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#navi(contents-page-name): No such page: ファイアーエムブレム 暁の女神/章別会話

ノーマル

進撃前

[アイク]
道はこれでいいのか?▼
[ユンヌ]
うん。
このまままっすぐよ。▼
[アイク]
しかし…外から見た時と
内部の様子が一致せんな。
明らかに広すぎる……▼
[ユンヌ]
本当はね、あんまり
じろじろ見ない方がいいんだけど…▼
女神の奇跡は…
人の心を縛ってしまうから。
女神への畏怖でね。▼
[アイク]
……そうか?▼
[ユンヌ]
そうなの!
…普通の者だったらね。
だけど、あなたたちは違う。▼
強い信念があって、
それを果たすまでは死ねない。
そう思ってるでしょう?▼
[アイク]
ああ。▼
[ユンヌ]
人はいつでも
何かを求めて動いているわ。
昔からそうだった。▼

(再びカメラ位置が変わる)

[ユンヌ]
望み、奪い、与え、殺し、足掻き…
争いも憎しみも、
すべては人の欲求から生まれている。▼
でも、それでいいの。
求めればいい。欲しがればいい。▼
生きている限り挑んで、挑んで、
それでだめなら、
挑みながら死んでいけばいい……▼
[アイク]
……あんたの考えも極端だな。
女神アスタルテは
人が完璧でなければ許さない。▼
だが、あんたのほうは善も悪も
人のあらゆることを肯定し、
それを楽しんでいるみたいだな。▼
[ユンヌ]
だって、平坦な道は退屈。
どんな敗北も、どんな破滅も、
変わらないよりは楽しいものよ。▼
[アイク]
あんたとアスタルテの
真ん中くらいの女神は
いないのか?▼
[ユンヌ]
そうね、かつては……
………あ、だめ!
ここで止まって。▼
次に、行く手を阻むのは…
あなたにとって、
深い縁で結ばれし者……▼
[アイク]
……行こう。▼

(画面中央に陣取る漆黒の騎士の姿)

[漆黒の騎士]
来たか。
ガウェインの息子…
そして志高き勇者たちよ。▼

(【正の使徒】が展開する)

[アイク]
……▼

(漆黒の騎士と打ち合うアイクのムービー)

[アイク]
なぜ、今まであんたの正体に
気づかなかったんだろうな。▼
気、物腰、声……
そうと知ってみれば
疑いようはないほどなのに。▼
[漆黒の騎士]
………▼
[アイク]
一度でも手合わせを…いや、
あんたの戦う姿を
間近で目にしていればな、将軍……▼
[漆黒の騎士]
…だが、その機会は訪れなかった。
互いにとって残念なことにな。▼
[アイク]
やはり、あんたか。
漆黒の騎士…
いや、ゼルギウス将軍っ!▼

(兜を外す漆黒の騎士改めゼルギウス)

[ゼルギウス]
アイク殿。
貴殿との戦いを楽しみにしていた。▼
こうしてあいまみえたのだ、
言葉などはいらぬ。
剣を交え、雌雄を決するとしよう。▼
[アイク]
望むところだ…!▼

ティバーンがいる場合

[ティバーン]
待てよ。
ゼルギウスには、俺も借りがあると
言っておいたはずだがな。▼

[ゼルギウス]
貴殿との勝負も
まだついてはいないが……
少し待ってはもらえぬだろうか。▼
アイク殿と私の剣技は
時代は違えど、じつは、
同じ師から学びしもの。▼
かつてはデインの【四駿】
ガウェイン将軍であり…▼
その後デインを去り傭兵団を結成し、
グレイルと名を変えた、ある同じ男に。
(セピア調のグレイルとの対峙絵)
[ゼルギウス]
私は、かつて師がデインにいた頃、
その剣技にほれ込み、
ずっとその背中を追いかけてきた。▼
そして3年前、グレイル傭兵団の
団長となっていた師と…
私は戦い勝利した。▼
しかし師は…実は利き腕を傷つけ、
剣を封じていたのだ。▼
後でそれを知らされた私は…狂喜した。
己の超えるべき剣士が
あの程度であるはずはなかったのだと。▼
(元の会話場面に戻る)
[ゼルギウス]
師の剣は、その息子アイクに引き継がれた。
ならば…それに勝ることで
私は今度こそ師を超えられる。▼
…貴殿ならばこの願い
理解していただけると信じるが?▼
[アイク]
俺からも頼む、鷹王…!▼
[ティバーン]
…仕方ねえ。
だが、やるからには勝て。
いいな?▼
[アイク]
わかっている。
親父の仇は討つ。
俺は必ず…勝つ!▼
[ゼルギウス]
…では、始めよう。▼

