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拠点会話†
カリルの店 ☆☆☆†
- [カリル]
- いらっしゃい!▼
(ジョフレが現れる)
- [ジョフレ]
- 失礼する。▼
- [カリル]
- あ~ら、噂をすれば
ジョフレ将軍じゃないか。▼
明日は出撃だって話なのに
めずらしいねえ。▼
(エイミが現れる)
- [エイミ]
- いらっしゃい
ジョフレしょーぐん。
きょうわなんにしますか?▼
- [ジョフレ]
- すまない、エイミ。
悪いが今日は
客として来たんじゃないんだ。▼
- [エイミ]
- え~▼
- [カリル]
- じゃあ、あれだ。
うちの店でくだを巻いてるのを
引きとりに来たんだね?▼
(マカロフがエイミと入れ替わり現れる)
- [マカロフ]
- うぃーっく
おれを呼んだかい、カリルさん!▼
- [ジョフレ]
- マカロフ、やはりここか。▼
- [マカロフ]
- これはこれは将軍閣下!
本日もすこぶる美男子であられられ…▼
(マカロフが消える)
- [カリル]
- ったく…
とんだろくでなしだねえ。▼
こんなのが王宮騎士だなんて
世も末ってもんだよ。▼
(ステラが現れる)
- [ステラ]
- ひどいですわ、カリル様!
マカロフ様のことを
そんな風におっしゃるなんて。▼
- [カリル]
- おっとと▼
(カリルが左に動く)
- [カリル]
- 出撃前夜だってのに
賭け事やって、大負けして、
さんざん酒をかっくらって潰れて。▼
あげく女に面倒みてもらう……▼
これ以上ないってぐらい
“ろくでなし”だと思いますけどねえ、
ステラお嬢さん。▼
- [ステラ]
- マカロフ様のお世話は
私が勝手に焼かせていただいてるんです!
カリル様には関係ございません!▼
- [カリル]
- 育ちがいいってのも
場合によりけりだねえ。▼
星の数ほどいる男の中から
わざわざしょぼいのを選ぶんだもの。▼
- [ステラ]
- し、失礼ですわ!
マカロフ様ほど素敵な殿方は
他におられません!▼
- [ジョフレ]
- ………▼
(ラルゴがステラと入れ替わり現れる)
- [ラルゴ]
- あぁ、もう。
いい加減にしたらどうだ?
将軍が面食らってるぞ。▼
(カリルが右に動く)
- [カリル]
- あらら
ごめんなさい。▼
それで、ろくで…じゃなかった
マカロフにご用ってのは?▼
- [ジョフレ]
- 就寝前にもう一度だけ
作戦の確認をしておきたくてね。▼
- [ラルゴ]
- 相手はフェリーレ公爵の軍だと
聞いたんだが。▼
- [ジョフレ]
- そうなんだ。
かなり前から準備を
整えていたようだから……▼
こちらも万全の構えで赴きたい。▼
- [ラルゴ]
- くそっ!
おれの腕が満足に動いたらなぁ…▼
エリンシア様のために
ひと働きするところなのに。▼
- [カリル]
- だったら、あたしが行くよ。
あんたのと2人分
お役に立ってこようじゃないか。▼
- [ラルゴ]
- お! それはいい考えだな
かあちゃん。▼
- [ジョフレ]
- いや、それはいかん。
気持ちだけで充分だ。▼
- [カリル]
- どうしてダメなんだい?
あたしの魔道の腕は
まだまだ落ちちゃいないよ?▼
- [ジョフレ]
- 軍人でもない君が
同じクリミアの民と争うことを
エリンシア様は喜ばれないだろう。▼
- [カリル]
- ……そうだね。▼
(ウハラダがカリルと入れ替わり現れる)
- [ウハラダ]
- だったら、ウハラダが行くのね~。
ウハラダはクリミア人じゃないから~
きっと力になれるのよ~。▼
- [ジョフレ]
- ダラハウじゃないか!
いつクリミアに?▼
- [ラルゴ]
- 違うよ、将軍。
こいつはおれの親友のウハラダ。
ダラハウとは別人だ。▼
- [ウハラダ]
- そうなのね~
よく間違えられるけど~
ウハラダはダラハウじゃないのね~。▼
- [ジョフレ]
- そうなのか……?
