会話集/支援会話/マイユニット(女性・私)(親子・白夜)

マイユニット(女性・私)の支援会話†

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シノノメ(親子)†

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支援C†

[シノノメ]: なあ、母さん。
今って何かして欲しいことはないのか？▼
[カムイ]: え？　どうしてですか？▼
[シノノメ]: 小さい頃は一緒にいられなかったけど、
今はこうして共に過ごせているだろう？▼
それなら、親孝行の機会は今だと思ったんだ。▼
[カムイ]: ああ、そういうことですか。
ありがとうございます。▼
でも、今は特にありませんね…
シノノメのその気持ちだけ頂いておきます。▼
[シノノメ]: けど、それじゃあ俺の気持ちが収まらない！
俺は母さんにもっと楽をさせてやりたいんだ。▼
ほら、だって父さんは普段戦争のことばかり
考えている人だろう？▼
あれじゃあ今まで贈り物の一つもせずに、
母さんを苦労させてるはずだ。▼
[カムイ]: シ、シノノメ…▼
[シノノメ]: 俺は父さんと違って、母さんのことを
ちゃんと考えて大切にしたいんだ。▼
だから俺には何でも言ってくれ！▼
[カムイ]: ……うふふっ。▼
[シノノメ]: な、なんで笑うんだよ！▼
[カムイ]: どうしたんですか？
急に父親と自分を比べたりして…▼
それに…自分の息子にここまで言われるなんて
リョウマさんも大変だなと思って…▼
私はリョウマさんと結婚できて幸せです。
とても大切にしてもらっていますから。▼
[シノノメ]: どういうことだよ？▼
[カムイ]: あなたの知らないところで、リョウマさんは
私のことをとても愛してくれているんです…▼
もし信じられないなら、
証拠を見せてもかまいませんよ。▼
[シノノメ]: ふん、そこまで言うなら見せてもらう。
約束だからな、母さん！▼
[カムイ]: ええ、楽しみにしててください。▼

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支援B†

[カムイ]: シノノメ、少しいいですか？▼
[シノノメ]: ああ、母さんか。▼
もしや…その手に持っているのは…▼
[カムイ]: ええ。この前話していた…リョウマさんが
私を愛してくださっている証拠です。▼
[シノノメ]: ……これは、手紙？　恋文か。▼
[カムイ]: そうです。あの人からもらったものは
全て大事にとってあるんです。▼
これは、初めてもらった手紙…
こっちは最近のもの…▼
[シノノメ]: こ、こんなにあるなんて…
父さんは筆まめだったんだな…▼
[カムイ]: そうですね。▼
私もリョウマさんに真面目なところがあるのは、
知っているつもりでしたが…▼
まさかこんなにたくさん手紙をくれるなんて
思いませんでした。▼
直接言葉で伝えてくれることもありますが
手紙でも…というのがあの人らしいでしょう？▼
私は、彼のそういうところも大好きなんです。▼
[シノノメ]: …………▼
[カムイ]: ふふふ…意外でしたか？▼
[シノノメ]: そうだな…今までは父さんをただの堅物だと
思ってたけど、どうやら違ったみたいだ。▼
なあ、中にはどんなことが書いてあるんだ？▼
[カムイ]: だ、駄目です！　これは夫婦の秘密です…
いくらシノノメでも見せられません！▼
[シノノメ]: くそっ、なんだか悔しい気分だな。▼
けど、母さんと父さんがちゃんとお互いを
想ってるっていうのは…十分わかったよ。▼
[カムイ]: それは良かったです。▼
ああ…それから安心してください。
あなたのことも大好きですよ。▼
[シノノメ]: わ、わかってるよ！▼
ありがとう、母さん…▼
[カムイ]: うふふふっ。▼

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支援A†

[シノノメ]: 母さん！　ちょっといいか？▼
[カムイ]: シノノメ。どうしたんですか？▼
[シノノメ]: この間、父さんの恋文を見せてもらっただろ？
あれを見て俺も手紙を書いてみたんだ。▼
俺の親孝行したいって気持ちを
手紙にしたためようって思ったのさ。▼
[カムイ]: そうなんですか？
ありがとうございます。シノノメ。▼
[シノノメ]: けど…俺の親孝行は手紙だけじゃないんだ。▼
[カムイ]: えっ？▼
[シノノメ]: 手紙だけだなんて、
父さんと同じで面白くないだろ？▼
だから俺は、母さんの好きな食べ物も一緒に
贈ることにした！▼
[カムイ]: 食べ物？▼
[シノノメ]: ああ、この際物でも食べ物でも…候補は
何でもいいんだけどさ。▼
まあそこは母さんに直接聞いて用意するさ。
ってことだから、教えてくれよ。▼
[カムイ]: え、ええっと…そうですね…
少し考えていいですか？▼
[シノノメ]: あ、そうだよな。急に思いつかないことも
あるよな。わかった、じゃあ俺待つよ。▼
[カムイ]: …………▼
[シノノメ]: よーし、これで父さんに勝ったな！
母さんをより喜ばせられるのは俺のほうだ！▼
[カムイ]: …シノノメ、こんなことに勝ちも負けも
無いと思いますけど…▼
[シノノメ]: いいや、母さんを喜ばせられないなんて、
息子として失格さ。▼
[カムイ]: ふふふ…その言葉…リョウマさんも
同じようなことを言っていました。▼
[シノノメ]: な、本当か！？▼
[カムイ]: ええ。いつでも私のことを喜ばせられないと、
夫として失格だって…▼
ふふふ、やっぱり親子なんですね。▼
[シノノメ]: くっ、くっそー！
そんなとこまで父さんに先行されたか～！▼
[カムイ]: 残念でしたね、シノノメ…
でも、色々とありがとうございます。▼
あなたに大切に思ってもらえて、
私は母親としてとても幸せです…▼

