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章別会話
ノーマル†
オープニングシナリオ†
- [アイク]
- …敵の様子はどうだ?▼
- [ヤナフ]
- また近づいてきてるぜ。
先頭部隊と距離は…っと、
う~ん……よくて1日分ってとこか。▼
- [ライ]
- おい、嘘だろ!?
昨日まではもっと距離があったはずだ。▼
- [アイク]
- 予想以上に敵の進軍速度が速いな。
どうする?
このままじゃ、じき追いつかれる。▼
- [セネリオ]
- …………こんなに
距離を詰められた以上、
もはや例の『抜け道』は使えませんね。
これだけ敵軍に肉薄されている状態で
あの道から逃げれば、
敵軍に、その存在を気づかれてしまう。▼
他国に『抜け道』を知られることは……
ガリア攻略の大きな手がかりを
与えるようなものです。▼
- [ライ]
- …オレたちの失敗のために
国を危険にさらすわけにはいかない。▼
- [アイク]
- ……といって、
このセリノスの森で
戦いを始めるわけにもいかんしな。▼
せっかく生き返ったばかりのこの森を
戦場にするわけにはいかない。
…セネリオ、何か策は浮かばんか?▼
- [セネリオ]
- ……そうですね……
………地図で目に付くのは、
この洞窟らしき場所ぐらいですね。▼
- [ライ]
- どれ?
あ~…カウク洞窟か。
そこは望み薄だな。▼
何せ、中が複雑な迷路状になっている
灼熱の溶岩窟だ。
ゴルドアへ続く出口と、
ガリアに出る出口があるっていう話しだが…
言い伝えのレベルでしかない。▼
そんなうわさを信じて、
地図もなく、溶岩の迷路に入ってくなんて
死にに行くようなもんだろ?▼
- [ウルキ]
- ……だが、こうしている間にも
………敵先頭部隊との距離は、
既に1日を切った……▼
- [セネリオ]
- ……やはり、カウク洞窟へ
急行すべきだと思います。
この森で戦ったところで、▼
ラグズ連合軍の全滅は見えています。
僅かなりと生き延びる可能性があるのは…▼
カウク洞窟のほうです。▼
- [アイク]
- 選択の余地はない…か。▼
(画面暗転後、ベグニオン側)
- [ゼルギウス]
- …ラグズ連合軍は間違いなく
カウク洞窟内部へ入って行ったのだな?▼
- [ルベール]
- はい。敵はよほど、
追い詰められていたのでしょう。
あのような溶岩窟へ逃げ込むとは…▼
- [ゼルギウス]
- 何の準備もないまま
追って入ったところで、我々も共に
死地への道連れとなる可能性が高い。▼
………追跡はこれまでだ。
今回の作戦終了を全軍に伝えよ。▼
- [???]
- ……そういうわけには
いきませんね。▼
- [ルベール]
- !?
あ、あなた様は…!▼
- [ゼルギウス]
- バルテロメ様……▼
- [バルテロメ]
- くすくす
眉1つ動かされないのですね、
カドール伯ゼルギウス。▼
貴公の驚く顔見たさに
先触れをださず参ったというのに…
これでは台無しではありませんか。▼
- [ゼルギウス]
- いえ、充分驚いております。
元老院議員たるあなたがこんな場所へ…
また重大な命令が下されたのでしょうか?▼
- [バルテロメ]
- くすくす そのとおり。
……元老院の決議により、▼
帝国軍における全指揮権は、
この私に委ねられることになりました。
これからは、私がこの軍の総指揮官です。▼
- [ゼルギウス]
- ……了解いたしました。
これより全軍の指揮をおとりください。
私はその命に従います。▼
- [バルテロメ]
- くすくすくす
その四角四面な物言い、
少しも変わらないのですねえ。▼
一度、貴公の驚く顔が見たいものですが…
まぁ、いいでしょう。
それが貴公の持ち味なのですから。▼
- [ゼルギウス]
- ……
指揮はいかがしましょうか。▼
- [バルテロメ]
- このままでは埒があきません。
まずは、いったん軍を引き上げ、
別の進路からガリアを攻略します。▼
- [ゼルギウス]
- ……では、
その旨を全軍に……▼
- [バルテロメ]
- 北方軍はこのまま残していきます。
溶岩窟の中で、
やつらの死体を捜させなさい。▼
- [ゼルギウス]
- !?
