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章別会話
ノーマル†
- [ミカヤ]
- ……あの砂漠には
まだ何かあるわ………
感じるのは…出会い。▼
- [サザ]
- 今度こそ、
デインの王子だといいんだが……▼
- [ミカヤ]
- 今度のイメージはとても……
…いろんなものが入り乱れている。▼
試練、困惑、戦…悪意……
そして……希望…▼
- [ミカヤ]
- …もう一度、砂漠に行きましょう。
運命から逃げていては、
なにも前進しない。▼
- [サザ]
- わかった。
みんなに準備するよう伝えてくる。▼
(画面暗転後拠点画面へ)
進撃前†
- [サザ]
- ラフィエル王子たちと出会ったのが、
北のほうだった。
次は東か南か…どっちに進むべきか…▼
オルグが吠える
- [ミカヤ]
- …え?
どうかしましたか?▼
…オルグさんが
あっちの方角に、
大勢のベオクの気配があるって。▼
- [サザ]
- これで決まったな。
進路は南だ。▼
画面暗転
- [タウロニオ]
- ……ふんっ!▼
ツイハーク出現
- [ツイハーク]
- さすが頼もしいですな、タウロニオ将軍。
しかし、防戦一方では
埒が明きませんね…▼
こちらからも討ってでましょう。
…ジル、準備は?▼
ジル出現
- [ジル]
- (上) …大丈夫。
いつでも戦えます!▼
- [ツイハーク]
- (下) よし、では行こう!▼
- [サザ]
- (下) こんなところで誰かが
ベグニオン駐屯軍に襲われているぞ。▼
- [ミカヤ]
- 助けましょう!▼
(暗転後、部隊編成画面へ)
1ターン後†
- [サザ]
- …ちょっと待て。
ベグニオンと戦ってる奴らは…
まさか……▼
あの白い鎧を着た武将たち…
…彼らは恐らく、俺の知り合いだ。▼
- [ミカヤ]
- 本当?
……じゃあ、なおさら助けなくちゃね。
急ぎましょう!▼
クリア後†
- [サザ]
- タウロニオ将軍!
ツイハークにジルも……
3年前の終戦以来じゃないか。
まさかあんたたちに、
こんなところで
また会えるなんてな。▼
- [タウロニオ]
- サザ、大きくなったな。
見違えるようだぞ。▼
- [サザ]
- 積もる話はあるけど、
とにかく、みんなに紹介するよ。▼
ミカヤ、こっちに……▼
イズカ出現
- [イズカ]
- おまえたちは何者なのだ? んん?▼
- [サザ]
- …誰だ?▼
- [タウロニオ]
- イズカ殿、案ずるには及ばぬ。
この者はサザといって、
わしらのよく知る者だ。▼
サザ、こちらはイズカ殿。
アシュナード王の遺児
ペレアス王子の側近だ。▼
- [サザ]
- ミカヤ!
王子は本当にいたらしいぞ。▼
しかし、昔世話になったあんたたちが、
まさかこんなところで王子の護衛を
やっていたなんて…何て巡り会わせだ。
タウロニオ将軍。
俺たちは、王子の噂を聞いて
ここまで来たんだ。▼~
是非、協力したい。
仲間に加えてもらえないか?▼
- [タウロニオ]
- 無論だ。
同じデインの民なのだ。
共に力をあわせようではないか。▼
- [イズカ]
- こら! お前たち!
この私を無視して何を勝手に
話を進めている!▼
…こやつら怪しい、実に怪しいぞ
お前たち、さてはベグニオンの間者だな?
正直に認めるのだ!▼
- [サザ]
- …俺たちは誇りある【暁の団】…
奴らの手先になどなるものか!▼
- [イズカ]
- 【暁の団】っ!?
な、ななななんと!
では、もしやお前が…!?▼
お前が、あの【銀の髪の乙女】?
【癒しの手】を持っているのか!?▼
- [ミカヤ]
- …!?▼
イズカがミカヤに近づく
- [サザ]
- 手を離せよ…!▼
イズカがミカヤから離れる
- [イズカ]
- なんという偶然!