ミストがいる場合

[ミスト]
お兄ちゃん…!▼
[アイク]
俺を信じてまかせろ。
いいな?▼
[ミスト]
……うん。▼

(ゼルギウスが地面に剣を突き立てると同時、中央に結界発生)

[ゼルギウス]
…この勝負、
何者にも邪魔はさせぬ。▼
[アイク]
いいだろう。
このほうが俺も…
あんただけに集中できる。▼
[ゼルギウス]
引き分けはない。逃げ道もない。
勝つか、負けるか。▼
存分に剣を交わすとしよう。▼
私か、貴殿か……▼
[アイク]
……生き残るのは一方だけだ。▼

(画面暗転後、部隊編成画面へ)

クリア後

[アイク]
…ッ ハァッ…▼
[ゼルギウス]
強くなったな………
以前より…格段に……▼
[アイク]
……あんたのおかげだ。
あんたとの戦いがあったから、
俺はここまで強くなれた。▼

ティバーンがクリア時点でマップにいる場合追加

[アイク]
白状すると…
漆黒の騎士が生きていると
聞いた時に俺が感じたのは…▼
悲嘆でも憎しみでもなかった。
あんたの言葉じゃないが
俺は狂喜したんだ。▼
あれ程の男ともう一度
戦えるんだと考えただけで…
喜びで手が震えて止まらなかった。▼
[アイク]
あんたの剣技は凄まじかった。
俺の知る誰よりも恐ろしく強かった。▼
3年前の戦いから後は、
俺はいつもあんたの剣を振るう姿に
近づこうとして…修行を重ねた。▼

(ガウェインの後ろ姿の一枚絵)

[ゼルギウス]
私が剣の指南を受けた頃の
ガウェイン将軍も…
比類なき強さだった。▼
あの方を超えることが…
私の剣の…終着点だった……▼
[アイク]
そうか、俺は…あんたの剣を通して
一番強かった頃の
親父の剣を見ていたんだな。▼

(再び元の会話場面、但し角度が微妙に変更)

[ゼルギウス]
感謝する……
貴殿のお陰で…私は
あの頃の師と戦うことができた……▼
[アイク]
漆黒の騎士ゼルギウス。
あんたは、親父の仇……▼
そして、俺の師だ。▼
[ゼルギウス]
……我が人生には闇が多かった。
しかし…無意味ではなかった……
…断じて…な……▼
…ェ…ラン様…
お先に……参…ります………▼
[アイク]
……▼

(ユンヌがやって来てアイクが立ち上がる)

[アイク]
…先に進もう。
俺たちには時間がない。▼
[ユンヌ]
剣が共鳴している…▼

(エタルドに歩み寄るアイク)

[ユンヌ]
神剣エタルド…
あなたが持っている剣
ラグネルとは対をなすもの。▼
あなたに持っていって
欲しいんじゃないかしら?▼

二周目以降条件を満たすと、ハードと同じ「アイクの記憶」挿入

[アイク]
……▼
[ユンヌ]
まだ戦える?▼
[アイク]
あぁ…
俺は立ち止まらん。
死ぬまで前に進み続ける。▼

(エルランの記憶が流れる)

回想後

[ユンヌ]
……哀しい出会い。
孤独な魂が
もう1つの孤独な魂を呼んだ……▼
[ユンヌ]
ミカヤ、あなたも哀しいのね?
漆黒の騎士が…味方のままでいてくれれば
どんなに頼もしかっただろう…▼

(カメラが引く)

[ユンヌ]
………でも、もういない。▼
ゼルギウスはもう…いない……▼

(画面が真っ暗に)

[ユンヌ]
残された魂はまた…独りぼっち………▼

(セーブ画面へ)