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キサラギ(親子)†

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支援C†

[キサラギ]: よし、今日も狩りに出かけるぞ～！
山にしようかな…▼
あっ、でもこの前見つけた平原にも、
良い獲物がいそうだな！▼
[カムイ]: 待ちなさい、キサラギ。▼
[キサラギ]: うわっ！　…は、母上。▼
[カムイ]: 何ですか、そんなに嫌そうな顔をして…
それが母親に向かってする態度ですか？▼
[キサラギ]: だ、だって…！
母上こそ凄い剣幕じゃないか…！▼
[カムイ]: キサラギ…あなた、私がこれから
何を言おうとしているのか、▼
もうわかってますね…？
全く、仕方のない子です。▼
[キサラギ]: う、ううっ…今日は帰ってからやるよ。▼
[カムイ]: ダメです。あなたはいつも狩りから帰ると
食事をしてすぐに寝てしまうでしょう？▼
[キサラギ]: で、でも…僕は算術と歴史が苦手なんだよ…▼
[カムイ]: はい。知ってます。▼
だからこそ、母さんが付きっきりで
教えてあげると言っているんです。▼
[キサラギ]: 別にいいじゃないか…
苦手な学問が少しくらいあったって…▼
[カムイ]: それに限らず、あなたは色々と
知らないことが多すぎます。▼
これまであなたに構ってあげられなかった
私たちにも責任がありますが…▼
でも、だからこそ、これからはあなたの
手助けがしたいんですよ。▼
[キサラギ]: …………▼
[カムイ]: ですから、これからは狩りは少し控えてください。
その時間を私との勉強に回して…▼
[キサラギ]: い、嫌だよ！
狩りは僕にとって、最高の楽しみなんだ！▼
いくら母上だからって
それを止めるだなんて納得いかないよ！▼
僕は…僕は、もう行くよっ！！▼
（キサラギ退場）
[カムイ]: あっ！　キサラギ、待ちなさい！！▼
…………▼
行ってしまいましたか…▼

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支援B†

[キサラギ]: ふふ～ん、今日も獲物が沢山獲れたな～！▼
でも、あの鳥を捕まえるのは、
すごく大変だったな。▼
今度あの辺りはよく調べておかないとな。
罠もそろそろ新調しておこうかな？▼
（暗転）
[キサラギ]: そーっと、そーっと…▼
母上の部屋を通り過ぎる時は
静かにしないと…▼
狩りに行ってたことを知られると、
またどやされちゃうもんね…▼
「勉強しろー勉強しろー」って、
母上ってば少し言い過ぎだと思うんだよな…▼
算術と歴史なんて別にできなくったって…▼
[カムイ]: う～ん…これは…▼
[キサラギ]: 母上…紙に何か書いてるけど、
何をやってるんだろう？▼
[カムイ]: この計算式はこうしたほうが、
あの子はわかってくれるかもしれませんね…▼
[キサラギ]: えっ…？▼
[カムイ]: いけない…もっとわかりやすい
年表が載っている歴史書を▼
探しておくのを忘れていました…
後から探しに行きましょう。▼
[キサラギ]: …………▼
[カムイ]: キサラギは覚えることに不慣れなだけで
ちゃんと一つずつ教えていけば…▼
きちんと理解できる子です。
最初にきっかけさえ与えられれば…▼
[キサラギ]: 母上…▼
[カムイ]: あ、キサラギ…お帰りなさい。
どうしたんです？　そんな所に立ったままで…▼
[キサラギ]: ご、ごめんなさい…母上。▼
母上が僕のために尽くしてくれているのに、
僕ときたら狩りで遊んでばかりで…▼
[カムイ]: キサラギ…▼
[キサラギ]: 本当にごめんなさい…僕は…僕は…▼
[カムイ]: キサラギ、いいんです。▼
あなたがそんな風に母さんのことを
少しでも想ってくれたのなら、私は満足です。▼
欲を言えば…狩りの時間をもう少し
勉強に割いてくれたら…私は嬉しいです。▼
[キサラギ]: う、うんっ！
もちろんそうするよ！▼
これからは算術と歴史を
もっと理解できるようがんばるよ！▼
だから母上に…教えてもらいたい…！▼
[カムイ]: キサラギ…
じゃあ今から少しやりましょうか？▼
[キサラギ]: うん、わかったよ！▼
あっ…でも、ちょっと汚れちゃってるし、
着替えてすぐに戻ってくるね！▼
少し待ってて、母上！▼
（キサラギ退場）
[カムイ]: キサラギ…ありがとう。▼

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支援A†

[キサラギ]: よしっ、解けた～っ！！
母上、できたよ。算術の問題！▼
[カムイ]: はいはい。じゃあ見せて下さい。▼
…………▼
答えはあっていますが…これは…▼
[キサラギ]: あ、うん。▼
ここは基本の公式だと右から計算するべきだと
思うんだけど、こっちの仮定から割り当てれば▼
一段階計算を飛ばせると思ったんだよ。
応用ってやつだよ。▼
[カムイ]: な、なるほど…すごいですね！
もちろん正解です。▼
[キサラギ]: えへへっ！▼
[カムイ]: さっきやってみた歴史の問題も
見事でした。▼
年号とその時起きた出来事と中心人物まで、
一字一句完璧に正解するなんて…▼
[キサラギ]: 覚えようと思うんじゃなくて、物語を読む
つもりでいたら、どんどん頭に入ったんだ！▼
全部母上の教え方が上手だったからだよ！
ありがとう、母上！▼
[カムイ]: キサラギ…▼
いいえ、これは全部あなたの努力の結果です。
本当にここまでよくがんばりましたね。▼
[キサラギ]: へへっ、そこまで褒められると
何だかくすぐったいね。▼
[カムイ]: 私が教えられることは…
もう無さそうですね。▼
もう狩りでもなんでも好きな所に
遊びに行って構いませんよ。▼
[キサラギ]: ええと…ううん…いいや。▼
[カムイ]: えっ？▼
[キサラギ]: あ、もちろん狩りには行きたいけど…▼
でも僕はこれからも母上とこうして、
一緒に勉強もしたいなぁって思ったんだ。▼
[カムイ]: キサラギ…▼
[キサラギ]: 母上のおかげで
学問もすごく楽しく思えたからさ。▼
ね、いいでしょう？　母上。▼
[カムイ]: ええ…もちろんです、キサラギ。▼
これからもこうして過ごせるなんて、
私はすごく幸せです。▼
[キサラギ]: うん、僕も同じだよ！
これからもよろしくね、母上！▼