ならば、私も指揮に残ります。
…ご命令を。▼
- [バルテロメ]
- それはなりません。
貴公は私と共に行くのですから。
さあ、ぐずぐずしないで!▼
- [ゼルギウス]
- ………▼
(画面暗転、地名テロップ:帝国領境 カウク洞窟)
(拠点モードへ)
進撃前†
- [ノーズ]
- ……なぜだ…なんだって、
私ばかりがこんな目に合うのだ。▼
こんなことなら、私ももっと
ゼルギウス殿に取り入っておくのだった。▼
そうすれば…こんな溶岩窟になど、
足を踏み入れずに
済んだのかもしれんのに………▼
- [ヤナフ]
- おい、ベオクの大将!
敵さんがお見えだぜ。▼
- [アイク]
- …来たか。▼
- [ライ]
- だが、軍師殿の読みどおり…
全軍が大挙して入ってきた
わけではないようだな。▼
- [ヤナフ]
- …おれの見るかぎり
あの厄介なゼルギウスもいないようだ。
これなら切り抜けられる。▼
- [アイク]
- 先行して脱出口を探している
スクリミルたちの
邪魔はさせられん。▼
予定通り、ここに残した
戦力だけで敵を潰すぞ。
すぐに戦闘準備に入ろう!▼
- [ライ]
- 了解っと。▼
(部隊編成画面へ)
クリア後†
- [スクリミル]
- おい、おまえたち!!
こっちだ…出口が見つかった!!▼
- [ライ]
- 本当かっ!?▼
- [アイク]
- 行こう…!▼
(画面暗転後、雄大な自然の風景)
- [スクリミル]
- うおおおおお!
抜けた抜けた!!▼
- [アイク]
- ベグニオンの連中も
もう追ってこないようだ。
無事、逃げ延びたな。▼
- [スクリミル]
- さすがに…今度こそは
だめかと覚悟を決めたが……
こうして生きて祖国に……▼
- [ティバーン]
- おい、スクリミルよ。
溶岩の熱で脳がいかれたのか?
どこにおまえの祖国がある?▼
- [スクリミル]
- ……んん?▼
!!
ま、まさか……▼
- [ゴルドア兵]
- 貴様たち!
誰の許可を得てここへ侵入した!?▼
- [ライ]
- 竜鱗族の国ゴルドア…か…
やっちまったな。▼
- [スクリミル]
- 竜へと化身するラグズ…
その力は、ラグズでも
最強と言われている。▼
一度手合わせしてみたいとは
思っていたが…
まさかこんな形でまみえるとは。▼
不可抗力とはいえ、
国境を侵したとなると……
叔父貴に知れたら大目玉だ。▼
- [ティバーン]
- いまさら逃げ隠れしても始まらん。
あの黒竜の石頭親父と
久々の対面といくしかねえな。
- [リュシオン]
- …行きましょう。▼
(地名テロップ:ゴルドア王城)
- [ティバーン]
- …っとまあ、こんな理由でな。
別にゴルドアを目指して
押し入って来たわけじゃない。▼
- [デギンハンザー]
- ………
そなたたちの言い分は聞いた。
しかし、いかなる正当性があろうとも、▼
そなたたちが国境を侵したことに
違いはあるまい。▼
…即刻の国外退去を申し渡す。
今すぐに来た道を戻るのだ。▼
- [スクリミル]
- まさか…カウク洞窟に戻れと言うのか!?
ふざけるな!▼
- [ライ]
- やめろ、スクリミル!▼
- [スクリミル]
- 我が軍には多数の負傷兵がいる!
