#navi(contents-page-name): No such page: ファイアーエムブレム 暁の女神/章別会話
ノーマル†
進撃前†
- [アイク]
- 道はこれでいいのか?▼
- [ユンヌ]
- うん。
このまままっすぐよ。▼
- [アイク]
- しかし…外から見た時と
内部の様子が一致せんな。
明らかに広すぎる……▼
- [ユンヌ]
- 本当はね、あんまり
じろじろ見ない方がいいんだけど…▼
女神の奇跡は…
人の心を縛ってしまうから。
女神への畏怖でね。▼
- [アイク]
- ……そうか?▼
- [ユンヌ]
- そうなの!
…普通の者だったらね。
だけど、あなたたちは違う。▼
強い信念があって、
それを果たすまでは死ねない。
そう思ってるでしょう?▼
- [アイク]
- ああ。▼
- [ユンヌ]
- 人はいつでも
何かを求めて動いているわ。
昔からそうだった。▼
(再びカメラ位置が変わる)
- [ユンヌ]
- 望み、奪い、与え、殺し、足掻き…
争いも憎しみも、
すべては人の欲求から生まれている。▼
でも、それでいいの。
求めればいい。欲しがればいい。▼
生きている限り挑んで、挑んで、
それでだめなら、
挑みながら死んでいけばいい……▼
- [アイク]
- ……あんたの考えも極端だな。
女神アスタルテは
人が完璧でなければ許さない。▼
だが、あんたのほうは善も悪も
人のあらゆることを肯定し、
それを楽しんでいるみたいだな。▼
- [ユンヌ]
- だって、平坦な道は退屈。
どんな敗北も、どんな破滅も、
変わらないよりは楽しいものよ。▼
- [アイク]
- あんたとアスタルテの
真ん中くらいの女神は
いないのか?▼
- [ユンヌ]
- そうね、かつては……
………あ、だめ!
ここで止まって。▼
次に、行く手を阻むのは…
あなたにとって、
深い縁で結ばれし者……▼
- [アイク]
- ……行こう。▼
(画面中央に陣取る漆黒の騎士の姿)
- [漆黒の騎士]
- 来たか。
ガウェインの息子…
そして志高き勇者たちよ。▼
(【正の使徒】が展開する)
- [アイク]
- ……▼
(漆黒の騎士と打ち合うアイクのムービー)
- [アイク]
- なぜ、今まであんたの正体に
気づかなかったんだろうな。▼
気、物腰、声……
そうと知ってみれば
疑いようはないほどなのに。▼
- [漆黒の騎士]
- ………▼
- [アイク]
- 一度でも手合わせを…いや、
あんたの戦う姿を
間近で目にしていればな、将軍……▼
- [漆黒の騎士]
- …だが、その機会は訪れなかった。
互いにとって残念なことにな。▼
- [アイク]
- やはり、あんたか。
漆黒の騎士…
いや、ゼルギウス将軍っ!▼
(兜を外す漆黒の騎士改めゼルギウス)
- [ゼルギウス]
- アイク殿。
貴殿との戦いを楽しみにしていた。▼
こうしてあいまみえたのだ、
言葉などはいらぬ。
剣を交え、雌雄を決するとしよう。▼
- [アイク]
- 望むところだ…!▼
ティバーンがいる場合
- [ティバーン]
- 待てよ。
ゼルギウスには、俺も借りがあると
言っておいたはずだがな。▼
- [ゼルギウス]
- 貴殿との勝負も
まだついてはいないが……
少し待ってはもらえぬだろうか。▼
アイク殿と私の剣技は
時代は違えど、じつは、
同じ師から学びしもの。▼
かつてはデインの【四駿】
ガウェイン将軍であり…▼
その後デインを去り傭兵団を結成し、
グレイルと名を変えた、ある同じ男に。
(セピア調のグレイルとの対峙絵)
- [ゼルギウス]
- 私は、かつて師がデインにいた頃、
その剣技にほれ込み、
ずっとその背中を追いかけてきた。▼
そして3年前、グレイル傭兵団の
団長となっていた師と…
私は戦い勝利した。▼
しかし師は…実は利き腕を傷つけ、