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グレイ(親子)†

↑

支援C†

[グレイ]: ふぅ…ようやく戻ってきた。任務完了だな。
今日は敵について良い情報を得られたぜ。▼
だが…少し危険な潜入捜査だったな。
もう少しで見つかるところだった…▼
さて、報告を済ませたら、
さっさと部屋に戻って休むとするか…▼
[カムイ]: お帰りなさい、グレイ！▼
[グレイ]: か、母さん？
こんな真夜中にどうしたんだ？▼
[カムイ]: どうしたって…もちろん、あなたの帰りを
待っていたんです。▼
[グレイ]: 明日も朝が早いんだ。
俺のことなんて構わずに寝てりゃいいものを。▼
[カムイ]: そうはいきません…
私、あなたのことが心配ですから…▼
[グレイ]: 危険なのはみんな一緒だろ？▼
俺は得意だからこうして
偵察や隠密行動を取ってるだけで、▼
みんなそれぞれ
自分の任務をこなしてるだけだろ。▼
[カムイ]: でも…グレイの任務は単独行動でしょう？
何かあったらと思うと不安で…▼
だからせめて無事な姿を見るまでは、
寝ずに待っていようと思ったんです。▼
[グレイ]: だから大丈夫だって。
俺は自分の役目をこなしてるだけだから。▼
それよりも母さんが夜更かしして、明日の
やることに支障をきたす方が心配だって。▼
[カムイ]: そ、それは…そうかもしれませんが…▼
[グレイ]: さぁ、もう遅いんだから。
さっさと寝てくれよ。▼
俺もすぐに休むからさ。▼
[カムイ]: ええ…わかりました。▼

↑

支援B†

[グレイ]: …………▼
よしっ！
無事に潜入成功だ！▼
今日の捜査対象は…
最近動向が怪しい中立諸侯の様子見…▼
何か尻尾を掴めればいいんだが…▼
[カムイ]: ええ、そうですね、グレイ…▼
[グレイ]: えっ！？▼
わっ…か、母さん！？
あんた、なんでこんな所に！？▼
[カムイ]: うふふ…後をつけてきたんです。▼
[グレイ]: なんでつけてくるんだよ！？▼
[カムイ]: この前言ったじゃないですか？　独りで任務に
出かけるあなたがとても心配だって…▼
[グレイ]: だ、だからって母さんがついてきちゃ
ダメだろ！？▼
これは俺に与えられた任務なんだし！▼
[カムイ]: 問題ないですよ。
二人の方が、確実に任務をこなせる筈ですし…▼
[グレイ]: ！！▼
…しっ、静かに！！▼
[カムイ]: むっ、むぐぐっ…！！▼
[グレイ]: いいから黙っててくれ…！
敵の見回りだっ…！▼
…………▼
[カムイ]: …………▼
[グレイ]: …ふぅ、行ったみたいだな。
見つかるんじゃないかとハラハラしたが…▼
[カムイ]: そ、そうですね…▼
[グレイ]: しかし全く…
母さんは時々妙に行動力があるな。▼
[カムイ]: …気がついたら体が勝手に動いてました。
とにかくあなたのことが心配で…▼
[グレイ]: もうそれはいいからさ。
はぁ…今日の任務は失敗だ。さっさと戻るぞ。▼
[カムイ]: えっ…？▼
[グレイ]: ほら、母さん。ついてこいよ。
こっちが帰りの近道だ。▼
[カムイ]: でも…ここはまだ敵陣の入り口ですよ？
全然調べられてないじゃないですか？▼
[グレイ]: いいんだよ、今は退却するんだ。
ほら、早くしてくれ。▼
[カムイ]: は、はい…▼

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支援A†

[カムイ]: ど、どうしてダメなんですか…！？▼
[グレイ]: 聞き分けないな…母親なのに。▼
[カムイ]: は、母親だからです！　いつもグレイばっかり
危険な潜入捜査に駆り出されて…▼
息子ばかりが危険な目に遭っているのに
平気でいられる親なんているわけがありません！▼
[グレイ]: だから…それはさ。
俺たちにはそれぞれ得意な技量と役割があって、▼
俺がたまたま忍びだったから、
その役目をこなしてるってだけなんだ。▼
母さんまで一緒に来られると
正直仕事にならないんだよ。▼
[カムイ]: 私はただ…あなたのことが
とても心配なんです…▼
[グレイ]: …………▼
[カムイ]: 独りで出かけたあなたが…どこかで捕まったり、
酷い目に遭っているかもしれない…▼
そう考えると、とてもジッとなんて
していられないんです…！▼
[グレイ]: 母さん…▼
俺、こんなこと言うのは
すげぇ気恥ずかしいからさ、一度だけだぜ。▼
[カムイ]: えっ…？▼
[グレイ]: 俺、この間深夜に任務から帰ってきた時、
母さんが待っててくれて…嬉しかったんだ。▼
[カムイ]: …………▼
[グレイ]: そしてその時気づいたんだ。▼
俺は…母さんが待っていてくれるから、
帰ろうと強く思える。▼
たとえどんな危険な目に遭っても、
俺が帰る場所は…母さんの所だから、▼
是が非でも這いつくばってでも
帰ってやるって…そう思えるんだって…▼
[カムイ]: グレイ…▼
[グレイ]: だからさ。
母さんは俺のために待っていてくれよ。▼
息子がちゃんと帰ってきたいって思えるように！
どんなことがあっても挫けないように…！▼
[カムイ]: …………▼
…わかりました。そこまで言われては
これ以上ワガママは言えませんね…▼
だって、母親失格になってしまいますから。▼
[グレイ]: 母さん…▼
[カムイ]: …これからは、あなたの無事を祈りながら
帰りを待つことにします。▼
そうですね…きっとお腹も空くでしょうから
美味しい夜食も用意しておきましょう。▼
[グレイ]: あ、ああっ…！
頼むよ。▼
[カムイ]: ちゃんと甘い食べ物も用意しておきますから
楽しみにしていてください。▼
だから…それを食べるまでは
決して挫けちゃダメですよ…！▼
[グレイ]: へへっ…ありがとよ、母さん。▼
[カムイ]: うふふ…こちらこそありがとう…
私の愛しいグレイ…▼

