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フウガの支援会話


マイユニット(男性・僕)

支援C

[カムイ]
フウガ様。
今少しいいですか?▼
[フウガ]
カムイか。何か用か?▼
[カムイ]
フウガ様は、僕の父上…スメラギ王と
昔馴染みなんですよね?▼
[フウガ]
ああ、そうなるな。▼
[カムイ]
じゃあ、できれば父上のことについて、
僕にお聞かせ願えませんか?▼
僕は父上のことを、
ほとんど覚えていないので…▼
[フウガ]
…そうか、いいだろう。
確かにスメラギと私は竹馬の友だった。▼
大国、小国の違いはあれど、お互い王族の
長兄として通じることが多かったのだろう。▼
出会ったのは若き頃だったが、
二人はすぐに打ち解けたと記憶している…▼
[カムイ]
へえ…▼
[フウガ]
共に笑い、共に身を鍛え、共に過ごした。▼
お互いに描いた、世界の未来について
語り合ったりもした…▼
共に命を預け、闘ったこともある。
スメラギに預けた背中がどれほど心強かったか…▼
[カムイ]
すごい…
まさに理想の親友という感じですね。▼
[フウガ]
ふっ…だが、それだけではない。
共に連れ立って愚かなことをやったりもした。▼
我が国のいけすかぬ臣下に
小賢しい悪戯をしたり、▼
白夜の歓楽街へと出向き、▼
その場を取り仕切る者どもへと
二人だけで喧嘩を仕掛けたこともあった…▼
[カムイ]
ええっ!?▼
[フウガ]
その後でお互いこっぴどく叱られたが…
今となっては良き思い出だ。▼
全て私たちの稚気による…
そう、若気の至りというやつだな。▼
[カムイ]
そ、そんなこともされていたんですね…
なんか意外だな。▼
[フウガ]
だが…それも二人が成人する頃までの話。
スメラギは気づけば二度も妻を娶り子を成した。▼
…そして子を守り、死んでいった。
私は訓練と闘いの日々に明け暮れたのみ。▼
[カムイ]
フウガ様…▼
[フウガ]
奴は随分と遠いところへ行ってしまった…▼
死んだ奴と生き残った私は…
どちらが幸せな人生だったのだろうな。▼
[カムイ]
…………▼
[フウガ]
いかんいかん。
このような湿っぽい話はあまり好かん。▼
カムイよ、これくらいでいいか?▼
[カムイ]
あ、はい!
ありがとうございました。▼

支援B

[フウガ]
いやはや…参ったな。▼
[カムイ]
どうしたんですか、フウガ様?▼
[フウガ]
うむ…
若いおなごに、食事に誘われてな。▼
[カムイ]
ええっ!▼
[フウガ]
私のような者に声をかけるとは…
一体何を考えているのやら。▼
こちらにその気はないと言うのに。▼
[カムイ]
そんな…いいことじゃないですか。
フウガ様、もてているんですよ。▼
[フウガ]
この歳になってはなかなか
そういう発想には至らぬのでな。▼
[カムイ]
いえいえ、フウガ様だって
まだこれからだと思いますよ。▼
[フウガ]
ははっ。
世辞は程々にしてくれ、カムイよ。▼
[カムイ]
お、お世辞なんかじゃありませんよ。
思ったことを言ったまでです。▼
でも、フウガ様。この前の話で
訓練と闘いに明けくれたって言ってましたけど、▼
これまで誰かと結婚しようと思ったことは
無かったんですか?▼
[フウガ]
…!▼
[カムイ]
フウガ様だって族長なんだから
そういう話くらいはあったんじゃないですか…?▼
[フウガ]
…………▼
そうだな。
一人…想いを寄せた女性はいた。▼
[カムイ]
やっぱり!
その人と結婚しようとは思わなかったんですか?▼
[フウガ]
その者は…ツクヨミの母親だ。▼
[カムイ]
えっ…?▼
[フウガ]
横恋慕というやつだ。
彼女には付き合っていた別の男がいた。▼
私が想いを伝える間もなく
二人は結ばれ…ツクヨミが生まれ…▼
そして二人は…
ノスフェラトゥに襲われ還らぬ者となった。▼
[カムイ]
そんな…!▼
[フウガ]
残された赤子のツクヨミを引き取ったのは、
そういった経緯であったのだよ。▼
我がことながら何とも情けない話だ。
愛した女性の子供を育てようなどと…▼
[カムイ]
そんなことないです…立派ですよ!
誰にでもできることじゃないです。▼
[フウガ]
…そう言ってくれるか。
だが…この話は誰にも語ってくれるなよ。▼
老い先短い男がひた隠しにしてきた…
情けない遠い昔の話なのでな。▼
[カムイ]
も、もちろんです!
この話は誰にも言いません!▼
男と男の約束です…!▼
[フウガ]
そうか。ありがとうな。▼

支援A

[カムイ]
あっ。
あそこにいるのはフウガ様かな?▼
フウガ様。▼
[フウガ]
…………▼
[カムイ]
フウガ様?
あれ、どうしたんですか、フウガ様?▼
[フウガ]

…カムイか、すまん。▼
少し考え事をしていた…▼
[カムイ]
ははは、さすがはフウガ様。
考え事をしているのも様になっていました。▼
なんだか、黄昏てたって感じですよ。▼
[フウガ]
黄昏…か。▼
[カムイ]
えっ? ど、どうしたんですか?▼
[フウガ]
いや、まさに私のことを
体現していると思ってな。▼
私はこの歳になっても次代に未来を
任せることなく、闘い続けている…▼
そろそろ若者たちへ、時代を導く者としての
席を譲るべきなのではないかと思ってな。▼
スメラギが去ったように、私もそろそろ…▼
[カムイ]
そ、そんなことありません!▼
[フウガ]
カムイ…?▼
[カムイ]
確かに父上は…僕のせいでこの世から
いなくなってしまいましたが…▼
それは誰かが望んだことじゃない…!▼
[フウガ]
そ、そういう意味では…▼
[カムイ]
ええ、わかってます。
でも僕はあなたに対してもそう思います。▼
まだここに居て欲しいと…!▼
[フウガ]
カムイ…▼
[カムイ]
確かに次の時代を作っていくのは、
若者の責任です。でも…▼
僕らを導いてくれる人生の先輩は
必要だと思うんです。▼
そして、その役目はフウガ様に
担ってほしい…▼
色々なことを経験してきたあなただからこそ、
僕らにできないことが沢山あるんです!▼
[フウガ]
…カムイ▼
わかった。▼
[カムイ]
フウガ様…!▼
[フウガ]
お前に言われて気づいた。私は…
気持ちまで老いてしまったのかもしれんな。▼
死んでいったスメラギたちの分まで…私は
お前たちの背中を支えなければならない。▼
それが生き残った私の務めなのやもしれん。▼
[カムイ]
は…はい!
これからも宜しくお願いします!▼
[フウガ]
うむ、今の話…私に与えられし天命だと
受け止めると誓おう。▼
黄昏どきの男ではあるが、
まだ日は暮れてはおらん…!▼
[カムイ]
ええ、そのとおりです。▼
[フウガ]
まったく…お前は、
やはりスメラギにそっくりだな。▼
[カムイ]
そ、そうですか?▼
[フウガ]
ああ。その熱い気持ち…
強い眼差し。▼
お前と話していると、
まるで在りし日のスメラギと▼
言葉を交わしているような
気になるな。▼
[カムイ]
フウガ様…▼
…父上と似ているだなんて、
なんだか光栄です。▼
僕もいつか、父上のようにフウガ様と
親友のようになれればいいな…なんて。▼
[フウガ]
もう、なっている。▼
[カムイ]
え?▼
[フウガ]
私たちは既に、固い友情を結んだ戦友だ。
これからも、よろしく頼むぞ。▼
[カムイ]
は、はいっ!▼

