会話集/支援会話/アイク
アイク⇔ティアマト
支援レベルC
[ティアマト] (中央左)
あら、アイク。あなたも訓練?▼
[アイク] (中央右)
ティアマトもか。なら、相手を頼めるか?
あんた相手だと学ぶことが多くていい。▼
[ティアマト] (中央左)
そう? よかった。もうあなたに私の指導は
必要ないかと思ってたから。▼
[アイク] (中央右)
何言ってるんだ。▼親父から受け継いだ剣技が
本物になるように仕上げてくれたのは
あんただと俺は思ってる。▼
[ティアマト] (中央左)
ふふ そう言ってもらえると光栄だわ。……ねえ、アイク。▼
[アイク] (中央右)
何だ?▼[ティアマト] (中央左)
あなたがグレイル団長から継いだ剣技は……
この世で唯一のものよ。▼
大事にしてちょうだい。▼
[アイク] (中央右)
…………▼なあ、ティアマト。
ふと思ったんだが……
あんたはいつから親父と一緒だったんだ?▼
クリミア騎士だったんだよな、ティアマトは。▼
[ティアマト] (中央左)
……そうよ。▼でもその話はまた次の機会に話すわね。
構えてちょうだい。
今は次の戦いのことだけに専念しましょう。▼
[アイク] (中央右)
……わかった。▼支援レベルB
[アイク] (中央右)
ティアマト。いいか?▼[ティアマト] (中央左)
アイク?何か私に用かしら。▼
[アイク] (中央右)
忘れたのか?この間、話してただろう。▼
あんたと親父は
いつから知り合ったんだって。▼
[ティアマト] (中央左)
あ、ああ……そういえば、そうだったわね……▼
[アイク] (中央右)
……嫌そうだな。なら無理強いはしないが……▼
[ティアマト] (中央左)
嫌、というか……自分の過去を話すのが苦手なだけよ。▼
……でも……▼
あの人のこと、少しでもたくさん
あなたに知っていて欲しいものね……
わかったわ。▼
[アイク] (中央右)
ああ、頼む。▼[ティアマト] (中央左)
私がまだクリミア騎士だった頃……クリミアとガリアの交換武官に志願し、
そのガリアでの滞在中に出会ったわ。▼
王宮で開かれた合同闘技で
あの人の強さを目の当たりにしたの。▼
襲い来る幾人もの強豪を、まるで
小さな子供をあしらうかのように倒していった。▼
相手は一体どうして自分が倒されているのかも
分からないほど……鮮やかな剣技だった。▼
一騎当千とはこのことを言うのかと……
身体が震えたわ。▼
[アイク] (中央右)
…………▼[ティアマト] (中央左)
私も剣を交えたのだけれど……到底敵うことはできなくて。▼
けれど、その後も時間の許す限り
相手してもらったわ。▼
それで、親しくなって……
あの人の家に招かれたとき、
あなたは居たわね。▼
[アイク] (中央右)
俺が?▼[ティアマト] (中央左)
ええ。微笑んだエルナに抱かれて眠っていたけど……かわいかったわ。▼
あの人もあなたを見るときの目は
とても優しくて……
剣を構えている時の彼とは別人だった。▼
[アイク] (中央右)
…………そうか……▼支援レベルA
[アイク] (中央左)
なあ、ティアマト……ありがとう。▼
[ティアマト] (中央右)
な……なあに? アイク。あらたまって……▼
[アイク] (中央左)
明日があるという保障はないからな。思ったときに伝えておきたい。
……聞いてくれるか?▼
[ティアマト] (中央右)
え、ええ……いいけど……いきなりどうしたの?▼
私、あなたに感謝されるようなこと
したかしら……?▼
[アイク] (中央左)
ああ。▼あんたは……ガリアで母さんを失い、
幼い俺とミストを抱えた親父を
助け、傭兵団を築いてくれた。▼
そのことに……礼を言いたい。▼
[ティアマト] (中央右)
…………▼[アイク] (中央左)
今まで、何も知らずに来てすまん。▼あんたが守ってくれたからこそ
存在するものを、当たり前のように
享受していた。▼
[ティアマト] (中央右)
……違うわ、アイク。私は私自身のために……▼
[アイク] (中央左)
わかってる。親父を……愛してたんだろう?▼
[ティアマト] (中央右)
……!!▼[アイク] (中央左)
もしも、そうじゃなくてもっと違った思惑があったとしても
今、こうして俺は生きてるんだ。▼
その事実に
感謝する気持ちに変わりはない。▼
親父だって、あんたの手がなければ
ひょっとしたら俺たちと一緒に
死んでいたかも知れん。▼
その命を、あの時、あそこで
漆黒の騎士に倒されるまで……
支えてくれたんだ。▼
………本当に、ありがとう。▼
[ティアマト] (中央右)
…… …… ……▼う、う………っ…▼
[アイク] (中央左)
親父と違って、俺にはまだ経験も力もないが……よければこれからも
俺たちを導き、支えてくれ。▼
……頼む。▼
[ティアマト] (中央右)
ええ……ええ、もちろんよ……アイク……▼
アイク⇔オスカー
支援レベルC
[アイク] (中央右)
オスカー、ちょっと訓練に付き合って……▼
?
