会話集/章別会話
インビジブルキングダム 7章 語られざる世界 †
ナレーション†
白夜、暗夜のどちらも選ばない
事を決めたカムイは、
ひとまず身を隠すため、
誰にも見つからないという
隠れ場所へと向かった。
オープニング†
オープニング1†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [フェリシア]
- あのあの、
これからどうしますか?▼
私たちの味方はもう…
どちらの国にも、いないんですよ。▼
- [カムイ]
- えっと…とりあえずは
身を隠した方がいいかもしれないな。▼
- [アクア]
- そうね…それなら一緒にきて。
誰にも見つからない隠れ場所があるの。▼
- [カムイ]
- え?
そんなところがあるのか?▼
- [アクア]
- …ええ。
そして、そこなら話すことができる。▼
私がお母様から聞いた…
この世界の真実の姿と、深い絶望を…▼
(場面転換、無限峡谷の吊り橋へ)
- [カムイ]
- ここは、無限峡谷…?
ギュンターが落とされた場所だ。▼
まさか…
ここが隠れ場所だというのか?▼
- [アクア]
- ええ、そうよ。
この谷に飛び込むの。▼
- [フェリシア]
- え!? ま、待ってください!▼
こんなとこから落ちたら死んじゃいますよ~!▼
誰にも知られない隠れ場所ってまさか…
あの世ってわけじゃないですよね?▼
- [アクア]
- 大丈夫よ、ここから落ちても死ぬことはない。
…私を信じて。▼
- [カムイ]
- アクア…
さっき話していた世界の真実についても、▼
谷を下りたら聞かせてくれるんだな。▼
- [アクア]
- そうね。
あなたが望むなら。▼
- [カムイ]
- …………▼
…わかった。
飛び込もう。▼
- [フェリシア]
- はわわ!?
カムイ様、本気ですか!?▼
- [カムイ]
- ああ、大丈夫だ。
俺はアクアを信じている。▼
- [アクア]
- ありがとう。それじゃ、
先に行ってあなたを待ってるわ。▼
- [カムイ]
- よし。
俺も後に続くぞ。▼
- [フェリシア]
- はぅぅ…カムイ様が行くのなら
私も覚悟を決めないとですね…!▼
お、おっかなすぎますけど、
私もお供させていただきますっ!▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [ジョーカー]
- お二人とも…
これから如何されますか?▼
私たちの味方はもう…
どちらの国にも、いないんですよ。▼
- [カムイ]
- えっと…とりあえずは、
身を隠した方がいいかもしれませんね。▼
- [アクア]
- そうね…それなら一緒にきて。
誰にも見つからない隠れ場所があるの。▼
- [カムイ]
- え?
そんなところがあるんですか?▼
- [アクア]
- …ええ。
そして、そこなら話すことができる。▼
私がお母様から聞いた…
この世界の真実の姿と、深い絶望を…▼
(場面転換、無限峡谷の吊り橋へ)
- [カムイ]
- ここは、無限峡谷…?
ギュンターさんが落とされた場所…ですね。▼
まさか…
ここが隠れ場所だというんですか?▼
- [アクア]
- ええ、そうよ。
この谷に飛び込むの。▼
- [ジョーカー]
- …お待ちください!▼
このようなところから飛び降りたら
死んでしまいます。▼
誰にも知られない隠れ場所とはまさか…
あの世というわけではありませんよね?▼
- [アクア]
- 大丈夫よ、ここから落ちても死ぬことはない。
…私を信じて。▼
- [カムイ]
- アクアさん…▼
先程話していた世界の真実についても、
谷を下りたら聞かせてくださるんですね。▼
- [アクア]
- そうね。
あなたが望むなら。▼
- [カムイ]
- …………▼
…わかりました。
飛び込みます。▼
- [ジョーカー]
- !?