せっかく助かった命を……
無為に捨てろというのかっ!?▼
- [デギンハンザー]
- 残念だが、そういうことだ。
例外を認める訳にはいかん。▼
- [スクリミル]
- 貴様……っ それでも
俺たちと同じラグズかぁっ!?▼
- [ティバーン]
- スクリミル、今に始まったことじゃない。
…ゴルドアは数百年もの間、
そうして同胞を見捨ててきたんだ。▼
鳥翼や獣牙がニンゲンどもの
奴隷とされているのをよしとした。
そうだよな、黒竜王!▼
- [デギンハンザー]
- ……我が国は永久中立である。
それは開国よりこれまで守り抜かれ、
これよりも続く。議論の余地はない。▼
- [アイク]
- …なら、いっそ
ここで俺たちを始末したらどうだ?▼
生きた者を見殺しにするのも
殺すのも、そう変わらんだろう!?▼
- [デギンハンザー]
- そなたは…ベオクだな。▼
- [アイク]
- あぁ、そうだ。
だが、種族なんか関係ない。
生きているという意味では一緒だろう?▼
- [デギンハンザー]
- ……▼
- [イナ]
- ……おそれながら国王陛下!
お願い致したきことがございます。▼
- [デギンハンザー]
- おまえたち……▼
- [イナ]
- 祖父と私が…ラグズ連合の方々を
ガリア国境まで送り届けること……
どうかお許しください。▼
- [ナーシル]
- この方たち…わけても
セリノス王子リュシオン殿下は、
我ら竜鱗族にとって大恩ある方。▼
呪歌によって…尊き同胞の魂を
救っていただいたことがあるのです。
どうか…… 王よ………▼
- [デギンハンザー]
- …………
おまえたちの好きにせよ。
ただし、今回のみだ。▼
- [イナ]
- ありがとうございます…!▼
(画面暗転)
- [ナーシル]
- さ…ここまでくれば
もう案内は必要ないだろう。▼
- [ライ]
- ありがとうな、ナーシル。
本当に助かった。▼
- [ナーシル]
- ……それじゃあ、
この先の無事を祈っているよ。▼
(暗転後セーブ画面へ)
ハード・マニアック†
オープニングシナリオ†
(地名テロップ:帝国領内セリノス大森林)
- [アイク]
- …敵の様子はどうだ?▼
- [ヤナフ]
- また近づいてきてるぜ。
先頭部隊と距離は…っと、
う~ん……よくて1日分ってとこか。▼
- [ライ]
- おい、嘘だろ!?
昨日まではもっと距離があったはずだ。▼
- [ウルキ]
- ……帝国軍は神官部隊を有効に利用し、
休息の時間を最低限に
抑えているようだ………▼
- [アイク]
- こちらが休む間にも
進軍を続けているというわけか。▼
どうする?
このままじゃ、じき追いつかれる。▼
- [ライ]
- ………こんなに
距離を詰められた以上、
大幅な予定変更が必要だ……▼
- [アイク]
- 例の『抜け道』ってやつを
使うんじゃないのか?▼
- [セネリオ]
- ……この状態では無理ですね。▼
これだけ敵軍に肉薄されている以上、
あの道から逃げれば当然
敵軍は、その存在に気づくでしょう。▼
『抜け道』はガリア軍『だけ』が
知っていることに意味を持つもの。▼
他国にそれを知られることは……
ガリア攻略の大きな手がかりを
与えるようなものです。▼
- [ライ]
- …オレたちの失敗のために
国を危険にさらすわけにはいかない。▼
- [アイク]
- ……といって、
このセリノスの森で
戦いを始めるわけにもいかんしな。▼
- [ヤナフ]
- 当たり前だ!▼
生き返ったばかりのこの森を
戦場にしないって約束で
通過させてもらってるんだ。▼
それを破るってんなら、
鳥翼族は黙っちゃいないぜ。▼
- [ライ]
- もちろん、わかってるが……
相手が仕掛けてきたら
どうにも避けようはないぞ?▼
- [ヤナフ]
- うっ……▼
- [アイク]
- …セネリオ、どうだ?
