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章別会話


ノーマル

[ミカヤ]
……あの砂漠には
まだ何かあるわ………
感じるのは…出会い。▼
[サザ]
今度こそ、
デインの王子だといいんだが……▼
[ミカヤ]
今度のイメージはとても……
…いろんなものが入り乱れている。▼
試練、困惑、戦…悪意……
そして……希望…▼
[ミカヤ]
…もう一度、砂漠に行きましょう。
運命から逃げていては、
なにも前進しない。▼
[サザ]
わかった。
みんなに準備するよう伝えてくる。▼

(画面暗転後拠点画面へ)

 進撃前

[サザ]
ラフィエル王子たちと出会ったのが、
北のほうだった。
次は東か南か…どっちに進むべきか…▼

オルグが吠える

[ミカヤ]
…え?
どうかしましたか?▼
…オルグさんが
あっちの方角に、
大勢のベオクの気配があるって。▼
[サザ]
これで決まったな。
進路は南だ。▼

画面暗転

[タウロニオ]
……ふんっ!▼

ツイハーク出現

[ツイハーク]
さすが頼もしいですな、タウロニオ将軍。
しかし、防戦一方では
埒が明きませんね…▼
こちらからも討ってでましょう。
…ジル、準備は?▼

ジル出現

[ジル]
(上) …大丈夫。
いつでも戦えます!▼
[ツイハーク]
(下) よし、では行こう!▼
[サザ]
(下) こんなところで誰かが
ベグニオン駐屯軍に襲われているぞ。▼
[ミカヤ]
助けましょう!▼

(暗転後、部隊編成画面へ)

1ターン後

[サザ]
…ちょっと待て。
ベグニオンと戦ってる奴らは…
まさか……▼
あの白い鎧を着た武将たち…
…彼らは恐らく、俺の知り合いだ。▼
[ミカヤ]
本当?
……じゃあ、なおさら助けなくちゃね。
急ぎましょう!▼

クリア後

[サザ]
タウロニオ将軍!
ツイハークにジルも……
3年前の終戦以来じゃないか。
まさかあんたたちに、
こんなところで
また会えるなんてな。▼
[タウロニオ]
サザ、大きくなったな。
見違えるようだぞ。▼
[サザ]
積もる話はあるけど、
とにかく、みんなに紹介するよ。▼
ミカヤ、こっちに……▼

イズカ出現

[イズカ]
おまえたちは何者なのだ? んん?▼
[サザ]
…誰だ?▼
[タウロニオ]
イズカ殿、案ずるには及ばぬ。 この者はサザといって、
わしらのよく知る者だ。▼
サザ、こちらはイズカ殿。
アシュナード王の遺児
ペレアス王子の側近だ。▼
[サザ]
ミカヤ!
王子は本当にいたらしいぞ。▼ しかし、昔世話になったあんたたちが、
まさかこんなところで王子の護衛を
やっていたなんて…何て巡り会わせだ。
タウロニオ将軍。
俺たちは、王子の噂を聞いて
ここまで来たんだ。▼~ 是非、協力したい。
仲間に加えてもらえないか?▼
[タウロニオ]
無論だ。
同じデインの民なのだ。
共に力をあわせようではないか。▼
[イズカ]
こら! お前たち!
この私を無視して何を勝手に
話を進めている!▼
…こやつら怪しい、実に怪しいぞ
お前たち、さてはベグニオンの間者だな?
正直に認めるのだ!▼
[サザ]
…俺たちは誇りある【暁の団】…
奴らの手先になどなるものか!▼
[イズカ]
【暁の団】っ!?
な、ななななんと!
では、もしやお前が…!?▼
お前が、あの【銀の髪の乙女】?
【癒しの手】を持っているのか!?▼
[ミカヤ]
…!?▼