剣を封じていたのだ。▼
後でそれを知らされた私は…狂喜した。
己の超えるべき剣士が
あの程度であるはずはなかったのだと。▼
(元の会話場面に戻る)
- [ゼルギウス]
- 師の剣は、その息子アイクに引き継がれた。
ならば…それに勝ることで
私は今度こそ師を超えられる。▼
…貴殿ならばこの願い
理解していただけると信じるが?▼
- [アイク]
- 俺からも頼む、鷹王…!▼
- [ティバーン]
- …仕方ねえ。
だが、やるからには勝て。
いいな?▼
- [アイク]
- わかっている。
親父の仇は討つ。
俺は必ず…勝つ!▼
- [ゼルギウス]
- …では、始めよう。▼
ミストがいる場合
- [ミスト]
- お兄ちゃん…!▼
- [アイク]
- 俺を信じてまかせろ。
いいな?▼
- [ミスト]
- ……うん。▼
(ゼルギウスが地面に剣を突き立てると同時、中央に結界発生)
- [ゼルギウス]
- …この勝負、
何者にも邪魔はさせぬ。▼
- [アイク]
- いいだろう。
このほうが俺も…
あんただけに集中できる。▼
- [ゼルギウス]
- 引き分けはない。逃げ道もない。
勝つか、負けるか。▼
存分に剣を交わすとしよう。▼
私か、貴殿か……▼
- [アイク]
- ……生き残るのは一方だけだ。▼
(画面暗転後、部隊編成画面へ)
クリア後†
- [アイク]
- …ッ ハァッ…▼
- [ゼルギウス]
- 強くなったな………
以前より…格段に……▼
- [アイク]
- ……あんたのおかげだ。
あんたとの戦いがあったから、
俺はここまで強くなれた。▼
ティバーンがクリア時点でマップにいる場合追加
- [アイク]
- 白状すると…
漆黒の騎士が生きていると
聞いた時に俺が感じたのは…▼
悲嘆でも憎しみでもなかった。
あんたの言葉じゃないが
俺は狂喜したんだ。▼
あれ程の男ともう一度
戦えるんだと考えただけで…
喜びで手が震えて止まらなかった。▼
- [アイク]
- あんたの剣技は凄まじかった。
俺の知る誰よりも恐ろしく強かった。▼
3年前の戦いから後は、
俺はいつもあんたの剣を振るう姿に
近づこうとして…修行を重ねた。▼
(ガウェインの後ろ姿の一枚絵)
- [ゼルギウス]
- 私が剣の指南を受けた頃の
ガウェイン将軍も…
比類なき強さだった。▼
あの方を超えることが…
私の剣の…終着点だった……▼
- [アイク]
- そうか、俺は…あんたの剣を通して
一番強かった頃の
親父の剣を見ていたんだな。▼
(再び元の会話場面、但し角度が微妙に変更)
- [ゼルギウス]
- 感謝する……
貴殿のお陰で…私は
あの頃の師と戦うことができた……▼
- [アイク]
- 漆黒の騎士ゼルギウス。
あんたは、親父の仇……▼
そして、俺の師だ。▼
- [ゼルギウス]
- ……我が人生には闇が多かった。
しかし…無意味ではなかった……
…断じて…な……▼
…ェ…ラン様…
お先に……参…ります………▼
- [アイク]
- ……▼
(ユンヌがやって来てアイクが立ち上がる)
- [アイク]
- …先に進もう。
俺たちには時間がない。▼
- [ユンヌ]
- 剣が共鳴している…▼
(エタルドに歩み寄るアイク)
- [ユンヌ]
- 神剣エタルド…
あなたが持っている剣
ラグネルとは対をなすもの。▼
あなたに持っていって
欲しいんじゃないかしら?▼
二周目以降条件を満たすと、ハードと同じ「アイクの記憶」挿入
- [アイク]
- ……▼
- [ユンヌ]
- まだ戦える?▼
- [アイク]
- あぁ…
俺は立ち止まらん。
死ぬまで前に進み続ける。▼
(エルランの記憶が流れる)
回想後†
- [ユンヌ]
- ……哀しい出会い。
孤独な魂が
もう1つの孤独な魂を呼んだ……▼
- [ユンヌ]
- ミカヤ、あなたも哀しいのね?
