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マイユニット(女性・あたし~だよ)の支援会話

シノノメ

支援C

[シノノメ]
よっ! それっ!▼
[カムイ]
ん? …あれはシノノメ?▼
こんにちは、シノノメ。
川で何をしているの?▼
[シノノメ]
お、カムイさん!
俺は今、魚を捕ってるんだ。▼
槍さばきには自信があるし…
ほら見ろよ、結構捕れたんだぜ?▼
[カムイ]
わあ、こんなにたくさん…!
この量を一人で捕るなんてすごいよ!▼
[シノノメ]
だろ?
ほらそこにも…ふんっ!▼
[カムイ]
おお…魚を一瞬で…!
シノノメは本当に槍が得意なんだね。▼
[シノノメ]
ははっ、
そんなに褒められると照れるな。▼
っと、そうだ! 魚もたくさん捕れたし
カムイさんにご馳走してやろうかな!▼
[カムイ]
え、いいの?▼
[シノノメ]
ああ、もちろんだ!▼
まあ、たいした料理はできないから
焼くだけになるけど…▼
[カムイ]
ううん、嬉しいよ。
ありがとう!▼
[シノノメ]
ははっ、いいってことさ。▼
食べたいって言われた時にすぐ出せるよう
実はもう焼いたのがあるしな。▼
[カムイ]
え? …あ、もしかして
あの川辺にある焚き火のところ?▼
[シノノメ]
ああ。量が多いと一気に焼くには
時間がかかるし、少しずつ焼き始めてたんだ。▼
あんたみたいな食いしん坊が
寄ってくるだろうと思ってな。▼
[カムイ]
あ、あたしは食いしん坊じゃないよ!▼
[シノノメ]
ははは。
…ほら、これはもういい感じに焼けてるぞ。▼
[カムイ]
ええと…
それじゃあ、いただきます。▼
もぐもぐ……
! おいしい!▼
[シノノメ]
お、そりゃあよかった。▼
[カムイ]
捕れたてだからかな。
いつも食べているお魚よりおいしい気がするよ。▼
あ、それともシノノメの焼き加減が
上手だからかな?▼
[シノノメ]
どうなんだろうな?
でも、うまかったんならもっと食べてくれ。▼
俺も食べるし遠慮はいらないさ。▼
[カムイ]
ふふっ、なんだかシノノメって
面倒見が良いんだね。▼
[シノノメ]
んー? そうなのか?
でも、こんなの当然だと思うけどな。▼
ほら、どんどん焼けてきているし
じゃんじゃん食べてくれ!▼
[カムイ]
わわっ、そんなに食べられないよー!▼

支援B

[シノノメ]
カムイさん!
今日も魚がたくさん捕れたぜ!▼
しっかり食べてくれよ!▼
[カムイ]
あ、シノノメ。
今日も魚を捕りに行ってたの?▼
でも捕りに行くたびに持ってきてもらうのも
悪いし…あたしはもう十分だよ。▼
[シノノメ]
いや。最初、川で会った時に
あんなに褒められて俺は嬉しかったんだ。▼
あの時の感動を…
俺は何度でもあんたに魚で返したい!▼
[カムイ]
あ、ありがとう。▼
…だけど、もう五回連続の焼き魚だし、
さすがにちょっと…▼
[シノノメ]
ん? 何か言ったか?▼
[カムイ]
う、ううん!▼
…あ、そうだ! それならシノノメに
少し相談があるんだけど…▼
[シノノメ]
ん? 相談?▼
[カムイ]
シノノメからの気持ちは十分伝わったよ。
だから今度はあたしがお魚のお礼をしたいんだ。▼
お返しに槍の稽古に付き合おうかと
思うんだけど、どう?▼
[シノノメ]
槍の稽古か…▼
そういえば、あんたは父さんの妹…
ってことは、かなり強そうだ。▼
[カムイ]
リョウマお兄ちゃん?▼
そうだね…お兄ちゃんとも
何度か稽古をしたことはあるよ。▼
[シノノメ]
へえ…それならその話、受けて立つ!▼
女と言っても手加減はいらないようだし…
強いヤツと稽古ができるなんて楽しみだな!▼
[カムイ]
ほっ…▼
[シノノメ]
ん? なんだ?▼
[カムイ]
う、ううん! 何でもないよ。
じゃあまた準備ができたら声をかけるね。▼
[シノノメ]
おう! よろしく頼む!▼

支援A

[カムイ]
やあっ! はあっ!▼
[シノノメ]
おりゃ! っと。
カムイさんってやっぱり強いな!▼
槍の稽古でこんなにやり合ったのは
久しぶりだ!▼
[カムイ]
ありがとう。
でも、シノノメも強いよ。▼
[シノノメ]
ははっ、だろ?▼
…けど、結構な時間やってるし
そろそろ休憩しようぜ。▼
[カムイ]
そうだね。▼
[シノノメ]
…ふう。たくさん動くと気持ちがいいな!
カムイさんには感謝するよ。▼
これでもっと俺は強くなれる…!▼
[カムイ]
お役に立てたなら良かったよ。▼
でも、シノノメは槍の稽古を
毎日かかさずやっているみたいだけど▼
何か目標があるの?▼
[シノノメ]
目標か…
俺の目標は…父さんなんだ。▼
[カムイ]
リョウマお兄ちゃん?▼
[シノノメ]
ああ。父さんが少し古臭い考え方なのは、
正直あんまり賛同できないんだが…▼
強さだけで言えば俺は一番だと思ってる。▼
[カムイ]
…………▼
[シノノメ]
あんなに強い人が俺の父親だなんて、
これは追い越せって言ってるようなもんだろ?▼
だから、俺はもっともっと強くなって
父さんを超えるんだ。▼
[カムイ]
そうだったんだ。▼
シノノメなら
やり遂げられるかもしれないね。▼
[シノノメ]
「かも」じゃなくて、
「絶対」やってやるさ!▼
まあ…それよりもまずは、仲間を守って
世界を平和にしないといけないんだけどな。▼
[カムイ]
そうだね。
あたしももっと強くなりたいよ…▼
[シノノメ]
あんたも十分強いさ!▼
うまく言えないけど…
父さんとは違う強さがあんたにはある。▼
俺はカムイさんからも
色々教わりたいと思ってるよ。▼
[カムイ]
ありがとう、シノノメ。▼
…それじゃあ稽古を再開しようか。
あたしもすぐには負けるつもりはないよ!▼
[シノノメ]
ああ!▼

支援S

[シノノメ]
カムイさん、折り入って頼みがある。
槍の稽古で一本勝負をしてもらいたい。▼
[カムイ]
シノノメ?
改まってどうしたの?▼
[シノノメ]
今は何も言わず受けてくれ!▼
[カムイ]
? うん、勝負は別に構わないけど…▼
[シノノメ]
じゃあ、今すぐここで頼む。
あんたの分の槍は持って来た。▼
[カムイ]
あ、うん。
じゃあ、よろしくお願いします。▼
[シノノメ]
よろしくお願いします…!▼
[カムイ]
…! なんだか今日は
シノノメの気迫がすごい…!▼
[シノノメ]
…………▼
やああああーーーっ!!!▼
[カムイ]
っ!? きゃあ!▼
[シノノメ]
あっ! すまない、カムイさん!
大丈夫か?▼
[カムイ]
あ、うん。大丈夫…▼
だけど驚いたよ。シノノメの気迫に負けて
あっという間に一本取られちゃったね。▼
[シノノメ]
あ、あはは…
俺も結構必死だったから…▼
[カムイ]
必死…?
どうして?▼
今日のシノノメ…
少し様子がおかしかったよね?▼
[シノノメ]
ああ。
俺は今日、この勝負に賭けてたんだ。▼
カムイさん…
あんたに告白できるかどうかを。▼
[カムイ]
えっ!?▼
[シノノメ]
今日、ここで一本取れたら…
思い切って言おうと思ってた。▼
…俺は、あんたが好きだ。▼
[カムイ]
シノノメ…▼
[シノノメ]
驚かせてすまないな。▼
だが、一緒に魚を食べたり、
稽古をしていく内に気づいたんだ。▼
俺を支えてくれるのはあんただって…▼
あんたの笑顔を見ると俺は嬉しくなる。
そしてもっと強くなりたいって思えるんだ。▼
だから…これからも隣にいてほしい。▼
[カムイ]
…………▼
…ふふっ。あははっ…!▼
[シノノメ]
え? な、なんで笑ってるんだよ!
俺は真面目に言ってるんだぞ!▼
[カムイ]
ああ、ごめん。▼
告白の仕方がシノノメらしいなあと
思ったら、何だか面白くなっちゃって…▼
[シノノメ]
あんた…意外とひどいな。▼
[カムイ]
うふふ…ごめん。
でも…▼
シノノメの告白は、あたしにとって…
とてもかっこ良く見えたのも本当だよ。▼
あたし…そんなあなたが好き。▼
[シノノメ]
! ほ、本当か…?▼
それじゃあカムイさん、
これからも俺と一緒にいてくれるか?▼
[カムイ]
うん。お魚捕りも槍の稽古も
シノノメが望むならいつも一緒だよ!▼
[シノノメ]
よっしゃ!
ありがとうな、カムイさん!▼
(モーション、CV有り。)
[シノノメ]
好きだぜ。俺はあんたといれば、きっと誰よりも強い男になる。
あんたは、俺がこの手で必ず…幸せにしてやるからな。▼