これは運命か!
いや私の才能か!▼
【銀の髪の乙女】さえ取り込めば
デインの民衆の心はつかむことができる!▼
となれば後はそう!
各地で反乱蜂起を促し
しかる後にぶつぶつぶつぶつ……▼
- [サザ]
- ……なんだ、こいつは…▼
- [イズカ]
- ぶつぶつぶつぶつぶつ……
ぶつぶつぶつぶつぶつ……
やはり完璧だ! 私は天才だ!▼
さあ【銀の髪の乙女】よ!
王子の元へ来るがいい!▼
- [タウロニオ]
- やれやれ…
イズカ殿にも困ったものだ……▼
- [サザ]
- ………▼
画面暗転
- [イズカ]
- よいか! このお方こそが
正統なるデイン王家の血を引く
ペレアス王子その人であられるぞ。▼
ペレナス消え、アムリタ現れる
- [イズカ]
- そしてこちらが、
先王アシュナード様の御后
アムリタ様である。▼
皆の者、頭が高い!
ひざまずくのだ!▼
- [ペレアス]
- いいよ、イズカ。
みんなそんなに、
かしこまらないでくれ。▼
僕は、つい最近まで自分が
王子であることさえ知らずにきたから、
こういうのに慣れてなくてね。▼
- [ミカヤ]
- え…?▼
- [ペレアス]
- 僕は、半年前…
このイズカが迎えに来るまでは
ただの平民として育ったんだ。
正直なところ、いまでも実感はないな。
自分が、あの…
偉大なアシュナード王の実子だなんて。▼
- [アムリタ]
- なにを言うの!
…ペレアスはわたくしの
可愛い可愛い子……
もう2度とわたくしの側から
離さないわ……▼
- [イズカ]
- ウオホン!
それでは本題に移りますかな。
では、【暁の団】のミカヤよ。
…おまえをデイン解放軍の
副大将に任命する!▼
- [サザ]
- …いきなり、
どういうことだ?▼
- [ミカヤ]
- ち、ちょっと待ってください!
突然そんなことを言われても…
困ります。▼
戦いの知識も経験も
まったく持たないわたしに…
そんな大役、務まるわけがありません!▼
- [イズカ]
- おまえたち【暁の団】は
デインの民衆を救いたいのだろう!?▼
王子に仕えれば、帝国に対し
堂々と戦うことができるのだぞ。
何を躊躇することがある?▼
- [サザ]
- ……あんたらの魂胆は見えたぞ。
要するに、ミカヤを都合のいい
お飾りにしようってわけだな?▼
- [イズカ]
- んん?
それに何か問題でもあるのか?▼
- [サザ]
- 俺はミカヤが
見世物扱いされるのはごめんだ。
あんたらのやり方には…賛同できない。▼
- [ミカヤ]
- ………▼
- [ペレアス]
- 待ってくれ、ミカヤ…!▼
そんなつもりじゃないんだ。
それに、戦いに不慣れだという点では、
僕だって同じだ。
だけど、僕が動かなければ
デインはこのままなんだ。▼
だから…勇気をだした。
お願いだ、ミカヤ……
デインの未来のために
君の力を貸してくれないか?▼
- [ミカヤ]
- ………………
………………
……わかりました。▼
- [サザ]
- ミカヤ!?▼
- [ペレアス]
- ありがとう。▼
- [ミカヤ]
- そのかわり…必ず
帝国の手からデインを
解放してくださいますね?▼
- [ペレアス]
- わかった、約束する。▼
- [ミカヤ]
- そのお言葉を信じます。▼
画面暗転
- [サザ]
- ……▼
- [ミカヤ]
- …サザ、怒ってるの?