漆黒の騎士が…味方のままでいてくれれば
どんなに頼もしかっただろう…▼
(カメラが引く)
- [ユンヌ]
- ………でも、もういない。▼
ゼルギウスはもう…いない……▼
(画面が真っ暗に)
- [ユンヌ]
- 残された魂はまた…独りぼっち………▼
(セーブ画面へ)
ハード・マニアック†
進撃前†
- [アイク]
- 道はこれでいいのか?▼
- [ユンヌ]
- うん。
このまままっすぐよ。▼
- [アイク]
- しかし…外から見た時と
内部の様子が一致せんな。▼
あきらかに広すぎるし……
おかしな階段だらけだ。▼
- [ユンヌ]
- 本当はね、あんまり
じろじろ見ない方がいいんだけど…▼
- [アイク]
- なんでだ?▼
- [ユンヌ]
- 人がこれらを見続けると
心を縛られてしまう。
女神への畏怖でね。▼
- [アイク]
- ……そうか?▼
- [ユンヌ]
- そうなの!
…普通の者だったらね。
だけど、あなたたちは違う。▼
強い信念があって、
それを果たすまでは死ねない。▼
そう思ってるでしょう?▼
- [アイク]
- ああ。▼
- [ユンヌ]
- 人はいつでも
何かを求めて動いているわ。
昔からそうだった。▼
(再びカメラ角度が変わる)
- [ユンヌ]
- でも求めるものが大きければ、
立ちふさがる障害も大きくなる。▼
強い意志でそれを叶える者、
途中で諦めてしまう者、
求め続けて倒れてしまう者、▼
誰かを裏切ってでも手に入れる者、
誰かに次を託す者――
望み、奪い、与え、殺し、足掻き…▼
争いも憎しみも、
すべては人の欲求から生まれている。▼
- [アイク]
- ……▼
- [ユンヌ]
- でも、それでいいの。
求めればいい。欲しがればいい。▼
どうしても果たしたい目的なら、
手に入れるしか道はないもの。▼
無数に見えても結局、
自分が選びとる道は一つ。▼
生きている限り挑んで、挑んで、
また挑んで……▼
それでだめなら、
挑みながら死んでいけばいい……▼
- [アイク]
- ……あんたの考えは極端だな。▼
女神アスタルテは
人が完璧でなければ許さない。
滅ぼすことで罰しようとする。▼
あんたのほうは
人のあらゆることを肯定し、
それを楽しんでいるみたいだな。▼
善も悪もなんでもかんでも。▼
- [ユンヌ]
- だって、平坦な道は退屈。
どんな敗北も、どんな破滅も、
変わらないよりは楽しいものよ。▼
- [アイク]
- あんたとアスタルテの
真ん中くらいの女神は
いないのか?▼
- [ユンヌ]
- そうね、かつては……
………あ、だめ!
ここで止まって。▼
- [アイク]
- !▼
- [ユンヌ]
- 感じない?