キサラギ

支援C

[キサラギ]
ふんふ~ん。▼
[カムイ]
こんにちは、キサラギ。▼
うわあ…大きなキジを持ってるね。
狩りから戻ったところ?▼
[キサラギ]
あ、カムイさん。
うん、今日もバッチリだったよ!▼
[カムイ]
キサラギは狩りが得意なんだね。
やっぱり小さい頃からやっていたの?▼
[キサラギ]
え? うーん、そうだね…▼
[カムイ]
? どうしたの?
そんな難しい顔をして…▼
[キサラギ]
むー…ちょっと思い出してただけだよ。▼
小さい頃から世話係のみんなは
過保護だったなあって。▼
「狩りなんて危ないからやめてください」
なんて言うんだよ?▼
[カムイ]
でも、キサラギは王子だし、
世話係の人が気にしたのも仕方ないんじゃない?▼
[キサラギ]
そう、それ!
別に僕は王子扱いなんていらないんだよ!▼
やめてって言っても
様付けも敬語もやめてくれなかったし…▼
そういえばカムイさんも王女だよね?
敬語を使われるのって嫌じゃない?▼
[カムイ]
そうだね…
もっと気安く話してほしいとは思うよ。▼
[キサラギ]
そうだよね!
カムイさんは話がわかるなー!▼
大人の人たちが、王子だって理由だけで
僕に敬語を使うなんておかしいよ。▼
僕はもっと色んな人と
普通に話したいと思ってるのにー!▼
[カムイ]
キサラギ…▼
[キサラギ]
それにほら!▼
「城内にばかり閉じこもってる王族は軟弱」
とか思われたら悔しいじゃない?▼
[カムイ]
そ、それはちょっと極端な気がするけど…▼
それに…「閉じこもっていた」と言われると
何だか…少し複雑だよ…▼
[キサラギ]
? 何か言った?▼
[カムイ]
い、いや!▼
その…あたしの子供時代は、
まさにその状態だったなあと思って。▼
[キサラギ]
あれ? そうなの?
うーん、そうかあ…▼
…あ、そうだ!
それなら僕にいい考えがあるよ!▼
カムイさんは
狩りへ行ったこととかある?▼
[カムイ]
狩りに?
ううん、あまり行ったことはないよ。▼
[キサラギ]
なら、僕と一緒に狩りに行こう!▼
カムイさんが
軟弱だなんて言われないよう、▼
僕が色々教えてあげる!▼
[カムイ]
で、でも特に今までの人生で
軟弱だと言われたことはないし、その…▼
[キサラギ]
うん! 僕っていいこと思いつくなー!
じゃ、また誘いに来るねー!▼
(キサラギ退場)
[カムイ]
あっ、待ってよキサラギ!
ああ…行っちゃった。▼

支援B

[キサラギ]
カムイさん、お疲れさま!
今日の狩りも大成功だったね!▼
[カムイ]
う、うん…▼
不慣れで足を引っ張っちゃったけど、
なんとかなったようで良かったよ。▼
それにしても、
キサラギは本当に上手だね。▼
[キサラギ]
ふふん。そうでしょそうでしょ!
狩りの腕なら誰にも負けない自信があるんだ!▼
まあ、最初はもちろん
うまくいかなかったけどね。▼
世話係から『王子は外に出ず
大人しくしていなさい』って言われて、▼
それに反発して外に飛び出しちゃったのが
きっかけだから…▼
[カムイ]
そうだったんだ…▼
[キサラギ]
あの頃は本当に楽しかったなー。▼
見るもの全てが面白くって、
毎日山の中を駆け回ってたんだ。▼
[カムイ]
ふふっ。
キサラギはすごいんだね。▼
[キサラギ]
え? 何が?▼
[カムイ]
前に少し話したけど、あたしも小さい頃は
ずっと城の中で過ごしていたの。▼
そして、キサラギと同じように、
外の世界にずっと憧れてたんだ。▼
だけど、結局その夢が叶うことは
なかったんだよ。▼
[キサラギ]
でも今、カムイさんは
外にいるじゃない?▼
[カムイ]
うん、でも、あたしは自分の力で
出られたわけじゃないから。▼
だから、キサラギの今の話を聞いて
すごいなあって思ったんだ。▼
[キサラギ]
そっか…
カムイさんも同じだったんだね。▼
[カムイ]
そうだよ。
だからキサラギが羨ましく思えちゃった。▼
あたしもキサラギのように
行動力を持てるよう頑張らないといけないね。▼
[キサラギ]
へへっ、そんなことを言われると
何だか照れちゃうなー。▼
狩りのことならいつでも教えるから、
遠慮なく言ってよね!▼
[カムイ]
うんっ。▼

支援A

[カムイ]
キサラギ。
今日も狩りに行くの?▼
[キサラギ]
あ、カムイさん、こんにちは。
今日はもう行って来た帰りなんだ。▼
[カムイ]
じゃあ少し、時間あるかな。
話したいことがあるんだ。▼
[キサラギ]
? なになに?▼
[カムイ]
キサラギは王子扱いされることが
嫌だって言ってたけど、▼
やっぱりそこまで気にしなくてもいいと
思うんだよ。▼
[キサラギ]
でも、僕は…▼
[カムイ]
キサラギが嫌なのは
敬語云々じゃなくて…▼
「王子」という立場にとらわれて、
自分を見てもらえないことなんだと思う。▼
[キサラギ]
え?▼
[カムイ]
敬語を使うのも、
軟弱者だと言うのも…▼
周りの人たちが「王子」という言葉から
イメージを受けて行動する結果なんだよ。▼
だから、キサラギはもっと自分を認めて
もらいたかったんじゃないかなと思って…▼
でも、キサラギはちゃんと
みんなから認められてるよ。▼
[キサラギ]
どういうこと?▼
[カムイ]
世話係の人たちはきっと、
キサラギ自身が心配で狩りに反対したんだよ。▼
それはキサラギが王子でも、そうじゃなくても、
きっと同じことを言ったと思うんだ。▼
あたしの周りにいた人たちも、あたしのことを
愛してくれていたから色々心配してくれた。▼
でもそれは王女だったからじゃないんだよ。▼
[キサラギ]
カムイさん…▼
うん…僕も本当はわかってたよ。▼
でも、小さい頃はやっぱりわからなかったから
反発しちゃってたんだ。▼
それで、引っ込みがつかなくて…▼
[カムイ]
ふふっ…きっとそんなところも含めて
わかってくれていたと思うよ。▼
[キサラギ]
うん…ありがとう。
カムイさん。▼
えへへ。なんだか嬉しいな…▼
なんだかちょっとだけ、
秘境が懐かしくなっちゃったよ。▼
[カムイ]
あの場所は自然が豊かな…
素敵な場所だったね。▼
[キサラギ]
うん!
今でも、僕の大好きな場所だよ。▼
戦争が終わったら…またあの場所に行こうよ。
カムイさんも一緒に。▼
[カムイ]
うん。その時は、キサラギの
お世話係だった人たちとも、会わせてね?▼
[キサラギ]
もちろん!▼