こんなに似ているのに。▼
- [ラルゴ]
- わははは! 驚いたろう?
とにかく、こいつを連れて行ってくれ。▼
エリンシア様のために……
あんたら王宮騎士団には
ぜったい勝ってもらわんとな。▼
- [ウハラダ]
- ウハラダ頑張るのよ~。
ラルゴとカリルの分も
3人分戦ってみせるのね~。▼
- [ジョフレ ]
- ……分かった。
では、力を貸してもらおう。▼
(カリルがウハラダと入れ替わり現れる)
- [カリル]
- よーし、決まったね。
じゃあさっそく城に戻って
明日の作戦会議をやりなよ。▼
あっちで潰れてるろくでなしは、
後から亭主に担いでいかせるからさ。▼
- [ジョフレ]
- 頼む。▼
(ステラがラルゴと入れ替わり現れる)
- [ステラ]
- マカロフ様は、
ろくでなしではありませんってば!▼
- [ジョフレ]
- ……ステラ。
君ももう戻ってくれると
助かるんだが?▼
- [ステラ]
- は、はい! 将軍!
申し訳ありません!▼
それでは
マカロフ様がお目覚め次第、
急いで帰還致します!▼
- [ジョフレ]
- …………
なるべく早くな。▼
エリンシア ☆☆☆†
- [ジョフレ]
- …エリンシア様!?
なぜ、その槍を
手にしておられるのです!▼
- [エリンシア]
- あなたの従者にお願いして
私が手入れをさせてもらいました。▼
- [ジョフレ]
- どうして女王たるあなたが
そのようことを…!▼
諸侯の耳に入れば
またどんな噂を流されるか……▼
- [エリンシア]
- 言わせておけばいいのです。
私にはあなたのほうが
大切なのですから……▼
- [ジョフレ]
- ……勿体ないお言葉です。▼
- [エリンシア]
- ジョフレ……
ごめんなさい。▼
- [ジョフレ]
- ど、どうされましたか!?▼
- [エリンシア]
- 3年前……デインの手から
クリミアを解放するため▼
あなたはこの槍で
勇猛果敢に戦ってくれました。▼
- [ジョフレ]
- はい、その「勇者の槍」は
私の誇りそのものです。▼
- [エリンシア]
- 同じ槍を…今度は
同国の民に向けなくてはいけません。
私のために……ごめんなさい。▼
- [ジョフレ]
- …私が被る汚名を
気にしておられるのですね?▼
- [エリンシア]
- あなたの騎士としての誇りに
私が傷をつけさせてしまう……
それがとても辛いのです。▼
- [ジョフレ]
- そのようなことはありません。
私の騎士としての誇りは
貴女に心よりお仕えすること。▼
何があろうとそれは揺るぎません。▼
- [エリンシア]
- ジョフレ……▼
ケビン ☆☆☆†
- [ケビン]
- 申し訳ございません!
クリミア王宮騎士団
副団長ケビン、遅参仕りました!▼
- [ジョフレ]
- わざわざ呼びたてて
すまない。▼
- [ケビン]
- いえ!▼
将軍のお召しとあらば、このケビン
地の果てであろうとも
馳せ参じる所存であります!▼
- [ジョフレ]
- 献身な部下をもって
私は果報者だ。▼
褒美というわけではないが、
おまえに渡す物がある。▼
- [ケビン]
- なんと見事な「銀の斧」っ!
こ、こ、これを……
自分に賜られると…っ!?▼
- [ジョフレ]
- 気に入ったか?▼
- [ケビン]
- 喜びで心の臓がはね上がり
いまにも口から
飛び出しそうでありますっ!▼
- [ジョフレ]
- そ、そうか。
そんなにか……▼
- [ケビン]
- この銀の斧は家宝とし
終生、大切に飾らせていただきます!
ありがとうございましたっ!▼
- [ジョフレ]
- いや、頼むから
飾らずに使ってくれ。▼
- [ケビン]
- そんな! とんでもない!!▼
- [ジョフレ]
- 命令だ。▼
- [ケビン]
- …了解しました!▼
それでは傷がつかぬよう
細心の注意をもって
大切に扱うとお約束します!▼
- [ジョフレ]
- ………意味がない。▼
コメント†
- 誤字・脱字や条件などの間違いの指摘などよろしくお願いします。
Last-modified: 2012-12-09 (日) 20:45:00