何か策は浮かばんか?▼
- [セネリオ]
- ……そうですね……
先ほどから地図の細部を
見返しているんですが……▼
………目に付くのは、
この洞窟らしき場所ぐらいですね。▼
- [ライ]
- どれ?
あ~…カウク洞窟か。
そこは望み薄だな。▼
- [アイク]
- どんなところなんだ?▼
- [ライ]
- 溶岩窟なんだよ。
中は迷路状になってて、
出口の一方はゴルドアへ出る。▼
- [セネリオ]
- 『一方は』?
では、出口は複数あるのですか?▼
- [ライ]
- ……もう1つ、あるにはあるらしい。
ガリアへ続く道がな。▼
- [ヤナフ]
- なんだよ、そんな
いい抜け道があるなら
最初からそう言えってんだ。▼
そこを通って、
ガリア入りすればいいじゃねえか。▼
- [ライ]
- いや、だから……
そんな簡単な話じゃないんだって。▼
オレも伝え聞いただけの
知識しか持ち合わせてないし。▼
それで溶岩の洞窟に入ってくなんて
死にに行くようなもんだ。
だったら、ここで戦うほうがまだ……▼
- [ヤナフ]
- それは了承できねえっつってんだろーが!▼
- [ウルキ]
- ……こうしている間にも
敵は進軍を続けている……▼
………敵先頭部隊との距離は、
既に1日を切った……▼
- [ヤナフ]
- やべぇ…!▼
- [ライ]
- とにかく、先頭までひとっ走りして
鷹王とスクリミルに指示を仰ぐとしよう。
や、スクリミルはおまけだけど。▼
- [セネリオ]
- ……ならば、カウク洞窟へ
急行すべきだと進言してください。▼
- [ライ]
- !?▼
- [セネリオ]
- この森で戦ったところで、
ラグズ連合軍の全滅は見えています。
僅かなりと生き延びる可能性があるのは…▼
カウク洞窟のほうです。▼
- [ライ]
- ……嫌かも知れんが、
オレの背に乗ってくれ、軍師殿。▼
- [セネリオ]
- !▼
- [ライ]
- 策があるなら、
鷹王たちの前で聞かせてくれ。
頼む。▼
- [セネリオ]
- ………▼
- [アイク]
- 俺もすぐ追いつく。
行ってやれ。▼
- [セネリオ]
- ……はい。▼
(画面暗転後、ベグニオン側の様子)
- [ゼルギウス]
- …ラグズ連合は間違いなく
カウク洞窟内部へ入って行ったのだな?▼
- [ルベール]
- はい。敵はよほど、
追い詰められていたのでしょう。
あのような溶岩窟へ逃げ込むなどと、▼
正気ではとても……▼
- [ゼルギウス]
- カウク洞窟……▼
内部は迷路となっていて、
出口はゴルドアへ続くとも
ガリアへ続くとも言われているな。▼
- [ルベール]
- しかしそれは……
真実であるか疑わしい伝承の類です。▼
- [ゼルギウス]
- わかっている。
追って入ったところで、我々も共に
死地への道連れとなる可能性が高い。▼
………追跡はこれまでだ。
今回の作戦終了を全軍に伝えよ。▼
- [ルベール]
- はっ ただちに!▼
- [???]
- ……そういうわけには
いきませんね。▼
- [ルベール]
- !?
