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章別会話
ノーマル†
オープニングシナリオ†
(地名テロップ:クリミア王城)
(円卓の間に於いての会議の様子)
- [サナキ]
- さて…列席の方々よ。
我が招きに、よくぞ応じてくださった。▼
ガリア王カイネギス殿。
フェニキス王ティバーン殿。▼
セリノス王家…
ラフィエル殿、リュシオン殿。▼
そして…この場を提供し、
会見実現にご尽力くださった
クリミア女王エリンシア殿。▼
国を追われ、素性も疑われし
わたしに機会を下さったこと……
心より、御礼申し上げる。▼
本題に入る前にまず――
我がベグニオン帝国とラグズ連合との
戦について言及しておきたい…▼
…わたしは当初から、元老院が鷺の民に
神使暗殺事件の濡れ衣を着せたという
ラグズ側の訴えを厳粛に受け止め…▼
宰相セフェランと共に、議員を告発すべく
準備をしておったのじゃが…
あやつらは突然、暴挙にでた。▼
- [カイネギス]
- それは一体、どのような?▼
- [サナキ]
- 大神殿マナイルの一室にわたしを監禁し、
その間に虚偽の罪状を仕立て上げ
セフェランを投獄した。▼
……これまでも、我らと
元老院の間には大きな確執があった。▼
しかしまさか、
ここまでの悪事を画策するとは……
すべて…わたしの不徳の致すところじゃ。▼
- [ティバーン]
- そのへんのくだりは、
こっちの予想範疇内だ。
あんたの意思とは思っちゃいなかった。▼
- [サナキ]
- わたしは今、国を亡命した形となっておるが…
わたしがベグニオン帝国皇帝であることは
紛れもない事実なのじゃ。▼
元老院がわたしを偽者だとし、
帝都を支配し、帝位をも簒奪せんとするのを
黙って見過ごすわけにはいかぬ。▼
なんとしても国に戻り、
我が民衆たちを取り戻さなくてはならない。▼
そのために……
わたしはラグズ連合と同盟を結びたい。
帝位奪還に力を貸して欲しいのじゃ。▼
- [カイネギス]
- ……サナキ殿が皇帝の地位を取り戻し
ベグニオン帝国の意思が
完全に1つのものとなれば――▼
その時、その同盟は
深い意味を持つものに変わるだろう。▼
ラグズ奴隷の完全解放。
種族差別を乗り越えた国交……▼
それはまさに……
わしとクリミア先王が夢見たものだ………▼
- [エリンシア]
- カイネギス様……▼
- [ティバーン]
- 事が成った暁には――
当然、セリノスの森は
鷺の民に返還されるんだろうな?▼
- [サナキ]
- もちろんじゃ。
女神の愛されたあの森は…
彼らが居てこそ輝きを取り戻すのだから。▼
- [リュシオン]
- 兄上! 森へ帰れます。
父上を連れて……
みなの魂が眠るセリノスへ……▼
- [ティバーン]
- よし、だったらもう迷うことはねえ。
過去の遺恨については――
元老院をぶっ潰す際にまとめて晴らす。▼
- [エリンシア]
- ガリア王国、フェニキス王国、
セリノス王国、そしてクリミア王国を
代表してここに誓います。▼
サナキ様、私たちはあなたの復権を
全力をもって支持いたします。
…どうか、このテリウスに平和を…▼
- [サナキ]
- わかった…
必ず…必ず成し遂げてみせようぞ。▼
(画面暗転後、室外でサナキとアイクの会話)
- [アイク]
- ……ラグズ連合と帝国は
手を結ぶことになったのか。
ひとまず、よかったな。▼
- [サナキ]
- じゃが、まだ喜ぶには早い。
わたしが国を取り戻せなければ
結局は元のもくあみじゃからの。▼
これからの戦いに……
すべてがかかっておる。▼
- [アイク]
- 俺の傭兵団も、微力だが
国を取り戻すのに力を貸そう。
たいしたことはできんだろうがな。▼
- [サナキ]
- なにを申しておる。
そなたが我が軍の総司令官なのじゃぞ?▼
- [アイク]
- ……は?▼
- [サナキ]
- ゼルギウスはセフェラン救出のため
単身にて帝都へ戻してしまった。▼
あやつが残していった兵に加え、
クリミア、ガリア、
フェニキスの混成軍じゃ。▼
そなたを除いて、
誰がこれらを率いることができようか?▼
- [ライ]
- あきらめろって。
ラグズとベオクの両方が絡んでる時点で、
おまえが適任なんだから。▼
- [アイク]
- ライ…!