なんて強い波動……▼
行く手を阻むのは…
あなたにとって、
深い縁で結ばれし者……▼
- [アイク]
- ……行こう。▼
(画面暗転、マップ中央に立つ漆黒の騎士)
- [漆黒の騎士]
- 来たか。
ガウェインの息子…
そして志高き勇者たちよ。▼
- [アイク]
- ……▼
(ムービー挿入、アイクと漆黒の騎士が切り結ぶ)
- [アイク]
- なぜ、気づかなかったんだろうな。▼
気、物腰、声……
そうと知ってみれば
疑いようはないほどなのに。▼
- [漆黒の騎士]
- ………▼
- [アイク]
- 一度でも手合わせを…いや、
あんたの戦う姿を
間近で目にしていれば……▼
- [漆黒の騎士]
- …だが、その機会は訪れなかった。
互いにとって残念なことにな。▼
- [アイク]
- やはり、あんたか。
漆黒の騎士…
いや、ゼルギウス将軍っ!▼
- [漆黒の騎士]
- ……▼
- [ゼルギウス]
- アイク殿。
貴殿との戦いを楽しみにしていた。▼
こうしてあいまみえたのだ、
言葉などはいらぬ。
剣を交え、雌雄を決するとしよう。▼
- [アイク]
- 望むところだ…!▼
ティバーンがいる場合
- [ティバーン]
- 待てよ。▼
- [ティバーン]
- こいつには、俺も借りがあると
言っておいたはずだがな。▼
- [ゼルギウス]
- フェニキス王…▼
貴殿との勝負も
まだついてはいないが……
少し待ってはもらえぬだろうか。▼
アイク殿と私の剣技は
元は同じ師から学びしもの。
3年前、私は師と戦い勝利した。▼
(蒼炎の軌跡ムービー「運命の一夜」より、グレイル対漆黒の騎士のセピア調一枚絵)
しかしそれは完全なものではなかった。
師は…利き腕を傷つけ、
剣を封じていたのだ。▼
それを知らされた私は…狂喜した。
己の超えるべき剣士が
あの程度であるはずはなかったのだと。▼
(画面、元に戻る)
- [ゼルギウス]
- 師の剣は、息子に引き継がれた。
ならば…それに勝ることで
私は今度こそ師を超えられる。▼
…貴殿ならばこの願い
理解していただけると信じるが?▼
- [ティバーン]
- まぁ…分からなくもねえな。▼
- [アイク]
- 俺からも頼む、鷹王…!▼
- [ティバーン]
- …仕方ねえ。▼
- [アイク]
- すまない。▼
- [ティバーン]
- やるからには勝て。
いいな?▼
- [アイク]
- わかっている。
俺は必ず…勝つ!▼
- [ゼルギウス]
- …では、始めよう。▼
ミストがいる場合
- [ミスト]
- お兄ちゃん…!▼
- [アイク]
- 俺を信じてまかせろ。
いいな?▼
- [ミスト]
- ……うん。▼
(ゼルギウス、地面にエタルドを突き立てマップ中央に結界発生)
- [ゼルギウス]
- …この勝負、
何者にも邪魔はさせぬ。▼
- [アイク]
- いいだろう。
このほうが俺も…
あんただけに集中できる。▼
- [ゼルギウス]
- 引き分けはない。逃げ道もない。
勝つか、負けるか。▼
存分に剣を交わすとしよう。▼
私か、貴殿か……▼
- [アイク]
- ……生き残るのは一方だけだ。▼
(画面暗転後に進撃準備画面へ)
進撃後†
ミカヤ→ルベール†
- [ルベール]
- 【銀の髪の乙女】ミカヤ殿ですね。
- [ミカヤ]
- あなたは……?
- [ルベール]
- あなたを傷つけてはならない……
そうゼルギウス将軍から
命じられています。
どうかお退きください。
将軍の命に背きたくはない。
サナキ→ルベール†
- [サナキ]
- そなた……
確かガドゥス軍の将……
ならばゼルギウスは
セフェランを裏切り…
元老院と与しておったのか!?
- [ルベール]
- そのようなこと…
天地が逆になったとしても
在り得ないことにございます。
この私が…ガドゥス公を見限り
ゼルギウス殿の配下となったのです。
- [サナキ]
- どういうことじゃ?
漆黒の騎士と元老院の関係も
何が敵で何が味方であるかも……
わたしには…理解できぬ。
- [ルベール]
- サナキ様……
私たちは貴女の敵ではございません。
- [サナキ]
- ならば、ただちに兵を退け!
わたしはゼルギウスと話しがしたい。
あの結界を消し去るのじゃ!