↑

キヌ(親子)†

↑

支援C†

[キヌ]: あ、母さん！　母さーん！
一緒に遊ぼうよ！▼
[カムイ]: あら、どうしたんですか、キヌ？
そんなに泥だらけになって…▼
[キヌ]: うん、さっきまで森を探検していたの！
そしたら崖から落ちちゃって…▼
[カムイ]: ええっ！？　だ、大丈夫ですかっ！？
怪我は！？▼
[キヌ]: うん！　ちょっと膝をすりむいちゃった
くらいだから、へっちゃらだよ！▼
[カムイ]: そ、そうですか…良かったです…▼
キヌ…遊ぶのは良いことですけど
もう少し気をつけてください。▼
[キヌ]: え？　それって外で遊んじゃダメってこと？▼
ぶーぶー！　そんなの楽しくないよ！▼
[カムイ]: そこまでは言ってませんけど…▼
でも…あなたが大怪我をしたり
もしものことがあったら…私は悲しいです。▼
だから、そういうことの起きない様に
注意して行動してほしいんです…▼
[キヌ]: うーん…アタシも
母さんが悲しくなるのは嫌だよ…▼
じゃあもう少し家の中にいることにするね…▼
[カムイ]: ええ、お願いします。▼
[キヌ]: あ！　それなら母さん！
アタシにお化粧を教えてくれない？▼
[カムイ]: え？　お化粧？
どうしてお化粧の話になるんです？▼
[キヌ]: だって外で遊べないなら、
お家の中で遊ぶしかないでしょ？▼
アタシ、前からお化粧って遊びを
やってみたいなーって思ってたの！▼
[カムイ]: キヌからそんな言葉が出るとは…意外でした。
でも、言われてみればあなたも▼
オシャレに興味が出てくる年頃ですものね…
ええ、母さんでよければ教えてあげます。▼
[キヌ]: わーい！　それなら決まりだねっ！
ほらっ、早く教えて母さん！▼
[カムイ]: うふふ…すぐには無理です。準備ができたら声を
かけますから、それまで待っていてください。▼
[キヌ]: うん、わかった！　約束ね！▼

↑

支援B†

[カムイ]: それじゃあ、キヌ。
準備はいいですか？▼
[キヌ]: うん、いいよ！
わあ…母さんとお化粧するなんて楽しみ！▼
[カムイ]: ふふ…私も娘にお化粧を教える日が
くるなんて…夢みたいです。▼
[キヌ]: えへへー！▼
[カムイ]: それじゃあ、始めましょう。▼
まずは…お化粧の下地を薄く伸ばして…
ムラなく付けてください。▼
[キヌ]: うーん？　こ、こうかな…？▼
わわっ、たくさん手についちゃった！▼
[カムイ]: 慌てないでいいですよ。
手を洗えば大丈夫です。▼
[キヌ]: うわわっ、今度は粉が降ってきたよ！▼
ふえっ…くしゅん！　ぶえっしゅん！▼
[カムイ]: ああ…！　お、白粉は
まだつけちゃ駄目です！▼
[キヌ]: うう…うまくできない…▼
これって…女の子はみんな年頃になると、
ちゃんとできてるんだよね？▼
[カムイ]: う、う～ん…そうですね…▼
[キヌ]: どうして…アタシにはできないの？▼
[カムイ]: 誰でも最初からできるわけじゃありませんよ…
少しずつ上手くなればいいんです。▼
[キヌ]: でも…▼
[カムイ]: 最初は楽しくないかもしれません…
でも、もう少しだけ、頑張ってみませんか？▼
だってキヌは可愛いんですから
練習すればもっともっと素敵になれます。▼
[キヌ]: …本当？▼
[カムイ]: ええ、絶対です！▼
そうですね…
今日は私がお化粧してあげます。▼
それをお手本に、
やり方を覚えてみてください！▼
[キヌ]: …うん、ありがとう母さん！
綺麗になったら、みんなにもお披露目だね！▼
[カムイ]: ふふふ…そうですね。
そうしましょう！▼

↑

支援A†

[キヌ]: 母さん！　母さん！▼
[カムイ]: どうしたんですか、キヌ？
なんだかとても嬉しそうですけど。▼
[キヌ]: うん、とっても嬉しいことがあったんだよ！▼
この間、母さんにお化粧してもらったでしょ？
あの姿をみんなに見せたら褒めてもらったの！▼
[カムイ]: まあ、そうだったんですか？▼
[キヌ]: うん！
すごく綺麗だねって言われちゃった！▼
[カムイ]: ふふふ…良かったですね。
私も手伝ったかいがありました。▼
じゃあ、今度は自分でお化粧して
褒めて貰えるように練習しないといけませんね？▼
[キヌ]: え？　あー…うん、そうなんだけど…▼
[カムイ]: ？　どうしたんですか？▼
[キヌ]: 毎日やるのは大変だし、
やっぱり外で遊ぶのも好きだから…▼
お化粧は時々でもいいかな。▼
[カムイ]: え…？▼
[キヌ]: それに、母さんと一緒にいられたら、
アタシにとってお化粧も鬼ごっこも一緒だもん！▼
だから、母さんと一緒にお外で遊んで、
お化粧は時々教えてもらうの！▼
ね？　いいでしょ、母さん？▼
[カムイ]: そ、そうですよね…キヌがいきなり女の子らしく
変わるはずがないですもんね…▼
でも、少しオシャレに興味を持ってくれただけ
大いなる前進です！▼
[キヌ]: 母さん、何か言った？▼
[カムイ]: い、いいえ。なんでもありません。▼
それじゃあ、またお化粧のことを
教えて欲しくなったら声をかけてくださいね？▼
[キヌ]: うんっ、ありがとう母さん！▼