どこかへ行くのか?▼
[オスカー] (中央左)
悪いね、アイク。今日は私が食事係なんだ。▼
[アイク] (中央右)
ミストは?▼[オスカー] (中央左)
洗濯物がまだ終わらないらしくてね。料理はひさしぶりにやるから、
腕が鈍ってないといいけど。▼
[アイク] (中央右)
オスカーの料理は久しぶりだな。楽しみだ。▼
[オスカー] (中央左)
…本当に?▼[アイク] (中央右)
ああ。なんでだ?あんたの料理はいつも美味かった。▼
[オスカー] (中央左)
私の印象では…▼いつも無反応なセネリオと、
元々、私の料理を食べ慣れていた
弟2人は除外するとして…▼
団長、ティアマト副長、アイク、
ガトリーは何を出しても完食だけど…
なんでもいいって感じだったな。▼
毎回、細かな味の差に気づいて
感想をくれたのは…▼
ミストとシノン、それから
キルロイだけだったな。▼
[アイク] (中央右)
特に口にだしてなかっただけで、ちゃんと味わってたぞ? 一応。▼
食事作りの担当がオスカーから
ミストに交代した日の夕食は…
今思い出しても胸が悪くなる。▼
さすがの親父も脂汗だしながら
食ってた気がするし。▼
そういや最近やっと、
ミストの料理もまともになってきたよな。▼
[オスカー] (中央左)
ああ、君が剣の腕を磨くように影で一生懸命特訓してるんだよ。▼
おいしい、って言ってもらえることが
作ってる側には1番励みになるから
そのためにもね。▼
[アイク] (中央右)
そうか……これからはちゃんと
旨いと言うようにしよう。▼
[オスカー] (中央左)
はは ありがとう。▼支援レベルB
[オスカー] (中央右)
アイク。調子はどうだい?▼
[アイク] (中央左)
オスカーか。ああ、ちょっと戦う上で
悩んでるところがあってな……▼
[オスカー] (中央右)
私でよければ相手になろうか。▼[アイク] (中央左)
いや、獣牙族や鳥翼族相手にはどう戦えばいいのかって
考えてたんだ。▼
[オスカー] (中央右)
なるほど……それは私も思っていたよ。▼
本来の姿になった彼らは
我々が想定している戦いの範疇を
遥かに超える。▼
[アイク] (中央左)
そうだ。▼獣牙族はその爪の一撃で
岩を叩き割ることも
大地をえぐりとることも可能だ。▼
鳥翼族には俺たちの死角を
見つけることなどた易いだろう。▼
それに、空に逃げられてしまえば
俺の剣技など何の意味も成さない…▼
[オスカー] (中央右)
……やはり、1番いいのは彼らに手合わせしてもらうことだろうね。
難しいことだけど……▼
[アイク] (中央左)
……難しい?そうか?▼
[オスカー] (中央右)
あ……いや、うん。
……アイクは……すごいな。▼
[アイク] (中央左)
? オスカーにすごいとか言われたくはないな。▼
あんたは何でもできるし、
たいがいのことは知ってる。▼
[オスカー] (中央右)
私のできることは、努力すればどうにかなるようなものだよ。▼
……君はやっぱり、団長の子だ。
見習いたいと、私は思うよ。▼
[アイク] (中央左)
…………▼支援レベルA
[オスカー] (中央左)
アイク。▼[アイク] (中央右)
オスカー?……どうした?▼
[オスカー] (中央左)
…………大丈夫かい?▼
[アイク] (中央右)
ああ……問題ないつもりだが。不安にさせたか?▼
[オスカー] (中央左)
いや、違うんだ。その…どんどん戦いが激しくなって…▼
少し前まではこんな大きな出来事に
私たちが巻き込まれることになるとは
思ってもいなかったから。▼
[アイク] (中央右)
そうだな……▼親父が死んでからこっち……
怒涛の展開って感じだ。
正直、息つく暇もない。▼
[オスカー] (中央左)
だから……平気かい?いや、平気な訳ないんだろうが……
私に……何かできることはないか?▼
[アイク] (中央右)
……ありがとう。あんたにはずっと面倒や
苦労ばかりかけてる気がする。▼
こんな頼りない団長に
今まで付いてきてくれただけで
もう充分だ。▼
[オスカー] (中央左)
アイク……▼[アイク] (中央右)
これからも付いてきてくれるか?▼[オスカー] (中央左)
ああ、もちろんだよ。私は、グレイル団長も言ってたように
君のことを家族だと思ってる。▼
傭兵団は、私の帰る家だから。▼
[アイク] (中央右)
オスカー……▼そうだ、あんたの飯が食いたいな。
またミストと一緒に作ってくれるか?▼
[オスカー] (中央左)
よし、わかった。今日は腕をふるうよ。期待しててくれ。▼
アイク⇔セネリオ
支援レベルC
[セネリオ] (中央左)
それで、今回の支出は…物資も不足しがちで……▼
………アイク?