支援S

[キサラギ]
カムイさーん!▼
[カムイ]
あ、キサラギ、どうしたの?
そんなに急いで走ってくるなんて…▼
[キサラギ]
僕、ちょっと気づいたことがあるんだ。▼
それを早く伝えたくて
あっちの山から走ってきたんだよ!▼
[カムイ]
ええ!? あっちの山って
すごく距離があるような…▼
さすがキサラギ、すごい体力だね…▼
[キサラギ]
そんなことより、大事な話なんだ。
…聞いてくれる?▼
[カムイ]
うん。なに?▼
[キサラギ]
僕、気づいちゃったんだ…▼
カムイさんと一緒にいる時が、
一番楽しいって。▼
[カムイ]
どういうこと?▼
[キサラギ]
最近、一人で狩りに行っても楽しくないんだ。
キジを捕っても鹿を捕っても嬉しくない…▼
こーんな大きな熊を捕っても
まったく嬉しくないんだ。▼
[カムイ]
は、はあ…▼
[キサラギ]
でも、カムイさんと一緒に行くと、
たとえ獲物が少なくたって楽しくなる。▼
カムイさんと話してると、
時が経つのも忘れちゃう…▼
これってつまり、カムイさんのことが
好きってことじゃないかと思うんだよね!▼
[カムイ]
え? ええっ!?▼
[キサラギ]
それが僕の気付いたこと。
カムイさんへの気持ちだよ。▼
僕はあなたのことが好き。
誰よりも、だーい好きなんだ!▼
ねえ…カムイさん
これからずっと、僕と一緒にいてくれないかな?▼
[カムイ]
キサラギ…▼
[キサラギ]
ダメ…かなあ?▼
[カムイ]
ううん…
あたしもキサラギが好きだよ。▼
普段の無邪気なあなたも、
狩りをしている時の勇ましいあなたも…▼
[キサラギ]
それじゃあ…!▼
[カムイ]
うん、あたし…ずっとあなたの傍にいるよ。
そう約束する。▼
[キサラギ]
ほ、ほんとに…!!▼
わーーーい! やったあーーーー!▼
[カムイ]
そ、そんなにはしゃいで
もらえるとは思わなかったよ…!▼
[キサラギ]
好きな人に思いが通じたんだもん。
はしゃぐに決まってるじゃない!▼
…それじゃあカムイさん、
さっそく僕と一緒に狩りに行こう?▼
[カムイ]
え? 今から?▼
[キサラギ]
当然だよ。狩りは二人のきっかけだから、
毎日一緒に行かないとダメ!▼
で、二人一緒に獲った獲物を持って
父上に報告しに行かないとね。▼
わー、考えただけで楽しくなってきた!
ほらほら、いっくよー!▼
[カムイ]
あっ、キサラギ! は、速いよー!
待って、キサラギー!▼
(モーション、CV有り。)
[キサラギ]
えっへへ。僕ってやっぱり、弓の天才だと思うんだよね。
だって、だーい好きな君の心を、射止められたから!
…僕今、最高に幸せだよ。▼

グレイ

支援C

[カムイ]
はぁ…はぁ…!▼
[グレイ]
…………▼
[カムイ]
あっ!グレイ…!
ちょ、ちょっといい?▼
[グレイ]
カムイ。
どうしたんだ、そんなに息を荒げて。▼
[カムイ]
ちょっと事件が発生して…▼
[グレイ]
事件…?▼
[カムイ]
うん、軍内の食糧庫が、
荒らされたらしくて。▼
[グレイ]
…………▼
食糧庫の警備は、
いつも万全なはずだろ?▼
[カムイ]
う、うん…そうなんだけど。
だからみんなに動揺が広がっていて…▼
仮に何かが盗まれるにしても、
食糧が一番考えにくいだろうって…▼
[グレイ]
…そうか。▼
[カムイ]
グレイ、何か心当たりはない?▼
[グレイ]
…無いな。▼
[カムイ]
そ、そう。でも何か些細なことでも
わかったら教えてね。▼
あたしも引き続き、聞き込み調査をするから。▼
[グレイ]
ああ。わかった…▼
じゃあな、カムイ…▼
[カムイ]
…………▼
グレイ…まさか。▼
ううん、そんなわけないよね。
さて、調査を続けなくちゃ…▼

支援B

[カムイ]
はぁ…はぁ…!!▼
あっ、グレイ。▼
[グレイ]
カムイか、またそんなに息を荒げて。
もしかして…▼
[カムイ]
う、うん…また食糧の盗難が
起きたみたいで。▼
[グレイ]
そうか…▼
[カムイ]
全く…絶対に許せないよ!▼
食べ物は軍の仲間たちを支える要…
とても貴重なものなのに!▼
[グレイ]
まぁ…お前が言うのは正論だな。▼
[カムイ]
えっ?▼
[グレイ]
確かに食べ物を盗むのは許されない。▼
盗む奴が自分でたらふく食うために
盗んでるんだったらな…▼
[カムイ]
どういう意味…?▼
[グレイ]
お前は知らないかもしれないが、世の中には
「義賊」って呼ばれてる奴らがいるんだよ。▼
[カムイ]
義賊…?▼
[グレイ]
ああ。権力者が不正に取り立てた税金を盗んで、
貧しい奴らに分け与えたり…▼
奪われた財宝を取り戻して、
元の持ち主に返したりする奴らのことだ。▼
[カムイ]
そんなことをする人が…▼
[グレイ]
ああ。盗んだ奴らのことを知りもしないで、
一方的に批判するのも…どうかと思うぜ。▼
[カムイ]
…!▼
[グレイ]
俺が言いたかったのはそれだけだ。▼
…じゃあな。▼
[カムイ]
あっ、グレイ…!
ま、待ってよ!▼
[グレイ]
なんだ、まだ何か用か?▼
[カムイ]
あの…まさかとは…思うんだけど…
その…グレイは…▼
[グレイ]
俺を疑ってるのか?▼
ま、俺の言動からすれば、
仕方ないかもしれないがな。▼
心配しなくても…犯人はすぐわかる。▼
[カムイ]
あっ…グレイ。
行っちゃった。▼
グレイ…犯人に
心当たりがあるのかな?▼

支援A

[カムイ]
グレイ!▼
食糧庫を荒らした犯人を捕まえたのが
グレイだというのは、本当なの!?▼
[グレイ]
ちっ…誰から聞いたんだよ。
カムイには知られたくなかったんだが。▼
[カムイ]
まさか町の貧民層に住む子供たちが…▼
食糧庫の奥にできた小さな穴から
侵入していただなんて…!▼
[グレイ]
あの穴は子供くらいしか
入れない大きさだったからな。▼
…見れば大体想像がつく。▼
[カムイ]
グレイ、犯人に想像がついてたなら、
なんであたしに教えてくれなかったの!▼
[グレイ]
想像がついていたというか…▼
大体食糧を盗むなんてのは、
子供しか考えないんだよ。▼
[カムイ]
えっ?▼
[グレイ]
大人の盗人なら必ず金を盗む。▼
だが、子供は自分に正直だから…
空腹なら食糧を盗む。それだけさ。▼
大ごとにしたくなかったんだ…
あの子らのためにも。▼
[カムイ]
確かに、あの子供たちの親は…
あまり褒められた人物じゃなかったかも。▼
[グレイ]
いつだって苦しむのは子供だ。▼
だから、親には相応の脅しをかけておいた。▼
次にこんなことをさせたら、
ただじゃおかないとな。▼
その後しばらく見張っていたが…
あいつらの親も改心したみたいだ。▼
子供たちも、もうしないと俺に約束したぜ。▼
[カムイ]
そ、そんなことまでしてたの?▼
[グレイ]
何だよ。
俺がそこまでしちゃ悪いのか?▼
[カムイ]
う、ううん…でも…
グレイ、意外と面倒見が良かったんだね?▼
[グレイ]
…見直したか?▼
[カムイ]
見直すだなんて、そんな。▼
でもあたし、グレイのこと誤解してたみたい。
今回のことで勉強になったよ。▼
救うべき人たちを…
見誤っちゃいけないって。▼
軍としての道筋を整えて、
敵を倒せばいいっていうわけじゃない…▼
苦しんでる人は、
気づかない所にもいるんだって。▼
[グレイ]
ああ、そうだな。▼
まぁこれからも何か困ったことがあれば、
俺に言えよ。▼
助けてやるぜ。お前には言わないけどな。▼
[カムイ]
も、もう〜!
ちゃんと言ってよ!!▼

支援S

[カムイ]
あの…グレイ。
今、ちょっといい…?▼
[グレイ]
カムイか、何だ?▼
[カムイ]
グレイ…この前、食糧を盗んでいた
子供たちに会いに行ったみたいだね?▼
[グレイ]
…………▼
お前どこからその情報を聞きつけてくるんだ?▼
捕まえたのが俺だったって話にしても、
一応は隠してたんだがな?▼
はぁ…かっこ悪いから、
あまり言いたくなかったんだが…▼
[カムイ]
そ、そんなことないよ。
何がかっこ悪いの…!?▼
グレイ、あの子たちに手作りのお菓子を
振る舞ったらしいじゃない。▼
そんなこと…
誰にでもできることじゃないよ。▼
[グレイ]
そういう言い方は止めてくれ。
お前は俺を買い被りすぎだ。▼
[カムイ]
そ、そんなことないよ。
グレイ…あなたは本当に優しい人だよ。▼
なのにあたしは最初…▼
食糧を盗んだのがあなたではないかと、
一瞬疑ってしまった…▼
[グレイ]
そんなの気づいてたよ。最初からな…
まぁお前はわかりやすいからな。▼
[カムイ]
ご、ごめん…
あたし…本当に…何て謝ったらいいか…▼
[グレイ]
確かに、他の奴らに
そう思われたら腹が立つな。▼
けど、お前だけは許してやるよ。▼
[カムイ]
えっ? な、なんで…?▼
[グレイ]
…………▼
それは、お前のことが…▼
…好きだからだよ。▼
[カムイ]
え!?▼
グ…グレイ。
それって…▼
[グレイ]
別に、答えを聞かせろなんて言うつもりはない。▼
お前がしつこいから…
ちょっと驚かせてみただけだ。▼
だがお前が好きなのは
冗談でも嘘でもないからな。▼
[カムイ]
グレイ…▼
…ありがとう。
あたしも…グレイが好きだよ。▼
[グレイ]
え…?▼
[カムイ]
気付いてなかった…?▼
グレイが隠してた話を
いろいろ聞きつけたのだって…▼
あなたのことが気になって仕方なかったから、
必死に調査した結果なんだよ。▼
[グレイ]
そ、そうなのか…▼
[カムイ]
…うん。だから、疑っちゃったこと、
許して貰えなかったらどうしようって…▼
ずっと悩んでたんだよ。▼
ありがとう、グレイ。
あたしを許すって言ってくれて。▼
グレイはやっぱり、
とっても優しいんだね。▼
あたしはそんなグレイのことが…
大好きだよ。▼
[グレイ]
お、おい…
だからそういう言い方止めろって…!▼
[カムイ]
うふふ…グレイったら。
赤くなっちゃって可愛い。▼
[グレイ]
まったく…お前といると調子が狂うな。▼
けど…ありがとう。
俺の気持ちに応えてくれて。▼
[カムイ]
…これからもずっと、傍にいてね。
グレイ。▼
[グレイ]
ああ…もちろん。▼
俺は一度気に入ったものは、
いつまでも愛し続けるぜ。▼
例え何度生まれ変わっても…な。▼
(モーション、CV有り。)
[グレイ]
これからは、お前のことをずっと…愛してやるよ。
深く…甘くな。
俺の気持ちを、一生かけて…お前の体に、染み込ませてやる。▼