マイユニット(男性・俺)

支援C

[カムイ]
フウガ様。
今少しいいですか?▼
[フウガ]
カムイか。何か用か?▼
[カムイ]
フウガ様は、俺の父上…スメラギ王と
昔馴染みなんですよね?▼
[フウガ]
ああ、そうなるな。▼
[カムイ]
じゃあ、できれば父上のことについて、
俺にお聞かせ願えませんか?▼
俺は父上のことを、
ほとんど覚えていないので…▼
[フウガ]
…そうか、いいだろう。
確かにスメラギと私は竹馬の友だった。▼
大国、小国の違いはあれど、お互い王族の
長兄として通じることが多かったのだろう。▼
出会ったのは若き頃だったが、
二人はすぐに打ち解けたと記憶している…▼
[カムイ]
ほお…▼
[フウガ]
共に笑い、共に身を鍛え、共に過ごした。▼
お互いに描いた、世界の未来について
語り合ったりもした…▼
共に命を預け、闘ったこともある。
スメラギに預けた背中がどれほど心強かったか…▼
[カムイ]
すごい…
まさに理想の親友という感じですね。▼
[フウガ]
ふっ…だが、それだけではない。
共に連れ立って愚かなことをやったりもした。▼
我が国のいけすかぬ臣下に
小賢しい悪戯をしたり、▼
白夜の歓楽街へと出向き、▼
その場を取り仕切る者どもへと
二人だけで喧嘩を仕掛けたこともあった…▼
[カムイ]
ええっ!?▼
[フウガ]
その後でお互いこっぴどく叱られたが…
今となっては良き思い出だ。▼
全て私たちの稚気による…
そう、若気の至りというやつだな。▼
[カムイ]
そ、そんなこともされていたんですね…
なんか意外だな。▼
[フウガ]
だが…それも二人が成人する頃までの話。
スメラギは気づけば二度も妻を娶り子を成した。▼
…そして子を守り、死んでいった。
私は訓練と闘いの日々に明け暮れたのみ。▼
[カムイ]
フウガ様…▼
[フウガ]
奴は随分と遠いところへ行ってしまった…▼
死んだ奴と生き残った私は…
どちらが幸せな人生だったのだろうな。▼
[カムイ]
…………▼
[フウガ]
いかんいかん。
このような湿っぽい話はあまり好かん。▼
カムイよ、これくらいでいいか?▼
[カムイ]
あ、はい!
ありがとうございました。▼

支援B

[フウガ]
いやはや…参ったな。▼
[カムイ]
どうしたんですか、フウガ様?▼
[フウガ]
うむ…
若いおなごに、食事に誘われてな。▼
[カムイ]
ええっ!▼
[フウガ]
私のような者に声をかけるとは…
一体何を考えているのやら。▼
こちらにその気はないと言うのに。▼
[カムイ]
そんな…いいことじゃないですか。
フウガ様、もてているんですよ。▼
[フウガ]
この歳になってはなかなか
そういう発想には至らぬのでな。▼
[カムイ]
いえいえ、フウガ様だって
まだこれからだと思いますよ。▼
[フウガ]
ははっ。
世辞は程々にしてくれ、カムイよ。▼
[カムイ]
お、お世辞なんかじゃありませんよ。
思ったことを言ったまでです。▼
でも、フウガ様。この前の話で
訓練と闘いに明けくれたって言ってましたけど、▼
これまで誰かと結婚しようと思ったことは
無かったんですか?▼
[フウガ]
…!▼
[カムイ]
フウガ様だって族長なんだから
そういう話くらいはあったんじゃないですか…?▼
[フウガ]
…………▼
そうだな。
一人…想いを寄せた女性はいた。▼
[カムイ]
やっぱり!
その人と結婚しようとは思わなかったんですか?▼
[フウガ]
その者は…ツクヨミの母親だ。▼
[カムイ]
えっ…?▼
[フウガ]
横恋慕というやつだ。
彼女には付き合っていた別の男がいた。▼
私が想いを伝える間もなく
二人は結ばれ…ツクヨミが生まれ…▼
そして二人は…
ノスフェラトゥに襲われ還らぬ者となった。▼
[カムイ]
そんな…!▼
[フウガ]
残された赤子のツクヨミを引き取ったのは、
そういった経緯であったのだよ。▼
我がことながら何とも情けない話だ。
愛した女性の子供を育てようなどと…▼
[カムイ]
そんなことないです…立派ですよ!
誰にでもできることじゃないです。▼
[フウガ]
…そう言ってくれるか。
だが…この話は誰にも語ってくれるなよ。▼
老い先短い男がひた隠しにしてきた…
情けない遠い昔の話なのでな。▼
[カムイ]
も、もちろんです!
この話は誰にも言いません!▼
男と男の約束です…!▼
[フウガ]
そうか。ありがとうな。▼

支援A

[カムイ]
あっ。
あそこにいるのはフウガ様か?▼
フウガ様。▼
[フウガ]
…………▼
[カムイ]
フウガ様?
あれ、どうしたんですか、フウガ様?▼
[フウガ]

…カムイか、すまん。▼
少し考え事をしていた…▼
[カムイ]
ははは、さすがはフウガ様。
考え事をしているのも様になっていました。▼
なんだか、黄昏てたって感じですよ。▼
[フウガ]
黄昏…か。▼
[カムイ]
えっ? ど、どうしたんですか?▼
[フウガ]
いや、まさに私のことを
体現していると思ってな。▼
私はこの歳になっても次代に未来を
任せることなく、闘い続けている…▼
そろそろ若者たちへ、時代を導く者としての
席を譲るべきなのではないかと思ってな。▼
スメラギが去ったように、私もそろそろ…▼
[カムイ]
そ、そんなことありません!▼
[フウガ]
カムイ…?▼
[カムイ]
確かに父上は…俺のせいでこの世から
いなくなってしまいましたが…▼
それは誰かが望んだことじゃない…!▼
[フウガ]
そ、そういう意味では…▼
[カムイ]
ええ、わかってます。
でも俺はあなたに対してもそう思います。▼
まだここに居て欲しいと…!▼
[フウガ]
カムイ…▼
[カムイ]
確かに次の時代を作っていくのは、
若者の責任です。でも…▼
俺たちを導いてくれる人生の先輩は
必要だと思うんです。▼
そして、その役目はフウガ様に
担ってほしい…▼
色々なことを経験してきたあなただからこそ、
俺たちにできないことが沢山あるんです!▼
[フウガ]
…カムイ▼
わかった。▼
[カムイ]
フウガ様…!▼
[フウガ]
お前に言われて気づいた。私は…
気持ちまで老いてしまったのかもしれんな。▼
死んでいったスメラギたちの分まで…私は
お前たちの背中を支えなければならない。▼
それが生き残った私の務めなのやもしれん。▼
[カムイ]
は…はい!
これからも宜しくお願いします!▼
[フウガ]
うむ、今の話…私に与えられし天命だと
受け止めると誓おう。▼
黄昏どきの男ではあるが、
まだ日は暮れてはおらん…!▼
[カムイ]
ええ、そのとおりです。▼
[フウガ]
まったく…お前は、
やはりスメラギにそっくりだな。▼
[カムイ]
そ、そうですか?▼
[フウガ]
ああ。その熱い気持ち…
強い眼差し。▼
お前と話していると、
まるで在りし日のスメラギと▼
言葉を交わしているような
気になるな。▼
[カムイ]
フウガ様…▼
…父上と似ているだなんて、
なんだか光栄です。▼
俺もいつか、父上のようにフウガ様と
親友のようになれればいいと…そう思います。▼
[フウガ]
もう、なっている。▼
[カムイ]
え?▼
[フウガ]
私たちは既に、固い友情を結んだ戦友だ。
これからも、よろしく頼むぞ。▼
[カムイ]
は、はいっ!▼

