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ツクヨミの支援会話

エルフィ

支援C

[ツクヨミ]
よっと…
うむむっ!▼
[エルフィ]
ツクヨミ…荷物運びをしているの?
なんだか重たそう…▼
良かったら、手伝うわよ…▼
[ツクヨミ]
…エルフィか。▼
いや、これしきの荷物、
運ぶのを手伝ってもらわなくとも…▼
[エルフィ]
いいから持たせて…
よいしょ。▼
[ツクヨミ]
わっ!▼
[エルフィ]
ええと…
これはあっちの倉庫に運べばいいの?▼
[ツクヨミ]
あ、ああ…ええとそうだが…▼
[エルフィ]
そう。残りの物も持てるから、
一緒に運ぶわね。▼
(エルフィ去る)
[ツクヨミ]
な、何ということだ…▼
私の五往復分の仕事が、一回で…▼
(エルフィ戻ってくる)
[エルフィ]
…お待たせ。
これで運び終わったわ。▼
[ツクヨミ]
…ああ、かたじけない…▼
[エルフィ]
あら? どうしたのツクヨミ?
なんだか元気がないみたいだけど…▼
[ツクヨミ]
いや…エルフィに助けられた自分に
悔しさを感じているだけだ。▼
うむ、私はもう少し
力をつけねばならぬな…▼
[エルフィ]
わたしの力が強いのは、
普段から力を使う仕事ばかりしているからよ。▼
あなたはまじないをすることが主なんだから、
気にしなくてもいいと思うけど…▼
[ツクヨミ]
いいや…そうもいかぬ。
男として…そして何より大人として…!▼
[エルフィ]
…………▼
それならツクヨミ。わたしがあなたの
訓練を見てあげましょうか…?▼
良かったら普段、
わたしのやっている方法を教えるわ。▼
[ツクヨミ]
なに?
…確かにそれは試してみる価値はあるな。▼
エルフィ、よろしく頼む。▼
[エルフィ]
わかったわ…▼
じゃあ今度時間を決めて連絡するから、
少し待っていてくれる…?▼
[ツクヨミ]
ああ。よろしく頼むぞ!▼

支援B

[ツクヨミ]
ぜぇっ…はぁっ…▼
くっ…!▼
[エルフィ]
大丈夫…ツクヨミ?
今にも死にそうな顔だわ。▼
[ツクヨミ]
はぁっ…はぁっ…▼
エルフィの訓練内容を侮っていたな…
こ…このような訓練を、毎日行っているのか?▼
[エルフィ]
そうね。陣営の周りを五十周して
腕立て百回、スクワット百回。それから…▼
[ツクヨミ]
いや…もういい…
聞いているだけで身体から力が抜けそうだ…▼
全く付いていけなかったぞ…▼
[エルフィ]
でも、初めてにしてはがんばっていたわ…
今はダメでもいつかこなせるようになるから。▼
[ツクヨミ]
ふ、ふんっ、わかっている。
私は立派な大人なのだからな。▼
こうなったら意地でも筋力をつけて、
強い男になってやるぞ!▼
[エルフィ]
ふふっ、その調子よ。▼
ツクヨミのまじないの力に筋力も加われば、
まさに一騎当千の強さになるわね…▼
それに引き換えわたしの取り得なんて、
怪力くらい…▼
[ツクヨミ]
エルフィのその力は十分誇れるものだぞ。
そう自分を卑下しなくても良いと思うが。▼
[エルフィ]
ううん。わたし、頭の回転が遅いから…
賢い人は心底すごいと思うわ…▼
[ツクヨミ]
ふむ、なるほどな…
だが勉学も努力すれば必ず身につくものだぞ。▼
エルフィも挑戦してみれば良い。▼
[エルフィ]
そうね…ありがとう、ツクヨミ。
あなたががんばっているように、ね。▼
[ツクヨミ]
ああ、そうだ。▼
…さて、休憩もしたし
もうひと踏ん張りするか!▼
[エルフィ]
わたしも付き合うわ…▼
[ツクヨミ]
ああ。礼を言うぞ、エルフィ!▼