ちゃんと聞いていますか?▼
[アイク] (中央右)
ん?ああ、聞いてなかった。
すまん。▼
[セネリオ] (中央左)
………▼[アイク] (中央右)
悪いが、もう1度最初から報告してくれ。▼
[セネリオ] (中央左)
少し、休まれてはどうですか?ひどくお疲れのようですよ。▼
[アイク] (中央右)
…わかるのか?▼[セネリオ] (中央左)
はい。調子の悪い時のアイクは
眉間の皺が深くなりますから。▼
[アイク] (中央右)
…妙な判断だな。▼[セネリオ] (中央左)
とにかく、休んで下さい。その間のことは
僕がうまくやっておきますから。▼
[アイク] (中央右)
じゃあ、そうさせてもらうか。▼[セネリオ] (中央左)
はい。▼[アイク] (中央右)
……他の奴にもそれぐらい愛想がよければ
いいんだが……▼
[セネリオ] (中央左)
え、なんですか?▼[アイク] (中央右)
なんでもない。じゃあ、頼むな。▼
[セネリオ] (中央左)
…はい。▼支援レベルB
[セネリオ] (中央右)
………▼[アイク] (中央左)
セネリオ、ちょっといいか?▼[セネリオ] (中央右)
は、はい。どうかしましたか、アイク?▼
[アイク] (中央左)
…いいかげん、話してみないか?どうしてそんなに
ふさぎこんでいるのか。▼
[セネリオ] (中央右)
あ… ………▼[アイク] (中央左)
………▼[セネリオ] (中央右)
……あの…………………………▼
…アイクは、自分が何者であるか…
悩んだことはありませんよね?▼
[アイク] (中央左)
自分が何者か…?…そうだな、特にない。▼
親父と母さんの子で、それに
不満を持ったこともないし。▼
[セネリオ] (中央右)
……ご両親の存在は、大きいでしょうね。▼周囲に自分の幼い頃を知る者が
存在するかどうか…▼
それは幼子が自我を形成していく過程では、
必要なものなんだろうと思います。▼
何も知らない生き物が、確固たる
1人になるには…それを肯定して
後押ししてくれる大人がいないと……▼
幼子は進む道がわからなくなり…
自分がいったい何であるかすら
わからなくなってしまう。▼
[アイク] (中央左)
セネリオには、親の記憶がないのか?▼[セネリオ] (中央右)
ええ。僕を育てた女は、少なくとも僕を生んだわけではない。▼
あの女の口癖は…▼
『どうして私が?』
『世の中は不公平だ』
『近寄らないで』…でした。▼
一片の愛情もなく、
なんらかの義務によって
僕の面倒をみているだけのようでした。▼
[アイク] (中央左)
……▼[セネリオ] (中央右)
それから…4つぐらいの時、付近に住んでいた賢者が……
僕を引き取りたいと申し出ました。▼
その子供には…類稀なる
魔道の才があるからと言って…
女は大喜びで賢者に僕を譲りました。▼
よく覚えています。▼
僕があの女の笑った顔を見たのは
あの時だけでした。
心の底から嬉しそうでしたよ。▼
やっかい払いだけでなく
僅かばかりでしたが礼金まで
手にすることができたのですから。▼
[アイク] (中央左)
……▼[セネリオ] (中央右)
賢者は死期が近く、自分の知識を受け継ぐ者を求めていました。▼
時間がないと言って、
寝食の時間をも惜しんで魔道の修行に
明け暮れさせられました。▼
でも…僕にとっては、
女との生活よりはるかにましでした。▼
自分が何者であるかを
振り返る余裕もなかったので。▼
2年後、賢者が死んだ時には……
僕は一通りの魔道を身につけていました。▼
賢者の館に食べる物がなくなったので、
外に出て町に行きました。▼
そして……
僕は…初めて気付きました。
自分が一言も口がきけないことに。▼
[アイク] (中央左)
…セネリオ……▼[セネリオ] (中央右)
読み書きはできました。相手の言葉も理解できます。
だけど…自分では何も話せない。▼
仕方なかったんです。▼
女も賢者も、僕に一方的に
言葉を投げつけはしたものの
返事を必要としなかったので……▼
[アイク] (中央左)
…セネリオ!!▼[セネリオ] (中央右)
!▼…あ…
す、すみません……
こんなくだらない話を…▼
[アイク] (中央左)
くだらなくない。それが理由でおまえは…
ふさいでいたのか?▼
もしかして、幼い頃、
おまえが暮らしていたのは
ベグニオンだったのか?▼
[セネリオ] (中央右)
…違います。……僕が言いたかったのは…
………………▼
いえ、もういいんです。
すみません、失礼します。▼
[アイク] (中央左)
待て、セネリオ…!▼…………▼
支援レベルA
[アイク] (中央右)