マイユニット(男性・私)

支援C

[カムイ]
フウガ様。
今少しいいですか?▼
[フウガ]
カムイか。何か用か?▼
[カムイ]
フウガ様は、私の父上…スメラギ王と
昔馴染みなんですよね?▼
[フウガ]
ああ、そうなるな。▼
[カムイ]
じゃあ、できれば父上のことについて、
私にお聞かせ願えませんか?▼
私は父上のことを、
ほとんど覚えていないので…▼
[フウガ]
…そうか、いいだろう。
確かにスメラギと私は竹馬の友だった。▼
大国、小国の違いはあれど、お互い王族の
長兄として通じることが多かったのだろう。▼
出会ったのは若き頃だったが、
二人はすぐに打ち解けたと記憶している…▼
[カムイ]
へえ…▼
[フウガ]
共に笑い、共に身を鍛え、共に過ごした。▼
お互いに描いた、世界の未来について
語り合ったりもした…▼
共に命を預け、闘ったこともある。
スメラギに預けた背中がどれほど心強かったか…▼
[カムイ]
すごい…
まさに理想の親友という感じですね。▼
[フウガ]
ふっ…だが、それだけではない。
共に連れ立って愚かなことをやったりもした。▼
我が国のいけすかぬ臣下に
小賢しい悪戯をしたり、▼
白夜の歓楽街へと出向き、▼
その場を取り仕切る者どもへと
二人だけで喧嘩を仕掛けたこともあった…▼
[カムイ]
ええっ!?▼
[フウガ]
その後でお互いこっぴどく叱られたが…
今となっては良き思い出だ。▼
全て私たちの稚気による…
そう、若気の至りというやつだな。▼
[カムイ]
そ、そんなこともされていたんですね…
なんか意外だな。▼
[フウガ]
だが…それも二人が成人する頃までの話。
スメラギは気づけば二度も妻を娶り子を成した。▼
…そして子を守り、死んでいった。
私は訓練と闘いの日々に明け暮れたのみ。▼
[カムイ]
フウガ様…▼
[フウガ]
奴は随分と遠いところへ行ってしまった…▼
死んだ奴と生き残った私は…
どちらが幸せな人生だったのだろうな。▼
[カムイ]
…………▼
[フウガ]
いかんいかん。
このような湿っぽい話はあまり好かん。▼
カムイよ、これくらいでいいか?▼
[カムイ]
あ、はい!
ありがとうございました。▼

支援B

[フウガ]
いやはや…参ったな。▼
[カムイ]
どうしたんですか、フウガ様?▼
[フウガ]
うむ…
若いおなごに、食事に誘われてな。▼
[カムイ]
ええっ!▼
[フウガ]
私のような者に声をかけるとは…
一体何を考えているのやら。▼
こちらにその気はないと言うのに。▼
[カムイ]
そんな…いいことじゃないですか。
フウガ様、もてているんですよ。▼
[フウガ]
この歳になってはなかなか
そういう発想には至らぬのでな。▼
[カムイ]
いえいえ、フウガ様だって
まだこれからだと思いますよ。▼
[フウガ]
ははっ。
世辞は程々にしてくれ、カムイよ。▼
[カムイ]
お、お世辞なんかじゃありませんよ。
思ったことを言ったまでです。▼
でも、フウガ様。この前の話で
訓練と闘いに明けくれたって言ってましたけど、▼
これまで誰かと結婚しようと思ったことは
無かったんですか?▼
[フウガ]
…!▼
[カムイ]
フウガ様だって族長なんだから
そういう話くらいはあったんじゃないですか…?▼
[フウガ]
…………▼
そうだな。
一人…想いを寄せた女性はいた。▼
[カムイ]
やっぱり!
その人と結婚しようとは思わなかったんですか?▼
[フウガ]
その者は…ツクヨミの母親だ。▼
[カムイ]
えっ…?▼
[フウガ]
横恋慕というやつだ。
彼女には付き合っていた別の男がいた。▼
私が想いを伝える間もなく
二人は結ばれ…ツクヨミが生まれ…▼
そして二人は…
ノスフェラトゥに襲われ還らぬ者となった。▼
[カムイ]
そんな…!▼
[フウガ]
残された赤子のツクヨミを引き取ったのは、
そういった経緯であったのだよ。▼
我がことながら何とも情けない話だ。
愛した女性の子供を育てようなどと…▼
[カムイ]
そんなことないです…立派ですよ!
誰にでもできることじゃないです。▼
[フウガ]
…そう言ってくれるか。
だが…この話は誰にも語ってくれるなよ。▼
老い先短い男がひた隠しにしてきた…
情けない遠い昔の話なのでな。▼
[カムイ]
も、もちろんです!
この話は誰にも言いません!▼
男と男の約束です…!▼
[フウガ]
そうか。ありがとうな。▼

支援A

[カムイ]
あっ。
あそこにいるのはフウガ様ですか?▼
フウガ様。▼
[フウガ]
…………▼
[カムイ]
フウガ様?
あれ、どうしたんですか、フウガ様?▼
[フウガ]

…カムイか、すまん。▼
少し考え事をしていた…▼
[カムイ]
ははは、さすがはフウガ様。
考え事をしているのも様になっていました。▼
なんだか、黄昏てたって感じですよ。▼
[フウガ]
黄昏…か。▼
[カムイ]
えっ? ど、どうしたんですか?▼
[フウガ]
いや、まさに私のことを
体現していると思ってな。▼
私はこの歳になっても次代に未来を
任せることなく、闘い続けている…▼
そろそろ若者たちへ、時代を導く者としての
席を譲るべきなのではないかと思ってな。▼
スメラギが去ったように、私もそろそろ…▼
[カムイ]
そ、そんなことありません!▼
[フウガ]
カムイ…?▼
[カムイ]
確かに父上は…私のせいでこの世から
いなくなってしまいましたが…▼
それは誰かが望んだことじゃない…!▼
[フウガ]
そ、そういう意味では…▼
[カムイ]
ええ、わかってます。
でも私はあなたに対してもそう思います。▼
まだここに居て欲しいと…!▼
[フウガ]
カムイ…▼
[カムイ]
確かに次の時代を作っていくのは、
若者の責任です。でも…▼
私たちを導いてくれる人生の先輩は
必要だと思うんです。▼
そして、その役目はフウガ様に
担ってほしい…▼
色々なことを経験してきたあなただからこそ、
私たちにできないことが沢山あるんです!▼
[フウガ]
…カムイ▼
わかった。▼
[カムイ]
フウガ様…!▼
[フウガ]
お前に言われて気づいた。私は…
気持ちまで老いてしまったのかもしれんな。▼
死んでいったスメラギたちの分まで…私は
お前たちの背中を支えなければならない。▼
それが生き残った私の務めなのやもしれん。▼
[カムイ]
は…はい!
これからも宜しくお願いします!▼
[フウガ]
うむ、今の話…私に与えられし天命だと
受け止めると誓おう。▼
黄昏どきの男ではあるが、
まだ日は暮れてはおらん…!▼
[カムイ]
ええ、そのとおりです。▼
[フウガ]
まったく…お前は、
やはりスメラギにそっくりだな。▼
[カムイ]
そ、そうですか?▼
[フウガ]
ああ。その熱い気持ち…
強い眼差し。▼
お前と話していると、
まるで在りし日のスメラギと▼
言葉を交わしているような
気になるな。▼
[カムイ]
フウガ様…▼
…父上と似ているだなんて、
なんだか光栄です。▼
私もいつか、父上のようにフウガ様と
親友のようになれればいいな…なんて。▼
[フウガ]
もう、なっている。▼
[カムイ]
え?▼
[フウガ]
私たちは既に、固い友情を結んだ戦友だ。
これからも、よろしく頼むぞ。▼
[カムイ]
は、はいっ!▼