イズカがミカヤに近づく

[サザ]
手を離せよ…!▼

イズカがミカヤから離れる

[イズカ]
なんという偶然!
これは運命か!
いや私の才能か!▼
【銀の髪の乙女】さえ取り込めば
デインの民衆の心はつかむことができる!▼
となれば後はそう!
各地で反乱蜂起を促し
しかる後にぶつぶつぶつぶつ……▼
[サザ]
……なんだ、こいつは…▼
[イズカ]
ぶつぶつぶつぶつぶつ……
ぶつぶつぶつぶつぶつ……
やはり完璧だ! 私は天才だ!▼
さあ【銀の髪の乙女】よ!
王子の元へ来るがいい!▼
[タウロニオ]
やれやれ… イズカ殿にも困ったものだ……▼
[サザ]
………▼
画面暗転
[イズカ]
よいか! このお方こそが
正統なるデイン王家の血を引く
ペレアス王子その人であられるぞ。▼
ペレナス消え、アムリタ現れる
[イズカ]
そしてこちらが、
先王アシュナード様の御后
アムリタ様である。▼
皆の者、頭が高い!
ひざまずくのだ!▼
[ペレアス]
いいよ、イズカ。
みんなそんなに、
かしこまらないでくれ。▼
僕は、つい最近まで自分が
王子であることさえ知らずにきたから、
こういうのに慣れてなくてね。▼
[ミカヤ]
え…?▼
[ペレアス]
僕は、半年前…
このイズカが迎えに来るまでは
ただの平民として育ったんだ。
正直なところ、いまでも実感はないな。
自分が、あの…
偉大なアシュナード王の実子だなんて。▼
[アムリタ]
なにを言うの!
…ペレアスはわたくしの 可愛い可愛い子……
もう2度とわたくしの側から
離さないわ……▼
[イズカ]
ウオホン!
それでは本題に移りますかな。
では、【暁の団】のミカヤよ。
…おまえをデイン解放軍の
副大将に任命する!▼
[サザ]
…いきなり、
どういうことだ?▼
[ミカヤ]
ち、ちょっと待ってください!
突然そんなことを言われても…
困ります。▼ 戦いの知識も経験も
まったく持たないわたしに…
そんな大役、務まるわけがありません!▼
[イズカ]
おまえたち【暁の団】は
デインの民衆を救いたいのだろう!?▼
王子に仕えれば、帝国に対し
堂々と戦うことができるのだぞ。
何を躊躇することがある?▼
[サザ]
……あんたらの魂胆は見えたぞ。
要するに、ミカヤを都合のいい
お飾りにしようってわけだな?▼
[イズカ]
んん?
それに何か問題でもあるのか?▼
[サザ]
俺はミカヤが
見世物扱いされるのはごめんだ。
あんたらのやり方には…賛同できない。▼
[ミカヤ]
………▼
[ペレアス]
待ってくれ、ミカヤ…!▼ そんなつもりじゃないんだ。
それに、戦いに不慣れだという点では、 僕だって同じだ。
だけど、僕が動かなければ
デインはこのままなんだ。▼
だから…勇気をだした。
お願いだ、ミカヤ……
デインの未来のために
君の力を貸してくれないか?▼
[ミカヤ]
……………… ……………… ……わかりました。▼
[サザ]
ミカヤ!?▼
[ペレアス]
ありがとう。▼
[ミカヤ]
そのかわり…必ず
帝国の手からデインを
解放してくださいますね?▼
[ペレアス]
わかった、約束する。▼
[ミカヤ]
そのお言葉を信じます。▼
画面暗転
[サザ]
……▼
[ミカヤ]
…サザ、怒ってるの?
わたしが副大将の任を受けたのが
そんなに気に入らない?▼
[サザ]
当たり前だろう。
俺たちには、表の世界では
生きられない事情がある。▼
それなのに…こんな
目立つことをしようなんて~ ミカヤらしくない。▼
[ミカヤ]
離れている間に…
サザが変わったように
わたしにも心境の変化があったの。▼
わたしは……
心の底からデインを守りたい。
デインのこの現状を…変えたい。▼
[サザ]
自分の身を危険にさらし
心を犠牲にしていいほどに?▼
[ミカヤ]
ええ。▼
それに、わたしには感じられるの……
ペレアス王子も
わたしと同じ想いを持っている…▼
心からデインを救いたいと願っている。
あの人といっしょになら
デインを救えると感じた。▼
[サザ]
………
危険を知らせる例の声は
聞こえないんだな?▼
[ミカヤ]
だいじょうぶ。
この先に見えるイメージは…
ほとんどが希望に輝いている。▼
[サザ]
…分かった、俺はミカヤを信じる。
これ以上は反対しない。▼
でも、最後に1つだけ。▼
[ミカヤ]
なに?▼
[サザ]
俺がミカヤを護る。▼
[ミカヤ]
どうしたの、改まって?▼
[サザ]
別に。
ただ言っておきたかった。▼

サザ消える

[ミカヤ]
……ありがとう、サザ。▼

(画面暗転後セーブ画面へ)