……▼[セネリオ] (左端)
……▼[アイク] (中央右)
…この間の話を聞いてから、俺なりにない知恵を絞って考えた。▼
けど、わからん。▼
おまえが自分の存在について
何か不安をもっているんだろうって
それ以外は何もな。▼
だから、やっぱり話を聞くしかない。▼
[セネリオ] (中央左)
……どうして、放っておいてくれないんですか?▼
僕には…あなたしか
頼る相手がいないのに……▼
あなたに嫌われたら……
もはや生きてはいけないのに……▼
[アイク] (中央右)
だからだ。おまえは俺以外の誰にも
心を開こうとしない。▼
だったら、俺がなんとかしてやらんと
おまえはいつまでも
苦しみを抱えたままだろうが。▼
[セネリオ] (中央左)
………アイク…僕は… 僕は……▼
[アイク] (中央右)
俺を信じろ。おまえがたとえ何者でも、
俺がおまえを認めてやる。▼
[セネリオ] (中央左)
………ぅ……………………………
…………はい……▼
………………
…僕は…おそらく……
【印付き】なんです。▼
[アイク] (中央右)
【印付き】…なんだ、それは?▼
[セネリオ] (中央左)
ベオクとラグズの…混血です……女神の定めし理を犯したために…▼
どちらの種族からも…
忌み嫌われる不浄の存在……▼
[アイク] (中央右)
……よくわからんが、とにかく、おまえは
ラグズの血をひいてるってことだな?▼
[セネリオ] (中央左)
…はい。▼僕の額にある模様は、その証…
ベグニオンの大神殿マナイルで……
古い書物を調べていて…知りました。▼
それまでは…
魔道士が、より強い魔力を得るために
行なう【精霊の護符】なのだとばかり……▼
賢者は、それに目をつけたと
話していましたので………▼
[アイク] (中央右)
それで?▼[セネリオ] (中央左)
え… それで、とは?▼[アイク] (中央右)
おまえが、ラグズの血が混じった印なんとか…なのはわかった。
それで、それがどうしたんだ?▼
[セネリオ] (中央左)
それがどうしたって…不快じゃないんですか!?▼
自分の傍らに…こんな
何にも属さない存在がいて…!▼
[アイク] (中央右)
………いや。特になにも変わらん。
セネリオはセネリオだろう。▼
俺の団の有能な参謀だ。
おまえがいないと、
団はたちまち立ち行かなくなる。▼
[セネリオ] (中央左)
…………アイク…僕は… だからあなたが……▼
[アイク] (中央右)
ん?▼[セネリオ] (中央左)
ガリアです…僕が賢者と暮らしていたのは…
ガリアにある小さな村でした。▼
そこには、何人かのベオクが
集まって暮らしていて……▼
[アイク] (中央右)
…ガリア?おまえ、それって…▼
[セネリオ] (中央左)
賢者が死に……口のきけない僕は飢えて死にかけていた……▼
そんな僕に
あなただけが、手を差し伸べてくれた。▼
だから……
あなただけが、僕にとって
特別になったんです……▼
アイク⇔レテ
支援レベルC
[アイク] (中央左)
よし……このくらいか…………ん?▼
[レテ] (中央右)
熱心に鍛えているようだな。▼[アイク] (中央左)
レテか。見てたのか?▼[レテ] (中央右)
ああ、興味があった。▼今後ベオクの戦い方を
どれだけ知っているかが
勝敗を分けるだろうからな。▼
貴様らに遅れを取るわけにはいかん。▼
[アイク] (中央左)
それで、俺を研究か?▼[レテ] (中央右)
安心しろ、戦いに紛れておまえの寝首を掻こうとは思っていない。▼
そんなことには何の意味もないし、
そんな姑息で卑怯な手段を使うのは
ベオクくらいのものだ。▼
[アイク] (中央左)
そうか。ラグズは正々堂々と正面から
戦うのが普通なのか?▼
[レテ] (中央右)
……大抵はな。すべてがそうとは言い切れないが。▼
まあ、どんな小細工をしようと
我々には匂いでわかる。
闇に潜もうとも無駄な話だ。▼
……鼻を潰されれば話は別だがな。▼
[アイク] (中央左)
レテ。また次の機会でいい、
獣牙族の戦い方を教えてくれないか?▼
[レテ] (中央右)
そういうことなら請け負おう。全力で相手してやる。▼
[アイク] (中央左)
ああ、頼む。▼支援レベルB
[レテ] (中央右)
おい。▼[アイク] (中央左)
レテか。どうした?▼
[レテ] (中央右)
先の戦い、なかなかのものだった。思っていたよりはやるようだな。▼
[アイク] (中央左)
俺のことか?▼[レテ] (中央右)
そうだ。他に誰がいる?▼[アイク] (中央左)
……意外だな。俺はあんたたちの驚異的な力に
いつも驚いているんだが。▼
