝ちゃうもの…▼
- [キサラギ]
- で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼
- [セツナ]
- 苦手だから勉強するのよ…▼
大丈夫。
私が付きっきりで教えてあげるから…▼
- [キサラギ]
- 別にいいじゃないか…
苦手な学問が少しくらいあったって…▼
- [セツナ]
- キサラギはそれ以外にも
知らないことが多いわ…▼
これまではあなたのこと
構ってあげられなかったけど…▼
その分これから、あなたに色々教えて
あげたいって思っているの…▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [セツナ]
- だから、これからは狩りは控えて…
一緒に勉強しよう?▼
私がちゃんと教えてあげるから。▼
- [キサラギ]
- い、嫌だよ!
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ!▼
いくら母上だからって
それを止めるだなんて納得いかないよ!▼
僕は…僕は、もう行くよっ!!▼
(キサラギ退場)
- [セツナ]
- あっ…! 待って…▼
…………▼
…行っちゃった…▼
支援B†
- [キサラギ]
- ふふ~ん、今日も獲物が沢山獲れたな~!▼
でも、あの鳥を捕まえるのは、
すごく大変だったな。▼
今度あの辺りはよく調べておかないとな。
罠もそろそろ新調しておこうかな?▼
(暗転)
- [キサラギ]
- そーっと、そーっと…▼
母上の部屋を通り過ぎる時は
静かにしないと…▼
狩りに行ってたことを知られると、
またどやされちゃうもんね…▼
「勉強しろー勉強しろー」って、
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼
- [セツナ]
- ええと…これは…▼
- [キサラギ]
- 母上…紙に何か書いてるけど、
何をやってるんだろう?▼
- [セツナ]
- この計算式…こうしたほうが、
わかりやすいかな…▼
- [キサラギ]
- えっ…?▼
- [セツナ]
- いけない…見やすい年表の
載った歴史書を探しておくの忘れてた…▼
後で探しに行かないと…▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [セツナ]
- キサラギは私に似てちょっと忘れっぽい
ところがあるけど…▼
ゆっくり確実に覚えていけば
きっと勉強なんてすぐ出来るようになる…▼
- [キサラギ]
- 母上…▼
- [セツナ]
- あ、キサラギ…お帰り。
どうしたの、そんな所でボ〜っとして…▼
- [キサラギ]
- ご、ごめんなさい…母上。▼
母上が僕のために尽くしてくれているのに、
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼
- [セツナ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼
- [セツナ]
- キサラギ、もういいよ。▼
母さんの気持ちがわかってくれたなら
もう、それで満足だわ。▼
あとは…狩りの時間をもうちょっと
勉強に割いてくれたら…嬉しいな。▼
- [キサラギ]
- う、うんっ!
もちろんそうするよ!▼
これからは算術と歴史を
もっと理解できるようがんばるよ!▼
だから母上に…教えてもらいたい…!▼
- [セツナ]
- そう言ってくれて…うれしいわ。▼
じゃあ今からはじめてもいい…?▼
- [キサラギ]
- うん、わかったよ!▼
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、
着替えてすぐに戻ってくるね!▼
少し待ってて、母上!▼
(キサラギ退場)
- [セツナ]
- ふふふ…ありがとう。キサラギ…▼
支援A†
- [キサラギ]
- よしっ、解けた~っ!!
母上、できたよ。算術の問題!▼
- [セツナ]
- どれどれ…▼
…………▼
答えはあってる。
けど、これって…▼
- [キサラギ]
- あ、うん。▼
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。
応用ってやつだよ。▼
- [セツナ]
- へー…キサラギ、すごい!▼
- [キサラギ]
- えへへっ!▼
- [セツナ]
- さっきやった歴史の問題もすごかったわ…▼
年号と出来事、中心だった人の名前…
どれも完璧に正解だった…▼
- [キサラギ]
- 覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ!▼
全部母上の教え方が上手だったからだよ!
ありがとう、母上!▼
- [セツナ]
- お礼なんていらないわ…
全部あなたが努力したからよ。▼
本当によくがんばったわね。▼
- [キサラギ]
- へへっ、そこまで褒められると
何だかくすぐったいね。▼
- [セツナ]
- 私が教えられることはもうない…
さあ、好きなだけ狩りに行ってきて…▼
- [キサラギ]
- ええと…ううん…いいや。▼
- [セツナ]
- えっ?▼
- [キサラギ]
- あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼
でも僕はこれからも母上とこうして、
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼
- [セツナ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 母上のおかげで
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼
ね、いいでしょう? 母上。▼
- [セツナ]
- ええ…もちろん。▼
これからもこうしてあなたと過ごせるなんて…
私、幸せよ…▼
- [キサラギ]
- うん、僕も同じだよ!