あ、あなた様は…!▼
- [ゼルギウス]
- バルテロメ様……▼
- [バルテロメ]
- くすくす
眉1つ動かされないのですね、
カドール伯ゼルギウス。▼
貴公の驚く顔見たさに
先触れをださず参ったというのに…
これでは台無しではありませんか。▼
- [ゼルギウス]
- いえ、充分驚いております。
元老院議員たるあなたが、
わざわざおいでになられるとは……▼
また重大な命令が下されたのでしょうか?▼
- [バルテロメ]
- くすくす そのとおり。▼
……元老院の決議により、
帝国軍における全指揮権は、
この私に委ねられることになりました。▼
これがその命令書です。▼
- [ゼルギウス]
- ……なるほど。▼
- [バルテロメ]
- …………▼
- [ゼルギウス]
- 了解いたしました。
これより全軍の指揮をおとりください。
私はその命に従います。▼
- [バルテロメ]
- くすくすくす
その四角四面な物言い、
少しも変わらないのですねえ。▼
正直な話…
泥臭い兵たちに混ざっての行動など
うんざりなのですが……▼
貴公がいるならと、
わざわざ出向いてきたのです。
もっと楽しませてくださらないと。▼
- [ゼルギウス]
- …ご期待に添えず、申し訳ございません。▼
- [バルテロメ]
- まぁ、いいでしょう。
それが貴公の持ち味なのですから。▼
- [ゼルギウス]
- ………現在の軍の状況について
ご説明申し上げます。▼
その上で、今後の進退について、
ご指示いただければ………▼
- [バルテロメ]
- 報告は結構。
半獣たちはカウク洞窟へ入って行った……
その話はさっき聞こえました。▼
確かに、このまま後を追って行っても
たいした成果は得られないでしょう。▼
ならば早々に軍を引き上げることにし、
別の進路からガリアを攻略します。▼
- [ゼルギウス]
- ……では、
その旨を全軍に……▼
- [バルテロメ]
- 北方軍は
このまま残していきましょう。▼
- [ゼルギウス]
- !?▼
- [バルテロメ]
- 奴らを追って行かせなさい。▼
そう…顔に傷のある大鷹と、
赤獅子の死体を持ち帰るまでは、
国への帰還は認めないと伝えるのです。▼
- [ゼルギウス]
- しかし、敵の死体は
溶岩によって溶けてしまった
可能性もありますが……▼
- [バルテロメ]
- それでも、見つけるのです。
手ぶらで帰らせるなんて
そんなことはできないでしょう?▼
私が無能だと思われてしまう。▼
- [ゼルギウス]
- ならば、私も指揮に残ります。
…ご命令を。▼
- [バルテロメ]
- それはなりません。
貴公は私と共に行くのですから。
さあ、ぐずぐずしないで!▼
- [ゼルギウス]
- ………▼
(画面暗転、地名テロップ:帝国領境 カウク洞窟)
(拠点モードへ)
進撃前†
(カウク洞窟 内部)
- [ノーズ]
- ……なぜだ…なんだって、
私ばかりがこんな目に合うのだ。▼
北方軍の将を残すのであれば、
私などではなくルベール殿だろうに。▼
こんなことなら、私ももっと
ゼルギウス殿に取り入っておくのだった。▼
そうすれば…こんな溶岩窟になど、
足を踏み入れずに
済んだのかもしれんのに………▼
(アイク側に視点が移る)
- [ヤナフ]
- おい、ベオクの大将!
敵さんがお見えだぜ。▼
- [アイク]
- …来たか。▼
- [ライ]
- だが、軍師殿の読みどおり…
全軍が大挙して入ってきた
わけではないようだな。▼
- [ヤナフ]
- …おれの見るかぎり
あの厄介な男はいないようだが。
どうだ、ウルキ。▼
- [ウルキ]
- ………いない……▼
あの者たちは…北方軍……
先の戦いの不始末のため、
ここに残された…と嘆いている……▼
- [アイク]
- 残された?
他はどうしたんだ?▼
- [ウルキ]
- ………………▼
…どうやら、中央軍は
別の経路を使って……
ガリアに攻め込むつもり…らしい。▼
- [ライ]
- まさか『抜け道』が
見つかったんじゃないだろうな!?▼
- [ウルキ]
- ……そこまで詳しい話はしていない。▼
- [アイク]
- どちらにせよ、
先行して脱出口を探っている部隊の
邪魔はさせられん。▼
予定通り、ここに残した
戦力だけで敵を潰すぞ。
すぐに戦闘準備に入ろう!▼
- [ライ]
- 了解っと。▼
(部隊編成画面へ)
進撃後†
ノーズvsアイク†
- [ノーズ]
- お、お前は……!?▼
- [アイク]
- ?▼
- [ノーズ]
- ま、待て!
