グレイル傭兵団の現団長。
先の戦いでクリミアを再興に導いた英雄として称えられるが、地位も名声も望まずに一傭兵として市井に生きる。
無愛想だが、芯の通った性格。
グレイル傭兵団の一員。
前団長グレイルの娘であり、現団長アイクの妹。
亡くなった母親と同様極端に【正】の気が強い。
グレイル傭兵団の副長。
傭兵団立ち上げの時からいる古参。
グレイル亡き後は、新団長アイクと団員達を陰日向なく支える。
グレイル傭兵団の参謀。
風の賢者としても一流の腕を持つ。
遠くを見据えた冷徹な策略で傭兵団の進むべき方向を進言する。
団長アイクに忠誠を誓っている。
グレイル傭兵団の一員。
ボーレ・ヨファの実兄でクリミア王宮騎士団に属していたという経歴を持つ槍騎将。
グレイル傭兵団の一員。
オスカーの弟でヨファの兄。
傭兵団ムードメーカー的存在の勇士。
グレイル傭兵団の一員。
オスカー・ボーレの弟。
傭兵団の中では最少年に入る子供ながら、弓の腕は確か。
グレイル傭兵団の一員。
天才的な腕前を持つ弓使い。
全団長グレイルの死を契機に一時傭兵団を離れるが、紆余曲折の後に再び加入する。
アイクを目の仇にしている。
グレイル傭兵団の一員。
傭兵団の守りの要たる槍武将。
シノンの舎弟のような存在でよく行動を共にしている。
グレイル傭兵団の一員。
傭兵団の癒し手である司祭。
グレイル傭兵団の一員。
3年前の戦いではクリミアの傭兵として戦っていた。
デインの捕虜になるがグレイルに助けだされたという経緯があって傭兵団に参加した。
クリミア王国の女王
エリンシア=リデル=クリミア。
先王が年老いてからできた娘で政権争いを避けるため3年前までその存在は隠されていた。
最後の王族としてクリミアを再興。
クリミア王国の貴族、デルブレー伯爵家の者。
ジョフレの実姉。
女王エリンシアに心からの忠誠を誓っている。
クリミア王国の王宮騎士団長。
姉であるルキノ、親友であるユリシーズと共に女王エリンシアを支える腹心。
クリミア王宮騎士団の副団長を務める斧騎将。
かつての同僚オスカーを一方的に永遠の好敵手だと決め付けている。
先代クリミア王ラモンの実弟。
次期国王となるべき存在であった。
デインが侵攻してきた際にエリンシアを逃がすためクリミア王城にてアシュナードと対決し、敗れる。
クリミア王国のフェール伯。
エリンシアの忠実な臣下であり、世情や外交に明るい。
芝居がかったまわりくどい言い回しを好む。
3年前の戦いでクリミア軍に参加した自称一流の狂戦士。
終戦後は恋人カリルと結ばれ、クリミア王都に小さな店を持つ。
事故に遭ってもう戦うことができない。
3年前の戦いでクリミア軍に参加した自称一流の魔道使い。
終戦後は恋人ラルゴと結ばれ、クリミア王都に小さな店を持つ。
トパックとは師弟関係を結んでいる。
ラルゴとカリルの養女。
2人を実の親だと信じて慕っている。
クリミア王国の田舎町の農夫。
先の戦いでデインに侵略された際、民兵として志願し戦いに加わった。
のんびりとした性格で、家族と畑仕事を何より愛している。
クリミア王国の田舎町の少女。
親の決めた許婚に会うため、クリミアの田舎町からデインまではるばるやってきた。
一人旅の危険を避けるため重装兵の鎧で身を固めている。
クリミア王国の田舎町出身の女性。
先の戦いでデインに侵略された際、民兵として志願し戦いに加わった。
田舎者であることの劣等感から、人見知りしやすい。
クリミア王国の流しの盗賊。
母親の薬代を稼ぐためにあちこちの町で「仕事」をしている。
輝く銀色の髪が特徴。光魔法を操る。
義賊【暁の団】の一員として帝国の支配に抵抗する。