支援A

[ツクヨミ]
はあっ…はあっ…
今日の訓練は…これで…終わったな。▼
[エルフィ]
ええ。ツクヨミ…
ようやく慣れてきたみたいね。▼
最近はこなせる量も増えてきているし。▼
[ツクヨミ]
…私も意地でこなしているからな。
もう少しでお前にも追いついてみせるぞ。▼
[エルフィ]
ふふっ、これならきっともうすぐよ。
ツクヨミは本当にすごいわ…▼
[ツクヨミ]
ふふん、そうであろう?▼
…そうだ。いつも付き合ってもらっていて
申し訳ないから、何か礼をしなければな…▼
[エルフィ]
え…? そんなのいいのよ。
お礼が欲しくてやっているわけじゃないもの。▼
[ツクヨミ]
だがそれでは、私の気が済まぬ。▼
…そうだ! 私がエルフィに
兵法を教えるというのはどうだ?▼
[エルフィ]
兵法…?▼
[ツクヨミ]
先日、エルフィは頭を使うのが苦手だと
言っていただろう?▼
ならば私がその苦手分野を補おう。▼
村にいた頃から勉学は得意だったからな。
軍に加わってからは兵法を勉強しているのだ。▼
今なら人に教えるくらい、
どうということはない。▼
[エルフィ]
…いいの?
わたし、本当に勉強ができないのよ?▼
[ツクヨミ]
大丈夫だ。お前が私を助けてくれたように、
今度は私がお前を助けよう。▼
例えどれだけ飲み込みが遅くとも、
決して見放したりはせぬ。▼
[エルフィ]
ツクヨミ…
そうね。ならお願いするわ。▼
[ツクヨミ]
よし、ならば約束だ。
これからは共に助け合っていこう。▼
[エルフィ]
ええ。ツクヨミとも仲良くなれるし…
わたし、嬉しいわ。▼
[ツクヨミ]
! そ、そのような照れくさい台詞は
己の心の中でだけ言っておけ…!▼
[エルフィ]
わたし…何かツクヨミが照れるようなことなんて
言ったかしら…?▼
[ツクヨミ]
ううむ…まぁ、いいか。▼
私もお前と仲が深められて…
悪い気はしないぞ。▼

支援S

[ツクヨミ]
ふっふっふ…どうだエルフィよ。▼
お前の訓練内容を、
余裕でこなせるようになってきたぞ!▼
[エルフィ]
ふふっ、すごいわツクヨミ。
きっと筋力も相当ついたんじゃないかしら?▼
[ツクヨミ]
ああ、きっとそうに違いないぞ!
これで私はより逞しい大人になった。▼
エルフィも兵法の勉強に勤しんでおるし、
我々はお互い良い方向へ向かっているようだな。▼
[エルフィ]
そうね。
きっとツクヨミの教え方が上手だからよ。▼
[ツクヨミ]
そ、そうか…?
そう言ってくれると、嬉しいぞ。▼
エルフィに教える前に、
毎回予習をしている甲斐があるというものだ。▼
[エルフィ]
予習…? そんな…
そこまでしてもらわなくてもいいのに…▼
[ツクヨミ]
私がやっておきたいのだ。
お前に格好悪い姿を見せたくはないし…▼
好きな子のためなら、
がんばるのは当然のことだ。▼
[エルフィ]
え? 好きな…?
それって…▼
[ツクヨミ]
!!
しまった、つい言ってしまったか…!▼
ええい、こうなってしまえば仕方がない…▼
[エルフィ]
ツクヨミ…?▼
[ツクヨミ]
ああ、その…私は…▼
…お前のことが好きなのだ。▼
[エルフィ]
…!!▼
[ツクヨミ]
!? お、おい!?
手に持っていた筆が真っ二つになったぞ!?▼
[エルフィ]
ごめんなさい…
とても驚いてしまって…▼
[ツクヨミ]
それは…私のことは恋人として
受け入れられないということか?▼
[エルフィ]
いいえ…そんなことないわ…▼
ツクヨミがわたしを好きって言ってくれて、
とっても嬉しいの…▼
わたしもあなたのこと…大好き。▼
[ツクヨミ]
そ、そうか…!▼
[エルフィ]
…ツクヨミと恋人同士になれるなんて、
とても幸せだと感じているのよ。▼
大好きなあなたと、
ずっと離れないで済むのね…▼
[ツクヨミ]
そ、そんな風に言うな。
何だか顔が火照ってきたぞ…▼
[エルフィ]
そうなの…? 風邪かもしれないし、
わたしが部屋までおぶっていきましょうか…?▼
[ツクヨミ]
そ、そういうことではない!▼
…この天然で穏やかな性格も好ましいのだが、
若干、玉にキズなところがあるな…▼
[エルフィ]
…?▼
[ツクヨミ]
まぁ良い。▼
これからはお前を守り、共に支えあって
いきたいと思う。よろしく頼むぞ。▼
[エルフィ]
ええ。こちらこそよろしくね、ツクヨミ。▼