ハード・マニアック

オープニングシナリオ

[サザ]
…ミカヤ、どうだ?▼
[ミカヤ]
……あの砂漠には
まだ何かあるわ………
感じるのは…出会い。▼
[サザ]
今度こそ、
デインの王子だといいんだが……▼
[ミカヤ]
……どうかしら。▼
画面暗転
[ミカヤ]
今度のイメージはとても……
…いろんなものが入り乱れている。
試練、困惑、戦…悪意……▼
[サザ]
悪いものばかりだな。▼
[ミカヤ]
……でも、それだけじゃない。
再興、そして…
大いなる希望も……感じる。▼
[サザ]
デインの再興なら、
俺たちにとっての希望だ。▼
[ミカヤ]
…砂漠に行きましょう。
運命から逃げてばかりでは、
なにも前進しない。▼
[サザ]
わかった。
みんなに準備するよう伝えてくる。▼
[ミカヤ]
じゃあ、私はその間に
ニケ様たちに事情を説明してくるわ。▼

(画面暗転後拠点画面へ)

 進撃前

[サザ]
ラフィエル王子たちと出会ったのが、
北のほうだった。
次は東か南か…どっちに進めばいい?▼
[ミカヤ]
………何も感じない。
この間は、あんなに
はっきりしていたのに……▼
[サザ]
そうか。…じゃあ、
まずは東から始めてみるか。▼

オルグが吠える

[ミカヤ]
…え?
どうかしましたか?▼

オルグが左下を向く

[ミカヤ]
本当ですか!?▼
[サザ]
どうしたんだ?▼
[ミカヤ]
オルグさんが…あっちの方角に、
大勢のベオクの気配がするって。
鉄のぶつかり合う音も聞こえるみたい。▼
[サザ]
これで決まったな。
進路は南だ。▼
[ミカヤ]
ええ。▼

画面暗転

[タウロニオ]
……ふんっ!▼
[ツイハーク]
ご無事か!?
タウロニオ将軍!▼
[タウロニオ]
無論だ。
この程度の軍勢に遅れをとるほど
老いてはおらぬ。▼
[ツイハーク]
さすがに頼もしい。▼
しかし、防戦一方では
埒が明きませんね……
こちらからも討ってでましょう。▼
[タウロニオ]
うむ。
ここの防御は任せるがよい。▼
[ツイハーク]
ジル、準備は?▼
[ジル]
…大丈夫。
いつでも戦えます!▼
[ツイハーク]
よし、では行こう!▼
[サザ]
あれは、駐屯軍だ…!▼
[ミカヤ]
こんなところで
何をしているのかしら?▼
[サザ]
あの遺跡に侵入しようと しているみたいだな。▼
…入り口で、戦いが起きている。▼
[ミカヤ]
助けないと…!▼
[サザ]
行こう!▼

(暗転後、部隊編成画面へ)

 進撃後

1ターン後

[サザ]
…ちょっと待て。
ベグニオンと戦ってる奴らは…
まさか……▼
[ミカヤ]
どうしたの、サザ?▼
[サザ]
あの白い鎧を着た武将は…
恐らく、俺の知り合いだ。▼
[ミカヤ]
本当?▼
[サザ]
間違いないと思う。▼
[ミカヤ]
……じゃあ、なおさら
死なせるわけにはいかないわね。
急ぎましょう!▼
[サザ]
ああ。▼

会話

イレース→ツイハーク

(蒼炎の引継ぎ不要)

[イレース]
あ……▼
[ツイハーク]
…イレース!
ひさしぶりだな。▼
[イレース]
はい……
ツイハークさん……▼
[ツイハーク]
俺の名前、
覚えててくれたのか。▼
[イレース]
……はい。
ツイハークさんには……
お食事を…23食分………▼
ごちそうになりましたから……▼
[ツイハーク]
はは そんなに?
……もしかしたら、お礼とか…
期待してもいいのかな?▼
[イレース]
! はい……
なんでしょうか……▼
[ツイハーク]
よし、じゃあ
君も今日から俺たちの仲間だ!
デイン解放を目指して、共に戦おう。▼
しっかり頼むぞ。▼
[イレース]
…あ………
………あれ……?▼

サザ→ジル

[サザ]
なあ、そこのあんた!
ジル・フィザットじゃないか?▼
[ジル]
え…
もしかして、サザ?▼
[サザ]
終戦以来だな。▼
[ジル]
懐かしい…
だけど、どうしてここへ?▼
[サザ]
デイン王の遺児が、
兵を募っているって聞いた。
それを確かめるために来たんだ。▼
[ジル]
王子は砦の中におられるわ。▼
[サザ]

