会話集/章別会話
5章 母と子 †
ナレーション†
とまどいながらもカムイは
「本当の家族」という白夜王国の
王族たちと暮らし始める。
だが、その穏やかな暮らしの陰に
暗夜王国の魔の手が忍びよっていた。
オープニング1†
+
| | マイユニット男性・僕
|
- [ミコト]
- どうですか、カムイ。
白夜王国には慣れましたか?▼
- [カムイ]
- …はい。
あの、他の人たちは?▼
- [ミコト]
- もうすぐ来てくれます。▼
…ねえ、カムイ。▼
急でびっくりすると思いますが、
あなたに一つお願いがあるのです。▼
もしよかったら、
この玉座に座ってみませんか?▼
- [カムイ]
- え…?
ど、どういうことですか?▼
- [ミコト]
- いいですか?
この玉座には、いにしえの神…▼
神祖竜の加護が宿っているのです。▼
座る者は、真の姿、真の心を
取り戻すと伝えられています。▼
ですから、カムイが座れば、
もしかしたら…▼
- [カムイ]
- まさか…あなたは僕が暗夜王国の
魔法か何かで操られているかもしれないと…▼
そう疑っているのですか?▼
- [ミコト]
- いいえ、そうではないのです。▼
ただ、もしもあなたが暗夜によって
記憶を封じられていたなら…▼
私のことを思い出してくれるかも…
そう思って…▼
- [カムイ]
- …………▼
- [ミコト]
- ごめんなさい…私は
あなたを傷つけてばかりですね…▼
- [ユキムラ]
- 失礼します、ミコト様。
皆様お揃いになりましたよ。▼
- [ミコト]
- ありがとう、ユキムラ。▼
…カムイ、彼はユキムラ。▼
軍師として白夜王国の政務を
助けてくれています。▼
- [ユキムラ]
- 浅学非才の身ではありますが、
どうかお見知り置きくださいませ。▼
- [ミコト]
- カムイ。民の皆に、あなたが
戻ってきたことを知らせたいと思って、▼
都にお触れを出しているのです。
ユキムラ、知らせはもう回りましたか?▼
- [ユキムラ]
- はい。炎の広場でお披露目が行われること、
民たちに伝わっております。
- [ミコト]
- では、ヒノカ、タクミ、サクラ。▼
あなたたちきょうだいで、カムイを
『炎の広場』に連れていってあげてください。▼
私は執務を終えてから、
リョウマたちと一緒に追いかけて行きます。▼
それまで城下町を
案内してあげてちょうだいね。▼
- [ヒノカ]
- 承知しました、母様。▼
- [ミコト]
- あなたも一緒にお願いできますか?
アクア。▼
- [アクア]
- ええ、ぜひ。▼
- [カムイ]
- よろしく、アクア。▼
- [アクア]
- よろしくね、カムイ。▼
- [タクミ]
- …………▼
- [サクラ]
- あ、あのあの、カムイ兄様!
この国の人たちは、みんないい人ばかりですっ。▼
どうか、兄様を
ご紹介させてくださいっ!▼
- [カムイ]
- うん、ありがとう。▼
- [ミコト]
- カムイ…▼
- [ユキムラ]
- すぐに受け入れることは
できないでしょう。ただ…▼
こうして帰ってきてくださったことは、
天の思し召しに違いありません。▼
- [リョウマ]
- …だといいんだがな。▼
- [ユキムラ]
- なぜ、そのようなことを…?▼
- [リョウマ]
- …嫌な予感がするんだ。▼
何か、恐ろしいことが起こる、
そんな予感が…▼
(白夜王国・シラサギ城下町)
- [おばさん]
- あらあら、そこのお兄さん! どうだい、
焼きたてのお芋でも一つ。▼
うまくてほっぺたが
とろけちまうよ~。▼
- [カムイ]
- じゃあ一つもらうよ。▼
あちち…
はふ…うん、すごく美味しい!▼
こんなに美味しいもの、
生まれて初めて食べたよ。▼
- [おばさん]
- あはは! 正直な兄ちゃんだね。
気に入ったよ。▼
いーよ、じゃあもう一つおまけだ。
そっちの彼女と仲良く分けな。▼
- [カムイ]
- ありがとう、おばさん。▼
はい、アクアもどうぞ。▼
- [アクア]
- ありがとう。▼
うん…美味しい。▼
- [カムイ]
- アクアやサクラの言ってたとおりだ。
みんな、良い人たちばかりだね。▼
それにみんな楽しそうで、
良いな、こういう所…▼
- [アクア]
- 良かった…気に入ってくれて。
私もこの町が好き。▼
- [タクミ]
- アクア。それとカムイ…
兄さん、と、今は呼んでおくよ。▼
母上も、それを望んでいるようだからね。▼
- [カムイ]
- …………▼
- [タクミ]
- 調子に乗るなよ…?▼
僕は、あんたたち二人を
信用していないからな。▼
- [アクア]
- タクミ……▼
- [タクミ]
- 気安く呼ぶなって言ってるだろ。▼
あんたは、父上を殺した暗夜王国の王女なんだ。
信用できるはずがない。▼
カムイ、
あんたも同じさ。▼
その年まで暗夜王国の
王子だったんだ、今さら…▼
- [カムイ]
- いや…
矛盾してるよ、タクミ。▼
- [タクミ]
- なに?▼
- [カムイ]
- その理屈なら、僕と同じだけ
この白夜王国で暮らしてきたアクアは、▼
もうすっかり
君たちの仲間のはずだろう?▼
- [タクミ]
- …ふん。とにかく
僕はあんたたちを信用してない。▼
それを言っておきたかっただけだ。▼
- [サクラ]
- カムイ兄様…
こ、これっ、お口に合えば…▼
このお団子、甘くて美味しいんです。
みんなの分も、はいっ。▼
- [カムイ]
- ありがとう、サクラ。▼
- [サクラ]
- は、はいっ!▼
- [カムイ]
- …………▼
ねえ、サクラ。僕は、君と同じくらいの年の
女の子を知ってるよ。▼
- [サクラ]
- えーっ、だだ、誰ですか?▼
カムイ兄様のそのっ、そのっ、
こ、恋人とか……▼
- [カムイ]
- え、いや、そんなんじゃ……▼
- [ヒノカ]
- さあみんな、そろそろ時間だ。
『炎の広場』に向かおう。▼
|
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [ミコト]
- どうですか、カムイ。
白夜王国には慣れましたか?▼
- [カムイ]
- …はい。
あの、他の人たちは?▼
- [ミコト]
- もうすぐ来てくれます。▼
…ねえ、カムイ。▼
急でびっくりすると思いますが、
あなたに一つお願いがあるのです。▼
もしよかったら、
この玉座に座ってみませんか?▼
- [カムイ]
- え…?
ど、どういうことですか?▼
- [ミコト]
- いいですか?
この玉座には、いにしえの神…▼
神祖竜の加護が宿っているのです。▼
座る者は、真の姿、真の心を
取り戻すと伝えられています。▼
ですから、カムイが座れば、
もしかしたら…▼
- [カムイ]
- まさか…あなたは俺が暗夜王国の
魔法か何かで操られているかもしれないと…▼
そう疑っているのですか?▼
- [ミコト]
- いいえ、そうではないのです。▼
ただ、もしもあなたが暗夜によって
記憶を封じられていたなら…▼
私のことを思い出してくれるかも…
そう思って…▼
- [カムイ]
- …………▼
- [ミコト]
- ごめんなさい…私は
あなたを傷つけてばかりですね…▼
- [ユキムラ]
- 失礼します、ミコト様。
皆様お揃いになりましたよ。▼
- [ミコト]
- ありがとう、ユキムラ。▼
…カムイ、彼はユキムラ。▼
軍師として白夜王国の政務を
助けてくれています。▼
- [ユキムラ]
- 浅学非才の身ではありますが、
どうかお見知り置きくださいませ。▼
- [ミコト]
- カムイ。民の皆に、あなたが
戻ってきたことを知らせたいと思って、▼
都にお触れを出しているのです。
ユキムラ、知らせはもう回りましたか?▼
- [ユキムラ]
- はい。炎の広場でお披露目が行われること、
民たちに伝わっております。
- [ミコト]
- では、ヒノカ、タクミ、サクラ。▼
あなたたちきょうだいで、カムイを
『炎の広場』に連れていってあげてください。▼
私は執務を終えてから、
リョウマたちと一緒に追いかけて行きます。▼
それまで城下町を
案内してあげてちょうだいね。▼
- [ヒノカ]
- 承知しました、母様。▼
- [ミコト]
- あなたも一緒にお願いできますか?
アクア。▼
- [アクア]
- ええ、ぜひ。▼
- [カムイ]
- よろしく、アクア。▼
- [アクア]
- よろしくね、カムイ。▼
- [タクミ]
- …………▼
- [サクラ]
- あ、あのあの、カムイ兄様!
