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カザハナの会話†
サクラ†
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オロチ†
会話1†
- [オロチ]
- カザハナ、ちょっといいかのう。
そなたに斬ってもらいたいものがあるんじゃ。▼
- [カザハナ]
- ああ、ノスフェラトゥだね。
わかった! どこのやつ?▼
- [オロチ]
- いや、ノスフェラトゥではなくて…
大きなカボチャなんじゃ。▼
- [カザハナ]
- は? カボチャ?▼
- [オロチ]
- そうじゃ、わらわはカボチャの
ランタンとやらを作りたくてのう。▼
そなたは白夜でも指折りの刀の使い手。▼
その刀さばきで、サッサッサッと斬って、
作ってくれんかのう。▼
- [カザハナ]
- そんなの嫌だよ!
刀はカボチャを斬るためのものじゃないわ。▼
- [オロチ]
- そこをなんとか、お願いできんかのう。▼
ランタンが増えたら、この祭りももっと
楽しくなりそうな気がするんじゃが…▼
- [カザハナ]
- そうかもしれないけど、
あたしは今、ノスフェラトゥで忙しいの。▼
他の人に頼んで。▼
- [オロチ]
- 他の者ではダメじゃ。
そなたじゃないとのう。▼
- [カザハナ]
- もう、しつこいよ?
あたしはもう行くからね。▼
(カザハナ退場)
- [オロチ]
- ふむ…困ったのう…▼
会話2†
- [オロチ]
- カザハナ。▼
- [カザハナ]
- もう、何よ。
またカボチャの話?▼
- [オロチ]
- ご名答。じゃが今度は、斬ってもらいたい
カボチャを用意してきたぞ。▼
- [カザハナ]
- …………▼
もう、わかったよ。
ザクザク斬って、顔の形にすればいいんだね?▼
- [オロチ]
- おお、やってくれるか!
感激じゃ!▼
- [カザハナ]
- じゃあ…と。▼
せい! やあ! はい! とうーっ!▼
こんな感じでどう?▼
- [オロチ]
- 素晴らしい。
拍手喝采じゃ!▼
で、あと、この二つも頼むぞ。▼
- [カザハナ]
- は? まだあと二つもあるの?▼
- [オロチ]
- そうじゃ。
ササッとお願いできんかのう。▼
- [カザハナ]
- もう、仕方ないなぁ。▼
はい、これでいい?▼
- [オロチ]
- うむ、見事じゃ。立派な顔ができあがった。
カゲロウの作品を見ているような気分じゃ。▼
- [カザハナ]
- ちょ、ちょっと!
それ褒め言葉じゃないって!▼
- [オロチ]
- いいや、わらわにとっては最高の褒め言葉じゃ。
感謝するぞ。▼
- [カザハナ]
- でも、なんで三つなの?▼
- [オロチ]
- おお、鋭いのう。
この三つという数字が大事なのじゃ。▼
- [カザハナ]
- どういうこと?▼
- [オロチ]
- …実は、わらわのまじないに出たのじゃ。▼
今日、カボチャのランタンを三つ作ると、
カザハナとの友情が深まると。▼
- [カザハナ]
- え…
そ、そうだったの?▼
オロチ…あたしと仲良くなりたいって
思ってくれてたってこと?▼
- [オロチ]
- そうじゃ。▼
わらわたちは共に王城仕えの身でありながら、
話すことは滅多になかったからのう。▼
じゃが、わらわはカザハナのことを
よく見ておった。▼
王城を駆け回る元気な姿、
訓練にいそしむ姿…▼
そなたのおてんばな姿を見ていると、
楽しい気分になってくるんじゃよ。▼
- [カザハナ]
- ほんとに?