キヌ

支援C

[キヌ]
ねえねえ、カムイ!▼
[カムイ]
キヌ? どうしたの?▼
[キヌ]
あのね、カムイって、
ツノ、持ってるよね?▼
[カムイ]
ツノ…!?
ううん、見ての通りないけど…▼
[キヌ]
むー! 違うよー!
竜になった時は、あるでしょー?▼
[カムイ]
竜に…?▼
あ、ああー! 確かにあるね!
だけど、それが何…?▼
[キヌ]
アタシも欲しい!▼
[カムイ]
え…?▼
[キヌ]
アタシもツノが欲しいの!▼
この間、本の挿絵で
かっこいいツノを見たんだ。▼
おっきい獣とか、
伝説の生き物についてるんだよ!▼
すっごく強そうだったから
アタシもあれが欲しくなったの!▼
でもアタシはカムイと違って、
狐になってもツノなんて生えてこないから…▼
[カムイ]
ああ、なるほど。▼
でも…ツノは難しいよ。
今から生やすことはできないだろうし…▼
[キヌ]
えー! そうなの!?
でもでも、アタシもかっこよくなりたいの!▼
…わかった!
じゃあ一緒に探しに行こう?▼
[カムイ]
探しに?▼
[キヌ]
うん! 森に行けば鹿さんが持ってるし、
聞いたら一つぐらいくれるかもしれないよ!▼
[カムイ]
鹿のツノは生え変わるんだったっけ?
それなら手に入れることはできそうだけど…▼
[キヌ]
よーし、そうと決まれば出発だー!
うわー、何だか楽しくなってきた!▼
[カムイ]
わわっ…!
引っ張らないで~!▼

支援B

[カムイ]
はあ…なかなか難しいね、
キヌ。▼
一日中森にいてもツノなんか落ちてないし、
鹿にも全く追いつけないし…▼
[キヌ]
むー…鹿さん足速いよ!
話くらい聞いてくれてもいいのに!▼
[カムイ]
え? 話くらいって…キヌ、どう見ても
狩る気で追いかけ回してたよね?▼
[キヌ]
え、えへへ…
ばれちゃった?▼
[カムイ]
そりゃあばれるよ!▼
はあ…それにしても…
一日中走り回ったから疲れたよ。▼
[キヌ]
カムイ、疲れちゃったの?▼
…あ、それじゃあちょっと待ってて!▼
[カムイ]
キヌ?▼
[キヌ]
はいっ! あそこに湧き水があったから、
汲んで来たよー!▼
これ、すっごくおいしいの!
カムイに飲ませてあげるね!▼
[カムイ]
ありがとう、キヌ。▼
…うわあ、おいしいね!▼
[キヌ]
でしょー?▼
でも…今日はカムイに
迷惑かけちゃったし…もうツノは諦める!▼
[カムイ]
え? いいの?
あんなに欲しがっていたのに。▼
[キヌ]
…うん! カムイと
一緒に遊べたからいいよ!▼
お腹もすいたし、もう帰ろ~!▼
[カムイ]
あ、うん。▼
ふふふっ…
キヌは気分屋なんだね。▼
でも…うーん、ツノ…か。▼

支援A

[カムイ]
キヌ、何を見ているの?▼
[キヌ]
あっ、カムイ!▼
[カムイ]
ん?
…それって、この間言ってた本?▼
確かにこの馬、ツノが立派だね。
こっちの生き物にも、ツノがたくさんある。▼
[キヌ]
うん…▼
[カムイ]
確かにどれも、かっこいいと思うよ。
でも…▼
…キヌには、必要ないと思う。▼
[キヌ]
え…どうして?▼
[カムイ]
だってキヌには、
立派な耳としっぽがあるじゃない。▼
ふさふさしていてかわいいし、
すごく綺麗だと思うよ。▼
あたしは変身しても、ふさふさの耳やしっぽは
ないから…キヌが羨ましいよ。▼
[キヌ]
ほ、ほんとに!?▼
[カムイ]
うん。だからキヌには、
ツノなんかなくても十分だよ。▼
そのままで十分、かっこよくて綺麗だよ。▼
[キヌ]
わあ…なんだかカムイに
褒められると嬉しくなっちゃうよ!▼
父さんとおそろいの毛並み、
アタシの自慢なんだ!▼
[カムイ]
それなら、ツノはもう
いらないんじゃない?▼
[キヌ]
んー…そうだね。▼
ツノがあったら耳も見えにくくなるし、
アタシにはこの耳があればいいや!▼
じゃあ、今後はカムイのだけ
探しに行かないと!▼
[カムイ]
ええっ!? あたしの分!?
で、でもあたしにはツノあるよ?▼
[キヌ]
変身してない時は無いでしょー?
今度探すツノは普段用!▼
それに、森でカムイと遊べて
楽しかったから、また行きたいの…▼
[カムイ]
キヌ、一緒に遊ぶのはツノを探しに
行かなくてもいつでも付き合うよ。▼
[キヌ]
本当!? わーい、それなら今日は
一緒に木登りして遊ぼう!▼
ほら、行っくよー!▼
[カムイ]
あ、キヌ…!?
…行っちゃった。▼
…まあ、キヌが
満足するならいいかもしれないね。▼
キヌ、待ってー!▼

ヒサメ

支援C

[ヒサメ]
ポリポリ…ふふっ、おいしいです。▼
[カムイ]
ヒサメ、こんにちは。
なに食べてるの?▼
[ヒサメ]
っ! ぐっ、ごほっ!
カムイさん!? い、いつからそこに!▼
[カムイ]
あ、驚かせちゃってごめん。▼
ん? これは何?
生の…野菜みたいだけど。▼
[ヒサメ]
え? …カムイさんは、
漬物のことを知らないんですか?▼
[カムイ]
ツケモノ…?▼
[ヒサメ]
はい。野菜をお酢や塩なんかの調味料に
漬け込んだ食べ物のことですよ。▼
白夜王国では、よくコメと一緒に
食されています。▼
[カムイ]
へえ…聞いたことはあるけど、
実物を見るのは初めてだよ。▼
[ヒサメ]
そうだったんですか。
暗夜王国には無い物なのですね…▼
で、でも私が漬物を食べていたことは、
他の皆さんには言わないでくださいね。▼
[カムイ]
え、どうして?▼
[ヒサメ]
それは…漬物を好んで食べてるなんて
お年寄りっぽいじゃないですか!▼
知られたらきっと、
みんなに笑われると思ったんです。▼
[カムイ]
あはは、ヒサメ、気にしすぎだよ。
みんなそんなことで笑ったりしないって。▼
[ヒサメ]
ですが、父さんには笑われました。▼
[カムイ]
ヒナタってば…▼
[ヒサメ]
あの…良かったらカムイさんも
食べてみますか?▼
[カムイ]
え、いいの?
それじゃあいただくね…▼
ポリポリ……▼
…! おいしい!▼
[ヒサメ]
! 本当ですか?▼
[カムイ]
うん。野菜の味が濃くなってて、
とってもおいしい…▼
これ、どこのお店で買ったの?
あたしも欲しいなー!▼
[ヒサメ]
あ、ありがとうございます。
実はそれ…私が漬けたものなんです。▼
[カムイ]
え、そうなの?
すごーい…!▼
[ヒサメ]
いえいえ、そんな…
褒められると、照れてしまいますよ。▼
でも、そんなに気に入って下さったなら
今度、他の漬物もお渡ししましょうか?▼
[カムイ]
本当?!
ありがとう!▼
[ヒサメ]
喜んでいただけて嬉しいです。
またお届けに参りますね。▼
[カムイ]
うん、楽しみにしてるね。▼