わたしが副大将の任を受けたのが
そんなに気に入らない?▼
- [サザ]
- 当たり前だろう。
俺たちには、表の世界では
生きられない事情がある。▼
それなのに…こんな
目立つことをしようなんて~
ミカヤらしくない。▼
- [ミカヤ]
- 離れている間に…
サザが変わったように
わたしにも心境の変化があったの。▼
わたしは……
心の底からデインを守りたい。
デインのこの現状を…変えたい。▼
- [サザ]
- 自分の身を危険にさらし
心を犠牲にしていいほどに?▼
- [ミカヤ]
- ええ。▼
それに、わたしには感じられるの……
ペレアス王子も
わたしと同じ想いを持っている…▼
心からデインを救いたいと願っている。
あの人といっしょになら
デインを救えると感じた。▼
- [サザ]
- ………
危険を知らせる例の声は
聞こえないんだな?▼
- [ミカヤ]
- だいじょうぶ。
この先に見えるイメージは…
ほとんどが希望に輝いている。▼
- [サザ]
- …分かった、俺はミカヤを信じる。
これ以上は反対しない。▼
でも、最後に1つだけ。▼
- [ミカヤ]
- なに?▼
- [サザ]
- 俺がミカヤを護る。▼
- [ミカヤ]
- どうしたの、改まって?▼
- [サザ]
- 別に。
ただ言っておきたかった。▼
サザ消える
- [ミカヤ]
- ……ありがとう、サザ。▼
(画面暗転後セーブ画面へ)
ハード・マニアック†
オープニングシナリオ†
- [サザ]
- …ミカヤ、どうだ?▼
- [ミカヤ]
- ……あの砂漠には
まだ何かあるわ………
感じるのは…出会い。▼
- [サザ]
- 今度こそ、
デインの王子だといいんだが……▼
- [ミカヤ]
- ……どうかしら。▼
画面暗転
- [ミカヤ]
- 今度のイメージはとても……
…いろんなものが入り乱れている。
試練、困惑、戦…悪意……▼
- [サザ]
- 悪いものばかりだな。▼
- [ミカヤ]
- ……でも、それだけじゃない。
再興、そして…
大いなる希望も……感じる。▼
- [サザ]
- デインの再興なら、
俺たちにとっての希望だ。▼
- [ミカヤ]
- …砂漠に行きましょう。
運命から逃げてばかりでは、
なにも前進しない。▼
- [サザ]
- わかった。
みんなに準備するよう伝えてくる。▼
- [ミカヤ]
- じゃあ、私はその間に
ニケ様たちに事情を説明してくるわ。▼
(画面暗転後拠点画面へ)
進撃前†
- [サザ]
- ラフィエル王子たちと出会ったのが、
北のほうだった。
次は東か南か…どっちに進めばいい?▼
- [ミカヤ]
- ………何も感じない。
この間は、あんなに
はっきりしていたのに……▼
- [サザ]
- そうか。…じゃあ、
まずは東から始めてみるか。▼
オルグが吠える
- [ミカヤ]
- …え?
どうかしましたか?▼
オルグが左下を向く
- [ミカヤ]
- 本当ですか!?▼
- [サザ]
- どうしたんだ?▼
- [ミカヤ]
- オルグさんが…あっちの方角に、
大勢のベオクの気配がするって。
鉄のぶつかり合う音も聞こえるみたい。▼
- [サザ]
- これで決まったな。
進路は南だ。▼
- [ミカヤ]
- ええ。▼
画面暗転
- [タウロニオ]
- ……ふんっ!▼
- [ツイハーク]
- ご無事か!?
タウロニオ将軍!▼
- [タウロニオ]
- 無論だ。
この程度の軍勢に遅れをとるほど
老いてはおらぬ。▼
- [ツイハーク]
- さすがに頼もしい。▼
しかし、防戦一方では
埒が明きませんね……
こちらからも討ってでましょう。▼
- [タウロニオ]
- うむ。
ここの防御は任せるがよい。▼
- [ツイハーク]
- ジル、準備は?▼
- [ジル]
- …大丈夫。
いつでも戦えます!▼
- [ツイハーク]
- よし、では行こう!▼
- [サザ]
- あれは、駐屯軍だ…!▼
- [ミカヤ]
- こんなところで
何をしているのかしら?▼
- [サザ]
- あの遺跡に侵入しようと
しているみたいだな。▼
…入り口で、戦いが起きている。▼
- [ミカヤ]
- 助けないと…!▼
- [サザ]
- 行こう!▼
(暗転後、部隊編成画面へ)
進撃後†
1ターン後†
- [サザ]
- …ちょっと待て。
ベグニオンと戦ってる奴らは…
まさか……▼
- [ミカヤ]
- どうしたの、サザ?▼
- [サザ]
- あの白い鎧を着た武将は…
恐らく、俺の知り合いだ。▼
- [ミカヤ]
- 本当?▼
- [サザ]
- 間違いないと思う。▼
- [ミカヤ]
- ……じゃあ、なおさら
死なせるわけにはいかないわね。
急ぎましょう!▼
- [サザ]
- ああ。▼
イレース→ツイハーク†
(蒼炎の引継ぎ不要)
- [イレース]
- あ……▼
- [ツイハーク]
- …イレース!