おまえ他人事だと思って……▼
- [サナキ]
- では、アイク。
そなたの抱える軍と兵士たちを
早速確認しに行くとするかの。▼
これよりそなたと共に戦う、
心強き仲間たちに会いに。▼
- [アイク]
- ………くそっ▼
(画面暗転後拠点画面へ)
進撃前†
(出発前、サナキの会話)
- [サナキ]
- さて、いよいよ
出陣の時じゃ。▼
- [アイク]
- まずは……
クリミアとベグニオン境の砦
フラゲルを目指すとするか。▼
ラグズ連合が一度落としているから
勝手もわかってるしな。▼
- [サナキ]
- なんじゃ、もう
腹をくくったのか?▼
- [アイク]
- 半端な気持ちで
軍を率いるわけにはいかん。▼
……そのかわり、成功報酬は
法外な額をふっかけてやるからな。
覚えておけよ。▼
- [サナキ]
- わかっておる。
まずは、手付け代わりとして…
これをそなたに預けよう。▼
- [シグルーン]
- 神剣ラグネルです。
どうぞお納めください。▼
- [アイク]
- いいのか?
ベグニオンの至宝だというから
先の戦いの後、返還したものだぞ。▼
- [サナキ]
- ベグニオン帝国の前身
ベグニオン王国の初代女王にして
我が祖先たるオルティナ……▼
彼女が邪神と戦った際に用いた
ふた振りの剣の1つと伝えられておる。
持っていて損はないと思うが?▼
- [アイク]
- …………
ありがたく借り受けよう。▼
(画面暗転後、一同が居並ぶ中斥候兵が駆けてくる)
- [クリミア兵]
- 失礼いたします!
女王陛下、並びに皇帝軍の皆様に
火急のお知らせがございます!▼
- [エリンシア]
- どうしたのですか!?▼
- [クリミア]
- デインとクリミアの国境に
デイン王国軍が姿を現したとの
報告がありました。▼
デインは同盟国ベグニオンとの連名で
神使様の引渡しを求めております。
拒否した場合は、戦闘も辞さず、と……▼
- [アイク]
- また、デインか……!▼
- [サナキ]
- ……解せぬ。
なぜデインは
それほどまでに元老院に与するのか……▼
いや、それは今はどうでもよい。
アイク、進路変更じゃ。▼
- [アイク]
- わかった。
まずは、デイン軍の相手だ。▼
(暗転後、オルリベス大橋にてアイク側の会話)
- [サナキ]
- ……デイン側は
話し合いには応じぬか。▼
- [シグルーン]
- 元老院の虚言を信じているか、▼
あるいは、元老院から
何らかの裏取引を持ちかけられている
可能性も捨てられませんね。▼
- [アイク]
- なんにせよ、
デインをこのままにして
ベグニオンに攻め込むわけにはいかん。▼
- [サナキ]
- ……わたしは諦めぬ。
相手が応じるまで説得を続ける。
アイク、この場は任せたぞ。▼
- [アイク]
- 相手を必要以上に
刺激しないためにも、
ここは少数で攻めたほうがいいだろう。▼
- [スクリミル]
- どうやら、今回は
ガリアの出番はなさそうだな。▼
- [アイク]
- 悪いな。
今回は見ていてくれ。
よし、出撃だ。▼
(部隊編成画面へ)
進撃後†
戦闘開始前†
- [ゲラン]
- ……なんと、半獣との混成軍か!