↑

ヒサメ(親子)†

↑

支援C†

[カムイ]: ヒサメ。今、少しいいですか？▼
[ヒサメ]: あ、母さん。どうしたんです？▼
そ、その手に持っている本は…！▼
[カムイ]: ええ、荷物の整理中に出てきたんですが…
やっぱりあなたのものでしたか。▼
これはもしかして…日記ですか？▼
[ヒサメ]: そ、そうですね…それは私の日記です。▼
…ちなみに、中身は見ましたか？▼
[カムイ]: いいえ。そうかなと思っただけで
中身は確認していません。▼
というか、鍵がかかっていて
ページを開くことができませんでした。▼
[ヒサメ]: そ、そうですよね…
では返してもらってもいいですか？▼
[カムイ]: …………▼
[ヒサメ]: …え？　母さん。
どうして返してくれないんですか？▼
[カムイ]: それは…その…
ちょっと中を見たいというか…▼
[ヒサメ]: いくら母さんでも駄目です！▼
[カムイ]: そうですよね…年頃の男の子の悩みなんて
母親は知らないほうが…▼
[ヒサメ]: そ、そんな変な言い方しないでください！
ただ単に恥ずかしいだけですっ！▼
それにその日記は幼い頃のものなので、
私も詳しく覚えてなくて保管だけしてたんです。▼
[カムイ]: なんだ。そうだったんですか。▼
[ヒサメ]: というわけなので、
返していただいてもいいですか？▼
[カムイ]: …わかりました…はい。▼
[ヒサメ]: 確かに…受け取りました。
そ、それでは失礼します。▼
（ヒサメ退場）
[カムイ]: …行ってしまいましたか。
日記を読まれたくないのはわかりますが…▼
あれは少し、気になりますね…▼

↑

支援B†

[カムイ]: ヒサメ。この前の日記のことなんですが…▼
[ヒサメ]: え！？　まさか母さん…
やっぱり読みたいと言うんですか？▼
[カムイ]: いいえ。そうじゃないんです。▼
あなたが小さかった頃、私たちはあまり一緒に
いられなかったですよね…？▼
だから、その頃何をしていたのか、話だけでも
聞かせて欲しいって思ったんです。▼
[ヒサメ]: 母さん…▼
[カムイ]: 私、あなたのことをもっと知りたいんです。
…ダメでしょうか？▼
[ヒサメ]: いいえ…そんな風に想ってくれて嬉しいです。▼
それなら…やっぱり…
日記を一緒に読んでみます？▼
[カムイ]: え？　いいんですか？▼
[ヒサメ]: はい…正直、何を書いていたかなんて
覚えていませんが…▼
母さんと昔を懐かしむというのも、
きっと楽しいような気がしたんです。▼
まずいことがあったら…
その場ですぐに隠します。▼
[カムイ]: ふふ…わかりました。
じゃあ二人で一緒に読みましょう。▼
[ヒサメ]: ええと…あの日記は…これですね。▼
この鍵で錠前を開けて、と…▼
『きょうは、父さんと母さんにあえて
うれしかったです』▼
『つぎはいつあえるでしょうか？
いまからその日がまちどおしいです』▼
『あえないあいだにさみしくならないように
あえた日はたくさん遊んでもらいます』▼
あ、あはは…
なんだかほとんど同じ内容ですね。▼
[カムイ]: …………▼
ありがとうございます…ヒサメ。▼
いつもこんなに私たちを待っていて
くれたんですね…▼
[ヒサメ]: え？　ええと、そうですね…▼
自分でも、こんなに母さんたちとの事ばかり
書いていたなんて覚えていないのですが…▼
[カムイ]: そう考えると…今、こうして二人で
一緒にいられるのは貴重なことですね…▼
これまで以上に、二人でいる時間を
大切にしていきたいですね。▼
[ヒサメ]: …はい！　私もそう思います。
母さん…これからもよろしくお願いします。▼
[カムイ]: ええ。こちらこそ、ヒサメ。▼

↑

支援A†

[カムイ]: …………▼
[ヒサメ]: 母さん？　少し元気がないようですが
どうかされましたか？▼
[カムイ]: えっ？　い、いえ別に…
大したことじゃありません。▼
[ヒサメ]: ですが気落ちしているご様子でしたよ？▼
それとも…何に悩んでいるのか…
息子の私には話せないことなのですか？▼
[カムイ]: い、いいえ！　違うんです…
実は…あの日記のことを考えていたんです。▼
[ヒサメ]: 日記ですか？▼
[カムイ]: ええ…この間はあなたの日記を読んで
とても嬉しい気持ちになりました。▼
でも、それがだんだん
辛い気持ちに変わっていったんです。▼
あなたはずっと待っていてくれたのに、
私は会いにいってあげられなかった…▼
ずっと寂しい想いをさせてしまっていたと思うと
申し訳無い気持ちでいっぱいになってしまって…▼
[ヒサメ]: 母さん…▼
[カムイ]: あなたには酷いことをしてしまいました。
せめて謝らせてください。▼
すみませんでした…ヒサメ…▼
[ヒサメ]: 母さん、そんなに悲しまないでください。
私は今、十分に幸せですよ。▼
[カムイ]: ヒサメ…▼
[ヒサメ]: こうやって今は一緒にいられますし、
毎日がとても充実しています。▼
何より、小さい頃の私は母さんと会うことしか
考えられませんでしたが…▼
今は母さんや仲間たちを
この手で守る力を持っています。▼
共に闘っていくことができる今が、
私にとって十分幸せな時なんです。▼
だから今の母さんが悲しむ必要は
もうないんですよ。▼
[カムイ]: …ありがとうございます。
そう言ってもらえて、嬉しいです。▼
こんな姿を見せてしまってすみませんでした。
私ももっとしっかりしないといけませんね。▼
[ヒサメ]: い、いえ…母さんが元気になったのなら、
私は十分です！▼
[カムイ]: もう離ればなれになったりしません。
これからはあなたとずっと一緒です。▼
[ヒサメ]: はい…もちろんです！
いつまでも仲良く暮らしていきましょう！▼
[カムイ]: ええ。ヒサメ。▼