ハード・マニアック

進撃前

[アイク]
道はこれでいいのか?▼
[ユンヌ]
うん。
このまままっすぐよ。▼
[アイク]
しかし…外から見た時と
内部の様子が一致せんな。▼
あきらかに広すぎるし……
おかしな階段だらけだ。▼
[ユンヌ]
本当はね、あんまり
じろじろ見ない方がいいんだけど…▼
[アイク]
なんでだ?▼
[ユンヌ]
人がこれらを見続けると
心を縛られてしまう。
女神への畏怖でね。▼
[アイク]
……そうか?▼
[ユンヌ]
そうなの!
…普通の者だったらね。
だけど、あなたたちは違う。▼
強い信念があって、
それを果たすまでは死ねない。▼
そう思ってるでしょう?▼
[アイク]
ああ。▼
[ユンヌ]
人はいつでも
何かを求めて動いているわ。
昔からそうだった。▼

(再びカメラ角度が変わる)

[ユンヌ]
でも求めるものが大きければ、
立ちふさがる障害も大きくなる。▼
強い意志でそれを叶える者、
途中で諦めてしまう者、
求め続けて倒れてしまう者、▼
誰かを裏切ってでも手に入れる者、
誰かに次を託す者――
望み、奪い、与え、殺し、足掻き…▼
争いも憎しみも、
すべては人の欲求から生まれている。▼
[アイク]
……▼
[ユンヌ]
でも、それでいいの。
求めればいい。欲しがればいい。▼
どうしても果たしたい目的なら、
手に入れるしか道はないもの。▼
無数に見えても結局、
自分が選びとる道は一つ。▼
生きている限り挑んで、挑んで、
また挑んで……▼
それでだめなら、
挑みながら死んでいけばいい……▼
[アイク]
……あんたの考えは極端だな。▼
女神アスタルテは
人が完璧でなければ許さない。
滅ぼすことで罰しようとする。▼
あんたのほうは
人のあらゆることを肯定し、
それを楽しんでいるみたいだな。▼
善も悪もなんでもかんでも。▼
[ユンヌ]
だって、平坦な道は退屈。
どんな敗北も、どんな破滅も、
変わらないよりは楽しいものよ。▼
[アイク]
あんたとアスタルテの
真ん中くらいの女神は
いないのか?▼
[ユンヌ]
そうね、かつては……
………あ、だめ!
ここで止まって。▼
[アイク]
!▼
[ユンヌ]
感じない?
なんて強い波動……▼
行く手を阻むのは…
あなたにとって、
深い縁で結ばれし者……▼
[アイク]
……行こう。▼

(画面暗転、マップ中央に立つ漆黒の騎士)

[漆黒の騎士]
来たか。
ガウェインの息子…
そして志高き勇者たちよ。▼
[アイク]
……▼

(ムービー挿入、アイクと漆黒の騎士が切り結ぶ)

[アイク]
なぜ、気づかなかったんだろうな。▼
気、物腰、声……
そうと知ってみれば
疑いようはないほどなのに。▼
[漆黒の騎士]
………▼
[アイク]
一度でも手合わせを…いや、
あんたの戦う姿を
間近で目にしていれば……▼
[漆黒の騎士]
…だが、その機会は訪れなかった。
互いにとって残念なことにな。▼
[アイク]
やはり、あんたか。
漆黒の騎士…
いや、ゼルギウス将軍っ!▼
[漆黒の騎士]
……▼
[ゼルギウス]
アイク殿。
貴殿との戦いを楽しみにしていた。▼
こうしてあいまみえたのだ、
言葉などはいらぬ。
剣を交え、雌雄を決するとしよう。▼
[アイク]
望むところだ…!▼

ティバーンがいる場合

[ティバーン]
待てよ。▼
[ティバーン]
こいつには、俺も借りがあると
言っておいたはずだがな。▼
[ゼルギウス]
フェニキス王…▼
貴殿との勝負も
まだついてはいないが……
少し待ってはもらえぬだろうか。▼
アイク殿と私の剣技は
元は同じ師から学びしもの。
3年前、私は師と戦い勝利した。▼

(蒼炎の軌跡ムービー「運命の一夜」より、グレイル対漆黒の騎士のセピア調一枚絵)