この国の人たちは、みんないい人ばかりですっ。▼
どうか、兄様を
ご紹介させてくださいっ!▼
- [カムイ]
- ああ、ありがとう。▼
- [ミコト]
- カムイ…▼
- [ユキムラ]
- すぐに受け入れることは
できないでしょう。ただ…▼
こうして帰ってきてくださったことは、
天の思し召しに違いありません。▼
- [リョウマ]
- …だといいんだがな。▼
- [ユキムラ]
- なぜ、そのようなことを…?▼
- [リョウマ]
- …嫌な予感がするんだ。▼
何か、恐ろしいことが起こる、
そんな予感が…▼
(白夜王国・シラサギ城下町)
- [おばさん]
- あらあら、そこのお兄さん! どうだい、
焼きたてのお芋でも一つ。▼
うまくてほっぺたが
とろけちまうよ~。▼
- [カムイ]
- じゃあ一つもらおうか。▼
あちち…
はふ…ああ、すごく美味い!▼
こんなに美味しいもの、
生まれて初めて食べたぞ。▼
- [おばさん]
- あはは! 正直な兄ちゃんだね。
気に入ったよ。▼
いーよ、じゃあもう一つおまけだ。
そっちの彼女と仲良く分けな。▼
- [カムイ]
- ありがとう、おばさん。▼
ほら、アクアも食べろ。▼
- [アクア]
- ありがとう。▼
うん…美味しい。▼
- [カムイ]
- アクアやサクラの言ってたとおりだ。
良い人たちばかりだな。▼
それにみんな楽しそうで、
良いな、こういう所…▼
- [アクア]
- 良かった…気に入ってくれて。
私もこの町が好き。▼
- [タクミ]
- アクア。それとカムイ…
兄さん、と、今は呼んでおくよ。▼
母上も、それを望んでいるようだからね。▼
- [カムイ]
- …………▼
- [タクミ]
- 調子に乗るなよ…?▼
僕は、あんたたち二人を
信用していないからな。▼
- [アクア]
- タクミ……▼
- [タクミ]
- 気安く呼ぶなって言ってるだろ。▼
あんたは、父上を殺した暗夜王国の王女なんだ。
信用できるはずがない。▼
カムイ、
あんたも同じさ。▼
その年まで暗夜王国の
王子だったんだ、今さら…▼
- [カムイ]
- いや…
矛盾しているぞ、タクミ。▼
- [タクミ]
- なに?▼
- [カムイ]
- その理屈なら、俺と同じだけ
この白夜王国で暮らしてきたアクアは、▼
もうすっかり
お前たちの仲間のはずだろう?▼
- [タクミ]
- …ふん。とにかく
僕はあんたたちを信用してない。▼
それを言っておきたかっただけさ。▼
- [サクラ]
- カムイ兄様…
こ、これっ、お口に合えば…▼
このお団子、甘くて美味しいんです。
みんなの分も、はいっ。▼
- [カムイ]
- ありがとう、サクラ。▼
- [サクラ]
- は、はいっ!▼
- [カムイ]
- …………▼
なあ、サクラ。俺は、お前と同じくらいの年の
女の子を知ってるぞ。▼
- [サクラ]
- えーっ、だだ、誰ですか?▼
カムイ兄様のそのっ、そのっ、
こ、恋人とか……▼
- [カムイ]
- え、いや、そういうのでは……▼
- [ヒノカ]
- さあみんな、そろそろ時間だ。
『炎の広場』に向かおう。▼
|
+
| | マイユニット男性・私
|
- [ミコト]
- どうですか、カムイ。
白夜王国には慣れましたか?▼
- [カムイ]
- …はい。
あの、他の人たちは?▼
- [ミコト]
- もうすぐ来てくれます。▼
…ねえ、カムイ。▼
急でびっくりすると思いますが、
あなたに一つお願いがあるのです。▼
もしよかったら、
この玉座に座ってみませんか?▼
- [カムイ]
- え…?
ど、どういうことですか?▼
- [ミコト]
- いいですか?
この玉座には、いにしえの神…▼
神祖竜の加護が宿っているのです。▼
座る者は、真の姿、真の心を
取り戻すと伝えられています。▼
ですから、カムイが座れば、
もしかしたら…▼
- [カムイ]
- まさか…あなたは私が暗夜王国の
魔法か何かで操られているかもしれないと…▼
そう疑っているのですか?▼
- [ミコト]
- いいえ、そうではないのです。▼
ただ、もしもあなたが暗夜によって
記憶を封じられていたなら…▼
私のことを思い出してくれるかも…
そう思って…▼
- [カムイ]
- …………▼
- [ミコト]
- ごめんなさい…私は
あなたを傷つけてばかりですね…▼
- [ユキムラ]
- 失礼します、ミコト様。
皆様お揃いになりましたよ。▼
- [ミコト]
- ありがとう、ユキムラ。▼
…カムイ、彼はユキムラ。▼
軍師として白夜王国の政務を
助けてくれています。▼
- [ユキムラ]
- 浅学非才の身ではありますが、
どうかお見知り置きくださいませ。▼
- [ミコト]
- カムイ。民の皆に、あなたが
戻ってきたことを知らせたいと思って、▼
都にお触れを出しているのです。
ユキムラ、知らせはもう回りましたか?▼
- [ユキムラ]
- はい。炎の広場でお披露目が行われること、
民たちに伝わっております。
- [ミコト]
- では、ヒノカ、タクミ、サクラ。▼
あなたたちきょうだいで、カムイを
『炎の広場』に連れていってあげてください。▼
私は執務を終えてから、
リョウマたちと一緒に追いかけて行きます。▼
それまで城下町を
案内してあげてちょうだいね。▼
- [ヒノカ]
- 承知しました、母様。▼
- [ミコト]
- あなたも一緒にお願いできますか?
アクア。▼
- [アクア]
- ええ、ぜひ。▼
- [カムイ]
- よろしくおねがいします、アクアさん。▼
- [アクア]
- よろしくね、カムイ。▼
- [タクミ]
- …………▼
- [サクラ]
- あ、あのあの、カムイ兄様!
この国の人たちは、みんないい人ばかりですっ。▼
どうか、兄様を
ご紹介させてくださいっ!▼
- [カムイ]
- はい、ありがとうございます。▼
(カムイ、アクア、ヒノカ、タクミ、サクラ退場)
- [ミコト]
- カムイ…▼
- [ユキムラ]
- すぐに受け入れることは
できないでしょう。ただ…▼
こうして帰ってきてくださったことは、
天の思し召しに違いありません。▼
- [リョウマ]
- …だといいんだがな。▼
- [ユキムラ]
- なぜ、そのようなことを…?▼
- [リョウマ]
- …嫌な予感がするんだ。▼
何か、恐ろしいことが起こる、
そんな予感が…▼
─白夜王国・シラサギ城下町─
- [おばさん]
- あらあら、そこのお兄さん! どうだい、
焼きたてのお芋でも一つ。▼
うまくてほっぺたが
とろけちまうよ~。▼
- [カムイ]
- じゃあ一ついただきます。▼
あちち…
はふ…うん、すごく美味しいです!▼
こんなに美味しいもの、
生まれて初めて食べました。▼
- [おばさん]
- あはは! 正直な兄ちゃんだね。
気に入ったよ。▼
いーよ、じゃあもう一つおまけだ。
そっちの彼女と仲良く分けな。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、おばさん。▼
はい、アクアさんもどうぞ。▼
- [アクア]
- ありがとう。▼
うん…美味しい。▼
- [カムイ]
- アクアさんやサクラさんの
言っていたとおりですね。▼
みなさん、良い人たちばかりです。▼
それにみなさん楽しそうで、
良いですね、こういう所も…▼
- [アクア]
- 良かった…気に入ってくれて。
私もこの町が好き。▼
- [タクミ]
- アクア。それとカムイ…
兄さん、と、今は呼んでおくよ。▼
母上も、それを望んでいるようだからね。▼
- [カムイ]
- …………▼
- [タクミ]
- 調子に乗るなよ…?▼
僕は、あんたたち二人を
信用していないからな。▼
- [アクア]
- タクミ……▼
- [タクミ]
- 気安く呼ぶなって言ってるだろ。▼
あんたは、父上を殺した暗夜王国の王女なんだ。
信用できるはずがない。▼
カムイ、
あんたも同じさ。▼
その年まで暗夜王国の
王子だったんだ、今さら…▼
- [カムイ]
- いえ…
矛盾してますよ、タクミさん。▼
- [タクミ]
- なに?▼
- [カムイ]
- その理屈なら、私と同じだけ
この白夜王国で暮らしてきたアクアさんは、▼
もうすっかり
あなたたちの仲間のはずでしょう?▼
- [タクミ]
- …ふん。とにかく
僕はあんたたちを信用してない。▼
それを言っておきたかっただけさ。▼
- [サクラ]
- カムイ兄様…
こ、これっ、お口に合えば…▼
このお団子、甘くて美味しいんです。
みんなの分も、はいっ。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、サクラさん。▼
- [サクラ]
- は、はいっ!▼
- [カムイ]
- …………▼
あの、サクラさん。▼
私は、あなたと同じくらいの年の
女の子を知っていますよ。▼
- [サクラ]
- えーっ、だだ、誰ですか?▼
カムイ兄様のそのっ、そのっ、
こ、恋人とか……▼
- [カムイ]
- え、いえ、そういうものでは……▼
- [ヒノカ]
- さあみんな、そろそろ時間だ。
『炎の広場』に向かおう。▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
- [ミコト]
- どうですか、カムイ。
白夜王国には慣れましたか?▼
- [カムイ]
- …はい。
あの、他の人たちは?▼
- [ミコト]
- もうすぐ来てくれます。▼
…ねえ、カムイ。▼
急でびっくりすると思いますが、
あなたに一つお願いがあるのです。▼
もしよかったら、
この玉座に座ってみませんか?▼
- [カムイ]
- え…?