なんかうれしいな。▼
まあ、実を言うとあたしもなんだけどね。
あたしも、オロチのこと気になってた。▼
あなたのその髪はどうやって結ってるのかとか、
その手首の輪っかはどうなってるのかとか…▼
あと、そうそう。
まじないにも興味あるんだ!▼
- [オロチ]
- ほう、そうじゃったのか。
図らずも、相思相愛だったようじゃな。▼
ではノスフェラトゥを退治したら、
ともに祭りを回るのはどうじゃ?▼
この祭りの豊かな料理を口にしつつ、
積もる話をしようぞ。▼
- [カザハナ]
- うん、よろこんで!▼
- [オロチ]
- 楽しみじゃ。
いい夜になりそうじゃのう。▼
カゲロウ†
会話1†
- [カゲロウ]
- …カザハナ。▼
お前、さっきノスフェラトゥに
何か投げつけていたな。▼
- [カザハナ]
- うん、そうだよ。▼
だってノスフェラトゥの奴ら、
お祭りを台なしにして、憎ったらしいんだもん。▼
だから屋台にあったゴミを思いっきり投げて、
ぶつけてやったんだ。▼
- [カゲロウ]
- …………▼
あれは、ゴミではない。▼
- [カザハナ]
- え、じゃあ何?▼
- [カゲロウ]
- …屋台にこっそり展示していた、
私の作品だ。▼
- [カザハナ]
- 作品?▼
あれが?▼
…………▼
いやいやいや、見間違いだって。
あれが作品のはずないもん!▼
- [カゲロウ]
- いや、間違いない。
自分の手で拾って確認したからな。▼
あれは丹精込めて作った
私の彫刻作品だ。▼
ノスフェラトゥに踏まれたのだろう。
見事に壊れていたがな。▼
- [カザハナ]
- …………▼
そ、そうだったんだ…
ごめんね…▼
やっちゃったことも、言っちゃったことも、
本当にごめん!▼
- [カゲロウ]
- …いや、いい。▼
ゴミに思われるようなものを展示した
私が悪いのだからな…▼
では、失礼。▼
(カゲロウ退場)
- [カザハナ]
- うう…どうしよう…
ひどいことしちゃった…▼
会話2†
- [カザハナ]
- とう!▼
はぁ! せいやっ!!▼
ガリガリ…▼
ガリガリガリ…▼
うーん、これでいいかな…▼
- [カゲロウ]
- 何をやっているのだ?▼
- [カザハナ]
- うわわわっ!
びっくりしたぁ!!▼
見られちゃったかぁ。
でも一応、完成したし、いいかな。▼
実はね、あなたの彫刻…
見よう見まねで復元してみたんだけど…▼
これで…どうかな?▼
- [カゲロウ]
- …………▼
浅い。▼
- [カザハナ]
- へっ!!?▼
- [カゲロウ]
- 彫りが浅い。
これではとても復元しきれていない。▼
- [カザハナ]
- うう…そっかあ…▼
- [カゲロウ]
- 創作に必要なのは気持ちだ。▼
喜び、悲しみ、怨念を
一刀一刀に込めなければならない。▼
形ばかり真似ても、何にもならないのだ。▼
- [カザハナ]
- へえー、深いんだね…
それ、剣術と一緒だよ…▼
- [カゲロウ]
- そうなのか?▼
- [カザハナ]
- なんか、すごく興味出てきちゃった。
ねえ、あたしを弟子にしてくれない?▼
- [カゲロウ]
- 何?▼
- [カザハナ]
- さっきの壊しちゃったやつを
復元するまでだけでもいいから。▼
カゲロウの創作の奥深さ、
あたしもぜひ味わってみたいの!▼
- [カゲロウ]
- …………▼
…いい目だ。
しかし、創作の道は険しいぞ。▼
- [カザハナ]
- 望むところだよ。
あたし、やると言ったらやる子だから!▼
- [カゲロウ]
- わかった、いいだろう。
期間限定という条件でな。▼
- [カザハナ]
- やったぁっ!
じゃあ、これからよろしくね、師匠!▼
- [カゲロウ]
- 師匠…▼
- [カザハナ]
- 嫌だった? その呼び方。▼
- [カゲロウ]
- そうではない。
少し、くすぐったい気分だっただけだ。▼
- [カザハナ]
- あはは、照れてる。
珍しいなー、忍びも照れるのねー。▼
- [カゲロウ]
- う、うるさい。▼
ノスフェラトゥを倒したら、
さっそく私の美学から聞いてもらおう。▼
そして、あの彫刻がゴミではないと
思ってもらえるとうれしい。▼
- [カザハナ]
- はいっ、師匠!!▼
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Last-modified: 2020-08-08 (土) 14:00:30