カムイ様、本気ですか?▼
- [カムイ]
- はい、大丈夫です。
私はアクアさんを信じています。▼
- [アクア]
- ありがとう。それじゃ、
先に行ってあなたを待ってるわ。▼
- [カムイ]
- よし。
私も後に続きましょう。▼
- [ジョーカー]
- …カムイ様が行くのなら
私も覚悟を決めないといけませんね。▼
貴方のためならば、命を落とそうとも本望。
地獄の果てまでお供させていただきましょう。▼
|
ムービー 「底へ」†
登場人物たちの台詞は一切なく、終始無言である~
(吊り橋の手すりを乗り越えて立つアクアが、こちらを見ている)
(横顔アップになったアクアが、誘うようにこちらへ視線を投げる)
(アクア、おもむろに正面を向き、そのまま倒れるように下へ落ちる)
(その後を追うべく、カムイも吊り橋の手すりを越え、深い峡谷へ身を投げる。カメラには、手すりを越える際に自分の手が映る)
(かなりの速度で峡谷を落ちる。視線の先には、前を行くアクアの姿がある).
(アクアが、主人公を確認するように後方へ視線を向ける)
(更に落下は続き、ものすごい勢いで岩肌が後方へ流れていく)
(画面がブラックアウト)
(カムイが目を開けたのか、再び画面が明るくなる。緑に覆われた大地、空中に浮かぶ岩石群といった風景が映る)
オープニング2†
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- …くっ。
ここが、無限峡谷の底か…?▼
あんなに高いところから落ちたのに…
怪我はしていないようだな。▼
- [アクア]
- 良かった…
だから大丈夫だって言ったのよ。▼
フェリシアも、平気かしら?▼
- [フェリシア]
- はいっ、
だ、大丈夫です……▼
で、でも…
かなり目が回っちゃいました…▼
- [カムイ]
- うーん…それにしても、
この荒れ果てた大地はいったい…?▼
- [アクア]
- …ここは透魔王国。
暗夜王国と白夜王国の争いの元凶よ。▼
- [カムイ]
- 争いの元凶?▼
- [アクア]
- …………▼
さあ、行くわよ、二人とも。
ここにいるとすぐ敵に見つかるわ。▼
(戦闘マップ 洞窟)
- [アクア]
- …ここまで来れば、安全ね。▼
さっきの話の続きだけれど…▼
今この国に座する王は、
透魔王ハイドラというの。▼
奴は平和であった時代の
前透魔王を殺し…▼
人の精神を支配する術を使って、
民たちを互いに殺し合わせた。▼
かつて豊かだったこの土地は、
瞬く間に地獄に変わり…▼
透魔王国は…滅びてしまったわ。▼
でもこれは、
奴の野望の始まりにすぎない。▼
- [カムイ]
- 野望の始まり…?▼
- [アクア]
- …そう。
奴の狙いは、この世界を壊すことよ。▼
透魔も、暗夜も、白夜も等しくね。▼
今も奴は裏から糸を引き、
暗夜王国と白夜王国を争わせているわ。▼
ガロン王の侵略行為を
影から操っているのもハイドラの仕業よ。▼
- [カムイ]
- まさか…!▼
だが、それならハイドラを倒せば
戦争を止めることができるはずだ。▼
元の世界に戻ってみんなに説明しよう。
暗夜王国と白夜王国が力を合わせれば…▼
- [アクア]
- いいえ…それは無理よ。▼
透魔王国のことは、
外の世界では誰にも伝えられないの。▼
誰かに伝えれば、呪いによって、
全身が水の泡となって消えてしまうわ。▼
私のお母様…かつて透魔の王妃であった、
シェンメイと同じように。▼
- [カムイ]
- …えっ、王妃?
それじゃあ、アクアは…!▼
- [アクア]
- ええ。私はこの国…
透魔王国の王女なの。▼
さっき話した、
ハイドラに殺された前透魔王は…▼
…私のお父様だった方よ。▼
- [カムイ]
- そんな…!