ど、どういうことですか?▼
- [ミコト]
- いいですか?
この玉座には、いにしえの神…▼
神祖竜の加護が宿っているのです。▼
座る者は、真の姿、真の心を
取り戻すと伝えられています。▼
ですから、カムイが座れば、
もしかしたら…▼
- [カムイ]
- まさか…あなたはあたしが暗夜王国の
魔法か何かで操られているかもしれないと…▼
そう疑っているのですか?▼
- [ミコト]
- いいえ、そうではないのです。▼
ただ、もしもあなたが暗夜によって
記憶を封じられていたなら…▼
私のことを思い出してくれるかも…
そう思って…▼
- [カムイ]
- …………▼
- [ミコト]
- ごめんなさい…私は
あなたを傷つけてばかりですね…▼
- [ユキムラ]
- 失礼します、ミコト様。
皆様お揃いになりましたよ。▼
- [ミコト]
- ありがとう、ユキムラ。▼
…カムイ、彼はユキムラ。▼
軍師として白夜王国の政務を
助けてくれています。▼
- [ユキムラ]
- 浅学非才の身ではありますが、
どうかお見知り置きくださいませ。▼
- [ミコト]
- カムイ。民の皆に、あなたが
戻ってきたことを知らせたいと思って、▼
都にお触れを出しているのです。
ユキムラ、知らせはもう回りましたか?▼
- [ユキムラ]
- はい。炎の広場でお披露目が行われること、
民たちに伝わっております。
- [ミコト]
- では、ヒノカ、タクミ、サクラ。▼
あなたたちきょうだいで、カムイを
『炎の広場』に連れていってあげてください。▼
私は執務を終えてから、
リョウマたちと一緒に追いかけて行きます。▼
それまで城下町を
案内してあげてちょうだいね。▼
- [ヒノカ]
- 承知しました、母様。▼
- [ミコト]
- あなたも一緒にお願いできますか?
アクア。▼
- [アクア]
- ええ、ぜひ。▼
- [カムイ]
- よろしくね、アクア。▼
- [アクア]
- よろしくね、カムイ。▼
- [タクミ]
- …………▼
- [サクラ]
- あ、あのあの、カムイ姉様!
この国の人たちは、みんないい人ばかりですっ。▼
どうか、姉様を
ご紹介させてくださいっ!▼
- [カムイ]
- ええ、ありがとう。▼
- [ミコト]
- カムイ…▼
- [ユキムラ]
- すぐに受け入れることは
できないでしょう。ただ…▼
こうして帰ってきてくださったことは、
天の思し召しに違いありません。▼
- [リョウマ]
- …だといいんだがな。▼
- [ユキムラ]
- なぜ、そのようなことを…?▼
- [リョウマ]
- …嫌な予感がするんだ。▼
何か、恐ろしいことが起こる、
そんな予感が…▼
(白夜王国・シラサギ城下町)
- [おばさん]
- あらあら、そこのお嬢ちゃん!
どうだい、焼きたてのお芋でも一つ。▼
うまくてほっぺたが
とろけちまうよ~。▼
- [カムイ]
- へえ、
じゃあ一つもらおうかしら。▼
あちち…
はふ…わあ、すごく美味しい!▼
こんなに美味しいもの、
生まれて初めて食べたわ。▼
- [おばさん]
- あはは! 正直なお嬢ちゃんだね。
気に入ったよ。▼
いーよ、じゃあもう一つおまけだ。
そっちの彼女と仲良く分けな。▼
- [カムイ]
- ありがとう、おばさん。▼
はい、アクアもどうぞ。▼
- [アクア]
- ありがとう。▼
うん…美味しい。▼
- [カムイ]
- アクアやサクラの言っていたとおり…▼
良い人たちばかりね。▼
それにみんな楽しそうで、
良いわね、こういう所も…▼
- [アクア]
- 良かった…気に入ってくれて。
私もこの町が好き。▼
- [タクミ]
- アクア。それとカムイ…
姉さん、と、今は呼んでおくよ。▼
母上も、それを望んでいるようだからね。▼
- [カムイ]
- …………▼
- [タクミ]
- 調子に乗るなよ…?▼
僕は、あんたたち二人を
信用していないからな。▼
- [アクア]
- タクミ……▼
- [タクミ]
- 気安く呼ぶなって言ってるだろ。▼
あんたは、父上を殺した暗夜王国の王女なんだ。
信用できるはずがない。▼
カムイ、
あんたも同じさ。▼
その年まで暗夜王国の
王女だったんだ、今さら…▼
- [カムイ]
- いえ…
矛盾してるわよ、タクミ。▼
- [タクミ]
- なに?▼
- [カムイ]
- その理屈なら、あたしと同じだけ
この白夜王国で暮らしてきたアクアは、▼
もうすっかり
あなたたちの仲間のはずよね?▼
- [タクミ]
- …ふん。とにかく
僕はあんたたちを信用してない。▼
それを言っておきたかっただけさ。▼
- [サクラ]
- カムイ姉様…
こ、これっ、お口に合えば…▼
このお団子、甘くて美味しいんです。
みんなの分も、はいっ。▼
- [カムイ]
- ありがとう、サクラ。▼
- [サクラ]
- は、はいっ!▼
- [カムイ]
- …………▼
ねえ、サクラ。▼
あたし、あなたと同じくらいの年の
女の子を知ってるわよ。▼
- [サクラ]
- えーっ、だだ、誰ですか?▼
カムイ姉様のそのっ、そのっ、
お、お友達とか……▼
- [カムイ]
- ええと…
まあ、そんなところかしらね。▼
- [ヒノカ]
- さあみんな、そろそろ時間だ。
『炎の広場』に向かおう。▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [ミコト]
- どうですか、カムイ。
白夜王国には慣れましたか?▼
- [カムイ]
- …はい。
あの、他の人たちは?▼
- [ミコト]
- もうすぐ来てくれます。▼
…ねえ、カムイ。▼
急でびっくりすると思いますが、
あなたに一つお願いがあるのです。▼
もしよかったら、
この玉座に座ってみませんか?▼
- [カムイ]
- え…?
ど、どういうことですか?▼
- [ミコト]
- いいですか?
この玉座には、いにしえの神…▼
神祖竜の加護が宿っているのです。▼
座る者は、真の姿、真の心を
取り戻すと伝えられています。▼
ですから、カムイが座れば、
もしかしたら…▼
- [カムイ]
- まさか…あなたは私が暗夜王国の
魔法か何かで操られているかもしれないと…▼
そう疑っているのですか?▼
- [ミコト]
- いいえ、そうではないのです。▼
ただ、もしもあなたが暗夜によって
記憶を封じられていたなら…▼
私のことを思い出してくれるかも…
そう思って…▼
- [カムイ]
- …………▼
- [ミコト]
- ごめんなさい…私は
あなたを傷つけてばかりですね…▼
- [ユキムラ]
- 失礼します、ミコト様。
皆様お揃いになりましたよ。▼
- [ミコト]
- ありがとう、ユキムラ。▼
…カムイ、彼はユキムラ。▼
軍師として白夜王国の政務を
助けてくれています。▼
- [ユキムラ]
- 浅学非才の身ではありますが、
どうかお見知り置きくださいませ。▼
- [ミコト]
- カムイ。民の皆に、あなたが
戻ってきたことを知らせたいと思って、▼
都にお触れを出しているのです。
ユキムラ、知らせはもう回りましたか?▼
- [ユキムラ]
- はい。炎の広場でお披露目が行われること、
民たちに伝わっております。
- [ミコト]
- では、ヒノカ、タクミ、サクラ。▼
あなたたちきょうだいで、カムイを
『炎の広場』に連れていってあげてください。▼
私は執務を終えてから、
リョウマたちと一緒に追いかけて行きます。▼
それまで城下町を
案内してあげてちょうだいね。▼
- [ヒノカ]
- 承知しました、母様。▼
- [ミコト]
- あなたも一緒にお願いできますか?