落ち着け! 落ち着くのだ私!▼
あれは半獣ではない……
つまり勝機は今!▼
- [アイク]
- えらく
落ち着きがない将だな……▼
- [ノーズ]
- ええい!
我が槍でなんとかなれ!▼
ノーズvsラグズユニット†
- [ノーズ]
- !!
で…… で、で、で、
でででででででで……▼
出たーーー!▼
ノーズvsその他のユニット†
- [ノーズ]
- 敵軍はみな焼かれ、
私は死体を持ち帰るだけ……
そう言われていたのに。▼
ああ、やっぱりだ……
敵はみんなぴんぴんしてる。
そんなことだろうと思ったのだ……▼
物事はいつも裏目に出る……
私の人生と同じだ。▼
ノーズ散り際の台詞†
- [ノーズ]
- や、やっぱり……
こうなると思ったのだ……▼
クリア後†
- [スクリミル]
- おい、おまえたち!!
こっちだ…出口が見つかった!!▼
- [ライ]
- 本当かっ!?▼
- [アイク]
- 行こう…!▼
(画面暗転後、雄大な自然の風景)
- [スクリミル]
- うおおおおお!
抜けた抜けた!!▼
- [ライ]
- ……風だ……
あぁ…生き返るな……▼
- [アイク]
- ベグニオンの連中も
もう追ってこないようだ。
無事、逃げ延びたな。▼
- [スクリミル]
- さすがに…今度こそは
だめかと覚悟を決めたが……
こうして生きて祖国に……▼
- [ティバーン]
- おい、スクリミルよ。
溶岩の熱で脳がいかれたのか?
どこにおまえの祖国がある?▼
- [スクリミル]
- ……んん?▼
!!
ま、まさか……▼
- [ゴルドア兵]
- 貴様たち!
誰の許可を得てここへ侵入した!?▼
- [アイク]
- ……なんかあったぞ。
3年ほど前にもこんなことが。▼
- [ライ]
- ゴルドア…か…
やっちまったな。▼
- [スクリミル]
- 不可抗力とはいえ、
国境を侵したとなると……
叔父貴に知れたら大目玉だ。▼
- [ティバーン]
- いまさら逃げ隠れしても始まらん。
あの化石親父と
久々の対面といくしかねえな。
- [リュシオン]
- …行きましょう。▼
(地名テロップ:ゴルドア王城)
- [ティバーン]
- …っとまあ、こんな理由でな。
別にゴルドアを目指して
押し入って来たわけじゃない。▼
- [デギンハンザー]
- ………フェニキス王ティバーンよ。▼
この場にガリア王がおらぬ以上、
そなたを軍の総まとめと考えて話をするが…
構わぬな?▼
- [ティバーン]
- あぁ。▼
- [デギンハンザー]
- そなたたちの言い分は聞いた。
しかし、いかなる正当性があろうとも、▼
そなたたちラグズ連合が
国同士の取り決めを破ったことに
違いはあるまい。▼
この件への制裁については、
また機会を設けて協議するとして……
即刻の国外退去を申し渡す。▼
- [ティバーン]
- ……了解した。
だが、どうやって?▼
- [デギンハンザー]
- 他国の者を
我が国に招じ入れるわけにはいかん。
来た道を戻るのだ。▼
- [スクリミル]
- まさか…カウク洞窟に押し戻すつもりか!?
ふざけるな!▼
- [ライ]
- やめろ、スクリミル!▼
- [スクリミル]
- 我が軍には多数の負傷兵がいる!