ニュクス

支援C

[ツクヨミ]
ニュクス。▼
[ニュクス]
あら、白夜の呪い師さん。▼
[ツクヨミ]
お前はその年で
相当な呪術の使い手と聞いた。本当か?▼
[ニュクス]
その年でって…
いくつくらいに見えるの?▼
[ツクヨミ]
そうだなぁ。
私と同い年くらいではなかろうか。▼
[ニュクス]
うふふ…
まあ、そういうことでもいいわ。▼
[ツクヨミ]
?▼
[ニュクス]
で、私が相当な術の使い手だったら
どうしたって言うの?▼
[ツクヨミ]
…………▼
実は、相談があってな。▼
[ニュクス]
何かしら?▼
[ツクヨミ]
…………▼
誰にも聞かれたくない話なのだ。
お前は秘密を守れるか?▼
[ニュクス]
ええ、口は堅いほうよ。▼
[ツクヨミ]
そうか…ならば…▼
…………▼
いや。
やはりいい。▼
[ニュクス]
え…?▼
[ツクヨミ]
聞かなかったことにしてくれ。▼
(ツクヨミ退場)
[ニュクス]
いったい、何だったの…?▼

支援B

[ツクヨミ]
ニュクス。▼
[ニュクス]
あら、ツクヨミ。▼
[ツクヨミ]
先日は申し訳なかった。
言いかけておいて、いなくなったりして…▼
だが今日ははっきり言おうと思う。▼
…………▼
私には風の部族の者としては珍しく
まじないの才があってな。▼
それで村では重宝され…
この若さで、烈風城では高位についておった。▼
こんな完全無欠に思われる私だが、
一つ重大な弱点があるのだ。▼
それは…▼
[ニュクス]
それは?▼
[ツクヨミ]
暗いところだ。▼
[ニュクス]
暗いところ?
性格が暗いの?▼
[ツクヨミ]
そうではない。
私は暗い場所が大の苦手なのだ。▼
[ニュクス]
…ふーん。▼
[ツクヨミ]
ふーんとはなんだ!
私は本気で悩んでいるのだぞ!▼
…なんとか克服しようと
自分でもいろいろとがんばった。▼
暗いところが怖くなくなる術も研究した。
でもどんな手を試しても克服できなかった。▼
…そんな中、
お前の存在を知ったのだ。▼
[ニュクス]
…もしかして。▼
暗いところが怖くなくなるような術を、
私に作ってほしいってこと?▼
[ツクヨミ]
…簡単に言えばそういうことだ。▼
[ニュクス]
うーん…▼
別に直さなくてもいいんじゃない?
だって、年相応の悩みという感じだもの。▼
[ツクヨミ]
は?▼
[ニュクス]
貴方くらいの年の子は
みんなそうなんじゃないの?▼
[ツクヨミ]
私と同い年くらいなら、だと…
では、お前も暗いところが怖いのか?▼
[ニュクス]
いいえ、私は違うけれど…▼
[ツクヨミ]
ず、ずるいぞ!
ではやはりダメではないかっ!▼
頼む…
なんとか作ってもらえないか!?▼
[ニュクス]
…暗いところが怖くなくなる術ね。▼
わかった。
考えたこともないけど、ちょっと研究してみるわ。▼
[ツクヨミ]
あ、ありがとう!
感謝するぞ!▼
…ただ、誰にも言うでないぞ。▼
[ニュクス]
わかったわよ。▼