アクア。▼
- [アクア]
- ええ、ぜひ。▼
- [カムイ]
- よろしくおねがいします、アクアさん。▼
- [アクア]
- よろしくね、カムイ。▼
- [タクミ]
- …………▼
- [サクラ]
- あ、あのあの、カムイ姉様!
この国の人たちは、みんないい人ばかりですっ。▼
どうか、姉様を
ご紹介させてくださいっ!▼
- [カムイ]
- はい、ありがとうございます。▼
(カムイ、アクア、ヒノカ、タクミ、サクラ退場)
- [ミコト]
- カムイ…▼
- [ユキムラ]
- すぐに受け入れることは
できないでしょう。ただ…▼
こうして帰ってきてくださったことは、
天の思し召しに違いありません。▼
- [リョウマ]
- …だといいんだがな。▼
- [ユキムラ]
- なぜ、そのようなことを…?▼
- [リョウマ]
- …嫌な予感がするんだ。▼
何か、恐ろしいことが起こる、
そんな予感が…▼
─白夜王国・シラサギ城下町─
- [おばさん]
- あらあら、そこのお嬢ちゃん! どうだい、
焼きたてのお芋でも一つ。▼
うまくてほっぺたが
とろけちまうよ~。▼
- [カムイ]
- じゃあ一ついただきます。▼
あちち…
はふ…うん、すごく美味しいです!▼
こんなに美味しいもの、
生まれて初めて食べました。▼
- [おばさん]
- あはは! 正直な姉ちゃんだね。
気に入ったよ。▼
いーよ、じゃあもう一つおまけだ。
そっちの彼女と仲良く分けな。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、おばさん。▼
はい、アクアさんもどうぞ。▼
- [アクア]
- ありがとう。▼
うん…美味しい。▼
- [カムイ]
- アクアさんやサクラさんの
言っていたとおりですね。▼
みなさん、良い人たちばかりです。▼
それにみなさん楽しそうで、
良いですね、こういう所も…▼
- [アクア]
- 良かった…気に入ってくれて。
私もこの町が好き。▼
- [タクミ]
- アクア。それとカムイ…
姉さん、と、今は呼んでおくよ。▼
母上も、それを望んでいるようだからね。▼
- [カムイ]
- …………▼
- [タクミ]
- 調子に乗るなよ…?▼
僕は、あんたたち二人を
信用していないからな。▼
- [アクア]
- タクミ……▼
- [タクミ]
- 気安く呼ぶなって言ってるだろ。▼
あんたは、父上を殺した暗夜王国の王女なんだ。
信用できるはずがない。▼
カムイ、
あんたも同じさ。▼
その年まで暗夜王国の
王子だったんだ、今さら…▼
- [カムイ]
- いえ…
矛盾してますよ、タクミさん。▼
- [タクミ]
- なに?▼
- [カムイ]
- その理屈なら、私と同じだけ
この白夜王国で暮らしてきたアクアさんは、▼
もうすっかり
あなたたちの仲間のはずでしょう?▼
- [タクミ]
- …ふん。とにかく
僕はあんたたちを信用してない。▼
それを言っておきたかっただけさ。▼
- [サクラ]
- カムイ姉様…
こ、これっ、お口に合えば…▼
このお団子、甘くて美味しいんです。
みんなの分も、はいっ。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、サクラさん。▼
- [サクラ]
- は、はいっ!▼
- [カムイ]
- …………▼
あの、サクラさん。▼
私は、あなたと同じくらいの年の
女の子を知っていますよ。▼
- [サクラ]
- えーっ、だだ、誰ですか?▼
カムイ姉様のそのっ、そのっ、
こ、恋人とか……▼
- [カムイ]
- え、いえ、そういうものでは……▼
- [ヒノカ]
- さあみんな、そろそろ時間だ。
『炎の広場』に向かおう。▼
|
ムービー 「母の死」†
+
| | マイユニット男性
|
- (炎の広場にてカムイの披露目をするミコト)
- (人込みの中から不気味な衣を纏った人物が現れる。その体は透き通っている)
- (謎の人物が手をかざすと、カムイの腰からガングレリがその手に吸い込まれるように飛んでいく)
- (謎の人物、ガングレリを地面に突き立て広場中を巻き込んだ大爆発を引き起こす)
- (ガングレリの破片がカムイに向かって飛んでくるが、ミコトが身を挺してかばう)
- [ミコト]
- うっ…!!
- (倒れるミコトをカムイが抱える)
- [ミコト]
- 無事…ですか…
…どこも…怪我は……
- [カムイ]
- !……はい…
- [ミコト]
- …よかっ…た……
- (ミコト、息を引き取る)
- [カムイ]
- …!!
…は…母上ーーっ!!!
- (立ち上がるリョウマとサクラ)
- [サクラ]
- …母様…
……母様っ!!
- (リョウマ、駆け寄ろうとするサクラを制止し、謎の人物に対し雷神刀を抜く)
- [リョウマ]
- 何奴だ…貴様ぁっ!!
- (リョウマ斬りかかるが、そこには衣しか残っていない)
- [リョウマ]
- 馬鹿な…!
- (カムイの体から何か光が迸る)
- [カムイ]
- アアアアアアアアアアアアア…!
- (カムイの体が竜に変貌していく)
- [カムイ]
- ゴアアアアアアアアアアアアアア!
|
+
| | マイユニット女性
|
- (炎の広場にてカムイの披露目をするミコト)
- (人込みの中から不気味な衣を纏った人物が現れる。その体は透き通っている)
- (謎の人物が手をかざすと、カムイの腰からガングレリがその手に吸い込まれるように飛んでいく)
- (謎の人物、ガングレリを地面に突き立て広場中を巻き込んだ大爆発を引き起こす)
- (ガングレリの破片がカムイに向かって飛んでくるが、ミコトが身を挺してかばう)
- [ミコト]
- うっ…!!
- (倒れるミコトをカムイが抱える)
- [ミコト]
- 無事…ですか…
…どこも…怪我は……
- [カムイ]
- !……はい…
- [ミコト]
- …よかっ…た……
- (ミコト、息を引き取る)
- [カムイ]
- …!!
…お母様ーーっ!!!
- (立ち上がるリョウマとサクラ)
- [サクラ]
- …母様…
……母様っ!!
- (リョウマ、駆け寄ろうとするサクラを制止し、謎の人物に対し雷神刀を抜く)
- [リョウマ]
- 何奴だ…貴様ぁっ!!
- (リョウマ斬りかかるが、そこには衣しか残っていない)
- [リョウマ]
- 馬鹿な…!
- (カムイの体から何か光が迸る)
- [カムイ]
- アアアアアアアアアアアアア…!
- (カムイの体が竜に変貌していく)
- [カムイ]
- ゴアアアアアアアアアアアアアア!
|
オープニング2†
- [タクミ]
- え…!?
あ、あれは…!?▼
- [リョウマ]
- いにしえの神…
竜――▼
1ターン目開始時†
- [アクア]
- 気をつけて、カムイ!
一部の敵が持つ剣は危険よ!▼
あれは竜殺しの剣ドラゴンキラー…
あなたを殺すための武器よ。▼
アクア選択時†
- [アクア]
- 私は特別な歌を歌うことで、
仲間を勇気づけることができる。▼
この力がカムイの
役に立つなら、私は…▼
1ターン目、緑軍ターン開始時†
- [リョウマ]
- 気を抜くな、皆!
この怪物ども、相当に手強い。▼
今までの敵とは桁違いだ。
うかつに挑めば死ぬ。▼
勝ち目があるとすれば、
カムイの――竜の力か…▼
2ターン目開始時†
+
| | マイユニット男性
|
- [サクラ]
- カムイ兄様…!
敵の魔法には気をつけてくださいっ!▼
魔法は、武器と違って
守備が高くても防げません。▼
魔法への防御が高くないと、
大怪我をしてしまいますっ。▼
|
+
| | マイユニット女性
|
- [サクラ]
- カムイ姉様…!
敵の魔法には気をつけてくださいっ!▼
魔法は、武器と違って
守備が高くても防げません。▼
魔法への防御が高くないと、
大怪我をしてしまいますっ。▼
|
vs 敵将†
- [???]
- クク…ククク…▼
サア…ミセテミヨ…▼
リョウマ vs 敵将†
- [リョウマ]
- よくも母上を…許せぬ!▼
- [???]