じゃあお前は、国を追われて…▼
- [アクア]
- そうね…けれど、
このことを誰かに話したことはないわ。▼
呪いのせいで…
話したくても、話せはしない。▼
いくら両親が恋しくても、
故郷が気がかりでも、▼
その気持ちを口にすることは叶わない。
私の心の中で殺すしかなかったの…▼
…今までずっと。▼
- [カムイ]
- アクア…▼
- [アクア]
- いい? カムイ。
この道を選んだということは…▼
あなたも、
私と同じ思いをするということよ。▼
どれだけわかってほしくても、
真実を伝えたくても、▼
それを口にすることは叶わない…
その辛さは、生半可なものではないわ。▼
だから…覚悟しておいて。▼
- [カムイ]
- …ああ。
それは、承知の上だ。▼
- [アクア]
- …っ!?▼
魔物の気配がするわ。
かなりの数に囲まれたみたい。▼
悪いけど、話は後よ。
まずはこいつらを片付けましょう。▼
- [カムイ]
- わかった。▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [カムイ]
- …くっ。
ここが、無限峡谷の底ですか…?▼
あんなに高いところから落ちたのに…
怪我はしていないみたいです。▼
- [アクア]
- 良かった…
だから大丈夫だって言ったのよ。▼
ジョーカーも、平気かしら?▼
- [ジョーカー]
- はい、もちろんです。
カムイ様がご無事で安心しました…▼
- [カムイ]
- うーん…それにしても、
この荒れ果てた大地はいったい…?▼
- [アクア]
- …ここは透魔王国。
暗夜王国と白夜王国の争いの元凶よ。▼
- [カムイ]
- 争いの元凶…ですか?▼
- [アクア]
- …………▼
さあ、行くわよ、二人とも。
ここにいるとすぐ敵に見つかるわ。▼
(戦闘マップ 洞窟)
- [アクア]
- …ここまで来れば、安全ね。▼
さっきの話の続きだけれど…▼
今この国に座する王は、
透魔王ハイドラというの。▼
奴は平和であった時代の
前透魔王を殺し…▼
人の精神を支配する術を使って、
民たちを互いに殺し合わせた。▼
かつて豊かだったこの土地は、
瞬く間に地獄に変わり…▼
透魔王国は…滅びてしまったわ。▼
でもこれは、
奴の野望の始まりにすぎない。▼
- [カムイ]
- 野望の始まり…?▼
- [アクア]
- …そう。
奴の狙いは、この世界を壊すことよ。▼
透魔も、暗夜も、白夜も等しくね。▼
今も奴は裏から糸を引き、
暗夜王国と白夜王国を争わせているわ。▼
ガロン王の侵略行為を
影から操っているのもハイドラの仕業よ。▼
- [カムイ]
- まさか…!▼
でも、それならハイドラを倒せば
戦争を止めることができるはずです。▼
元の世界に戻ってみんなに説明しましょう。
暗夜王国と白夜王国が力を合わせれば…▼
- [アクア]
- いいえ…それは無理よ。▼
透魔王国のことは、
外の世界では誰にも伝えられないの。▼
誰かに伝えれば、呪いによって、
全身が水の泡となって消えてしまうわ。▼
私のお母様…かつて透魔の王妃であった、
シェンメイと同じように。▼
- [カムイ]
- …えっ、王妃?
それじゃあ、アクアさんは…!▼
- [アクア]
- ええ。私はこの国…
透魔王国の王女なの。▼
さっき話した、
ハイドラに殺された前透魔王は…▼
…私のお父様だった方よ。▼
- [カムイ]
- そんな…!