もう一度あの溶岩窟に戻れば、
もはやもたない者もでてくる!!▼
せっかく助かった命を……
無為に捨てろというのかっ!?▼
- [デギンハンザー]
- 残念だが、そういうことだ。
例外を認める訳にはいかん。▼
- [スクリミル]
- 貴様……っ それでも
俺たちと同じラグズかぁっ!?▼
- [ライ]
- スクリミル…っ!▼
- [ティバーン]
- 落ち着け、スクリミル。
何を言ったところで、いまさらなんだよ。▼
…ゴルドアは数百年もの間、
そうして同胞を見捨ててきたんだ。▼
己の種族さえ無事ならそれでいいと……
鳥翼や獣牙がニンゲンどもの
奴隷とされているのをよしとした。▼
そうだよな、黒竜王!▼
- [デギンハンザー]
- ……我が国は永久中立である。
それは開国よりこれまで守り抜かれ、
これよりも続く。議論の余地はない。▼
- [アイク]
- …なら、いっそ
ここで俺たちを始末したらどうだ?▼
法を犯すことが、生きた者を
見殺しにするぐらい重いと……
それがこの国だというなら、▼
この場で、あんた自らの手で裁け!▼
- [デギンハンザー]
- そなたは…ベオクだな。▼
- [アイク]
- あぁ、そうだ。
俺はベオクだが、あんたより
よっぽどラグズに近い。▼
- [デギンハンザー]
- ………▼
- [イナ]
- ……おそれながら国王陛下!
お願い致したきことがございます。▼
- [デギンハンザー]
- おまえたち……▼
- [イナ]
- 祖父と私が…ラグズ連合の方々を
ガリア国境まで送り届けること……
どうかお許しください。▼
- [ナーシル]
- この方たち…わけても
セリノス王子リュシオン殿下は、
我ら竜鱗族にとって大恩ある方。▼
呪歌によって…尊き同胞の魂を
救っていただいたのです。
どうか…… 王よ………▼
- [デギンハンザー]
- …………
おまえたちの好きにせよ。
ただし、今回のみだ。▼
- [イナ]
- ありがとうございます…!▼
- [ナーシル]
- ご寛容、感謝いたします!▼
(画面暗転)
- [ナーシル]
- さ…ここまでくれば
もう案内は必要ないだろう。▼
- [ライ]
- ありがとな、ナーシル。
本当に助かった。▼
- [ナーシル]
- ……それじゃあ、
この先の無事を祈っているよ。▼
(蒼炎引継ぎなしの場合、暗転後セーブ画面へ)
(蒼炎から引き継ぎした場合、以下続く)†
- [アイク]
- 待ってくれ、2人とも!▼
久しぶりに会えたってのに、
ろくに話もしないまま別れるってのも……
なんだかな。▼
- [イナ]
- ? 久しぶり…ですか?
アイク殿たちとは、
ついこの間お別れしたばかりで……▼
- [アイク]
- 3年がついこの間?
…そうか、あんたたちは
竜鱗族だから……▼
- [イナ]
- すみません。
…そうですね、ベオクの方には
少し長い月日でしたね。▼
- [ナーシル]
- アイク……
私たちも同じ気持ちだよ。
しかし、いまは無理だ。▼
こうして君たちと話しているのも、
本来は許されないことなんだ。
これ以上は……▼
- [アイク]
- 何故だ?
何故、あんたたちはそうまでして
頑なに掟を守ろうとする?▼
- [ナーシル]
- ……理解を得ようとは思わない。▼
ただ言えることは…
私たちは自らの意思によって
王に従っている。 それだけだよ。▼
- [アイク]
- ナーシル……▼
- [ナーシル]
- ……それに、君たちだって
ゆっくりはしていられないだろう?
負傷者の手当てもあるし……▼
何よりも、一刻も早く
ガリアに戻って獅子王に
報告をしなくてはいけないはずだ。▼
- [アイク]
- ……………わかった。
名残惜しいが、今回はこれで退く。
だが、いつかまた会えるな?▼
- [ナーシル]
- ああ、それは…きっと。
君は私たちにとって
かけがえのない友人だからね。▼
- [イナ]
- ……どうか、お気をつけて。▼
(暗転後セーブ画面へ)
コメント欄†
Last-modified: 2014-01-29 (水) 18:43:20