これからもよろしくね、母上!▼
オボロ(親子)†
支援C†
- [キサラギ]
- よし、今日も狩りに出かけるぞ~!
山にしようかな…▼
あっ、でもこの前見つけた平原にも、
良い獲物がいそうだな!▼
- [オボロ]
- どこへ行くの、キサラギ!▼
- [キサラギ]
- うわっ! …は、母上。▼
- [オボロ]
- ちょっと何なの、その嫌そうな顔…
母親に向かってする表情じゃ無いわよ。▼
- [キサラギ]
- だ、だって…!
母上こそ凄い剣幕じゃないか…!▼
- [オボロ]
- はは~ん。ってことは
私が今から何が言いたいのか、▼
わかっているということよね…?
全く、仕方がない子ね…▼
- [キサラギ]
- う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼
- [オボロ]
- その手は食わないわ…あなた、狩りから帰ると
ご飯食べてすぐ寝ちゃうじゃない!▼
- [キサラギ]
- で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼
- [オボロ]
- ええ、そうよね。知ってるわ。▼
だから、その苦手を克服できるように
母さんがみっちり教えてあげるって言ってるの。▼
- [キサラギ]
- 別にいいじゃないか…
苦手な学問が少しくらいあったって…▼
- [オボロ]
- いいえ。あなたはそれに限らず、
最低限知っておくべきことを知らないわ。▼
あまりあなたのことを構ってあげられなかった
私たちにも責任があるけど…▼
でもね。だからこそ、これからは時間を作って
あなたの手助けがしたいと思っているの…▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [オボロ]
- お願いだから、今から少し狩りは控えて…
その時間で一緒に母さんと勉強を…▼
- [キサラギ]
- い、嫌だよ!
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ!▼
いくら母上だからって
それを止めるだなんて納得いかないよ!▼
僕は…僕は、もう行くよっ!!▼
(キサラギ退場)
- [オボロ]
- キサラギ! ちょっと待ちなさい!!▼
…………▼
行っちゃったか…▼
支援B†
- [キサラギ]
- ふふ~ん、今日も獲物が沢山獲れたな~!▼
でも、あの鳥を捕まえるのは、
すごく大変だったな。▼
今度あの辺りはよく調べておかないとな。
罠もそろそろ新調しておこうかな?▼
(暗転)
- [キサラギ]
- そーっと、そーっと…▼
母上の部屋を通り過ぎる時は
静かにしないと…▼
狩りに行ってたことを知られると、
またどやされちゃうもんね…▼
「勉強しろー勉強しろー」って、
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼
- [オボロ]
- ええっと…これは…▼
- [キサラギ]
- 母上…紙に何か書いてるけど、
何をやってるんだろう?▼
- [オボロ]
- う~ん。この計算式はこうしたほうが、
あの子はわかってくれるかしら…▼
- [キサラギ]
- えっ…?▼
- [オボロ]
- いっけない…もっとわかりやすい
年表が載っている歴史書を▼
見つけてくるのを忘れてた…
後で探しに行かないと。▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [オボロ]
- キサラギは覚えることが不得意なだけで
ちゃんと一つずつ教えていけば…▼
勉強なんてすぐにできるようになる筈。
最初にきっかけさえ与えてあげられれば…▼
- [キサラギ]
- 母上…▼
- [オボロ]
- あ、お帰り、キサラギ!
何してんの? そんな所でボ~っとして。▼
- [キサラギ]
- ご、ごめんなさい…母上。▼
母上が僕のために尽くしてくれているのに、
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼
- [オボロ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼
- [オボロ]
- キサラギ、もういいよ。▼
そうやってあなたが母さんの気持ちを
少しでもわかってくれたなら、十分…▼
そうね…欲を言えば狩りの時間をもう少し
勉強に割いてくれたら…もっと嬉しいわ!▼
- [キサラギ]
- う、うんっ!
もちろんそうするよ!▼
これからは算術と歴史を
もっと理解できるようがんばるよ!▼
だから母上に…教えてもらいたい…!▼
- [オボロ]
- 言ったわねキサラギ!