元は占い師をしながら闇に紛れるようにして生きていた。
【暁の団】の一員。
ミカヤの弟だが血の繋がりはない。
3年前の戦いではミカヤとはぐれその行方を追っているうちにアイクと出会い、共に戦う。
デイン王都ネヴァサの裏街出身。
【暁の団】の見習い剣士。
陽気で憎めない性格の少年。
【暁の団】の見習い弓兵。
どこか育ちのよさを感じさせる少年。
【暁の団】の戦士。
影の暮らしをしている割に博識で振る舞いにそつがない。
デインの純朴なシスター。
ミカヤ達に助けられその後は行動を共にする。
ローラの幼馴染の闊達な青年。
元はデイン出身の孤児だが、ベクニオンの商家に引き取られたため、ベクニオン軍人となっていた。
自治領マラドの領主。
タウロニオと同期の【四駿】ランビーガの娘。
領地と民を守るためにあえて帝国の駐屯軍に与していた。
旅の傭兵剣士。
とある事情からラグズに対しては思い入れが強い。
タウロニオ達の活動を支持し、デイン再興に協力する。
元デイン竜騎士。
3年前の戦いで、敵であるアイク達と行動を共にするうちデインのあり方に疑問を抱き、クリミア側へと寝返る。
デイン解放のため再び軍属となる。
元老院の汚職に関わることを厭いデインへと亡命した聖竜騎士の1人。
3年前の戦いではデイン騎士として戦うが、恩師を死に追いやったデインを憎んで離反しクリミア軍へ。
今は荷運びで大陸を飛びまわっている。
デインの先王アシュナードの遺児。
自分の出身を知らずイズカに見出しされるまでは庶民として貧しく暮らしてきた。
祖国に対する愛情は強い。
ペアレスの側近にして解放軍の参謀。
元は先のデイン王アシュナードに仕えていた生物学者。
言動がひどく風変わりで、他人を見下す傾向がある。
【狂王】と恐れられたデインの先王。
力によって成り立つ世界への変革を望み、メダリオンに封じられた邪神を解放せんと目論んだ。
クリミア軍に破れ、戦死。
アシュナードの【四駿】の1人。
残忍な性格の女性騎士であったがアシュナード個人に忠誠を誓っていた。
クリミア軍に破れ、戦死。
漆黒の全身甲冑に身を包んだ騎士。
アシュナードの【四駿】の一。
3年前の戦いの折、クリミアのナドゥス城にてアイクと闘い敗れる。
崩れる城と共に姿を消し死亡したと思われていたが……。
デイン王国の騎士。
不気味な雰囲気を漂わせた半仮面の騎士。
【四駿】の1人であったが、クリミア軍との戦いに敗れる。
正体はクリミア王族のレニングが、なりそこないの薬で、正気を失っていた。
デイン王国の先々代の王とアシュナードに仕えた。
【不動の四駿】と称されたほどの将。
最後まで祖国に殉じた。
自治領マラドの先代領主。
フリーダの亡父。
デイン王国の先々代の王に仕えた。
ガヴェイン、プライス、タウロニオらと【不動の四駿】と称されたほどの騎士。
デインの遺臣。
先々代王の治世には【四駿】と呼ばれたほどの歴戦の槍武将。
先王アシュナードの暴政に反発しクリミア側で戦った。
終戦後はデインに戻り国のために戦う。
グレイルの過去の名前。
デインの先々代王に仕えていて【神騎将】【不動の四駿】などの異名で知られる剣の達人。
アシュナードの陰謀にいち早く気づきメダリオンを奪って妻と逃亡した。
グレイル傭兵団の創始者。
アイク・ミストの実父。
利き腕が使えないというハンデをもったまま漆黒の騎士と対決し、敗れ死亡。
ガリア王カイネギスの元で傭兵をしていた経歴がある。
元はデインの【神騎将】ガウェイン。
グレイルの妻でアイクとミストの実母。
アイクたちが幼いうちにとある事件がもとで亡くなった。
【正】の気が極端に強いベオクでデインにあるバルメニー神殿に神官として仕えていたことがある。