じゃあ、本物なんだな?▼
[ジル]
ええ。
お守りするのに、協力してくれる?▼
[サザ]
…もちろんだ。▼

サザ→ツイハーク

[サザ]
……加勢する。▼
[ツイハーク]
…サザか!?
どうしたんだ、突然。▼
[サザ]
駐屯兵と敵対してるところを見ると、
あんたもデインのために戦ってるんだろ?
ツイハーク。▼
[ツイハーク]
そうだ。俺は元々…
ここの生まれだからな。▼
[サザ]
……そうだったのか?▼
[ツイハーク]
ああ、俺は生粋のデイン人だ。▼
[サザ]
はじめて知った。▼
[ツイハーク]
はじめて話したからな。▼
とにかくいまは戦いを再開しよう。
じゃあ、また後で。▼
[サザ]
あ、あぁ……▼

サザ→タウロニオ

[サザ]
タウロニオ将軍!▼
[タウロニオ]
む… そなたサザか!
なんと……
たくましく育ったものだ。▼
[サザ]
将軍、あんたが守っている
この遺跡の中には……
デインにとっての希望があるのか?▼
[タウロニオ]
……その通りだ。
デインの唯一の希望が…ある。▼
[サザ]
わかった。
だったら、なんとしても
守り抜かないとな。▼
[タウロニオ]
うむ。▼

ワゼカカ初戦時

[ワゼカカ]
しぶとい連中よ。
祖国は滅んだというのに……
どこからその力が出てくる?▼

ミカヤvsワゼカカ初戦時

[ワゼカカ]
敵の増援か?
だがか細いおまえなど、
しょせん物の数ではない!▼
[ミカヤ]
駐屯軍がこんな砂漠で何を……?
もしかして、あの遺跡の中に
アシュナード王の……▼
[ワゼカカ]
知る必要はないな、小娘。
中に誰がいようが……
我らが残らず討ち滅ぼす!▼

オルグvsワゼカカ

[ワゼカカ]
む。なんと奇怪な…… 砂漠の奥に棲む半獣とは 貴様のことか?▼

ワゼカカ撃破時

[ワゼカカ]
馬鹿な……▼
敗戦国を相手に……
このような……失態……
あっては…なら…ぬ………▼

クリア後

[サザ]
タウロニオ将軍!
ツイハークにジルも……
あんたたちに、また会えるなんてな。▼
[タウロニオ]
サザ、大きくなったな。
見違えるようだぞ。▼
[ツイハーク]
行商団のみんなもいっしょか。▼
皆、うまく
収容所送りを免れたものだな。▼
[ジル]
サザは
王都ネヴァサにいたんでしょ?▼
あの辺りは、駐屯軍の
支配力がきついと聞いたけど…
無事でよかったわ。▼
[サザ]
…あぁ、なんとかね。▼
積もる話はあるが……
とにかく、みんなに
俺の仲間を紹介するよ。▼
ミカヤ、こっちに……▼

イズカ出現

[イズカ]
おまえたちは何者なのだ?
んん?▼
[サザ]
…誰だ?▼
[タウロニオ]
イズカ殿、案ずるには及ばぬ。 この者はサザといって、
わしらのよく知る者だ。▼
サザ、こちらはイズカ殿。
アシュナード王の遺児
ペレアス王子の側近だ。▼
[サザ]
王子の…▼
[ミカヤ]
サザ…!▼
[サザ]
わかってる。▼
タウロニオ将軍。
俺たちは、王子の噂を聞いて
ここまで来たんだ。▼~ もし、デインに王子が実在して……
国を取り戻すために
旗揚げしようと考えているなら、▼
是非、協力したい。
仲間に加えてもらえないか?▼
[タウロニオ]
無論だ。
同じデインの民なのだ。
共に力をあわせようではないか。▼
フォーカス移動
[イズカ]
こら! お前たち!
この私を無視して何を勝手に
話を進めている!▼
タウロニオ将軍!
王子の御意思を預かるのは私なのだ。
勝手な言動は謹んでもらわんとな。▼
[タウロニオ]
失礼した、イズカ殿。
だがこの者たちは敵ではないのだ。
疑う必要はないと思うが。▼
[イズカ]
いーや、納得いかんぞ! いま矛盾を見つけた。▼