マイユニット(女性・私)

支援C

[フウガ]
ふんっ! はあっ!▼
[カムイ]
ん? あれは…フウガ様?
鍛練をしているのでしょうか?▼
随分年上のはずですが、
とても力強いですね…▼
[フウガ]
む?
…そこにいるのは、カムイか?▼
[カムイ]
あ、こんにちは。フウガ様。
鍛練の邪魔をしてしまって、すみません。▼
[フウガ]
いや、構わぬ。いついかなる時も
集中できるよう訓練しているからな。▼
[カムイ]
わあ…本当にすごいですね。
私もフウガ様を見習ってがんばらないと!▼
[フウガ]
では、共に鍛練でもするか?
お前が望めば稽古もつけよう。▼
[カムイ]
えっ!?
い、いいんですか?▼
[フウガ]
何故そのように驚く?▼
共に鍛練し、互いを高めあうことは
効率的かつ至極当然のことだと思うが?▼
[カムイ]
確かにそうなのですが…▼
鍛練はともかく、稽古をつけてもらうなんて
フウガ様の邪魔になりませんか?▼
[フウガ]
そのような心配は無用だ。▼
むしろ鍛えるべき相手が見つかって、
久しぶりに心が躍るようだ。▼
しかもおまえは、伝説の刀の使い手…
鍛えがいがありそうだ。▼
[カムイ]
…わわっ。
フウガ様の目が本気です…!▼
[フウガ]
私が稽古をつければ、
お前の力量も格段に上がるだろう。▼
ツクヨミはすぐ音を上げたが
カムイはどうだろうな。▼
[カムイ]
え、ええと…
それじゃあ、お言葉に甘えますね。▼
[フウガ]
ああ、よろしく頼もう。▼
[カムイ]
わ、私…大丈夫でしょうか…?▼
~

支援B

[フウガ]
よし、今日の鍛練は以上!
少し休むか。▼
[カムイ]
はあっ、はあっ…はいっ!▼
[フウガ]
さあ、水だ。ゆっくり飲むと良い。▼
[カムイ]
ごくっ、ごくっ! …ふう。
今日もありがとうございました。▼
少しずつ、体力もついてきた気がします。▼
[フウガ]
カムイ。
お前はなかなかに見込みがあるな。▼
腕立てに滝行、走りこみまで…
ここまでついてきた者はそういない。▼
[カムイ]
え、そうなんですか?▼
[フウガ]
ふっ、流石はスメラギの子だ。▼
[カムイ]
そういえば…フウガ様は
お父様…スメラギ王と友達だったんですよね?▼
[フウガ]
そのような生温い関係ではない。
共に死線を乗り越えた戦友であった。▼
…もっとも、奴の最期に力を貸せなかった私は、
もう友と呼ばれる資格はないかもしれぬが。▼
[カムイ]
そ、そんなことないです!▼
お父様が死んだのはフウガ様のせいじゃない…
私のせいなんです。▼
…きっと、お父様もフウガ様のことが
大好きだったと思います!▼
[フウガ]
…………▼
[カムイ]
それに、フウガ様は今こうして、
世界のために戦っています…▼
だから、そんなフウガ様のことを
お父様が悪く思っているはずがありません!▼
[フウガ]
カムイ…▼
[カムイ]
あ…すみません。
知ったようなことを言ってしまって。▼
それに、お父様が死んだのは
私のせいなのに…▼
私こそ、こんなことを言う資格…
ありませんね。▼
[フウガ]
…いや。今の言葉…嬉しかった。▼
[カムイ]
え?▼
[フウガ]
まさかスメラギの子に励まされるとはな。
その意志の強さ…父に似ているな。▼
スメラギから受け継いだ意志の強さが
お前の力になっているのだろう。▼
…それに、そう自分自身を責めるな。
スメラギの死は悲しいことだが…▼
奴は最期までお前の父親でいられたことを、
誇りに思っているはずだ。▼
[カムイ]
…ありがとうございます。▼
それなら、お父様の名に恥じないよう、
もっともっと強くならないといけませんね。▼
[フウガ]
…そうだな。
では、次の鍛錬に向かおう。▼
[カムイ]
はい! よろしくお願いします!▼

支援A

[カムイ]
フウガ様!▼
[フウガ]
カムイか。何用だ?▼
[カムイ]
今日、仲間たちから
「強くなったね」って褒められたんです!▼
それで、嬉しくなって報告に…▼
[フウガ]
ほう、それはよかったな。▼
[カムイ]
はい。これもフウガ様のおかげです。
ありがとうございます。▼
[フウガ]
礼を言う必要はない…
その力は、お前自身で勝ち得たもの。▼
私の稽古など、きっかけにすぎん。▼
[カムイ]
フウガ様…▼
[フウガ]
それに、私もお前から得るものがあった。▼
[カムイ]
私から…得るもの?▼
[フウガ]
ああ。ひたむきに努力するお前の姿は
高みを目指す気持ちを更に奮い立たせてくれた。▼
私も今まで以上に強くなり、
お前と共に平和な世界をつくりたい。▼
[カムイ]
そんな…私の方こそ、
フウガ様のおかげでがんばれたんです。▼
でも、それならいつか……フウガ様がお父様と
築いたような関係になれるでしょうか?▼
[フウガ]
…もうなっている。▼
[カムイ]
え?▼
[フウガ]
お前とは既に固い絆で結ばれている。▼
…スメラギと立てた誓いを
今ここでお前にも立てよう。▼
カムイが力を求めるとき、
私はいつでも力を貸そう。▼
そして、共に世界を守っていくのだ。▼
[カムイ]
フウガ様…!▼
[フウガ]
とは言え、お前はスメラギとは違い女性だ。
己の強さを過信せず、無理はせぬことだ。▼
お前の傍には仲間がいることを忘れるな。▼
[カムイ]
…はい!
ありがとうございます、フウガ様!▼

支援S

[フウガ]
…カムイ。▼
[カムイ]
あ、フウガ様。
今お伺いしようと思っていたんです。▼
今日も鍛練をお願い致します。▼
[フウガ]
ああ。もちろんだ。
だが…鍛錬の前に一つ話があるのだ。▼
[カムイ]
なんでしょうか?▼
[フウガ]
…お前も驚く話だと思う。
なにせ、私自身も驚いているのだ。▼
[カムイ]
…?▼
[フウガ]
簡潔に言おう。
カムイ、私の伴侶になってくれ。▼
[カムイ]
は、伴侶?▼
……って、ええっ!?▼
[フウガ]
お前と共に鍛練をしていく内に気づいた。
私はお前の強さに惹かれていると。▼
そう。最初は良き訓練の相棒として
接していたのだ。だが…▼
お前の優しさに触れ、戦場だけでなく
いつも隣にいて欲しいと思うようになった。▼
…私はお前の強さと優しさが愛おしい。
これからも共に強くなっていきたいのだ。▼
[カムイ]
フ、フウガ様…▼
[フウガ]
お前の気持ちはどうだ?
やはり、応えてはくれないだろうか。▼
[カムイ]
いえ、そんなこと…!▼
[フウガ]
では、私の気持ちを
受け入れてくれるのか?▼
[カムイ]
…はい。▼
私も最初はフウガ様の強さに
憧れて稽古をつけてもらっていました…▼
でも、今はそれだけじゃありません。
フウガ様を支えたいとも思っています。▼
私も…ずっとフウガ様の隣にいたいです。▼
[フウガ]
そうか…
ありがとう、カムイ。▼
[カムイ]
いいえ。私も嬉しいです。▼
[フウガ]
だが、まさかこんなことになるとは。
親子ほども年の離れた相手に惚れるなど…▼
[カムイ]
…嫌なんですか?▼
[フウガ]
そういう意味ではない!
…お前が気にするのではと思ったのだ。▼
[カムイ]
そんなこと気にしません!▼
私はフウガ様のこと…大好きですから。▼
[フウガ]
そ、そうか…▼
[カムイ]
うふふ。照れたフウガ様、
ちょっと可愛いかもしれないです…!▼
[フウガ]
こ、こらっ! 何を言うか!。▼
[カムイ]
ふふふ…▼