↑

ミタマ(親子)†

↑

支援C†

[カムイ]: ミタマ、ミタマー！▼
[ミタマ]: …………▼
[カムイ]: ミタマ…
いつまで部屋に籠もっているんですか？▼
軍議の時間ですよ。早く出てきてください！▼
[ミタマ]: 軍議には　出ぬと皆に　伝えよと…▼
[カムイ]: またそんなことを言って…
他の皆さんが待っているんですよ！▼
こうなったら無理やりでも連れていきます！
ミタマ、入りますよ！▼
[ミタマ]: お母様…　どうか御慈悲を…　わたくしに…▼
[カムイ]: また昨日も夜更かしして
和歌集を読みふけっていたんですか？▼
一体どうして、こんなに歌詠みが好きな人に
育ってしまったんでしょう…？▼
[ミタマ]: その理由…　父が与えし　筆と紙…▼
小さい頃にお父様がわたくしに
筆と紙を与えてくださったのが原因ですわ。▼
[カムイ]: それは変です…筆と紙で書くものは、
「歌」以外にもありますよ。▼
勉強をするときも、手紙も書くときも…
資料を作るときだって使います。▼
[ミタマ]: そうなると…　理由は別に　存在す？▼
[カムイ]: そうですね…あなたが幼い頃に
何かきっかけがあったんでしょうか…？▼
[ミタマ]: この機会…　母子で共に　検討す▼
[カムイ]: そうですね！　一緒に考えて…▼
って、ダメですダメです！
危うく誤魔化されるところでした…▼
あなたは軍議に行くんですよ！
さぁ、早く用意をしてください！▼
[ミタマ]: 御無体な…　母の説教　御無体な…▼

↑

支援B†

[カムイ]: ミタマ、何をしているんですか？▼
[ミタマ]: ああ、お母様。▼
過去作を　読み返しては　糸辿る…▼
[カムイ]: 糸辿る？
どういう意味でしょう？▼
[ミタマ]: 記憶の糸を辿っているのですわ。▼
先日の、わたくしが歌に没入してしまった
直接的な原因が何か気になってしまいまして…▼
[カムイ]: 過去に詠んだ歌を読み返すと…
それがわかるんですか？▼
[ミタマ]: 最古なる…　歌を探して　幾日か…▼
わたくしが歌を初めて詠んだ時期がわかれば、▼
その頃に何が起きていたのか
わかるのではと、考えたんですの。▼
[カムイ]: なるほど、いい考えですね。
それで、いつ頃からなのかわかりましたか？▼
[ミタマ]: 恐らくは　こちらが原初の　歌となる…▼
[カムイ]: 聞きたいです…どんな歌ですか？▼
[ミタマ]: 母来ぬと…　嘆く我が身　我が心…▼
[カムイ]: ！！▼
…こ、これって。
もしかして…▼
[ミタマ]: ええ、そうですわ。お母様がお忙しくなり、
なかなか秘境にも来られなくなった頃に、▼
わたくしは歌を詠み始めたみたいですわ。▼
[カムイ]: ごめんなさい…ミタマ。▼
その頃は、あなたには…その、
すごく寂しい想いをさせてしまって…▼
[ミタマ]: 言わないで　母には母の　事情あり…▼
今はお母様を困らせたいわけではありませんわ。
歌を詠んだ理由が知りたいだけですし。▼
[カムイ]: そ、そうでしたね…しかし…その頃のことは
私には全然わかりません。▼
そうだ…！　あなたの世話役だった人たちなら、
何か知っているかもしれませんね。▼
[ミタマ]: 歌詠みの　起源を探し　行き着くは…
世話役たちの　記憶なりけり…▼
確かにあの人たちなら、
何か知っているかもしれませんわね。▼
[カムイ]: はい。早速手紙を出してみます！▼

↑

支援A†

[カムイ]: こ、これは…
どういうことでしょう…！？▼
[ミタマ]: お母様…？▼
世話役の　書には何と　書かれけり？▼
[カムイ]: そ、そうですね…
とても言いづらいんですが…▼
[ミタマ]: どうかされましたの？▼
[カムイ]: 世話役の返事によると…あなたが歌を詠むように
なったのは、私の影響だそうです。▼
[ミタマ]: 解せぬこと　母は歌を　詠まぬ人…▼
[カムイ]: はい。私も最初はそう思ったんですが…▼
返事を読んでいるうちにどういうことか
何となくわかってきました…▼
[ミタマ]: お母様…？▼
[カムイ]: あなたは私があまり秘境に行けなくなると
よく私の真似をするようになったそうです。▼
それで…あなたは世話役の人に、
私が歌をよく歌っていたから▼
歌について知りたいと
お願いをしたらしいです。▼
[ミタマ]: わたくしが…？▼
[カムイ]: はい。それで世話役たちは、歌詠みの教本や
俳句や和歌の歌集などをあなたに与えたんです。▼
そしてあなたはどんどんと深く、歌詠みの世界に
はまっていった…▼
[ミタマ]: 直接の　理由は理解　できれども…？▼
何故わたくしはお母様が歌を詠む人だと
勘違いしたのでしょうか…？▼
[カムイ]: そうですね…私は歌は詠みませんでしたが、
よく歌は歌っていたんです…▼
そう、あなたへの子守唄を…▼
[ミタマ]: た、確かに…！▼
何となく…　忘却の底　記憶あり…▼
[カムイ]: 子守唄をあなたに歌だと教え、あなたは
歌について知りたいと世話役に話し…▼
世話役は歌詠みに対する知識をあなたに
教えてしまった…▼
[ミタマ]: 歌違い　詠みと歌うは　大違い…▼
理解しましたわ。そういうことでしたのね。
…？　ですが、つまり…これは…▼
[カムイ]: え、ええ。あなたが歌詠みが好きになった原因は
やはり私…ということになるみたいです。▼
[ミタマ]: うふふふ…　お母様のせいということですわね。
それならばお母様も止めろとは言えませんわね？▼
[カムイ]: そ、そうなってしまいますね…
でも謎が解けてすっきりしました。▼
[ミタマ]: 歌詠みは　母子を繋ぐ　絆なり…▼
うふふふ。▼
[カムイ]: うふふ、素敵な歌ですね。
ありがとうございます。ミタマ。▼