イズカ左を向く

[イズカ]
デインの若い者は皆、収容所送りだ。
なのに何故おまえたちは
こんなところをうろついている?▼
怪しい、実に怪しい。
おまえたちは帝国の間者だな?
正直に認めるのだ!▼
[ミカヤ]
違います!
わたしたちはそんな…!▼
[サザ]
俺たちは【暁の団】…
奴らの手先になどなるものか!▼
[イズカ]
【暁の団】っ!?
な、ななななんと!
では、おまえたちが……▼
[タウロニオ]
ほぅ 最近よく耳にする
義賊団の名だ。確か王都近郊で
活動していると聞いたが……▼
そうか、おまえたちだったのか。▼
[イズカ]
も、もしや…おまえか!?
おまえが、あの【銀の髪の乙女】?
【癒しの手】を持っているのだな!?▼
[ミカヤ]
…!?▼

イズカがサザをどけてミカヤに近づく

[タウロニオ]
イズカ殿?▼
[サザ]
離れろよ…!▼

サザがイズカをミカヤから離す

[イズカ]
なんという偶然!
これは運命か!
いや私の才能か!▼
イズカ移動
[イズカ]
【銀の髪の乙女】さえ取り込めば
デインの民衆の心を
容易くつかむことができる!▼
イズカ移動
[イズカ]
…となれば後はそう!▼
イズカ移動
[イズカ]
各地で反乱蜂起を促し
しかる後に…
ぶつぶつぶつぶつ……▼
[サザ]
……なんだ、こいつは…▼
[タウロニオ]
イズカ殿は元が学者であるせいか、
言動や行動が…独特でな。
驚かせてすまなかったな、お嬢さん。▼
[ミカヤ]
あ、いいえ。
大丈夫です。▼
[イズカ]
ぶつぶつぶつぶつぶつ……
ぶつぶつぶつぶつぶつ……
やはり完璧だ! 私は天才だ!▼
[タウロニオ]
……イズカ殿。▼
納得いただけたのなら、
この者たちを王子に
ご紹介申し上げたいのだが?▼
[イズカ]
ん?
おお、そうだった。▼
さあ【銀の髪の乙女】よ!
こちらへ来るがいい!▼

イズカが遺跡に入る

[タウロニオ]
…わしが案内しよう。▼
[ミカヤ]
あ、はい。
よろしくお願いします。▼
[サザ]
………▼
画面暗転
[イズカ]
よいか! このお方こそが
正統なるデイン王家の血を引く
ペレアス王子その人であられるぞ。▼
ペレナス消え、アムリタ現れる
[イズカ]
そしてこちらが、
先王アシュナード様の御后
アムリタ様である。▼
[アムリタ]
………▼
[イズカ]
頭が高い! ひざまずくのだ。▼
[ペレアス]
構わないよ、イズカ。
みんなそんなに、かしこまらないでくれ。▼
君が…噂の【銀の髪の乙女】だね?
もっと神秘的な大人の女性を
想像していたよ。▼
[ミカヤ]
…おそれいります。▼
[サザ]
……▼
[ペレアス]
でも、僕もそれは変わらないか。▼~ 何しろ最近まで
自分が王子であることさえ知らず
暮らしてきたわけだから。▼
[ミカヤ]
え…?▼
[ペレアス]
僕はただの平民として育ったんだ。
半年前…このイズカが
僕を迎えに来た時は驚いたな。▼
正直なところ、いまでも実感はないんだ。
自分が、あの…
偉大なアシュナード王の実子だなんて。▼
[イズカ]
何をおっしゃられるか!
王子は真実、アシュナード殿のお子。
ですな、アムリタ様?▼
[アムリタ]
ええ…… ペレアスは
わたくしの可愛い可愛い子……
もう2度とわたくしの側から離さないわ……▼
[ミカヤ]
………▼
[イズカ]
ウオホン!
それでは本題に移りますかな。▼
[ペレアス]
そうだね。▼
[イズカ]
【銀の髪の乙女】よ!
…名はなんというのだ?▼
[ミカヤ]
ミカヤです。▼
[イズカ]
では、【暁の団】のミカヤよ。
おまえをデイン解放軍の
副大将に任命する!▼
[ミカヤ]
えっ…!?▼
[サザ]
…いきなり、どういうことだ?▼
[イズカ]
ええい、巡りの悪い!
ペレアス王子の家臣として
召し抱えると申しておるのだ!▼
我々は、まさにこれから
祖国解放のための軍を
立ち上げるところだったのだ。▼
そこにおまえたちが現れた!
これを運命といわずしてなんという!▼
[ミカヤ]
ちょっと待ってください!
突然そんなことを言われても……
困ります。▼
[イズカ]
んん?
おまえたち【暁の団】は
デインの民衆を救いたいのだろう!?▼
王子に仕えれば、帝国に対し
公明正大に戦うことができるのだ。
何を躊躇することがある?▼
[ミカヤ]
戦いの知識も経験も
まったくもたないわたしに……
そんな大役、務まるわけがありません!▼
[イズカ]
まさか断わるのか?
おまえはデイン復興を望まぬのか?▼
このまま帝国の駐屯軍に
好き勝手にされていた方がいいと言うのか!?▼
[ミカヤ]
いいわけありません…!
だけど、それといまの話は……▼
[サザ]
……あんたらの魂胆は見えたぞ。
要するに、ミカヤを体のいい
お飾りにしようってわけだな?▼
[ペレアス]
君、僕たちはそんな…!▼
[イズカ]
んん?
それに何か問題でもあるのか?▼
[サザ]
俺はミカヤが
見世物扱いされるのはごめんだ。
あんたらの指図は受けない。▼
【暁の団】はこれまで通りのやり方で
デインの民を助ける。▼
[イズカ]
な、なんだと…!?▼
[サザ]
話は終わりだ。
行こう、ミカヤ。▼