[レテ] (中央右)
お互い、まったく違う戦い方をするからな。▼
動きや考えが読めないのも
あるだろうが…▼
おまえたちは意外と素早く、
細やかに反応する。▼
自分の身体とは別の刃を
よくあそこまでうまく操るものだ。
鍛錬の賜物なのだろうな。▼
[アイク] (中央左)
ああ。俺たちはあんたたちのような爪も牙も
持ち合わせていないからな。▼
いかにして武器を
自分の身体の一部にするか……▼
そのためには
日々訓練を欠かす訳にはいかん。▼
[レテ] (中央右)
ふん……なるほどな。▼では私もおまえたちを見習って
鍛錬に励まねばならん。
この間の約束を覚えているか?▼
[アイク] (中央左)
もちろん。頼めるか?▼
[レテ] (中央右)
こちらこそ頼もう。お互い、手を抜くのは無しだ。
いいな?▼
[アイク] (中央左)
わかった。……行くぞ!▼
支援レベルA
[レテ] (中央右)
来たぞ、アイク。▼[アイク] (中央左)
ああ、今日もやるか?▼[レテ] (中央右)
おまえはこのところめざましい成長を見せているからな。
私も負けてはおれん。▼
[アイク] (中央左)
そうか?……あんたに褒められるのは
嬉しいもんだな。▼
[レテ] (中央右)
なんだ。ひょっとして……最初に会った時のことを
根に持ってるのか?▼
[アイク] (中央左)
そういうわけじゃない。▼あんたは強いからな。
強いやつに褒められるのは
単純に嬉しいだけだ。▼
[レテ] (中央右)
ふん……えらく買いかぶられたものだ。▼
…………
なあ、アイク。▼
[アイク] (中央左)
何だ?▼[レテ] (中央右)
この戦いが終わって……すべてが終わったら……
ガリアに来ないか?▼
[アイク] (中央左)
ガリアに?▼[レテ] (中央右)
ああ。ガリアで鍛錬すれば、おまえはもっと強くなれるはずだ。▼
ガリアの環境は、ベオクにとっては
生きていくのも厳しい地だと聞いた。▼
しかし、だからこそその地で
おまえはおまえの父から受け継いだという
その剣技を……▼
更なる極みへ導くことができると思うんだ。▼
[アイク] (中央左)
…鍛錬の相手は、当然レテがやってくれるんだよな?▼
[レテ] (中央右)
お、おまえが…それでいいなら…私に異論はない。▼
[アイク] (中央左)
なら、ガリア暮らしも悪くない。▼[レテ] (中央右)
よし、じゃあ約束だ。いつでもおまえの気の向いたときで構わない。
私はその時を楽しみに待っているからな。▼
[アイク] (中央左)
わかった。約束しよう。▼アイク⇔リュシオン
支援レベルC
[アイク] (中央左)
リュシオン。▼[リュシオン] (中央右)
アイクか。どうかしたのか?▼[アイク] (中央左)
様子を見に来ただけだ。調子はどうだ?▼
[リュシオン] (中央右)
大丈夫だ。何も問題ない。▼[アイク] (中央左)
…問題ないっていうには説得力のない顔色だけどな。▼
[リュシオン] (中央右)
……私たちサギの民は【正】に近い存在。【負】の気に満ちる戦いの場では…
体調万全というわけにはいかない。▼
だが、倒れる前に自ら休むよう
心がけているから…どうか最後まで
共に戦わせて欲しい。頼む。▼
[アイク] (中央左)
自分で気をつけているなら、俺に文句はないが…▼
精のつく食べ物とか、
少しでも助けになるものがあれば、
なんとか用意するぞ?▼
[リュシオン] (中央右)
…その気持ちだけで十分だ。▼実は私も…昔はこの軟弱な身体を
うとましく思っていて……
試したことがあるんだ。▼
肉、魚、酒… ティバーンの好物を
並べて端から口に入れてみた。▼
[アイク] (中央左)
…どうだった?▼[リュシオン] (中央右)
10日ほど生死の境をさまよった。▼どうやら私たちサギの民は
新鮮な木の実以外はうけつけない
体質らしい。▼
[アイク] (中央左)
…捨て身な行為だな。▼[リュシオン] (中央右)
ティバーンのようになりたかった。大きく逞しい身体、翼…▼
私がそれらを持っていれば、
自らベグニオンに乗り込んで
ニンゲンたちに復讐してやれるのに…▼
毎夜、女神に祈り…力を乞うた。
でも………叶わなかった。▼
[アイク] (中央左)
…あんたの気持ちは、なんとなくわかる気がするが……
かえって良かったんじゃないか?▼
[リュシオン] (中央右)
どうしてだ?▼[アイク] (中央左)
戦いの気だけで体調を崩すあんたが、直接、相手を傷つけるような
真似をしたら…ただじゃすまんだろう。▼
[リュシオン] (中央右)
……そうだな。▼絶望に心を支配されていた時には
命と引き換えにしても構わないと