- [ルベール]
- それはできません。
ゼルギウス殿は
あの者との決着をお望みです。
そして私たちは……
その間に塔に入り込んだ異物を
取り除くよう命じられております。
では、失礼致します。
- [サナキ]
- 待て!
そんなことは許さん!
待たぬか…ルベール!!
リュシオン→ルベール†
- [リュシオン]
- なぜ…こちらを見ない!
私は敵に値しないとでも言うのか?
- [ルベール]
- 抵抗できぬ者を手にかけるのは
騎士の名折れ……
どうか下がられよ、セリノスの方。
- [リュシオン]
- 私を侮辱するな……!
ラフィエル→ルベール†
- [ラフィエル]
- ……先ほどからあなたは、
私を避けるように戦っています。
なんのつもりでしょうか……?
- [ルベール]
- 抵抗できぬ者に手をかけるは
騎士の名折れ……
どうか下がられよ、セリノスの方。
- [ラフィエル]
- …………
リアーネ→ルベール†
- [リアーネ]
- え…と、あなた……
わたし…… よけ、る。
……ど、して………?
- [ルベール]
- 抵抗できぬ者に手をかけるは
騎士の名折れ……
どうか下がられよ、セリノスの方。
- [リアーネ]
- え… でも……
……………………
戦闘会話†
ゼルギウス初戦時†
- [ゼルギウス]
- まずは一撃……▼
ルベール初戦時†
- [ルベール]
- 余所見などしている暇はない。
あなた方の相手は私が務めよう。▼
ハールVSルベール†
- [ルベール]
- ハール殿……
生きておられたのか…▼
- [ハール]
- おいおい、ひどい言い草だな。▼
- [ルベール]
- いや、失敬。
あなたがベグニオンを去られて
もう随分になるもので……▼
- [ハール]
- ざっと…20年ほど前か。▼
- [ルベール]
- 当時、私はまだ幼く…
あなたもまだ騎士の叙勲を
受けて間もない頃ですね。▼
あの当時の聖竜騎士団、
特にフィザット隊の活躍は
素晴らしいものでした。▼
なのに…突然、
デインへ亡命してしまわれた。▼
- [ハール]
- 腐った元老院に付き合うのは
いい加減うんざりだったんでな。
シラハム殿と共に祖国を捨てた。▼
- [ルベール]
- 成人して軍役についたものの……
あなた方の去った帝国軍は
すっかり精彩を欠いていた。▼
ただ一つ例外は……
ペルシス公爵軍の将
ゼルギウス将軍の存在でした▼
- [ハール]
- ……なるほど。
それでいまは奴の配下ってわけか。▼
- [ルベール]
- はい。
私はあの方のために
命を賭ける所存です!▼
- [ハール]
- …じゃあ、ま、
その決意のほどを見せてもらおうか。▼
- [ルベール]
- あなたと手合わせできる日が来るとは……
まるで夢のようです。
では、参ります!▼
タニスVSルベール†
- [タニス]
- ルベール殿!
貴殿もサナキ様の敵となるか!
女神アスタルテのしもべとなり
正気を失ったか?
- [ルベール]
- タニス殿、それは違う。
私は女神のためではなく……
ゼルギウス将軍のために戦いたいのだ。
シグルーンVSルベール†
- [シグルーン]
- ルベール殿、
サナキ様の御前です。
武器を下ろしなさい。
- [ルベール]
- できません、シグルーン殿。
あなたが神使様に仕えるように、
私はゼルギウス将軍に仕えているのです。
オリヴァーVSルベール†
- [ルベール]
- タナス公爵……?
あなたは3年以上も前、
失脚し罪人として討たれたのでは……?
- [オリヴァー]
- 美は永遠に不滅。
いまの私は
はんなりほどよい。
そなたも素材は悪くない。
私を手本としてもよいのだぞ!?