- ククク…▼
敵将撃破†
- [???]
- グォォ……
コレホド…カ……▼
リョウマ撤退†
- [リョウマ]
- …たとえこの命失おうと、
貴様だけは……!▼
- [サクラ]
- リ、リョウマ兄様っ、だめですっ!
下がってくださいっ!▼
お願いですっ、兄様たちにまで
もしものことがあったら、私…▼
- [リョウマ]
- サクラ……
くっ……止むを得ぬ……▼
カムイ敗北時†
- [アクア]
- カムイ…!?
だめ…死んではだめよ!!▼
こんな形であなたを失うだなんて…
私たちこれから、どうすれば……▼
クリア後†
ムービー 「嘆きの獣」†
- (暴れ狂うカムイ)
- [アクア]
- ユラリ、ユルレリ…♪
- (カムイに歌いかけながら歩み寄るアクア、水泡を放っている)
- [リョウマ]
- よせ、危険だ!
- (リョウマ、アクアを制止しようとするが水壁に弾かれる)
- [アクア]
- ユラリ ユルレリ
泡沫 想い 巡る秤…
伝う水脈…♪
- (カムイ、アクアに爪を振り下ろし吹き飛ばす)
- [アクア]
- っ…!!
- [リョウマ]
- !
- [サクラ]
- いやあああっ!!
- (倒れてなお歌い続けるアクア)
- [アクア]
- その手が…拓く…未来(あす)…は…♪
- (アクアの首筋を締め付けるカムイ)
- [アクア]
- 殺しても…いい…
だから…戻ってきて…!
- (カムイ、アクアから手を放し、竜から人へ戻っていく)
クリア後1†
+
| | マイユニット男性・僕
|
- [カムイ]
- ……はあ……はあっ……▼
思い…出した……
僕は……あの時……▼
|
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- ……はあ……はあっ……▼
思い…出した……
俺は……あの時……▼
|
+
| | マイユニット男性・私
|
- [カムイ]
- ……はあ……はあっ……▼
思い…出しました……
私は……あの時……▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
- [カムイ]
- ……はあ……はあっ……▼
思い…出したわ……
あたしは……あの時……▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [カムイ]
- ……はあ……はあっ……▼
思い…出しました……
私は……あの時……▼
|
ムービー「幼き記憶」†
- [ガロン]
- …放て
- (号令と共に大量の矢がガロンの背から放たれる)
- (視点、スメラギの背後。大量の矢がスメラギに突き刺さる)
- [スメラギ]
- ぐおおおおおおお
- [ガロン]
- このような罠にかかったか、
甘いな白夜王スメラギよ。
ふんっ。
- (ガロン、斧を振り下ろしスメラギに止めを刺す)
- [スメラギ]
- うおおおおおっ
- (視線、倒れたスメラギからガロンに移る)
- [ガロン]
- お前。
お前は殺さぬ、生かしてやろう。
我が子としてな。
- (カムイに手を伸ばすガロン)
クリア後2†
+
| | マイユニット男性・僕
|
- [カムイ]
- 父……上……▼
- [アクア]
- 大丈夫、カムイ?▼
- [カムイ]
- すまない、アクア、
僕のせいで…▼
- [アクア]
- いいえ、気にしないで。
あなたが私を傷つけたわけじゃない。▼
あなたの中にある…
神祖竜の血がそうさせただけ。▼
- [カムイ]
- え? 神祖竜の血って…
暗夜王国の?▼
でも僕は、白夜の生まれだったんじゃ…▼
- [リョウマ]
- …………▼
ああ。俺たち白夜王国も、
暗夜王国と同じく神祖竜の血を引いている。▼
暗夜の闇竜と対を成す、
白夜の光竜の血だ…▼
だが、竜の…神の姿になれる者など、
神話の世界だけだと思っていた。▼
- [アクア]
- そうね…
神祖竜の血を引く王族、▼
中でも特に血を強く継ぐ者だけが、
その姿を竜に変えられるというわ。▼
私も、見たのは初めてだけれど…▼
- [カムイ]
- …………▼
! そうだ、町のみんなは…?▼
…そんな…町が……!!▼
- [リョウマ]
- …いいか、カムイ。
これが暗夜王国のやり方だ。▼
おそらくあの魔剣をお前に持たせたのは、
暗夜王ガロンだろう。▼
- [カムイ]
- うん…▼
- [リョウマ]
- …罠だったのだ。▼
お前が危機を乗り越え、
白夜に救われて城に着くことまでも…▼
すべては奴の計画だったに違いない。▼
そうやってお前を送り込み、
あの魔剣をもって、この国を……母を……▼
- [カムイ]
- どうしてだ…どうして、こんなことを…
僕は、なんて詫びたらいい……▼
- [タクミ]
- 詫びて済むような話じゃないだろ!?▼
- [カムイ]
- !!▼
- [タクミ]
- お前のせいだ…!!
お前が来たから、こんなことになったんだ!▼
お前さえ現れなければ、
母上も…町のみんなも……!▼
- [リョウマ]
- おい、タクミ…よせ。▼
- [アクア]
- それは、いま言ったって…▼
- [タクミ]
- うるさいアクア!
お前だって、同類だっ!▼
- [アクア]
- …………▼
- [カムイ]
- タクミ…▼
- [タクミ]
- お前なんか、もう顔も見たくない…▼
出ていけよ、カムイ!
あんたは疫病神だ…!▼
母上が死んだのも、
あんたの企みじゃないのか?▼
- [ヒノカ]
- 何を言う、タクミ…!
もうやめないか!▼
- [アクア]
- ねえお願い、聞いて。▼
カムイは
あなたたちのきょうだいよ。▼
きょうだいで争わないで。▼
私のことは信じられなくてもいい、
でも、カムイのことは信じてあげて。▼
- [タクミ]
- …………▼
カムイのせいで母上は死んだ…
そのことに変わりはない。▼
この男は兄じゃない…▼
- [カムイ]
- すまない、みんな。
…僕がこの国を出て行けば…▼
- [ユキムラ]
- お待ちください。
それはミコト様の御遺志ではありません。▼
- [タクミ]
- ユキムラ…?▼
- [リョウマ]
- なんだと?
母上の御遺志とは、どういうことだ?▼
- [ユキムラ]
- ミコト様はご自分の死を
予感しておられました。▼
これは避けられぬ運命だと…▼
ですからカムイ様、
貴方のせいではありません。▼
すべては、暗夜王ガロンの…
いえ、もっと恐ろしい悪魔のなせる業…▼
ミコト様は
そう仰っておられました。▼
私は生前のミコト様よりお預かりした言葉を
カムイ様にお伝えせねばなりません。▼
…ご覧ください、あの像を。▼
- [カムイ]
- 黄金の刀…?▼
- [リョウマ]
- まさかあれは、伝説の……▼
- [ユキムラ]
- そうです。
あれこそは、神刀『夜刀神』。▼
リョウマ様が王から受け継いだ『雷神刀』、
ミコト様がタクミ様に授けた『風神弓』が、▼
闘いの神を宿す武具だとすれば…▼
その『夜刀神』は
資格持つ者だけが手にできる、▼
この世に救いをもたらす
唯一無二の刀なのです。▼
- [カムイ]
- 救いをもたらす刀…
やとの…かみ……▼
- [リョウマ]
- …『夜刀神』が、カムイを選んだ…!?▼
- [タクミ]
- まさか、カムイが…
世界を救う英雄…?▼
- [ヒノカ]
- カムイ…▼
- [サクラ]
- カムイ兄様……▼
- [スズカゼ]
- 失礼します、皆様。
たった今知らせが…▼
国境より、暗夜王国の大軍勢が、
白夜王国に攻め込んで参りました!▼
- [リョウマ]
- おのれ暗夜軍…!▼
卑劣なやり方で母上を殺し、
そこにつけこんで仕掛けてくるとは…▼
行くぞ!