ベクニオン帝国の皇帝にして、女神の御声を授かる神使。
先の戦争でエリンシアの要請を受け、クリミア再興を支援した。
ベクニオン帝国の神使親衛隊隊長。
宰相セフェランと共に神使サナキを守り、支えてきた。
ベクニオン帝国の神使親衛隊副長。
デイン=クリミア戦役では帝国からの援軍としてクリミア軍に参加した。
クリミア王宮騎士団の一員。
元は"神使親衛隊"の所属だが兄の借金が原因で除隊。
3年前の戦いでもクリミア軍に与して戦った縁からクリミアで仕官の道を選ぶ。
クリミア王宮騎士団の一員。
3度の食事より賭け事を愛していて借金を増やしては妹のマーシャに苦労をかけている。
クリミア王宮騎士団の一員。
ベクニオン貴族の令嬢であるが自分の道を選ぶために出奔。
3年前の戦いでもクリミア軍に与して戦った縁からクリミアで仕官の道を選ぶ。
ペルシス公爵。
ベクニオン元老院を司る有力七議員の1人にして元老院議長。
皇帝サナキを補佐する宰相でもある。
民衆からの支持は絶大。
ベクニオン帝国の元老院副議長。
ガドゥス領の公爵でもある。
猜疑心と権力欲が強く、元老院を裏で牛耳っていると噂されている。
ベクニオン帝国の元老院議員の1人アニムス公爵。
ベクニオン元老院を司る有力七議員の1人。
元はベクニオン帝国元老院議員の1人、タナス公爵であった。
美の信望者で3年前にラグズ奴隷としてリュシオンを買い取ったことが発覚し、罪に問われ失脚していた。
ベクニオン帝国の元老院議員の1人クルベア公爵。
ラグズ連合を破滅させるためゼルギウスに代わって帝国軍の名目上の指揮官となる。
病的なほどのナルシスト。
ベクニオン帝国の元老院議員の1人ヌミダ公爵。
デイン駐屯軍の総司令。
私利私欲を満たすためデイン国内で無法の数々を行ってきた。
ベクニオン帝国の駐屯軍所属。
元々はヌミダ公爵軍の私兵。
地方貴族の出身。
家柄が重視される帝国社会で自らの手腕で将軍職を得た実力者。
ベクニオン帝国の中央軍総司令。
ペルシス公爵セフェランの腹心であり、大陸屈指と称えられる剣技の使い手。
3年前の戦いでは帝国からの援軍を率いてクリミア軍を助勢した。
3年前の戦いでクリミア軍に参加した謎の槍使い。
奇妙な口調のため誤解を受けやすいが誠実で清い心の持ち主。
ウハラダと瓜二つ。
クリミアにある繁盛店カリルの店の主人ラルゴの親友。
槍の達人だがその素性は謎。
ダラハウという人物に似ているが本人は同一人物説を否定している。
ベクニオンのグラーヌ砂漠を根城に活動するラグズ奴隷解放軍の首領。
明朗活発な少年で炎魔法の腕は賢者の域に達している。
旧友を助けるためデイン解放の戦いに駆けつける。
ラグズ奴隷解放軍の副首領で、トパックの親代わりともいえる存在。
虎に化身する獣牙族で、元老院の奴隷にされていた過去を持つ。
鳥翼族/鴉の民。
ラグズ奴隷解放軍の一員。
トパック・ムワリムと共にデイン解放の戦いに加わる。
ベクニオンのグラーヌ砂漠にある"印付き"達の隠れ里に暮らす剣の達人。
3年前の戦いではクリミア側について戦っていた。
ベクニオン帝国の先代神使。
ラグズ奴隷解放令を公布するなどラグズとの共存を強く望んでいた。
セリノス王国の鷺の民によって暗殺されたことになっている。
ガリア王国の国王。
【獅子王】の名で知られる。
ベオクとの共存を強く望んでいる。
アシュナードに殺害されたクリミア先王ラモンと協力して両国の間に同盟を結んだ。
ガリア王国の獣牙族。獅子。
カイネギスの甥にあたる。
厳しい試練を戦い抜き、世襲ではなく実力によって獅子王の後継と目されている。
ガリア王国の獣牙族。獅子。
獅子王の影の異名を持つ。