ひさしぶりだな。▼
- [イレース]
- はい……
ツイハークさん……▼
- [ツイハーク]
- 俺の名前、
覚えててくれたのか。▼
- [イレース]
- ……はい。
ツイハークさんには……
お食事を…23食分………▼
ごちそうになりましたから……▼
- [ツイハーク]
- はは そんなに?
……もしかしたら、お礼とか…
期待してもいいのかな?▼
- [イレース]
- ! はい……
なんでしょうか……▼
- [ツイハーク]
- よし、じゃあ
君も今日から俺たちの仲間だ!
デイン解放を目指して、共に戦おう。▼
しっかり頼むぞ。▼
- [イレース]
- …あ………
………あれ……?▼
サザ→ジル†
- [サザ]
- なあ、そこのあんた!
ジル・フィザットじゃないか?▼
- [ジル]
- え…
もしかして、サザ?▼
- [サザ]
- 終戦以来だな。▼
- [ジル]
- 懐かしい…
だけど、どうしてここへ?▼
- [サザ]
- デイン王の遺児が、
兵を募っているって聞いた。
それを確かめるために来たんだ。▼
- [ジル]
- 王子は砦の中におられるわ。▼
- [サザ]
- !
じゃあ、本物なんだな?▼
- [ジル]
- ええ。
お守りするのに、協力してくれる?▼
- [サザ]
- …もちろんだ。▼
サザ→ツイハーク†
- [サザ]
- ……加勢する。▼
- [ツイハーク]
- …サザか!?
どうしたんだ、突然。▼
- [サザ]
- 駐屯兵と敵対してるところを見ると、
あんたもデインのために戦ってるんだろ?
ツイハーク。▼
- [ツイハーク]
- そうだ。俺は元々…
ここの生まれだからな。▼
- [サザ]
- ……そうだったのか?▼
- [ツイハーク]
- ああ、俺は生粋のデイン人だ。▼
- [サザ]
- はじめて知った。▼
- [ツイハーク]
- はじめて話したからな。▼
とにかくいまは戦いを再開しよう。
じゃあ、また後で。▼
- [サザ]
- あ、あぁ……▼
サザ→タウロニオ†
- [サザ]
- タウロニオ将軍!▼
- [タウロニオ]
- む… そなたサザか!
なんと……
たくましく育ったものだ。▼
- [サザ]
- 将軍、あんたが守っている
この遺跡の中には……
デインにとっての希望があるのか?▼
- [タウロニオ]
- ……その通りだ。
デインの唯一の希望が…ある。▼
- [サザ]
- わかった。
だったら、なんとしても
守り抜かないとな。▼
- [タウロニオ]
- うむ。▼
ワゼカカ初戦時†
- [ワゼカカ]
- しぶとい連中よ。
祖国は滅んだというのに……
どこからその力が出てくる?▼
ミカヤvsワゼカカ初戦時†
- [ワゼカカ]
- 敵の増援か?
だがか細いおまえなど、
しょせん物の数ではない!▼
- [ミカヤ]
- 駐屯軍がこんな砂漠で何を……?