神使が偽者であるというのは
真実であるらしい。▼
でなくば、あのようなものたちと
手を組むなど……考えられぬ。▼
- [デイン兵]
- さきほどから再三にわたり、
敵軍より会見を求める使者が
参っておりますが……▼
- [ゲラン]
- 捨て置け…!
我らはなんとしてもここを守るぞ。
【暁の巫女】がそれを望まれておるのだ。▼
ティバーン登場時†
- [ティバーン]
- よお、待たせたな。
フェニキス軍二千。
今から加わるぜ。▼
- [アイク]
- …鷹王!よく来てくれた。
……リュシオンは、
一緒じゃないのか?▼
- [ティバーン]
- もういいかげん、
やばい状態だったんでな。
無理やり寝台に押し込んできた。▼
- [アイク]
- そうか……▼
- [ティバーン]
- で、代わりについて来ちまった
おまけがこれだ。▼
- [リアーネ]
- Teibarnsama!/ティバーンサマ、
Omakette! hidoi!/オマケッテ! ヒドイ!▼
- [アイク]
- リアーネ!?▼
- [リアーネ]
- え…と……
わたし…がんば、ます!
よ…しく。▼
- [ティバーン]
- まったく…
リュシオンと同じで
言いだしたらきかねえんだよ。▼
鷺の民は本来、
ラフィエルみたいな奴が
正当なんだがなあ……▼
- [アイク]
- まあ、いいんじゃないか?
はかなく頼りないより、
活きがいいほうが。▼
制圧時†
- [アイク]
- デインは強くなったな。
3年前より、更に。▼
- [シグルーン]
- 戦況が明らかに不利になった後も…
誰ひとり怯むことなく向かってきました。
敵ながら天晴れですわね。▼
- [タニス]
- デイン軍大将【暁の巫女】の力…か……
話には聞いていたが、
それほど兵たちからの信頼が厚いのか。▼
- [アイク]
- 変なたとえだが……▼
あんたたちの神使への忠誠と
同じぐらいだと
思っておけば間違いはない。▼
- [タニス]
- ふっ…なるほど。
ならば、
気を引き締めてかからねばな。▼
クリア後†
- [サザ]
- だめだ、ミカヤ!
前衛は完全に破られた。
皇帝軍は次々と橋を渡ってくる。▼
- [ミカヤ]
- ……仕方ないわ。
すぐに退却を指示して……▼
- [監察官]
- な、何を悠長なことを!
橋を破壊してでも、
進軍を止める努力をされよ!!▼
- [ミカヤ]
- ……監察官殿、橋を落とせば、
一緒に戦っているデインの兵士まで
巻き添えになってしまいます。▼
- [監察官]
- 敵の進攻を止めるための
やむを得ぬ犠牲…そう考えては?
ええいっ!ともかく▼
私は元老院の代理人として、
撤退など断じて認められん!
最後の一兵になるまで戦うのだ!▼
- [ミカヤ]
- …監察官殿のご意見を
尊重はいたします……▼
ですが、最終判断は
この軍の指揮官である
わたしに任せていただきます。▼
- [監察官]
- 何を、この……!
小娘の分際で
私に逆らおうというのか!▼
- [サザ]
- 監察官殿だけここに残し、
俺たちだけ撤退というのでも…
一向に構わないんですが?▼
- [監察官]
- くっ……このことは元老院と
デイン王にご報告申し上げる!