じゃあ今からはじめちゃってもいい?▼
- [キサラギ]
- うん、わかったよ!▼
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、
着替えてすぐに戻ってくるね!▼
少し待ってて、母上!▼
(キサラギ退場)
- [オボロ]
- ふふ…ありがとう、キサラギ…▼
支援A†
- [キサラギ]
- よしっ、解けた~っ!!
母上、できたよ。算術の問題!▼
- [オボロ]
- どれどれ?▼
…………▼
う〜ん。答えはあってるけど…
これって…▼
- [キサラギ]
- あ、うん。▼
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。
応用ってやつだよ。▼
- [オボロ]
- へえ、すごいじゃない!
…もちろん正解よ。▼
- [キサラギ]
- えへへっ!▼
- [オボロ]
- さっきやってみた歴史の問題も
すごかったわ…▼
年号とその時起きた出来事と中心人物まで、
一言一句完璧に正解だったもの。▼
- [キサラギ]
- 覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ!▼
全部母上の教え方が上手だったからだよ!
ありがとう、母上!▼
- [オボロ]
- キサラギ…▼
ううん。これは全部あなたが努力した成果だわ。
本当によくここまでがんばったわね。▼
- [キサラギ]
- へへっ、そこまで褒められると
何だかくすぐったいね。▼
- [オボロ]
- これで私が教えられることはもう無いわ…▼
思う存分、大好きな狩りに行っておいで!▼
- [キサラギ]
- ええと…ううん…いいや。▼
- [オボロ]
- えっ?▼
- [キサラギ]
- あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼
でも僕はこれからも母上とこうして、
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼
- [オボロ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 母上のおかげで
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼
ね、いいでしょう? 母上。▼
- [オボロ]
- ええ、勿論いいに決まってるじゃない!▼
これからもこうして過ごせるのなら
私、すごく幸せよ。▼
- [キサラギ]
- うん、僕も同じだよ!
これからもよろしくね、母上!▼
タクミ(親子)†
支援C†
- [キサラギ]
- ふんふ~ん!
今日も楽しい狩りに来たぞー!▼
…ん? あれは…▼
- [タクミ]
- …………▼
- [キサラギ]
- 父上だーーーっ!!▼
こんなところで会うなんて偶然だね!
父上も狩りに来たの?▼
- [タクミ]
- キサラギ…
うん。まあ、そんなところかな。▼
あのシカを狙ってるんだけど、
なかなか隙を見せなくてね。▼
- [キサラギ]
- ふーん…
手強いシカなんだね。▼
じゃあさ、せっかく会えたんだし
僕があのシカを仕留めるよ!▼
父上はそれを見て、
僕に色々指南してほしいな。▼
- [タクミ]
- ああ。構わないよ。▼
- [キサラギ]
- やったあ!▼
じゃあ早速、
狙って狙って……▼
…えいっ!!▼
- [タクミ]
- !? 一発で仕留めた!?
僕は何度やっても、無理だったのに…▼
- [キサラギ]
- やったー! 大当たり!!
うまくいって良かったよ!▼
- [タクミ]
- …すごい狩りの腕前だ。
このままじゃ僕の立場が…▼
- [キサラギ]
- ねえねえ父上!
どうだった? 僕の腕前。▼
- [タクミ]
- え!? えーと…▼
その…結果は良かったけど、
まだまだ未熟だね。▼
弓の引き絞り方も甘いし、
重心も安定してない。▼
そんなんじゃ全然ダメだよ。▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [タクミ]
- …キ、キサラギ?
ちょっと言い過ぎたかな…▼
- [キサラギ]
- うん、そっか…確かにそうだね!▼
父上の言う通り、
僕はまだ全然だめだね!▼
- [タクミ]
- え…?
反論しないの?▼
- [キサラギ]
- ええっ、どうして?▼
だって父上は僕のことを考えて
厳しく言ってくれたんでしょ?▼
- [タクミ]
- そ、そうだけど…▼
そう素直に頷かれると
拍子抜けするというか…▼
- [キサラギ]
- 僕、もっと頑張るよ。
注意してくれてありがとう、父上!▼
よーし、そうと決まれば山から下りて、
ひたすら弓の訓練をするぞーっ!▼
(キサラギ退場)
- [タクミ]
- …………▼
…キサラギは
素直な性格に育ってるんだね。▼
なんだか僕とは大違いだ。
我が息子ながら少し羨ましいな…▼
支援B†
- [キサラギ]
- 父上ーっ!▼
今から僕に
弓の稽古をつけてくれない?▼
- [タクミ]
- …稽古を?▼
- [キサラギ]
- うん。父上にこの前、
全然だめだよって注意されてから…▼
僕、一生懸命がんばったんだ。▼
だから、その成果を見て、
また悪いところを言ってほしいなって!▼
- [タクミ]
- う、うん…
わかったよ。▼
- [キサラギ]
- やったー! ありがとう、父上!▼
じゃあ見ててね…
今からあの木に命中させるから。▼
弓の引き絞り方と重心、
ちゃんと直ってるといいんだけど…▼
狙って狙って…▼
ええい!!▼
- [タクミ]
- !!