真剣に考えていた。▼
だが…今は生きていて良かったと思える。
生きていたからこそ、リアーネに会えた。▼
[アイク] (中央左)
リュシオン…あんたは、思った以上に男らしいな。▼
[リュシオン] (中央右)
精神力だけなら、他にひけはとらないつもりだ。▼
支援レベルB
[アイク] (中央右)
リュシオン!▼[リュシオン] (見えない位置・左)
ここだ、アイク。▼[リュシオン] (中央左)
戦いの話か?▼[アイク] (中央右)
ああ。次の作戦ではあんたの力が勝敗の要になるだろうって
話になった。体調はどうだ?▼
[リュシオン] (中央左)
…そうだな。▼空の高みまで上がれば、
多少は【負】の気から逃れられるようだ。
今も風をあびて、少し楽になった。▼
次の一戦ぐらいはもつだろう。▼
[アイク] (中央右)
……あんたのその様子を見てると、どうしても戦わせたくなかった
フェニキス王の気持ちがわかるな。▼
本当に、無理をさせてすまない。▼
[リュシオン] (中央左)
自ら望んでここにいる私に…それを言うのは侮辱だぞ?▼
[アイク] (中央右)
……そうだったな。すまん。あんたがこの類の気遣いを嫌がるって
ことはわかってるつもりなんだが……▼
[リュシオン] (中央左)
…おまえでなければ、とっくに殴って黙らせているところだ。▼
[アイク] (中央右)
……サギの民は、まったく攻撃できないんじゃなかったのか?▼
[リュシオン] (中央左)
…………殴るぐらいはできる。ただ…▼
[アイク] (中央右)
ただ?▼[リュシオン] (中央左)
殴られた相手より、殴った私の拳のほうがダメージが大きい。▼
[アイク] (中央右)
具体的に言うと?▼[リュシオン] (中央左)
…以前、タナス公の顔面を殴りつけた時は……▼
奴は鼻血をだしただけだったが、
私は手の甲の骨にひびがはいった…▼
[アイク] (中央右)
…………▼[リュシオン] (中央左)
…………▼[アイク] (中央右)
漢だな。▼[リュシオン] (中央左)
ああ、まあな。▼支援レベルA
[アイク] (中央右)
リュシオン。▼[リュシオン] (中央左)
……アイク…わかっている。▼自分のことだ。
誰よりもわかっている。▼
………だが、どうか…
最後までは…やらせてくれ。▼
[アイク] (中央右)
…………全てが終わった途端、
命まで尽きるってのじゃなければ…▼
[リュシオン] (中央左)
……メダリオンの気が落ち着けば…
私の身体も元に戻るはずだ。▼
大丈夫、私の精神力はまだ…
少しも挫かれてはいない。▼
アシュナードに対峙し…
事の真相を確かめなくてはならない。▼
[アイク] (中央右)
リュシオン。俺があんたを助けよう。▼
[リュシオン] (中央左)
私を特別扱いするなと…▼[アイク] (中央右)
だから、あんたも俺を助けてくれ。▼[リュシオン] (中央左)
!▼[アイク] (中央右)
俺たちがそれぞれ備える力は、質のまったく違うものだ。▼
互いに助け合えば…
これからの戦いでも勝ちを掴めるだろう。▼
[リュシオン] (中央左)
……そうだ…な。わかった。よろしく頼む。▼
[アイク] (中央右)
こっちこそ、最後まで頼むな。▼アイク⇔ライ
支援レベルC
[ライ] (中央左)
よう、アイク。この期に及んで、まだ訓練か?▼
[アイク] (中央右)
俺は… 剣の鍛錬を欠かしたことはない。どんなにわずかな時間だけでも、
必ず剣を振るうようにしている。▼
こうしてると、精神集中できて
落ち着くっていうのもあるしな。▼
[ライ] (中央左)
なるほど。おまえの強さには…▼
親父さんから受け継いだ
とびきりの才能だけじゃなく、
たゆまぬ努力の裏づけってのがあるんだな。▼
どうりで、見るたびに成長してるわけだ。
結構けっこう………▼
[アイク] (中央右)
…………▼[ライ] (中央左)
あ、オレ… もしかして邪魔してる?そんじゃ……▼
[アイク] (中央右)
待て。何か用があって来たんじゃないのか?▼
[ライ] (中央左)
……ちょっとばかし余計な心配をしてるだけだ。▼
おまえさ、どんなに休めっていっても
休もうとしないし。▼
…今も、話しかければ
手を止めるかと思ったけど……
見事失敗のようだから退散するよ。▼
[アイク] (中央右)
……なんだ。俺はそんなに危なっかしいか?▼
[ライ] (中央左)
それを聞くか!?▼おまえみたいな強引で直線な将軍、
どこ探したって居ないって。▼
『めんどくさい! 突っ走る!』って
どこが作戦だよそれって、呆れるばっかりだ。▼
[アイク] (中央右)