今から言い訳を考えておくのだな!!▼
- [ミカヤ]
- ………▼
- [サザ]
- さて、俺は
全軍に撤退を伝えて…▼
ミカヤ!?▼
- [ミカヤ]
- ……ごめ…なさ…
わたし………▼
- [サザ]
- ここにいろ。
すぐに戻る……!▼
- [ミカヤ]
- …どう…したのかしら……▼
最近はすこし……
ましだった…のに……
………………▼
この頃…頭に靄がかかったようで……
……わたしの…ちから……
なくな…って…?▼
ふふ…… ちからなんて……
なくなって…しまえばいいって……
ずっと思ってた…のに……▼
……へんね……
ねぇ…ユンヌ………▼
(ガリア王城)
- [ラフィエル]
- ……!?▼
- [ニケ]
- どうした、ラフィエル?▼
- [ラフィエル]
- いま……
なにか……▼
- [リュシオン]
- …兄上、
私を呼ばれましたか?▼
- [ラフィエル]
- いいえ…
では、リュシオンにも
聞こえたのですね……▼
- [ニケ]
- どうしたのだ、2人とも。▼
- [ラフィエル]
- さきほど、私たちを呼ぶ……
声が聞こえました。
ここからずっと北東…デインの方角から。▼
- [リュシオン]
- 胸騒ぎがします。
…私たちもデインへ向かいましょう。▼
兄上とニケ殿は支度を。
私はカイネギス殿に事情をお話しし、
旅立つ許可をいただいてきます。▼
- [ニケ]
- おまえたちの妹に
なにかあったのだろうか。▼
- [ラフィエル]
- わかりません……▼
ただ…行かなければならない。
そう感じるのです。▼
(画面暗転後セーブ画面へ)
ハード†
オープニングシナリオ†
(地名テロップ:クリミア王城)
(円卓の間に於いての会議の様子)
- [サナキ]
- さて…列席の方々よ。
我が招きに、よくぞ応じてくださった。▼
ガリア王カイネギス殿。▼
フェニキス王ティバーン殿。▼
セリノス王家…
ラフィエル殿、リュシオン殿。▼
そして…この場を提供し、
会見実現にご尽力くださった
クリミア女王エリンシア殿。▼
国を追われ、素性も疑われし
わたしに機会を下さったこと……
心より、御礼申し上げる。▼
- [カイネギス]
- サナキ殿… 堅苦しい挨拶はよい。
我らラグズは形式には囚われぬ。▼
それより、事前に書面にて
打診のあった件について……
早急に話をまとめたいと思うのだが。▼
- [サナキ]
- ありがたいお言葉。
もちろん、こちらにも異存はない。▼
まず、ことの経緯として――
我がベグニオン帝国とラグズ連合との
戦について言及しておきたい…▼
女神に誓って申し上げるが、
わたしはことの初めより
ラグズ側の訴えを厳粛に受け止め…▼
元老院の罪の追求を行なうつもりであった。▼
そして、事実を明らかにした上で
セリノス王国への謝罪と賠償をと考えていた。▼
わたしは宰相セフェランと共に、
議員らを告発すべく準備をしておったのじゃが…
あやつらは突然、暴挙にでた。▼
- [カイネギス]
- それは一体、どのような?▼
- [サナキ]
- 大神殿マナイルの一室にわたしを監禁し、
その間に虚偽の罪状を仕立て上げ
セフェランを投獄した。▼
……これまでも、我らと
元老院の間には大きな確執があった。▼
しかしまさか、女神を奉じる者たちが
ここまでの悪事を画策するとは……
すべて…わたしの不徳の致すところじゃ。▼
- [ティバーン]
- そのへんのくだりは、
こっちの予想範疇内だ。▼
なにしろあんたとは、
セリノスの森の一件があるからな。▼
下の者を御しきれてねえのは、
困ったもんだと思うが……
それはまぁ、ひとまず置いとこう。▼