しかしそれは完全なものではなかった。
師は…利き腕を傷つけ、
剣を封じていたのだ。▼
それを知らされた私は…狂喜した。
己の超えるべき剣士が
あの程度であるはずはなかったのだと。▼
(画面、元に戻る)
[ゼルギウス]
師の剣は、息子に引き継がれた。
ならば…それに勝ることで
私は今度こそ師を超えられる。▼
…貴殿ならばこの願い
理解していただけると信じるが?▼
[ティバーン]
まぁ…分からなくもねえな。▼
[アイク]
俺からも頼む、鷹王…!▼
[ティバーン]
…仕方ねえ。▼
[アイク]
すまない。▼
[ティバーン]
やるからには勝て。
いいな?▼
[アイク]
わかっている。
俺は必ず…勝つ!▼
[ゼルギウス]
…では、始めよう。▼

ミストがいる場合

[ミスト]
お兄ちゃん…!▼
[アイク]
俺を信じてまかせろ。
いいな?▼
[ミスト]
……うん。▼

(ゼルギウス、地面にエタルドを突き立てマップ中央に結界発生)

[ゼルギウス]
…この勝負、
何者にも邪魔はさせぬ。▼
[アイク]
いいだろう。
このほうが俺も…
あんただけに集中できる。▼
[ゼルギウス]
引き分けはない。逃げ道もない。
勝つか、負けるか。▼
存分に剣を交わすとしよう。▼
私か、貴殿か……▼
[アイク]
……生き残るのは一方だけだ。▼

(画面暗転後に進撃準備画面へ)

進撃後

会話

ミカヤ→ルベール

[ルベール]
【銀の髪の乙女】ミカヤ殿ですね。
[ミカヤ]
あなたは……?
[ルベール]
あなたを傷つけてはならない……
そうゼルギウス将軍から
命じられています。
どうかお退きください。
将軍の命に背きたくはない。

サナキ→ルベール

[サナキ]
そなた……
確かガドゥス軍の将……
ならばゼルギウスは
セフェランを裏切り…
元老院と与しておったのか!?
[ルベール]
そのようなこと…
天地が逆になったとしても
在り得ないことにございます。
この私が…ガドゥス公を見限り
ゼルギウス殿の配下となったのです。
[サナキ]
どういうことじゃ?
漆黒の騎士と元老院の関係も
何が敵で何が味方であるかも……
わたしには…理解できぬ。
[ルベール]
サナキ様……
私たちは貴女の敵ではございません。
[サナキ]
ならば、ただちに兵を退け!
わたしはゼルギウスと話しがしたい。
あの結界を消し去るのじゃ!
[ルベール]
それはできません。
ゼルギウス殿は
あの者との決着をお望みです。
そして私たちは……
その間に塔に入り込んだ異物を
取り除くよう命じられております。
では、失礼致します。
[サナキ]
待て!
そんなことは許さん!
待たぬか…ルベール!!

リュシオン→ルベール

[リュシオン]
なぜ…こちらを見ない!
私は敵に値しないとでも言うのか?
[ルベール]
抵抗できぬ者を手にかけるのは
騎士の名折れ……
どうか下がられよ、セリノスの方。
[リュシオン]
私を侮辱するな……!

ラフィエル→ルベール

[ラフィエル]
……先ほどからあなたは、
私を避けるように戦っています。
なんのつもりでしょうか……?
[ルベール]
抵抗できぬ者に手をかけるは
騎士の名折れ……
どうか下がられよ、セリノスの方。
[ラフィエル]
…………

リアーネ→ルベール

[リアーネ]
え…と、あなた……
わたし…… よけ、る。
……ど、して………?
[ルベール]
抵抗できぬ者に手をかけるは
騎士の名折れ……
どうか下がられよ、セリノスの方。
[リアーネ]
え… でも……
……………………