- [ルベール]
- 謹んでお断り申し上げます。
ステラVSルベール†
- [ルベール]
- ステラ様……お下がりください。
あなたは戦いなどに
加わって良い御方ではない。
- [ステラ]
- いいえ、
私はクリミア騎士です。
あなたと戦うために参りました。
昔のことはお忘れください……
いまの私だけを見てくだされば結構です。
- [ルベール]
- 強くなられたのですね、あなたは。
ならば……
ルベール撃破時†
- [ルベール]
- ……ゼルギウス将軍…
私は…あなたの……
お力に… ………▼
ゼルギウス撃破時†
- [ゼルギウス]
- 見事……▼
クリア後†
- [アイク]
- …ッ ハァッ…▼
- [ゼルギウス]
- 強くなったな………
以前より…格段に……▼
- [アイク]
- ……あんたのおかげだ。
あんたとの戦いがあったから、
俺はここまで強くなれた。▼
- [ゼルギウス]
- ふっ…
私の剣技を…盗んだか。▼
ティバーンがマップ上に生き残っている場合追加
- [アイク]
- 白状すると…
漆黒の騎士が生きていると
聞いた時に俺が感じたのは…▼
悲嘆でも憎しみでもなかった。
あんたの言葉じゃないが
俺は狂喜したんだ。▼
あれ程の男ともう一度
戦えるんだと考えただけで…
喜びで手が震えて止まらなかった。▼
- [アイク]
- あんたの剣技は凄まじかった。
俺の知る誰よりも恐ろしく強かった。▼
あの戦いから後は、
俺はいつもあんたの剣を振るう姿に
近づこうとして…修行を重ねた。▼
- [ゼルギウス]
- 当然だ…▼
(背景:光に包まれる「ガウェイン」の後ろ姿の一枚絵)
- [ゼルギウス]
- 私が剣の指南を受けた頃の
ガウェイン将軍は
比類なき強さだった。▼
あの方を超えることが…
私の剣の…終着点だった……▼
- [アイク]
- 俺は…あんたの剣を通して
一番強かった頃の
親父の剣を見ていたんだな。▼
(画面、元に戻る。但しカメラ角度変化)
- [ゼルギウス]
- 感謝する……
貴殿のお陰で…私は
あの頃の師と戦うことができた……▼
- [アイク]
- 漆黒の騎士ゼルギウス。
あんたは、親父の仇……▼
そして、俺の師だ。▼
- [ゼルギウス]
- ……ふっ
我が人生には闇が多かった。▼
しかし…無意味ではなかった……
…断じて…な……▼
…ェ…ラン様…
お先に……参…ります………▼
- [アイク]
- ……▼
- [ユンヌ]
- ……アイク、
こっちも終わったわ。▼
- [アイク]
- …先に進もう。
俺たちには時間がない。▼
- [ユンヌ]
- アイクはいま、
嬉しい? 悲しい?▼
- [アイク]
- …………
……よく分からんが、
多分………どっちもだ。▼
- [ユンヌ]
- そう…▼
(ラグネルとエタルドが光に包まれ、アイクが振り返ってエタルドを見る)
- [ユンヌ]
- 剣が共鳴している…▼
(アイク、エタルドに歩み寄る)
- [ユンヌ]
- 神剣エタルド…
あなたが持っている剣
ラグネルとは対をなすもの。▼
あなたに持っていって
欲しいんじゃないかしら?▼
(「アイクの記憶」発生条件を満たさない場合、以下の共通へ)
「アイクの記憶」(発生条件を満たした場合)†
- [アイク]
- エタルド…
親父の命を奪った剣…▼
(「アイクの記憶」イベントへ)
- 2周目以降、特定の条件を満たしている場合のみ発生
- アイクがエタルドを抜き取る前にイベントが追加される
- ボイス有り会話
- 台詞自動送り
- 名前表示全て「???」。画面上明らかなためここでは便宜上表記する
(ラグネル・エタルドが強く輝く。画面がエタルドの光に包み込まれる)
(男が女を剣で貫く一枚絵)
- [ゼルギウス]
- こ、これは…
- [セフェラン]
- …遅かったようですね。
- [ゼルギウス]
- ガウェイン将軍!