支援B

[ヒサメ]
カムイさん、
先日言っていた漬物を届けに来ましたよ。▼
[カムイ]
あ、ヒサメ。こんにちは。
お漬物、ありがとう!▼
[ヒサメ]
いえ。こちらはしょうゆ漬けで
そちらは味噌漬け。あとは全部塩漬けです。▼
[カムイ]
わあ、すごい量だね…。
こんなに漬けるのは大変じゃないの?▼
[ヒサメ]
いいえ。漬物は奥が深くて楽しいです。
苦にもならないですよ。▼
[カムイ]
ヒサメはどうして
お漬物好きになったの?▼
[ヒサメ]
それは…
父さんが漬物嫌いだったからです。▼
[カムイ]
どういうこと?
そこは普通「好きだったから」だと思うけど。▼
[ヒサメ]
まあ。普通はそうですよね。▼
でも、これにはちょっとした
出来事が絡んでいまして。▼
あれは私が幼い頃、久しぶりに秘境から出て、
父さんと食事会に行ったときのことです…▼
その食事会は王城兵の労を
労うものだったらしく、▼
白夜王国の偉い方も同席されていて、
父さんは少し緊張した様子でした。▼
食卓に食べ物が並べられ…そこで父さんは
とんでもないことをしたんです。▼
[カムイ]
とんでもないこと?▼
[ヒサメ]
自分の皿に盛りつけられていた漬物を丸ごと、
隣にいた私の皿にそっと載せたんです…!!▼
[カムイ]
そ、それは…▼
[ヒサメ]
恐らく父さんは自分が漬物嫌いだと
周囲に知られるのを恐れたのでしょう。▼
ですが私は大量の漬物を食べることとなり…▼
そしてそこで…漬物のおいしさに目覚めた、
というわけです。▼
[カムイ]
な、なるほどね…▼
確かにそれはヒナタのせいと言うか
おかげと言うか…▼
とにかく、ヒナタが大人気ないのは
よくわかったよ。▼
[ヒサメ]
まあ、もう過ぎたことですし
父さんを責める気はありません。▼
むしろ今の私の目標は、父さんに漬物を
食べてもらい、好きになってもらうことです!▼
[カムイ]
な、なるほど…頑張ってね。▼
[ヒサメ]
ですが、父さんに食べてもらう前に
漬物仲間が増えて嬉しいです。▼
[カムイ]
えっ…漬物仲間?▼
[ヒサメ]
はい。カムイさんにも
私の漬物を気に入ってもらえましたから。▼
これで父さんに好きになってもらえるのも
時間の問題だと思います。▼
[カムイ]
そ、そうだね…▼
[ヒサメ]
では、私はこれで失礼します。
糠床を混ぜないといけませんから…▼
[カムイ]
あ、うん。頑張ってね。▼
(ヒサメ退場)
[カムイ]
息子の情熱が、
早くお父さんにも届くといいね…▼

支援A

[カムイ]
ヒサメ、こんにちは。
先日のお漬物、とってもおいしかったよ!▼
ありがとう。▼
[ヒサメ]
ああ、カムイさん。
気に入ってもらえて良かったです。▼
[カムイ]
ヒサメのお漬物があれば、
ご飯も何杯だっていけるね!▼
[ヒサメ]
そう言ってもらうとすごく嬉しいです。
良かったら漬け方もお教えしましょうか?▼
[カムイ]
いいの?▼
[ヒサメ]
はい。糠床も分けますから大丈夫です。▼
それに、自分で漬けていれば
いつでも漬物が食べられますし。▼
[カムイ]
ありがとう。▼
…ふふ。でもまさかヒサメと
お漬物の話で盛り上がるなんて、▼
出会ったばかりの頃は思ってもみなかったよ。▼
[ヒサメ]
それは私も同感です。▼
漬物の話ならいくらでも話せますから。
…例え女性の方とでも。▼
[カムイ]
どういう意味?▼
[ヒサメ]
実は、私は元々…
女性と話すのが少し苦手なんです。▼
[カムイ]
そうなの?
ちょっと意外だね…▼
だってヒサメ、あたしと話している時は
全然そんな感じがしないから。▼
[ヒサメ]
はい。私は、きっかけさえあれば
初対面でもちゃんと話せるんです。▼
特に自分が大好きなものについて
語り合うのであればなおさらです。▼
漬物の話で盛り上がるなんて
ちょっとおかしいかもしれませんが…▼
こうして、カムイさんと
仲良くなれて良かったです。▼
[カムイ]
うん。あたしもヒサメと
たくさん話せて楽しいよ。▼
[ヒサメ]
ありがとうございます。▼
それではカムイさん、
ご自分で漬物を漬けるにあたって…▼
まずは漬物の勉強から始めましょうか。▼
[カムイ]
勉強…?▼
[ヒサメ]
はい。まずは知識を得るところからです。▼
そして、その知識をもとに
実践と経験を重ねることによって▼
より深い漬物の境地へと
たどり着くことができるんです!▼
[カムイ]
つ、漬物の境地!?▼
[ヒサメ]
さあ、いきますよカムイさん!
いざ! 糠の深遠に眠りし漬物の迷宮へと!▼
[カムイ]
あはは…ヒサメ、
本当にお漬物が好きなんだね。▼
よし、こうなったらとことん
付き合うことにしよっかな。▼
こんなに楽しそうなヒサメが見られるなら、
勉強でも何でもしちゃうよ!▼

支援S

[カムイ]
ヒサメ、ヒサメ。
あたしのお漬物、できたんだよ!▼
ほらこれ、見て!▼
[ヒサメ]
…わあ、なかなか良い感じですよ。
野菜の色も、香りも素晴らしいです。▼
[カムイ]
良かった…
あの、良かったら味見もしてくれる?▼
最初はヒサメに食べてもらいたくて、
急いで持って来たんだよ。▼
[ヒサメ]
それは光栄です。
では、いただきますね。▼
ポリポリ……▼
[カムイ]
ど、どう…?▼
[ヒサメ]
! とてもおいしいですね。
初めて漬けたとは思えません…!▼
さすがカムイさんです。▼
[カムイ]
ほ、本当!?
ありがとう。▼
これもヒサメのおかげだよ。▼
[ヒサメ]
いいえ。これはあなたの努力の結果です。
ですが…▼
カムイさんが
そう思ってくださるのなら、▼
私も…勇気を出して
言ってみたくなります。▼
[カムイ]
…? 何を?▼
[ヒサメ]
実は…私の話を聞いて
喜んでくれるあなたが気になってしまって。▼
糠床をかき混ぜながら考えるのは、
いつもあなたのことばかりでした…▼
漬物がきっかけなんて、
女性のあなたからすれば嫌かもしれません。▼
ですが、私はかっこ悪くてもいい…
あなたへの想いが届くなら何でもいいんです!▼
カムイさん、
私は…あなたが好きです。▼
[カムイ]
ヒ、ヒサメ…!▼
[ヒサメ]
良かったら…私と…
恋人になっていただけませんか…?▼
[カムイ]
え、ええと…▼
…あたしでよければ、喜んで…▼
[ヒサメ]
本当ですか…!▼
[カムイ]
もちろんだよ。▼
…あたし、嬉しいよ。
あなたに好きだと言ってもらえて。▼
きっかけが何だったかなんて、
あたしは全然気にしないよ。▼
だって、そのおかげでこうして
ヒサメと仲良くなれたんだから。▼
[ヒサメ]
ありがとうございます。
カムイさん…▼
[カムイ]
ふふ。これからは毎日ヒサメと
一緒にお漬物が漬けられるんだね。▼
[ヒサメ]
はい。おじいさんとおばあさんになっても、
一緒にお手製の漬物を食べましょう。▼
そう考えると、歳を取っても食べられるものが
きっかけだったのは…▼
なかなか悪くないかもしれませんね。▼
[カムイ]
そうだよ! あたしたち…
おじいちゃんとおばあちゃんになるまで、▼
ずーっと一緒にいようね。▼
[ヒサメ]
もちろんです、カムイさん。
末永くよろしくお願いします。▼
(モーション、CV有り。)
[ヒサメ]
好きですよ。
これからは、ずっと一緒にいましょうね。
あなたとともに、歳を重ねていけることが…私にとって、最高の幸せです。▼