別に… 俺は俺だ。他の誰かと同じでなくても構わんだろう。▼
[ライ] (中央左)
……で、これだよ。なに? その脈絡のない自信は。▼
ベオクって、人と同じことをして
安心感を得る種族だから…
なんかぷか〜って浮いてるぜ、おまえ。▼
[アイク] (中央右)
悪かったな。▼[ライ] (中央左)
そいでもって、ベオクのことをこんなに気にしちまうオレは…
ラグズじゃあ、やっぱり浮いてるわけよ。▼
ぷかぷか ぷかぷか オレは魚かっての。▼
[アイク] (中央右)
……ぶっ猫のくせに自分を魚に例えるなよ。▼
[ライ] (中央左)
おっ! 笑ったな。よ〜しよし。その調子で肩の力抜いてろよ。▼
[アイク] (中央右)
わかった。休憩する。ついでに茶でも飲めばいいのか?▼
[ライ] (中央左)
おう。飯と仮眠付きだと、文句なしだ。▼支援レベルB
[アイク] (中央左)
ライ。▼[ライ] (中央右)
ん? なんか用かい?▼[アイク] (中央左)
……もしかして訓練中か?▼[ライ] (中央右)
お、するどい!▼努力家のアイク将軍殿に
置いてけぼりくわされないように、
ちょいとばかりね。▼
[アイク] (中央左)
いい心構えだな。▼[ライ] (中央右)
あ〜… やだね。嫌味も通じないのかよ、おまえ。▼
訓練てなあ、嘘だ。
こっちの姿でやっても意味がない。▼
[アイク] (中央左)
じゃあ、なにをやってたんだ?筋を伸ばしてたように見えたけど。▼
[ライ] (中央右)
そのとおり。体を伸ばして緊張をほぐしてただけだ。▼
[アイク] (中央左)
なんだ。獣牙族の特別な訓練術かと思って期待したのに。▼
[ライ] (中央右)
期待に背いて申し訳ないが、化身してなければ、
オレもおまえもそう変わらないんだって。▼
見たまんまな。▼
[アイク] (中央左)
なるほど。俺に尻尾が足りないぐらいか。▼
[ライ] (中央右)
尻尾はいいぜ〜。▼急に身体の向きを変える時とか
高い場所を渡る時、
バランスとるのにすっげえ重宝する。▼
尻尾なしの人生なんて
考えられないぜ。▼
[アイク] (中央左)
寝る時には邪魔そうだけどな。▼[ライ] (中央右)
ところがどっこい。うまい方法があんのさ。▼
[アイク] (中央左)
どんな?▼[ライ] (中央右)
それはだなあ……▼…おっと、危ない危ない。
危うく誘導尋問に
ひっかかるところだったぜ。▼
[アイク] (中央左)
尋問って、普通に聞いただけだろ。▼[ライ] (中央右)
いいか、アイク。これはラグズの種族全体に関わる
秘密だからな。▼
おいそれとベオクのおまえに
ばらすわけにはいかないんだ。▼
[アイク] (中央左)
そうか。じゃあ、別にいいか。▼
[ライ] (中央右)
お〜い。そこはもっと食い下がるところだぞ?▼
支援レベルA
[ライ] (中央左)
!▼[アイク] (中央右)
…ライ、どうした?▼[ライ] (中央左)
アイクか…おどかすなよ。▼
[アイク] (中央右)
……ここんとこやけに張り詰めてるな?▼
[ライ] (中央左)
王都が近づいてきて…デイン王の……▼
いや、奴自身というよりは
メダリオンのか?▼
とにかくそれが発する
【負】の気にあてられて…
全身の毛が逆立ってる。▼
[アイク] (中央右)
ラグズは敏感だな。▼[ライ] (中央左)
…これに反応しないベオクが空恐ろしいよ。
どうして平気でいられるんだか…▼
この…威圧感は……
ちょっと尋常じゃない。▼
[アイク] (中央右)
俺は、傍にいないほうがいいか?▼[ライ] (中央左)
そうだな…▼……いや、やっぱり居てくれ。
すぐに落ち着くから……
……………▼
[アイク] (中央右)
………▼[ライ] (中央左)
…………ふぅ…悪かったな。時間とらせて。▼
[アイク] (中央右)
大丈夫か?▼[ライ] (中央左)
ああ。もう平気だ。▼オレともあろうものが、
ベオクにこんな弱みを
見せちまうなんて…世も末だ。▼
[アイク] (中央右)
俺を、信用できないのか?▼[ライ] (中央左)
してるさ。…でも、全部じゃない。▼
オレのほとんどの部分は
おまえを認めてるが……▼
まだ獣牙の同胞のように
手放しってわけには…なかなかね。▼
[アイク] (中央右)
俺は信用してるぞ。▼[ライ] (中央左)
……真顔でさらっと言ってくれるね〜。
ほんっと、おまえって…▼
[アイク] (中央右)
俺って?▼[ライ] (中央左)
バカだな。▼[アイク] (中央右)
なんだと?▼[ライ] (中央左)
そうやって、だれかれかまわず信用してたら…▼
いつか絶対に
足元をすくわれるからな!