王がまだ若く血気盛んな時代から長きに渡って補佐してきた。
ガリア王国の獣牙族。
明るく人懐こい性格から、ベオクとの交渉事も任されることが多い。
グレイル傭兵団のアイクとは親交が深い。
獣牙族/猫の民。
ガリアの誇り高い獣牙戦士。
かつてはベオクへの嫌悪を露わにしていたが、アイク達の出会いによってその心情も変わりつつある。
獣牙族/虎の民。
ガリアの獣牙戦士でレテの部下。
ラグズとしては珍しく戦いを好まない。
現代語が苦手。
獣牙族/猫の民。
ガリア王国の獣牙戦士。
ライの部下でレテの妹。
獣牙族/虎。
ガリア王国の獣牙戦士。
ライの有能な部下。
フェニキス王国の国王。
【鷹王】の名で知られる。
鳥翼族としては非常に大柄で、その実力も大陸屈指とされる。
セリノス虐殺の一件以来、ベクニオンへの遺恨は根深い。
鳥翼族/鷹の民。
フェニキス王ティバーンの片腕であり【千里眼】の持ち主。
少年のような容貌だが既に100年以上生きている。
鳥翼族/鷹の民。
フェニキス王ティバーンの片腕であり【順風耳】の持ち主。
キルヴァス王国の国王。
【鴉王】の名で知られる。
国土が貧しいためかラグスでありながらベオクと手を組む仕事も請け負う。
リュシオン・リアーネとは昔馴染み。
キルヴァス王国の鳥翼族。
鴉王ネサラに使える忠実な侍従。
亡国セリノスの王。ラフィエル・リュシオン・リアーネの実父。
セリノス虐殺が起きた時ティバーンによってリシュオン達と共に助け出されるが心痛のため昏倒。
20年以上の間、眠ったままの状態。
ベクニオンのベオク達によって滅ぼされたセリノス王国の第一王子。
死の砂漠を彷徨っていたところをニケに助けられた。
翼を持ちながら飛ぶことができない。
亡国セリノス王国の第三王子。
【白の王子】とも呼ばれる。
セリノスの虐殺以来、20年以上もの間フェニキスでティバーンに庇護されていた。
亡国セリノス王国の第四王女。
滅亡したセリノスの数少ない生き残りであり、森で長い眠りについていた。
普段は古代語を用い、共通語はあまり話せない。
ゴルドア王国の【黒竜王】。
かつての女神の加護を受けて邪神を倒したとされる【三雄】の一人。
神に次ぐ力を持ちながら他国には干渉しない姿勢を貫き、いかなる戦争にも加わろうとしない。
ゴルドア王国の【竜王子】。
黒竜王デギンハンザーの実子で竜鱗族の中では最年少。
外の世界との友好を望んでいる。
デイン王ペレアスの母親。
デイン先王アシュナードの妾妃。
幼いうちに引き離された息子に再会することだけを希望に生きていた。
ペレアスを溺愛している。
ゴルドア王国の竜鱗族。
デイン王アシュナードの策謀によってその意識を奪われ、彼の騎竜として使役される。
ゴルドア王国の竜鱗族。
失踪した許婚ラジャイオンのためにデイン国王に従っていた過去を持つ。
冷静沈着で分析眼に優れ、軍師としての才をもつ。
ゴルドア王国の竜鱗族。
孫娘であるイナのためにデイン=クリミア戦役ではガリアとデインの二重諜報をしていた。
結局はアイクを気に入ってその行動を助けた。
ゴルドア王国の竜鱗族。
赤鱗の大男。
竜王子クルトナーガの目付け役。
死の砂漠のさらに東にある幻の王国ハタリの女王。
狼に化身する獣牙族。
危険を冒して砂漠を越え約800年ぶりに他国の者達にまみえる。
ニケにつき従うハタリの獣牙戦士。
寡黙、無口を通り越して無言が多い。
狼に化身する。
雷魔法を得意とする魔道士。
旅の行商人と共に行動している。
華奢な外見からは想像できないほどの大食らい。
いつもお腹を空かしてふらついている。
旅の行商人の一員。武器商人。
ララベル・ダニエル・ジョージ・イレースといった仲間達と共に諸国を巡っている。