↑

マトイ(親子)†

↑

支援C†

[マトイ]: さてと…▼
あっちの行軍は少し人数が多めだから、
天幕はもう少し用意したほうがいいかしら。▼
それから…食材と軍備の調達、
配送の担当者を決めておかないとね。▼
[白夜兵]: 武器と防具の在庫管理はいかが致しましょう？▼
[マトイ]: それはあたしがやっておくから、
あなたはこの帳簿を輸送隊に渡してもらえる？▼
[白夜兵]: はい、わかりました！▼
[カムイ]: 忙しそうですね、マトイ。▼
[マトイ]: 母さん、どうしたの？▼
[カムイ]: ちょっと手が空いたので、
お手伝いできることがないか聞きにきたら…▼
こちらの配送班の手が足りてないかもって
言われたんです…▼
でも、あなたが班長だったんですね。
なんだかすごくピッタリですね。▼
[マトイ]: そ、そんな…
あたしなんてまだまだよ。▼
[カムイ]: それで…何を手伝えばいいんですか？
何でも言ってください！▼
[マトイ]: ありがとう、母さん。▼
でも…一通りの指示出しは終わったし、
武具の在庫確認も今からあたしがするから、▼
特に無いかもしれないわ。▼
[カムイ]: 在庫って…
ここにあるたくさんの武具のことですか？▼
だったら二人でやった方が早いですよ。
確認を手伝います。▼
[マトイ]: え、ええと…その…▼
[カムイ]: さあ、在庫の一覧を見せて下さい。
現物と数を照らし合わせればいいんですよね？▼
[マトイ]: そうなんだけど…
これ、見てくれるかしら。▼
[カムイ]: え？　これは一覧表じゃないですね…
倉庫の配置図みたいですが…？▼
[マトイ]: ええ、そうよ。既に武具が置かれた場所が
この配置図どおりに組まれていれば、▼
一式になっている分はすぐに確認できるし、
あとは端数だけ見ればそれで終わりなの。▼
[カムイ]: な、なるほど…
これなら一人でも問題ないですね…▼
[マトイ]: だから母さんの手を煩わせることもないわ。
どこかその辺でお茶でも飲んでいて。▼
[カムイ]: 悪気がないのはわかっているんですが…
なんだか…ちょっと、傷つきますね。▼
[マトイ]: ん？
母さん、何か言った？▼
[カムイ]: い、いいえ…！
何でもありません…！▼

↑

支援B†

[マトイ]: よし。これで壊れた武器の回収と
新品との交換は済んだわね。▼
[白夜兵]: はっ！　回収した数と新規の在庫、
全て帳表通りの個数です！▼
[マトイ]: 良かった〜！
なら、あとは…そうね。▼
新規に獲得したこの強力な武器を、
指示した前線の兵士たちに送ってくれる？▼
[白夜兵]: ハッ！　かしこまりました！▼
[カムイ]: …………▼
[マトイ]: わっ！　か、母さん…！▼
ど、どうしたの…？
そんな物陰に潜んで…▼
[カムイ]: マトイの仕事ぶりを見ていたんです。
ここから。ずーっと。▼
[マトイ]: 母さん…？
何か様子が変よ…？▼
[カムイ]: あなたの仕事ぶりは実に見事ですね…▼
大勢の人達に的確な指示を出しながら
自分自身も迅速に作業をしている。▼
とても見事すぎて…
見ていることしかできませんでした…▼
[マトイ]: 母さん…▼
[カムイ]: あなたは父親のツバキさんから
良い所をたくさん受け継いだんですね…▼
頭がすごく良いところや…
人とのつきあい方が上手いところ…▼
どれもこれも、ツバキさんにそっくりです…▼
[マトイ]: 母さん、そ、それは…！▼
[カムイ]: ふふ…気にしないでください。
ずっと前からわかってたことですから。▼
さて、これ以上ここに居ても仕方ないですね。
私は行きます…▼
それじゃあね、マトイ…▼
[マトイ]: か、母さん…▼

↑

支援A†

[マトイ]: あ、母さん…▼
[カムイ]: マトイ…▼
[マトイ]: 母さん、少し時間いいかしら？
母さんに言っておきたいことがあって…▼
[カムイ]: な、何ですか…？▼
[マトイ]: この前母さんはあたしのこと、
父親似だって言ったけど…▼
あたしは違うと思っているわ。▼
[カムイ]: えっ…？▼
[マトイ]: 確かにあたしは父さんに憧れてた。▼
天才肌で何でもこなす、
完璧な父さんのこと…▼
[カムイ]: …………▼
[マトイ]: でもそれはあたし自身が
父さんに似ていないからこそ、▼
そういう憧れを持ったのよ。▼
[カムイ]: どういうことですか…？▼
[マトイ]: あたしと父さんは、そもそもが違う。▼
あたしには…あんなに何でも
上出来にこなすことなんてとてもできない。▼
あたしができるようになるには、
一つ一つを努力して経験を重ねていくしかない…▼
つまり、あたしは完璧な人間じゃないんだって…
そう理解してるわ。▼
[カムイ]: マトイ…▼
[マトイ]: 小さな頃はもっと父さんに似たかったって
思ったりもしたけど、▼
今は…そうじゃないって理解している
今だからこそ、あたしは父さんに近づこう、▼
天才に近づこうと努力して、
学べたことが幾つもあるって思ってるわ。▼
そう…あたしは母さんに似たからこそ、
より多くのことを学べたの。▼
そしてあたしは、あなたの娘になれたことを…
とても誇りに思っているわ。▼
[カムイ]: ああ…ありがとう。ありがとうマトイ…
とっても嬉しいです…▼
ううっ…は、恥ずかしい…
うれしすぎて…涙が出てきてしまいました。▼
[マトイ]: もう…泣かないで。▼
だからあたしが
あなたに似てないだなんて悲しいこと…▼
もう言わないでね？▼
[カムイ]: ええ…ごめんなさい。
二度と言いません。▼
マトイ…私もあなたのような娘を持てて
凄く幸せです…▼