母上の仇を討たねばならん!▼
- [カムイ]
- アクア…
僕もリョウマ兄さんと国境に行く。▼
もし暗夜王国が
本当に攻めてきたなら…▼
- [アクア]
- 待って。あなたの、
その竜の血のことだけど…▼
今のまま闘いに向かえば、あなたはまた
獣の衝動に支配されるかもしれない。▼
竜の血に任せ、竜となって闘えば、
いつかその心は獣に成り果ててしまうわ…▼
- [カムイ]
- どうすれば…?▼
- [アクア]
- いい? あなたの強すぎる獣の衝動を、
この竜石に封印するの。▼
そうすれば、
人の心を保つことができるわ。▼
目を閉じて、
私の言うとおりにして。▼
- [カムイ]
- わかった。▼
- [アクア]
- …………▼
…良かった。
これで、大丈夫。▼
この竜石は、あなたの一部。
あなたが大切に持っていて。▼
- [カムイ]
- ありがとう、アクア。▼
アクア…君はどうして
僕に親切にしてくれるの?▼
さっきも、君は
僕のことをかばってくれた。▼
- [アクア]
- それは…▼
- [カムイ]
- それは?▼
- [アクア]
- あなたには、
どこか近いものを感じるから。▼
一緒にいると、安心する。
だから、無事でいて欲しいの。▼
|
+
| | マイユニット男性・俺
|
- [カムイ]
- 父……上……▼
- [アクア]
- 大丈夫、カムイ?▼
- [カムイ]
- すまん、アクア。
俺のせいで…▼
- [アクア]
- いいえ、気にしないで。
あなたが私を傷つけたわけじゃない。▼
あなたの中にある…
神祖竜の血がそうさせただけ。▼
- [カムイ]
- え? 神祖竜の血とは…
暗夜王族のか?▼
だが俺は、白夜の生まれだったのでは…▼
- [リョウマ]
- …………▼
ああ。俺たち白夜王国も、
暗夜王族と同じく神祖竜の血を引いている。▼
暗夜の闇竜と対を成す、
白夜の光竜の血だ…▼
だが、竜の…神の姿になれる者など、
神話の世界だけだと思っていた。▼
- [アクア]
- そうね…
神祖竜の血を引く王族、▼
中でも特に血を強く継ぐ者だけが、
その姿を竜に変えられるというわ。▼
私も、見たのは初めてだけれど…▼
- [カムイ]
- …………▼
! そうだ、町のみんなは…?▼
…なんてことだ…町が……!!▼
- [リョウマ]
- …いいか、カムイ。
これが暗夜王国のやり方だ。▼
おそらくあの魔剣をお前に持たせたのは、
暗夜王ガロンだろう。▼
- [カムイ]
- ああ…▼
- [リョウマ]
- …罠だったのだ。▼
お前が危機を乗り越え、
白夜に救われて城に着くことまでも…▼
すべては奴の計画だったに違いない。▼
そうやってお前を送り込み、
あの魔剣をもって、この国を……母を……▼
- [カムイ]
- どうしてだ…どうして、そんなことを…
俺は、なんて詫びればいい……▼
- [タクミ]
- 詫びて済むような話じゃないだろ!?▼
- [カムイ]
- !!▼
- [タクミ]
- お前のせいだ…!!
お前が来たから、こんなことになったんだ!▼
お前さえ現れなければ、
母上も…町のみんなも……!▼
- [リョウマ]
- おい、タクミ…よせ。▼
- [アクア]
- それは、いま言ったって…▼
- [タクミ]
- うるさいアクア!
お前だって、同類だっ!▼
- [アクア]
- …………▼
- [カムイ]
- タクミ…▼
- [タクミ]
- お前なんか、もう顔も見たくない…▼
出ていけよ、カムイ!
あんたは疫病神だ…!▼
母上が死んだのも、
あんたの企みじゃないのか?▼
- [ヒノカ]
- 何を言う、タクミ…!
もうやめないか!▼
- [アクア]
- ねえお願い、聞いて。▼
カムイは
あなたたちのきょうだいよ。▼
きょうだいで争わないで。▼
私のことは信じられなくてもいい、
でも、カムイのことは信じてあげて。▼
- [タクミ]
- …………▼
カムイのせいで母上は死んだ…
そのことに変わりはない。▼
この男は兄じゃない…▼
- [カムイ]
- すまん、みんな。
…俺がこの国を出ていけば…▼
- [ユキムラ]
- お待ちください。
それはミコト様の御遺志ではありません。▼
- [タクミ]
- ユキムラ…?▼
- [リョウマ]
- なんだと?
母上の御遺志とは、どういうことだ?▼
- [ユキムラ]
- ミコト様はご自分の死を
予感しておられました。▼
これは避けられぬ運命だと…▼
ですからカムイ様、
貴方のせいではありません。▼
すべては、暗夜王ガロンの…
いえ、もっと恐ろしい悪魔のなせる業…▼
ミコト様は
そう仰っておられました。▼
私は生前のミコト様よりお預かりした言葉を
カムイ様にお伝えせねばなりません。▼
…ご覧ください、あの像を。▼
- [カムイ]
- 黄金の刀…?▼
- [リョウマ]
- まさかあれは、伝説の……▼
- [ユキムラ]
- そうです。
あれこそは、神刀『夜刀神』。▼
リョウマ様が王から受け継いだ『雷神刀』、
ミコト様がタクミ様に授けた『風神弓』が、▼
闘いの神を宿す武具だとすれば…▼
その『夜刀神』は
資格持つ者だけが手にできる、▼
この世に救いをもたらす
唯一無二の刀なのです。▼
- [カムイ]
- 救いをもたらす刀……
やとの…かみ……▼
- [リョウマ]
- …『夜刀神』が、カムイを選んだ…!?▼
- [タクミ]
- まさか、カムイが…
世界を救う英雄…?▼
- [ヒノカ]
- カムイ…▼
- [サクラ]
- カムイ兄様……▼
- (夜刀神を手に入れた)
- [スズカゼ]
- 失礼します、皆様。
たった今知らせが…▼
国境より、暗夜王国の大軍勢が、
白夜王国に攻め込んで参りました!▼
- [リョウマ]
- おのれ暗夜軍…!▼
卑劣なやり方で母上を殺し、
そこにつけこんで仕掛けてくるとは…▼
行くぞ!
母上の仇を討たねばならん!▼
- [カムイ]
- アクア…
俺もリョウマ兄さんと共に国境に行く。▼
もし暗夜王国が
本当に攻めてきたのなら…▼
- [アクア]
- 待って。あなたの、
その竜の血のことだけど…▼
今のまま闘いに向かえば、あなたはまた
獣の衝動に支配されるかもしれない。▼
竜の血に任せ、竜となって闘えば、
いつかその心は獣に成り果ててしまうわ…▼
- [カムイ]
- なんだって? どうすれば…▼
- [アクア]
- いい? あなたの強すぎる獣の衝動を、
この竜石に封印するの。▼
そうすれば、
人の心を保つことができるわ。▼
目を閉じて、
私の言うとおりにして。▼
- [カムイ]
- わかった。▼
- (アクアのペンダントが光る一枚絵)
- [アクア]
- …………▼
…良かった。
これで、大丈夫。▼
この竜石は、あなたの一部。
あなたが大切に持っていて。▼
- [カムイ]
- ありがとう、アクア。▼
アクア…お前はどうして
俺に親切にしてくれるんだ?▼
さっきも、君は
俺をかばってくれた。▼
- [アクア]
- それは…▼
- [カムイ]
- それは?▼
- [アクア]
- あなたには、
どこか近いものを感じるから。▼
一緒にいると、安心する。
だから、無事でいて欲しいの。▼
- (竜石を手に入れた)
|
+
| | マイユニット男性・私
|
- [カムイ]
- 父……上……▼
- [アクア]
- 大丈夫、カムイ?▼
- [カムイ]
- すみません、アクアさん、
私のせいで…▼
- [アクア]
- いいえ、気にしないで。
あなたが私を傷つけたわけじゃない。▼
あなたの中にある…
神祖竜の血がそうさせただけ。▼
- [カムイ]
- え? 神祖竜の血とは…
暗夜王国のですか?▼
でも私は、白夜の生まれだったはずでは…▼
- [リョウマ]
- …………▼
ああ。俺たち白夜王族も、
暗夜王国と同じく神祖竜の血を引いている。▼
暗夜の闇竜と対を成す、
白夜の光竜の血だ…▼
だが、竜の…神の姿になれる者など、
神話の世界だけだと思っていた。▼
- [アクア]
- そうね…
神祖竜の血を引く王族、▼
中でも特に血を強く継ぐ者だけが、
その姿を竜に変えられるというわ。▼
私も、見たのは初めてだけれど…▼
- [カムイ]
- …………▼
! そうです、町のみなさんは…?▼
…そんな…町が……!!▼
- [リョウマ]
- …いいか、カムイ。
これが暗夜王国のやり方だ。▼
おそらくあの魔剣をお前に持たせたのは、
暗夜王ガロンだろう。▼
- [カムイ]
- はい…▼
- [リョウマ]
- …罠だったのだ。▼
お前が危機を乗り越え、
白夜に救われて城に着くことまでも…▼
すべては奴の計画だったに違いない。▼
そうやってお前を送り込み、
あの魔剣をもって、この国を……母を……▼
- [カムイ]
- どうしてですか…
どうして、そんなことを…▼
私は、どうやって
お詫びすればいいんですか……▼
- [タクミ]
- 詫びて済むような話じゃないだろ!?▼
- [カムイ]
- !!▼
- [タクミ]
- お前のせいだ…!!