3年前の戦いではクリミア軍に味方した。
旅の行商人の一員。道具売り。
ムストン・ダニエル・ジョージ・イレースといった仲間達と共に諸国を巡っている。
3年前の戦いではクリミア軍に味方した。
旅の行商人の一員。武器練成士。
双子の弟であるジョージの他
ムストン・ララベル・イレースといった仲間達と共に諸国を巡っている。
3年前の戦いではクリミア軍に味方した。
旅の行商人の一員。古物商。
双子の兄であるダニエルの他
ムストン・ララベル・イレースといった仲間達と共に諸国を巡っている。
3年前の戦いではクリミア軍に味方した。
金で雇われて仕事をする暗殺者。
その正体を知る者は少なく、【火消し】という通り名だけが暗闇の世界で知られている。
亡国セリノスの第三王女。
セリノスの虐殺の際にメダリオンと共に姿を消した。
アシュナードの手によってデインの虜囚となっていたリーリアは自分の世話係となったエルナにメダリオンと【解放】の呪歌を託した。
エルナが恋人ガヴェインと共にデインを出奔した後に息を引き取った。
別名【正】の女神。
千年の審判によって人達を石に変えてしまう。
別名【負】の女神。
女神アスタルテと対をなす存在。
邪神としてメダリオンに封じられていた。
ミカヤの謡う【解放】の呪歌によって目覚め、石化した人達を元に戻すため力を貸してくれる。
【知恵の民】とも呼ばれる。
武器・道具・言葉を巧みに用いることで繁栄した種族。
【力の民】とも呼ばれ、大きく獣牙族・鳥翼族・竜鱗族の3種に分けられる。
戦闘時には"化身"し己の有する能力を最大限に引き出す。
ラグズとの混血によって体の何処かに"印"を持って生まれてきた者を指す。
全ての混血児が"印付き"になるわけではなく、むしろ稀。
印を持つ者は常人より優れた能力を有することが多く、その寿命も混じった血の種族に応じてベオクより長くなり成長も遅れる。
ラグズの間では"親無し"と呼ばれる。
獣の特徴を有するラグズの総称。
獅子・虎・猫・狼の民がいる。
獣牙族は同族との結びつきが非常に密接であり、同胞意識が強い。
鳥の特徴を有するラグズの総称。
鷹・鴉・鷺の民が知られている。
鷹の民、鴉の民、鷺の民は気質が全く異なり、それぞれ別の国に分かれている。
竜の特徴を有するラグズの総称。
黒竜・白竜・赤竜の民が知られている。
竜鱗族は全体主義的な気質を備え、王の命令を忠実に守って生きている。
国から出ることはほとんどない。
ラグズ特有の能力。
一定の間"気"を高めることによって姿を変えること。
化身中は戦闘に関係するあらゆる能力が上昇する。
鳥翼族・鷺の民が有する特殊能力。
体内に作用し不思議な効果を齎すもので、【負】の気を浄化させたり、歪められたものを正しい状態に戻したりすることができる。
【呪歌(ガルドル)】を謡う能力を有する者のこと。
能力の強さに応じて様々な【呪歌】を謡うことができる。
鷺の民がよく知られている。
数百年前に鷺の民エルランによって邪神が封じられたといわれる。青銅製。
セリノスの虐殺の際に王女リーリアと共に姿を消した。
リーリアからエルナ、エルナからミスト、ミストからアシュナードの手へと渡る。
アシュナードが討たれた後はセリノス王族の生き残りの手に戻った。
蒼炎のメダリオンの異名。
メダリオンが蒼白い炎を纏うさまからこのように呼ばれる。
デイン王国に仕える将の内、最も力を持つ者4名に与えられえる称号。
女神と共に邪神を倒したという英雄達のこと。
後にベクニオン初代国王となったベオクの女性オルティナ、二代国王となった獣牙族のソーン、ゴルドア王デギンハンザーの3人。