(モーション、CV有り。)
[フウガ]
平和になったら、スメラギの墓前に報告に行かねばならんな。
奴の親友の名に賭けて…愛するお前を、必ず守り通すと誓おう。

マイユニット(女性・あたし~よ)

支援C

[フウガ]
ふんっ! はあっ!▼
[カムイ]
ん? あれは…フウガ様?
鍛練をしているのかしら?▼
随分年上のはずだけど、
とても力強いわね…▼
[フウガ]
む?
…そこにいるのは、カムイか?▼
[カムイ]
あ、こんにちは。フウガ様。
鍛練の邪魔をしてしまって、ごめんなさい。▼
[フウガ]
いや、構わぬ。いついかなる時も
集中できるよう訓練しているからな。▼
[カムイ]
へえ…本当にすごいですね。
あたしもフウガ様を見習って頑張るわ。▼
[フウガ]
では、共に鍛練でもするか?
お前が望めば稽古もつけよう。▼
[カムイ]
えっ!?
いいんですか?▼
[フウガ]
何故そのように驚く?▼
共に鍛練し、互いを高めあうことは
効率的かつ至極当然のことだと思うが?▼
[カムイ]
確かにそうですが…▼
鍛練はともかく、稽古をつけてもらうなんて
フウガ様の邪魔になりません?▼
[フウガ]
そのような心配は無用だ。▼
むしろ鍛えるべき相手が見つかって、
久しぶりに心が躍るようだ。▼
しかもお前は、伝説の刀の使い手…
鍛えがいがありそうだ。▼
[カムイ]
…あら。
フウガ様の目が本気だわ…▼
[フウガ]
私が稽古をつければ、
お前の力量も格段に上がるだろう。▼
ツクヨミはすぐ音を上げたが
カムイはどうだろうな。▼
[カムイ]
ええと…
それじゃあ、お言葉に甘えます。▼
[フウガ]
ああ、よろしく頼もう。▼
[カムイ]
あたし…大丈夫かしら…?▼
~

支援B

[フウガ]
よし、今日の鍛練は以上!
少し休むか。▼
[カムイ]
はあっ、はあっ…はいっ!▼
[フウガ]
さあ、水だ。ゆっくり飲むと良い。▼
[カムイ]
ごくっ、ごくっ! …ふう。
今日もありがとうございました。▼
少しずつ、体力もついてきた気がします。▼
[フウガ]
カムイ。
お前はなかなかに見込みがあるな。▼
腕立てに滝行、走りこみまで…
ここまでついてきた者はそういない。▼
[カムイ]
え、そうなんですか?▼
[フウガ]
ふっ、流石はスメラギの子だ。▼
[カムイ]
そういえば…フウガ様は
お父様…スメラギ王と友達だったんですよね?▼
[フウガ]
そのような生温い関係ではない。
共に死線を乗り越えた戦友であった。▼
…もっとも、奴の最期に力を貸せなかった私は、
もう友と呼ばれる資格はないかもしれぬが。▼
[カムイ]
そ、そんなことないです!▼
お父様が死んだのはフウガ様のせいじゃない…
あたしのせいなんです。▼
…きっと、お父様もフウガ様のことが
大好きだったと思います!▼
[フウガ]
…………▼
[カムイ]
それに、フウガ様は今こうして、
世界のために戦っています…▼
だから、そんなフウガ様のことを
お父様が悪く思っているはずがありません!▼
[フウガ]
カムイ…▼
[カムイ]
あ…すみません。
知ったようなことを言ってしまって。▼
それに、お父様が死んだのは
あたしのせいなのに…▼
あたしこそ、こんなこと言う資格…
ありませんね。▼
[フウガ]
…いや。今の言葉…嬉しかった。▼
[カムイ]
え?▼
[フウガ]
まさかスメラギの子に励まされるとはな。
その意志の強さ…父に似ているな。▼
スメラギから受け継いだ意志の強さが
お前の力になっているのだろう。▼
…それに、そう自分自身を責めるな。
スメラギの死は悲しいことだが…▼
奴は最期までお前の父親でいられたことを、
誇りに思っているはずだ。▼
[カムイ]
…ありがとうございます。▼
それなら、お父様の名に恥じないよう、
もっともっと強くならないといけませんね。▼
[フウガ]
…そうだな。
では、次の鍛錬に向かおう。▼
[カムイ]
はい! よろしくお願いします!▼

支援A

[カムイ]
フウガ様!▼
[フウガ]
カムイか。何用だ?▼
[カムイ]
今日、仲間たちから
「強くなったね」って褒められたんです!▼
それで、嬉しくなって報告に…▼
[フウガ]
ほう、それはよかったな。▼
[カムイ]
はい。これもフウガ様のおかげです。
ありがとうございます。▼
[フウガ]
礼を言う必要はない…
その力は、お前自身で勝ち得たもの。▼
私の稽古など、きっかけにすぎん。▼
[カムイ]
フウガ様…▼
[フウガ]
それに、私もお前から得るものがあった。▼
[カムイ]
あたしから…得るもの?▼
[フウガ]
ああ。ひたむきに努力するお前の姿は
高みを目指す気持ちを更に奮い立たせてくれた。▼
私も今まで以上に強くなり、
お前と共に平和な世界をつくりたい。▼
[カムイ]
そんな…あたしの方こそ、
フウガ様のおかげでがんばれたんです。▼
でも、それならいつか……フウガ様がお父様と
築いたような関係になれるでしょうか?▼
[フウガ]
…もうなっている。▼
[カムイ]
え?▼
[フウガ]
お前とは既に固い絆で結ばれている。▼
…スメラギと立てた誓いを
今ここでお前にも立てよう。▼
カムイが力を求めるとき、
私はいつでも力を貸そう。▼
そして、共に世界を守っていくのだ。▼
[カムイ]
フウガ様…!▼
[フウガ]
とは言え、お前はスメラギとは違い女性だ。
己の強さを過信せず、無理はせぬことだ。▼
お前の傍には仲間がいることを忘れるな。▼
[カムイ]
…はい!
ありがとうございます、フウガ様!▼