支援A

[ニュクス]
ツクヨミ、できたわ。
暗いところが怖くなくなる呪術よ。▼
[ツクヨミ]
本当か!?
ではさっそく頼む!▼
[ニュクス]
はいはい…
じゃあそこに立って。▼
[ツクヨミ]
うむ!▼
[ニュクス]
それじゃ今から魔力を送るから…▼
…………▼
…………▼
…はい、完了。
これで暗いところは怖くなくなったはずよ。▼
[ツクヨミ]
…………▼
全然、自覚がないが…▼
[ニュクス]
夜になればわかるんじゃない。▼
[ツクヨミ]
そ、そうだな。▼
(暗転)
[ツクヨミ]
うぅぅぅぅ!
うわわぁぁぁぁぁぁん!!▼
怖い!
怖いぞぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!▼
[ニュクス]
ちょ、ちょっと…
なんなのよ、大声出して…▼
[ツクヨミ]
ちっともかかってないぞ!
怖くて怖くて仕方ないではないか!!▼
私を騙したな!▼
[ニュクス]
人聞きの悪いこと言わないで…
私はちゃんと術をかけたわ。▼
あとはあなたの心の問題よ。▼
怖くないって思わない限りは
術だって効かないの。▼
[ツクヨミ]
そ、そういうものなのか?▼
[ニュクス]
もう…
情けないことを言わないで。▼
風の部族の者としては珍しく、
秀でたまじないの才があって…▼
村で重宝されて、
その若さで高い地位についていたのでしょう?▼
だったら術がかかる
カラクリくらいわかるはずよ。▼
[ツクヨミ]
…そ、そうだな。
確かに言われてみればそうだ。▼
…………▼
暗闇など怖くない。▼
怖くない…▼
…………▼
確かに、怖くないかも知れん。▼
[ニュクス]
そう、よかった。
一時はどうなることかと思ったわ。▼
[ツクヨミ]
うむ。▼
取り乱したりしてすまなかった。
だがこれからはもう大丈夫だ。▼
これで私から弱点はなくなった。
本当に完全無欠の男になれたぞ!▼
[ニュクス]
そうね。
前より立派に見えるわよ。▼
[ツクヨミ]
ほ、本当にそう思うか?▼
[ニュクス]
ええ。▼
[ツクヨミ]
それもこれもお前のおかげだ。
本当に感謝する。▼
これからもよろしく頼むぞ!▼
[ニュクス]
うふふ。仕方ないわね。▼

支援S

[ツクヨミ]
…………▼
[ニュクス]
ツクヨミ、どうしたの。
こんな時間に…▼
暗いところが怖くなくなったら、
今度ははしゃいでるってわけ?▼
[ツクヨミ]
そ、そんな子どもじみた事ではないっ!▼
そ、その…聞いたのだ。
夜のほうが…雰囲気がいいとな。▼
[ニュクス]
雰囲気?▼
[ツクヨミ]
女性に大事なことを伝えるときは、
夜のほうがいいと聞いたのだ。▼
[ニュクス]
?▼
[ツクヨミ]
ニュクス…私と結婚してもらえぬか。▼
[ニュクス]
えっ?▼
[ツクヨミ]
私にはお前しかおらぬ。▼
結婚指輪というものも用意した。
受け取ってもらいたい。▼
[ニュクス]
…………▼
本当に私でいいの?▼
[ツクヨミ]
どういうことだ?▼
[ニュクス]
私、実は貴方より、
かなり年上なのだけれど。▼
[ツクヨミ]
…な、なんと!?▼
いやいや。
そんな嘘には騙されぬぞ。▼
結婚が嫌なら嫌と言え。
私は完全無欠の男。▼
傷心しても立ち直ってみせる。▼
[ニュクス]
違うのよ、本当にそうなの。▼
[ツクヨミ]
どういうことだ…
理解できぬが…▼
[ニュクス]
…貴方くらいの年のころに
重い呪いにかかっちゃってね。▼
それで体の成長が止まっているの。
だから若く見えるだけ…本当よ。▼
[ツクヨミ]
…………▼
わかった。▼
ならばそれでいい。
構うようなことではない。▼
私は風の部族を代表する呪い師だ。
そんな呪いなどいつか解いてみせる。▼
[ニュクス]
…いいの?▼
呪いを解いちゃったら、貴方より
ずっと年上の女が現れるかもしれないわよ?▼
[ツクヨミ]
年齢など問題ではない。
私はお前そのものが好きなのだからな。▼
[ニュクス]
あら、立派な発言ね。
じゃあこの指輪、受け取ろうかしら。▼
[ツクヨミ]
ほ、本当か…
激しく感激しているぞ…▼
[ニュクス]
私こそありがとう。
とてもうれしいわ。▼
…でも、暗いところが怖いっていうの、
本当に克服したのね。▼
[ツクヨミ]
そのようだ。
お前の術のおかげでな。▼
[ニュクス]
…うまくいったから白状するけど…
本当は術なんてかけていないのよ。▼
[ツクヨミ]
…………▼
えっ?▼
[ニュクス]
そもそも、暗いところが
怖くなくなる術なんてないし。▼
[ツクヨミ]
…………▼
…う、うぅ…▼
[ニュクス]
ちょっと…
なんで震え出してるのよ…▼
しっかりしてよ。
私の夫になるんでしょう?▼
[ツクヨミ]
そ、そうだ!▼
大丈夫だ!
震えてなどおらぬぞ!▼
[ニュクス]
もう…まったく…
手のかかりそうな旦那さんね。▼
でもいいわ。かわいいから。▼
お姉さんが一から育ててあげる。▼