ミタマ

支援C

[ミタマ]
はあ……▼
[カムイ]
…どうしたの、ミタマ。
そんなにため息なんかついて…▼
[ミタマ]
ああ、カムイさん。
実は…毛のことで悩んでいますの。▼
[カムイ]
…毛?▼
[ミタマ]
最近、毛艶が良くなくて困っているんです。▼
[カムイ]
ええと…髪の毛のことだよね?
ふふっ、ミタマも女の子なんだね。▼
[ミタマ]
何の話をしていらっしゃるんですの?
毛艶と言ったら、筆の毛に決まってますわ。▼
[カムイ]
…ふ、筆?▼
[ミタマ]
当然です。筆はわたくしの命ですから。
そして筆がダメになっては歌も壊滅状態です。▼
筆の先 割れてわたしの 身も破滅
ほら…こんな歌しか詠めません。▼
[カムイ]
歌の良し悪しはわからないけど…
ミタマが悩んでいるのはわかったよ。▼
[ミタマ]
これではわたくしの俳句人生も終わりです…!
ああ、一体どうしたらいいのでしょう!▼
ああ嫌だ 終わりを告げる 歌人生
…字余り。酷い歌です…▼
[カムイ]
あ、それなら新しい筆を買いに行かない?
近くの町なら取り扱っていると思うよ。▼
[ミタマ]
ですが…良い筆がある保証もないですし、
何よりわたくしは外に出たくないです。▼
[カムイ]
もう! そんなことを言ってたら
いつまでも筆は割れたままだよ?▼
それでもいいの?▼
[ミタマ]
ううううう… わたしの代わりに
買ってきて…▼
[カムイ]
…嫌だよ!
あたしもついて行くから一緒に行こう?▼
[ミタマ]
うう…はい…わかりました…▼

支援B

[カムイ]
さあ、着いたよ、ミタマ!
ここがこの辺りで一番大きいお店なんだって。▼
[ミタマ]
…………▼
[カムイ]
どうしたの?▼
[ミタマ]
カムイさん。
わたくし、これから一生ここで生活します。▼
[カムイ]
ええっ!? もしかして…この店が
そんなに気に入ったの?▼
[ミタマ]
ええ。▼
ほんのりと 感じる墨の 良い香り
ここは天国 我が住み家なり▼
[カムイ]
だ、ダメだってば!
それより筆を探そう?▼
ミタマが帰ってこなかったら
きっとみんな悲しむよ?▼
[ミタマ]
そんなこと…
ないと思いますけど。▼
[カムイ]
いやいや、ミタマの歌が聞けなくなると
みんな残念がるから!▼
さぁ、どんな筆がいいのか教えてよ。▼
[ミタマ]
……わかりました。
そこまで言うなら永住は諦めましょう。▼
筆は…そうですね…
今まで使っていたものと同じものがいいです。▼
特に、毛については譲れません。
筆の命は毛と言っても過言ではありませんから。▼
何の動物の毛なのか、
毛先の処理がどうなっているかなど…▼
確認事項は山ほどありますので
そこで妥協は許されません。▼
[カムイ]
へ、へえ…やっぱりミタマは
筆への熱意がすごいんだね。▼
饒舌っぷりにビックリしちゃったよ。▼
てっきり俳句と睡眠以外には
興味がないのかと思ってたから。▼
[ミタマ]
ふふっ、褒めても何も出ませんよ。
それでは…▼
いざゆかん 筆を求めて ひた走る…!▼
(ミタマ退場)
[カムイ]
あ、ミタマ! 走ったら危ないよ!
待ってー!▼

支援A

[ミタマ]
はあ…カムイさんにもあんなに
手伝っていただいたのに、▼
結局あの筆は見つかりませんでした…▼
これでわたくしの歌の人生は終わりました…
絶望に 身を震わせて 散る命▼
はあ…▼
[カムイ]
ミタマー!▼
[ミタマ]
…カムイさん。▼
傷心に 届く声など 何も無し…▼
筆を奪われた満身創痍のこのわたくしを…
どうか放っておいてくださいまし。▼
[カムイ]
あたし、ミタマに
渡したいものがあって来たんだ。▼
…はい、これ。どうぞ。▼
[ミタマ]
? …これは新しい筆?
ああっ! こ、この毛は…▼
わたくしが使っていたものと同じもの!?
ど、どうしたんですの、これ…?▼
[カムイ]
結局二人で行ったお店には
ミタマの思う筆がなかったでしょ?▼
それで他のお店に、せめて毛だけでも
同じものがないか探しに行ったんだ。▼
そうしたら数軒目のお店で、
同じ毛でできた筆が見つかったんだよ…!▼
[ミタマ]
カムイさん…▼
[カムイ]
あ、でも、軸の部分は同じじゃないんだよ。
これでも大丈夫?▼
[ミタマ]
ええ…軸はわたくしの前のものと
付け替えれば済みますので。▼
[カムイ]
そうなんだ!
それならこれで解決だね!▼
[ミタマ]
…ありがとうございます。▼
わたくしだけでしたら、
この筆はとても手に入りませんでしたわ…▼
カムイさんのおかげで、わたくしの
歌人としての人生は救われたのです。▼
[カムイ]
そんな…大げさだよ。▼
[ミタマ]
いいえ、大げさなどではありませんわ。▼
わたくしのために走り回ってくれた
カムイさんのためにも…▼
わたくしは全身全霊をかけて、これからも
歌を詠み続けたいと思いますの…!▼
[カムイ]
そ、そう…良かったね。▼
[ミタマ]
この命 あなたのために 捧げます
歌の心と 侘び寂び共に▼
ふふふ…どんどん歌が湧いてきますわ!▼
[カムイ]
あ、あはは…ミタマが
元気になって良かったよ!▼

マトイ

支援C

[マトイ]
…………▼
[カムイ]
マトイ、そんなに真剣な顔で…
何を読んでるの?▼
[マトイ]
き、きゃああっ!!!▼
[カムイ]
ご…ごめん。
驚かせるつもりはなかったんだけど…▼
[マトイ]
ああ、カムイさん…
い、いえ。あたしのほうこそごめんなさい。▼
別に大したものは
読んでないんですよ。▼
[カムイ]
とか言いながら、
どうして本を隠すの?▼
[マトイ]
ええと…これはその…
見られると恥ずかしいから…▼
[カムイ]
ほう…見られると恥ずかしい本を
読んでいたの?▼
[マトイ]
そ、そういう意味じゃないのよ?▼
…これは、その…
恋愛を主軸にした物語の本なのよ。▼
[カムイ]
恋愛物語…?
なんだ、普通の本じゃない。▼
[マトイ]
でも…あたしたちは闘いに身を置く者だから、
こういうのを読むのは▼
浮ついた性格だと思われないかなって…
それが不安で。▼
[カムイ]
だからコソコソしてたんだね。
もう、マトイは真面目なんだから。▼
女の子なら誰しも、
そういうお話への憧れはあって当然だよ。▼
あたしも少しは読んできたし…▼
[マトイ]
カムイさんも?▼
[カムイ]
うん。あたしは昔、あまり外に出ることを
許されない日々を送ってきたから…▼
室内で本を読んでることが多かったんだよ。
だから、恋愛の物語もいくつか読んだよ。▼
[マトイ]
…あたしも、周りには世話係の
大人たちばかりだったから、▼
幼い頃は書物を読んで過ごすことが
とても多かったわ。▼
もっとも、そのおかげで色んな知識を
得ることができたから良かったけど。▼
[カムイ]
そうだったんだね…
なんだか、二人は似た者同士だね。▼
…ねぇ、マトイ。
あなたはどんなお話が好きなの?▼
[マトイ]
どんなって…?▼
[カムイ]
内容だよ!▼
ほら、一言で恋愛物語って言っても、
色々な方向性があるじゃない!▼
[マトイ]
…あたしは…そうね。▼
王子様と身分違いの貧しい娘の恋愛話とか、
そういうのが好きかも。▼
[カムイ]
ああ、そういうの良いね。
家柄同士の仲が悪くて引き裂かれる二人とか。▼
[マトイ]
ええ、悲恋の物語って盛り上がるわね…!▼
悲しくなるのがわかっていても、
また読んじゃうの。▼
[カムイ]
そうそう!▼
最後で泣くってわかってるのに、
また繰り返し読んじゃうんだよね…▼
マトイとこんな所で趣味が合うなんて
思わなかったよ。▼
[マトイ]
ええ、そうね。▼
[カムイ]
そうだ、マトイ。▼
他にも恋愛物語が好きな子がいないか、
探してみない?▼
これだけ若い女の子がいるんだから、
話が合う子がきっといるはずだよ。▼
[マトイ]
そうね。仲間が増えれば、
もっと会話も弾むはずだもの。▼
[カムイ]
よし、じゃあ早速探してみよう!▼