支援S

[フウガ]
…カムイ。▼
[カムイ]
あ、フウガ様。
今お伺いしようと思っていたんです。▼
今日も鍛練をお願い致します。▼
[フウガ]
ああ。もちろんだ。
だが…鍛錬の前に一つ話があるのだ。▼
[カムイ]
なんでしょうか?▼
[フウガ]
…お前も驚く話だと思う。
なにせ、私自身も驚いているのだ。▼
[カムイ]
…?▼
[フウガ]
簡潔に言おう。
カムイ、私の伴侶になってくれ。▼
[カムイ]
は、伴侶?▼
……って、ええっ!?▼
[フウガ]
お前と共に鍛練をしていく内に気づいた。
私はお前の強さに惹かれていると。▼
そう。最初は良き訓練の相棒として
接していたのだ。だが…▼
お前の優しさにも触れ、戦場だけでなく
いつも隣にいて欲しいと思うようになった。▼
…私はお前の強さと優しさが愛おしい。
これからも共に強くなっていきたいのだ。▼
[カムイ]
フ、フウガ様…▼
[フウガ]
お前の気持ちはどうだ?
やはり、応えてはくれないだろうか。▼
[カムイ]
いえ、そんなこと…!▼
[フウガ]
では、私の気持ちを
受け入れてくれるのか?▼
[カムイ]
…はい。▼
あたしも最初はフウガ様の強さに
憧れて稽古をつけてもらっていました…▼
でも、今はそれだけじゃありません。
フウガ様を支えたいとも思っています。▼
あたしも…ずっとフウガ様の隣にいたいです。▼
[フウガ]
そうか…
ありがとう、カムイ。▼
[カムイ]
いいえ。あたしも嬉しいです。▼
[フウガ]
だが、まさかこんなことになるとは。
親子ほども年の離れた相手に惚れるなど…▼
[カムイ]
…嫌なんですか?▼
[フウガ]
そういう意味ではない!
…お前が気にするのではと思ったのだ。▼
[カムイ]
そんなこと気にしません!▼
あたしはフウガ様のこと…大好きですから。▼
[フウガ]
そ、そうか…▼
[カムイ]
うふふ。照れたフウガ様、
ちょっと可愛いかもしれないです…!▼
[フウガ]
こ、こらっ! 何を言うか!▼
[カムイ]
ふふふ…▼

(モーション、CV有り。)
[フウガ]
平和になったら、スメラギの墓前に報告に行かねばならんな。
奴の親友の名に賭けて…愛するお前を、必ず守り通すと誓おう。

マイユニット(女性・あたし~だよ)

支援C

[フウガ]
ふんっ! はあっ!▼
[カムイ]
ん? あれは…フウガ様?
鍛練をしてるのかな?▼
随分年上のはずだけど、
とっても力強いなあ…▼
[フウガ]
む?
…そこにいるのは、カムイか?▼
[カムイ]
あ、こんにちは。フウガ様。
鍛練の邪魔をしてしまって、ごめんなさい。▼
[フウガ]
いや、構わぬ。いついかなる時も
集中できるよう訓練しているからな。▼
[カムイ]
わあ…本当にすごいですね。
あたしもフウガ様を見習ってがんばらないと!▼
[フウガ]
では、共に鍛練でもするか?
お前が望めば稽古もつけよう。▼
[カムイ]
えっ!?
い、いいんですか?▼
[フウガ]
何故そのように驚く?▼
共に鍛練し、互いを高めあうことは
効率的かつ至極当然のことだと思うが?▼
[カムイ]
確かにそうなんですけど…▼
鍛練はともかく、稽古をつけてもらうなんて
フウガ様の邪魔になりませんか?▼
[フウガ]
そのような心配は無用だ。▼
むしろ鍛えるべき相手が見つかって、
久しぶりに心が躍るようだ。▼
しかもおまえは、伝説の刀の使い手…
鍛えがいがありそうだ。▼
[カムイ]
…わわっ。
フウガ様の目が本気だ…!▼
[フウガ]
私が稽古をつければ、
お前の力量も格段に上がるだろう。▼
ツクヨミはすぐ音を上げたが
カムイはどうだろうな。▼
[カムイ]
え、ええと…
それじゃあ、お言葉に甘えますね。▼
[フウガ]
ああ、よろしく頼もう。▼
[カムイ]
あ、あたし…大丈夫かな…?▼
~

支援B

[フウガ]
よし、今日の鍛練は以上!
少し休むか。▼
[カムイ]
はあっ、はあっ…はいっ!▼
[フウガ]
さあ、水だ。ゆっくり飲むと良い。▼
[カムイ]
ごくっ、ごくっ! …ふう。
今日もありがとうございました。▼
少しずつ、体力もついてきた気がします。▼
[フウガ]
カムイ。
お前はなかなかに見込みがあるな。▼
腕立てに滝行、走りこみまで…
ここまでついてきた者はそういない。▼
[カムイ]
え、そうなんですか?▼
[フウガ]
ふっ、流石はスメラギの子だ。▼
[カムイ]
そういえば…フウガ様は
お父様…スメラギ王と友達だったんですよね?▼
[フウガ]
そのような生温い関係ではない。
共に死線を乗り越えた戦友であった。▼
…もっとも、奴の最期に力を貸せなかった私は、
もう友と呼ばれる資格はないかもしれぬが。▼
[カムイ]
そ、そんなことないです!▼
お父様が死んだのはフウガ様のせいじゃない…
あたしのせいなんです。▼
…きっと、お父様もフウガ様のことが
大好きだったと思います!▼
[フウガ]
…………▼
[カムイ]
それに、フウガ様は今こうして、
世界のために戦っています…▼
だから、そんなフウガ様のことを
お父様が悪く思っているはずがありません!▼
[フウガ]
カムイ…▼
[カムイ]
あ…すみません。
知ったようなことを言ってしまって。▼
それに、お父様が死んだのは
あたしのせいなのに…▼
あたしこそ、こんなこと言う資格…
ありませんね。▼
[フウガ]
…いや。今の言葉…嬉しかった。▼
[カムイ]
え?▼
[フウガ]
まさかスメラギの子に励まされるとはな。
その意志の強さ…父に似ているな。▼
スメラギから受け継いだ意志の強さが
お前の力になっているのだろう。▼
…それに、そう自分自身を責めるな。
スメラギの死は悲しいことだが…▼
奴は最期までお前の父親でいられたことを、
誇りに思っているはずだ。▼
[カムイ]
…ありがとうございます。▼
それなら、お父様の名に恥じないよう、
もっともっと強くならないといけませんね!▼
[フウガ]
…そうだな。
では、次の鍛錬に向かおう。▼
[カムイ]
はい! よろしくお願いします!▼

支援A

[カムイ]
フウガ様!▼
[フウガ]
カムイか。何用だ?▼
[カムイ]
今日、仲間たちから
「強くなったね」って褒められたんです!▼
それで、嬉しくなって報告に…▼
[フウガ]
ほう、それはよかったな。▼
[カムイ]
はい。これもフウガ様のおかげです。
ありがとうございます。▼
[フウガ]
礼を言う必要はない…
その力は、お前自身で勝ち得たもの。▼
私の稽古など、きっかけにすぎん。▼
[カムイ]
フウガ様…▼
[フウガ]
それに、私もお前から得るものがあった。▼
[カムイ]
あたしから…得るもの?▼
[フウガ]
ああ。ひたむきに努力するお前の姿は
高みを目指す気持ちを更に奮い立たせてくれた。▼
私も今まで以上に強くなり、
お前と共に平和な世界をつくりたい。▼
[カムイ]
そんな…あたしの方こそ、
フウガ様のおかげでがんばれたんです。▼
でも、それならいつか……フウガ様がお父様と
築いたような関係になれるでしょうか?▼
[フウガ]
…もうなっている。▼
[カムイ]
え?▼
[フウガ]
お前とは既に固い絆で結ばれている。▼
…スメラギと立てた誓いを
今ここでお前にも立てよう。▼
カムイが力を求めるとき、
私はいつでも力を貸そう。▼
そして、共に世界を守っていくのだ。▼
[カムイ]
フウガ様…!▼
[フウガ]
とは言え、お前はスメラギとは違い女性だ。
己の強さを過信せず、無理はせぬことだ。▼
お前の傍には仲間がいることを忘れるな。▼
[カムイ]
…はい!
ありがとうございます、フウガ様!▼