問題は今後の…テリウス大陸における
ラグズとベオクの共存関係についてだ。▼
- [サナキ]
- う、うむ。▼
いまは国を亡命した形となっておるが…
わたしがベグニオン帝国皇帝であることは
紛れもない事実なのじゃ。▼
元老院がわたしを偽者だとし、
帝都を支配し、帝位をも簒奪せんとするのを
黙って見過ごすわけにはいかぬ。▼
なんとしても国に戻り、
我が民衆たちを取り戻さなくてはならない。▼
そのために……
わたしはラグズ連合と同盟を結びたい。
帝位奪還に力を貸して欲しいのじゃ。▼
- [カイネギス]
- ……サナキ殿が皇帝の地位を取り戻し
ベグニオン帝国の意思が
完全に1つのものとなれば――▼
その時、その同盟は
深い意味を持つものに変わるだろう。▼
ラグズ奴隷の完全解放。
種族差別を乗り越えた国交……▼
それはまさに……
わしとクリミア先王が夢見たものだ………▼
- [エリンシア]
- カイネギス様……▼
- [ティバーン]
- 事が成った暁には――
当然、セリノスの森は
鷺の民に返還されるんだろうな?▼
- [サナキ]
- もちろんじゃ。
女神の愛されたあの森は…
彼らが居てこそ輝きを取り戻すのだから。▼
- [リュシオン]
- 兄上! 森へ帰れます。
父上を連れて……
みなの魂が眠るセリノスへ……▼
- [ラフィエル]
- ……っ…
……… ………▼
- [ティバーン]
- よし、だったらもう
迷うことは何もねえだろう。▼
フェニキス王国は
あんたのベグニオン帝国と同盟を結ぶ。▼
過去の遺恨については――
元老院をぶっ潰す際に
まとめて晴らすとしよう。▼
- [カイネギス]
- ガリア国王もここに誓う。▼
サナキ殿、我らはあなたの復権を
全力をもって支持する。▼
- [リュシオン]
- 父は動けぬ体ゆえ、私たちが……
セリノス王国を代表して
あなたの手をとろう、神使よ。▼
- [サナキ]
- あ…ありがとう……▼
- [エリンシア]
- サナキ様…我がクリミアも
あなたを支持いたします。
どうか、このテリウスに平和を。▼
- [サナキ]
- わかった…
必ず…必ず成し遂げてみせようぞ。▼
(画面暗転後、室外でサナキとアイクの会話)
- [アイク]
- ……ラグズ連合と帝国は
手を結ぶことになったのか。
ひとまず、よかったな。▼
- [サナキ]
- じゃが、まだ喜ぶには早い。
わたしが国を取り戻せなければ
結局は元のもくあみじゃからの。▼
これからの戦いに……
すべてがかかっておる。▼
- [アイク]
- あんたの依頼があったから…
俺の傭兵団も、ラグズ連合との契約を
いったん終わりにしてもらった。▼
たいしたことはできんだろうが、
国を取り戻すのに力を貸そう。▼
- [サナキ]
- なにを申しておる。
そなたが我が軍の総司令官なのじゃぞ?▼
- [アイク]
- ……は?▼
- [サナキ]
- ゼルギウスはセフェラン救出のため
単身にて帝都へ戻してしまった。▼
あやつが残していった兵に加え、
クリミア、ガリア、
フェニキスから数多の兵を
借り受けることとなっている。▼
そなたを除いて、
だれがこれらを率いられると思う?▼
- [アイク]
- いや、待て……
俺は王族でもなんでもない
ただの傭兵なんだぞ?▼
- [サナキ]
- なんじゃ、身分が気になるのか?
だったらまた爵位を与えて……▼
- [アイク]
- いらん。▼
- [サナキ]
- なれば、とくに問題なかろう。▼
- [アイク]
- あのな……▼
- [ライ]
- あきらめろって。
ラグズとベオクの両方が絡んでる時点で、
おまえが適任なんだから。▼
- [アイク]
- ライ…!