遥か昔、洪水によって人々を滅ぼしたと伝えられる邪悪な神。
現在はメダリオンに封じられている。
大陸全土を巻き込む規模の戦いが起きると、それによって生じる【負】の気の影響で目覚め解放されると伝えられている。
女神の声を聞くことができる者。
オルティナの血を受け継ぐ女性のみ。
神使であることは同時にベクニオン皇帝でもある。
テリウス大陸で最初に広まった言葉。
難解であったため一部の者しか理解できなかった。
テリウス共通語の俗称。
テリウス大陸に暮らすほとんどのベオクとラグズがこの言葉を用いる。
テリウス大陸の北西にあるベオクの国。
ガリアとは同盟関係にあり、親ラグズを謳ってはいるものの、国内にはまだ浸透していない。
デインの侵攻を受けるが、王女エリンシア(現女王)によって再興。
テリウス大陸の北東にあるベオクの国。
反ラグズ思想が強い。
先代の王アシュナードの死後は、戦勝国クリミアが統治権を放棄したため宗主国たるベクニオンが統治。
テリウス大陸でもっとも大きな版図を持つベオクの帝国。
通例として神使と呼ばれる女性が皇帝に立つ。現皇帝はサナキ。
宗主国としてクリミア、デインに強い影響力を持つ。
獣牙族の国。
テリウス大陸の西の密林地帯にある。
クリミアと同盟を結んでいる。
現王はカイネギス。
鳥翼族の鷺の民の国。
大陸中央のセリノスの森にあったが、20数年前に起きたベクニオン帝国による大規模虐殺で国民の大多数を失い滅亡した。
鳥翼族の鴉の民の国。
テリウス大陸の南方の海に浮かぶ三島のうち、東の二島に住む。
現王はネサラ。
鳥翼族の鷹の民の国。
テリウス大陸の南方の海に浮かぶ三島のうち、西の島にある。
現王はティバーン。
竜鱗族の国。
テリウス大陸の南西にあり、国土のほとんどは火山地帯。
基本的に他国との交流を持たず鎖国同然の状態にある。
現王はデギンハンザー。
デインの東にある広大な砂漠を越えたところにあるという国。
これまでは実在しない幻の王国だと思われていた。
狼の民のニケが現女王。
約800年前に起こった大災害。
テリウス大陸以外の陸地は全て水に沈んだ。
メダリオンに封印されている邪神が引き起こしたとされている。
鳥翼族。
【正】の気が非常に強い種族で【呪歌】を謡えたり、他の者の思考が読めるなど不思議な能力を持つ。
戦うための術は有していない。
現在生存が確認されているのは国王と3人の王子王女だけ。
ベクニオン帝国の先代神使であるミサハ暗殺によって引き起こされた惨劇。
暗殺犯は鷺の民であると元老院が発表したために暴徒化したベクニオンの民衆が、セリノスの森に押し寄せ鷺の民達を大量虐殺した。
古から伝わる一国の王が何かを借用する際に結ぶ誓約儀式。
誓約を結ぶと左右どちらかの腕に誓約の"証"と呼ばれる輝く模様が現れることが特徴。
誓約者が約定を違えると呪いが発動し国民全ての命が奪われる。
誓約が解かれるまで"証"は、先代の王もしくはそれに順ずる者に継承される。
メダリオンに封印された邪神を目覚めさせるという【呪歌】。
ベクニオン初代国王オルティナの末裔にのみ謡えるという。
メダリオンに封印された邪神の【負】の気を鎮めることができる。
鷺の民であれば誰でも謡える。
正常な状態でなくなっているものを本来の姿へと戻すための【呪歌】。
複数人で謡うほど高い効果を得られる。
色を失った森に色を取り戻したり性質を歪められたラグズを元に戻すなど数多の奇跡を起こす。
世界は【正】と【負】の気によって成り立っており、個人の気質もこの気の影響が大きいとされる。
その意味ずるものは静。
秩序、安定、平穏、束縛など。
【正】の気の対照となるもの。