じゃああなたは、国を追われて…▼
- [アクア]
- そうね…けれど、
このことを誰かに話したことはないわ。▼
呪いのせいで…
話したくても、話せはしない。▼
いくら両親が恋しくても、
故郷が気がかりでも、▼
その気持ちを口にすることは叶わない。
私の心の中で殺すしかなかったの…▼
…今までずっと。▼
- [カムイ]
- アクアさん…▼
- [アクア]
- いい? カムイ。
この道を選んだということは…▼
あなたも、
私と同じ思いをするということよ。▼
どれだけわかってほしくても、
真実を伝えたくても、▼
それを口にすることは叶わない…
その辛さは、生半可なものではないわ。▼
だから…覚悟しておいて。▼
- [カムイ]
- …はい。
それは、承知の上です。▼
- [アクア]
- …っ!?▼
魔物の気配がするわ。
かなりの数に囲まれたみたい。▼
悪いけど、話は後よ。
まずはこいつらを片付けましょう。▼
- [カムイ]
- わかりました。▼
|
1ターン目開始前†
- [アクア]
- 気をつけて進みましょう。▼
暗闇の奥に…
敵が潜んでいるかもしれないわ。▼
上ブロック到達時†
+
| | マイユニット男性・僕
|
- [カムイ]
- え…? あの人影…
あの騎士は、まさか…!▼
- [ギュンター]
- カムイ様!!▼
- [カムイ]
- ギュンター!?▼
ほ、本当に君なのか…!?
無事だったのか、ギュンター!▼
- [ギュンター]
- はい。気付けばこの地におりまして、
なぜ生きているのか私も不思議なぐらいで…▼
ですが断じて幽霊などではございませんぞ。
この腕も足も、この通り本物です。▼
- [カムイ]
- そうみたいだね…!▼
また会えて良かった。
ほんとに良かったよ、ギュンター!!▼
- [ギュンター]
- 再開を喜びたいところですが、
今はゆっくり話している暇はありませんな…▼
こやつらは厄介な相手です、
ここからは私も加勢しましょう!▼
|
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- え…? あの人影…
あの騎士は、まさか…!▼
- [ギュンター]
- カムイ様!!▼
- [カムイ]
- ギュンター!?▼
ほ、本当にお前なのか…!?
無事だったのか、ギュンター!▼
- [ギュンター]
- はい。気付けばこの地におりまして、
なぜ生きているのか私も不思議なぐらいで…▼
ですが断じて幽霊などではございませんぞ。
この腕も足も、この通り本物です。▼
- [カムイ]
- そうみたいだな…!▼
また会えて良かった。
ほんとに良かったぞ、ギュンター!!▼
- [ギュンター]
- 再開を喜びたいところですが、
今はゆっくり話している暇はありませんな…▼
こやつらは厄介な相手です、
ここからは私も加勢しましょう!▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [カムイ]
- え…? あの人影…
あの騎士は、まさか…!▼
- [ギュンター]
- カムイ様!!▼
- [カムイ]
- ギュンターさん!?▼
ほ、本当にあなたなんですか…!?
無事だったんですね、ギュンターさん!▼
- [ギュンター]
- はい。気付けばこの地におりまして、
なぜ生きているのか私も不思議なぐらいで…▼
ですが断じて幽霊などではございませんぞ。
この腕も足も、この通り本物です。▼
- [カムイ]
- そのようですね…!▼
また会えて良かった。
本当に良かったです、ギュンターさん!!▼
- [ギュンター]
- 再開を喜びたいところですが、
今はゆっくり話している暇はありませんな…▼
こやつらは厄介な相手です、
ここからは私も加勢しましょう!▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
- [カムイ]
- え…? あの人影…
あの騎士は、まさか…!▼
- [ギュンター]
- カムイ様!!▼
- [カムイ]
- ギュンター!?▼
ほ、本当にあなたなの…!?
無事だったのね、ギュンター!▼
- [ギュンター]
- はい。気付けばこの地におりまして、
なぜ生きているのか私も不思議なぐらいで…▼
ですが断じて幽霊などではございませんぞ。
この腕も足も、この通り本物です。▼
- [カムイ]
- そうみたいね…!▼
また会えて良かった。
ほんとに良かったわ、ギュンター!!▼
- [ギュンター]
- 再開を喜びたいところですが、
今はゆっくり話している暇はありませんな…▼
こやつらは厄介な相手です、
ここからは私も加勢しましょう!▼
|
クリア後†
クリア後1†
+
| | マイユニット男性・僕
|
- [カムイ]
- ギュンター!