支援B

[マトイ]
…………▼
[カムイ]
…………▼
[マトイ]
まさか…恋愛物語が
軍内でこんなに人気が無いなんて…▼
[カムイ]
そうだね…
みんな意外と現実的だね。▼
「現実はあんなに華やかで理想に溢れてない」
なんて言われちゃった…▼
[マトイ]
空想の物語だからこそ、
憧れるものじゃないの?▼
これじゃ、あたしたちがただの
夢見がちな子みたいじゃない…!▼
[カムイ]
まだきっと、恋愛物語についての
理解が足りないだけなんだよ。▼
あたしたちがいかに物語が素晴らしいかを
もっと強く伝えることができれば…▼
きっとみんなの心も
揺り動かされるはずだよ。▼
[マトイ]
でも…どうやって?▼
[カムイ]
それは…ええと。▼
[マトイ]
…あっ!!▼
[カムイ]
マトイ、
何か思いついたの?▼
[マトイ]
ええ。
あたしたちで物語を書くのよ!▼
[カムイ]
えええっ!?
そ、そんなの…無理だよ。▼
[マトイ]
いきなり長編は確かに無理かもしれないわ。
でも…▼
前にあたしが読んだ書物の中に
「合同著書」っていう、▼
色々な吟遊詩人の短い物語を
まとめた本があったのよ。▼
[カムイ]
合同著書…か。▼
[マトイ]
ええ。一冊丸々書くのは
素人には無理だけど…▼
合同著書に書くくらいの短いものなら、
あたしたちにも可能なんじゃないかしら?▼
[カムイ]
でもどうしてそれが、みんなに恋愛の物語を
好きになってもらうことに繋がるの?▼
[マトイ]
書いたものが面白ければ、
恋愛物語を見直してくれるかもしれないわ。▼
それに、あたしたちの創作意欲が
どれほど高いのかわかるはず。▼
あたし達がそれほどまでに情熱を注ぐ
恋愛物語には、魅力があるに違いない…▼
そんなに魅力があるのなら、
私も読んでみようって気になるはずよ!▼
[カムイ]
なるほど…あたし達自身で、物語の魅力を
伝えられるような作品を作るということだね。▼
わかった。
挑戦してみる価値はあるかもしれないね。▼
[マトイ]
二人で良い作品を作りましょ、
カムイさん!▼
[カムイ]
うん、マトイ。
お互いがんばろうね!▼

支援A

[カムイ]
こ、これは…▼
[マトイ]
ど、どうかしら…あたしの作品。▼
[カムイ]
う、うう、ううっ…▼
うわああんっ!!▼
[マトイ]
ど、どうして泣くの、
カムイさん!?▼
[カムイ]
だ、だって…すごく…すごく…
感動的だったんだもん…!!▼
ううっ…ううっ…
特に、ここ…▼
最後にヒロインの所に戻ってくる
傷を負った勇者のシーン…!!▼
ここで泣かずしてどこで泣くというの!▼
[マトイ]
よ、良かった…カムイさんが
気に入ってくれたみたいで。▼
[カムイ]
気に入ったどころじゃないよ!
すごいよ、マトイ…!!▼
やっぱりマトイは、
何でもできるんだね。▼
戦闘や知識だけじゃなく、
まさか文才まであるなんて…▼
[マトイ]
そ、そんなことないわよ。▼
じゃあ次は、
カムイさんが書いたものを読ませて?▼
[カムイ]
だっ、ダメ!!▼
[マトイ]
えっ…どうして?▼
[カムイ]
だってマトイの作品には
とても敵わないから!!▼
もうホントに…マトイのを読んだ後だと
申し訳なくなるくらいに…酷い内容で…▼
[マトイ]
そ、そんなこと言わずに読ませてよ。
これじゃあ不公平だわ。▼
[カムイ]
でも…あたしが作ったのは…本当に
どうしようもないくらい酷い出来だから…▼
せめて、書き直させて…▼
[マトイ]
そ、そう?▼
カムイさんがそんなに拒むのなら、
あたしも無理にとは言えないけど…▼
[カムイ]
本当にごめん…▼
よし…決めた。
あたしのはもうビリビリに破いて棄てるとして、▼
マトイの作品だけでも仲間の女性陣に
読ませてみようよ。▼
[マトイ]
カムイさん…ごめんなさい。
それは…止めておくわ。▼
[カムイ]
え…?
どうして…?▼
[マトイ]
あたしが書いたのだって…
そんなに褒められるほどのものじゃないわ。▼
自分の好きな作品の面白そうな要素を
うまくつまんで、それをまとめたものなのよ。▼
そうじゃないと、この短い期間で
素人が良い小説を書けるわけないもの。▼
[カムイ]
そうだったんだね…▼
でも、それはそれで
マトイの才能だと思うけど。▼
[マトイ]
ありがとう、カムイさん。▼
でも、書いてて思ったわ。
執筆活動はちょっとあたしには合わない。▼
やっぱりあたしは…読むだけで十分よ。▼
[カムイ]
だとすれば、あたしたちがすべきなのは…
一日も早く平和な世界を作ることだね。▼
[マトイ]
ええ。平和になった暁には、溺れるくらい
沢山の恋愛物語を読み耽りましょう。▼
[カムイ]
うん、約束だよ。
一緒に生き残って、平和になった世界で…▼
恋愛物語をたくさん読もうね!▼
[マトイ]
ええ、そうね。▼
でも…まずはカムイさんが
さっき書き直すって言った物語…▼
あれを読める日を、楽しみにしてるわね。▼
[カムイ]
わわっ、覚えてたんだね…
が、頑張るよ…!▼

シャラ

支援C

[シャラ]
ふふっ…うふふふ…▼
[カムイ]
シャラ、どうしたの?▼
[シャラ]
こうしてカムイと
二人きりで過ごす時は格別だと思って…▼
[カムイ]
うん、そうだね…▼
[シャラ]
カムイと共に生きる今こそが…
私にとって何より至福のとき…▼
呪術を行っているのも
掛け替えのない時間だけれど…▼
この時には比べるべくもないわ…▼
[カムイ]
シャラ…
ちょっと聞いてほしいことがあるんだけど。▼
[シャラ]
あら…あなたの言葉なら…ちょっとと言わず
未来永劫、永遠に耳にしていたいわ…▼
[カムイ]
そ、それはどうも…▼
[シャラ]
それで、聞いてほしいことって…?▼
[カムイ]
あ、うん…▼
シャラとこうして二人きりで
お話をするのは、とても楽しいよ?▼
でも…その…もう少し
人を増やしてみるのはどうかな?▼
[シャラ]
…無用だわ。▼
私はあくまでカムイと
一緒にいたいだけだもの…▼
他の人になんて興味はない…
ノスフェラトゥ以下の存在よ…▼
[カムイ]
ひ、酷い…▼
でも…シャラはもう少し
別の人とも交流を持った方がいいよ。▼
あたしばっかりシャラを独り占めしているのも
気が引けるし…▼
そうだ。
他に女の子を呼ぶのはどう?▼
最近軍内で、女の子同士のお茶会が
流行ってるみたいなんだよ。▼
[シャラ]
お茶会…?▼
[カムイ]
うん。趣味や恋愛の話をしながら
お茶とお菓子を楽しむ会だよ。▼
今度お茶会が行われたらシャラも
呼ぶね。▼
[シャラ]
そうね…正直そんな会は
面倒以外の何物でもないのだけれど…▼
カムイがそこまで言うのなら…
参加してあげないこともないわ…▼
[カムイ]
うん。
約束だよ。シャラ!▼

支援B

[カムイ]
あのー、シャラ。▼
[シャラ]
あら、カムイ…!▼
貴方から声をかけてくれるなんて、
嬉しいわ…何かしら?▼
[カムイ]
この間のお茶会のことで、
ちょっと話が…▼
[シャラ]
お茶会…?
ああ…あの時は…とても楽しかったわ…▼
[カムイ]
そ、それは何よりだよ。▼
だけど…なぜ終始、
あたしの背後にいたの?▼
まるで背後霊のようだって…
みんなが怖がってたよ?▼
[シャラ]
でも私は思う存分、
貴方を見られて楽しかったわ…▼
ティーカップとカムイ…
お菓子とカムイ…▼
そして、テーブルクロスとカムイ…!
うふ、うふふ、うふふふふ…!▼
お茶会があんなに素敵だとは思わなかったわ…
良かったらまた、誘ってちょうだい…▼
[カムイ]
も、もちろんだよ。▼
だけど、次はできればみんなと同じように、
テーブルに座ってくれないかな?▼
それから、もう少し…
みんなとお喋りしてくれると嬉しいな。▼
[シャラ]
…お喋り?
でも…何を話すというの…?▼
[カムイ]
それは…前のお茶会で話していたような
趣味とか恋とか、お洒落とか…▼
[シャラ]
呪いとか…?▼
[カムイ]
そ、それはちょっと…
もっと怖くない感じの話題で、普通に…▼
[シャラ]
普通…なるほど。カムイは
普通の女の子の方がいいのね…▼
それなら…お安い御用だわ…▼
[カムイ]
えっ、できるの?▼
[シャラ]
ええ…秘境にいた時…
知識としては学んでいたから…▼
普通の女の子になることは…可能よ。
呪術を使うまでもない…▼
[カムイ]
ほ、本当!?▼
じゃあ普通の女の子のシャラで
ちょっと喋ってみてよ。▼
ここがお茶会の会場だと思って…▼
[シャラ]
わかったわ…▼
…………▼
えへへっ☆
お茶会とっても楽しいね、カムイっ☆▼
[カムイ]
!!!!!?▼
[シャラ]
? どうしたの…?▼
[カムイ]
う、ううん、続けよう。▼
え、ええと…シャラは、
好きな人とかいる?▼
[シャラ]
あはっ☆
そぉんなの言えるわけないよ☆▼
シャラ、秘密主義なんだもぉん☆▼
[カムイ]
そ、そんなこと言わずに。
誰が好きなの~?▼
[シャラ]
えっとえっとお…☆
…強いて言うなら、カムイかなっ?▼
きゃっ、言っちゃった☆
シャラ、はずかしい~☆▼
[カムイ]
…………▼
[シャラ]
どうかしら…?▼
[カムイ]
うん。ごめんね。
あたしが間違ってたよ。▼
シャラはいつも通りでいいよ。
いつも通りのあなたで…お話してね。▼
[シャラ]
そう…分かったわ…
カムイが言うのなら、そうする…▼
[カムイ]
ありがとう。▼
次のお茶会では、席にさえついてくれれば
あとは思うように過ごしてね。▼
あたしの価値観を押し付けてしまって、
ごめんね。▼
[シャラ]
いいえ…カムイの価値観になら
むしろ積極的に染まりたいわ…▼
それで、次のお茶会は
いつなのかしら…?▼
[カムイ]
あ、えーと…まだ聞いていないから、
決まったら誘うね。▼
[シャラ]
ありがとう…▼
カムイとのお茶会…
次も楽しみにしているから…▼
うふ、うふふふ、うふふふふふ…▼
[カムイ]
だ、大丈夫かな…?▼