おまえ他人事だと思って……▼
- [サナキ]
- おぉ、ライ殿か。
来てくれたのじゃな。▼
- [ライ]
- ガリア王国から
大将スクリミル率いる獣牙兵三千、
ただいま到着しました。▼
- [ジョフレ]
- 神使様!
クリミア王国軍より、精鋭五千…
準備完了しております。▼
- [サナキ]
- そうか。両名とも
真にご苦労であった。▼
では、アイク。
そなたの抱える軍と兵士たちを
確認しに行くとするかの。▼
これよりそなたと共に戦う、
心強き仲間たちに会いに。▼
- [アイク]
- ………くそっ▼
(画面暗転後拠点画面へ)
進撃前†
- [サナキ]
- さて、いよいよ
出陣の時じゃ。▼
- [アイク]
- まずは……
クリミアとベグニオン境の砦
フラゲルを目指すとするか。▼
ラグズ連合が一度落としているから
勝手もわかってるしな。▼
- [サナキ]
- なんじゃ、もう
腹をくくったのか?▼
- [アイク]
- 半端な気持ちで
軍を率いるわけにはいかん。▼
……そのかわり、成功報酬は
法外な額をふっかけてやるからな。
覚えておけよ。▼
- [サナキ]
- わかっておる。
まずは、手付け代わりとして…
これをそなたに預けよう。▼
シグルーン。▼
- [シグルーン]
- はい。▼
- [アイク]
- …!▼
- [シグルーン]
- 神剣ラグネルです。
どうぞお納めください。▼
- [アイク]
- いいのか?
ベグニオンの至宝だというから
先の戦いの後、返還したものだぞ。▼
- [サナキ]
- ベグニオン帝国の前身
ベグニオン王国の初代女王にして
我が祖先たるオルティナ……▼
彼女が邪神と戦った際に用いた
ふた振りの剣の1つと伝えられておる。
この戦いには必要なものじゃと思わぬか?▼
- [アイク]
- …………
ありがたく借り受けよう。▼
- [サナキ]
- うむ。▼
(画面暗転後、一同が居並ぶ中斥候兵が駆けてくる)
- [クリミア兵]
- 失礼いたします!▼
女王陛下、並びに
皇帝軍の皆様に
火急のお知らせがございます!▼
- [アイク]
- !▼
- [エリンシア]
- どうしたのですか!?▼
- [クリミア兵]
- デイン国境たる、オルリベス大橋に
デイン王国軍が姿を現したとの
報告がありました。▼
デインは同盟国ベグニオンとの連名で
神使様の引渡しを求めております。▼
拒否した場合は、クリミアへ
攻めこむことも辞さず、と……▼
- [エリンシア]
- !!▼
- [アイク]
- また、デインか……▼
- [サナキ]
- ……解せぬ。▼
なぜデインが
それほどまでに元老院に与し、
強硬姿勢をとるのか……▼
いや、それは今はどうでもよい。
アイク、進路変更じゃ。▼
直ちにオルリベス大橋に向かい、
デイン王国軍にまみえる。▼
- [アイク]
- わかった。▼
- [サナキ]
- エリンシア殿、世話になったな。
…相手が何者であろうと……
このクリミアには手出しさせぬ。▼
- [エリンシア]
- サナキ様……
あなたさまと皇帝軍の
ご武運をお祈りしております。▼
- [サナキ]
- 大丈夫じゃ。
女神アスタルテは、正しき者を
決してお見捨てにはならぬ。▼
(暗転後、オルリベス大橋)
- [サナキ]
- ……デイン側は
話し合いには応じぬか。▼
- [シグルーン]
- 元老院の虚言を信じているか、▼
あるいは、元老院から
何らかの取引を持ちかけられている
可能性も捨てられませんね。▼
- [アイク]
- なんにせよ、
デインをこのままにして
ベグニオンに攻め込むわけにはいかん。▼
どんな理由があったとしても、
立ちはだかる以上は潰すしかない。▼
- [サナキ]
- ……わたしは諦めぬ。
戦いの最中であろうと、
相手が応じるまで説得を続ける。▼
アイク、この場は任せたぞ。▼
- [アイク]
- 相手を必要以上に
刺激しないためにも、
ここは少数で攻めたほうがいいだろう。▼
- [スクリミル]
- どうやら、今回は
ガリアの出番はなさそうだな。▼
- [アイク]
- 悪いな。▼
- [スクリミル]
- なんの。
おまえたちの戦いぶりを
じっくり見学させてもらうさ。▼
- [アイク]
- よし、出撃だ。▼
(部隊編成画面へ)
進撃後†
戦闘開始前†
- [ゲラン]
- ……なんと、半獣との混成軍か!