また会えて、本当に嬉しいよ…!▼
- [ギュンター]
- はい。カムイ様…▼
まさか再びお会いできるとは
夢にも思いませんでした。▼
しばらく見ないうちに、
強くなられましたな…▼
- [フェリシア]
- ギュンターさ~ん!
無事でよかったです~!▼
- [ギュンター]
- おお…! フェリシアも、ここまでよく
カムイ様をお守りしてくれたな。▼
しかし、
なぜこのようなところに…?▼
- [アクア]
- それは、私が二人を
ここに連れてきたからよ。▼
- [ギュンター]
- ? 貴方は…▼
- [アクア]
- 私はアクア。▼
幼い頃、暗夜王国から連れ去られた王女…
そう言えば、わかってくれるかしら。▼
- [ギュンター]
- ! はい、覚えておりますぞ。
まだお小さかった頃の貴方のことを。▼
あの日、白夜に連れ去られる貴方のことを
お守りできず、申し訳ありませんでした…▼
- [アクア]
- いいえ。
そのことはもう気にしないで。▼
それよりギュンター、
よく生きていてくれたわ。▼
あなたは手練れの戦士だから、
魔物たちの餌食にならずに済んだようね。▼
- [ギュンター]
- ではアクア様。
この場所はいったい、何なのです?▼
- [アクア]
- ここは透魔王国。
無限渓谷の底に通じている…見えない国。▼
今は世界を滅ぼそうとしている王、
ハイドラが君臨しているの。▼
…奴を倒さない限り、
この世界に平和は訪れないわ。▼
- [フェリシア]
- でもでもギュンターさん、
気をつけてください!▼
このことを外の世界で喋ると私たち、
呪いで水の泡になって消えちゃうんですー!▼
- [ギュンター]
- なにっ…!?▼
- [カムイ]
- うん…そういうことなんだ。
僕は今、暗夜も白夜も敵に回して闘っている。▼
この世界の真の平和を掴むため…
そして、真の敵を倒すために。▼
きっと、苦しい闘いになる。
それでも、僕たちと共に闘ってくれるかい?▼
- [ギュンター]
- はい。お供いたしましょう、それでも。
このギュンター、いつまでも貴方様と共に…▼
- [カムイ]
- ありがとう…ギュンター。▼
- [ギュンター]
- いえ。それにしても…
まだ夢でも見ているような心地です。▼
なんとか生き延びた甲斐がありました。▼
しかしガンズもたいしたことないですな。
この通り、たいしたケガもありません。▼
- [カムイ]
- ああ、そういえば…
ガンズは言っていた。▼
ギュンターを急襲したのは、
ガロン王の命令だって。▼
でも、どうして…▼
- [ギュンター]
- 恥ずかしながら…
私はガロン王に恨まれているのですよ。▼
- [カムイ]
- 恨まれている?▼
- [ギュンター]
- はい…かつて戦場で
数多の武勲を立てた私は、▼
ガロン王に謁見を許されました。▼
そして、王から竜の血を賜る機会を
授けられたのです。▼
それは大変な栄誉でした。
王を守る最高位の騎士となれるのですからな。▼
…ですが私は固辞しました。
故郷の街に妻と子がいたからです。▼
私がその役目につけば、
家族と今まで通りには暮らせない。▼
私は平凡な一生を送りたい…
ですからお許しくださいと申しました。▼
あの時のガロン王の憤怒は
今でも忘れられません。▼
- [カムイ]
- そんなことがあったのか…▼
|
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- ギュンター!