もしかして、あの遺跡の中に
アシュナード王の……▼
- [ワゼカカ]
- 知る必要はないな、小娘。
中に誰がいようが……
我らが残らず討ち滅ぼす!▼
オルグvsワゼカカ†
- [ワゼカカ]
- む。なんと奇怪な……
砂漠の奥に棲む半獣とは
貴様のことか?▼
ワゼカカ撃破時†
- [ワゼカカ]
- 馬鹿な……▼
敗戦国を相手に……
このような……失態……
あっては…なら…ぬ………▼
クリア後†
- [サザ]
- タウロニオ将軍!
ツイハークにジルも……
あんたたちに、また会えるなんてな。▼
- [タウロニオ]
- サザ、大きくなったな。
見違えるようだぞ。▼
- [ツイハーク]
- 行商団のみんなもいっしょか。▼
皆、うまく
収容所送りを免れたものだな。▼
- [ジル]
- サザは
王都ネヴァサにいたんでしょ?▼
あの辺りは、駐屯軍の
支配力がきついと聞いたけど…
無事でよかったわ。▼
- [サザ]
- …あぁ、なんとかね。▼
積もる話はあるが……
とにかく、みんなに
俺の仲間を紹介するよ。▼
ミカヤ、こっちに……▼
イズカ出現
- [イズカ]
- おまえたちは何者なのだ?
んん?▼
- [サザ]
- …誰だ?▼
- [タウロニオ]
- イズカ殿、案ずるには及ばぬ。
この者はサザといって、
わしらのよく知る者だ。▼
サザ、こちらはイズカ殿。
アシュナード王の遺児
ペレアス王子の側近だ。▼
- [サザ]
- 王子の…▼
- [ミカヤ]
- サザ…!▼
- [サザ]
- わかってる。▼
タウロニオ将軍。
俺たちは、王子の噂を聞いて
ここまで来たんだ。▼~
もし、デインに王子が実在して……
国を取り戻すために
旗揚げしようと考えているなら、▼
是非、協力したい。
仲間に加えてもらえないか?▼
- [タウロニオ]
- 無論だ。
同じデインの民なのだ。
共に力をあわせようではないか。▼
フォーカス移動
- [イズカ]
- こら! お前たち!
この私を無視して何を勝手に
話を進めている!▼
タウロニオ将軍!
王子の御意思を預かるのは私なのだ。
勝手な言動は謹んでもらわんとな。▼
- [タウロニオ]
- 失礼した、イズカ殿。
だがこの者たちは敵ではないのだ。
疑う必要はないと思うが。▼
- [イズカ]
- いーや、納得いかんぞ!
いま矛盾を見つけた。▼
イズカ左を向く
- [イズカ]
- デインの若い者は皆、収容所送りだ。
なのに何故おまえたちは
こんなところをうろついている?▼
怪しい、実に怪しい。
おまえたちは帝国の間者だな?
正直に認めるのだ!▼
- [ミカヤ]
- 違います!
わたしたちはそんな…!▼
- [サザ]
- 俺たちは【暁の団】…
奴らの手先になどなるものか!▼
- [イズカ]
- 【暁の団】っ!?
な、ななななんと!
では、おまえたちが……▼
- [タウロニオ]
- ほぅ 最近よく耳にする
義賊団の名だ。確か王都近郊で
活動していると聞いたが……▼
そうか、おまえたちだったのか。▼
- [イズカ]
- も、もしや…おまえか!?
おまえが、あの【銀の髪の乙女】?
【癒しの手】を持っているのだな!?▼
- [ミカヤ]
- …!?▼
イズカがサザをどけてミカヤに近づく
- [タウロニオ]
- イズカ殿?▼
- [サザ]
- 離れろよ…!▼
サザがイズカをミカヤから離す
- [イズカ]
- なんという偶然!
これは運命か!