すごい…あんな遠くの木に…▼
- [キサラギ]
- どうかな、父上…▼
- [タクミ]
- うん…
正直、何も言うことはないよ。▼
よく頑張ったね、キサラギ。▼
- [キサラギ]
- ! ほんとに?
良かった…!!▼
- [タクミ]
- というか…この前の弓も、
キサラギに悪いところは無かったんだ。▼
- [キサラギ]
- えっ?▼
- [タクミ]
- キサラギがあまりにも難なく
獲物を仕留めるから、▼
つい嫉妬しちゃってね…▼
思わず、悪くないところを
悪いって言ってしまったんだ。▼
父親として、最低のことをしたよ…
ごめんね、キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 父上…▼
…ううん。最低なんかじゃないよ。
だってほんとに僕、未熟だったから。▼
例え悪いところが
ほんとになかったんだとしても…▼
おかげでたくさん訓練できたし、
父上には感謝してるよ。▼
- [タクミ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 良かったらまた教えてね!
僕、父上に教えてもらうのが一番嬉しいから!▼
- [タクミ]
- …キサラギはどうしてそこまで、
僕に弓を教えてもらいたいの?▼
弓の上手い人なんか、
僕よりもいっぱいいるじゃないか。▼
- [キサラギ]
- 父上は、僕の目標だから。▼
- [タクミ]
- 目標?▼
- [キサラギ]
- うん。どんな時でも冷静な父上は
僕にとっての憧れの人なんだよ!▼
戦場でもいつも活躍してる弓の名手だし…
それに、神器だって使えちゃうんだもん。▼
父上、かっこいいよ!
僕もそんな風になりたいな!▼
- [タクミ]
- …………▼
- [キサラギ]
- 父上…?
ど、どうしたの…?▼
- [タクミ]
- 僕は…▼
僕はキサラギが思ってくれてる程、
すごい人間じゃないよ…▼
- [キサラギ]
- えっ?▼
- [タクミ]
- 残念ながら僕の弓の腕は、
風神弓の力によるところが大きい。▼
だからあれは
僕の実力じゃないんだ…▼
それに冷静だなんていうのも、
そう見られたいからと繕っているだけで…▼
本当の僕はいつも不安で、他人の目を
気にしてばかりの弱い人間なんだ…▼
実の息子にすら、
嫉妬心を抱いてしまうほどにね。▼
- [キサラギ]
- 父上…▼
- [タクミ]
- ごめん、キサラギ。やっぱり今日の
弓の稽古は他の人に付き合ってもらってよ。▼
僕はちょっと失礼する…▼
(タクミ退場)
- [キサラギ]
- あっ、父上…!▼
…父上。▼
支援A†
- [キサラギ]
- …父上。▼
- [タクミ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 今日は父上にお願いがあってきたんだ。
僕に風神弓を貸してよ。▼
- [タクミ]
- え…?▼
- [キサラギ]
- この前、父上は言ったよね。
父上の腕前は風神弓頼みだって。▼
だったら…僕が風神弓を使えば
父上ぐらい強くなれるんでしょ?▼
- [タクミ]
- …そうだね。▼
- [キサラギ]
- じゃあ、貸してみてよ。▼
父上の実力がほんとに風神弓頼みなのか
確かめさせてほしいんだ。▼
- [タクミ]
- …………▼
わかったよ。
くれぐれも、壊さないでね。▼
- [キサラギ]
- …わ。見た目よりすごく重い…
それに、弦と矢が…無い?▼
- [タクミ]
- ああ、それは風神弓から出すんだ。
精神を集中させてね。▼
最初は無理だろうから、
今は僕が出してあげる。▼
…はい。▼
- [キサラギ]
- !! 弦と矢が出た…!!