お前が来たから、こんなことになったんだ!▼
お前さえ現れなければ、
母上も…町のみんなも……!▼
- [リョウマ]
- おい、タクミ…よせ。▼
- [アクア]
- それは、いま言ったって…▼
- [タクミ]
- うるさいアクア!
お前だって、同類だっ!▼
- [アクア]
- …………▼
- [カムイ]
- タクミさん…▼
- [タクミ]
- お前なんか、もう顔も見たくない…▼
出ていけよ、カムイ!
あんたは疫病神だ…!▼
母上が死んだのも、
あんたの企みじゃないのか?▼
- [ヒノカ]
- 何を言う、タクミ…!
もうやめないか!▼
- [アクア]
- ねえお願い、聞いて。▼
カムイは
あなたたちのきょうだいよ。▼
きょうだいで争わないで。▼
私のことは信じられなくてもいい、
でも、カムイのことは信じてあげて。▼
- [タクミ]
- …………▼
カムイのせいで母上は死んだ…
そのことに変わりはない。▼
この男は兄じゃない…▼
- [カムイ]
- すみません、みなさん。
…私がこの国を出て行けば…▼
- [ユキムラ]
- お待ちください。
それはミコト様の御遺志ではありません。▼
- [タクミ]
- ユキムラ…?▼
- [リョウマ]
- なんだと?
母上の御遺志とは、どういうことだ?▼
- [ユキムラ]
- ミコト様はご自分の死を
予感しておられました。▼
これは避けられぬ運命だと…▼
ですからカムイ様、
貴方のせいではありません。▼
すべては、暗夜王ガロンの…
いえ、もっと恐ろしい悪魔のなせる業…▼
ミコト様は
そう仰っておられました。▼
私は生前のミコト様よりお預かりした言葉を
カムイ様にお伝えせねばなりません。▼
…ご覧ください、あの像を。▼
- [カムイ]
- 黄金の刀…?▼
- [リョウマ]
- まさかあれは、伝説の……▼
- [ユキムラ]
- そうです。
あれこそは、神刀『夜刀神』。▼
リョウマ様が王から受け継いだ『雷神刀』、
ミコト様がタクミ様に授けた『風神弓』が、▼
闘いの神を宿す武具だとすれば…▼
その『夜刀神』は
資格持つ者だけが手にできる、▼
この世に救いをもたらす
唯一無二の刀なのです。▼
- [カムイ]
- 救いをもたらす刀…
やとの…かみ……▼
(夜刀神が浮き上がり、カムイの手の元へ飛んでくる)
- [リョウマ]
- …『夜刀神』が、カムイを選んだ…!?▼
- [タクミ]
- まさか、カムイが…
世界を救う英雄…?▼
- [ヒノカ]
- カムイ…▼
- [サクラ]
- カムイ兄様……▼
- [スズカゼ]
- 失礼します、皆様。
たった今知らせが…▼
国境より、暗夜王国の大軍勢が、
白夜王国に攻め込んで参りました!▼
- [リョウマ]
- おのれ暗夜軍…!▼
卑劣なやり方で母上を殺し、
そこにつけこんで仕掛けてくるとは…▼
行くぞ!
母上の仇を討たねばならん!▼
- [カムイ]
- アクアさん…
私もリョウマ兄さんと共に国境に行きます。▼
もし暗夜王国が
本当に攻めてきたのなら…▼
- [アクア]
- 待って。あなたの、
その竜の血のことだけど…▼
今のまま闘いに向かえば、あなたはまた
獣の衝動に支配されるかもしれない。▼
竜の血に任せ、竜となって闘えば、
いつかその心は獣に成り果ててしまうわ…▼
- [カムイ]
- そんな…、どうすれば…?▼
- [アクア]
- いい? あなたの強すぎる獣の衝動を、
この竜石に封印するの。▼
そうすれば、
人の心を保つことができるわ。▼
目を閉じて、
私の言うとおりにして。▼
- [カムイ]
- わかりました。▼
(竜石とカムイの体が共鳴する。アクア一枚絵)
- [アクア]
- …………▼
…良かった。
これで、大丈夫。▼
この竜石は、あなたの一部。
あなたが大切に持っていて。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、アクアさん。▼
アクアさん…あなたはどうして
私に親切にしてくれるのですか?▼
先ほども、あなたは
私をかばってくれました。▼
- [アクア]
- それは…▼
- [カムイ]
- それは?▼
- [アクア]
- あなたには、
どこか近いものを感じるから。▼
一緒にいると、安心する。
だから、無事でいて欲しいの。▼
|
+
| | マイユニット女性・あたし~よ
|
- [カムイ]
- お父……様……▼
- [アクア]
- 大丈夫、カムイ?▼
- [カムイ]
- ごめんなさい、アクア。
あたしのせいで…▼
- [アクア]
- いいえ、気にしないで。
あなたが私を傷つけたわけじゃない。▼
あなたの中にある…
神祖竜の血がそうさせただけ。▼
- [カムイ]
- え? 神祖竜の血って…
暗夜王国の?▼
でもあたしは、白夜の生まれだったんじゃ…▼
- [リョウマ]
- …………▼
ああ。俺たち白夜王族も、
暗夜王国と同じく神祖竜の血を引いている。▼
暗夜の闇竜と対を成す、
白夜の光竜の血だ…▼
だが、竜の…神の姿になれる者など、
神話の世界だけだと思っていた。▼
- [アクア]
- そうね…
神祖竜の血を引く王族、▼
中でも特に血を強く継ぐ者だけが、
その姿を竜に変えられるというわ。▼
私も、見たのは初めてだけれど…▼
- [カムイ]
- …………▼
! そうだわ、町のみんなは…?▼
…なんてことなの…町が……!!▼
- [リョウマ]
- …いいか、カムイ。
これが暗夜王国のやり方だ。▼
おそらくあの魔剣をお前に持たせたのは、
暗夜王ガロンだろう。▼
- [カムイ]
- ええ…▼
- [リョウマ]
- …罠だったのだ。▼
お前が危機を乗り越え、
白夜に救われて城に着くことまでも…▼
すべては奴の計画だったに違いない。▼
そうやってお前を送り込み、
あの魔剣をもって、この国を……母を……▼
- [カムイ]
- どうして…どうして、そんなことを…
あたしは、どうやって詫びたらいいの……▼
- [タクミ]
- 詫びて済むような話じゃないだろ!?▼
- [カムイ]
- !!▼
- [タクミ]
- お前のせいだ…!!
お前が来たから、こんなことになったんだ!▼
お前さえ現れなければ、
母上も…町のみんなも……!▼
- [リョウマ]
- おい、タクミ…よせ。▼
- [アクア]
- それは、いま言ったって…▼
- [タクミ]
- うるさいアクア!
お前だって、同類だっ!▼
- [アクア]
- …………▼
- [カムイ]
- タクミ…▼
- [タクミ]
- お前なんか、もう顔も見たくない…▼
出ていけよ、カムイ!
あんたは疫病神だ…!▼
母上が死んだのも、
あんたの企みじゃないのか?▼
- [ヒノカ]
- 何を言う、タクミ…!
もうやめないか!▼
- [アクア]
- ねえお願い、聞いて。▼
カムイは
あなたたちのきょうだいよ。▼
きょうだいで争わないで。▼
私のことは信じられなくてもいい、
でも、カムイのことは信じてあげて。▼
- [タクミ]
- …………▼
カムイのせいで母上は死んだ…
そのことに変わりはない。▼
この女は姉じゃない…▼
- [カムイ]
- ごめんなさい、みんな。
…あたしがこの国を出ていけば…▼
- [ユキムラ]
- お待ちください。
それはミコト様の御遺志ではありません。▼
- [タクミ]
- ユキムラ…?▼
- [リョウマ]
- なんだと?
母上の御遺志とは、どういうことだ?▼
- [ユキムラ]
- ミコト様はご自分の死を
予感しておられました。▼
これは避けられぬ運命だと…▼
ですからカムイ様、
貴方のせいではありません。▼
すべては、暗夜王ガロンの…
いえ、もっと恐ろしい悪魔のなせる業…▼
ミコト様は
そう仰っておられました。▼
私は生前のミコト様よりお預かりした言葉を
カムイ様にお伝えせねばなりません。▼
…ご覧ください、あの像を。▼
- [カムイ]
- 黄金の刀…?▼
- [リョウマ]
- まさかあれは、伝説の……▼
- [ユキムラ]
- そうです。
あれこそは、神刀『夜刀神』。▼
リョウマ様が王から受け継いだ『雷神刀』、
ミコト様がタクミ様に授けた『風神弓』が、▼
闘いの神を宿す武具だとすれば…▼
その『夜刀神』は
資格持つ者だけが手にできる、▼
この世に救いをもたらす
唯一無二の刀なのです。▼
- [カムイ]
- 救いをもたらす刀……
やとの…かみ……▼
(夜刀神が浮き上がり、カムイの手の元へ飛んでくる)
- [リョウマ]
- …『夜刀神』が、カムイを選んだ…!?▼
- [タクミ]
- まさか、カムイが…
世界を救う英雄…?▼
- [ヒノカ]
- カムイ…▼
- [サクラ]
- カムイ姉様……▼
- [スズカゼ]
- 失礼します、皆様。
たった今知らせが…▼
国境より、暗夜王国の大軍勢が、
白夜王国に攻め込んで参りました!▼
- [リョウマ]
- おのれ暗夜軍…!▼
卑劣なやり方で母上を殺し、
そこにつけこんで仕掛けてくるとは…▼
行くぞ!