また会えて、本当に嬉しいぞ…!▼
- [ギュンター]
- はい。カムイ様…▼
まさか再びお会いできるとは
夢にも思いませんでした。▼
しばらく見ないうちに、
強くなられましたな…▼
- [フェリシア]
- ギュンターさ~ん!
無事でよかったです~!▼
- [ギュンター]
- おお…! フェリシアも、ここまでよく
カムイ様をお守りしてくれたな。▼
しかし、
なぜこのようなところに…?▼
- [アクア]
- それは、私が二人を
ここに連れてきたからよ。▼
- [ギュンター]
- ? 貴方は…▼
- [アクア]
- 私はアクア。▼
幼い頃、暗夜王国から連れ去られた王女…
そう言えば、わかってくれるかしら。▼
- [ギュンター]
- ! はい、覚えておりますぞ。
まだお小さかった頃の貴方のことを。▼
あの日、白夜に連れ去られる貴方のことを
お守りできず、申し訳ありませんでした…▼
- [アクア]
- いいえ。
そのことはもう気にしないで。▼
それよりギュンター、
よく生きていてくれたわ。▼
あなたは手練れの戦士だから、
魔物たちの餌食にならずに済んだようね。▼
- [ギュンター]
- ではアクア様。
この場所はいったい、何なのです?▼
- [アクア]
- ここは透魔王国。
無限渓谷の底に通じている…見えない国。▼
今は世界を滅ぼそうとしている王、
ハイドラが君臨しているの。▼
…奴を倒さない限り、
この世界に平和は訪れないわ。▼
- [フェリシア]
- でもでもギュンターさん、
気をつけてください!▼
このことを外の世界で喋ると私たち、
呪いで水の泡になって消えちゃうんですー!▼
- [ギュンター]
- なにっ…!?▼
- [カムイ]
- ああ…そういうことらしい。
俺は今、暗夜も白夜も敵に回して闘っている。▼
この世界の真の平和を掴むため…
そして、真の敵を倒すために。▼
きっと、苦しい闘いになる。
それでも、俺たちと共に闘ってくれるか?▼
- [ギュンター]
- はい。お供いたしましょう、それでも。
このギュンター、いつまでも貴方様と共に…▼
- [カムイ]
- ありがとう…ギュンター。▼
- [ギュンター]
- いえ。それにしても…
まだ夢でも見ているような心地です。▼
なんとか生き延びた甲斐がありました。▼
しかしガンズもたいしたことないですな。
この通り、たいしたケガもありません。▼
- [カムイ]
- ああ、そういえば…
ガンズは言っていた。▼
ギュンターを急襲したのは、
ガロン王の命令だったと。▼
だが、どうして…▼
- [ギュンター]
- 恥ずかしながら…
私はガロン王に恨まれているのですよ。▼
- [カムイ]
- 恨まれている?▼
- [ギュンター]
- はい…かつて戦場で
数多の武勲を立てた私は、▼
ガロン王に謁見を許されました。▼
そして、王から竜の血を賜る機会を
授けられたのです。▼
それは大変な栄誉でした。
王を守る最高位の騎士となれるのですからな。▼
…ですが私は固辞しました。
故郷の街に妻と子がいたからです。▼
私がその役目につけば、
家族と今まで通りには暮らせない。▼
私は平凡な一生を送りたい…
ですからお許しくださいと申しました。▼
あの時のガロン王の憤怒は
今でも忘れられません。▼
- [カムイ]
- そんなことがあったのか…▼
|
クリア後2†
+
| | マイユニット男性
|
- [???]
- 去りなさい…▼
…ここはあなたたちの
いるべき場所ではありません。▼
- [カムイ]
- 何者だ!?▼
- [???]
- 私は透魔王国の魔道士…▼
透魔兵よ、この者たちを排除しなさい。▼
- [アクア]
- まずいわ…
今の私たちでは、こいつらには勝てない。▼
一度、元の世界に戻りましょう!▼
|
クリア後3†
+
| | マイユニット男性・僕
|
- [カムイ]
- よし…無事に元の世界まで
戻ってこられたみたいだね。▼
さっきの奴は
なんだったんだ…▼
- [アクア]
- …………▼
白夜が暗夜に、暗夜が白夜に。
そのとき扉は閉じられる…▼
- [カムイ]
- え?