いや私の才能か!▼
イズカ移動
- [イズカ]
- 【銀の髪の乙女】さえ取り込めば
デインの民衆の心を
容易くつかむことができる!▼
イズカ移動
- [イズカ]
- …となれば後はそう!▼
イズカ移動
- [イズカ]
- 各地で反乱蜂起を促し
しかる後に…
ぶつぶつぶつぶつ……▼
- [サザ]
- ……なんだ、こいつは…▼
- [タウロニオ]
- イズカ殿は元が学者であるせいか、
言動や行動が…独特でな。
驚かせてすまなかったな、お嬢さん。▼
- [ミカヤ]
- あ、いいえ。
大丈夫です。▼
- [イズカ]
- ぶつぶつぶつぶつぶつ……
ぶつぶつぶつぶつぶつ……
やはり完璧だ! 私は天才だ!▼
- [タウロニオ]
- ……イズカ殿。▼
納得いただけたのなら、
この者たちを王子に
ご紹介申し上げたいのだが?▼
- [イズカ]
- ん?
おお、そうだった。▼
さあ【銀の髪の乙女】よ!
こちらへ来るがいい!▼
イズカが遺跡に入る
- [タウロニオ]
- …わしが案内しよう。▼
- [ミカヤ]
- あ、はい。
よろしくお願いします。▼
- [サザ]
- ………▼
画面暗転
- [イズカ]
- よいか! このお方こそが
正統なるデイン王家の血を引く
ペレアス王子その人であられるぞ。▼
ペレナス消え、アムリタ現れる
- [イズカ]
- そしてこちらが、
先王アシュナード様の御后
アムリタ様である。▼
- [アムリタ]
- ………▼
- [イズカ]
- 頭が高い! ひざまずくのだ。▼
- [ペレアス]
- 構わないよ、イズカ。
みんなそんなに、かしこまらないでくれ。▼
君が…噂の【銀の髪の乙女】だね?
もっと神秘的な大人の女性を
想像していたよ。▼
- [ミカヤ]
- …おそれいります。▼
- [サザ]
- ……▼
- [ペレアス]
- でも、僕もそれは変わらないか。▼~
何しろ最近まで
自分が王子であることさえ知らず
暮らしてきたわけだから。▼
- [ミカヤ]
- え…?▼
- [ペレアス]
- 僕はただの平民として育ったんだ。
半年前…このイズカが
僕を迎えに来た時は驚いたな。▼
正直なところ、いまでも実感はないんだ。
自分が、あの…
偉大なアシュナード王の実子だなんて。▼
- [イズカ]
- 何をおっしゃられるか!
王子は真実、アシュナード殿のお子。
ですな、アムリタ様?▼
- [アムリタ]
- ええ…… ペレアスは
わたくしの可愛い可愛い子……
もう2度とわたくしの側から離さないわ……▼
- [ミカヤ]
- ………▼
- [イズカ]
- ウオホン!
それでは本題に移りますかな。▼
- [ペレアス]
- そうだね。▼
- [イズカ]
- 【銀の髪の乙女】よ!
…名はなんというのだ?▼
- [ミカヤ]
- ミカヤです。▼
- [イズカ]
- では、【暁の団】のミカヤよ。
おまえをデイン解放軍の
副大将に任命する!▼
- [ミカヤ]
- えっ…!?▼
- [サザ]
- …いきなり、どういうことだ?▼
- [イズカ]
- ええい、巡りの悪い!
ペレアス王子の家臣として
召し抱えると申しておるのだ!▼
我々は、まさにこれから
祖国解放のための軍を
立ち上げるところだったのだ。▼
そこにおまえたちが現れた!
これを運命といわずしてなんという!▼
- [ミカヤ]
- ちょっと待ってください!
突然そんなことを言われても……
困ります。▼
- [イズカ]
- んん?
おまえたち【暁の団】は
デインの民衆を救いたいのだろう!?▼
王子に仕えれば、帝国に対し
公明正大に戦うことができるのだ。
何を躊躇することがある?▼
- [ミカヤ]
- 戦いの知識も経験も
まったくもたないわたしに……
そんな大役、務まるわけがありません!▼
- [イズカ]
- まさか断わるのか?
おまえはデイン復興を望まぬのか?▼
このまま帝国の駐屯軍に
好き勝手にされていた方がいいと言うのか!?▼
- [ミカヤ]
- いいわけありません…!
だけど、それといまの話は……▼
- [サザ]
- ……あんたらの魂胆は見えたぞ。
要するに、ミカヤを体のいい
お飾りにしようってわけだな?▼
- [ペレアス]
- 君、僕たちはそんな…!▼
- [イズカ]
- んん?