支援S

[フウガ]
…カムイ。▼
[カムイ]
あ、フウガ様。
今お伺いしようと思っていたんです。▼
今日も鍛練をお願い致します。▼
[フウガ]
ああ。もちろんだ。
だが…鍛錬の前に一つ話があるのだ。▼
[カムイ]
なんでしょうか?▼
[フウガ]
…お前も驚く話だと思う。
なにせ、私自身も驚いているのだ。▼
[カムイ]
…?▼
[フウガ]
簡潔に言おう。
カムイ、私の伴侶になってくれ。▼
[カムイ]
は、伴侶?▼
……って、ええっ!?▼
[フウガ]
お前と共に鍛練をしていく内に気づいた。
私はお前の強さに惹かれていると。▼
そう。最初は良き訓練の相棒として
接していたのだ。だが…▼
お前の優しさにも触れ、戦場だけでなく
いつも隣にいて欲しいと思うようになった。▼
…私はお前の強さと優しさが愛おしい。
これからも共に強くなっていきたいのだ。▼
[カムイ]
フ、フウガ様…▼
[フウガ]
お前の気持ちはどうだ?
やはり、応えてはくれないだろうか。▼
[カムイ]
いえ、そんなこと…!▼
[フウガ]
では、私の気持ちを
受け入れてくれるのか?▼
[カムイ]
…はい。▼
あたしも最初はフウガ様の強さに
憧れて稽古をつけてもらっていました…▼
でも、今はそれだけじゃありません。
フウガ様を支えたいとも思っています。▼
あたしも…ずっとフウガ様の隣にいたいです。▼
[フウガ]
そうか…
ありがとう、カムイ。▼
[カムイ]
いいえ。あたしも嬉しいです。▼
[フウガ]
だが、まさかこんなことになるとは。
親子ほども年の離れた相手に惚れるなど…▼
[カムイ]
…嫌なんですか?▼
[フウガ]
そういう意味ではない!
…お前が気にするのではと思ったのだ。▼
[カムイ]
そんなこと気にしません!▼
あたしはフウガ様のこと…大好きですから。▼
[フウガ]
そ、そうか…▼
[カムイ]
うふふ。照れたフウガ様、
ちょっと可愛いかもしれないです…!▼
[フウガ]
こ、こらっ! 何を言うか!。▼
[カムイ]
ふふふ…▼

(モーション、CV有り。)
[フウガ]
平和になったら、スメラギの墓前に報告に行かねばならんな。
奴の親友の名に賭けて…愛するお前を、必ず守り通すと誓おう。


ツクヨミ

支援C

[ツクヨミ]
フウガ様!▼
[フウガ]
ああ、ツクヨミか。▼
[ツクヨミ]
時間があるのであれば、
稽古に付き合ってほしいのだが…▼
[フウガ]
私は構わんぞ。▼
[ツクヨミ]
そうか! では頼む!▼
[フウガ]
最近のお前は随分と機嫌が良いようだな…
何か良いことでもあったのか?▼
[ツクヨミ]
よ、良いことと言うほどでもないが…▼
フウガ様も行軍に加わってくれて、
少し心強いというか…懐かしいというか…▼
[フウガ]
ほう、そうだったのか。▼
[ツクヨミ]
いつか私は…フウガ様に育てられた恩を
返さねばと思っている。▼
だからこうして共に過ごせる時間があれば、
その孝行も早くできるというものだろう?▼
それで少し気が急いているのやもしれぬ。▼
[フウガ]
ふむ。なるほどな。
それで最近、よく話しかけてくるのだな?▼
[ツクヨミ]
むむっ。
そ、そこまで頻繁ではないぞ!▼
[フウガ]
そうだったか? 朝餉の時も、軍議の時も、
ずっと隣にいたではないか?▼
[ツクヨミ]
わああああ! も、もう良い!▼
ならば稽古も先日つけてもらったばかりだし、
今日の訓練はもう無しだ!▼
[フウガ]
ふっ、そうか…ではもう少しか…▼
[ツクヨミ]
…もう少し?▼
[フウガ]
いや…気にするな。こちらの話だ。▼
[ツクヨミ]
気になるではないか、フウガ様。
説明してくれ。▼
[フウガ]
いや、今はまだ教えられない。
だが、いずれ話そう。▼
[ツクヨミ]
……?▼
[フウガ]
今日お前の訓練がないのなら、
私は己の鍛錬に行って来るとしよう。▼
ではな…▼
(フウガ退場)
[ツクヨミ]
フウガ様…?▼

支援B

[フウガ]
ツクヨミよ。少し話がある。▼
[ツクヨミ]
どうしたのだ、フウガ様?▼
[フウガ]
先日、私が言いかけたことを
気にしていただろう?▼
今日はそれを話そうと思ってな。
私はお前に、私の秘技を伝授したい。▼
[ツクヨミ]
そ、それは…!▼
[フウガ]
行軍に加わってから、今までツクヨミが
どの程度成長してきたのか見せてもらった。▼
その結果を伝えよう…ツクヨミは、
村にいた頃よりもずっと強くなったと。▼
[ツクヨミ]
…! そうか…!▼
[フウガ]
故にこれからは、
稽古も手加減なしとする。▼
今までは正直な所、お前に合わせて
手加減をしていた部分があったのだ。▼
[ツクヨミ]
う、うむ…!▼
[フウガ]
ツクヨミの親代わりとして…そして師として…
お前に私の秘技を伝えたいと思う。▼
付いてこられるか?
ツクヨミよ…!!▼
[ツクヨミ]
…当然だ!▼
今の私は、フウガ様に認められた
嬉しさで打ち震えているぞ。▼
[フウガ]
はははっ、そうかそうか。それは何よりだ。▼
お前の成長を見極めるのに
時間がかかってしまったが…▼
これならば十分期待が持てそうだな。▼
[ツクヨミ]
そう余裕をかますのも今の内だぞ、
フウガ様!!▼
あなたを驚かせるくらいの速度で、
私は技を習得してみせよう!▼
[フウガ]
ふふっ、それは楽しみだ。▼

支援A

[ツクヨミ]
はぁっ…はぁっ…やったぞ…!▼
[フウガ]
ふっ、ツクヨミよ…よくやった。
本気の私との手合わせでよくぞ勝利した。▼
[ツクヨミ]
ああ…! これで私は
フウガ様の秘技を習得できたと言えるだろうか?▼
[フウガ]
ああ、十分だ。
もう私から教えることは何もない。▼
よくがんばったな。▼
[ツクヨミ]
フウガ様…!▼
[フウガ]
これでお前は、私に負けぬ闘う力を手に入れた。
強くなってくれて、嬉しいぞ。▼
血は繋がっていなくとも、
お前は私の立派な息子だ…!▼
[ツクヨミ]
あ、ありがとう…フウガ様。
私もフウガ様に育てられて本当に良かった…▼
[フウガ]
そう言ってくれるか…▼
[ツクヨミ]
だがこれからはフウガ様を守るためにも、
私はもっと強くなってみせる。▼
それが、私の親孝行のやり方だ…!▼
[フウガ]
うむ、それを楽しみにしていよう。
だが…私を守るとは随分大きく出たな。▼
[ツクヨミ]
あっ…そ、それは!▼
[フウガ]
まだ私の技を会得したばかりだろう?▼
それを実践で使いこなすには
まだまだ鍛錬が必要だ。▼
それを努々忘れぬことだ。▼
[ツクヨミ]
あ、ああ…だがフウガ様よ!
いつまでも子供と思ってもらっては困るぞ!▼
いつか私はフウガ様を越えてみせるのだからな!▼
[フウガ]
ふふふっ、ああ。その意気だ。▼
[ツクヨミ]
覚悟しておれ、フウガ様!▼
[フウガ]
うむ、望むところだ。▼
お前が私を越える日を楽しみにしているぞ。
…心からな。▼

カンナ(男)(親子)