(イラストが消え、街中で倒れる男女。女性の傍には蒼く光るメダリオン)
(駆け寄るゼルギウス)
- [ゼルギウス]
- 将軍! ……よかった、生きておられ…
! まさか…
奥方を…手にかけられたのか?
- [セフェラン]
- おそらく…メダリオンを手にし、
【負】の気によって暴走したのでしょう。
お気の毒に……
(少し離れたところで4人を見つめる男の子へカメラ視点が変わる)
(男の子の傍に女の子が走り寄ってくる)
- [ミスト]
- おにいちゃん、まって!
- [ミスト]
- あ! おとうさん! おかあさん!
- [ゼルギウス]
- …将軍のお子たちか。
- [ミスト]
- おとうさんもおかあさんも…
おねんね?
- [セフェラン]
- …2人とも、とても疲れているんだよ。
だから、そのままに。
- [ミスト]
- だめ! おそとでねたら、かぜをひくの。
おうちにつれていく。
ね、おにいちゃん!
- [アイク]
- ……
- [ミスト]
- おにいちゃ…?
- [ゼルギウス]
- 私が連れて行こう。
家まで案内してくれるかい?
- [ミスト]
- うん!
こっち!
(ゼルギウス・女の子・倒れていた男が消え、倒れた女と傍に寄るセフェラン)
(倒れる女性へ杖を使うセフェラン)
- [セフェラン]
- …せめてその眠り
安らかならんことを…
- [セフェラン]
- …アシュナード殿には
荷がかちすぎたようですね。
…もはや、メダリオンを彼の元に
置いておくのは得策ではない…
(家から女の子が出てくる)
- [ミスト]
- あ、それ!
おかあさんの、だいじなの!
ひとに見せたらいけないの!
(女の子が蒼く光るメダリオンに近づき、目の前で立ち止まる)
- [セフェラン]
- それに触れてはいけな…!
(女の子がメダリオンを取る)
- [ミスト]
- なくしたらだめ。
ミストがもつの。
- [セフェラン]
- 君は…
平気なのか……
- [ミスト]
- ね、おかあさんも。
- [ゼルギウス]
- あ、ああ。
(女の子が男の子に近寄る)
- [ミスト]
- おにいちゃん? どうしたの?
どうしてじっとしているの?
どこか…いたい?
- [セフェラン]
- …君は、見てしまったんだね。
……可哀想に…………
(セフェラン、男の子に歩み寄り杖を掛ける)
- [ミスト]
- おにいちゃ…?
(一瞬、男が女を剣で貫くイラストが出る)
- [アイク]
- うわぁああああああああああああ
- [ミスト]
- おにいちゃん!
おにいちゃん! しっかりして!!
- [アイク]
- っ…!
- [ミスト]
- いたっ!
いたいよ!
おにいちゃ…
- [アイク]
- ! ! !
- [ゼルギウス]
- …どうしました?
- [セフェラン]
- …少し、待ってください。
(セフェラン、再び男の子へ杖を掛ける)
- [アイク]
- ……
- [セフェラン]
- いい子だ。
そのまま、おやすみ。
- [ゼルギウス]
- 何をなさったのですか?
- [セフェラン]
- 記憶を封じました。
あまり良いことではないけれど…
子供が背負うには重すぎます。
- [ゼルギウス]
- ……メダリオンは、どうされますか?
- [セフェラン]
- 今は…
この家族に預けておきましょう。
時が満ちるまでは。
- [ゼルギウス]
- はっ
(画面暗転し、導きの塔内部に戻る)
- [アイク]
- !!
(ここまで自動送り)
- [ユンヌ]
- アイク、いまのは……
- [アイク]
- ……居た…んだ…
俺…あの場所に……
親父を止めようとして
母さんが…刺された瞬間を…
見て…………
- [ユンヌ]
- そうだったの……
あの時…外では
そんなことが起きていたのね
- [アイク]
- ………
ゼルギウス……
以下共通†
- [アイク]
- ……
- [ユンヌ]
- まだ戦える?