覚えとけよ!!▼
[アイク] (中央右)
こら、待てよ! ライ!▼…ったく、気安いのか
気難しいのかわからん奴だな。▼
アイク⇔エリンシア
支援レベルC
[アイク] (中央右)
エリンシア姫。どうかしたのか?▼
[エリンシア] (中央左)
あ……アイク様。その、戦う支度をしていたのですが
剣がうまく腰におさまらなくて……▼
[アイク] (中央右)
ちょっと見せてみろ。…ああ、鞘を結ぶ
腰の止め金がきちんと留まってないな。▼
これをはめるのには少しコツがいる。
少し動かないでくれ。▼
…………
よし、これで大丈夫だ▼
[エリンシア] (中央左)
ありがとうございます、アイク様。……私、だめですね。
1人で戦支度もできないなんて……▼
他の方はもうすっかり済ませているというのに…▼
[アイク] (中央右)
最初は誰だってそんなものだ。俺も、少し前までは
姫と同じようなものだったからな。▼
[エリンシア] (中央左)
アイク様が?▼[アイク] (中央右)
ああ。▼だが俺は親父から、いかなる環境でも
生き抜く術と、剣の扱いを
何より先に叩き込まれたからな。▼
姫とは根本が違うのかも知れんが。▼
[エリンシア] (中央左)
そうなのですか……▼[アイク] (中央右)
だから姫、背伸びはしなくてもいい。あんたは俺たち生まれながらの
傭兵とは違うんだ。▼
慣れないところで無理をすると…
戦場で死を招くぞ。▼
[エリンシア] (中央左)
わ、わかりました……▼[アイク] (中央右)
……とにかく、必要以上に思い詰めないようにしてくれ。▼
できないことを自覚して、
他人に助けを求めることは…
恥でもなんでもないんだからな。▼
[エリンシア] (中央左)
はい……▼[アイク] (中央右)
…………▼支援レベルB
[アイク] (中央左)
…まだ、ここにいたんだな。▼[エリンシア] (中央右)
あ……アイク様。その…自主訓練をしていました…▼
少しでも足手まといにならないようにと
思いまして……▼
[アイク] (中央左)
……そうか。だが、訓練なら誰か相手がいた方が
いいんじゃないのか?▼
[エリンシア] (中央右)
……この張りつめた状態で…あきらかに実力の劣る者の
相手をさせるのは…とても心苦しくて……▼
[アイク] (中央左)
…さっきは、他人に頼ることに躊躇するなと言ったつもりだったが…
上手く伝わらなかったようだな。▼
[エリンシア] (中央右)
いえ、その…ご忠告は身にしみています。
ですが…その……▼
[アイク] (中央左)
……自分の力の無さを感じ、焦る気持ちはよく分かるつもりだ。▼
俺も親父の遺したグレイル傭兵団を
継ぐと決めた時……
居てもたってもいられなかった。▼
[エリンシア] (中央右)
…………▼[アイク] (中央左)
まあ、国と傭兵団じゃ重みがまったく違うか。すまん、偉そうなことを言ったな。▼
[エリンシア] (中央右)
いいえ……おっしゃるとおりです。▼
これから自分が背負うものの大きさを思うと
自分の至らなさが……辛くて……▼
[アイク] (中央左)
俺がこの1年…戦いを通して学んだのは…▼
1人だけでやれることなんて、
実はそんなにないってことだ。▼
仲間が俺を支えてくれて、
俺がそれを頼りにできたからこそ…
成し得たことばかりじゃないかと▼
そう思っている。▼
あんたも同じだ。
あんたは1人じゃない。▼
[エリンシア] (中央右)
…………はい……!▼支援レベルA
[エリンシア] (中央左)
…………▼[アイク] (中央右)
いよいよ、明日は王都だな。▼[エリンシア] (中央左)
……はい。▼[アイク] (中央右)
心境は?▼[エリンシア] (中央左)
…とても不安です。でも……やっとたどり着いた。▼
やっと帰って来られた。
その2つの喜びの方が強いです。▼
[アイク] (中央右)
強くなったな。▼[エリンシア] (中央左)
すぐ傍に…良いお手本がありましたから。▼
[アイク] (中央右)
悪いの間違いだろう。▼あんた南の海で
自分がなんて言ったか覚えてるか?▼
[エリンシア] (中央左)
な、なんですか…?私なにか変なことを言いましたか?▼
[アイク] (中央右)
『ぶっとばしてさしあげましょう!』だったか?▼
[エリンシア] (中央左)
あ… あれは…少しアイク様たちの真似を
してみたかったんです。▼
私も、みなさんのように
たくましくなりたくって……▼
[アイク] (中央右)
あれには、さすがに面食らった。▼[エリンシア] (中央左)
フフ ……なんだかとても、なつかしいですね。▼
王都を逃れた時…
ガリアで…クリミアの敗戦を
聞かされた時…▼
これから先、自分を待つものは
絶望だけだと思い覚悟していました…▼
…だけど、こうして振り返ってみると
希望がいくつもありました……
とても暖かな希望の光が……▼
[アイク] (中央右)
そうだな……▼[エリンシア] (中央左)
私は…この希望を胸に……明日の戦いに臨みます。▼
デイン王を倒し、
クリミアを取り戻すために。▼
[アイク] (中央右)
俺は、あんたに雇われた傭兵だ。あんたの望みを叶えるために
全力を尽くすと約束する。▼
[エリンシア] (中央左)
アイク様……▼- 最終更新
- 2005/05/14
- Special Thanks!!
- 朋さん、オレントさん、amomeさん、キッキさん、AIさん、フィジャックさん、いんふぃにてぃさん
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- mintさん、ヨッシーさん、軌跡さん、sachikohimeさん、ルードさん
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