ブノワ

支援C

[ツクヨミ]
ブノワ。▼
[ブノワ]
ツクヨミ、か…▼
[ツクヨミ]
ふん。
お前は相当強いらしいな。▼
[ブノワ]
…………▼
[ツクヨミ]
一万の軍勢を
たった一人で制圧したと聞いたぞ。▼
にわかには信じられぬ話だが…▼
こうしてお前を目の前にすると、
あながちウソではないと思えてくる。▼
[ブノワ]
いや…それは間違いだ…▼
[ツクヨミ]
謙遜か?
喰えぬ男だな。▼
だが、私も負けてはいない。▼
お前にできたことならば、
私にだってできるのが道理。▼
私にはできないことなど
ないのだからな。▼
[ブノワ]
…………▼
[ツクヨミ]
せいぜい、今のうちに
自身の武勇を誇っているがいい。▼
さらばだ。▼
[ブノワ]
…………▼

支援B

[ツクヨミ]
よくきたな。
ブノワ。▼
[ブノワ]
こんなところに…
呼び出して…▼
俺に…なんの用だ?▼
[ツクヨミ]
私とお前、
どちらが真に勇気ある者か。▼
この場所で決着をつけようと思ってな。▼
[ブノワ]
…………▼
[ツクヨミ]
お前にも見えよう。
この山肌に大きく開いた穴倉が。▼
[ブノワ]
ああ…▼
[ツクヨミ]
この穴倉はな、
死者の世界へと繋がっているらしい。▼
[ブノワ]
死者の世界…▼
[ツクヨミ]
さあ、入ってみるがよい。▼
そして、お前の勇気を
この私に証明してみせるのだ!▼
[ブノワ]
断る。▼
[ツクヨミ]
やはりな!
お前はとんだ臆病者だ!▼
しかし、このままでは、
お前の負けという結果になるのだぞ?▼
[ブノワ]
負けでいい…▼
[ツクヨミ]
な、何!?
なんだ、その潔さは!▼
なぜそんなにあっさりと
自身の負けを認めるのだ。▼
[ブノワ]
…………▼
[ツクヨミ]
ま、まあいい。▼
この穴倉に入れば、
私の勝ちは確定だからな。▼
…中は暗そうだな。▼
[ブノワ]
…………▼
[ツクヨミ]
私は…
暗いところだけは苦手なのだ…▼
どうして私は…
こんな場所を選んでしまったのだ…▼
[ブノワ]
…………▼
[ツクヨミ]
あ、明かりを持って入るのは…
やはり、反則なのだろうか…▼
[ブノワ]
…………▼
[ツクヨミ]
こ、この勝負!
今日のところは引き分けとする!▼
[ブノワ]
…………▼

支援A

[ツクヨミ]
ブノワ。▼
[ブノワ]
ツクヨミ…▼
[ツクヨミ]
喜べ。
私はお前を認めるぞ。▼
[ブノワ]
…俺を認める?▼
[ツクヨミ]
ああ。
そうだ。▼
穴倉での勇気試し…
お前の潔さは気持ちのいいものであった。▼
私ほどではないにしろ、
お前ほどの男はそうそういない。▼
[ブノワ]
…………▼
[ツクヨミ]
だから、私はお前を認めるぞ。▼
[ブノワ]
…………▼
[ツクヨミ]
認めてやるから…
私が暗闇を恐れたことは黙っておけ。▼
下手に言いふらしでもしたら、
ただではおかないからな。▼
[ブノワ]
ふっ…▼
[ツクヨミ]
な、何がおかしいのだ!?▼
[ブノワ]
これをお前に…
やろう…▼
[ツクヨミ]
…何だこれは?▼
[ブノワ]
俺の手作りの…
お守りだ…▼
[ツクヨミ]
お守りだと?▼
[ブノワ]
俺は臆病だからな…
常にお守りを持ち歩いている…▼
[ツクヨミ]
…………▼
[ブノワ]
闇に対する恐怖への…
気休め程度にはなると思うぞ…▼
[ツクヨミ]
ブノワ…▼
どうやらお前は…▼
本当に潔くて
気持ちのいい男のようだな。▼
今までの不遜な態度を詫びよう。
…すまなかったな。▼
[ブノワ]
いや…
謝る必要はない…▼
俺は嬉しかった…▼
お前は俺を恐れずに…
普通に話しかけてきてくれたからな…▼
[ツクヨミ]
そうか。▼
[ブノワ]
これからも…
よろしく頼む…▼
[ツクヨミ]
うむ。こちらこそだ。▼

フウガ

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Last-modified: 2025-08-01 (金) 20:43:58
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