- [アイク]
- あぁ…
俺は立ち止まらん。
死ぬまで前に進み続ける。
(アイクが去り、ゼルギウスの亡骸から光が湧き上がる)
エルランの記憶†
- 音声付会話
- 実際は名前表示なしだが、台詞や他の回想シーンから明らかなため便宜上記す
(場面:武器に囲まれた一室)
- [エルラン]
- この印は…
- [ゼルギウス]
- …これを消す方法をご存知ありませんか?
- [エルラン]
- 君は…ラグズの混血なんですね?
- [ゼルギウス]
- はい。父方の祖先に1人…
ラグズと交わった者がいたそうです。
- [エルラン]
- 先祖の過ちが…報いとなって
現れたというわけですね…可哀想に。
- [ゼルギウス]
- 私を見る一族の目は冷たく…
それから逃れたくて、
仕官の道を選びました。
しかし、ここでも私は異端です。
いつ正体がばれるかと恐れるあまり…
誰とも親しく付き合うことなく、
ずっと孤独に生きてきました。
(背中の「印」を見せるゼルギウス)
- [ゼルギウス]
- でも、もし…
賢者殿のお力でこれが消せるのであれば
私の人生もきっと…変わるのではないかと。
- [エルラン]
- 残念ながら無理です。
そもそも…
このような印が何故現れるのかすらも…
解明されていないのです。
- [ゼルギウス]
- そう…ですか……すみません…
どうにもならないと
分かっていたというのに…
……儚い夢を抱いてしまいました。
- [エルラン]
- 私に声をかけた時……屋内だというのに
鎧兜をはずさずにいましたね。
理由があるのですか?
(身体を向けるゼルギウス)
- [ゼルギウス]
- 人に…姿を見られるのが嫌なのです。
5年ほど前から…どうやら
成長に遅れが出てきたようで…
気味が悪いと噂されるのが恐ろしくて……
- [エルラン]
- それでも…いずれ限界はやってくる。
- [ゼルギウス]
- わかっています。
数年後には除隊して
他所の土地に行くしかない。
別に辛くはないのです、
それが私の…運命なのでしょうから。
生きている限り逃れられません。
ただ1つの未練は、上官に師事している
剣技を学べなくなることだけで…
- [エルラン]
- その時が来たら…
私の元に身を寄せませんか?
- [ゼルギウス]
- え…?
- [エルラン]
- 私も他の者とは違うのです。
見た目どおりの年齢ではありません。
- [ゼルギウス]
- では、あなたと同じ…?
- [エルラン]
- …似たようなものです。
私は君の苦しみを…
誰より理解してあげられます。
- [ゼルギウス]
- ……どうして私を?
- [エルラン]
- これから成すべき野望に、
君の助けが得られれば心強い。
- [ゼルギウス]
- 野望…ですか。
- [エルラン]
- ええ、野望です。
- [ゼルギウス]
- …あなたの元に行けば
私は救われるでしょうか?
- [エルラン]
- それは分かりません…
ですが、少なくとも
君は1人ではなくなる。
そして私もまた……
今の孤独からは解放される。
- [ゼルギウス]
- ……それで充分です。
私の心は決まりました。
数年の後、
必ずやあなたの元に参りましょう。
- [エルラン]
- 待っていますよ。
(ゼルギウスの顔にズーム)
- [ゼルギウス]
- 私はデイン王国軍、
ガウェイン将軍配下のゼルギウスです。
賢者殿のお名前は?
- [エルラン]
- 私は…私の名は……
回想後†
- [ユンヌ]
- ……哀しい出会い。
孤独な魂が
もう1つの孤独な魂を呼んだ……▼
ミカヤ、あなたも哀しいのね?
あの騎士は…あなたに
とても優しかった……▼
味方のままでいてくれれば、
どんなに頼もしかっただろう…▼
(カメラが引く)
- [ユンヌ]
- ………でも、もういない。▼
ゼルギウスはもう…いない……▼
(画面暗転)
- [ユンヌ]
- 残された魂はまた…独りぼっち……▼
(セーブ画面へ)
コメント欄†