神使が偽者であるというのは
真実であるらしい。▼
でなくば、あのようなものたちと
手を組むなど……考えられぬ。▼
- [デイン兵]
- 将軍!▼
さきほどから再三にわたり、
敵軍より会見を求める使者が
参っておりますが……▼
- [ゲラン]
- 捨て置け…!
我らはなんとしてもここを守るのだ。▼
【暁の巫女】が…
それを望まれておるのだからな。▼
- [デイン兵]
- はっ!▼
特定ラインを超えた時、ティバーン登場†
- [ティバーン]
- よお、待たせたな。
フェニキス軍二千。
今から加わるぜ。▼
- [アイク]
- …鷹王!
よく来てくれた。▼
- [ティバーン]
- おまえが総大将だってな?
神使も粋な人選するじゃねえか。
こっちも動きやすくていい。▼
- [アイク]
- そうだといいんだが。▼
……リュシオンは、
一緒じゃないのか?▼
- [ティバーン]
- もういいかげん、
やばい状態だったんでな。
無理やり寝台に押し込んできた。▼
- [アイク]
- そうか……▼
- [ティバーン]
- で、代わりについて来ちまった
おまけがこれだ。▼
- [リアーネ]
- Teibarnsama!/ティバーンサマ、
Omakette! hidoi!/オマケッテ! ヒドイ!▼
- [アイク]
- リアーネ!?▼
- [リアーネ]
- Ikesama!/アイク様!▼
え…と……
わたし…がんば、ます!
よ…しく。▼
- [アイク]
- あ、あぁ……
いいのか、本当に?▼
- [ティバーン]
- リュシオンと同じで
言いだしたらきかねえんだよ。▼
鷺の民は本来、
ラフィエルみたいな奴が
正当なんだがなあ……▼
- [アイク]
- まあ、いいんじゃないか?
はかなく頼りないより、
活きがいいほうが。▼
ゲラン初戦†
- [ゲラン]
- 偽の神使を擁する反逆者よ、
真の奇跡を知るがいい!▼
【暁の巫女】ある限り、
デイン軍に敗北は決してない!▼
アイクvsゲラン†
- [ゲラン]
- ここまで突破してこようとは…
敵ながら見事!▼
- [アイク]
- 大勢は決した。
退け。
これ以上戦っても結果は変わらん。▼
- [ゲラン]
- 決着はまだついてはいない、
おまえたちは奇跡を知らぬのだ。▼
【暁の巫女】はこれ以上の逆境を
幾度も覆してきたのだ……
この程度でデインが屈するものか!▼
ゲラン散り際の台詞†
- [ゲラン]
- 構わない……私がここで倒れようと……▼
【暁の巫女】が必ず……
デインに……勝利を……▼
制圧時†
- [アイク]
- デインは強くなったな。
3年前より、更に。▼
- [ライ]
- 【暁の巫女】の人気が、
そのまま軍の強さになってる…
って感じだな。▼
- [シグルーン]
- 戦況が明らかに不利になった後も…
誰ひとり怯むことなく向かってきました。
敵ながら天晴れですわね。▼
- [タニス]
- デイン軍大将【暁の巫女】か……
話には聞いていたが、
それほど兵たちからの信頼が厚いのか。▼
- [アイク]
- 変なたとえだが……▼
あんたたちの神使への忠誠と
同じぐらいだと
思っておけば間違いはない。▼
- [シグルーン]
- まぁ…
それは強敵ですわね。▼
- [タニス]
- ふっ
ならば、
気を引き締めてかからねばな。▼
クリア後†
- [サザ]
- だめだ、ミカヤ!