それに何か問題でもあるのか?▼
- [サザ]
- 俺はミカヤが
見世物扱いされるのはごめんだ。
あんたらの指図は受けない。▼
【暁の団】はこれまで通りのやり方で
デインの民を助ける。▼
- [イズカ]
- な、なんだと…!?▼
- [サザ]
- 話は終わりだ。
行こう、ミカヤ。▼
サザ消える
- [イズカ]
- ま、待て! 待たぬか!!
【銀の髪の乙女】がおらねば、
私の完璧な計画が駄目になる!▼
バラバラに活動していては、
祖国解放も夢と消えるぞ!
それでも良いのか!?▼
- [ミカヤ]
- ……失礼します…▼
ミカヤ消える
- [ペレアス]
- 待ってくれ、ミカヤ…!▼
ミカヤ・サザ現れる
- [ミカヤ]
- ……▼
- [ペレアス]
- どうしても、だめなのかな?▼
戦いに不慣れだという点では、僕だって同じだ。
だけど、僕が動かなければ
いつまでたってもデインはこのままなんだ。▼
だから…勇気をだした。
自ら名乗りを上げて……
帝国に逆らうと決めたんだよ。▼
- [ミカヤ]
- ペレアス王子……▼
- [ペレアス]
- お願いだ、ミカヤ……
デインの未来のために
君の力を貸してくれないか?▼
- [ミカヤ]
- ………………
………………………
…………わかりました。▼
- [イズカ]
- おお! では…▼
- [ミカヤ]
- 解放軍の副大将になります。▼
- [サザ]
- ………▼
- [ペレアス]
- ありがとう。▼
- [ミカヤ]
- そのかわり……必ずデインを
帝国の手から解放してくださいますね?▼
- [ペレアス]
- わかった、約束しよう。▼
- [ミカヤ]
- そのお言葉を信じます。▼
画面暗転
- [ミカヤ]
- …………怖い顔。▼
- [サザ]
- ……▼
- [ミカヤ]
- わたしが
副大将の任を受けたのが
そんなに気に入らない?▼
- [サザ]
- 当たり前だろう。
いったい、どういうつもりだ?▼~
俺たちには、表の世界では
生きられない事情がある。▼
それなのに…こんな
目立つことをしようなんて▼~
ミカヤらしくない。▼
- [ミカヤ]
- 離れている間に…
サザが変わったように
わたしにも心境の変化があったの。▼
- [サザ]
- どんな?▼
- [ミカヤ]
- 心の底からデインを守りたい。
デインのこの現状を…変えたい。▼
- [サザ]
- 自分の身を危険にさらし
心を犠牲にしていいほどに?▼
- [ミカヤ]
- ええ。▼
サザも知っているとおり
わたしは他の人の
考えていることが分かる……▼
ペレアス王子も
わたしと同じ想いを持っていたわ。▼
とても強く深く…
デインを救いたいと願っている。▼
あの人といっしょになら
デインを救えると感じた。▼
- [サザ]
- …………▼
- [ミカヤ]
- サザ…?▼
- [サザ]
- 危険を知らせる例の声は
聞こえないんだな?▼
- [ミカヤ]
- だいじょうぶ。
この先に見えるイメージは…
ほとんどが希望に輝いている。▼
- [サザ]
- …だったら
少なくとも現状の選択が
間違っているわけではないか。▼
分かった、これ以上は反対しない。▼
- [ミカヤ]
- よかった。
じゃあ、戻りましょうか。▼
ミカヤ消える
- [サザ]
- ミカヤ、最後に1つだけ。▼
ミカヤ現れる
- [ミカヤ]
- なに?▼
- [サザ]
- 俺がミカヤを護る。▼
- [ミカヤ]
- どうしたの、改まって?▼
- [サザ]
- 別に。
ただ言っておきたかった。▼
サザ消える
- [ミカヤ]
- ……ありがとう、サザ。▼
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Last-modified: 2014-09-14 (日) 18:03:39