サザ消える

[イズカ]
ま、待て! 待たぬか!!
【銀の髪の乙女】がおらねば、
私の完璧な計画が駄目になる!▼
バラバラに活動していては、
祖国解放も夢と消えるぞ!
それでも良いのか!?▼
[ミカヤ]
……失礼します…▼

ミカヤ消える

[ペレアス]
待ってくれ、ミカヤ…!▼

ミカヤ・サザ現れる

[ミカヤ]
……▼
[ペレアス]
どうしても、だめなのかな?▼
戦いに不慣れだという点では、僕だって同じだ。
だけど、僕が動かなければ
いつまでたってもデインはこのままなんだ。▼
だから…勇気をだした。
自ら名乗りを上げて……
帝国に逆らうと決めたんだよ。▼
[ミカヤ]
ペレアス王子……▼
[ペレアス]
お願いだ、ミカヤ……
デインの未来のために
君の力を貸してくれないか?▼
[ミカヤ]
……………… ……………………… …………わかりました。▼
[イズカ]
おお! では…▼
[ミカヤ]
解放軍の副大将になります。▼
[サザ]
………▼
[ペレアス]
ありがとう。▼
[ミカヤ]
そのかわり……必ずデインを
帝国の手から解放してくださいますね?▼
[ペレアス]
わかった、約束しよう。▼
[ミカヤ]
そのお言葉を信じます。▼
画面暗転
[ミカヤ]
…………怖い顔。▼
[サザ]
……▼
[ミカヤ]
わたしが
副大将の任を受けたのが
そんなに気に入らない?▼
[サザ]
当たり前だろう。
いったい、どういうつもりだ?▼~ 俺たちには、表の世界では
生きられない事情がある。▼
それなのに…こんな
目立つことをしようなんて▼~ ミカヤらしくない。▼
[ミカヤ]
離れている間に…
サザが変わったように
わたしにも心境の変化があったの。▼
[サザ]
どんな?▼
[ミカヤ]
心の底からデインを守りたい。
デインのこの現状を…変えたい。▼
[サザ]
自分の身を危険にさらし
心を犠牲にしていいほどに?▼
[ミカヤ]
ええ。▼
サザも知っているとおり
わたしは他の人の
考えていることが分かる……▼
ペレアス王子も
わたしと同じ想いを持っていたわ。▼
とても強く深く…
デインを救いたいと願っている。▼
あの人といっしょになら
デインを救えると感じた。▼
[サザ]
…………▼
[ミカヤ]
サザ…?▼
[サザ]
危険を知らせる例の声は
聞こえないんだな?▼
[ミカヤ]
だいじょうぶ。
この先に見えるイメージは…
ほとんどが希望に輝いている。▼
[サザ]
…だったら
少なくとも現状の選択が
間違っているわけではないか。▼
分かった、これ以上は反対しない。▼
[ミカヤ]
よかった。
じゃあ、戻りましょうか。▼

ミカヤ消える

[サザ]
ミカヤ、最後に1つだけ。▼

ミカヤ現れる

[ミカヤ]
なに?▼
[サザ]
俺がミカヤを護る。▼
[ミカヤ]
どうしたの、改まって?▼
[サザ]
別に。
ただ言っておきたかった。▼

サザ消える

[ミカヤ]
……ありがとう、サザ。▼

(画面暗転後セーブ画面へ)

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Last-modified: 2014-09-14 (日) 18:03:39
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