母上の仇を討たねばならん!▼
- [カムイ]
- アクア…
あたしもリョウマ兄さんと共に国境に行くわ。▼
もし暗夜王国が
本当に攻めてきたのなら…▼
- [アクア]
- 待って。あなたの、
その竜の血のことだけど…▼
今のまま闘いに向かえば、あなたはまた
獣の衝動に支配されるかもしれない。▼
竜の血に任せ、竜となって闘えば、
いつかその心は獣に成り果ててしまうわ…▼
- [カムイ]
- そんな…、どうすれば…?▼
- [アクア]
- いい? あなたの強すぎる獣の衝動を、
この竜石に封印するの。▼
そうすれば、
人の心を保つことができるわ。▼
目を閉じて、
私の言うとおりにして。▼
- [カムイ]
- わかった。▼
(竜石とカムイの体が共鳴する。アクア一枚絵)
- [アクア]
- …………▼
…良かった。
これで、大丈夫。▼
この竜石は、あなたの一部。
あなたが大切に持っていて。▼
- [カムイ]
- ありがとう、アクア。▼
アクア…あなたはどうして
あたしに親切にしてくれるの?▼
さっきも、あなたは
あたしをかばってくれたわよね。▼
- [アクア]
- それは…▼
- [カムイ]
- それは?▼
- [アクア]
- あなたには、
どこか近いものを感じるから。▼
一緒にいると、安心する。
だから、無事でいて欲しいの。▼
|
+
| | マイユニット女性・私
|
- [カムイ]
- お父……様……▼
- [アクア]
- 大丈夫、カムイ?▼
- [カムイ]
- すみません、アクアさん、
私のせいで…▼
- [アクア]
- いいえ、気にしないで。
あなたが私を傷つけたわけじゃない。▼
あなたの中にある…
神祖竜の血がそうさせただけ。▼
- [カムイ]
- え? 神祖竜の血とは…
暗夜王国のですか?▼
でも私は、白夜の生まれだったはずでは…▼
- [リョウマ]
- …………▼
ああ。俺たち白夜王族も、
暗夜王国と同じく神祖竜の血を引いている。▼
暗夜の闇竜と対を成す、
白夜の光竜の血だ…▼
だが、竜の…神の姿になれる者など、
神話の世界だけだと思っていた。▼
- [アクア]
- そうね…
神祖竜の血を引く王族、▼
中でも特に血を強く継ぐ者だけが、
その姿を竜に変えられるというわ。▼
私も、見たのは初めてだけれど…▼
- [カムイ]
- …………▼
! そうです、町のみなさんは…?▼
…そんな…町が……!!▼
- [リョウマ]
- …いいか、カムイ。
これが暗夜王国のやり方だ。▼
おそらくあの魔剣をお前に持たせたのは、
暗夜王ガロンだろう。▼
- [カムイ]
- はい…▼
- [リョウマ]
- …罠だったのだ。▼
お前が危機を乗り越え、
白夜に救われて城に着くことまでも…▼
すべては奴の計画だったに違いない。▼
そうやってお前を送り込み、
あの魔剣をもって、この国を……母を……▼
- [カムイ]
- どうしてですか…
どうして、そんなことを…▼
私は、どうやって
お詫びすればいいんですか……▼
- [タクミ]
- 詫びて済むような話じゃないだろ!?▼
- [カムイ]
- !!▼
- [タクミ]
- お前のせいだ…!!
お前が来たから、こんなことになったんだ!▼
お前さえ現れなければ、
母上も…町のみんなも……!▼
- [リョウマ]
- おい、タクミ…よせ。▼
- [アクア]
- それは、いま言ったって…▼
- [タクミ]
- うるさいアクア!
お前だって、同類だっ!▼
- [アクア]
- …………▼
- [カムイ]
- タクミさん…▼
- [タクミ]
- お前なんか、もう顔も見たくない…▼
出ていけよ、カムイ!
あんたは疫病神だ…!▼
母上が死んだのも、
あんたの企みじゃないのか?▼
- [ヒノカ]
- 何を言う、タクミ…!
もうやめないか!▼
- [アクア]
- ねえお願い、聞いて。▼
カムイは
あなたたちのきょうだいよ。▼
きょうだいで争わないで。▼
私のことは信じられなくてもいい、
でも、カムイのことは信じてあげて。▼
- [タクミ]
- …………▼
カムイのせいで母上は死んだ…
そのことに変わりはない。▼
この女は姉じゃない…▼
- [カムイ]
- すみません、みなさん。
…私がこの国を出て行けば…▼
- [ユキムラ]
- お待ちください。
それはミコト様の御遺志ではありません。▼
- [タクミ]
- ユキムラ…?▼
- [リョウマ]
- なんだと?
母上の御遺志とは、どういうことだ?▼
- [ユキムラ]
- ミコト様はご自分の死を
予感しておられました。▼
これは避けられぬ運命だと…▼
ですからカムイ様、
貴方のせいではありません。▼
すべては、暗夜王ガロンの…
いえ、もっと恐ろしい悪魔のなせる業…▼
ミコト様は
そう仰っておられました。▼
私は生前のミコト様よりお預かりした言葉を
カムイ様にお伝えせねばなりません。▼
…ご覧ください、あの像を。▼
- [カムイ]
- 黄金の刀…?▼
- [リョウマ]
- まさかあれは、伝説の……▼
- [ユキムラ]
- そうです。
あれこそは、神刀『夜刀神』。▼
リョウマ様が王から受け継いだ『雷神刀』、
ミコト様がタクミ様に授けた『風神弓』が、▼
闘いの神を宿す武具だとすれば…▼
その『夜刀神』は
資格持つ者だけが手にできる、▼
この世に救いをもたらす
唯一無二の刀なのです。▼
- [カムイ]
- 救いをもたらす刀…
やとの…かみ……▼
(夜刀神が浮き上がり、カムイの手の元へ飛んでくる)
- [リョウマ]
- …『夜刀神』が、カムイを選んだ…!?▼
- [タクミ]
- まさか、カムイが…
世界を救う英雄…?▼
- [ヒノカ]
- カムイ…▼
- [サクラ]
- カムイ姉様……▼
- [スズカゼ]
- 失礼します、皆様。
たった今知らせが…▼
国境より、暗夜王国の大軍勢が、
白夜王国に攻め込んで参りました!▼
- [リョウマ]
- おのれ暗夜軍…!▼
卑劣なやり方で母上を殺し、
そこにつけこんで仕掛けてくるとは…▼
行くぞ!
母上の仇を討たねばならん!▼
- [カムイ]
- アクアさん…
私もリョウマ兄さんと共に国境に行きます。▼
もし暗夜王国が
本当に攻めてきたのなら…▼
- [アクア]
- 待って。あなたの、
その竜の血のことだけど…▼
今のまま闘いに向かえば、あなたはまた
獣の衝動に支配されるかもしれない。▼
竜の血に任せ、竜となって闘えば、
いつかその心は獣に成り果ててしまうわ…▼
- [カムイ]
- そんな…、どうすれば…?▼
- [アクア]
- いい? あなたの強すぎる獣の衝動を、
この竜石に封印するの。▼
そうすれば、
人の心を保つことができるわ。▼
目を閉じて、
私の言うとおりにして。▼
- [カムイ]
- わかりました。▼
(竜石とカムイの体が共鳴する。アクア一枚絵)
- [アクア]
- …………▼
…良かった。
これで、大丈夫。▼
この竜石は、あなたの一部。
あなたが大切に持っていて。▼
- [カムイ]
- ありがとうございます、アクアさん。▼
アクアさん…あなたはどうして
私に親切にしてくれるのですか?▼
先ほども、あなたは
私をかばってくれました。▼
- [アクア]
- それは…▼
- [カムイ]
- それは?▼
- [アクア]
- あなたには、
どこか近いものを感じるから。▼
一緒にいると、安心する。
だから、無事でいて欲しいの。▼
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コメント†
- regionついでにムービー「幼き記憶」の編集もしたのですが、悲鳴は聞き取りが苦手なので誰か編集をお願いします。 --