戦闘会話

ゼルギウス初戦時

[ゼルギウス]
まずは一撃……▼

ルベール初戦時

[ルベール]
余所見などしている暇はない。
あなた方の相手は私が務めよう。▼

ハールVSルベール

[ルベール]
ハール殿……
生きておられたのか…▼
[ハール]
おいおい、ひどい言い草だな。▼
[ルベール]
いや、失敬。
あなたがベグニオンを去られて
もう随分になるもので……▼
[ハール]
ざっと…20年ほど前か。▼
[ルベール]
当時、私はまだ幼く…
あなたもまだ騎士の叙勲を
受けて間もない頃ですね。▼
あの当時の聖竜騎士団、
特にフィザット隊の活躍は
素晴らしいものでした。▼
なのに…突然、
デインへ亡命してしまわれた。▼
[ハール]
腐った元老院に付き合うのは
いい加減うんざりだったんでな。
シラハム殿と共に祖国を捨てた。▼
[ルベール]
成人して軍役についたものの……
あなた方の去った帝国軍は
すっかり精彩を欠いていた。▼
ただ一つ例外は……
ペルシス公爵軍の将
ゼルギウス将軍の存在でした▼
[ハール]
……なるほど。
それでいまは奴の配下ってわけか。▼
[ルベール]
はい。
私はあの方のために
命を賭ける所存です!▼
[ハール]
…じゃあ、ま、
その決意のほどを見せてもらおうか。▼
[ルベール]
あなたと手合わせできる日が来るとは……
まるで夢のようです。
では、参ります!▼

タニスVSルベール

[タニス]
ルベール殿!
貴殿もサナキ様の敵となるか!
女神アスタルテのしもべとなり
正気を失ったか?
[ルベール]
タニス殿、それは違う。
私は女神のためではなく……
ゼルギウス将軍のために戦いたいのだ。

シグルーンVSルベール

[シグルーン]
ルベール殿、
サナキ様の御前です。
武器を下ろしなさい。
[ルベール]
できません、シグルーン殿。
あなたが神使様に仕えるように、
私はゼルギウス将軍に仕えているのです。

オリヴァーVSルベール

[ルベール]
タナス公爵……?
あなたは3年以上も前、 失脚し罪人として討たれたのでは……?
[オリヴァー]
美は永遠に不滅。
いまの私は
はんなりほどよい。
そなたも素材は悪くない。
私を手本としてもよいのだぞ!?
[ルベール]
謹んでお断り申し上げます。

ステラVSルベール

[ルベール]
ステラ様……お下がりください。
あなたは戦いなどに
加わって良い御方ではない。
[ステラ]
いいえ、
私はクリミア騎士です。
あなたと戦うために参りました。
昔のことはお忘れください……
いまの私だけを見てくだされば結構です。
[ルベール]
強くなられたのですね、あなたは。
ならば……

ルベール撃破時

[ルベール]
……ゼルギウス将軍…
私は…あなたの……
お力に… ………▼

ゼルギウス撃破時

[ゼルギウス]
見事……▼

クリア後

[アイク]
…ッ ハァッ…▼
[ゼルギウス]
強くなったな………
以前より…格段に……▼
[アイク]
……あんたのおかげだ。
あんたとの戦いがあったから、
俺はここまで強くなれた。▼
[ゼルギウス]
ふっ…
私の剣技を…盗んだか。▼

ティバーンがマップ上に生き残っている場合追加

[アイク]
白状すると…
漆黒の騎士が生きていると
聞いた時に俺が感じたのは…▼
悲嘆でも憎しみでもなかった。
あんたの言葉じゃないが
俺は狂喜したんだ。▼
あれ程の男ともう一度
戦えるんだと考えただけで…
喜びで手が震えて止まらなかった。▼
[アイク]
あんたの剣技は凄まじかった。
俺の知る誰よりも恐ろしく強かった。▼
あの戦いから後は、
俺はいつもあんたの剣を振るう姿に
近づこうとして…修行を重ねた。▼
[ゼルギウス]
当然だ…▼

(背景:光に包まれる「ガウェイン」の後ろ姿の一枚絵)

[ゼルギウス]
私が剣の指南を受けた頃の
ガウェイン将軍は
比類なき強さだった。▼
あの方を超えることが…
私の剣の…終着点だった……▼
[アイク]
俺は…あんたの剣を通して
一番強かった頃の
親父の剣を見ていたんだな。▼

(画面、元に戻る。但しカメラ角度変化)

[ゼルギウス]
感謝する……
貴殿のお陰で…私は
あの頃の師と戦うことができた……▼
[アイク]
漆黒の騎士ゼルギウス。
あんたは、親父の仇……▼
そして、俺の師だ。▼
[ゼルギウス]
……ふっ
我が人生には闇が多かった。▼
しかし…無意味ではなかった……
…断じて…な……▼
…ェ…ラン様…
お先に……参…ります………▼
[アイク]
……▼
[ユンヌ]
……アイク、
こっちも終わったわ。▼
[アイク]
…先に進もう。
俺たちには時間がない。▼
[ユンヌ]
アイクはいま、
嬉しい? 悲しい?▼
[アイク]
…………
……よく分からんが、
多分………どっちもだ。▼
[ユンヌ]
そう…▼