なんだい、それは。▼
- [アクア]
- 昔…お母様から聞いたの。▼
暗夜が白夜に…
白夜が暗夜になるとき…▼
『次』にそれが起きたときは、
無限渓谷の扉が閉じられる、って。▼
- [ギュンター]
- 暗夜が白夜に…白夜が暗夜に…
聞いたことがありますぞ。▼
確かそれは数十年に一度、
暗夜と白夜の空の色が入れ替わる現象。▼
あと数月で
起きることではありませんか。▼
- [アクア]
- ええ。きっと無限渓谷の扉は、
現象が起きる度に開閉を繰り返しているのよ。▼
つまり、閉じてしまえば次に開くまで数十年、
こちらからあの国に行くことは不可能になる…▼
…もう時間がないわ。▼
- [カムイ]
- そうか。なら、それまで両国のみんなに
協力を求めればいい。▼
マークス兄さんとリョウマ兄さんがいれば、
あいつらにだって負けるもんか。▼
- [アクア]
- え…!? どうやって協力を求めるの?
あの国のことは話せないのよ?▼
- [カムイ]
- …それでもなんとかやってみるさ。
これはチャンスなんだから。▼
どちらかに味方したらきっと見えなかった…▼
暗夜も白夜も救うことのできる方法が、
きっとある。▼
そう信じて、味方を増やすしかないよ。▼
- [アクア]
- カムイ…▼
…そうね。▼
私一人ではできなかったことでも、
あなたたちとなら、できる気がする。▼
じゃあひとまず、
白夜王国に戻ってみましょう。▼
ここでじっとしていても、
何も変わらない。▼
彼らなら…少しは話を聞いてくれるかも。▼
|
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- よし…無事に元の世界まで
戻ってこられたみたいだな。▼
さっきの奴は
なんだったんだ…▼
- [アクア]
- …………▼
白夜が暗夜に、暗夜が白夜に。
そのとき扉は閉じられる…▼
- [カムイ]
- え?
なんだ、それは。▼
- [アクア]
- 昔…お母様から聞いたの。▼
暗夜が白夜に…
白夜が暗夜になるとき…▼
『次』にそれが起きたときは、
無限渓谷の扉が閉じられる、って。▼
- [ギュンター]
- 暗夜が白夜に…白夜が暗夜に…
聞いたことがありますぞ。▼
確かそれは数十年に一度、
暗夜と白夜の空の色が入れ替わる現象。▼
あと数月で
起きることではありませんか。▼
- [アクア]
- ええ。きっと無限渓谷の扉は、
現象が起きる度に開閉を繰り返しているのよ。▼
つまり、閉じてしまえば次に開くまで数十年、
こちらからあの国に行くことは不可能になる…▼
…もう時間がないわ。▼
- [カムイ]
- そうか。なら、それまで両国のみんなに
協力を求めればいい。▼
マークス兄さんとリョウマ兄さんがいれば、
あいつらにだって負けるものか。▼
- [アクア]
- え…!? どうやって協力を求めるの?
あの国のことは話せないのよ?▼
- [カムイ]
- …それでもなんとかやってみるさ。
これはチャンスなんだ。▼
どちらかに味方したらきっと見えなかった…▼
暗夜も白夜も救うことのできる方法が、
きっとある。▼
そう信じて、味方を増やすしかない。▼
- [アクア]
- カムイ…▼
…そうね。▼
私一人ではできなかったことでも、
あなたたちとなら、できる気がする。▼
じゃあひとまず、
白夜王国に戻ってみましょう。▼
ここでじっとしていても、
何も変わらない。▼
彼らなら…少しは話を聞いてくれるかも。▼
|
コメント†