↑

シャラ(親子)†

↑

支援C†

[カムイ]: シャラ…▼
[シャラ]: あら、母さん…
どうしたの、そんなに怖い顔をして…▼
[カムイ]: シャラ…いきなりこんな話をするのは
気が重いのですが…▼
私の質問にどうか正直に答えてください。▼
[シャラ]: …何かしら、突然。▼
[カムイ]: 先日、近くの村で村人たちを集めて、
まじないをしてあげたそうですね…？▼
[シャラ]: ええ…あまり気が進まなかったのだけど…
彼らがどうしてもというので…やったわ…▼
[カムイ]: 実はその村人たちから…
苦情が来ているんです。▼
[シャラ]: …苦情？▼
[カムイ]: ええ。なんでもあなたにまじないを
してもらった村人たちを中心に…▼
謎の病が広まっているらしくて…▼
[シャラ]: …………▼
[カムイ]: 村ではあなたのまじないが
何か良くないものを、▼
引き寄せてしまったんじゃないかって…
噂になっているそうよ。▼
[シャラ]: そう…▼
[カムイ]: シャラ…私はあなたがそんなことを
するわけないと信じています。▼
だから…あなたがまじないで何をしたのか、
本当のことを教えてもらえませんか？▼
[シャラ]: 昔から不審に思われることには慣れているわ…
母さんが特に気にするようなことじゃない…▼
[カムイ]: えっ…？
それは…どういう意味ですか？▼
[シャラ]: この一件から手を引いて…
それが…母さんのためだから…▼
[カムイ]: シャ、シャラ！
ま、待ってください…！！▼

↑

支援B†

[カムイ]: ふぅ…ちょっと疲れてきましたね…
でも、ここが正念場です。▼
さあ…出発しましょう！▼
[シャラ]: 母さん…▼
[カムイ]: シャ、シャラ…！▼
[シャラ]: どこへ行くの？▼
[カムイ]: ええと…た…ただの買い物です。▼
[シャラ]: 日々の激務のせいか、
随分と疲れの色が見えるわよ…▼
買い物なら娘の私に任せて、
少し休んでいたほうがいいわ…▼
[カムイ]: へ、平気です…これくらい…▼
[シャラ]: …それとも買い物に行くのは嘘なの？▼
[カムイ]: えっ…？▼
[シャラ]: 娘に村人たちの介抱を
手伝わせることなんてできないかしら…？▼
[カムイ]: そ、それは…！▼
[シャラ]: 私…知っているのよ。▼
母さんが病にかかった村人たちの介抱を
手伝っていることを…▼
[カムイ]: シャラ…▼
[シャラ]: どういうつもりなの…？▼
まさか病とまじないが関係あると踏んで、
娘がしたことへの罪滅ぼしのつもり？▼
[カムイ]: な、何を言ってるんです…！
そんなことありません！▼
[シャラ]: じゃあ…▼
[カムイ]: …私はあなたが何一つ悪い事を
していないと信じています。▼
当然でしょう？
だって私はあなたの母親ですから。▼
[シャラ]: …………▼
[カムイ]: 目の前で苦しんでいる人がいれば
手助けするのは当たり前…▼
村人たちの事はただそれだけのことです。
あなたが気に病むことなんて、ないんですよ。▼
[シャラ]: 母さん…▼
[カムイ]: わかってもらえましたか…？
じゃあ私、もう行きますね。▼
[シャラ]: 待って母さん…もう少ししたら…
真実を話すわ。▼
だからそれまで…待ってちょうだい…▼
[カムイ]: シャラ…▼
わかりました。
私はこれ以上何も聞きません。▼
だから、あなたが話せるようになったら
すぐに母さんの所へ来てくださいね。▼
…待っていますよ。▼
[シャラ]: ありがとう…母さん…▼

↑

支援A†

[シャラ]: 見て…母さん…
これが私が隠し続けてきたことよ…▼
[カムイ]: これが…あの謎の病を治すための、
特別な薬草ですか？▼
[シャラ]: ええ…そう。生育に少し時間がかかったの…
あと、正直…私の力ではうまく育てられるのか、▼
自信がなかった…だからぬか喜びさせないよう、
黙っていたのよ。ごめんなさい…▼
[カムイ]: シャラ…▼
[シャラ]: でも母さん、安心して…▼
無事に生育に成功したから、
あの病にかかった村人たちはみんな治るから…▼
[カムイ]: あなたはまじないをしていた時に、既に村人に
病の兆候があることを気づいていたんですね？▼
[シャラ]: ええ…▼
[カムイ]: どうしてそれを言わなかったんですか！？
黙っていたら、あなたが怪しまれることくらい▼
わかっていたはずでしょう？▼
[シャラ]: 私は…大事な人に信頼してもらえるなら…
それで良かった…▼
他人にどう思われても、信じて欲しい人に
ちゃんと信じてもらえていれば…▼
どうでも良かったのよ…▼
[カムイ]: どうでも良くなんかありません！
あなたって子は…なんて…なんて…愚かなの…！▼
[シャラ]: 母さん…
なぜ…そう言いながら私を抱きしめるの？▼
言っていることとやっていることが
チグハグだわ…▼
[カムイ]: バカね…いつもそんな言い方ばっかり…
不器用で…愚かなシャラ…▼
でもそんなあなたが愛しいです…
大好きですよ…シャラ…！　ううう…▼
[シャラ]: 母さん…でも今は泣いている暇はないわよ…
早くこの薬草を煎じて村人たちに飲ませないと…▼
[カムイ]: い…いけない。そうでしたね。▼
さぁ、急ぎますよ、シャラ！▼
[シャラ]: ええ、母さん…▼