でも、気を抜くと消えちゃいそうだね…▼
…よ、よし。
じゃあ、あの木に向かって射つよ。▼
狙って狙って…▼
…わわっ!?▼
- [タクミ]
- …………▼
- [キサラギ]
- あーあ、失敗しちゃった。
これ…普通の弓と、全然違うよ。▼
僕も弓をたくさん練習したからわかる…
この弓は、元々の実力が無いと使えない。▼
それに、すごく集中しないと弦も矢も
消えちゃうから…強い心も必要だよ。▼
それを難なく使えるなんて、
やっぱり父上はすごいんだ…!▼
- [タクミ]
- …そんなことないよ。▼
キサラギなら、少し練習すれば
僕なんかよりずっと…▼
- [キサラギ]
- !!
まだそんなこと言うの?▼
僕は本当にすごいって思ってるのに…
どうして父上は自分を信じてあげないの?▼
父上は僕にとってたった一人の…
憧れの人なんだよ!▼
だから、
そんな風に自分を悪く言わないでよ。▼
ち、ちちうえの…
ばかぁ…!!▼
- [タクミ]
- キ、キサラギ!?
泣かないでよ…!▼
- [キサラギ]
- いやだ! 父上が嫌なこと言うの
やめるまで泣きやむもんか!▼
父上の悪口を言うのは…
例え父上でも許さないんだから…!!▼
僕にとって父上は、一番かっこよくて
一番強い自慢の父上なんだー!▼
- [タクミ]
- わ、わかった。わかったよ。
もう言わない。▼
自分を悪く言わないから…!▼
- [キサラギ]
- …ほんと?▼
じゃあ父上、
「僕はすごい人間だ」って言ってみて。▼
- [タクミ]
- え…▼
- [キサラギ]
- 言ってみて!▼
- [タクミ]
- ぼ、僕はすごい人間だ…▼
- [キサラギ]
- えへへ…
その通りだよ、父上。▼
- [タクミ]
- これはこれで
だめな人間な気がするけど…▼
- [キサラギ]
- ううん! だめじゃない!
父上はかっこいいんだ!▼
- [タクミ]
- …………▼
…ありがとう、キサラギ。
自分の息子に励まされてしまったね。▼
おかげで、自分に自信が持てたよ。
こんなに素晴らしい息子がいて、幸せだ。▼
僕は…キサラギに恥じない父親でいるよ。
これからもね。▼
- [キサラギ]
- 父上…!▼
- [タクミ]
- それじゃあ…お礼も兼ねて、
今から一緒に弓の稽古でもしようか。▼
この風神弓を、キサラギも
使えるようになるための稽古をさ。▼
- [キサラギ]
- えっ! いいの…!?▼
- [タクミ]
- ああ、もちろんさ。
今日はみっちり鍛えるからね。▼
- [キサラギ]
- わーい!
ありがとう、父上!▼
ほんとにほんとに、大好きだよ…!▼
- [タクミ]
- うん…僕もだよ。▼
カゲロウ(親子)†
支援C†
- [キサラギ]
- よし、今日も狩りに出かけるぞ~!
山にしようかな…▼
あっ、でもこの前見つけた平原にも、
良い獲物がいそうだな!▼
- [カゲロウ]
- 待て、キサラギ。▼
- [キサラギ]
- うわっ! …は、母上。▼
- [カゲロウ]
- 何だ、熊でも見たような顔をして…
それが母親に対する態度か?▼
- [キサラギ]
- だ、だって…!
母上こそ凄い剣幕じゃないか…!▼
- [カゲロウ]
- 私の顔をみれば、何を言いたいのか
もうわかっているだろう?▼
やれやれ、仕方のない奴だ…▼
- [キサラギ]
- う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼
- [カゲロウ]
- ダメだ。いつも狩りから帰ったら
すぐに寝てしまうではないか。▼
- [キサラギ]
- で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼
- [カゲロウ]
- 知っている。▼
だからこそ、この私が一緒に
教えてやろうと言っているんだ。▼
- [キサラギ]
- 別にいいじゃないか…
苦手な学問が少しくらいあったって…▼
- [カゲロウ]
- 思うが…勉学に限らず、
キサラギは知らないことが多すぎる。▼
これまでお前にあまり構ってやれなかった
私たちも責任を感じているが…▼
だからこそ、こうして時間のあるときに
その埋め合わせをしたいと思っているのだ…▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [カゲロウ]
- キサラギ、これから狩りは少々ひかえてくれ。
そしてその時間を私との勉強に…▼
- [キサラギ]
- い、嫌だよ!