前衛は完全に破られた。
皇帝軍は次々と橋を渡ってくる。▼
- [ミカヤ]
- ……仕方ないわ。
すぐに退却を指示して……▼
- [監察官]
- な、何を悠長なことを
言っておられるのだ!▼
橋を破壊してでも、
進軍を止める努力をされよ!!▼
- [サザ]
- なんだ…と?▼
- [ミカヤ]
- ……監察官殿、橋を落とせば、
一緒に戦っているデインの兵士まで
巻き添えになってしまいます。▼
- [監察官]
- 敵の進攻を止めるための
やむを得ぬ犠牲…そう考えては?▼
ええい、とにかく!
なんとしてでも皇帝軍を
先に進ませてはならぬのだ!!▼
- [ミカヤ]
- ……いいえ!
我が軍はセツラ城まで撤退します。
サザ、みんなに指示を。▼
- [監察官]
- 撤退っ!?
逃げることは許されんぞ!!
最後の一兵になるまで戦うのだ!▼
- [ミカヤ]
- …監察官殿のご意見を
尊重はいたします……▼
ですが、最終判断は
この軍の指揮者である
わたしに任せていただきます。▼
- [監察官]
- 何を、この……!
小娘の分際で
私に逆らおうというのか!▼
- [ミカヤ]
- ……▼
- [サザ]
- 監察官殿だけここに残し、
俺たちだけ撤退というのでも…
一向に構わないんですが?▼
- [監察官]
- くっ……
よろしい! 撤退を認める。▼
だが、このことは元老院と
デイン王にもご報告申し上げる!
今から言い訳を考えておくのだな!!▼
- [ミカヤ]
- ………▼
- [サザ]
- さて、俺は
全軍に撤退を伝えて…▼
ミカヤ!?▼
- [ミカヤ]
- ……ごめ…なさ…
わたし………▼
- [サザ]
- ここにいろ。
すぐに戻る……!▼
- [ミカヤ]
- …どう…したのかしら……▼
最近はすこし……
ましだった…のに……
………………▼
この頃…頭に靄がかかったようで……
……わたしの…ちから……
なくな…って…?▼
ふふ…… ちからなんて……
なくなって…しまえばいいって……
ずっと思ってた…のに……▼
……へんね……
ねぇ…ユンヌ………▼
(画面暗転後、ガリア王城)
- [ラフィエル]
- ……!?▼
- [ニケ]
- どうした、ラフィエル?▼
- [ラフィエル]
- いま……
なにか……▼
- [リュシオン]
- …兄上、
私を呼ばれましたか?▼
- [ラフィエル]
- いいえ…
では、リュシオンにも
聞こえたのですね……▼
- [リュシオン]
- 誰の声でしょう?▼
- [ニケ]
- どうしたのだ、2人とも。▼
- [ラフィエル]
- さきほど、私たちを呼ぶ……
声が聞こえました。
ここからずっと北東…デインの方角から。▼
- [リュシオン]
- 胸騒ぎがします。
…私たちもデインへ向かいましょう。▼
兄上とニケ殿は支度を。
私はカイネギス殿に
事情をお話しし、暇乞いをしてきます。▼
- [ニケ]
- おまえたちの妹に
なにかあったのだろうか。▼
- [ラフィエル]
- わかりません……▼
ただ…行かなければならない。
そう感じるのです。▼
(画面暗転セーブ画面へ)
コメント†
Last-modified: 2012-11-04 (日) 20:51:12