支援C

[カンナ]
ねえ、お父さん。
ちょっと相談してもいい?▼
[フウガ]
おお、カンナ。どうしたのだ?▼
[カンナ]
お母さんがね
ずっと僕のこと子供扱いするんだよ。▼
[フウガ]
当然だろう。
お前はカムイの子供ではないか。▼
[カンナ]
そうじゃなくて!▼
僕ももう大きくなったんだから
お母さんの力にもっとなれるってことだよ。▼
それなのに、カンナは遊んでていいのよ
って言われてばっかりなんだ…▼
[フウガ]
なるほど、お前は母親に
もっと頼りに思って欲しいのだな?▼
[カンナ]
そう! 僕、お母さんのために
何かしてあげたいんだ。▼
どうやったらお母さんを
喜ばせてあげられるのかな?▼
[フウガ]
ふうむ…そうだな…▼
私の場合は、時間をみつけては
共に鍛錬を行っているぞ。▼
[カンナ]
うーん、それでお母さんは喜ぶの?▼
[フウガ]
ああ、健康にも良いといって
喜んでくれている。▼
[カンナ]
そ、そうなんだ…▼
[フウガ]
むむっ…不服そうだな、カンナ。▼
[カンナ]
何か他にお母さんにすっごく喜んでもらえる
方法があるんじゃないかな?▼
[フウガ]
すごく喜んでもらえる方法…か…▼
[カンナ]
あ、そうだ!
お父さん、それなら僕と勝負してみない?▼
[フウガ]
勝負だと…?▼
[カンナ]
うん。僕とお父さん、どっちがお母さんを
喜ばせてあげられるか勝負するの。▼
色々試してたら一番喜ぶ方法が
見つかるかもしれないでしょ?▼
お母さんからたくさん「ありがとう」って
言われた方が勝ちだよ。▼
[フウガ]
ふむ、親子で競争といったところだな…▼
なかなか面白そうだ。
その勝負、受けて立とう。▼
[カンナ]
ホント? わーい!▼
[フウガ]
だが私はカムイの夫だ…▼
たとえ相手が我が子といえど
妻のことで遅れはとらぬぞ。▼
[カンナ]
うん、正々堂々と勝負だね!▼
[フウガ]
ああ…よろしくな、カンナ。▼

支援B

[カンナ]
ねえ、お父さん。この間言ってた
お母さんを喜ばせる勝負のことだけど、▼
お父さんは今どのくらいお母さんに
ありがとうって言われたの?▼
[フウガ]
そうだな…▼
あれから特別なことはしておらぬが
カムイから礼なら沢山もらっているぞ。▼
言われるたびに回数を紙に書き留めておいた。
一度数えてみるとしよう。▼
[カンナ]
わあ…たくさん!▼
いつもと同じことしてるだけで、
こんなに喜んでもらってるの?▼
[フウガ]
ああ。しかし数えてみると
思った以上に言われているものだな。▼
妻を気遣うのは当たり前のことだが…
悪い気はしないな。▼
[カンナ]
むー…でも僕だって負けてないもん!▼
ほら、僕も数えておいたんだ!
合計はええと…▼
[フウガ]
むむっ!?
…お前も私と同数のようだな…▼
[カンナ]
あっ、本当だ!
えへへ、でもきっと追い抜かすよ!▼
毎日ずっとお母さんの傍にいて
いっぱいお手伝いしてるもん。▼
[フウガ]
ほう…それは感心だな。
どんなことを手伝ったのだ?▼
[カンナ]
ええと、朝はお布団を干してー、▼
お昼はご飯作ってるお母さんの横で
お野菜を切ってー、▼
夜はお風呂掃除をしてるんだよ!▼
[フウガ]
そうか。カムイは
さぞ喜んだであろう?▼
[カンナ]
うん! いっぱいありがとうって
言ってもらえたよ!▼
[フウガ]
はっはっは、良かったな。▼
……しかし、いつの間にやら
カンナも大きくなっておったのだな。▼
[カンナ]
えっ?▼
[フウガ]
布団を干したり野菜を切ったりなど▼
少し前まで想像もできなかった。▼
カンナを子供扱いしていたのは、
私も同じだったのかもしれぬ。▼
[カンナ]
えへへ! 僕、たくさん練習したんだよ。
だからもう何でもできるんだ。▼
[フウガ]
その様にお前が努力する姿も
カムイは嬉しかったと思うぞ。▼
[カンナ]
あ、そういえば僕、
ありがとうって言われた数よりも▼
すごいって褒められた数の方が
多かったかも…▼
[フウガ]
やはりな。子供の成長する姿をみて
感動しない親などおらぬからな。▼
[カンナ]
そっか…えへへ、じゃあ明日からも
たくさんお手伝いしようっと!▼
お父さんには負けないからね!▼
[フウガ]
これはこちらもうかうかしておられぬな…
私も負けんからな、カンナ!▼

支援A

[カンナ]
むー…▼
[フウガ]
どうした、カンナ?▼
[カンナ]
あ、お父さん…▼
[フウガ]
今日は不機嫌そうだな…
何かあったのか?▼
先日私との勝負に勝ってからというもの、
ずっと機嫌が良かったではないか?▼
[カンナ]
あのね、今日も僕、
お母さんのお手伝いしてたの。▼
そしたら、お手伝いは嬉しいんだけど、
もっと甘えてほしいって言われて…▼
また子供扱いされちゃったんだ…▼
僕、ちゃんとお手伝い
できてなかったのかな?▼
[フウガ]
なるほど、そういうことか。
そんなに落ち込まなくとも良い。▼
察するに…お前はきちんと
手伝いができていたと思うぞ。▼
[カンナ]
でも、お母さんからは
お手伝いよりも甘えてほしいって…▼
[フウガ]
それはお前の勘違いだ。
カムイは…寂しかったのだ。▼
[カンナ]
寂しかった…?▼
[フウガ]
ああ、親というのは勝手なものでな。
我が子の成長を何より喜ぶ一方で…▼
大きくなって手がかからなくなると
頼りにされなくなって寂しくなってしまうのだ。▼
[カンナ]
うーん、ちょっと僕には難しいかも…▼
[フウガ]
はっはっは!
お前もいつかわかるようになるさ。▼
カンナ、ではこうしてはどうだ?
まず、お手伝いは今まで通り続けるのだ。▼
その上で時折、夜に添い寝して欲しいと
頼んでみろ。▼
そうすればカムイは
きっと喜ぶはずだ。▼
[カンナ]
で、でも…▼
[フウガ]
どうした? お前は
カムイと一緒に寝るのはイヤなのか?▼
[カンナ]
ううん! そんなことないよ!▼
ただ…お母さんと一緒に寝ると、
ずっと甘えたくなっちゃうんだ…▼
[フウガ]
何を言っている…それでいい。
もっと甘えればいいのだ。▼
何故ならお前は私たちの子供なのだからな。▼
[カンナ]
お父さん…▼
[フウガ]
カンナは何の心配もいらないほど
日々立派に成長してくれている。▼
だから…もっと甘えてくれるくらいで、
ちょうど良いと思うぞ。▼
[カンナ]
うん…ありがとう、お父さん!
これからはそうするね!▼
[フウガ]
よし。では今夜は二人が一緒に寝られるよう、
カムイに話をしておいてやろう。▼
[カンナ]
あっ!
それならお父さんも一緒に寝ようよ!▼
[フウガ]
なに!? い、いや…私は別に…▼
[カンナ]
だって僕、お母さんだけじゃなくて、
お父さんにも甘えたいもん!▼
家族みんなで一緒に寝たいよ。ダメ?▼
[フウガ]
……し、仕方のない奴だな…
カムイに伝えておいてやろう。▼
[カンナ]
わーい、やったー!▼
[フウガ]
ふふ。子の頼みというのは
どうしてこう…抗い難いものなのだろうな…▼
家族みんなで川の字か…
こんな幸福な日々が永く続いて欲しいものだ…▼

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Last-modified: 2020-08-06 (木) 09:45:52
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