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ!▼
いくら母上だからって
それを止めるだなんて納得いかないよ!▼
僕は…僕は、もう行くよっ!!▼
(キサラギ退場)
- [カゲロウ]
- 待て、キサラギ!!▼
…………▼
行ってしまったか…▼
支援B†
- [キサラギ]
- ふふ~ん、今日も獲物が沢山獲れたな~!▼
でも、あの鳥を捕まえるのは、
すごく大変だったな。▼
今度あの辺りはよく調べておかないとな。
罠もそろそろ新調しておこうかな?▼
(暗転)
- [キサラギ]
- そーっと、そーっと…▼
母上の部屋を通り過ぎる時は
静かにしないと…▼
狩りに行ってたことを知られると、
またどやされちゃうもんね…▼
「勉強しろー勉強しろー」って、
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼
- [カゲロウ]
- ううむ…これは…▼
- [キサラギ]
- 母上…紙に何か書いてるけど、
何をやってるんだろう?▼
- [カゲロウ]
- この計算式はこう説明すれば、
キサラギはわかってくれるかもな…▼
- [キサラギ]
- えっ…?▼
- [カゲロウ]
- いかん、そういえばもっとわかりやすい
年表が載っている歴史書を▼
見つけておくのを忘れていたな…
後で探しに行くとしよう。▼
- [キサラギ]
- …………▼
- [カゲロウ]
- キサラギは覚えることが不慣れなだけだ。
一つずつ順番に理解していけば▼
すぐにできるようになる。
そのきっかけを私がつくってやらねば…▼
- [キサラギ]
- 母上…▼
- [カゲロウ]
- おお、帰ったかキサラギ。
どうした? そんな所で突っ立って…▼
- [キサラギ]
- ご、ごめんなさい…母上。▼
母上が僕のために尽くしてくれているのに、
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼
- [カゲロウ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼
- [カゲロウ]
- キサラギ、いいんだ。▼
そんな風にお前が母の気持ちを
わかってくれたのなら、もうそれで十分だ。▼
あと…そうだな。狩りの時間をもう少し
勉強に割いてくれたら…嬉しいぞ。▼
- [キサラギ]
- う、うんっ!
もちろんそうするよ!▼
これからは算術と歴史を
もっと理解できるようがんばるよ!▼
だから母上に…教えてもらいたい…!▼
- [カゲロウ]
- キサラギ…よく言ってくれた。
じゃあ今から始めるか??▼
- [キサラギ]
- うん、わかったよ!▼
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、
着替えてすぐに戻ってくるね!▼
少し待ってて、母上!▼
(キサラギ退場)
- [カゲロウ]
- ふふふ…ありがとう。キサラギ…▼
支援A†
- [キサラギ]
- よしっ、解けた~っ!!
母上、できたよ。算術の問題!▼
- [カゲロウ]
- どれ、見せてみろ。▼
…………▼
答えはあっているが…これは…▼
- [キサラギ]
- あ、うん。▼
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。
応用ってやつだよ。▼
- [カゲロウ]
- な、なるほど…もちろん正解だ。
やるな、キサラギ。▼
- [キサラギ]
- えへへっ!▼
- [カゲロウ]
- さっきの歴史の問題もすごかったぞ…▼
年号とその時起きた出来事と中心人物…
一言一句誤りのない、完璧な回答だった。▼
- [キサラギ]
- 覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ!▼
全部母上の教え方が上手だったからだよ!
ありがとう、母上!▼
- [カゲロウ]
- 礼には及ばぬ。
全てお前の努力の賜物だ。▼
本当によくここまでがんばったな。▼
- [キサラギ]
- へへっ、そこまで褒められると
何だかくすぐったいね。▼
- [カゲロウ]
- 私がお前に教えられることはもうない。▼
もう狩りにでもなんでも好きな所へ
遊びにいくがいい。▼
- [キサラギ]
- ええと…ううん…いいや。▼
- [カゲロウ]
- なにっ?▼
- [キサラギ]
- あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼
でも僕はこれからも母上とこうして、
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼
- [カゲロウ]
- キサラギ…▼
- [キサラギ]
- 母上のおかげで
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼
ね、いいでしょう? 母上。▼
- [カゲロウ]
- ああ…勿論だ、キサラギ。▼
これからもこうして過ごせるのなら…
私はとても幸せだ。▼
- [キサラギ]
- うん、僕も同じだよ!
これからもよろしくね、母上!▼
カンナ(男)(親子)†
カンナ(男)(親子・白夜)のページへ
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
- カゲロウがアクアに飛びます --
- ↑全部です --
- ↑↑編集し直しありがとうございました! --
Last-modified: 2021-03-28 (日) 01:12:07