(ラグネルとエタルドが光に包まれ、アイクが振り返ってエタルドを見る)

[ユンヌ]
剣が共鳴している…▼

(アイク、エタルドに歩み寄る)

[ユンヌ]
神剣エタルド…
あなたが持っている剣
ラグネルとは対をなすもの。▼
あなたに持っていって
欲しいんじゃないかしら?▼

(「アイクの記憶」発生条件を満たさない場合、以下の共通へ)

「アイクの記憶」(発生条件を満たした場合)

[アイク]
エタルド…
親父の命を奪った剣…▼

(「アイクの記憶」イベントへ)


(ラグネル・エタルドが強く輝く。画面がエタルドの光に包み込まれる)
(男が女を剣で貫く一枚絵)



[ゼルギウス]
こ、これは…
[セフェラン]
…遅かったようですね。
[ゼルギウス]
ガウェイン将軍!


(イラストが消え、街中で倒れる男女。女性の傍には蒼く光るメダリオン)
(駆け寄るゼルギウス)


[ゼルギウス]
将軍! ……よかった、生きておられ…
! まさか…
奥方を…手にかけられたのか?
[セフェラン]
おそらく…メダリオンを手にし、
【負】の気によって暴走したのでしょう。
お気の毒に……


(少し離れたところで4人を見つめる男の子へカメラ視点が変わる) (男の子の傍に女の子が走り寄ってくる)


[ミスト]
おにいちゃん、まって!
[ミスト]
あ! おとうさん! おかあさん!
[ゼルギウス]
…将軍のお子たちか。
[ミスト]
おとうさんもおかあさんも…
おねんね?
[セフェラン]
…2人とも、とても疲れているんだよ。
だから、そのままに。
[ミスト]
だめ! おそとでねたら、かぜをひくの。
おうちにつれていく。
ね、おにいちゃん!
[アイク]
……
[ミスト]
おにいちゃ…?
[ゼルギウス]
私が連れて行こう。
家まで案内してくれるかい?
[ミスト]
うん!
こっち!

(ゼルギウス・女の子・倒れていた男が消え、倒れた女と傍に寄るセフェラン) (倒れる女性へ杖を使うセフェラン)

[セフェラン]
…せめてその眠り
安らかならんことを…
[セフェラン]
…アシュナード殿には
荷がかちすぎたようですね。
…もはや、メダリオンを彼の元に
置いておくのは得策ではない…

(家から女の子が出てくる)

[ミスト]
あ、それ!
おかあさんの、だいじなの!
ひとに見せたらいけないの!

(女の子が蒼く光るメダリオンに近づき、目の前で立ち止まる)

[セフェラン]
それに触れてはいけな…!

(女の子がメダリオンを取る)

[ミスト]
なくしたらだめ。
ミストがもつの。
[セフェラン]
君は…
平気なのか……
[ミスト]
ね、おかあさんも。
[ゼルギウス]
あ、ああ。

(女の子が男の子に近寄る)

[ミスト]
おにいちゃん? どうしたの?
どうしてじっとしているの?
どこか…いたい?
[セフェラン]
…君は、見てしまったんだね。
……可哀想に…………

(セフェラン、男の子に歩み寄り杖を掛ける)

[ミスト]
おにいちゃ…?

(一瞬、男が女を剣で貫くイラストが出る)

[アイク]
うわぁああああああああああああ
[ミスト]
おにいちゃん!
おにいちゃん! しっかりして!!
[アイク]
っ…!
[ミスト]
いたっ!
いたいよ!
おにいちゃ…
[アイク]
 ! ! !
[ゼルギウス]
…どうしました?
[セフェラン]
…少し、待ってください。

(セフェラン、再び男の子へ杖を掛ける)

[アイク]
……
[セフェラン]
いい子だ。
そのまま、おやすみ。
[ゼルギウス]
何をなさったのですか?
[セフェラン]
記憶を封じました。
あまり良いことではないけれど…
子供が背負うには重すぎます。
[ゼルギウス]
……メダリオンは、どうされますか?
[セフェラン]
今は…
この家族に預けておきましょう。
時が満ちるまでは。
[ゼルギウス]
はっ

(画面暗転し、導きの塔内部に戻る)

[アイク]
!!