支援A

[シャラ]
…カムイ。▼
[カムイ]
シャラ…どうしたの?▼
[シャラ]
この前のお茶会のことだけど…▼
私、貴方の後ろにいなくても、
とても楽しかったわ。ありがとう…▼
[カムイ]
そんな。
お礼を言うのはこっちの方だよ。▼
みんな、シャラの占いはとっても当たるって
大喜びだったよ。▼
[シャラ]
カムイが…
いつもの私でいていいと言うから…▼
呪術道具を沢山持って行ったのだけれど…
役に立ったみたいでよかったわ。▼
[カムイ]
うん。女の子は占いが大好きだからね。
おかげでお茶会が盛り上がったよ。▼
シャラが両手いっぱいの呪符を抱えて
現れた時はどうしようかと思ったけど…▼
あれも占いに必要だったんだね。▼
[シャラ]
いいえ。あれは気に食わない奴を
その場で呪い殺す用の呪符よ…▼
[カムイ]
ええっ!?▼
[シャラ]
…嘘よ。あれも占い用…▼
[カムイ]
あ、あはは…シャラ、
冗談きついよ…▼
[シャラ]
カムイの悲しむことを
私がするわけないじゃない…▼
でも…あの時は貴方のことを
占えなかったのが残念だわ…▼
[カムイ]
あたしはいいんだよ。
占ってほしい人、沢山いたからね。▼
シャラがみんなと
距離を縮められたのを見られただけで…▼
あたしはじゅうぶん嬉しかったよ。▼
[シャラ]
でも、それでは私の気が済まない…
今から貴方を占ってあげるわ。▼
今日はそのために来たの…▼
[カムイ]
本当?
ありがとう!▼
[シャラ]
ええ。あなたの未来…
ずっとずっと先まで…見てあげるわ。▼
さあ呪符よ…教えなさい…
カムイの未来を…!▼
[カムイ]
ドキドキ…▼
[シャラ]
はい、出たわ…▼
…? おかしい…わね。
貴方の生命が途絶えたずっと先に…▼
蒼い星に寄りそう影…
そのまた先に、一対の竜…▼
ここには、私の守護星の呪符も…?▼
[カムイ]
それって、どういうこと?▼
[シャラ]
純粋に読めば、遠い未来での再会…?
だけど、そんなことって…▼
[カムイ]
未来での再会…
じゃあもしかしたら、▼
生まれ変わった後…あたしたちは
また会えるってことなのかもしれないね。▼
[シャラ]
そう…なのかしら。
でも、これが本当なら、とても素敵だわ…▼
やっぱりあなたは、私の運命の人…
うふ、うふふふふ…▼
[カムイ]
もしまた逢えたら、
ちゃんとあたしのことわかってよ?▼
[シャラ]
ええ。できれば次は、普通の女の子として
あなたの前に現れればいいんだけど…▼
[カムイ]
い、いや、それはいいよ…
あたしは今のシャラが好きだから。▼
ありのままのシャラがいいよ。
これからも、ずっと。▼
[シャラ]
そう…
わかったわ…▼
これからもよろしく…
カムイ……▼

支援S

[シャラ]
…カムイ。▼
[カムイ]
あ、シャラだ。
どうしたの?▼
[シャラ]
…少し、話がしたくて。
この前の占いのこと…▼
[カムイ]
ああ、確か…生まれ変わった後も
また会えるかもしれないって出たやつだよね。▼
あれ、素敵な結果だった!
みんなに話したら、すごく神秘的だねって…▼
[シャラ]
…それなのだけれど。
私、やっぱり嫌だわ…▼
生まれ変わってまた会うなんて嫌…▼
[カムイ]
え…!?
ど、どういうこと…!?▼
あたし、何かシャラに
嫌われるようなことしちゃった…!?▼
[シャラ]
いいえ…!▼
私が貴方を嫌うようなこと…
そんなことあるわけがないわ…!▼
[カムイ]
じゃあ、どうして…▼
[シャラ]
…………▼
私はもう…
「次」を願うのは嫌になったのよ…▼
想いを告げるのなら今この身体で…
この声で伝えたいの。▼
カムイ…
私…▼
…貴方のことがすきなの。
誰よりも愛しているの…▼
[カムイ]
シャ、シャラ…!?▼
[シャラ]
吃驚させてごめんなさい…
でも、どうしても言いたかったの…▼
私…ずっと思っていたわ…
もし生まれ変わるなら男がいい…▼
そうしたら…
カムイを守れる強い体や、▼
貴方に恋をできる資格が
手に入るからって…▼
だけど、次に会えたって、
どれだけ思い合ったって…▼
それはもう、
ここにいる私じゃない…▼
不確かなことを願う人生なんて、
空しいだけだわ…▼
[カムイ]
…………▼
[シャラ]
気持ちが悪いわよね、こんなの…
会った瞬間から付きまとわれて、▼
挙句の果てに、
女から愛の告白だなんて…▼
[カムイ]
…………▼
ううん。
あたし、とっても嬉しいよ。▼
[シャラ]
慰めはよしてちょうだい…▼
[カムイ]
慰めなんかじゃないよ。▼
この前言ったよね。
あたしは今のシャラが好きだって。▼
[シャラ]
でもそれは…▼
[カムイ]
それは、
友達としての言葉だったかもしれない。▼
でも、今のあたしは…
シャラの気持ちを知った今のあたしは、▼
この前の言葉に…
別の想いを込められるんだよ。▼
[シャラ]
別の想い…?▼
[カムイ]
うん。それは、友情じゃない
もっと特別な気持ちなんだ。▼
…だからもう一回言わせてね。▼
あたしはシャラが好きだよ。▼
ありのままのシャラがいい。
これからも、ずっと。▼
あたしは誰でもない、
あなたに恋をしたんだもん。▼
[シャラ]
カムイ…!?▼
本当に…?
本気でそう言っているの…?▼
[カムイ]
うん。▼
[シャラ]
そんな…じゃあ私…
この恋をあきらめなくてもいいの…?▼
[カムイ]
…もちろん。▼
[シャラ]
…ああ…▼
(シャラ倒れる)
[カムイ]
シャラ!!?▼
[シャラ]
…大丈夫よ。
喜びのあまり気が遠くなっただけ。▼
死んでも死んだりしないわ…
この身体を手放してなるものですか…!▼
[カムイ]
えへへ。そうだね。
いなくなったら、とっても困っちゃうよ。▼
だってあなたは、私の最愛の人なんだもん。▼
[シャラ]
私…幸せだわ。
誰に何と言われても、構うものですか…▼
これからは…
貴方とずっと一緒にいられるのね…▼
[カムイ]
うん、ずっとずっと一緒だよ。
シャラ!▼
[シャラ]
うふ、うふふ、うふふふふふ…!
まさに人生の絶頂だわ…!!▼
ありがとう、カムイ…!▼
(モーション、CV有り。)
[シャラ]
…愛しているわ。
呪いなんかよりも強く、私は貴方を想っているの…
この気持ちを裏切ったら、許さないわ…
後悔しても、もう遅いのよ?▼

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Last-modified: 2020-08-28 (金) 15:44:23
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