その意味ずるものは動。
混沌、変化、闘争、自由など。
体内の【負】の気が極端に高まると理性を失って暴走する。
女神アスタルテが、自分の手足とするために石化を解いた狂信者達。
【三雄】の時代のように強力なものではないが、女神の加護を与えられている。
女神が与えた護り。
能力値や武器の性能を高める。
女神の近くにいるほどその力は高くなる。
ベクニオン帝国の帝都シエネにある大きな塔で女神信仰の象徴。
女神はこの塔から世界を見守っているといわれている。
ベクニオンの有力貴族によって構成された政治機関。
神使の意向を受けて政治を行うというのが建前だが、実権は彼らが握っている。
三雄が女神アスタルテと交わした約束。
女神が眠りについている1000年の間は大陸中を巻き込む戦いを決して起こさないというもの。
ラグズとベオクの両方を指す。
人間とは別の言葉として使われている。
元々はマンナズ=人であった。
現在のラグズとベオクの祖先にあたる種族。
しかし、ベクニオンではベオクの祖先だとされていた。
元老院がベオクの選民意識を高めるためにつけた総称。
現在のベオク社会では普通に通用する呼び方となっている。
ラグズがベオクを嫌って呼ぶ蔑称。
元はベクニオンにおいてベオクに隷属させられていたラグズ達の間で広まった。
主人であるベオクにばれないよう彼ら自身が使う呼称と同じ発音。
ベオクがラグズを嘲って呼ぶ蔑称。
ラグズに対して無理解なベオク国家においては、日常的に使われる言葉でもある。
旧デイン国王の生物実験によって本来の性質を歪められたラグズを指す。
「化身」するとずっと元に戻らず常に高い戦闘力を維持できる。
しかしその代償として短命になる他精神が破壊されて凶暴化する。
特別な薬を用いることで使役できる。
実験途中に生まれた失敗作であることから、この名称で呼ばれる。
この世界における唯一絶対の創造神アスタルテを指す。
ベオク、ラグズ共に信仰の対象となっている。
物語の舞台となる大陸。
7つ(ハタリをいれると8つ)の国家がある。
女神アスタルテの加護を受けた神剣。
数奇な運命の元デイン=クリミア戦役ではアイクが所持していた。
終戦後、ベクニオンの至宝だと判明したため帝国に返還されていた。
ラグネルと対になる同じく女神の加護を受けた神剣。
長く漆黒の騎士の手にある。
印付きのこと。
ラグズの間ではこう呼ばれる。
親無しが生まれると大地の破滅が100年近づくといわれ、不吉の象徴とされている。
鷹王の側近ウルキが有する固有の能力。
並外れて鋭い聴覚で遠く離れた敵の状況を探ったり、小さな物音を聞き分けたりするのに重宝する。
鷹王の側近ヤナフが有する固有の能力。
非常に優れた視力で遠くの事象を見通しどんな小さな物でも見落とさない。
神使の護衛を勤める。
現隊長はシグルーン、副隊長はタニス。
ベクニオン聖天馬騎士団の中から、選ばれたものだけが隊員となれる。
ベクニオン空軍の右翼を担う。
天馬騎士だけで構成される。
神使親衛隊は、この中から選ばれる。
ベクニオン空軍の左翼を担う。
竜騎士だけで構成される。
荒っぽい気性の者が多い。
元老院派。
王国直属の軍隊。
かつてはレニングが率いていたが、現在はジョフレの指揮下にある。
正式にはベクニオン帝国中央軍。
帝都シエネにある大神殿マナイルを警護する精鋭達によって構成される。
現指令官はカドール伯ゼルギウス。
クリミアを中心に活動する傭兵団。
現団長はアイク。
デイン=クリミア戦役で活躍し一躍名を馳せた。
ベクニオンの奴隷解放組織。
首領はトパック。
帝国内で密かに奴隷とされているラグズ達を救い出すため、神使の支援を受けて活動している。