(ここまで自動送り)

[ユンヌ]
アイク、いまのは……
[アイク]
……居た…んだ…
俺…あの場所に……
親父を止めようとして
母さんが…刺された瞬間を…
見て…………
[ユンヌ]
そうだったの……
あの時…外では
そんなことが起きていたのね
[アイク]
………
ゼルギウス……

以下共通

[アイク]
……
[ユンヌ]
まだ戦える?

[アイク]
あぁ…
俺は立ち止まらん。
死ぬまで前に進み続ける。

(アイクが去り、ゼルギウスの亡骸から光が湧き上がる)

エルランの記憶

(場面:武器に囲まれた一室)

[エルラン]
この印は…
[ゼルギウス]
…これを消す方法をご存知ありませんか?
[エルラン]
君は…ラグズの混血なんですね?
[ゼルギウス]
はい。父方の祖先に1人…
ラグズと交わった者がいたそうです。
[エルラン]
先祖の過ちが…報いとなって
現れたというわけですね…可哀想に。
[ゼルギウス]
私を見る一族の目は冷たく…
それから逃れたくて、
仕官の道を選びました。
しかし、ここでも私は異端です。
いつ正体がばれるかと恐れるあまり…
誰とも親しく付き合うことなく、
ずっと孤独に生きてきました。

(背中の「印」を見せるゼルギウス)

[ゼルギウス]
でも、もし…
賢者殿のお力でこれが消せるのであれば
私の人生もきっと…変わるのではないかと。
[エルラン]
残念ながら無理です。
そもそも…
このような印が何故現れるのかすらも…
解明されていないのです。
[ゼルギウス]
そう…ですか……すみません…
どうにもならないと
分かっていたというのに…
……儚い夢を抱いてしまいました。
[エルラン]
私に声をかけた時……屋内だというのに
鎧兜をはずさずにいましたね。
理由があるのですか?

(身体を向けるゼルギウス)

[ゼルギウス]
人に…姿を見られるのが嫌なのです。
5年ほど前から…どうやら
成長に遅れが出てきたようで…
気味が悪いと噂されるのが恐ろしくて……
[エルラン]
それでも…いずれ限界はやってくる。
[ゼルギウス]
わかっています。
数年後には除隊して
他所の土地に行くしかない。
別に辛くはないのです、
それが私の…運命なのでしょうから。
生きている限り逃れられません。
ただ1つの未練は、上官に師事している
剣技を学べなくなることだけで…
[エルラン]
その時が来たら…
私の元に身を寄せませんか?
[ゼルギウス]
え…?
[エルラン]
私も他の者とは違うのです。
見た目どおりの年齢ではありません。
[ゼルギウス]
では、あなたと同じ…?
[エルラン]
…似たようなものです。
私は君の苦しみを…
誰より理解してあげられます。
[ゼルギウス]
……どうして私を?
[エルラン]
これから成すべき野望に、
君の助けが得られれば心強い。
[ゼルギウス]
野望…ですか。
[エルラン]
ええ、野望です。
[ゼルギウス]
…あなたの元に行けば
私は救われるでしょうか?
[エルラン]
それは分かりません…
ですが、少なくとも
君は1人ではなくなる。
そして私もまた……
今の孤独からは解放される。
[ゼルギウス]
……それで充分です。
私の心は決まりました。
数年の後、
必ずやあなたの元に参りましょう。
[エルラン]
待っていますよ。

(ゼルギウスの顔にズーム)

[ゼルギウス]
私はデイン王国軍、
ガウェイン将軍配下のゼルギウスです。
賢者殿のお名前は?
[エルラン]
私は…私の名は……

回想後

[ユンヌ]
……哀しい出会い。
孤独な魂が
もう1つの孤独な魂を呼んだ……▼
ミカヤ、あなたも哀しいのね?
あの騎士は…あなたに
とても優しかった……▼
味方のままでいてくれれば、
どんなに頼もしかっただろう…▼

(カメラが引く)

[ユンヌ]
………でも、もういない。▼
ゼルギウスはもう…いない……▼

(画面暗転)

[ユンヌ]
残された魂はまた…独りぼっち……▼

(セーブ画面へ)

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Last-modified: 2020-10-18 (日) 17:10:44
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